最新の観てきた!クチコミ一覧

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紅鬼物語

紅鬼物語

劇団☆新感線

シアターH(東京都)

2025/06/24 (火) ~ 2025/07/17 (木)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★★★

ライブビューイングで見ました。
劇場で見た時には聞こえにくかったせいで「なんで?」と思ったことの謎が解けたし、アップになることで蒼と紅子の交わす瞳と表情がよく分かって切なかったです。
映像の方が生より良いというのもどうなんだろとは思いつつ、やはり座席によって見え方が全然違うので劇場によってはもうライブビューイングにしようかと思ってしまった今回でした。
しかし、ライブビューイングの先行抽選で取れた座席が後ろから2番目で最上手というのはいかがなものか。映画館の座席予約から取った方が良い席だったようで納得できないのでした。

双碧星物語

双碧星物語

流星揚羽×TEAM風雷Bow

萬劇場(東京都)

2025/07/02 (水) ~ 2025/07/06 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

殺陣に迫力があってとても良かったです。お芝居をあまり頻繁に観るほうではないので「この空間でどうやって色んな場面を表現するのだろう」と不思議に思いながら開演を待っていましたが、いざ始まってみると、役者の方々の生き生きとした動きが、その場面の情景をしっかり映し出していて、ちゃんとそこに何があってどんな場所なのかも伝わってきたことに驚きました。また機会があればぜひ観に行きたいです。これからも頑張ってください。

音楽劇 金鶏 二番花

音楽劇 金鶏 二番花

あやめ十八番

座・高円寺1(東京都)

2025/07/07 (月) ~ 2025/07/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

熱のこもったテレビ放映作成の物語でした。

ネタバレBOX

テレビ放送を作るために、たくさんの人の努力と奮闘があったことがよく伝わってきました。舞台を幅広く有効に使い、とても効果的な生演奏の音楽、そして歌、印象に強く残りました。あまりの感動に、自分の気持ちと頭の中がまだ整理できていません。
音楽劇 金鶏 二番花

音楽劇 金鶏 二番花

あやめ十八番

座・高円寺1(東京都)

2025/07/07 (月) ~ 2025/07/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

第一幕80分休憩10分第二幕85分。

時代は1992年だろうか?NHK放送劇団一期生の老女がNHKスタジオで後輩の五期生の女性タレントとトーク。日本のテレビ放送の歴史を振り返る特番のようだ。亡くなった旦那は日本を代表する名アナウンサーだった。思い返せば時は1950年(昭和25年)11月、NHKは週1回だけ1日3時間の定期実験放送を開始。それを日本橋三越の会場にて一般に公開。先は何も見えないがあり余る情熱だけはスタジオ中に満ち満ちていた。

織り込まれる戦時中のNHKラジオ局でのエピソード。詩を募集し選ばれたものに曲を付けて歌にする番組。そこに送られてきた「愛おしいもの」。時局柄、反戦歌として検閲される恐れもあった。だが金子侑加さんがその歌を歌うことで人々の運命が動く。

MVPは内田靖子さんだろう。やるな。
浜端ヨウヘイ氏はイケメンの諏訪魔(全日本プロレスのレスラー)みたいでカッコイイ。本職は歌手なので流石の歌声。
中野亜美さんの多彩な表情は昔から『おはよう!スパンク』を連想する。金子侑加さんとの二枚看板までになるとは。
田久保柚香さんは必ず胸に残る存在。巧い。

黒柳徹子の話を思い出す。養成所時代、アメリカからNBCのプロデューサー、テッド・アレグレッティが技術的な指導の為来日し講演。「今後テレビは今世紀最大のメディアになるだろう。いずれ世界中のあらゆるものを見ることができるようになる。使い方次第でテレビは人々を幸せに導き、世界に永遠の平和をもたらすことができる」。その言葉に感銘を受けこの仕事に誇りを持ってやってきたと。

もの凄いボリューム、一回だけじゃ物足りない。
是非観に行って頂きたい。

ネタバレBOX

第一幕が描き込みや仕掛けが多過ぎ、ごちゃごちゃして何か世界に入りづらかった。クリストファー・ノーランの映画みたいな情報量。それが第二幕は嘘のように全てのエピソードが綺麗に澄んでクリアにされる。流石。凄い魔法。成程。

