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イデビアン・クルー 「シカク」

イデビアン・クルー 「シカク」

イデビアン・クルー

にしすがも創造舎 【閉館】(東京都)

2016/10/21 (金) ~ 2016/10/29 (土)公演終了

満足度★★★★★

Aキャスト
60分。横長の舞台にコの字の配席で、正面席でも脇席でも優劣はなさそう。4室のルームシェアの設定で、絡み合いが面白い。思えば7年前にイデビアン・クルー初観劇で一目ぼれした会場だ。ここが閉館するとは知らなかった。

新宿カンタータ(聖歌)

新宿カンタータ(聖歌)

ピープルシアター

シアターX(東京都)

2016/10/19 (水) ~ 2016/10/23 (日)公演終了

満足度★★★★

昭和の香りぷんぷん
服装、男女の描き方、ヤクザ、半グレども…昭和の香りがぷんぷんする、ちょっとなつかしい系ハードボイルド。ヨッパライの爺さんがいい味出してました。

ネタバレBOX

ヨッパライの爺さん、上下の落差が激しい人生を送ったようで、この人がいたからこそ、ストーリーに深みが出ています。実はこの人こそ主人公だったんじゃないか。
女子高生だけどスカート短くなくてごめんね

女子高生だけどスカート短くなくてごめんね

劇団森

早稲田小劇場どらま館(東京都)

2016/10/21 (金) ~ 2016/10/24 (月)公演終了

満足度

やれやれ😥
身内や柔らかい感性の持ち主で学生演劇を好む向きにはいいかもしれないが、これはシュールなものでは決してないし、職場の観劇ビギナーの同僚には勧められぬ。
センスが悪いしあまりにも幼稚な内容に閉口した。
例えば同じ脚本で演出家:池亀三太(ぬいぐるみハンター)さん、藤吉みわ (ズッキュン娘)さん、池田智哉(feblabo)さん+小劇場を賑わす個性派俳優でやったら面白かったのかなとも思う。



新宿カンタータ(聖歌)

新宿カンタータ(聖歌)

ピープルシアター

シアターX(東京都)

2016/10/19 (水) ~ 2016/10/23 (日)公演終了

満足度★★★★

新宿カンタータ
友人に「両国なのに新宿?」と言われてしまいましたが、ゴールデン街劇場(行ったことないですが)あたりで演ったら臨場感あり過ぎかも。その店に集まる若者たちの個々の事情は描かれていませんでしたが、きっと誰もが重いものを抱えているのだろうと想像できます。そして、説明にあったよりも純で優しく見えました。そんな彼らだから彼と彼女のために命がけで戦うことができたのだろうと思います。いしださんのにわか雨に濡れるシーンの表現が特に印象に残りました。

靴屑の塔

靴屑の塔

Baobab

せんだい演劇工房10-BOX(宮城県)

2016/10/18 (火) ~ 2016/10/20 (木)公演終了

カッコいいダンス、が感情の共有がほしかった?
 ダンスはとってもカッコよい。音楽もカッコいい。振り付けも独特で、絶えず変化し、そのバリエーションにうなる。特に北尾さんと中川さんというダンサーの美しい動きは目が離せず。クラブでこんなん踊れたらかっこいいなとか素朴な感想も。
 が、段々に、ダンサーと観客席との感情の共有の不在を思う。テーマとされている「靴」については、冒頭に2人のモノローグがあるものの、舞台上でどう存在がフィーチャーされているのかがよく分からず。カッコいいダンスは続いていくが、それは段々繰り返されるパターンとも化してくるかのよう。最初の興奮は、「シンゴジラ」を見るような、珍しいもの見たさ、すごいもの見たさの心持ちだったのだろうか。興奮も覚めやった中盤、どういう心持ちでこれを見ているのだろうと自らを省みる。
 舞台上と観客席との「感情の共有」が必要だと言っていたのは誰だっただろうか。そして、ピナ・バウシュのカンパニーのすごさはこういうことかとふと思う。たとえ無表情でも、その抱きつき方で溢れんばかりの愛を痛々しく感じるという、ダンス。

