最新の観てきた!クチコミ一覧

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アンサンブルデイズ

アンサンブルデイズ

Bunkamura

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2025/03/20 (木) ~ 2025/03/23 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

朱雀、玄武、両ver.初日を観劇。
見やすいミュージカルでした。
おそらく演劇に興味無い人が観に来る可能性は小さい公演だと思うんですが。演劇に興味が無い人が観ても、まだ名前が売れてない役者って大変なんだなって共感してもらえるくらい、観やすい芝居だと思う。
有名な演者が出演してるわけじゃないって以外は、ほぼ満席のコクーンで胸を張ってやれる充実度。
観ておけば、あの〇〇のCAS公演、自分は観たんだぜって、悦に入れるかもしれません。

朱雀、玄武。どちらも良いし、どちらを観ても全員をちゃんと観られるのも良いですね。
(一部シングルキャストを除き、ver.で役者の役が変わります)

白い輪、あるいは祈り

白い輪、あるいは祈り

東京演劇アンサンブル

俳優座劇場(東京都)

2025/03/19 (水) ~ 2025/03/23 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

正しく鄭ワールド。冒頭のいじりから一歩「物語」叙述に入ると一気に引き込んだ。
ブレヒトの「白墨の輪」を鄭義信流に噛み砕き、一々ツボを突く歌、心底を揺さぶる音楽と、秒単位で仕込んだ笑いで描く。
アンサンブル俳優それぞれの持ち味で「笑わし」が成立していたのも良かった。俳優座劇場閉場を飾るに相応しい芝居魂溢るる舞台。

泡風呂で生まれなおす

泡風呂で生まれなおす

COLLOL

cafe MURIWUI(東京都)

2025/03/20 (木) ~ 2025/03/20 (木)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/03/20 (木) 15:00

 上演会場が小劇場やホール、公民館等でなく、Cafe MURI URIという、まぁ正確に言えば、Cafeというよりかは演劇やダンスや舞踏、展示会、シンガーソングライターによる弾き語りLIVE等に使われるイベントスペースだということを、Cafeの公式サイトを見て分かったが(なお、現在Cafeとしては営業していないということが公式サイトに書かれていた)、それにしてもCafeで公演するということだけでも気になる。その上、田口アヤコさんという役者による一人芝居であり、朗読劇であり、現代ダンスも多少取り入れており、観ていて、良い意味で演る作品の数も4作品とそんなに少なくなく、劇の内容も盛りだくさんで、観ていてお腹いっぱいになった。
 また、ドリンク代を払って、ドリンク片手に、気軽に鑑賞でき、Cafeがアパートの屋上に面している関係もあってか、窓から気持ちの良い陽光が差し込み、店内はあんまり無駄に電気を使っていない感じが、Cafeという空間を最大限に活かしていると感じ、自然さえも劇の背景に思えてきた。
 
 最初にCoRichに載っていた劇のイメージの写真とタイトルからは良い意味で、はっきり言ってどのような内容なのかが全く想像できなかったが、その現代アートのような写真や突飛なタイトルに惹かれて観にいったら、想像していた以上によく出来ていて、感心してしまった。

 
 私は、昼の回を観た。
 昼の回の前半の中編の劇川上弘美作『aer』では、出演しているのが役者の田口アヤコさんのみなことを逆に強みにした主人公の女性が赤裸々で欲望のままに生きていたところから、自分の子どもを身籠り、産みの苦しみ、息子が大きくなり、成長し、親離れしていき、段々息子が大きくなるにつれ、殺したい衝動が肥大化していき、苦しみ、いつの間にか自分が人並みに歳を取っていき、気付けば、息子も自分と似たような性癖を持ち、自分と同じような欠点を持ち、自分と同じように恋愛して結婚し、子どもが産まれ、気付くと歳を取っていくんだろうと考えると、その循環こそが、究極の復習になるのではないかといった風に考えるようになるまでを、時にに独白的、時に私小説的、時に詩的、時に哲学的、時に感情露わにして、主人公の女性の心情を描いたり、物語がどれくらい進行してるかを表現していて、これは田口アヤコさんの個性もあるのだろうが、内容的には多少のサスペンスやサイコホラーの要素さえあれど、幻想的だったり、ファンタジックな要素なんて微塵もないのに、その独特な動きや語り口から、不思議な話だと錯覚させられてしまうから見事なものだ。

