最新の観てきた!クチコミ一覧

6421-6440件 / 183070件中
ニューアナログな君へ

ニューアナログな君へ

劇団ヒラガナ( )

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2023/09/07 (木) ~ 2023/09/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

ニューアナログな30年後の世界でした。

ネタバレBOX

途中繰り広げられる会話の応酬は見応えがありました。だんだんと複雑になっていくストーリーが難しかったです。舞台後ろにあった映像が効果的に機能していないように感じました。役者の表情が、前髪のために顔の表情が見えにくいことが多く、微妙なやりとりが感じ取りにくかったことが影響したかもしれません。役者が途中、客席の最前列に座ることがありましたが、役者と客席の距離がいっきに近くなりよかったです。
トラベルモード

トラベルモード

sitcomLab

上野ストアハウス(東京都)

2023/09/04 (月) ~ 2023/09/10 (日)公演終了

実演鑑賞

こりゃあ、面白い!
「スペース・トラベロイド」の時にあった無理すぎるだろ?と思われる嘘や勘違いも今回はなし。
素直に面白かったあ。

それと殺陣とかアクションが、これまた見事!

Pickaroon! -ピカルーン-

Pickaroon! -ピカルーン-

壱劇屋

すみだパークシアター倉(東京都)

2023/06/24 (土) ~ 2023/07/02 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

悪役どものピカレスク、全員主役のバチバチ個性のぶつかり合い冒険活劇!劇団員と豪華ゲストしかもABで繰り返しの観劇体験が豊かでした。高田淳さん演じる佐久間の悪役に相対する悪役っぷりが露悪的で知的で魅力的でした。

煙突もりの隠れ竜

煙突もりの隠れ竜

壱劇屋

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2023/08/31 (木) ~ 2023/09/03 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

人と人も別の生き物で、同じ言葉を使ってても本当に同じように通じてるのかって確かめようがない。コミュニケーションってそれでも伝えたいって願いなのかなと。翻ってワードレスと台詞芝居、言葉がない、異なるからこそ普遍的なメッセージが浮かび上がる。そんな殺陣、お芝居、小道具大道具、身体表現、歌、全てで伝えてくる最高の舞台でした。

俺たちはどう生きるか!

俺たちはどう生きるか!

株式会社L4

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2023/09/06 (水) ~ 2023/09/12 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

★魅惑のロマンスチーム★を観劇
イカれた博士っていうのはてっきりモジャ頭でチョビ髭の御爺さんかと思っていたら若くて長身のイケメン博士、そして傍らには可愛い助手が
そのクールなマッドサイエンティストっぷりと無邪気にヤバい助手娘の組み合わせが、ちょいブラックに皆をかき回してくれる、面白かった!

困窮した登場人物がスペシャルなアイテムや能力を手渡されて思わぬ騒動を巻き起こす展開部分は「ドラえもん」や「笑ウせぇるすまん」なんかも彷彿させるのだけれど、手塚治虫だとかどこか懐かしい漫画のテイストが随所に感じられ不思議に惹きつけられてしまう
全編に渡って“生きている意味”や“正義vs悪の立ち位置”などなど、角度を変えてどこか固定化してしまっている概念を揺さぶってくるのは、普通のコメディーとはまたひと味違った面白さ

悪魔が願いを叶えるパートは、博士たちではなく悪魔(この悪魔もヤバい(笑))が運命の案内人となる異色パート(どれも異色のパートと言えるが)
ここで前のパートに起きたおもしろトラブルをちゃっかりアドリブで組み込んでしまうチームワークの良さ
その俊敏さに笑いながらも感心してしまったのだけれど後で確認してみたら仕掛けたのは本公演の演出家さんでもありました、さすが柔軟にして大胆!

