最新の観てきた!クチコミ一覧

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新宿カンタータ(聖歌)

新宿カンタータ(聖歌)

ピープルシアター

シアターX(東京都)

2016/10/19 (水) ~ 2016/10/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

素晴らしいカンタータに感激しました。
若者たちの心の声がカンタータ(聖歌)となって客席に響き渡りました。

ネタバレBOX

今回私が一番楽しみにしており、また観劇してみてその素晴らしさを再認識したのは、いしだ壱成さんです。
新宿歌舞伎町の路地に巣食う若者の苦悩と葛藤、そして盲目の猫を愛する優しさを併せ持つ青年役です。
喧嘩やセックスに明け暮れながらも、現代人が忘れている人を思う心を最後まで捨てずに生き、そして死んでいった役を見事に演じきった彼に“ジェームスディーン”が見えました。
刺毛-シモウ-

刺毛-シモウ-

はぶ談戯

テアトルBONBON(東京都)

2016/10/19 (水) ~ 2016/10/24 (月)公演終了

満足度★★★★

心臓に突き刺さる意味
壊したい何かを持っている人たちの交差は、演出と歌と踊りで、奥に秘めたものがありながらも軽快に感じました。

ネタバレBOX

何もかもを壊したくなる想いが溢れんばかりでした。現実にあるものを壊したい衝動が、日常の中に普通にあることが、決して不思議でないことに改めて気づかされます。しかし、物置にいた妹は、幽霊でないとすると、話の中にどうつながっていくのか、理解が追い付かなかったです。
【演劇×ジャグリング】シャドウトラフィック 【影×交通】

【演劇×ジャグリング】シャドウトラフィック 【影×交通】

壱劇屋

ABCホール (大阪府)

2016/09/23 (金) ~ 2016/09/25 (日)公演終了

満足度★★★★

とっても壱劇屋ワールドに仕上がってました。
のっけから、服から髪の毛先までビリビリ震える様な重低音!

影の世界と光の世界、そしてそれらを管理する世界。
それぞれの世界が交錯する。

影と交通。
演劇とジャグリング。
とっても壱劇屋ワールドに仕上がってました。

スマートな感じに、まとまっていて、スッキリ楽しめた。

とっても良かったのですが、壱劇屋さんには、更に度肝を抜くような何かを期待してしまう。
欲張りすぎ?いやいや、壱劇屋さんなら、きっと出来るはず!
期待してます。
「独鬼」も楽しみです。

永遠の一秒

永遠の一秒

インヘリット東京

川崎市産業振興会館(神奈川県)

2016/10/20 (木) ~ 2016/10/22 (土)公演終了

満足度★★★★

戦争はダメ
戦争で死ぬ人達の切なさと残された人の苦しみを涙と笑いも交え、伝わる舞台でした。

バックトゥ・ザ・舞台袖

バックトゥ・ザ・舞台袖

ENG

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2016/09/23 (金) ~ 2016/10/02 (日)公演終了

満足度★★★

アトラクション型コメディ
ハイスピードなアトラクション型コメディ、と形容するような息つく暇も無いくらいのドタバタだった。
序盤で既に出演者が汗だくになるくらいの熱量。
けれども客席だって同じ位のボルテージで食らいついて観ている。
自然と体が前のめりになるように引き込まれていく気がした。
時間軸があれだけ前後しているのに話の構造がしっかりしているのは流石。分かりやすくテンポもよく進んでいく。
あれだけの台詞量とスピードでも置いていかれる観客は少ないのでは、と感じる。