 後半では、谷川俊太郎作の詩『ぼく』、短編劇田口アヤコ作『わたしが死んだら世界が終わる』、宮沢賢治作の詩『永訣の朝』を観た。
 2つの詩は、詩が描く人物描写や風景、世界観がありありと目に浮かんでくる朗読で、非常に良かった。
 短編劇田口アヤコ作『わたしが死んだら世界が終わる』は、タイトルだけ観ていると、村上春樹さんとかと似たような世界観と思いきや、蓋を開けてみると良い意味で裏切ってくれて、中味は、銀河鉄道の夜に出てくるジョバンニの母親とカンパネルラ亡き後のジョバンニのリアルで痛々しいその後を描いていて、『ドラえもん』におけるドラえもんが居なくなった後の、のび太とのび太ママ、ジャイアンとスネ夫、しずかちゃんと出来杉の中年になった姿を描くくらいに見てはいけないパンドラの箱を開けた感が否めなかったが、そのドキドキ冷や冷や感に引き込まれた。
 高齢なジョバンニママがコロナで亡くなり、自分が亡くなった後工場で夜勤で働く息子のジョバンニが上手くやっていけるかどうか等の不安や心配から暫くの間幽霊となって家に留まると言ったことなど、妙な現実と不思議さが日常の延長線上に描かれて、話が進んでいって、なかなか興味深かった。電気、ガス、水道代等が溜まっているなどリアル過ぎて怖いぐらいに、宮沢賢治作『銀河鉄道の夜』のその後を描いているとは思えないぐらい、ロマンもクソあったもんじゃない現実が突きつけられていて、感慨深かった。

 但し、前半、後半を通して、ほぼ笑える場面がなくて、極度に身体を張り詰めて、極度に集中して観ていたので、観終わった後、そんなに長時間じゃなかったはずだが、途中休憩もあったし、適度にドリンクも飲んでいたはずだが、気の張り詰め過ぎで大いに疲れた。
 

ぶた草の庭

ぶた草の庭

劇団道学先生

小劇場 楽園(東京都)

2025/03/19 (水) ~ 2025/03/23 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

率直な感想として、台本がイマイチ。設定が生かし切れていないと感じられるし、状況と心情がミスマッチで不自然に軽く稚拙な印象。

リセット

リセット

文学座

文学座アトリエ(東京都)

2025/03/11 (火) ~ 2025/03/23 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

最初、どうも辻つまが合わないので、不条理劇か、3年前に俳優座で観た「ムッシュ・シュミットって誰だ?」みたいな路線かと思わせたが、かなりシリアスで答えが見えそうで見えない不思議な作品。迷路の中を彷徨っているようで、混乱させられ不安な気持ちにさせられる。最後で一つだけ解決が提供されるが、他は混沌のまま観る者の想像力に任される。こういうストーリであるゆえ、俳優陣の安定した演技が際立つ。

狂人よ、何処へ ~俳諧亭句楽ノ生ト死~

狂人よ、何処へ ~俳諧亭句楽ノ生ト死~

遊戯空間

上野ストアハウス(東京都)

2025/03/19 (水) ~ 2025/03/23 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

久々に遊戯空間の芝居空間をがっつり食らった。テキストの文体が何とも味わいがあって大変好み。言葉の文体は「芝居の文体」にも正しく変換され、昭和初期だろうか噺家・句楽を取り巻く者たちの会話や、再現される逸話が洒脱で泥臭くて、演者の佇まいも昭和の調度、着物、江戸口調とも相俟って只々小気味良い。
文学としての戯曲の魅力を放つ近代古典に通じるものがある(小山内薫の「息子」とか、真船豊作品、三好十郎の台詞にも)。
パンフによれば原典は吉井勇の<戯曲>との事。件の落語家を主人公とした一連の作品を篠本氏が構成したものらしい。
こんな作品があったとは、少なからず新鮮な風に思わずむせた。