日本のテレビの父、高柳健次郎。今作では桂憲一氏演ずる金原賢三。9月に演る『金鶏 一番花』の主人公でもある。
彼がNHKスタジオでインタビューに答えている。「何故、テレビを発明しようと思ったんですか?」
思い起こすのは11歳の頃、ハレー彗星の接近で地球上の空気が吸えなくなり窒息死するというデマが飛んだ。パニックに陥る民衆。帰宅した高柳少年は母親に死ぬ前に何がしたいのか尋ねる。「そうね、歌舞伎がもう一度観たいかしらね。東京まで観に行くにはお金がかかり過ぎる。歌舞伎の方からこっちに来てくれればいいのに」。
日本中に伝わる金鶏伝説。天上に住む金の鶏は無限に金の卵を産む。それを捕まえた者が国の何処かに埋めたという。国が危機に陥った時こそそれを掘り出せと。工業学校の入学式、胸に残る恩師の言葉。「その金鶏が埋まっている場所は君達自身の胸の中だ。必死になってそれを掘り出して国を救え」。
人形劇でその少年時代を再現するのだが、演じている藤江花さんのパントマイムが凄かった。勿論他の方も。

使う小物をスタジオの道具で見立てる。煙草は白い鉛筆、葉巻はマジック、湯呑みは養生テープ、ベッドは脚立。そして吐く血は赤鉛筆の束。

円谷プロの特撮モノのような曲やヒーロー物の「特効野郎!ストレプトマイシン」の振付にやられた。

高橋圭三、宮田輝、和田信賢、藤倉修一、河口恵美子、黒柳徹子などがモデル。
「Kのトランク2025」リーディング プラス

「Kのトランク2025」リーディング プラス

くじら企画

ウイングフィールド(大阪府)

2025/07/08 (火) ~ 2025/07/08 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

宮崎勤(と言っても若い人は…)の家族や周囲の目をオマージュした作品
年齢もそれなりで、私が一番若い?感じ有ったかな〜(役者で戯曲作者の息子さんが出てました)
何度か拝見しているので、新鮮さは無かったが、リーディングも違った一面が観れた気がしました

音楽劇 金鶏 二番花

音楽劇 金鶏 二番花

あやめ十八番

座・高円寺1(東京都)

2025/07/07 (月) ~ 2025/07/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

毎度素晴らしい作品を見せていただけるあやめ十八番さんのミュージカル調の舞台の初日を拝見。テレビ放送草創期に携わる人々の苦難と情熱、時代を切り開いていく圧倒的なパワーを堪能しました。必見です。必見。

正偽の芸能プロダクション

正偽の芸能プロダクション

吉本興業

よみうり大手町ホール(東京都)

2023/03/15 (水) ~ 2023/03/19 (日)公演終了

映像鑑賞

配信で鑑賞

リプリー、あいにくの宇宙ね

リプリー、あいにくの宇宙ね

ニッポン放送

本多劇場(東京都)

2025/05/04 (日) ~ 2025/05/25 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

観てきました

ひとくず

ひとくず

映像劇団テンアンツ

本多劇場(東京都)

2025/07/04 (金) ~ 2025/07/09 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

映画も観ていましたがそれを上回る傑作でした。感情が揺さぶられてどうしようもなかったです。また、機会が有れば是非、観たいです!映画もまた観たいですね。

KYOTO

KYOTO

燐光群

ザ・スズナリ(東京都)

2025/06/27 (金) ~ 2025/07/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

 必見、華5つ☆。(追記後送)
*文中IPCC、COP3などに関する説明は当パンに記された記述を参考に手を加えて書いている。

ネタバレBOX

 今作、根本的にはIPCC(即ち気候変動に関する政府間パネル)に関するドキュメンタリー作品である。そのクライマックスは1997年に京都で採拓された京都議定書採択へ至る過程である。では何故京都議定書採択の過程が歴史に残るような紛糾に至ったのか? それはIPCCがUNEP(国連環境計画)とWMO(世界気象機関)によって設立された国際組織でありIPCC自体は研究を行わず世界中の気候科学に関する研究を整理し中立的立場で評価報告書として纏める。そして報告書に基づき~しなかったらこうなるとハッキリ書く。この明確なメッセージが国際交渉や各国政策に多大な影響を及ぼしてきた為一定の影響力を持つのである。利害も歴史も国力や政治力も経済力も異なる国々が各々の利害や未来を賭けて展開する戦いは真剣そのものだ。
 ところで1997年に京都で開催されたCOP3(第3回締約国会議)が何故歴史に残るような紛糾に至ったのか説明しよう。史上初めて先進国に対し法的拘束力を持ち2012年を約束期限とする温室効果ガス排出削減数値目標を課したからであった。
ザ・ヒューマンズ ─人間たち

