
ほおずきの家
HOTSKY
保谷こもれびホール 小ホール(東京都)
2025/03/15 (土) ~ 2025/03/17 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
韓流俳優チェ・ジョンヒョプの通訳として「ラヴィット!」に出演したみょんふぁさん。盛田シンプルイズベストによるネタ、「イメージダイブ」を通訳することに。動きまで真似て被せてみせてスタジオ大受け。決め台詞の「ここでダイブ!」を「ヨギソダイブ!」と決めてSNSでバズリ、未だに世間では「面白通訳さん」のイメージ。いやいや大物女優ですよ。
初演も観たが、何か観なきゃいけない気分になった。美味い酒が飲めそうな舞台。
開演前に流れるのは生のラジオ放送、「新浜ぐんぐんサテライト」。タケ坊(阿比留丈智氏)とジュンジュン(七味まゆ味さん)、彼等のサインは居酒屋食堂なぎにも飾られている。
驚いたのが全キャスト、2年前と同じ。凄いこだわり。この人じゃないと駄目なんだ!執念を感じる。
伴美奈子さんが秀逸、リアルな存在感。
一番観客を沸かせたのはベトナム留学大学院生兼店員の佐々木このみさん。日本語英語ベトナム語をMIXしたものを駆使しつつ「聞け!」と威圧。こんな女に恋心を持つ日本人客もいびつ。
今回は七味まゆ味さんの視点に重点を置いた感じ。差別されて苦しんだ世代から、それを踏みしめて更に先に歩を進める世代へ。差別も偏見も無知から来る病気でしかない。知性によってそれは治癒できる。人間を無知によって差別する時代は終わりを告げた。これからは差別する者こそが差別される時代となる。
作家の主張は「人と人の絆こそが世界を繋ぐ」。理想論すぎるがそれしかないのかも。差別を乗り越えるのは毎日の生活の日々。人にとって他に何がある?

花にまつわる考察
彩の国さいたま芸術劇場
彩の国さいたま芸術劇場 小ホール(埼玉県)
2025/03/13 (木) ~ 2025/03/16 (日)公演終了
実演鑑賞
観劇前は、どちらかといえば地域交流を主眼としたプログラムかな?…と想像していましたが、地域性もありつつ、より多様性を意識された公演に見えました。「発表会」ではなく「表現の場」であったと思います。

いいから早く助けてく
匿名劇壇
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2025/03/13 (木) ~ 2025/03/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/03/16 (日)
けっこう、ストレスを感じるお芝居でした。
もう、会話に突っ込みたい衝動に駆られる所でした。
最後は、自己満足かな、人は赤の他人に悩みを聴いて貰いたいのよ。
お芝居としては会話の掛け合いがドキドキしました。
お芝居観られてありがとう🐼

ご町内デュエル
sitcomLab
ザ・ポケット(東京都)
2025/03/05 (水) ~ 2025/03/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/03/16 (日) 12:00
(笑えた度)5(今感)3(完成度)5
ワンシチュエーション、集会所の1室、本物のシットコム。
再演を重ねているだけあり、そもそものホンの力が強い。すれ違いの連続が生む笑い。
劇中劇になっていく大きなウネリが流れるように華麗で圧倒されます。客席は大拍手。
ヤクザ役の石倉さんがウケと攻めの両方でいい味を出していてシビレました。
いいモノを観させていただきました。

おかえりなさせませんなさい
コトリ会議
なみきスクエア 大練習室(福岡県)
2025/03/14 (金) ~ 2025/03/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
コトリ会議「おかえりなさせませんなさい」観劇@なみきスクエア。燕と人間、記憶とアイデンティティ、家族と純喫茶、第八次半世界大戦と昭和を透かして見やる“戦後”、俳優の身体と鳥のぬいぐるみ…
さまざまな位相の「噛み合わなさ」を手繰り合わすことで摩擦が起き、それが喜劇にも悲劇にも変調していく。いや「呑みこめなさ」か。生死がかかってすら呑みこめないものがあること、その悲哀を強く想った。

The GREEKS
専門学校 舞台芸術学院
シアターT.A.C(舞台芸術学院内ホール)(東京都)
2025/03/13 (木) ~ 2025/03/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
ギリシア悲劇3部作のうち、第1部の上演でした。
相関を理解しないと分かりにくい話ですが、役者さん達の熱演に惹き込まれました。
観応えがあり、歌もダンスも良かったです。
若いパワーを感じる舞台で、とても良かったです。

XXXX(王国を脅かした悪霊の名前)
お布団
シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)
2025/03/08 (土) ~ 2025/03/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
面白い。この劇団?の一見思想理念先行・ハイアートな構えに比してのこの「物語性」は・・何だなんだ?? 実に饒舌に物語るではないか・・と少々驚いた。もっとも最初にアゴラ劇場で観たお布団も「物語っ」てはいたが、「仮説の実践」的雰囲気があった。
「マクベス」とあるからその翻案ないしは新解釈的な、スピンオフ的な芝居であろうとは予想したが、ここまで話を作り上げますか・・という。
今回は観ておこうと思っていたが、どうにか観られて良かった。青年団俳優にも久々にお目に掛かれて良かった。
後でパンフを見ると、今回は娯楽性高い物語叙述を試みた、という趣旨の主宰のコメントがあった。作者の意図どおりの結果だったという訳だが、普通にストーリーテリングで勝負する土俵での演劇を、暫くは続けてみてよろしいのでは、と思った次第。

