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先走れメロス

先走れメロス

チームまん○(まんまる)

萬劇場(東京都)

2017/02/08 (水) ~ 2017/02/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/02/08 (水)

価格3,000円

初まんまるさんでした。開場は開演30分前です。開場前の整理をして貰えなかったのでどう並ぶのかちょっと戸惑いました。自由席になってますので早めに来たほうが良いです。基本写真撮影可能(写真撮影不可能日を除く)ですので、前列でカメラ片手に観させて頂きました。
開場してから開演までの約30分舞台上で出演者がトークをしております。
裏話が聞けるかもしれませんので、早めに会場入りしたほうが得です。
作品ですが下ネタは多いですが「イヤラシさ」ではなく「バカらしさ」のほうが大きいので気にせず観ること出来ました。面白かったです。また観たいな~

クライングメビウス

クライングメビウス

劇団虚幻癖

Geki地下Liberty(東京都)

2017/02/08 (水) ~ 2017/02/12 (日)公演終了

満足度★★★

 輪廻する場は、ピタリと重なっているという前提で永劫回帰論が展開する形。

ネタバレBOX

偶々何かの偶然で二つの世界が交差した瞬間、異世界のカメラマンをしている男と娼婦を生業としている女が邂逅する。一瞬の出来事であったが、男は女を写した。女も男を見、何かを感じた。
 ところで、この男女には浮浪者身を窶した神と堕天使が異次元通信の可能なノートと筆記具を渡して、ノートの性質と用い方、それぞれのプロフィールを教えた。ノートは1日に1ページしか書くことができず、書かれた文字は相手に届くと同時に書いたノートからは消える。また、文字数を勝手に増やすこともできない。必ず一マス一文字。而もページは日を追う毎に小さくなる。二人はこの通信を通じて互いの世界を知ってゆく。が、男の世界は平和ではあるものの、平和の毒が蔓延しており、麻薬を常用する者、嫉妬や劣等感に狂い他人の破滅を画策する者、何事も無いかのように傍観する者たちで溢れており、この現実に絶望した者たちは、負のスパイラルに陥って、明日を夢見ることもできない。
 一方、女の暮らす世界は、為政者の腐敗に抗した民衆が革命を目指して内戦状態が続いており、政府、革命勢力双方権謀術策が、更に相互不信を起こし始めていた。女は足の悪い母や革命運動リーダーらの生活費を捻出する為に身をひさいでいたのである。
 こんな状況の中、政府サイドの殺し屋が女に懸想、子を産ませようとする。彼は種無しと考えられていたのだが、彼女だけは妊娠させることができる、と好都合なことになっている。何れにせよ、異なる世界で生きるこの男女は母子だった、ということになっており、妊娠中に、足の悪い母の企みによって胎児は殺されてしまった。その生まれ変わりが件の男であり、現在は成人してカメラマンになっているという訳だ。
 何れにせよ、この男と同じ世界の彼女が、嫉妬心に駆られて、異世界の彼女が書いた文章を読み、恋人を刺してしまう。これらの狂言を仕組んだのが、浮浪者に身を窶したサタン、神はいつもの如く、人を生かすべきか滅ぼすべきかの判断をする為に観察しており、サタンにしてやられる。
 物語として、以上の説明は自分が想像力で補った部分があるのだが、それぞれの挿話を更に徹底した方が面白くなるだろうし、カメラマンが女の写真を撮った時、目が合ったと言っている科白自体おかしい。何故ならカメラマンはファインダーを覗いているのであるから、一瞬の邂逅の際にはファインダー越しに彼女を見ていたのであり、彼女が消えた後裸眼で彼女を探した訳で、その時、彼女は異世界へ戻ってしまって見える訳もなければ、目と目が合うことも在り得ないからである。このような細部をキチンと無矛盾で書き込まなければ良いシナリオにはならない。
 演技に関しては、序盤・中盤の求心力が弱い。これは、浮浪者達の性格づけが、暗示されていないことにもあろう。こういう超常的存在をそれとなく感じさせることや、終盤の展開への布石としておけば、舞台が締まるのである。
 また、二つの世界の住人達の棲み分けを明かすタイミングと仕掛けについても、神・サタンとの関係と絡ませて更なる工夫が欲しい所だ。
Melody