ザ・ヒューマンズ ─人間たち

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2025/06/12 (木) ~ 2025/06/29 (日)公演終了

実演鑑賞

スティーヴン・キャラムのヒット作、日本初演。 2021年公開の映画版があります。(U-nextで配信)。 6月29日まで新国立劇場・小劇場。120分。自分の勘違いで15分ほどの遅刻。そのあと、愛知・大阪。

https://kawahira.cocolog-nifty.com/fringe/2025/07/post-198135.html

音楽劇 金鶏 二番花

音楽劇 金鶏 二番花

あやめ十八番

座・高円寺1(東京都)

2025/07/07 (月) ~ 2025/07/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

初日を観劇(あと2回は観るので、観たらもうちょっと書き込みます……結局、4回観ました)。
あやめ十八番さんは、言うことなしっていうか。称賛のみなんですが。

演劇の面白さ、魅力、華やかさ、美しさがこれでもかと押し寄せてくるんですよ。
今作は珍しく、かなり陽性の作品でもあって。
数々の歌や身体表現も良かったなあ。

本、演出、美術、役者、楽隊(生の音響)、照明。
全部、すげえわっていう。

自分の受け止められるキャパシティの問題なんですが、あまりにも盛沢山で。
ちょっと飽和して、どこに視点を置いたらいいのか迷子になりそうだったってのは、ありましたね。
いや、どのエピソードも強火で気持ちをもってかれて、それが次から次なので。
圧巻すぎて、疲労しちゃったっていうか。

初見はそんな感じだったんですが……リピートすればするほど発見があって、どんどん体感時間短くなっていきました。
二幕の連続するドラマも本当に感動的で涙する場面多いんですけど。
一幕のオープニングにあたる、人形劇と影絵と歌謡ショーが全部重なるようなところが個人的には感動して落涙ポイントだったかも。
なんてロマン的で美しいんだって。

動かせる範囲自体はかなりシンプルだけど、舞台中央を横断する稼働デッキによって、奈落の位置が移動するみたいな造りになっていて、存分に使った演出は見事だったな。
その稼働デッキの移動だけじゃなくて、歌って踊って、人によっては楽隊にも参加して、色んな役になるアンサンブルの尊さ、見事さ。
芝居にもシームレスで参加する、生演奏、生効果音の楽隊は、あやめ知ってる人なら言わずもがな。
照明も凄いんだよな。照明みるだけでも後方席の価値ある。
役者もねえ、いい人ぞろいで、誰が目立つってこともなく、みんな凄い。
最高でした。
今年も総合点だと、あやめ十八番が一番かな。

「軽い重箱」

「軽い重箱」

殿様ランチ

駅前劇場(東京都)

2025/06/25 (水) ~ 2025/06/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/06/28 (土) 13:00

かつての短編集シリーズから選りすぐった6編のリミックス版だが「あのマンション」を中心とした地域で相次いで起きた出来事のように再構成して1本にまとめているのが巧み。
そしてその締め括りが「あーワカる♪(笑)」な夫婦ネタなのも粋と言おうか何と言おうか。
また、かつて新宿眼科画廊での上演を観ていた身として当時の雰囲気を継承しながらも微妙に広くした舞台美術にも感心。
当時のシリーズを観ていると、より楽しめる公演だったのではあるまいか。(もちろん今回初見でも十分楽しめるだろうが)
シリーズ新作ははたしてあるのか?