煙突もりの隠れ竜

煙突もりの隠れ竜

壱劇屋

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2023/08/31 (木) ~ 2023/09/03 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

殺陣、照明、小道具、あらゆる角度から新しい発見のあるお芝居でした。口で説明すると、「それ本当に面白いの?」と思う様な演出でも役者が本気で取り組んでいる熱量に気圧され、物語の世界に入って行けるパワーのある作品でした。本当に観劇出来て良かったです。

煙突もりの隠れ竜

煙突もりの隠れ竜

壱劇屋

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2023/08/31 (木) ~ 2023/09/03 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

東京公演を見ました!
布を炎にしたり、紙や剣に術者の意志を宿らせたりできる人間CG職人集団こと壱劇屋さんが「生き物」を操ったらどうなるのか!?ってことなんですよ!
もう本当に…生きてる…!
ちっこい三匹のぬいぐるみはそれぞれの生き方で歩行してるし、陰から覗くシーンもそれぞれの生態に乗っ取って壁に張り付いたり腕を引っかけたりしていて!
不死鳥の羽根が分離されてるのも、人智を超えて大きく、もしかしたら火の粉をまとうような不思議な羽根なのかな…と想像も掻き立てられつつ!
またこれは役者さんスタイル(幻獣たちに見えてる姿)ですが、九尾の尻尾やケルベロスの3つの頭などが分かれてるのも非常に面白かったです!肉体ではなく内面で繋がっている…!
そして私が一番好きなのが、大きな大きな布で表現されるロック爺です!この大きさと不気味さと美しさは怪鳥だし、この羽のボロボロ感はおじいちゃんだ…!舞台の端めいっぱいってくらいに大きな羽根がくるくる回って、チョーチが元の世界から攫われてしまった、こんな遠く遠くまで連れてこられてしまった、と同時に私自身も物語に手招きされていく感覚がありました。あのシーン、すごく風を感じて楽しかったです!!

チョークで描く夢

チョークで描く夢

TRASHMASTERS

駅前劇場(東京都)

2023/09/07 (木) ~ 2023/09/18 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2023/09/07 (木) 19:00

実在のチョーク会社を舞台にした作品だが、心が痛くなるシーンもある。最後は人間を信じたくなる。88分(10分休み)69分。
 現時点で従業員の7割が障がい者という実在の会社を舞台に、最初の障がい者が入社する時代を描く昭和34年が1幕、2幕は令和の今、障がい者を雇用したことで起こる事件を描く。「障がいは個性である」とは良く言われることだが、それを頭で分かっても体現することは難しいと思う。それを如何に乗り越え、また、起こる事件にどう対応するのか、を、丁寧に描く。1幕はやや都合が良過ぎる気もするけど、演劇的に許容されるギリギリのレベルだろうか。2幕の事件は予想外だったが、確かにそういったことは起こりうると思った。1幕で登場した、他の従業員と対立する菅井の存在と受け入れられ方が、実は大きい出来事だと思う。演じた川崎初夏は、2年ぶりの出演となる劇団員だが、静かだが強いキャラクターを見事に演じた。川崎はじめ、手慣れた役者陣と若手の熱演が心地好い。2幕で上司に逆らって主張する社員の今岡を演じた小崎実希子がいい。

想い光芒、想われ曙光

想い光芒、想われ曙光

劇団25、6時間

萬劇場(東京都)

2023/09/06 (水) ~ 2023/09/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

人・家族の愛情と伝承というかランタンを空へ飛ばすコムローイ祭りを絡めたヒューマンドラマ。
第35回池袋演劇祭参加作品(★評価は演劇祭授賞式後)。

愛情も伝承も目に見えず、その確認が難しいという共通性があるが、それをヒロインの事情に重ねて紡ぐ。このヒロインの過去・生い立ちがドラマのカギ。人の愛や家族の幸せを求める、しかし 何が<普通の愛や幸せ>なのか説明できない。坦々とした暮らし、が 手放して初めて分かる 愛と幸せ という思い。

タイトル「想い光芒、想われ曙光」の<光>は 勿論ランタンを意味しているだろう。同時に家族の約束の意も込められている。そしてランタン祭りの夜にだけ会える水の精霊姉妹ーーまるで七夕の彦星と織姫のようなーーが人の運気を掌る。物語は 情緒と抒情といった心と光(風)景を観るような余韻あるもの。

祭りの雰囲気は、ランタンが灯り 両壁に花火の映像を映す。それを見上げる人々は着物姿という風情あるもの。舞台美術は上手 下手がほぼ対称で段差(階段)がある。その上り下りが時間と場所の変化を表し、さらにキャストの動きに躍動感ー生きている を感じさせる。
*評価を追記⇨★4
(上演時間1時間40分 途中休憩なし)【A】