Melody

TEAM 6g

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2017/02/08 (水) ~ 2017/02/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

 メインストリームにいくつかのサブストリームが自然な形で合流し、巧みな伏線の用い方や、演技力の高い役者陣の好演で、丁寧で印象的な舞台に仕上がっている。舞台美術もしっかり作られており、会場に入った途端、劇が良いものだというのが分かる。一例を上げれば、上手側の壁に丸窓が切ってあるなどである。四角い窓に比べて遥かに手間暇と高い技術が必要な洒落た形なのである。
 シナリオが良く練れており、演技、演出、舞台美術、照明、音響何れもグー。スタッフの対応も親切で、チケット処理も合理的である。
 初日を終えたばかりなので、ネタバレは後で発表するが、観に行って損の無い、心に沁みるいい舞台だ。

陥没

陥没

Bunkamura/キューブ

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2017/02/04 (土) ~ 2017/02/26 (日)公演終了

満足度★★★★

高度成長期のオリンピック景気を背景にしたケラの新作。昭和三部作と銘打っているが、前二作と違って今回はそろそろケラも生まれている時期だ。それを考えれば、田中さんと鈴木さんの家があっという間に大きくなった【セリフ】時期の生理がもっと描かれてもよかったのではないか。いつものケラ喜劇で、役者も揃い、笑って3時間半の長丁場が持つのだが、人間関係や風俗にもっと時代色が欲しい。

ネタバレBOX

生瀬や山崎のような人物は確かにこの時代の産物であるが、女性たちはこのように飛んではいなかったと思う。都合よく、天界から戻ってくるという設定も、ケラの芝居らしいが少し安易に使われていたと思う。客はよく笑い満席で、このような芝居(ナンセンス喜劇)をコクーンに定着させた功績は大きいとは思うが、もうひと踏ん張りしまりのある(ブラックユーモアの効いている)作品が観たい。
Melody

Melody

TEAM 6g

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2017/02/08 (水) ~ 2017/02/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

さすが、6g。
心をわしづかみにします。

泣いて、笑って、泣いて、泣いて、平日の夜でも、お客さんがしっかり入っている理由が分かります。
2時間が、あっという間です。
役者と本が、1つになっているとは、このような事をいうのでしょう。

今年の1本に入るレベルです。
明日への力となる1本です。
忘れられないメロディを思い出してみませんか。
自然と涙がこぼれます。
これでもかと、こぼれます。

舞台セットも、そこらへんの大劇場よりも、よくできてますし、何より現場サイドに、良いものを作りたい!という強い気持ちを感じます。
これも、6gの強さではないでしょうか。

土日は、ほとんど満席らしいので、木曜、金曜、池袋に行かれる方も行かれない方も、足を運ばれてはいかがでしょうか。
心を是非、動かしてください。
お勧めです。

ネタバレBOX

この劇団は、役者が本当に良い。
今回、目に留まったのは、ふちのももこ。
きっちり余分な動きなく、感情もキレイに出して、キレイにしまう。
脇役でも中々できる芸当ではない。
是非とも、また観たい女優さんだ。
河童

河童

劇団キンダースペース

シアターX(東京都)

2017/02/08 (水) ~ 2017/02/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/02/08 (水)

仕事帰りに「河童」の世界に入り込んで来ました。そこは、別次元の世界。人間界と同様に面倒な河童もいたりして。脳みそを「河童」の世界に切り替えてくれてくれて感謝です!現世は辛いことがたくさん有りますもんね。別世界への小旅行、行ってみたい方は是非。もちろん、文学的に触れたい方にもお薦めです。

たわけ者の血潮

たわけ者の血潮

TRASHMASTERS

座・高円寺1(東京都)

