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激情コミュニティ×maimuima つまみ食いvol.1

激情コミュニティ×maimuima つまみ食いvol.1

激情コミュニティ

Craft KOWA(東京都)

2017/01/29 (日) ~ 2017/01/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題2016(17-019)

18:30の回(曇)

18:15会場着、小さな正方形スペース、L字の客席はザブトンと椅子、椅子席に座ります。

2つのユニットのミニ合同公演。

maimuimaは「誤解です。(2011/12@バビロン)」からの4公演目。激情コミュニティは「不在のD(2013/1@参宮橋)」。

演目:マイム×2、映像×1、演劇×1。

最後の「深海鉄道」...当パンをみると佐賀モトキさん。初めて観たのは柿喰う客の「露出狂(2010/5@王子)」、そこから新良さんの「人デナシノ唄(2010/11@GARDEN」国分寺大人倶楽部「ホテルロンドン(2011/2@王子)」革命アイドル暴走ちゃん「騒音と闇 ?ドイツ凱旋ver.?(2014/9@アゴラ)」DART'S「In The PLAYROOM(2014/10@ミラクル)Straw&Berry「ワンダーランド(2015/2@王子)」とクセのある作品を結構観ているのになぜか気がつかないほどイメージが違っていて、終演後、声をかけるとやはり(当然ですが)ご本人。

いゃ、ビックリしました。「深海鉄道」というとおり、光が届かない神秘的で幻想的な深海を進む「鉄道」、なかなかのしっとり感で次の公演が待ち遠しい。

中澤梨佳子さん、ピアチェーレと舞☆夢☆踏で観ていて、気がつけばもう卒業とのこと。

『エンジェル・フォール騎士 ANGEL FALL KNIGHT』

『エンジェル・フォール騎士 ANGEL FALL KNIGHT』

無頼組合

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2017/01/27 (金) ~ 2017/01/30 (月)公演終了

満足度★★★★

スピーディーで展開も面白く2時間目が離せませんでした。芝居が始まってすぐはこれは私好みの展開じゃないしこの話についていけるかと少し心配でした。シリーズもので第9弾ということで初めて見る私にはうまく理解できない部分もありましたが面白く見させてもらいました。探偵助手役の小川さん可愛くてとても素敵でした。

空を飛んだ後のライト兄妹

空を飛んだ後のライト兄妹

東京パイクリート

小劇場B1(東京都)

2017/01/25 (水) ~ 2017/01/29 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/01/28 (土)

ライト兄弟に妹がいたら・・・ きっと本当にあんな感じなんだろうなと思えるほどしっくりときたお芝居でした。34歳まで嫁にも行かず2人のお兄ちゃんの面倒?を見ているしっかり者のようで天然の妹に愛らしさを感じました。

ハムレット

ハムレット

ラゾーナ川崎プラザソル

ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)

2017/01/25 (水) ~ 2017/02/01 (水)公演終了

満足度★★★★

本公演は、ラゾーナ川崎プラザソルの開館10周年記念公演の第二弾(第一弾は「マクベス」)として上演されている。
「ハムレット」…シェイクスピア四大悲劇の1つ。その作品群の中でも台詞に関しては有名であり、翻訳も色々ある。明治期の坪内逍遥から現代に至るまで翻訳家が原文の意を汲み取るよう腐心している。
本公演でも当日パンフで松岡和子女史が「kin(姻戚関係)とkind(親子・兄弟などの肉親の情)とが同じk音で始まることとか、縁語であることをもっと打ち出す」ことを思っていたと。そして新たな表現は、劇を分かり易くするだけではなく、物語そのものの魅力を引き出していると思う。日本のシェイクスピアの翻訳者は男性が多く、女性は少ないと言われている。昨年亡くなった蜷川幸雄氏は1998年以降、埼玉県の彩の国さいたま芸術劇場でのシェイクスピア戯曲を松岡女史の翻訳を使用して上演していた。
その翻訳劇による本公演の魅力は…観応えがあった。
(上演時間2時間15分 途中休憩10分)