ネタバレBOX

かなり笑ったし楽しい舞台ではあったものの、個人的な感想としては満足感に欠ける作品だった。

ストーリーとしても骨組みはしっかりしているが、主役があそこまで必死になって成功の為に動く理由がもっと明確な方が響くものがあった気がする。
新子安は必死になるだけの理由がある。
両親が結ばれるきっかけとなった舞台。それがぶち壊されたら自分の存在が消えてしまう。
憧れでもあった舞台の為にも、自身の為にも絶対に成功させなければならない。
それに比べると向谷の理由は霞んでしまう気がした。
言ってしまえば『過去観た舞台を観たまま成功に導く』というだけ。「過去に観た舞台と違う!どうすればいいんだ!」的なアクシデントがあれば、もう少し感情移入できたかもしれない。
(自分の知らない舞台袖でアクシデントは起こっていた訳だが……)

自分が演出家になるかならないかのきっかけの舞台を成功させることと、自分の存在を左右する舞台を成功させること、ならば後者の方が強く印象に残ってしまう。
演出家としてはそれが十分な理由なのかもしれないが、ただの一観客である自分からすると『共感』までは至らなかった。
新子安くらいの明確な理由と、必死になるくらいの想いが分かりやすく表現されていたら主役の演技ももっと心に響いたと思う。
加藤さんが主役ということに期待をしていただけに残念だった。
自分にとっては新子安役の竹石さんの方が設定的に響くものがあった。

あとは内輪ネタ的な分かる人にはわかる、というような笑いのシーン。
自分も理解できるネタだったので大いに笑わせて貰ったが、何も知らない舞台観劇すら初めてのような人には優しく無いかと思った。
自分も一度経験があるが何も知らず初めて見た時に、ああいうネタは疎外感すら感じることがある。
わかるような説明を入れるのはナンセンスかと思うが、閉じたコンテンツにしつつあるような気がする。

とは言うものの抑えられないくらいの大きな声で何度も笑わせてもらった。
一度しか観劇していない身なので、二度、三度見るとまた変わった見方ができたのかもしれない。
100人のタナカ!

100人のタナカ!

PocketSheepS

TACCS1179(東京都)

2016/10/13 (木) ~ 2016/10/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

良いんじゃない
この劇団はここ3作品続けて観ているが,初期のキャラメルのようなティストで安定して面白い作品を観せてくれている。この作品も面白く,楽しく,心配なく観ることができた。自分が観た会もほぼ満席,人気も出ている様子。良いんじゃない。このティストで頑張ってください。応援しています。

舞台「一週間フレンズ。」

舞台「一週間フレンズ。」

東宝/スクウェア・エニックス

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2014/11/14 (金) ~ 2014/11/24 (月)公演終了

一週間フレンズ
みんなキラキラしてて、青春っていいな!って思いました!!!☻
原作読みたくなった!

ジュリアス・シーザー

ジュリアス・シーザー

彩の国さいたま芸術劇場

彩の国さいたま芸術劇場 大ホール(埼玉県)

2014/10/07 (火) ~ 2014/10/25 (土)公演終了

ジュリアス・シーザー
迫力凄かったなー!

輪廻転生∞楽園ダイバー

輪廻転生∞楽園ダイバー

映像・舞台企画集団ハルベリー

ワーサルシアター(東京都)

2016/10/19 (水) ~ 2016/10/23 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

楽しめました

ネタバレBOX

フライヤーの爽やかさとは違う舞台でしたね。時間の狭間にある 干支の世界が舞台なのは面白かったです。話中盤あたりで鬼が誰でお猿さんが何者なのか分かっちゃいました。 劇場で投票をしてこなかったのですが人気ではなく演者としての1位は星野康介でしょうか。ほんとに嫌な奴って思えましたから(拍手) しかしながら劇中での洋平の「私寝てないんですよ」はパクリですね(~_~メ)
ワルキューレ <新制作>

ワルキューレ <新制作>

新国立劇場

新国立劇場 オペラ劇場(東京都)

2016/10/02 (日) ~ 2016/10/18 (火)公演終了

無題1949(16-239)
17:00の回(晴)
16:30着、受付、中へ(1階8列)。
17:02開演~18:10、18:59~20:29、21:05~22:21。5時間20分!!