2017/02/02 (木) ~ 2017/02/12 (日)公演終了

満足度★★★

初トラッシュマスターズなので、今までの作品との比較ができないのだけど、舞台装置、脚本、演出、役者どれも高水準なのに空席が目立つのは、どうにも説教臭い語り口のせいなんだろうか?世間と違うモノの見方を役者に語らせてはいるけど、それほど新しい視点でもないし、驚かされたり、感情が高ぶることもなく身終えてしまった。ただ、動きの少ない会話中心の芝居にもかかわらず2時間以上を飽きさせないというのには劇団の力量を感じた。

クライングメビウス

クライングメビウス

劇団虚幻癖

Geki地下Liberty(東京都)

2017/02/08 (水) ~ 2017/02/12 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/02/08 (水)

良く鍛えられた役者さんが多く、熱量が伝わってくる舞台。
台詞で説明し尽そうとするかのような、怒涛の台詞の応酬は迫力あるが
設定と世界観が面白いので、もっとシンプルな展開でもよいと思う。
乞食の二人のキャラが面白かった。
人間は性悪説ということか。

ネタバレBOX

階段状になった無機質な舞台。
革命軍が政府軍と闘い続ける荒廃した世界と、平和だが麻薬が蔓延する世界。
二つの世界は重なって存在し、人は死んだら別の世界の同じ場所で目を醒ます。
そしてごくたまに、別の世界に住む者同士が一瞬クロスすることがある。
カメラマンの男と、戦火の中を逃げ惑う女のように・・・。

全体的に大声で相手の発言を制するパターンが多発。
ストーリー展開を台詞に頼るよりも、エピソードの積み重ねの方が
登場人物の人間像に奥行きが出る気がする。
例えばアリスの母親のキャラや、二人の芸術家など、
あの言動に至る過去の出来事やいきさつが具体的に語られたら
もっと共感できると思った。

二人の乞食のキャラは、その点興味深い。
“堕天使”のような二人の過去、立場の逆転など、
怒鳴るだけでない台詞で紡がれるのが良かった。

ノートという儚いアイテムも効いている。
もっとその良さをアピールできるエピソードがあれば尚良かった。

せっかく自由な発想が許される分野である “この世とあの世”の話なのだから
作者の世界をもっと私たちに聞かせてほしかった気がする。
別の世界へ移動できる人はいるのか、どうやって移動するのか、
ノートはどんな人が手にできるのか、終わったノートはどうなるのか、
生まれ変わった記憶はどこかに残らないのか、何かの拍子に記憶が蘇らないか、
先に死んで行った者たちが生まれ変わったという証拠はあるのか…。
そういう小さな情報が積み重なることで、世界はリアルに立ち上がってくる。

芸術論よりも、作者の頭の中の世界を存分に語り表現してほしい。
こういうテーマを選んだ以上、時に宗教者の如く
観る者聴く者を惹きつけ、死生観を揺さぶって欲しいのだ。

それがあれば、おのずと“賑やかし”キャラは減って
核となるストーリーがくっきりするような気がする。



Melody

Melody

TEAM 6g

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2017/02/08 (水) ~ 2017/02/12 (日)公演終了

満足度★★★★

誰にも“心に残るメロディー”はあることでしょう・・・。
切なくもあり、希望の光もひとすじ・・・。
素敵なドラマにちょっとウルウル。。。

「真夏の夜の狸御殿」&「ココナッツ・ホリデー シェイクスピアだヨ!娯楽座」

「真夏の夜の狸御殿」&「ココナッツ・ホリデー シェイクスピアだヨ!娯楽座」

大江戸ワハハ本舗 ネオ大衆演劇・娯楽座

「劇」小劇場(東京都)

2016/10/13 (木) ~ 2016/10/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

今まで出最高の出来。もっとみんな集まれ!この一座はもっとでかい舞台でやらせたい!!!

