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トラブルショー

トラブルショー

ミュージカル座

光が丘IMAホール(東京都)

2017/02/23 (木) ~ 2017/02/27 (月)公演終了

満足度★★★★

さすが鉄板シチュエーションのコメディーミュージカル。
綿密に考え抜かれた構成は一切創り手に任せて、観る側は只々心躍るミュージカルショーと勃発するトラブルを楽しんでいればよく、何とも贅沢な時間。
メイドインジャパン作品ゆえにギャグに使われる固有名詞は全て日本のモノ、人物なので妙に親近感がわくミュージカルでした。

ネタバレBOX

1幕の一連を踏まえての2幕目はバックステージ目線に絞られるが、最後までもめにもめまくった劇中劇ラストシーンだけは舞台目線からも観たかった。
ミラクル祭’17(ミラフェス’17)

ミラクル祭’17(ミラフェス’17)

新宿シアター・ミラクル

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2017/02/18 (土) ~ 2017/02/26 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2017/02/25 (土) 14:00

テンション違い過ぎる2作品の連続公演。ハセガワさんはいつもより少し年齢高めな女性層の日常(笑)3連作で、男性が演じる天然女性に翻弄されていてます。主軸の加藤さんが刹那可愛いです。ミックスドックスさんはまさに熱い感じ、元気でシャキッとします。時間が足りなかった部分もありますが、短いながらもやり切った感じでした。出来れば、コラボ的要素が欲しかったですね。かつてのMUとシンクロ少女じゃないけどね(HNG)

ネタバレBOX

https://blogs.yahoo.co.jp/minamonitokeruhikari/63831134.html
リバース、リバース、リバース!~Reverse,Rivers,Rebirth!~

リバース、リバース、リバース!~Reverse,Rivers,Rebirth!~

ピヨピヨレボリューション

虎ノ門ギャラリー(東京都)

2017/02/23 (木) ~ 2017/02/28 (火)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/02/26 (日)

座席1階

価格3,000円

昼と夜の公演を観劇。昼は陽の光があってどこか昔話の一部を見ているようなシーンが、夜はちょっとした怪談みたいな恐ろしさになるシーンがある。天然の演出もあり、昼と夜を違う感覚で観ることが出来て、改めて演出・脚本・演技の凄さを感じた。
役者4人のみでの演劇だが、それぞれの役割、演技が強く脚本を際立たせ、見ている人達の胸をつかんで物語に引き込んでいく。シーンの展開に心が追いつくころには、どっぷりと感情移入してしまった。
ちょっと恐ろしく、それでいてすっきりする物語に、感動の涙が収まらなかった。

「シン・浅草ロミオ&ジュリエッタ」

「シン・浅草ロミオ&ジュリエッタ」

劇団ドガドガプラス

浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)

2017/02/18 (土) ~ 2017/02/27 (月)公演終了

満足度★★★★★

楽前の7公演目、熱い熱い舞台でした。
1幕はオープニングから歌でじんわりと、吉原では花魁登場で一気に華やかに、そしてジェットコースターのように次々と舞台の主役が入れ替わり、息もつかせぬ勢いで進んでいく。そして、2幕はじっくりと丁寧にそれぞれの物語が紡がれる。
初めて見た知人は1幕はついていくのが必死で、2幕はゆっくりと見られたと言っていた。
確かにそうだと思った。何度も見ている私には1幕は心地よいスピード感だったけど、これ以上早いと楽しむ暇がない(笑)し、だから2幕が引き立つ。こういうギリギリのバランスがまさに舞台は生き物ということなのかなー。
なんて、思ってしまった(*^-^*)
さぁ、明日2/27はいよいよ千秋楽。
楽しもーっと♪

鬼ヶ島平八郎一家の乱!

鬼ヶ島平八郎一家の乱!

はらぺこペンギン!