キース・ウォーナー演出、「ジークフリート(2010/2)」「神々の黄昏(2010/3)」。伊香修吾演出「ワルキューレ(2010/4)」、そして今回の「ワルキューレ」。

本格的なオペラはこれに加えて、ウィーン国立歌劇場「ばらの騎士」「フィガロの結婚(1986/4)」くらい。とにかく「高い」のでまず観に行きませんが「ニーベルングの指環」だけはなんとなく好きなので。

ところが...斜めで廻る舞台はすこし薄い(チープな?)印象、第3幕のSFっぽい美術や炎は「・・・・」。

ほとんど動きがないのと斜めなのでやや不自然なところが興を削いでいるように感じました。

歌と演奏の良し悪しを聴き分ける耳を持っていないのですがライブで楽器の音を聴くのは新鮮。

それにしても同時期のウィーン国立歌劇場「ワルキューレ」S席63千円とは...

ゴドーを待ちながら

ゴドーを待ちながら

Kawai Project

こまばアゴラ劇場(東京都)

2016/10/19 (水) ~ 2016/10/30 (日)公演終了

満足度★★★★

【恐らく宮下紘樹が少年の回】観劇
3cmが気になりました。

ネタバレBOX

橋爪功さんと石倉三郎さんによるゴドーを観てから5年半も経っていたとは、時の流れの速いことに驚きました。

始まってすぐ原田大二郎さんのディディが帽子を脱いだときに、分け目の生え際から3cmほどまでが白く、そこから先が黒茶っぽくなっていることに気付き、違和感を覚えました。

貧乏そうなディディやゴゥゴの衣装からすると、彼らが自宅にいた頃は髪を染める習慣はなかったのではないかと思い、どうしてこの地に来て髪を染め、どこで、しかもなおかつ3か月程度経ったことを示す必要性があるのかと考え込んでしまいました。この地に来て、何かのショックでその時点から白髪になったとしても、やはり3か月という数字を示すのは不自然です。

第二幕は第一幕の翌日とは限らない設定ですが、3cmを見てしまうとどうしても第一幕から大して日数が経過していない方向に引きずられてしまいます。要するに、具体的な時を感じさせないようにしてほしい、染めるならきちんと染めてほしいと言うことです。

ポッツォが失明して、ラッキーとの立場に変化が生じるなど、人間に伴う生老病死の条理を改めて再確認しました。

第二幕の葉っぱは複数枚でしたが、葉音がするには複数枚が必要なのかなと思いました。
愛鷹山の古狼と天狗

愛鷹山の古狼と天狗

office「未塾」

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2016/10/15 (土) ~ 2016/10/16 (日)公演終了

・・・・・
何と間の悪い事か名を譲る事叶わず
此のタイミングで彼の者まで現れるとは
この場は早々に立ち去るが得策・・・

「死合いを所望したい」か・・・強いこの男・・・適当に負けてやる事も叶わぬな
・・・・さてどうしたものか・・・「こやつの強運に賭けてみるか」・・・

「今、面を外すだけでは此の場を無事に収める事も難しかろう・・・」
それでは奴との戦いを避ける事は敵わぬ・・・
考えろ、問題はあ奴・・・剣を交えては無事には済まぬ

イキザマ3

イキザマ3

RISU PRODUCE

「劇」小劇場(東京都)

2016/10/19 (水) ~ 2016/10/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

世良くんも吉川くんも良かった!
RISU PRODUCEの「イキザマ」シリーズ第三弾。
昨年秋の第17回公演「イキザマ3」の再演。
初演を観ているので、どんな話なのかは頭に入っている。
それなのに・・・オープニングから泣いた。ちょっと早すぎ・・・だけど、隣の方もちょっと遅れて泣き出した。
初演も良かったけど、今回の方が更にいい。
きびきびした応援姿、お腹からしっかり出ていそうなよく通る声。
肉練の成果が十分発揮されてますね。カテコの拍手が鳴りやまず、リスさんのみ再登壇。この勢いで、千秋楽まで駆け抜けて欲しい。
まだ観劇を悩んでいる方には是非、応援団員たちのイキザマを、見届けて欲しい。前半の平日なら、まだお席に若干の余裕はありそうだし、当日券も出るらしい。超満員で盛り上げて欲しい。