Woodcuttersー 伐採 ー

Woodcuttersー 伐採 ー

フェスティバル/トーキョー実行委員会

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2016/10/21 (金) ~ 2016/10/23 (日)公演終了

満足度★★★★★


観念ありきのテキスト、多少変わった部分もあるにせよ、どちらかというと古典的な演出。
普通に考えたら、退屈な芝居のはず。実際、見ていて歓喜するような興奮はない。ただ、それでも休憩をはさんで4時間強の芝居を、観続けてしまう。
そして観終わると、演劇や芸術とは何かという以上に、人生とは何なんのかについてジワジワと感じ入ってしまう。
何の魔術だろうか。クリスチャン・ルパの力か、トーマス・ベルンハルトの力か。とても不思議な作品だった。

遠い国から来た、良き日

遠い国から来た、良き日

ワンツーワークス

赤坂RED/THEATER(東京都)

2016/10/14 (金) ~ 2016/10/23 (日)公演終了

満足度★★★

刺さらない
他の人の高い評価に驚いてる。招待してもらったから評価が甘くなっているのだろうか。ありきたりだが壮大で永遠のテーマ「戦争と平和」ならばこそ、いろんな面でもっともっと踏み込んでほしかったし踏み込めたはず。

ネタバレBOX

教室と家のリビングが同一セットというのが気にいらなかった。何故キッチン(シンク)をあんなに大きくして場所をとったのかも不可解。ゆえに教室にキッチンがある奇妙なセットになっててその意味を無駄に考えたりして・・・。
しろいあさに心臓をちぎって

しろいあさに心臓をちぎって

Pityman

インディペンデントシアターOji(東京都)

2016/10/19 (水) ~ 2016/10/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

大きな穴
今観てきた。観劇後40分で初めて書いてます。
前情報やタイトルからは想像できない内容であった。
pitymanらしいと言えばらしいが、より舞台を自由に使っているように思う。
劇場名が花まる学習会になっていて別劇場でも作ったのかと思ったが、王子劇場が改名だけしたそうです。花丸学習会の学習塾のビラも入っていたから学習塾の宣伝?よくわからない

ネタバレBOX

SF。
人間が突然子供を作れなくなった現代世界。オーストラリアにあいた穴に死んだ人間が入ると人間は若返る。
死を否定するこの穴を管理し始めする団体に反発しながらも絵が崇められてしまう画家。
怪しい宗教っぽさ。生と死を愛憎織り混ぜて描く。
たくさんの役者、高低差を存分に利用した舞台装置水。
作演出の強い主張を感じた。
ちょっと理解力が足りなかった私は出演者に聞いてみ話を補完してしまった。
刺毛-シモウ-

刺毛-シモウ-

はぶ談戯

テアトルBONBON(東京都)

2016/10/19 (水) ~ 2016/10/24 (月)公演終了

満足度★★★★

極夜の世界...その観照は見事に描かれた
本公演...人によって好き嫌いが分かれそうな気がするが、この醜悪とも思えるような行為も人の一面(姿)であると自分に言い聞かす。

公演全体は妖しく、シーンによっては妖艶のような。色気と狂気の両方を見事に表現していた。
(上演時間2時間)

ネタバレBOX

人が潜在的に持っているであろう、嗜虐的・暴力性...それを主人公・御園陽一(加藤靖久サン)が一見怪しげながら、心に傷を秘めた男を静かに激しく演じていた。
表面を取り繕った言葉から、もっとドロドロとした本音を聞きたい。その行為は、相手(人間性)を壊し、自らも破滅に追い込む。むしろそれを望んでいるような破滅型人格を描いている。

舞台は、山奥の避暑地。 コテージが2棟並び、狗尾草(エノコログサ)が 別荘の廻りを囲んで生えている。上手側にはベンチが、下手側には壊れかけた物置がある。
主人公夫妻、若いカップル、それに職場の同僚(女性3人組)が宿泊客。そこに珍しい動画配信を目的に男2人。さらに浮気相手などが紛れ込み...。
人間性を壊す行為は、人の心の隙間にソッと入り込み、心と体を弄ぶ。全編そんな危うさと嫌(厭)らしさが漂っている。その表現として、スワッピング、同性愛などの艶(エロ)・性(サガ)の嬌(狂)態が随所に織り込まれる。