ネタバレBOX

孤児院育ちの女性 明(香月美慧サン)が、そこで知り合った男性と結婚し幸せな家庭を築くはずだったが…。女性は母からのネグレクトによって、愛することが怖く いつの間にか人を愛することが出来なくなった。それでも同じ境遇(孤児院育ち)の男性 四宮遼と結婚した。 ある日 家の前に赤ん坊が捨てられており、自ら育てようと決心した。が、彼女にはもう一つ決定的に愛が確認できない理由・・人の顔が覚えられない病気(相貌失認)があった。

遼は、社会的に成功を収め 金も地位も信頼も欲しいがままにしていた。しかし、それらは彼の心を満たすものではなく、業績が上がっても 心の乾きは増していく。そして別れた妻 明と子の写真を眺め夢想に浸るばかり。ある日、街の片隅にある薄汚れた社(やしろ)を穢したことで、水の精霊の怒りをかってしまう。そして仕事に悪影響が出始める。

この2つの出来事を絡め、血の繋がりはないが<愛>と<情>を持つことが出来るという予定調和へ。大団円へ導くのは、水の妖精姉妹のお伽話…ランタン祭りの日に 姉妹は出会えるという言い伝えがあった。しかし時代と共に祭り自体も廃れて、俗にいう世知辛い世の中が浮き上がる。
場面毎に リアル+ファンタジー+ユーモラスな雰囲気を漂わせるような工夫が観てとれる。

先行き不透明で不寛容になってきた今こそ、血の繋がりのない疑似家族とも言えるような人間関係に焦点をあてる。そこには見守る友人や会社の人々の優しさ温かさが希望の光となっている。勿論 ランタンの〈灯〉に重ねていることだろう。
次回公演も楽しみにしております。
ワーニャ伯父さん

ワーニャ伯父さん

ハツビロコウ

シアター711(東京都)

2023/09/05 (火) ~ 2023/09/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

「世の中は庶民の我慢で回ってる」という普遍的な事実を突きつけられた。
ラスト、ワーニャ伯父さんに語りかけるソーニャの言葉にボロ泣きする。
世間知らずのインテリ教授には死んでも解るまい、
この「誰かを信じて支える」という崇高な愚直さよ。

ネタバレBOX

ほの暗い舞台上には簡素な木のテーブルと椅子。
26室もあるという田舎の屋敷のリビングが主な舞台。
退職した大学教授が、再婚した若く美しい妻エレーナと共に自分の領地へ戻って来た。
この都会暮らしに慣れ切った夫婦が現れたことで、静かな農園の暮らしにさざ波が立つ。

教授の、今は亡き最初の妻の兄であるワーニャは、
妹のダンナの才能を信じ尊敬の念をもって、この農園を管理し、
彼の仕事を献身的にサポートして来た。
亡き妹の忘れ形見ソーニャは、そんなワーニャ伯父さんの仕事を手伝っている。
年老いた乳母と、居候の老人、そして我儘な教授に呼ばれるとやって来る医師。

ワーニャも、医師も、美しい人妻エレーナに恋をしている。
ソーニャは、医師に恋をしている。
そして人妻エレーナはと言えば・・・医師に恋している。
激狭コミュニティの中で誰も幸せになれない恋愛模様がくり広げられる。

小さな空間で対峙する登場人物が、終始緊張感を保ち続けていて素晴らしい。
場転の際に流れるギターの音色が品良く少し陰鬱で絶品。
明りの加減も絶妙でチェーホフの時代を五感で感じさせてくれる。

教授が突然「この農園を売りその金でフィンランドあたりに別荘を買おうと思う」
と言い出したことで、失恋の痛手も重なったワーニャの心は爆発する。
教授のために、自分の才能も稼いだ金も捧げて来たのに、
自分の親が嫁ぐ妹に買ってやった土地を、いとも簡単に売ろうと言い出す教授を
許すことが出来なかった。
自分の人生も、自分の今は亡き家族も、こいつにないがしろにされたのだという
怒りがビシビシ伝わる素晴らしい迫力。
ワーニャ伯父さんのこの怒りのために、これまでの話はあったのだと思う。