狂人よ、何処へ ~俳諧亭句楽ノ生ト死~

狂人よ、何処へ ~俳諧亭句楽ノ生ト死~

遊戯空間

上野ストアハウス(東京都)

2025/03/19 (水) ~ 2025/03/23 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

2時間40分という長尺の舞台でした。途中10分ほど休憩ありましたが。で、正直、見る人を選ぶ舞台かなと… 私はギリギリ選ばれた側かなと。脚本というか話の構成が私好みじゃなかったかな…と。まあ、これはよしあしの問題じゃなく好みの問題ですが。ただ役者の演技はすばらしかったので星5つです。基本わたしはクリエイターさんの苦労など知っているのでデフォルトで星5つですが^^ 

泡風呂で生まれなおす

泡風呂で生まれなおす

COLLOL

cafe MURIWUI(東京都)

2025/03/20 (木) ~ 2025/03/20 (木)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

『永訣の朝』『わたしが死んだら世界が終わる』『ぼく』『aer』の生死にまつわる4本。終演後、関係者だかファンだかわからないオッサンが、ムリウイの階段を追いかけてきて、しつこく感想を求めてくる。気味が悪い。

青少年のための純恋愛入門

青少年のための純恋愛入門

バザール44℃

STスポット(神奈川県)

2025/03/18 (火) ~ 2025/03/23 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2025/03/20 (木) 18:00

価格4,500円

お尻が痛かった
ってくらい全集中で魅入っていた
青少年のための…ということで何を今更と、自分に対して言い聞かせながらだったけど、序盤の振り幅に加えてがなかなかエグいもってきかたと
徐々にそうなっていく様がなんともいえず
素敵な作品だ

ネタバレBOX

先生は彼女以上に自分に嘘をつかず生きているのでは
ユーモアスポット的な先生は超個人的にお気に入り
九龍の玉漿

九龍の玉漿

ENG

六行会ホール(東京都)

2025/03/19 (水) ~ 2025/03/23 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★

鑑賞日2025/03/20 (木) 19:00

役者さんの芝居自体は見応えありました。照明も好きな感じでした。ただあれだけビジュアル凝っている割には機動隊?だけあまりにもパチモン臭くてダメだった。

ネタバレBOX

なんだろう「ばふぁんりんのはんぶんはやさしさでできてます」的な最後はあの瞬間虚無になりました。あれはない。諸行無常的な感じなのかもしれないけどそれで何を表現したかったの?あ、、、そうなんですね、、、で、2時間の集大成がそこですか?。そーですかいやー悲しいですねー狂ってますねー。で?「エンタメです」って感じであれば「最後まで仕掛けがって良いねー」となるかもですが。そこまでエンタメに振り切ってはなかったし、そこが良かったりもしたのだけども正直劇中の良い芝居も吹き飛んだ感じです。2時間あの人数でスッタモンダシテあれです。芝居自体は良かっただけにそれに反比例して残念感もヤバかった。別に真相はあれでも良いけど匂わせとけば大概わかるし「何明確に書いてるの?」と。そして結局見た感じもおかしな人が犯人なのね...曖昧がどうのって言ってるのに結果どこに曖昧さが残っているんだろう?ってのも感じた。2人は放火事件のあった日外に逃げなかった火が出たのが2人が去った後なら普通に逃げた後に大事になったのでは無いか?大体火を放つ意味がわからない死体を隠すのは死体の中が最もいいと思ったから?あの土地で子供に暴力を頻繁に振るっていた親父が子供に反撃されて亡くなってそれが非難の対象になって生きていけなくなるんんて想像しにくいと感じた。設定の詰めが甘いと感じてしまう隙がある作品。まあ「ただのエンタメですから」と割り切ればいいのかもしれない。
アンサンブルデイズ

アンサンブルデイズ

Bunkamura

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2025/03/20 (木) ~ 2025/03/23 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2025/03/20 (木) 18:00

玄武Ver.を観劇。
オープニングの演出が好きでした。
コーラスの歌声が綺麗。
シアターコクーンでピンスポを浴びている中野亜美さんがカッコいい。

暗室【京都公演 / 出演者・公演日程変更】

暗室【京都公演 / 出演者・公演日程変更】

安住の地

ライト商會(京都府)