主人公の屈折は、子供の頃のトラウマ。隙間から覗いた両親の嬌態を見、また父の母への加虐行為への興奮か。その光景を妹と見ており、何時しか妹と...。その妹もこのコテージ物置の隙間から兄・陽一の行為を見つめていた。陽一が妹・根本恵里菜(佐河ゆいサン)と邂逅した時の慟哭が憐れ。そして妹がそれぞれの登場人物の台詞に沿う語り掛けが印象的である。

登場人物の描きは、生身・肉感的であるが、所々に詩的な表現があり興味深い。例えば兄・妹の母が自殺したであろう表現は、光(陽)の中で吊下がっていたと。役者の体現と台詞のギャップが面白い。

最後に、登場人物(役者)のカラオケシーンは必要であろうか。渡り芸人の楽曲は、嫌悪感に対する緩衝的役割を担っていたかもしれないが、頻繁に挿入されるカラオケは好まない。

次回公演を楽しみにしております。
新宿カンタータ(聖歌)

新宿カンタータ(聖歌)

ピープルシアター

シアターX(東京都)

2016/10/19 (水) ~ 2016/10/23 (日)公演終了

満足度★★★★

正義とは何か?
アウトロー達の
”正義”への共感か
”純”な想いに対する共鳴か

アウトローという設定を使わなければ、最早正義も純な心も描けなくなっているのか…!!!
そのことに唖然としながら帰途に就いた。

長く叫ばれていることだが、資本主義は人間の心を間違いなく蝕み、我々の危機は本当にすぐそこまで迫っている。
(もう蝕まれている人々であふれているが…)

なんとも重い作品だ。




Plant M №11『君ヲ泣ク』/匿名劇壇第八回本公演『戸惑えよ』

Plant M №11『君ヲ泣ク』/匿名劇壇第八回本公演『戸惑えよ』

PLANT M

アートグラウンドcocoromi(大阪府)

2016/09/22 (木) ~ 2016/10/02 (日)公演終了

満足度★★★

Plant M『君ヲ泣ク』海組
海組さんの回を拝見。
匿名さんと違って、全フロアーを広々使った舞台。
以前もPlant Mさんがここを使った公演をされていましたが、その時も、全フロアー使用されていて、縦横無尽に、あっちいったり、こっち行ったり。

長女、次女、三女、末っ子の長男、それぞれの個性、感性、考え方、主張、置かれた環境、みな違っていて…。
戦争とどう向き合うべきか?

テーマが非常に重たく、突きつけられた現実とは真逆に、非現実的で幻想的な演出でした。

青いベンチと恋のフロンティア

青いベンチと恋のフロンティア

演劇のろま集団

シアター風姿花伝(東京都)

2016/10/20 (木) ~ 2016/10/23 (日)公演終了

満足度★★★★

【Aver.】観劇
若さに溢れていました。

ネタバレBOX

野球部のキャプテンに恋した女子高生と、好きな故にそれぞれ彼女を応援することになった二人の男子高校生の話。

見守る大人がいて、真剣な応援団風景があって、ありきたりな青春物の一つという印象でした。

恋した女子高生はキャピキャピ感があって元気良く、主役として文句の付けようはありませんが、ただ友達の女子高生の方が可愛く、どうして男子高校生たちは彼女に目を向けないのか、お前ら節穴かと思いました。
新宿カンタータ(聖歌)

新宿カンタータ(聖歌)

ピープルシアター

シアターX(東京都)

2016/10/19 (水) ~ 2016/10/23 (日)公演終了

満足度★★★★

目が離せない2時間
2時間楽しませていただきました。歌もダンスもありで目が離せない舞台でした
いしだ壱成さんの演技はさすがでした。受け付けが不慣れなのかモタモタしてそれが残念でしたがいい時間を過ごせました。

愛鷹山の古狼と天狗

愛鷹山の古狼と天狗

office「未塾」

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2016/10/15 (土) ~ 2016/10/16 (日)公演終了