だが、あんなに怒り狂ったのに腑抜けのように仲直りして、大人しくなってしまう。
人生の悲哀というにはあまりにも派手なブチギレ方だったが、結局のところ
怒りの矛先は、カン違いして勝手に信奉していた自分の愚かさに対する
怒りであり情けなさだったのかもしれない。

ソーニャが、慰めるように寄り添うように伯父さんに語りかける。
それはまるで、人生の望みを絶たれた者に降り注ぐ優しい呪文のようだ。
「我慢して」「働いて」「いつか神様の前で申し上げる」「ようやくほっと一息つける」・・・。
上手くいかないいくつもの人生に激しく共感すると同時に
力ずくで自分の人生を諦めるような残りの時間を思うと暗澹とした気持ちになる。
乳母ひとりが「いつもの生活が戻る」こと以外多くを望まず、心穏やかに見えた。

人生はそんなものかもしれないけれど、その切実さに涙がこぼれる。
才能も仕事も恋愛もお金も、何ひとつ望むようになりはしない。
だから”上手くいっている”ような振りをしないことだ。
カン違いをしないことだ。
それは上手くいかない人生より、ずっと滑稽なことなのだ。


煙突もりの隠れ竜

煙突もりの隠れ竜

壱劇屋

ABCホール (大阪府)

2023/08/18 (金) ~ 2023/08/20 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

綺麗でカッコよくて可愛い幻獣と人間の物語。
とっても楽しかったです。
表現力、演出、物語、役者さん、色んな挑戦をされていて、勢いのある劇団さんです。
観ることができて、本当に幸せです。

想い光芒、想われ曙光

想い光芒、想われ曙光

劇団25、6時間

萬劇場(東京都)

2023/09/06 (水) ~ 2023/09/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

A班観劇。人間関係をいろいろ考えました。

ネタバレBOX

血が繋がっているから、いないからとかの関係が特に気になりました。
トラベルモード

トラベルモード

sitcomLab

上野ストアハウス(東京都)

2023/09/04 (月) ~ 2023/09/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

展開のテンポがよくあっという間に感じたとにかく楽しめるよい舞台でした。
それぞれのキャラクターも魅力的で、中でも個人的には天野麻菜さん演じる
ミレディがすごくよかったです。

『幸せな時間』『心のかけら』『君へ』

『幸せな時間』『心のかけら』『君へ』

T1project

小劇場B1(東京都)

2023/09/07 (木) ~ 2023/09/18 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

 華5つ☆、今年になって拝見した総ての舞台公演のうち間違いなくベスト3に入る。極めて深く、示唆的で己の存在について考えさせる作品。必見! 観たいで3作品の尺を約2時間としていたが、今作135分、休憩無し。(追記2023.9.16)

ネタバレBOX

 物語は某劇場の楽屋で展開する。明転すると1人の人物が客席側に若干斜めに置かれた椅子に腰かけている体で登場する。そこへ初老の男が入ってくる。腰かけていた男は、初老の男が入ってくると何やら語りだすが初老の男には聞こえない模様。初老の男は荷物から様々な物を取り出し、テーブルの上に一つ一つキチンと並べて置く。中に小さな額に収めた写真があるが、男はこれに合掌。この時点でファーストシーンで椅子に座っており、その後立ち上がって何やら壮大で哲学的な話をしていたこの男が実は死者で、その霊が具現化しているのだということが観客にもハッキリ認識される仕組みだ。初老の男は霊が語っている間に楽屋隅に置かれたハンガーに上着をキチンと掛け、元居た席に戻る。
 このオープニングで極めて上手いのがこの初老の男と霊が実は漫才のコンビであったこと。相方は未だ若いうちに亡くなっていること。だが初老の男は未だその「相方と共に」舞台に立つようなタイプの芸人であることなど、今作の最も本質的な部分をオープニングの僅か数分でキチンと描き、この老芸人の類稀な律儀と人としての偉大さを示していることである。主演を演じた針生楊志夫さんの演技も素晴らしい。
 他にも無論魅力的なキャラクターが何人も登場するが、この相方を失くした初老の芸人の師匠夫妻が、未だ師匠も決まらない主人公たちと出会う場面に登場する漫才夫婦(師匠の師匠夫妻)のキャラ設定が素晴らしい。先々代の師匠は如何にも浪速の芸人らしく、東京に強い対抗意識を持つことが自然に、しかも実にそれらしく描かれ、演じられているからであるが、女房にだけは弱い。このお二人の演技も実に素晴らしい。五十嵐勝行さんと星合庸子さんである。
 このように物語は幾つもの時代を駆け巡り乍ら展開してゆく構造であるから、長い一人っ切りの漫談を最愛の妻の死に目にも会わず、高座に立とうとする芸人魂の凄まじさを一本通して表現する者の、人々に愉しみや慰め、ひと時の癒しや気分転換を図る者達の心構えをさりげなく訴える。
俺たちはどう生きるか!