戎緑地

戎緑地

玉城企画

アトリエ春風舎(東京都)

2017/02/02 (木) ~ 2017/02/05 (日)公演終了

満足度★★★

退屈スイッチがすぐ入ってしまいました。

ネタバレBOX

350mlビール缶24本入り段ボールを担いで帰る途中によく休憩していた公園でホームレスになったと思われる男や、男を探す妻など公演にたむろする人たちの様子を描いたパフォーマンス。

大量の封筒が敷き詰められていましたが、足で踏まれたものを再利用するのも嫌だし、捨てるのももったいないと思いました。
「足跡姫」~時代錯誤冬幽霊~

「足跡姫」~時代錯誤冬幽霊~

NODA・MAP

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2017/01/18 (水) ~ 2017/03/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/02/01 (水)

座席1階L列28番

NODAMAP『足跡姫』を観劇。野田秀樹から中村勘三郎さんへの、この世あの世を跳び越えたラブレター。逆もまた真也。

 アンサンブル(コロスという言い方は古臭いのかね)の動かし方には、蜷川幸雄さん演出の空気まで感じてしまった。野田さんの舞台は昔から今でも、時や空間を自由に行き来する。ここはどの空間だとか、暗転がないと場の切り替えができないとか、縛られない。それは、芝居の可能性を誰よりも信じ探してきた人だから。
 そしてコトバというものが本当は、時も空間も飛び越えるものだから。言葉の力と怖さをよく知っているからだ。
 
 宮沢りえは鬼のような気迫で足跡姫を、聖女のような可憐さで三、四代目出雲の阿国、双つの貌を見事に演じてみせた。古田新太の不気味さとかっこよさの区別がよくわからなくなる生臭さ、怪物感。池谷のぶえの(いい役者さんですね)高く澄んだ声のキレと力強さ、立ち姿の粋なこと。布、板、雪、穴、桜、肢。次は何が起こるのかいつもわくわくして見る。
 
 唯一、よくなかったのは舞台前面にマイクが設置してあったこと。たぶん。自分の耳がどうかしたのでなければ、マイクを通した声に聞こえた。野田さんの芝居でマイクは・・ないだろう。お陰で台詞はよく聞こえたけれども、やはり芝居の魅力はナマ声だよ。何か事情があったには違いない。

 近年、ホントにマイクで声を拾う芝居が多い。肉体はまだ(近い将来ホログラムを超えた4D芝居とか作られてしまいそうだから)生、LIVEだが、音楽と違ってマイクを通した声はLIVEではない。生とそうでないのとでは、決定的に何かが違うのだ。その何かがあるから芝居は愉しいのだ。

SIMPLY BECAUSE IMITATION -偽物だからこそ-

SIMPLY BECAUSE IMITATION -偽物だからこそ-

SECOND・N PRODUCE

高田馬場ラビネスト(東京都)

2017/01/24 (火) ~ 2017/01/29 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/01/28 (土)

作品はとても良かったのですが、作品外の部分で残念な点の多い公演でした。

自由席の公演で確実に希望の席を取りたい人は、早めに来て並んだりと努力をしています。なのに、劇団側が何のお断りもなく、約束の時間よりも早く開場するというのは如何なものでしょう?

先に入った人が後から来るお連れさんの席を取っておく事を係員が認めてしまっているのも、公平さを欠いていると思います。

客を詰め過ぎて窮屈で仕方なかったりと、とても快適とは言い難い観劇環境でしたし、出演者の一人の「アンケート書いて下さい。暇な時に読みますから。」と言うのも、冗談にしてもあまり気分のいいものではありませんでした。

文句ばかり言ってしまいましたが、作品自体はとても良かったです。自分の恋人がもしそうだったら…、など、いろいろと考えさせられました。良い作品と出会えました。ありがとうございます。

アマテラス

アマテラス

少年社中

紀伊國屋ホール(東京都)

2017/02/03 (金) ~ 2017/02/13 (月)公演終了

満足度★★★★★

レバ刺し食べたーい!