音楽劇 金鶏 二番花

音楽劇 金鶏 二番花

あやめ十八番

座・高円寺1(東京都)

2025/07/07 (月) ~ 2025/07/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

すんばらしかった。今年のベスト5には入れたい作品。
昭和25年、日本初のテレビ実験放送が始まった日本放送機構を舞台に2人のアナウンサーを中心に描いた群像劇で、登場人物のすべてに思いを馳せずにはいられない。
中野亜美さんは役名からしてテレビ草創期から今も活躍するあのお方を思わせる役で、劇中でアプレゲールと称される通り、新しい時代の希望そのもので太陽のような存在だった(ちなみに舞台上にも大きな太陽があり、これの使い方も面白い)。
キャストは本当に全員よくてお一人お一人名前を挙げたいぐらいだけど、中でも結核を患うアナウンサー役の浜端ヨウヘイさんは声もよくて歌もうまくて一際印象に残った。本業はシンガーソングライターだそうで納得。
吉田能さんによる音楽もとてもよく、ミュージカルだったらここで拍手が起きるのにと思うこともしばしば。ミュージシャンが役者としても登場するのもあやめ十八番の音楽劇ならでは。アンサンブル的立場の役者さんたちも粒揃い。
本作は13日までの上演だけど既に土日は前売完売。残すは平日の6ステ(木曜は休演日)。予約は急がれたし。あ、配信もあるでよ。

9月に東京芸術劇場シアターイースト(お久しぶりね〜)で上演される草創記『金鶏 一番花』も今から楽しみ。

ひとくず

ひとくず

映像劇団テンアンツ

本多劇場(東京都)

2025/07/04 (金) ~ 2025/07/09 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

2回目観劇。
通常版(?)の公演は これが最後とのこと。7月8日(19時)は短縮版、9日(14時)はエピソードが挿入され さらに長尺(千秋楽スペシャル)になるらしい。

既に 内容は知っているが、それでも笑い 泣ける。また1回目の時にアドリブか判然としなかった台詞は、台本通りということも分かった。そして キャストが変わることで情況も違ったような印象を受けた。特に、北村鞠と金田匡朗の母 佳代が、それぞれ御園紬サンと徳竹未夏サンへ。やはり「舞台は生もの」、同じ内容でも違った感情が動いた。
(上演時間3時間35分 途中休憩10分)【バニラ チーム】

ネタバレBOX

カーテンコールで、徳竹サンが 今日 那覇(宮古島チャリティー国際映画祭のMC)から 本多劇場へ、ゲネもないし不安だったと話していたが、迫真の演技で観入った(もちろん全ての役者に言えることだが)。
初日は 入場時に混乱があり、開演が30分遅れ。また舞台上では、電柱が倒れかけ キャストが慌てて支えるなどアクシデントがあったが、今日は(観客から見て)何事もなく良かった。

公演はシングルキャストはもちろん、変則キャスト、ダブルキャストを含め多くの俳優陣で上演されている。コメディ‐リリーフとして笑わせ、テーマである児童虐待で泣かせる、そして考えさせる場面の数々。匡朗の母 佳代、鞠の母 凛、その母の千鶴は男なしでは生きていけないといった弱い面を、同時に子の愛し方を知らない寂しさも描く。母の観点を強調することでネグレクトに潜む怖さが観える。佳代、凛という要(カナメ)の母をテンアンツの徳竹未夏サン、古川藍サンが熱演。理屈では語れない、その難しさを舞台で表現する。「平凡な幸せ」「普通の家族になる」ことの難しさを改めて知る。

人のクズーカネマサ(上西雄大サン)、母の男を 凛の恋人をそれぞれ刺殺。その男が一人の少女 鞠のために…昔から知っている(元)刑事 桑島(剣持直明サン)との邂逅が味わい深い。桑島のカネマサを思う気持ち、その真情を受け入れるカネマサ。そして 鞠の誕生祝いを目前に逮捕されるが、桑島の温情で 彼の同僚にプレゼントを託し別れの言葉を交わす。舞台から客席へ下り(連行され)る姿に、啜り泣きの声。
何度見ても泣けてくる場面だ。次回公演も楽しみにしております。
ここに在る不在

ここに在る不在

舞台芸術ユニットPINO

早稲田小劇場どらま館(東京都)

2025/07/04 (金) ~ 2025/07/07 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2025/07/07 (月) 16:00