ネタバレBOX

舞台セット…素舞台であるが、張り出した床面は赤を基調にしており、奥壁にあたるところは白い幕にスリット。その何か所かにある切れ目から自在に出入りし場面転換を演出する。その多空間処理は物語の展開を途切らすことなく観客(自分)の集中力を惹きつける。また幕の上部には白いシャツが掛けられているが、何を意味しているのか判然としない。全体的な色調は赤・白という、一見対極のようであり豪華な(ダンス)ホールを思わせる。

梗概…夜の城壁にあらわれた亡き父王の亡霊は王子ハムレットに、現王 クローディアスが自分を殺害し王位を奪い、ハムレットの母でもある妻の ガートルードを王妃にしたことを語る。亡霊の言葉で、父の死因を知ったハムレットは 復讐を誓うが、なかなか実行出来ない。その躊躇と懊悩が交錯しハムレットの苦悩が表現される。一方、オフィーリアとの恋物語が純愛のような狂気のような展開も目が離せない。

さて有名な台詞…「To be,or not to be,that is the question」も色々な訳がある。それは時代とともに言葉が変わること。翻訳者の創意工夫によって作品の世界が広がっていくことらしい。松岡女史にしても先に書いたk音は従来の訳に変わり「近親関係は深まったが親近感は薄まった」にしたという。物語の解釈に沿って原文の意を表現しようと努めているようだ。女性の視点を踏まえた翻訳で、女性が男性に対して過剰な敬語は話さない。そこには自然な言葉遣いが聞かれる。それゆえ、現代風で分かり易いのではないだろうか。

役者陣の演技はバランスよく、その軽快なテンポは心地よい。
感じ入ったのは、オフィーリア(逢沢凛サン)の純真な気持と錯乱狂気した姿の演分けが素晴らしかった。特に仰臥し顔だけを客席に向けた時の目の虚ろさは見事。

次回公演を楽しみにしております。
せまい世界で夢をみる

せまい世界で夢をみる

ENBUゼミナール

シアター風姿花伝(東京都)

2017/01/28 (土) ~ 2017/01/29 (日)公演終了

満足度★★★★

舞台を降板した役者には覚悟があったのでしょうか。

ネタバレBOX

実の娘に再会し、拒否され、さらに自殺されてしまったことで死にたがっているホームレスに対して、ホームレス支援者の元ダメ脚本家が彼の希望を叶えようと、殺人を伴う実践的お芝居のシナリオを書き、ホームレス仲間や支援者仲間に参加するよう強要し、その結果殺人事件が起こったという話。

自殺した女子高生に恋していた高校生を始めとして、殺人を拒否してお芝居から降りた仲間たちは役者になることを捨てたのですから、卒業公演なので仕方ないこととはいえ、終演後の舞台挨拶には出るべきでありませんし、ああもうこれで卒業しても役者にはなれないなと思いました。

寺山修司は『青ひげ公の城』でいい役者は舞台上で死んでも何事もなかったかのように次の芝居に出て来ると言っていました。殺す側の役者の覚悟も必要ですが、あのホームレスが本当にいい役者の卵であると確信できれば、他の役者の卵も本当に殺すことができたかもしれないと考えると、ホームレス役の資質も大事でした。

それくらいの気骨が必要だと思いましたが、卒業公演のシナリオとしては酷な内容であり、酷な指導先生でした。

結局のところは、大声出して一生懸命やってますだけでは上手いも下手も判断できませんでした。
『ひまなこなべ』朗読ライブ

『ひまなこなべ』朗読ライブ

ハックルベリーブックス

ハックルベリーブックス 2F(千葉県)

2017/01/29 (日) ~ 2017/01/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題2015(17-018)

15:00の回(曇)。

千葉柏には一度だけ来たことがあり、調べてみると「かごめ町ストライク(2011/8@アミュゼ柏)」でした。駅から少し南へ歩き、広い通りから一つ入ったお店「ハックルベリーブックス」ここの2Fが会場。