2025/03/18 (火) ~ 2025/03/24 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

中村さんの声が良い 声優にもなれる!
2プロットの最後に融合するパターン
戦争の船の中で写真📸を撮影する人とその上官、東日本大震災で泥に埋まった写真を洗浄する3人のプロットがシンクロ
舞台は題名からも分かるように暗い場面が多いが、内容もシリアスでぴったりな雰囲気
写真のゆりかごから墓場まででは無いが、写真にまつわるシリアスな話
おすすめですよ~

アンサンブルデイズ

アンサンブルデイズ

Bunkamura

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2025/03/20 (木) ~ 2025/03/23 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/03/20 (木) 13:00

朱雀Ver.を観劇。
開場して舞台美術を見ながら、これから始まる演劇に想いを馳せる。
夢と現実を思いながら、いろいろな人生を擬似体験出来る良いお芝居でした。

ネタバレBOX

「分かっている、姉は夫を愛していない。」
もびいる

もびいる

らなうぇい

インディペンデントシアターOji(東京都)

2025/03/19 (水) ~ 2025/03/23 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

観ていてすぐに気付いた。

これは、いわゆるジャンプ方式だ。正確に言えばジャンプだけでもないんだろうけど、いま最も勢いがあって影響力があるように見えるから、あえて自分はジャンプ方式とも勝手に呼んでいる。

それは安部公房とかの不条理とかと似ているようで物語の構造が明らかに違う。

以下、ネタバレへ(汗

ネタバレBOX

最近、こりっちに感想を書き足してるうちに他の人から感想の感想を受けてテンションが下がって書く気持ちが落ちがちなので、何か言われる前に書く!(苦笑

勢いで。これも一種のジャンプ方式とも言えそうな気もする。現実世界で勢いで突っ走ろうとして大破する人間たちを(仕事場で)大勢見てきたが、これは劇作の感想だから良いだろう…しかし大破しないように(汗

(自分が勝手にそう呼んでいる)ジャンプ方式とは何か?それは恋愛の薄いテラスハウス方式とも言う。

そこでは物語は結果的に生み出される副産物。

物語が(勝手に)盛り上がるのに重要なこと、それは特徴的な登場人物たちの誰と誰がどう出会うかだ。推しの子なんかでは主人公が意識して(職業恋愛として)テラスハウス的な番組で行っていたし、多くの女性が認知機能の低下した少年漫画しか読まない男子に物理的に物を投げるなどして(傷害罪になる可能性を若さの勢いで蹴散らしながら)意図して引き起こそうとする現象の一つがそれである。現実世界ではスクールカースト的にも全く遭遇しそうにもない、百光年先のグレイと、四畳半列島のペンペン草の生えた万年床の住人が接近遭遇するようなカオティックな状況が、必然的に起きたと錯覚させる設定(ストーリーテリングの技巧により観客の脳に不自然さを感じさせないよう働きかけること)が必要。

しかし、今回の劇の舞台は、おそらくジャンプほどはファンタジー色のない近未来(たぶん)。そこにはバチカンからの使者もいなければ、到底現実とは思えない子供じみた空想を神業的な技巧で具現化するアシスタントもいない。己の技で表現するのみだし、そもそも上の階のコンビニで買ったコーヒーを飲んでるような観客に、二時間(テンションのピークに到達して物語を小一時間進めるのだとしたら、30分でマッハのテンションに到達する必要がある、そんなんピエール・バルーにも無理だろうたぶん観たときないけど♪)でいきなり凄いテンションの芝居を見せつけても、観客たちを百光年彼方に放置しグレイ化させるのは間違いない。劇団10年くらいやって固定客以外いないのならともかく…それはそれで寂しいかもしれないがッ。