駅前劇場(東京都)

2016/11/09 (水) ~ 2016/11/13 (日)公演終了

満足度★★★★

はらぺこペンギン『鬼ヶ島平八郎一家の乱!@下北沢 駅前劇場

家長として、とか、親父とは、とか一見古き良き"昭和"へのノスタルジーと見てしまうかも、だけど、やっぱり自分に置き換えて考えさせられるし、刺激や想いを受け取れた。

そういや、亮子さんと理未さんのキャスティング、迷わなかったのかなぁ笑

春の為の習作

春の為の習作

こまばアゴラ演劇学校“無隣館”

アトリエ春風舎(東京都)

2017/02/23 (木) ~ 2017/02/26 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2017/02/26 (日)

価格2,500円

無隣館若手自主企画vol.20 三浦企画「春の為の習作」@アトリエ春風舎

太宰文学は馴染みが薄いからなあ。。。実際の作品とStageでの展開がどれほどのリンク具合だったかは分からない。
ただ、若手自主企画、だからこその、三浦さんの突き抜けた世界と、セノグラファーの渡辺さんの舞台は好感が持てた。

みんなよるがこわい

みんなよるがこわい

劇団 贅沢貧乏

長者町アートプラネット Chapter 2(神奈川県)

2017/02/11 (土) ~ 2017/02/15 (水)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/02/12 (日)

価格2,500円

TPAM2017、贅沢貧乏「みんなよるがこわい」@長者町アートプラネット Chapter 2

久しぶりの再会だったワタナベさんと3匹たち。住む処は変わったが、彼女たちは変わらず元気そうだったなぁ。。。オカエリナサイ!!

皆、シンデレラがやりたい。

皆、シンデレラがやりたい。

森崎事務所M&Oplays

本多劇場(東京都)

2017/02/16 (木) ~ 2017/02/26 (日)公演終了

満足度★★★

ねもしゅーワールド全開で、猫背さんはじめ演者陣のほとばしるパワーも感じられた。。。ただ、ねもしゅーの台詞が少なかったかな。彼女の勢いある独白がもっと欲しかったなあ~

『無差別』

『無差別』

成城大学 演劇部

成城大学 002教室(東京都)

2017/02/24 (金) ~ 2017/02/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/02/24 (金)

すごかった。皆さんの演技力に圧倒されました。良い意味で気持ち悪かったです。
演劇が好きで、本気でできる人たちが集まったんだなと感じました。
本当に無料公演で良かったんですか・・・?

スタッフさんもたくさん関わっていたようだったので、
校門(あるいは駅)から会場までのどこか1、2か所にスタッフさんがいてくれれば、
初めて来るお客さんは道に迷わずに入場できたかなと思います。

ネタバレBOX

個人的にこの公演の直前まで広島に行っていたので、とてもタイムリーな内容だった。
クライマックスで、ひとりで大岡昇平の『野火』を思い出していた。

どの役者もひとりで何役も兼ねていたのに、
1時間半の間、一切手を抜かない演技ができる体力と技術は半端じゃない。
キャストさんだけじゃなく、演出さんやスタッフさんも苦労したんだろうなー。
アイドル♂怪盗レオノワール

アイドル♂怪盗レオノワール

レティクル東京座

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2017/02/22 (水) ~ 2017/02/27 (月)公演終了

満足度★★★★

スペード。

ネタバレBOX

その時舞台上にいる数人全員がが中央にあつまってポーズを決めてはけていくだけで笑いが起こるなんて、先代林家三平がひたいに手をもっていくだけで笑いをとるという名人芸の域ですね。
たった二日ですけど、お邪魔します。

たった二日ですけど、お邪魔します。

劇団前方公演墳

小劇場B1(東京都)

2017/01/30 (月) ~ 2017/01/31 (火)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/01/31 (火)

価格3,000円

クラウドファンディングで見事に映画化となった『セブンガールズ』の撮影秘話!?

たった2日間とはもったいない。。。けど、2日間からこそ、の公演だったんでしょうね。満足!