110分。休憩なし。

ひとくず

ひとくず

映像劇団テンアンツ

本多劇場(東京都)

2025/07/04 (金) ~ 2025/07/09 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

面白い、お薦め。
児童虐待の実態を描きつつ、その先を見つめる心優しき感動作。「鳴り止まないアンコールの声に」という謳い文句に納得。何とも心が押しつぶされそうな内容だが、現実にある話。それを基に 一晩で「ひとくず」の脚本を書き上げたという。

物語は説明通り、少女 鞠を地獄から救ったのは人間のくずだった。しかし、救われたのは少女だけではなく、救った金田匡朗(通称:カネマサ)も精神的に救われたのだ と思う。鞠の境遇とカネマサの心の成長が共振・共鳴し大きな感動を呼ぶ。

感動シーンには、必ず音楽と照明の相乗効果で印象付ける。その心憎い演出が物語を一層切なく そして優しく包み込むよう。泣き笑いといった感情の揺さぶりが凄い。
(上演時間3時間40分 途中休憩10分) 【チョコ チーム】

ネタバレBOX

セットは 後景に観覧車(ライトアップすると<ひとくず>の文字が浮かび上がる)、中央は北村凜、鞠 母娘の部屋と金田匡朗の部屋の回転舞台。上手/下手はそれぞれの場景に応じて簡易セットを搬入/搬出する。それによって、テンアンツらしく分り易く テンポよく展開していく。物語は、成人した鞠の回想として紡いでいく。

鞠が、十蟻刑務所へカネマサを迎えに行くが、入れ違いになり会えなかったシーンから始まる。小学生の頃 鞠は、母 凜の恋人に虐待され、電気もつかない暗い部屋で食事もなく一人置き去りにされていた。そこへ空き巣に入った金田。金田も母 佳代の男から虐待を といった同じ境遇で育った。部屋はゴミで溢れ、水を飲み 空になったマーガリンを舐める鞠、その姿は髪はボサボサで…。銭湯へ連れていき、手の根性焼きや胸にアイロン焼きの痕に繋がる といったように次々に場景が連関していく。

鞠とカネマサの育った境遇は似ており、二人の幼い頃の様子を交差するように描く。そこに児童虐待の惨さを見せ、さらに教師や児童相談所といった第三者(行政も含め)が介入し難い もどかしさを浮き彫りにする。さらに、凛も母 千鶴から虐待を受けていた過去が明らかになる。娘の愛し方が分からない悲しみ。鞠とカネマサが、ラーメンや焼き肉を食べ といった平凡な日常が描かれているが、そんな当たり前が2人にとっては幸せ。カネマサにとって鞠の存在は絶対であり、約束は必ず守る。常習窃盗者から生活のために就職しようとする。そこに鞠という存在がカネマサを精神的に成長させているような。

場転換は多いが手際よく それだけテンポよく展開する。飽きさせるどころか、舞台から目が離せない。感情を揺さぶるシーンは、効果的な音楽を流し、照明は白銀色系で人物が映えるようなもの。一方、カネマサが凛の恋人を刺殺するシーンは 暗転の中で音響のみ。トリガーアラートに配慮したかのような演出である。脚本はもちろん演出が実に巧い。
次回公演も楽しみにしております。
劇団Ugly duckling コラージュ・リーディング

劇団Ugly duckling コラージュ・リーディング

PLANT M

AI・HALL(兵庫県)

2025/07/05 (土) ~ 2025/07/06 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★

二部目も拝見
これも過去にこの作者の演劇を見ないと・・・
一部よりも理解できたが・・・ むなしい時間が過ぎた感じ

劇団Ugly duckling コラージュ・リーディング

劇団Ugly duckling コラージュ・リーディング

PLANT M

AI・HALL(兵庫県)

2025/07/05 (土) ~ 2025/07/06 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★

二部構成 早割りで拝見
一部は過去にこの作者の演劇を見ていないと全く分からないと思います
ちんぷんかんぷんでした・・・

くじらのいびき リーディング

くじらのいびき リーディング

よるべ

ウイングフィールド(大阪府)

2025/07/06 (日) ~ 2025/07/06 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

劇場でも拝見しましたが、リーディングも最高です 演劇では多様化される死ですが、とても考えさせられました

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