ネタバレBOX

今回は、主演・野瀬役の世良優樹くんと、リスプロ初出演の吉川柳太くんが、共演するので、「この2人を応援しに行く!」との姿勢で観劇。
吾妻役の吉川くんが応援団姿で凛々しく登場しただけで、涙が・・の状態。
冒頭部分はかなり重要なシーン。エンディングへ続く部分でもあるし、導入としては、かなり強烈なシーンだと思う。
初演もしくはDVDを観た方なら共感してもらえると思う。
野瀬くん登場シーンでは、世良くんのいつもに増してかわいい系男子の演技に、にこにこ。
初演に引続き宮本役の吉田芽吹ちゃん、一回り身体が大きくなった感じがする。誰よりもよく通るいい声を出していた。
初演で2年生だった、谷口くんは、4年生の竹下役。
冒頭で泣いてしまった私は、涙腺が緩くなってしまい、隣の方と競い合って、鼻をすすってしまった。
もう一回観るので、しっかり目に焼き付けよう。
(特典映像付きのBlu-ray版を事前予約したい気分だが・・出るのかな?)

ゴドーを待ちながら

ゴドーを待ちながら

Kawai Project

こまばアゴラ劇場(東京都)

2016/10/19 (水) ~ 2016/10/30 (日)公演終了

満足度★★★★

ゴドーを待ちながら
「ゴドー…」を観たのは多分3度目。虚無感や不条理を打ち出すのではなく、斜に構えず、戯曲に書かれたことを、そのまま上演した印象。2人の年老いた浮浪者の2日間を存在するものとして描いているのが好み。
原田大二郎さんの前向きで明るい演技も私の鑑賞姿勢の支えだった。ポッツォとラッキーの場面は私にはよくわからないことが多かった。子役がとてもいい。未来の伝言をする(未来を担う)のは子供だと納得できたし、小柄で無垢な美しさが希望だった。
誰にも平等に訪れる死(ゴドー)を前に人生は虚しい。なぜ、どうやって、生きるのか。ボロスーツの2人がごっこ遊びをしながら示してくれた。河合祥一郎さんの新訳は聞き取りやすく現代向けアレンジも楽しい。童謡の引用や「演劇評論家!」も好き。
約2時間45分、休憩15分込み。

遠い国から来た、良き日

遠い国から来た、良き日

ワンツーワークス

赤坂RED/THEATER(東京都)

2016/10/14 (金) ~ 2016/10/23 (日)公演終了

遠い国から来た、良き日
若い人たちは、きっかけさえあれば物事をきちんと考えることができるのだと思えました。そのきっかけを作れる人に自分がなれているかは、心もとないです。

ワルキューレ <新制作>

ワルキューレ <新制作>

新国立劇場

新国立劇場 オペラ劇場(東京都)

2016/10/02 (日) ~ 2016/10/18 (火)公演終了

満足度★★★★

聴きごたえのある舞台。
とにかく出演者の歌声が、もろ私好みで大満足でした。
3幕の舞台セットが??だったのですが、父と娘のやり取りは素晴らしかったし、ラストの演出でこのセットに納得。
オケも素晴らしかったです。

刺毛-シモウ-

刺毛-シモウ-

はぶ談戯

テアトルBONBON(東京都)

2016/10/19 (水) ~ 2016/10/24 (月)公演終了

満足度★★★★★

劇には、意味がある。
この劇には、何か意味が有った。その意味を知るには、読解力が求められる。つまり、意味深い劇だった。

遠い国から来た、良き日

遠い国から来た、良き日

ワンツーワークス

赤坂RED/THEATER(東京都)