やっぱり少年社中はすごいよ。
裏切らない。
何もかもが。みんなみんなすごくいい。それぞれの人らしさがあって、役らしさがある。
衣装も美術も音響も照明も一級だ。演出部さんには頭が下がる。
古事記の古くさい話なんかじゃないからちょっと無理してでも見に行った方がいいよ。

ネタバレは避けるけれど、三上俊さんがとてもとてもとてもいい仕事をしていて、その為に見に行ってもお釣りがくることは確かだよ。
三上俊さんに関しては、舞台上はもちろん、パンフもお買い逃しなく。
ありそさんとみかしゅんさん、振り切ってて好き。

振り切ってるのはウミサチ・ヤマサチ兄弟なんだけど、2人の空気感がすごく良くて、絶対裏では苦労してるんだけど、楽しい面だけ投げてくれるのがすごく嬉しい。コメディができる人って本当に頭がいい。

主演の竹内尚文さんが、とても「少年」らしさを持っていて、「人間」らしさを持っていて、今この人がやるべき役だなぁって劇中ずっと思ってた。太陽みたいに明るくて温かいヤマトタケルの愛情を、客席で受け取ることができて幸せでした。



ものすごく乱暴なまとめ方かもしれないけれど、X−QUESTの『神芝居』が好きだと思った人は、少年社中のアマテラスを見たほうがいい。見て欲しい。
いろんな共通項とそれぞれの差異が感じられて、どっちも愛おしくなるから。

その探偵の名、

その探偵の名、

インプロカンパニーPlatform

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2015/09/23 (水) ~ 2015/09/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

初めて「コンセプトインプロ」というものを観たのはこれでした。どんなものなのか分からない中観劇して、観終わった後の感想がとにかく「すげぇ」って感じだった。目の前で今、作られていることにとても驚いた。本当に台本ないところはないんだなぁと。
タイトル通り探偵ものの作品。自分もそういうのが好きなのもあり、とても楽しかった。観に来ている人だけでなく、舞台の上でも本気で「探偵」として当てようとしていた。そんな一体感に惹かれました。

ネタバレBOX

私はチープルックが自衛官の回を観た。
最初のアミーゴの依頼のシーンではインプロの手法みたいなのを紹介してくれていて、私みたいなインプロ初心者には嬉しかった。ワンボイスとかペーパーズとか。
推理のシーンでは結構ポンポン容疑者の感情を当て、最後の3人まで行ったのに、惜しかった…。
でもその本気に悩んでる様を見て、こっちまで同じ気持ちなってきて、そんな雰囲気を造り出すなんてすごいな、と思ったのはよく覚えている。
ヒドラの匣。

ヒドラの匣。

インプロカンパニーPlatform

ワーサルシアター(東京都)

2016/10/06 (木) ~ 2016/10/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

2回観に行ってきました(^^)
私が観たのは、ハッピーエンドだったけど、ちょっとバットエンドも観たかったなぁと思いました
毎公演どんな、世界観で結末がどうなるのか、ドキドキワクワクしながら、楽しめる
ヒドラロスになるほど、ずっとそこにいたいと思う

内容的は、人の心の鍵やダークな部分が取り上げられてるけど、最後にはスッキリできたのかなぁと、私は思ったし感じました

シャッフルキャストで、主人公の立場や関係性が変わるのも、面白い要素の一つかなと思いました

また、再公演してほしいなぁと思った

陥没

陥没

Bunkamura/キューブ

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2017/02/04 (土) ~ 2017/02/26 (日)公演終了

満足度★★★★

ケラ作・演出舞台は三つ位、残念ながらヒットに未だ遭遇せず。いや遭遇しても私がそう思わないだけかもであるが(ウェルメイドなタッチが苦手という事は言える)。映像で観た二作の一つは毒が前面に出て悪くなかった。建造物のように芝居を堅固に構築する印象。昨年「8月の家族たち」を観劇したのはケラ氏の「演出のみの舞台」をみたかったからだが、確かな技であった。
だが今作、気になるのは芝居じたいの結語になる部分、芝居本体よりは、洒落や蛇足と見えなくもない部分だ。(またまた例によって歴史云々の話になりそうだがご勘弁を。)
昭和三部作という。・・歴史の描き方には二通りある。問題の根を掘り起こす視点と、讃うべき現在へのルーツを再発見・再構成する視点。このように区分すれば、という話だが、この舞台は後者になっている。単純に、前者は現在と過去に懐疑的で、後者は逆に肯定的、という違いに過ぎないが、単なるドラマのタイプの別を超えた根本的な違いがあると、私は思っている。
3時間に亘る作品をただこの区分で振り分けて批評するのは乱暴だが、重大な分岐がそこにある、と、多くの観客を動員する公演だけに申したくなる所なのである。(くだくだしい論議はネタバレへ)