無礼講 into the Room

無礼講 into the Room

ひらさわひさよし&フルタジュン プロデュース

シアター711(東京都)

2017/01/24 (火) ~ 2017/01/29 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2017/01/26 (木)

価格3,000円

ひらフルプロジェクト第6弾『無礼講 into the Room』@下北沢シアター711

ひらさわさん+フルタさんコンビの公演としては、これまでの作品と毛色が違うというか…

今までの作品でもフルタさん脚本・演出だし、フルタ丸メンバー、フルタ丸客演経験者が多く出演していた作品もあったけど、今回は思わぬ所にフルタ丸が顔を出して来たよね、という印象。

もちろん、群像劇としても、コメディとしても愉しい作品だし、初めましての演者さん達もステキだった。
でも、一番は工藤くんだったなぁ

モロ師岡『初笑い演芸会』

モロ師岡『初笑い演芸会』

有限会社オレガ

「劇」小劇場(東京都)

2017/01/02 (月) ~ 2017/01/03 (火)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/01/02 (月)

笑い初め、の軽い気持ちであったけど、初めて出会う生(ナマ)のモロさんワールドは、多くの笑いとすこしの涙で構成されてました。
来年も行くぞ!

これでおわりではない~2017ver.~

これでおわりではない~2017ver.~

アンティークス

「劇」小劇場(東京都)

2017/02/22 (水) ~ 2017/02/26 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2017/02/26 (日)

『君がいた星』以来のアンティークスさん。『君が…』に比べると、ストーリー進行上のご都合主義的な無理も感じず、素直におはなしに乗れたと思う。

ヒロイン・岬(演・金原詩歩さん)と実体験で重なる部分があるため、過度に感情移入しているとは思うが、父母・兄妹の家族との「再会」「団らん」「別れ」の描写はダイレクトに涙腺に来てしまい、観劇中、こらえるのに、かなり難儀した。「下町の、貧しくとも・つつましく・幸せに暮らしていた一家」という風情、ヒロインのみならず、家族を演じた4人の役者さんの力量が寄与するところも大だと評価する。

また、設定がトリプルのパラレルワールドなため、他の方のコメントを拝見すると、頻繁な場転について来れない観客もおられたようだが、この辺りは(大変失礼な言い方で恐縮だが)観客個々の読解力のレベルの問題かと考える。

気になった点。本作の脚本家さん、『君が…』のときもだが、「宇宙人」に何かこだわりがあるようで、それがストーリーのキーワードであった『君が…』ならばともかく、本作においての「宇宙人」が絡む一連のセリフには、終始、違和感を覚えた。必要でしたか、「宇宙人」?

売春捜査官

売春捜査官

★☆北区AKT STAGE

北とぴあ ペガサスホール(東京都)

2017/02/22 (水) ~ 2017/02/26 (日)公演終了

満足度★★★★

95分。

ネタバレBOX

木村(蔵園千佳)…悦な表情は魅力的なのは相変わらずで、上に立った際は堂々としててよい。逆に弱弱しいとこでも引き込んでほしかった。声の表情は結構よくなってた。
熊田(込山弘一)…いい感じ。けっこう好き。
大山(池田大輔)…さっぱりした顔つきでややパワフルさが足りない気もした。けど、浜辺の前のシーンとかいい表情見せてて好き。
万平(今宮稜正)…いい感じ。

コメディなとこもしっかりしてたし、悪くない。ただ、ジーンとくる感じが少なかったかな。
これでおわりではない~2017ver.~

これでおわりではない~2017ver.~

アンティークス

「劇」小劇場(東京都)

2017/02/22 (水) ~ 2017/02/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/02/24 (金)

初見の劇団さん。劇団紹介の欄に“日常の延長にもしかしたらありそうな不思議な物語を上演”と書かれていましたが、まさにその紹介に相応しい内容の作品だったように感じます。現実シーンと回想シーンが頻繁に入れ替わり少々ついていくのが難しい気もしましたが、よく出来た脚本でサスペンス的な要素もあり見応えがありました。役者さんの演技力も高く(特に家族役を務めた5名の役者さんは素晴らしかった)、他の作品も観てみたいと思いました。家族に限らず、仲間であってもモノであっても一つ一つの存在の大切さを考えさせてくれた素敵な作品だと感じました。大満足です。

