最新の観てきた!クチコミ一覧

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七人の墓友

七人の墓友

diamond-Z

荏原文化センター(東京都)

2025/02/27 (木) ~ 2025/03/02 (日)公演終了

実演鑑賞

面白かったです。

漲(みなぎり)

漲(みなぎり)

九蓮サイダー

Paperback Studio(東京都)

2025/02/27 (木) ~ 2025/03/02 (日)公演終了

実演鑑賞

面白かったです。

ポルノグラフィ PORNOGRAPHY/レイジ RAGE

ポルノグラフィ PORNOGRAPHY/レイジ RAGE

世田谷パブリックシアター

シアタートラム(東京都)

2025/02/15 (土) ~ 2025/03/02 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

いずれも現代的な作品の2本を一つの作品のようにも見えるようなやり方で上演している。意欲的な公演で、かなり雰囲気は異なるこの2本を連続させたのは興味深い。前半のほうは、いちおうテロ事件が要にはなっているけれども、それよりもさまざまな人の不安感やフラストレーションや鬱屈した感じが伝わってくる。後半ほうは、大晦日の、混乱した状況で禁句ワードも遠慮無く発せられる収拾のつかない大騒ぎが描かれ、まとまることのない不条理な会話が飛び交う。シアタートラムの舞台の、あんな高い所まで使うとは。

漲(みなぎり)

漲(みなぎり)

九蓮サイダー

Paperback Studio(東京都)

2025/02/27 (木) ~ 2025/03/02 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

ABを観劇。

ネタバレBOX

空気が微妙にいろいろ感じられてとても楽しかったです。
GIFT

GIFT

metro

小劇場 楽園(東京都)

2025/02/27 (木) ~ 2025/03/02 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

才能とは何か?役者とは何か?悩める女優にスタニスラフスキーと唐十一郎が御教授してやろう。
太宰治の『斜陽』をまぶして悩める人間の行き先を指し示す。この世界に生きゆく意味はある。

月船さららさんがエロエロ。スタイル抜群でいろんな衣装で登場。もうそれだけで詰め掛けたおっさん共はほぼほぼ満足。妙に密度の濃い観客席。
渡邊りょう氏はいいねえ。この地下世界に水が合っている。最初からここに居たようにすいすい泳ぎまくる。

「私には、行くところがあるの」
「私ね、革命家になるの」

内容は若松プロの大和屋竺作品みたいな自主映画。映画を撮るには予算がない連中は小劇場で(脳内)撮って出ししかない。金が無いなら惜しみなく才能を注ぎ込め。そんなもの只だ。観た後に客に残る感覚は同じもの。要は突き付けること。
日活社長・堀久作が観たならば、「解らない映画を作って貰っては困る」と即解雇されるであろう作品。それでこそ創るべき価値、観に行く価値がある。
是非観に行って頂きたい。

ネタバレBOX

盲目の女(月船さららさん)が木の棒を杖代わりに歩いて来る。空襲だろうか、倒壊した瓦礫の山。手探りで柱に辿り着くと各面に木の人形を三体吊るす。そして人形に五寸釘を石で打ち込む。「終われ!終われ!終われ!」。そこに現れた銃を構えた兵士(影山翔一氏)。女が落とした煙草を拾って銜える。そして女の胸ぐらを掴んで脅すと背を向け地蔵に向かって放尿。女は隙を見て掴んだ石で兵士の後頭部を殴りつけ、掛けられていたストラップで首を全力で絞める。倒れる兵士。銃を奪って引き金を引く。銃声。また人形に五寸釘を打ち始める。「終われ!終われ!終われ!」。

それはスター女優、星影(月船さららさん)のよく見る夢。垣乃花(渡邊りょう氏)という男が精神科医宜しく分析する。垣乃花の話し振りはまるでメフィストフェレスだが「悪魔程下品ではない」とうそぶく。女優を辞めようと考えている星影。理由もなく天より与えられたGIFT(才能)は理由もなく空になってしまった。
垣乃花は地蔵菩薩(マメ豆田さん)を見せる。釈尊が入滅し56億7000万年後に弥勒菩薩が降臨することになっているが、それ迄の無仏時代の間、衆生を救済する誓願を立てたという。実は地蔵菩薩と閻魔は一心同体。地獄の責苦を与えつつ、救済を続ける永久機関。戦前の日本から岡田嘉子と杉本良吉と共にソ連へと。そして演劇革命家メイエルホリドから師である晩年のスタニスラフスキーのもとへ。今、目の前に立つ地蔵菩薩の背には確かにスタニスラフスキーのサインが彫られている。