じゃあ、どうなるのか、というと、盛り上がらない。

そもそも今回の設定は、どうやら赤の他人が真の七人兄弟をめざすという、黒澤明が七人の侍で二時間で成し遂げられなかった偉業(兄弟愛≧助っ人(世間の漠然としたイメージ…何となく))を、生の俳優が観客たちが凝視する目の前でリアルに披露するという無理ゲーだった。舞台のなかで戯曲が完全に完成してここにのっていればだが。ただ、実際に兄弟姉妹がいる人ならわかるが、兄弟姉妹はそこまで信じ合っていない。いないよりは運命共同体的な雰囲気の中で多少外敵に対抗できる味方となる可能性があるというだけで、実際には遠くの兄弟より中学高校の同級生とかのほうがはるかに信頼出来るし信じられる。悲しい話だが(苦笑

そんなのは可能なのか、しかも物語もそれほど盛り上がる気配もない、あと私のような自他ともに認めるオッサンの目からすらと、なんかみんなやたらとオシャレだし…カッコ悪く走り回る汗っかきのボランチ(カッコ悪くなくてもいいが)的な俳優なしで物語進むの?これ、(みんな気づいてると思うが、演劇もサッカーと同じでみんなストライカー(おしゃれでクール)だと物語は進まない。ボランチがいないと)。と思ってたら、どうやら劇作家の投影らしき作家の卵らしき俳優の男が汗をかき始めた。なぜ投影だと思ったかというと、この俳優、とても作家には見えない男前だし、なんか女子にもモテてるけど全く気にしてないからだ。こんな作家はいないだろう…たぶん!(THE先入観)

果たして物語は進むのか…?作家の投影は足掻く。ジャンプ作家がインタビューとかで、登場人物を配置したら物語勝手に走り出したんですよ、とか書いててそれを真に受けてテラスハウスやったら何も進まなかった、こんなん約束(誰も約束したないが)と違うぞ、と言わんばかりに。

その後も作家の投影?の焦りとは逆に、七人兄弟を目指す寄せ集めの男女の汗と涙は特になかった。そしてやがて、特徴的な登場人物たちが出会って兄弟を目指せば絶対に自分が考えつかないような物語が次々と生まれると思っていた、どうやらその七人兄弟式テラスハウスの出資者らしき男の焦りは頂点に達し、いつしか失業していて、その集まった男女に支払われるはずの謝礼の雲行きも怪しくなるのであった。

ひょっとしたらこういった物語に似た物語は過去に存在していたのかもしれないが、この舞台のようにこの物語で登場人物たちが舞台のうえにポチポチ出てくる登場の仕方と、テラスハウス的な目線というか…そういう役者の動きが共存しているのはあまり記憶になく、物語がどうというよりかは、発展させる余地が大きい演出手法のような気がして新しい気がした。
ルミエールの冒険

ルミエールの冒険

壱劇屋

門真市民文化会館ルミエールホール・大ホール(大阪府)

2025/03/20 (木) ~ 2025/03/23 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

イマーシブシアターは初めてでしたがとても楽しかったです!みんなにオススメしたいです!

アンサンブルデイズ

アンサンブルデイズ

Bunkamura

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2025/03/20 (木) ~ 2025/03/23 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

20日観劇

ぶた草の庭

ぶた草の庭

劇団道学先生

小劇場 楽園(東京都)

2025/03/19 (水) ~ 2025/03/23 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

〈庭チーム〉

未来の日本、ヨコガワ病と呼ばれる奇妙な伝染病が発生している。感染すると身体のどこかに赤い痣のような斑点が現れ進行と同時に変色、徐々に記憶障害が酷くなって死に至る。感染者は各地にある隔離居住区に分散されて生活。その内の一つ、瀬戸内海に浮かぶ離れ小島、廃村となった蓮池村の集落にあるコミュニティーセンターが舞台。
青年団の『S高原から』や今作の作家・土田英生自身の『燕のいる駅』を思い起こさせる。不条理にも誰もに確実に訪れる“死”との対峙を描く。これは人間の永遠のテーマ。“死”を前にしないと人間は“生”について考えられない。

主演の佐藤達氏の魅力爆発。まさに適役。彼の持つ技術が遺憾なく発揮されている。
石川佳那枝さんは香坂みゆきっぽい余韻。味がある。
松田一亨(かずあき)氏は満島真之介系、笑いの作り方が巧妙。山口良一系か。
田上大樹氏は安田大サーカス・団長安田っぽい。
菅沼岳氏はいつもながら剛腕でなぎ倒して場をかっさらう。
花渕まさひろ氏は吉田豪っぽい。