『フォルモサ ! 』
Pカンパニー
吉祥寺シアター(東京都)
2025/03/13 (木) ~ 2025/03/17 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2025/03/14 (金) 13:30
フォルモサ、ポルトガル語で「美しい」、台湾の別称。美しい島台湾が日本の植民地になり、原住民が弾圧されていく。日本の人類学者(実在の人物がモデル)が原住民を理解し文明を記録する過程で、日本政府の討伐に反対し苦悩する姿は感動を呼び、心に深く記憶に残る。いい作品でした。
キャストとスタッフが自費で台湾にいき理解を深めた力強さが作品に伝わってきます。原住民の血をひく歌手エリ・リャオさんの歌は魂の叫びのように聞こえた。
日本が台湾の原住民にこのような事をしていた現実に驚き心が痛む。

クロスモーダル
名古屋市立大学演劇部劇団鈍-NORO-
七ツ寺共同スタジオ(愛知県)
2025/03/07 (金) ~ 2025/03/09 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
鑑賞日2025/03/07 (金) 18:00
荒唐無稽というか支離滅裂というか
正直、よくわからなかったです。
なんかやっつけ本番みたいな感じで
ポンポン早口でまくしたてられ
会話についていくのも大変で
何を言っているのかさっぱり理解できませんでした。
ご都合主義で終わっちゃった感が否めません。

真田風雲録
大阪芸術大学舞台芸術学科
SkyシアターMBS(大阪府)
2025/03/15 (土) ~ 2025/03/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
パワフルでした
やっぱり人数が多いと迫力も有りますし、舞台美術も良く出来てました!
学生演劇としてはハイレベル
楽しめました!

いいから早く助けてく
匿名劇壇
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2025/03/13 (木) ~ 2025/03/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
めっちゃ面白かった🎵面白会話の応酬が凄まじくもぅ三谷幸喜氏のワンシチュエーションコメディ観てるかのよう🎶それでいて「助ける側」が実は普通じゃなく「助けられる側」と逆転してんじゃね?な感じ〜人間のダークな部分も炙り出す奥深さ〜見事なコント的大オチ🤣参りました!
芝居の内容が超面白いのに加え今回も東千紗都さんが手掛けた衣装が最高‼️タジマの上下オレンジ🔶ヒロタの全身ピンク🩷チイの全身グリーン🟢なんかそれぞれのワントーンコーデでキャラを説明してるのが凄い🎵個人的にチイの緑ギンガムチェックパンツあれ欲しい‼️欲しすぎて苦しい!早く助けて😜

Lovely wife
劇団青年座
本多劇場(東京都)
2025/03/06 (木) ~ 2025/03/16 (日)公演終了

銀河鉄道の夜
劇団カナリ
北千住BUoY(東京都)
2025/03/14 (金) ~ 2025/03/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
美しい演出。粒揃いの役者の動きとことば。音楽と照明もすばらしかったです。心に残る価値ある70分。観られてよかったです。

電磁装甲兵ルルルルルルル’25
あひるなんちゃら
駅前劇場(東京都)
2025/03/13 (木) ~ 2025/03/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
(笑えた度)4(今感)4(完成度)4
失礼ながら、初書き込みさせていただきます。
この劇団は老舗ですね。
その昔、猫ニャーが解散しちゃってナンセンス界隈の若者が皆、途方に暮れていた頃、
彗星のように(?)出てきた ゆるナンセンス劇団。
いつかまた、弁当屋になっちゃうのではないかと内心ヒヤヒヤして
いましたが、今のところ大丈夫なようです。
突然ですが、この劇団が続いているのは、「なんちゃら」の力ではないかと
個人的に勘繰っています。
(「あひる」も可愛いですけどね。)
このジャンルの劇団はえてして長続きしない傾向にあリますが、
その一因には、劇団名もナンセンスに寄せてしまって、年月が経つとだんだんと
その劇団名に自分たちが飽きてくるというのがあると思うのですよ。
その点、「なんちゃら」というコトバは一見単なる軽い流行語のようなフリをしていながら、
仏教由来のエバーグリーンなゆるい単語として、時代を超えて強かった。
「あひるほにゃらら」「あひるっていうか」「あひるかもねかーもね」
だったりしたら、とっくに解散していて、今日のこの貴重な公演を
見ることができなかったと考えると、喜びも一入です。
閑話休題。