白菊
平八郎様・・・
いえ、平八郎様を置いて立ち去る事は出来ません
あなたとも戦って欲しくはありません
どうすれば・・・面を取れば混乱の最中に
剣を収めてくれるでしょうか・・・・・
万が一にも動揺を来したまま剣を交える事にでも成れば

古き狼と戦い勝利する事が出来ましょうか・・・
誰にも兄様を・・・平八郎様を傷つけさせはしません
私がお守り致します・・・平八郎様・・・

四則演算

四則演算

sugarless

ART THEATER かもめ座(東京都)

2016/10/20 (木) ~ 2016/10/23 (日)公演終了

満足度★★★★

想い、重い物語...面白い!
人に危害を 加え、相手の気を 引いて、思いを 掛ける、そして友情を 割って...そんなことをして廻り回って心が満ち 足りるのだろうか。

物語は雑然・殺伐とした空間、緊張・緊密な雰囲気、登場人物の息遣い...独特なセンスが汗のように迸(ほとばし)る。大人の色香を漂わせ、カプセル兵団とは違う、新たな魅力を開花させた主人公・彩(中山泰香サン)。その脇を固める役者陣の演技も確かで濃密な物語に仕上がっている。

人によって好みが分かれるかもしれないが、この嫌悪感はけっこう好みである。脚本(物語)はわかり易く、むしろ公演の魅力は演出と演技がしっかり合って、迫力ある展開が見所であろう。

少し気になるところも...。
(上演時間1時間30分)

ネタバレBOX

舞台セットは、地下倉庫という設定で周りの壁際にダンボール箱が積み重ねてある。中央にソファーとテーブルが置かれ、上手側奥に柵のような扉がある。舞台と客席の間を鎖(上演前・後)で仕切る。

梗概...突然地下倉庫に監禁された夫婦。なぜこのような目に遭うのか、その理由が判らない。戸惑う2人だが、この夫婦(特に夫人)の過去が明らかになるに従い、犯人・彩の心情が痛いほど解ってくる。彩は孤児院(希望の里)育ちで、卒院時に院の先生から両親の所在地を知らされる。その所在地には自称小説家の壊れた父がいた。母はそんな父を支えきれず、彩を置き別の男と結婚し、子・鈴夏(清水りさ子サン)まで産んで幸せに暮らしていた。その鈴夏と彩は偶然にも親友関係にあり、自分の不遇を嘆き、愛情が憎悪、復讐(監禁)へ向かう。

その狂気がすさまじく迫力がある。自分を棄てた母、それでも愛情で心の隙間を満たしてほしい。表している嫌悪、その一方、心情は生き生きと輝き美しく観えてくる。求め ねじれた母娘のサスペンスは観応え十分であった。

人は救いや希望がないことを受け入れた時、気持が楽になるという。絶望から立ち上がる微笑みのことをユーモアと呼ぶらしい。翻って本公演の緩いインプロはユーモアにはほど遠いような。序盤と終盤での印象(演出)落差がねらいであろうか。できれば、全編を「想い」と「重い」で一貫して描いてほしかった。たとえそれが嫌悪の極みであろうと...。

最後に、カーテンコールの際、前説での禁止事項(場内飲食禁止など)を言い忘れたと説明していた。当日(20日)の昼間に千葉県北東部を中心に大きな地震があったが、危機管理の点から、留意事項はしっかりとお願いします。

次回公演を楽しみにしております。
遠い国から来た、良き日

遠い国から来た、良き日

ワンツーワークス

赤坂RED/THEATER(東京都)

2016/10/14 (金) ~ 2016/10/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

素晴らしかったです
戦争と平和について、深く考えさせられました。こうしている今も、戦争で命を失っている人達が大勢いると思うと胸が痛いです。若い役者さんの熱演も素晴らしく、若いせいか学校の雰囲気がリアルに感じ良かったです。難しいテーマの中に、淡い恋愛やドタバタが盛り込まれ、楽しく笑いもありました。工夫した演出も見応えがあり、目が離せなかったです。そして、イラクからやって来た少年を演じた、松尾潤さんの涙には、泣かされました・・素敵な役者さんだと思いました。素晴らしい舞台で大満足でした!