リバース、リバース、リバース!~Reverse,Rivers,Rebirth!~

リバース、リバース、リバース!~Reverse,Rivers,Rebirth!~

ピヨピヨレボリューション

虎ノ門ギャラリー(東京都)

2017/02/23 (木) ~ 2017/02/28 (火)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/02/26 (日)

ソワレを正面席で観劇。
相変わらず4人の演技のチームワークが良かった。
そして、細かいところで演出が変化した。
ネタバレになるので、シーンの詳細は避けるが、
何度も観に行きたくなる演出の変化だった。
公演は、明後日までなので、少しでも興味があれば
絶対に観ておいた方が良い公演だと思います。

ファントム・ビー

ファントム・ビー

X-QUEST

駅前劇場(東京都)

2017/02/24 (金) ~ 2017/03/05 (日)公演終了

満足度★★★★

X-QUEST ファントム・ビー 観劇。感想が纏まらなくて、日本語が不自由…。バサッ、フワッ、キラリーン、モフッ、きゅるるん。なんかそんな擬音があちこちで聞こえます。
あと、ズギューンって観客の心が撃ち抜かれる音。
物語、役者、表と裏のスタッフ、どれを取っても見事な劇団です。

運良く最前列で見た際、風圧と着地の震動を感じてた。でも四天王は床の震動が無い/少ないの。やはり超人。良い意味で『人でなし』。

高田さんが、異国語で一言挨拶を言うとこ、好き。
一瞬その土地の風が吹くのよ。


日替わりネタの、えきさんの『さんたふぇ❤』は、ずるい。
笑っちゃったよ!
どーせ、分かる世代だよ!

ネタバレBOX


『ファントム・ビー』には主人公は3人居たように思ってる。ダンパー・アサヒ・ユウヒ。ユウヒとFは最終的にイコールになるから、ある意味Fも主役なので3.5人かな。
ファントム(怪人)と吸血鬼という、中世西洋の厨二世界を全開にできるモチーフが公演情報で開示された時に、血が滾ったなぁ。
大野さんの名前がダンパーの時点でダンピール(ハーフ)か!ってなってた。DのVampireシリーズの楽曲で一通り知ってるので。吸血鬼の王の息子の唄『In the name of justice』とか。
もちろん、別の物語だから名前もジャスティスだし、吸血鬼♂と人間♀のハーフだし色々異なるけど(設定 http://7roses.jugem.jp/?cid=2 )
”白狼”とか、”青年時、周りの人間達と自分の間に違いを感じ、孤独に陥る”とか、厨二思考の線に乗せていくと似るんだなwっていうw

アサヒ役のさゆりんは、ダンスもアクションも演技も美貌も若さも笑いも兼ね備えていて、今回もおちゃめで可愛くてセクシーで強いという多面的な魅力を発揮。どれを取っても、”女性の魅力”というか”女性の元来の力”を表現していたんだなぁ。これまでもたくさん見てきたけど、この先もいろんな演目で見続けたい方。

ユウヒ役の那奈ちゃんもあちこちで見ていて評価も高い女優。クエスト初参加には思えない!
個性の尊重という大きなテーマも背負っての闇堕ち。だけど、好きになったら止められないじゃん?って話だったりもして明確に恋愛を描いてるなー、とも。
ファントム/Fがユウヒを全面的に受け入れ守ったのは、オペラ座の怪人になぞらえているのは明白。Fがユウヒを、マントバサーっ!して守るのはズルい。確かにマントは威嚇の武器になるけど(いろんな作品で)。
最後にはユウヒがFを血肉にして自身の生存を選択する強さも好き。