脳天ハイマー
兎座
赤坂RED/THEATER(東京都)
2025/03/12 (水) ~ 2025/03/16 (日)公演終了

電磁装甲兵ルルルルルルル’25
あひるなんちゃら
駅前劇場(東京都)
2025/03/13 (木) ~ 2025/03/16 (日)公演終了

ハッピーケーキ・イン・ザ・スカイ
あまい洋々
インディペンデントシアターOji(東京都)
2025/03/13 (木) ~ 2025/03/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
行方不明でになった同級生の「ちぃちゃん」が白骨死体で見つかった――。
「ハッピーケーキ・イン・ザ・スカイ」というタイトルとパステルカラーが印象的なフライヤーのビジュアルからはちょっと想像しづらい、でもそのギャップに惹かれる人も多いのでは。
「ちぃちゃん」と仲の良かった友達、が働く夜のお店、「ちぃちゃん」が好きだったアイドル、事件をきっかけに興味を持った映画監督志望の同級生、事件の真実を明らかにして社会に問題提起しようとする記者……。
群像劇ということで登場人物も9名と多く、ただその誰もが自分の考え方や人生を持っていることがひしひしと伝わってきます。
劇団の紹介にある、『悲劇の押し付けではなく、事実を演劇というエンターテインメントで包み込む糖衣錠のような作風』という表現がまさにしっくりきます。
観終わった後、打ちひしがれてしまって立ち上がれず思わずため息が出てしまうような、帰り道でも登場人物の一言一言が胸に刺さって溶けないような、良質な苦しみと優しさを存分に味わえる作品です。
最後までストーリーを知った上で、「もう一回最初から観たい!」と思わせてくれる作品でもあります。
テーマやストーリーもさることながら、舞台美術のかわいらしさや見せ方の工夫、劇中で出てくるアイドルの歌やダンスのクオリティも高く、上演時間の2時間弱もあっという間でした。
Corich舞台芸術まつり!2025春の最終選考作品にも選ばれているとのことで、ぜひグランプリを受賞してほしい!これからもあまい洋々にしか作れない作品を作り続けてほしい、団体です。
今回も素敵な舞台をありがとうございました。

XXXX(王国を脅かした悪霊の名前)
お布団
シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)
2025/03/08 (土) ~ 2025/03/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
鑑賞日2025/03/14 (金) 15:00
帰り道、同じ回を観た顔見知りのTheatre Goerのお二人と話しながら歩く。一人は終演後拍手をしておられなかった。もう一人の方は縷縷展開を話され、評価しておられた。両極端。
論理的におかしいと言われる方、2023年の『ザ・キャラクタリスティックス/シンダー・オブ・プロメテウス』を拝見した時の私と同じだ。当時論理的な不具合に引っかかってしまって受け取れなかった。
私自身はその中間。確かに見ながら論理的な齟齬が気になるが前回程ではなく受け入れていた。マクベスの話をベースにしての新しい話として受け取っていた。休憩後の部分で纏める、ゲーム的な感覚なのだろうか。ゲームをまったくやらないので判らないのだけど。

ハッピーケーキ・イン・ザ・スカイ
あまい洋々
インディペンデントシアターOji(東京都)
2025/03/13 (木) ~ 2025/03/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2025/03/14 (金) 19:00
上演時間 1時間50分、作/演出/主宰の 結城真央さんの 作品の中で一番長い上演時間の作品。そしてこれまでもそうだったのだけどベストを塗り替えて来ていた。今作は社会派作品と言えるなと観ながら思っていたけど、それも含めて 長尺になり膨らみも加わり今作が結城さんの作品の中で突き抜けてのベストだと思った。
アフタートークで出演者の松村ひらりさんが「これまでの結城さんの作品は内面を描いていた」的なことをおっしゃっておられたが、まさしく彼女として初めて外との関わりから内面を描いた作品になっていたと思う。児童養護施設に居た高校生、その同級生達が 7年間秘密にしていた一つの重苦しい秘密、虐待やネグレクトのこと。それをプロライターに暴かれる。重い内容なのだけど、一つ解きを加え、終盤に明日への繋がりをこれまで以上に明確に置いていた。素晴らしい作品を拝見出来た。
9人のキャスト(結城さん自身は含まずに)も素晴らしい俳優達をキャストとして選んでいた。
そして結城さんは空間の使い方にも優れた才能があると思っているのだけど、王子小劇場のあの 2ヶ所を活かした使い方と題名に沿った舞台美術だと後に判る仕組みも含めて良かった。高校演劇をやっていた結城さんということで、演劇部もしっかり潜り込ませていたし。主演のチカナガチサトさんの演技が素晴らしかった!

ハッピーケーキ・イン・ザ・スカイ
あまい洋々
インディペンデントシアターOji(東京都)
2025/03/13 (木) ~ 2025/03/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
鑑賞日2025/03/14 (金) 19:00
初見のユニット。一種の「社会派」で、悪くはないけど何だか付いて行けなかった。(客入れで?5分押し)111分。
高1の時に行方不明になり、8年後に高校の使われていない倉庫で白骨死体で発見された千波の元同級生達と周辺の人々と、その死の謎を解き明かそうとするライターのあれこれ。実際にありそうな事件を回想を交えて展開するのだが、題材や物語は嫌いじゃないけど、台詞の選択が私にフィットしなかったり、ちょっとありえない展開も一部あって、ちょっと何だかなぁ、の気持になってしまった。役者陣は力があり、シッカリ演じていたし、美術や照明も含めて、丁寧に作られてはいると思うが…。