ネタバレBOX

懐疑史観と肯定史観、「作品」の中では両者混在するのが通常だが、話の閉じ繰りが歴史秘話の開陳の体裁なら、後者のそれだと言える。『陥没』はそれに属する。
もちろんこの舞台は「歴史物語」ではなく、1964年の東京五輪開催に合わせたホテル開業の夢が今花開かんとする、準備段階のホテルの中で展開するドタバタ、ラブコメディだ。史実に触れているのは「東京五輪」くらいである。が、五輪を睨んだ「時」を歩んでいる設定は、強い。必然今の2020五輪を睨む現在にも重なってくるからである。
さて、冒頭の場面ではホテル建設の夢を語る男(山崎一)とその娘(小池栄子)、その許婚(井上芳雄)が慎ましく暖かな関係を見せている。が、父が倒れたとの知らせとともに暗転、タイトルロールが映像で流れ、本編に入った三年後では、娘小池は夫井上とは既に離婚し、冒頭場面の最後に「気持ち悪い」風情で登場した、父の会社に引き抜かれた有能な新社員(生瀬勝久)と小池はなんと再婚している。小池は取締役社長として現場を健気に仕切っており、従業員は他に事務員(緒川たまき)と、あとは生瀬。そして死んだ父の霊も天界から男女二名を伴って登場する(観客にしか見えない)。
ホテルのロビーで展開する話の中心は、小池の元夫・井上と、若い新しい恋人(松岡茉優)との婚約式が翌日、このホテルで開かれるというもので、井上の弟(瀬戸康史)と彼らが連れてきた友人?(山内圭哉)、井上の母(犬山犬子)、松岡の高校時代の教師(山西淳)などが出入りする。どういう経緯か逗留しているマジシャン(高橋惠子)、その秘書(だったと思う・近藤公園)、婚約者の女友達の歌手(趣里)も加わる。天界の同伴者二人は丸い電灯で表現され声のみ出演(誰かは不明)、やがて姿形を現すが、その場合はある登場人物の体を借りて行動し、乗り移られた方はその間の記憶をなくしているという案配。天界人の「七つ道具」惚れ薬が厄介な事態を引き起こし、カテゴリー的にはラブコメそのもの。
冒頭の伏線は、本編の歪んだ状況(生瀬が小池の夫である事、元夫も別の相手と婚約しようとしている事)を、超克すべき視点を残し、忘れた頃にその問題が浮上して解決へと動き出す。撒かれた伏線が最後には拾われ、あるべき形に収まる、完結したドラマになっている。
その構図を楽しめば良いという話ではあるが、やはりこの劇は「歴史」を落としどころにしている。東京五輪の前年に、こんな事があったとさ、無かった?無かったとは言えないさ、誰も見ていないんだから・・ま、そんなあれこれがあって、つまり日本はあの時代をくぐって、今という時代を迎える事ができたんだね。うん。なんか、感動だね。・・そういうオチで閉じられている。「日本」「歴史」の共有感が介在して成立するドラマのフォーマットを借りて、お客のご機嫌を窺う芝居に落ち着く訳なのだ。