前述の主人公は3人居た、なんだけど、超絶個人的には大野さんも女優枠だったのでヒロインが3人居た、なのだ。あんなに動けて強くてマザコン(笑)なのに、なんで女優枠?って思われるのは分かってるけど、脆くて儚くて美しいじゃん!!!
マザコンで思い出したけど、ダンパーの母役でトクナガさんが出てきたときの衝撃/笑撃たるや。ボブのウィッグにどうやってあの御髪が収まるの。異種間交配した後にちゃんと母の脚の間からダンパーが這い出てくるし乳吸うし、ネタ細かすぎるよw

仲良しでたまに敵対して世界を見守るコンビ、天使ガブ(ガブリエル)の隼斗くんと悪魔メイ(メフィストフェレス) の翔くん。動ける2人だから共闘するのも、一騎打ちも、ダンスの時のシンメトリーもキレイでカッコイイ!
一般的な天使が白、悪魔が黒を反転させることで観客の思い込みを利用したり、多様性の包容だったり、西洋なのに陰陽師の話出てきたり(白の中の黒点・黒の中の白点)、トクさんの張り巡らす関係性は面白い。

F/フューチャー役の高田さんと執事シャドウ役塩崎さんの息の合ったコンビは見惚れるしかない。たった一言発するだけでその場の空気を変える演技も、打点の高い蹴りも、軽やかなダンスステップも。
Fは元は普通の人間(アンリ)だったのに、博士によって人造人間にされて、最強の知能と身体能力となんなら超能力的なヤツも得ている。Fの早口で繰り出す長台詞の豆知識もすごけりゃ、剣の攻撃を素手で受けて超能力で弾き飛ばすのもすごい。あれは男の子なら一度は憧れるヤツでしょw
Fの衣装が裾の長いジャケット、もはやマントに近かったので動くとバッサー!ってなる。その流線の美しさ!Fの着けている仮面も凝っていて素敵だし、外したら縫合痕がある。しかも髪が(私が見てきた中で一番?)長くてふわふわカール。どれも萌えポイントを突いてきて辛い!
始めは、シャドウがF(というか、友人アンリ)を徹底的に守っていてそれをFも良しとして長年の信頼関係が見えていた。でも、シャドウ対ユウヒになった際、Fがユウヒを守る、という選択をしてシャドウに敵対して、シャドウの表情が驚愕と悲しみに満ちる。その差がじわじわ辛かったな。
自分で振り付けたダンスもあるから踊りやすくて余裕だし、いつものクエストより動いてないから体力余っちゃう。なんてこと(ニュアンス)を言う塩さまの超人っぷり。
ちなみに、塩崎・高田コンビは『スリフレ』も脳内をよぎるよね!塩様がずんさんを守る構図は同じだけど、この時は、塩様が人外でずんさんが人間でした。
ファントム・ビー

ファントム・ビー

X-QUEST

駅前劇場(東京都)

2017/02/24 (金) ~ 2017/03/05 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/02/26 (日)

初めてのX-QUESTは、華とキレのあるダーク・ロマン・エンタメ満載ファンタジーだった。
主人のために血を集める蜂と、バンパイア伝説が上手く絡んで大変楽しい。
殺陣とダンスのレベルが高くて、その疲れ知らずのパフォーマンスに終始圧倒される。

ネタバレBOX

中央奥の壁面には十字架、その両サイドには六角形の蜂の巣の柄。
太陽の光が届かない北欧の谷間の町。
個を認めず女王のために血を集めるキラー・ビーたち。
その集めた血は“F”と呼ばれる怪人に捧げられていた。
その町に、ドラキュラハンターの二人がやって来た…。

個を押し殺して社会生活を優先する蜂の生態とドラキュラの融合という
アイデアがまず素晴らしい。
体力勝負になりがちな、殺陣とダンスが最後までキレッキレなのも素晴らしく
ストーリーにメリハリを与える。
反面、キャラを掘り下げる個々のエピソードが少なくて
魅力的な登場人物の苦悩がイマイチ浅い印象を受ける。
ファントムの葛藤、ダンパーの孤独などがもっとビシビシ伝わってきたら
さらに物語に深みが増すと思った。