四則演算

四則演算

sugarless

ART THEATER かもめ座(東京都)

2016/10/20 (木) ~ 2016/10/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

会社帰りに
初日に行きました。お馴染みな役者様方、出演者7名中5名がよく知った方でした。数年前、集団asifの「迷中の学舎」を笹塚ファクトリーで観た時に、この人の作品は2度と観ないと思ったのに、「金の価値」や「守里の双眸」、先日の黄金のコメフェスまで観ているのはなぜだろう(笑)。会社から比較的スムーズに行ける会場だったので、千秋楽だけ行くつもりでしたが、増席したとのツイートを見て追加しました。満席でした。前半大笑いし、後半どんよりする。帰り道嫌な気分で家路につくパターンです。役者様方は熱演で会場もちょっと空調か暑かったので、舞台上も客席も汗ダラダラでした。千秋楽も楽しみにしています。ちなみに開演前にインプロ用のカードを書いて渡すのですが、自分が書いたものが使われるとうれしいです。読まれました。(^-^)

刺毛-シモウ-

刺毛-シモウ-

はぶ談戯

テアトルBONBON(東京都)

2016/10/19 (水) ~ 2016/10/24 (月)公演終了

満足度★★★

芸達者ばかりなので、勿体ない
仕事帰りの身には少し難解でよく分からん作り。
体調万全で臨まないと楽しめないかも。
以前観たものの方が分かり易くパンチが効いており嵌る要素もあって楽しめた。
期待していた歌謡ショー的な演出も空振りだった。

フェス

フェス

ゆうめい

スタジオ空洞(東京都)

2016/10/19 (水) ~ 2016/10/23 (日)公演終了

満足度★★★★

思惑が交差するヌード教室
気になるヌードモデルは男性の方でした(笑) 
突拍子もない遺言書に振り回される遺族達を描いたストーリーの妙もさることながら、主人公男性の大人になりきれない劣等感、恋心、嫉妬など心情表現が全面的に引き立った作品でした。 
こちらの劇団は、“ちょっとこじれてしまった男”の内面に関しての表現力が、かなり秀でていると思います。 
女性陣はキャラで好演している印象でした。 
主人公が一人っきりでいるシーンでは、その仕草、行動だけで、今何を考えているのかがバシバシ伝わってきて面白く、シ~ンと観客の集中力が高まる中、役者の息づかいのはっきり聞こえる間近な距離で、まるで自分が透明人間になって人間観察しているみたいで奇妙な感じでした。
本当にこの演出は面白いので「あっ、今ここで大笑いしたら、このリアルな空気を壊してしまうっ。」と笑いを堪えるのに一苦労です。 
ちなみに複数の役者さんが出ているシーンでは心置きなく笑えます。 
あとラストがメチャクチャいい感じでセンスあるなーと思いました。 
名ラストシーン大賞の公募があれば私はここに一票入れたいくらいです。

ネタバレBOX

ラストシーンで制作中の塑像とモデルの主人公が向き合った中、異変がおこります。その淡々とした奇妙な感じがBGMと相まってすごく印象的でした。いい感じです。
フェス

フェス

ゆうめい

スタジオ空洞(東京都)

2016/10/19 (水) ~ 2016/10/23 (日)公演終了

満足度★★★★

妙なヒステリック空間が
面白かったです!
主人公のお兄さんが妙にヒステリックでサディスティック。
きょうだい3人が全く血がつながっているように見えない感じが、
逆に異常な家庭環境を想像させました。
笑ってはいけないような張りつめた空気感なのに、
クスクスくすぐられる感じが、
個人的にはツボ(笑)
狙いなのかもしれないのですが、
演技エリアと客席エリアの境目がなく、
まさに自分も美術教室にいて、
全ての現場を一緒に目撃している気分になるのですが、
どーしても自意識が働いて落ち着かなかったです(笑)

ネタバレBOX

最後、主人公が全裸で走り回るシーン、
あそこ、ホントに全裸で走った方が、
主人公の爆発した感情が伝わると思いました(笑)
前バリが見えると、ちょっとフィクションに引き戻される感じ。
ま、そうもいかないでしょうけども(笑)

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