朗読の白石里子さんは青果鹿「楢ノ木大学士の野宿(2011/12)」からずっと観にいっていて、音楽の阿部明子さんもこのときに。

白石さんの舞台はスタジオ・ポラーノ「注文の多い料理店(2016/2@北沢タウンホール)」以来。

テキストは、アイヌの昔話、どいかやさん作の絵本「ひまなこなべ」。後半は萱野 茂さんの「ひとつぶのサッチポロ」。

間にアイヌの言葉についてやお茶をいただいたり、どいかやさんのお話を伺ったりの約80分。

お子さん連れの方が多く、会場は満席。

白石さんの横顔の向こうの壁に飾られた原画を眼で追いながら、声に揺られ、寒い国のどこか暖かい神様のお話に聴き入るのでした。

覇道ナクシテ、泰平ヲミル【護王司馬懿編】

覇道ナクシテ、泰平ヲミル【護王司馬懿編】

劇団ZTON

ABCホール (大阪府)

2017/01/27 (金) ~ 2017/01/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

観終わった後の衝撃が大きすぎてうまく言葉になりませんでした。
前回のラストが好きすぎて、完結編は楽しみでしたが、果たしてどうなるのかなと思ってました。
今までのを観てきたから見えるストーリーと、今回だけ観て見えるストーリーはきっと大きく違ったんじゃないだろうかと思います。
長い作品だった分、彼らのたくさんの表情を観てきましたが、まさしく完結にふさわしい舞台だったと思います。
本当に終わったのか、はたまたこれからまた始まるのか。
まったく予想のしていなかったラストでした。
一回じゃ足りないから、はやくDVDで観たいです。

『Doroshy-ドロシー-』

『Doroshy-ドロシー-』

劇団ゴサンケ

一心寺シアター倶楽(大阪府)

2017/01/27 (金) ~ 2017/01/29 (日)公演終了

満足度★★★★

劇団ゴサンケさん二度目の観劇。
「オズの魔法使い」がテーマでしたが、内容を詳しく知らなくても楽しめました。
衣装のセンスがいいなって思います。国が色ごとに分かれているのですが、それぞれの特徴とキャラの雰囲気にマッチしていていい!!そしてなにより領主様たちの美しさが素晴らしいです(笑)
個性的なキャラクターが活きていて、面白かったです。
主人公のドロシーは好き嫌いがわかれるタイプだなって思いました。(それで評価がわかれるところ)
リーフレットに配役が載っていなかったので、誰が誰だがわからない部分が残念でした。素敵役者さんをいっぱい発見できた気がします。

うえをむいてあるこう

うえをむいてあるこう

劇団天動虫

要町アトリエ第七秘密基地(東京都)

2017/01/28 (土) ~ 2017/02/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

淡々と進むシンプルなストーリーながら舞台上で起きていることに徐々に気づかされ、エンディングで一気にやられてしまいました。演出をはじめ名門劇団の出身や所属の役者さんを中心に若手の役者さんたちが熱演。終演後の外の風が心地よかったです。心の寒さを感じている人にも是非お勧めの作品です。
※制作の方々の配慮もとても良く、気持ち良く過ごせたました。ありがとうございました。

ネタバレBOX

“死”を意図しないまま本人が亡くなり。周囲も無論その理由を知る由もありませんでしたが、お別れのときが近づいたその時、理由が明らかに、そして最後にみんなで本人のためにしたことは・・・。
展開も楽しめましたが、霊が見えるようになるルールが独特で、霊媒師より一般人が見えたりする、というコミカルなところもあり、けっこう受けました。また霊媒師の力を借りずして成仏する、というラストはとてもおしゃれでした。
またラストの曲「うえをむいてあるこう」を出演者全員が歌うところはジーンときました。
歌詞が本当に素敵でしたね。“下を向いたら涙がこぼれる、上を向いたら空がある”です。
か・ら・だ♡

か・ら・だ♡

劇団おねがいシスターズ

渋谷Milky Way(東京都)

2016/11/18 (金) ~ 2016/11/23 (水)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2016/11/21 (月)

価格3,000円

ヒッキー、アイドル、美容整形の三題噺。短編3本をリレー形式で繋ぐだけにとどめず最後に3本をまとめることに往年の深夜ドラマ「Heartに'S」を思い出す。
また、全員が二役をこなすが演じ分けが見事で「あれがさっきのあの人!?」状態。
あと、当然の事ながら随所に藤吉味が感じられ……と言うより全編藤吉味満載で、一部キャストには時々藤吉主宰の生き霊が憑いたよう…(笑)