2016/10/14 (金) ~ 2016/10/23 (日)公演終了

満足度★★★★

平和ボケしてる日本に一石を投じた感じの話でした・・
まぁ なんとなく投げっぱなしという感は否めませんでしたが(^^;)

中学生の教室に戦争体験を持った転校生が来る2時間の群像劇

なかなかに重い台詞が出てきて
琴線に触れました デス

ネタバレBOX

イメージ的にはソフトで
コップの中のおたまじゃくしが右往左往する感じの作品でした

イスラム国の銃がカラシニコフとウージーはわかったが
黒い軽機関銃が判んなかった~

広島の中学校3年の教室に7月からの転校生が入ってきてとの展開です
広島方面で暮らしてたことがあり
方言の「じゃろ」「じゃけん」は懐かしかった
まぁリアルさは薄く感じたけど・・
学校の隣が牡蠣工場で積み上げた殻からの臭いがキツイとか
そ~ゆ~リアルな台詞とかも聞きたかったなー(^^)

日本の花火を楽しんでた転校生が
連続する花火の炸裂音から体験してた故郷での
爆撃音に変わってゆく演出は見事であった

287社の就職活動がすべて不合格で
逃げるためにイスラム国への参加を画策していた兄を
主人公である妹が泣きながら止めるシーンでの終劇となったのが
ちょい 食い足りなくも感じたデスかな
慕情の部屋

慕情の部屋

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新宿眼科画廊(東京都)

2016/10/14 (金) ~ 2016/10/18 (火)公演終了

満足度★★★

見終わったあと、残る物がない
18日の夜、新宿歌舞伎町の新宿眼科画廊スペース地下で上演されたスポンジの『慕情の部屋』千穐楽を観てきた。これは、タイトルが気になったこと、上演場所にまだ行ったことがなかったこと、それにブス土で気になった役者の八木麻衣子が出演しているという3つの理由からである。


話は、留置所の新人・阿久津の入所に至る回想というか、他の入所者への告白という感じ。コンビニでバイトをしていた阿久津が、人妻で夫のDVに困っていた若林翔子を好きになり、最後には翔子の頼みで夫を殺してしまう。しかし、翔子の本性は離婚歴3度、今回も夫の死の直前に多額の生命保険に入っており、警察の聴取では阿久津を単なるバイト先の知り合いに過ぎないと証言する悪女であった。結果、阿久津は捕まり留置所に入るわけだが、実は翔子の夫を本当に殺したのは阿久津ではなく翔子本人だったらしい。さみしいというか、無情な物語とでも言おうか。


劇場の縦長の作りを上手く利用し、回転・展開させる大道具で留置所・コンビニの休憩所・レンタルビデオ店・阿久津の自宅に手際よく場面転換させる工夫は、小劇場系の舞台としては楽しめるものであった。

問題は役者。役者という物は、演技だけではいけない。酷な話だが、容姿も重要である。今回の場合、役にあった演技力と容姿を備えた役者選びという点で、阿久津役の星耕介に関しては失敗しているのではないかと思った。
逆に、彼を夫殺しに導いた若林翔子役の川西佑佳は実に適役であったと言えよう。
結局、舞台の中心はこの2人な訳で、どうもどこかバランスが悪い。演技はともかく、2人が好き合うという状況が納得しにくいのである。
その微妙な雰囲気が劇全体を包んでいるようで、およそ80分の舞台に見入る瞬間、耳に残る台詞は無かった。

それと、劇中の音楽・効果音はともかく、客入れの際のライブ音楽は一考を要すだろう。いわゆるノイズ音楽のような内容だったので耳を塞いでいた客もちらほら見受けられたから。

際の人

際の人

文月堂

阿佐ヶ谷アートスペース・プロット(東京都)

2016/10/04 (火) ~ 2016/10/09 (日)公演終了

満足度★★★

ハードボイルド人情劇
やはり三谷さんの人柄なのか、優しく暖かい作品でした

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