生垣の女 公演情報 よあさる 多摩美術大学卒業制作上演部門「生垣の女」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2017/01/28 (土)

    無題2012(17-015)

    16:30の回(晴)。この回も予約なしの当日扱い、入口階段前で整理券を受け取り、じっと待ち、5分前に中へ。入ると...?ぐるっと回って舞台へ。
    いつもの舞台/客席が逆の配置でした。勾配のある舞台(いつもは客席)に散らかっているのは生活雑貨、レンジ、菊正宗、服、NANA、ペットボトル、空き缶等々。客席はパイプ椅子。

    16:31女が一人~開演~17:16終演。『本谷有希子「生垣の女」を朗読する女』。

    原作の内容と朗読(演技、振付)をミックスしたような作品で、動く朗読。

    本谷さんは、邦画も数本見ていた頃に「乱暴と待機(2010)」を、青山円形劇場で「甘え(2005/5)」を観た限りです。

    黒メガネで、ぼさっとした髪型、家に帰ってくると一番ラクチンな格好で酒を呑み、スルメを噛み切る。

    客席を上下左右に移動、読書にのめり込んでいるのか、そこに自らをみているのか、面白い構図。内容は...すぐにはイメージできないながら男と女の哀しさなのでしょうか?

    多摩美の「造形表現学部」は今年度で廃部。

    この卒業制作展は2015/1「めっけ!」@下北沢で「議題:ギタイ(711)」これも一人芝居、「4.48サイコシス(アレイホール)」
    「創刊空飛ぶ帽子(Geki地下)」(妖精大図鑑)を観たのですが、翌年(冬の大三角)は時間があわず、今年も残念ながら2作品だけ。
    ※上野毛キャンパスでの公演には続けて行ってみようと思っています。

    終演後、お訊きすると卒業後は演劇から離れるそうです。

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    2017/01/30 10:05

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