『エンジェル・フォール騎士 ANGEL FALL KNIGHT』

『エンジェル・フォール騎士 ANGEL FALL KNIGHT』

無頼組合

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2017/01/27 (金) ~ 2017/01/30 (月)公演終了

満足度★★★★

アクションシーンがまるで映像作品を観ている様で面白かったです!
シリーズものという事で、
しかも次回が最終章!
どんな展開が待っているのかとても楽しみになりました。

足場の上のゴースト

足場の上のゴースト

PM/飛ぶ教室

AI・HALL(兵庫県)

2017/01/27 (金) ~ 2017/01/29 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/01/29 (日)

鳶職として働く「おじい」が作業現場から落ちて死んでしまう。舞台に組まれた足場に幽霊となって現れた「おじい」。この「おじい」を弔う家族・同僚たちとの心温まる愛の物語です。舞台セット、役者さんの演技、どれをとっても秀逸でした。

川を渡る夏

川を渡る夏

文学座附属演劇研究所

文学座アトリエ(東京都)

2017/01/27 (金) ~ 2017/01/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/01/27 (金)

無題2013(17-016)、無題2014(17-017)

両日とも19:00の回、18:10受付(予約順に整理番号)、18:30開場(赤文字が先、次に黒と青が5番ずつ)。

何もない舞台、手前から奥へ少し傾斜。10分休憩を含み150分との案内。

1/27(金)A組19:02~21:27、1/30(土)B組19:00~21:23。

文学座附属演劇研究所、研究生による「研修科卒業発表会」。「萩家の三姉妹(2016/5)」「キル(2016/8))」「お気に召すまま(2016/10)」、4公演目。本科の発表会「女の一生(2016/11)」を入れると5公演目。

文学座の本公演はてがみ座長田育恵さん作の「終の楽園(2014/7」1回だけ。

ここ最近、パフォーマンス色の強いもの、ダンス公演(コンテンポラリーダンス)へシフトしていることもあり普段観ることがないような作品ですが、昨年あたりから学生(高校生、大学生)演劇が面白く、各校に行ったり大会に行ったりしてきました。

セッションハウスの「UDC(University Dance Cross)」、関東大学学生ダンスΣ、日芸の「Dance Performance」、桜美林の@PRUNUS公演なども主役は学生で、ここの研究生も同じように感じ、続けて観るようになりました。

内容はSF的で、ジュブナイル物の味わい。タイムスリップ..いやコールドスリープに近いか。
レム「星からの帰還」、谷口ジロー「遥かな町へ」なども好きな作品。

2組、すこし演出(セリフ)が違っていたようですが、甲乙つけがたく。

布製肩掛けかばんを見たのは何年ぶりだろう。

川の向こうとこちら、とまったままの時間、追い抜かれてしまった時間、双子、入れ替わった姉妹、ここにはないはずの場所、いないはずの人、霧に囲われた世界が印象的。

『Doroshy-ドロシー-』

『Doroshy-ドロシー-』

劇団ゴサンケ

一心寺シアター倶楽(大阪府)

2017/01/27 (金) ~ 2017/01/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/01/29 (日)

座席1階1列3番

泣けました!!ぐぐっと来ました!!とても良かった!!また拝見したいです!

『エンジェル・フォール騎士 ANGEL FALL KNIGHT』

『エンジェル・フォール騎士 ANGEL FALL KNIGHT』

無頼組合

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2017/01/27 (金) ~ 2017/01/30 (月)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/01/29 (日)

ノリノリでキレキレで楽しかった!!!