知られた歴史の「裏話」的な語りとは、史実を「それ以外にありえなかったもの」と規定し、「実はその裏には・・」と寝物語に話すあのニュアンスがある。パロディは、パロる対象が堅固であるほどよく、権力が強大で悪どいほど面白い諷刺を生むのと同じ構造だ。
芝居はもっと複雑で多様な視点をぶちこむ事も可だが、芝居全体がどういう叙述となっているか、だ。芝居の序盤、世情を皮肉る台詞が吐かれるが、流れにそぐわず飲まれてしまう。
高度経済成長時代の「秘話」は、昭和の当時の風俗を散りばめながら、しかし人物らの感覚は現代に近く、「誰もが知る」(訳ではないがそんな風情の)歴史=「昭和」のキャンバスに遊ぶ時間である。
主語は時代。心温まった後味の理由は「現在の肯定」にある。芝居には毒もあったから、肯定された気にならない客も居たかも知れないが。。
歴史の「肯定」と書いたが、歴史を俯瞰し、それが必然であったという意味で史実が「確定」された時、肯定か否定かという論議のステージは通り越している。
運命論は、「それ以外に辿る道はなかった」のは宿命、即ち「必然」であって天の道理にかなっている、という叙述になる。複雑に絡み合ったものが解きほぐされ、収まるべき所に収まる物語じたいが「運命論」と言い換えて良いが、この話の中に人間の情熱や努力が無かったかと言えばそうでもなく、運命を「切り開こう」とする人間は描かれている。
ただ、小ぢんまりな世界での右往左往が、「感動」の次元に持ち上げられるには、やはり「歴史」という大きな物語の力が不可欠であった。肯定された「現在」は、日本という国、あるいは共同体のそれであり、観客はその一員に組み込まれて、等しく祝福に与るという寸法である。
永井愛の「時の物置」は60年安保の翌年、経済路線に舵を切り、生活の安定と「正しさの追及」(主に政治的次元)が齟齬を持ちながら同衾する事になった日本の、庶民レベルでの風景を描いた秀作だが、受験勉強に勤しむこましゃくれた高校男子にさらりとこう言わせている。「叶わぬ夢を追うより現実を愛した方がいい」
これを演劇、ドラマに置き換えると、一つの補助線になるだろう。
ドラマチックたる根拠を「歴史」そのものに置く叙述の方法。ドラマ作家と歴史の依存関係(「歴史」が擬人化して自らを肯定されたがっている、とみれば)が、私には欺瞞に感じられる。互いを称賛しあって付加価値を高めるのは、あながち商業面に限った話とは言えないが、損得勘定の匂いは燻る。
作劇の才能と集客力を持つ作り手だけに、そこに繊細であって欲しい願望がある。
渇えた人心には甘い蜜こそ栄養なのやも知れぬが、ナショナリズムという蜜(麻薬?)の扱いに芸術家は慎重であるべし。
即興演劇イベント「improll night」12/12

即興演劇イベント「improll night」12/12

インプロカンパニーPlatform

Live Bar BUNGA(東京都)

2016/12/12 (月) ~ 2016/12/12 (月)公演終了

満足度★★★★★

初めて参加しましたが、ずっと笑ってました(笑)
アットホームな雰囲気で安心して楽しめるのが、すごくよかったし本公演とは違って、距離感が近いのが嬉しい
合間の休憩中や終わってからのメンバーから、いろんな話ができるから、次も参加したいって思える
私もはまりました(笑)次も、参加したいって思った

売春捜査官

売春捜査官

★☆北区AKT STAGE

北区AKTSTAGE 西が丘アトリエ(東京都)

2017/01/14 (土) ~ 2017/02/19 (日)公演終了

満足度★★★★

【Nチーム・鈴木万里絵伝兵衛】鑑賞-
一つの公演(チーム)としては、まだまだだが、万里絵さんがほぼ仕上がってます。
彼女の演技を観るだけでも、遠方から通う価値あり!!
⇒個別評価なら五つ星です。

ヒドラの匣。

ヒドラの匣。

インプロカンパニーPlatform

ワーサルシアター(東京都)

2016/10/06 (木) ~ 2016/10/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

精神治療という難しいテーマを即興で行なう。
実際の医療でも即興の面があることを再確認した。
終演後には自分が治療されたような気分になる公演でした。

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