俺たちはどう生きるか!

株式会社L4

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2023/09/06 (水) ~ 2023/09/12 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

100分間楽しくてあっという間。
世にも奇妙な物語のような4話構成のオムニバス。シリアスからコメディまで飽きの行こない展開、それなのに胸熱な展開に最後まで目が離せませんでした。

トラベルモード

トラベルモード

sitcomLab

上野ストアハウス(東京都)

2023/09/04 (月) ~ 2023/09/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

舞台でも映画でも、その設定のポイントは早めに分かった方が良い。これが分からぬままだと、物語の世界に入れぬまま睡魔に襲われることがあります。この話、あの有名な「三銃士」が主人公。でも、実は「偽三銃士」。馬鹿馬鹿しい話のようですが、何が起きるのかが楽しみです。周りの人物の誤解が面白い。中でも、終始好い加減な対応をする「支配人」が騒ぎを大きくします。この「支配人」役が脚本・演出の佐野瑞樹。この芝居、私が初めて見る俳優ばかりですが、特にアトス、ポルトス、アラミスの三銃士に化け物語を展開させる、福地教光、岩田裕耳、平井浩基が良い演技をしていました。対立するジュシャール:石倉良信も面白い。キザな役どころですが剣の達人、ダルタニアン:大野清志との対決シーンもおざなりではなく、十分な練習の跡が見えました。意外なキーパーソンは、ベルボーイ:柊木智貴でしょうか。オチは観てのお楽しみ。約90分の芝居。テンポ良く話が進みます。「三銃士と34(さんじゅうし)」レベルのギャグの連続かと思っていましたが、大間違い。練られた仕掛けに納得、脚本の上手さに感心した芝居でした。

ロリコンとうさん

ロリコンとうさん

NICE STALKER

ザ・スズナリ(東京都)

2023/08/30 (水) ~ 2023/09/03 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

題材の特殊さに惹かれてチケプレに応募し、
観させていただきました。
なぜ、この子がこの役をやるんだろう、と
少しだけ気になっていた事が、
そういう事だったのか!とクリアになった時、
台本を買おうと決めました。
とても面白かったです。

ワーニャ伯父さん

ワーニャ伯父さん

ハツビロコウ

シアター711(東京都)

2023/09/05 (火) ~ 2023/09/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

とてもよかったです。作品そのものは何回かいろいろな団体さんで拝見していますが。違いますねえ。内容は知っているのに新鮮な気持ちで拝見できました。さすがです。時間も長めかと思いましたが気にならず見られました。役者の皆さんの力量ですね。三姉妹も期待してますね

俺たちはどう生きるか!

俺たちはどう生きるか!

株式会社L4

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2023/09/06 (水) ~ 2023/09/12 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

とても面白かったです。短編はそもそも好きなのですが、こういうパターンははじめてでした。繋がりもあって、一篇一篇が完成されていて素晴らしかったです。短編のひとつで長編ができてもいいくらいの内容でした。楽しい時間ありがとうございました。

ワーニャ伯父さん

ワーニャ伯父さん

ハツビロコウ

シアター711(東京都)

2023/09/05 (火) ~ 2023/09/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

さすがです!重厚なお芝居に魅了されました。良い時間をありがとうございました。

このページのQRコードです。

拡大