生垣の女

生垣の女

よあさる 多摩美術大学卒業制作上演部門

ザムザ阿佐谷(東京都)

2017/01/27 (金) ~ 2017/01/28 (土)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/01/28 (土)

無題2012(17-015)

16:30の回(晴)。この回も予約なしの当日扱い、入口階段前で整理券を受け取り、じっと待ち、5分前に中へ。入ると...?ぐるっと回って舞台へ。
いつもの舞台/客席が逆の配置でした。勾配のある舞台(いつもは客席)に散らかっているのは生活雑貨、レンジ、菊正宗、服、NANA、ペットボトル、空き缶等々。客席はパイプ椅子。

16:31女が一人~開演~17:16終演。『本谷有希子「生垣の女」を朗読する女』。

原作の内容と朗読(演技、振付)をミックスしたような作品で、動く朗読。

本谷さんは、邦画も数本見ていた頃に「乱暴と待機(2010)」を、青山円形劇場で「甘え(2005/5)」を観た限りです。

黒メガネで、ぼさっとした髪型、家に帰ってくると一番ラクチンな格好で酒を呑み、スルメを噛み切る。

客席を上下左右に移動、読書にのめり込んでいるのか、そこに自らをみているのか、面白い構図。内容は...すぐにはイメージできないながら男と女の哀しさなのでしょうか?

多摩美の「造形表現学部」は今年度で廃部。

この卒業制作展は2015/1「めっけ!」@下北沢で「議題:ギタイ(711)」これも一人芝居、「4.48サイコシス(アレイホール)」
「創刊空飛ぶ帽子(Geki地下)」(妖精大図鑑)を観たのですが、翌年(冬の大三角)は時間があわず、今年も残念ながら2作品だけ。
※上野毛キャンパスでの公演には続けて行ってみようと思っています。

終演後、お訊きすると卒業後は演劇から離れるそうです。

『エンジェル・フォール騎士 ANGEL FALL KNIGHT』

『エンジェル・フォール騎士 ANGEL FALL KNIGHT』

無頼組合

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2017/01/27 (金) ~ 2017/01/30 (月)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/01/29 (日)

スピーディーでストーリーも面白く、楽しい場面やシリアスな場面、笑いあり涙ありの盛り沢山の舞台で、あっという間の2時間でした。個性的なキャラクターばかりで、役者さん達は皆、良い味を出していました。風吹淳平・・温かく優しくお茶目で、すごくカッコよく感じました。この風吹役を演じるシラカワさんはピッタリだなぁと思いました。観劇後は、本当に面白かったなぁと、しみじみ感じました。大満足でした。そして、このシリーズが、あと1回で終わってしまうのは、淋しい気がしました。

空を飛んだ後のライト兄妹

空を飛んだ後のライト兄妹

東京パイクリート

小劇場B1(東京都)

2017/01/25 (水) ~ 2017/01/29 (日)公演終了

満足度★★★★

妹がらみの”期待”に最後まで身構えてしまい、深浅のねじれにアジャストし切れなかったと反省。ガレージ感が心地良いなか、達者でライトな面々が、たどり着いた100年前にはない、100年後の存在感を競っていた。

『エンジェル・フォール騎士 ANGEL FALL KNIGHT』

『エンジェル・フォール騎士 ANGEL FALL KNIGHT』

無頼組合

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2017/01/27 (金) ~ 2017/01/30 (月)公演終了

満足度★★★★

小劇場で出来得るエンターテイメントを大人達が真剣に取り組んだ結果の、極上のB級ハードボイルド活劇でした。
黒が基調の舞台にカラフルで毒々しい衣装が鮮やかに映ります。
賄賂疑惑の解明を軸にストーリーは進みますが、怪しい職業の人があちこちから登場して、段々しっちゃかめっちゃかになって、あぁもはやストーリー大爆発っ! かと思ったら、しっかり物語の整理がされて収束へと向かう構成が絶妙です。
最大の魅力は、このしっちゃかめっちゃかさで、これはもう生でしか体感できない劇団の持ち味と言っていいのでしょう。
この体感する面白さの醍醐味に心情的深みがさらに加われば最強だと思いますが、そうなるとB級の冠がA級に変わってしまうかも。

チャンピオンたちの朝食

チャンピオンたちの朝食

天体望遠鏡

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2017/01/27 (金) ~ 2017/01/29 (日)公演終了

満足度★★★

『少年〇〇〇〇』を流し読みしている感じ。可愛らしくて覚えやすい”ゆるキャラ”のわきに吹き出しや描き文字が平面的に浮かんでくるみたいな。それぞれもう一筆描き足してもらうと二次元的味わいとして倍率アップしそうな未知なる天体。

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