佐藤達氏のキャラ、事を荒立てない生き方。脳裏に流れてくるのは氷室京介の「ANGEL」の歌詞。
いつでも優しさを弱さと笑われて 弱さを優しさにすり替えてきたけど

流石の完成度。是非観に行って頂きたい。

ネタバレBOX

かつて南シナ戦争があり、アジアに多くの難民が発生。日本に逃れた多国籍難民達はガンジ山周辺に居住。その子孫達はガンジビトと呼ばれ、日本名として姓を「高台」と割り当てられた。被差別地域であるガンジ山に謎の研究施設「アカヤネ」が新設。その周辺からヨコガワ病が発生した。

ガンジビトのおやつであったツノギ虫、これに噛まれると高熱に苦しむ。だが主人公の記憶障害が治癒されたようにも。

小林花絵(かえ)さんがノートに綴る未来の妄想日記。「ぶた草の花粉に含まれる成分にて特効薬が出来る」との妄想。

ラスト、「どうせ死ぬんだから何やったって仕方ないだろ」と思ってきたが、いや全ての存在はいずれにせよ死ぬのが必定。だが、今現在はここに生きている。まだ死んではいない。生きている限りやるべきことがある。やらなくちゃいけないことが。佐藤達氏が叫び声を上げる。「どうせ死ぬんならそのギリギリまで生きてやる!」
狂人よ、何処へ ~俳諧亭句楽ノ生ト死~

狂人よ、何処へ ~俳諧亭句楽ノ生ト死~

遊戯空間

上野ストアハウス(東京都)

2025/03/19 (水) ~ 2025/03/23 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

 初日を拝見。流石! 遊戯空間の作品である。華5つ☆。断固、観るべし!!(追記後送)

ネタバレBOX

板上は素舞台。両側壁、及びホリゾントに各々の幅に応じた格子構造の枠が設えられているが、場面に応じて障子になったり目立たぬ壁になったり。演出の手際の良さ、照明の的確、生の三味線の見事な演奏、そして狂言回しの役割を担い上手客席側に座した桂 右團治さんの語りが混然一体となって醸し出す臨場感、流石に遊戯空間の作品である。
物語は大正時代に活躍し実在したモデルを句楽とその噺家仲間の焉馬、小しんという名のキャラクターを用いて書いた吉井 勇の九つの戯曲のうちの「俳諧亭句楽の死」「焉馬と句楽」「縛られた句楽」「句楽と小しん」「髑髏舞」の五編を選び再構成した作品である。篠本 賢一氏の原作読み込みの深さを梃にした換骨奪胎ぶり、演出の手際、役者陣・狂言回し・演奏者ら演じ手の極めて高い質、時代背景を観客が同時進行で想起すれば益々深まる奥行き等々、これほど含蓄に富み、深い作品があろうか?
ズベズダ

ズベズダ

パラドックス定数

ザ・ポケット(東京都)

2025/02/20 (木) ~ 2025/03/02 (日)公演終了

実演鑑賞

2021年の青年座上演作(180分)を、作家自身の劇団で大幅にパワーアップして120分✕三部作として上演。3月2日までザ・ポケット。

https://kawahira.cocolog-nifty.com/fringe/2025/03/post-4955c3.html

ジョバズナ鼠の二枚舌

ジョバズナ鼠の二枚舌

おぼんろ

新宿シアターモリエール(東京都)

2025/03/04 (火) ~ 2025/03/09 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/03/06 (木) 13:30

9年ぶりに観たが末原主宰の巧みな語りで観客を作品世界にいざない……どころか同化/没入させて始まり、四方囲み客席の会場(キャットウォークも含む)を役者が縦横無尽に駆け巡る独特のスタイルは変わらず。
がしかし本作は生きてゆくことの辛さ・寂しさを描いており、齢を重ね人生の重み(?)を実感した末原主宰ならではの作品だと思った。
それにしてもこの会場をこんな風に使うとは恐れ入る。(笑)

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