その中で塩崎こうせいさん演じるシャドウのキャラは輪郭がくっきりしている。
キャラに共感すると、殺陣も感情移入して観るのでより一体感を覚える。
X-QUESTの楽しさを体現しているようだった。

詩的な台詞も論理的な台詞もよくこなしているし衣装もとても素敵、
照明やBGMのセンスも洗練されていて、総じて魅せ方が抜群に上手い。
激しい動きの後でも台詞が安定しており、よく訓練されていることに感心した。
次回作もぜひ観てみたいと思った。



もれなく漏れて

もれなく漏れて

ぬいぐるみハンター

OFF・OFFシアター(東京都)

2017/02/22 (水) ~ 2017/02/28 (火)公演終了

満足度★★★★

ショートコントを重ねて重ねて、一つの世界を描いていく。
笑えて笑えて、ちょっとしんみりしつつも、やっぱり笑えて。
これぞぬいぐるみハンターさんの真骨頂。

これこれ。こういうのが好きなんだよ。僕は。
小難しい話? とかどうでもいいんで。楽しく笑える話カモン!!

基本的な雰囲気はアルプスの少女ハイジ的な? いや、でも舞台は現代日本? 的な? よく分からんけれど、まぁ、そんな感じ。

一番の見所はヒロイン的なポジションたる満天ちゃんのドヤ顔。ドヤ顔が最高。ドヤ顔だけで笑える。
あとは、ああ、これ以上はネタバレになるので、書きづらいけれど、ヒントはぱくっと食べ(略
ああー、これ以上はネタバレーーーー!!!

ネタバレBOX

色々と不幸なこともあって客観的には不幸であっても、主観的には、その登場人物たる本人は幸せそうなお話というのもぬいぐるみハンターさんらしいと思う。

奈南「どこ中?」から始まる、一連の流れが凄く好き。義務教育を受けていないので、中学という概念を知らない満天とのすれ違い。
ちなみにご存じの通り「義務教育」の義務は教育を受ける義務ではなく、受けさせる義務だからね!
龍三お前ぇだよお前ぇ。お前に対する義務なんだよ!
世界は腐ってるとか汚れているとかどうでもいいけど法律は守ろうな!

基本的に楽しく面白いお芝居
ただ、それでも世界への絶望が重低音のように流れているのを感じる。

面白き こともなき世を 面白く

高杉晋作の辞世の句と呼ばれるものだが、面白くない世を面白く生きようという一見ポジティブなようでいて、しかし「面白くないこの世」というのが前提になっている。

「現実(リアル)なんてクソゲーだ!!」
 ――神のみぞ知るセカイ 桂木桂馬より

もちろんそう思うことも、ままあるけれど、それだけではないと僕は主張したい。

「時空(とき)の果てまで、この世界は余さず我(オレ)の庭だ。
 故に我(オレ)が保証する。世界(ここ)は決して、そなたを飽きさせることはない」
 ―― Fate/Zero ギルガメッシュより

そう、世界というのはとてもとても面白いものなのだ。不幸なこと理不尽なこと、沢山ホントにたくさんある。
それでも世界の美しさ、数学の綺麗さ、自然科学の複雑さとシンプルさを素晴らしいと思う。
(古典物理学なんてF=maで全ての物体の動作が全部予測できるんだよ? ニュートン凄くない? と感動したもの)

「フィクションは素晴らしい。現実(リアル)なんてクソゲーだ!!」
「自然科学のなんと複雑かつシンプルであることか。フィクションなんて人間が考えたもの。単純で予定調和ばかりでつまらない」

この二つは僕の中で矛盾なく存在している。
フィクションの綺麗さ心地よさに浸りつつも、同時に世界の幅広さに感心してしまう。
その時の自分の心情によってどちらにも傾き得る。

どちらも正しく、どちらも素晴らしい。
だから、お芝居の世界から、こちらの世界に来た満天ちゃん。
貴女にこの世界の祝福があらんことを。

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