そして現れる御大スタニスラフスキー(影山翔一氏)。
リアルな演劇を求めた劇作家チェーホフと演出家スタニスラフスキー。表示の芸術(役を演じる)と体験の芸術(役になりきる)の違いとその統合を説き、「役を生きる芸術」スタニスラフスキー・システムを構築。

戦後、GHQによる農地改革が行われ、青森県の大地主だった実家が荒廃していく様を見た太宰治、「これは(チェーホフの)『桜の園』そのものだ」と受け止め『斜陽』を執筆。

『斜陽』に描かれる没落貴族のかず子(月船さららさん)とその弟で薬物中毒の直治(渡邊りょう氏)。見つけた蛇の卵を庭で十ばかり燃やしたこと。それ以来母親らしき女蛇がじっと一家を眺めているような気がしていること。

唐十郎の弟を自称する唐十一郎(影山翔一氏)が地獄の説明を始める。アングラ=アンダーグラウンド(地底)、掘った先にあるのは地獄。「地獄は実在する」と綴った男もいた。

バットマン=ブルース・ウェイン(渡邊りょう氏)とキャットウーマン=セリーナ・カイル(月船さららさん)のシーンは作家がどうしてもやりたかったのだろうか?

「(この社会が何の為にあるのか)教えてあげますわ、女がよい子を生むためです。」

冒頭のシーンは晩年の橋本忍脚本作、『愛の陽炎』のオマージュかと思って興奮した。演劇で『幻の湖』をやる気か?
文句を言うなら長過ぎるのと会場の温度設定が暑すぎるのが残念。眠気と戦う観客達。『斜陽』パートが素晴らしかっただけに、坂口安吾の『青鬼の褌を洗う女』テイストでこれをメインにすべき。『斜陽』を演じながら「演じるとは何なのか?」に葛藤する女優の精神の地獄巡りの方が観客にとって解り易い。
サプライズ

サプライズ

朝倉伸二プロデュース

ステージカフェ下北沢亭(東京都)

2025/02/28 (金) ~ 2025/03/02 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

面白い~~。
朝倉さんの良さ出まくりでした。

ネタバレBOX

終演後に朝倉さんと話せたのもうれしかった。
アナスタシア

アナスタシア

共立女子大学ミュージカル研究部

共立女子大学 共立講堂(東京都)

2025/02/25 (火) ~ 2025/02/25 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

リズミカルでテンポ良く、心地良いステージでした。

僕をみつけて

僕をみつけて

かわいいコンビニ店員 飯田さん

OFF・OFFシアター(東京都)

2025/02/06 (木) ~ 2025/02/16 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2025/02/10 (月) 14:00

7年前に観た(初演?)時は時折古傷をえぐられるような気もしたが、今回は内容がワカっていることもあってかどちらかと言えば傍観者に徹して事の成り行きをニヤニヤしながら見守る。
人物それぞれの設定/描き分けが巧みでいかにもありそうに見えるんだなぁ。
また、チーム猜疑心(10日昼に観劇)とチーム復讐心で立ち位置(座り位置)のみならず内容にも微妙に違う部分があり、出演者それぞれの個性も含めて楽しめた。

七人の墓友

七人の墓友

diamond-Z

荏原文化センター(東京都)

2025/02/27 (木) ~ 2025/03/02 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

いずれやって来る死を意識させる「哀」に墓友なる仲間達の「楽」な空気感を纏わせた、ほろ苦くも面白いストーリー
色んな人が登場して自分達の日常と同じ目線で楽しめるというdiamond-Zさんの劇団カラーにとても合っている作品

吉野家を中心とした様々な人達を見ていると確かにお墓にも多様性があって全然良いと思えてくる
夫に「一緒のお墓に入りたくない」と宣言するくらいなら、もう生きているうちに別れてしまった方が良いのではないかと個人的には思ったりするも、ナルホドお母さんの言葉に頷けてしまうところもある
その一方で老後になって一緒にお墓に入りたいと思える友人ができるというのがなかなか素敵なのでは、と思いながら鑑賞していました

ズベズダ

ズベズダ

パラドックス定数

ザ・ポケット(東京都)

2025/02/20 (木) ~ 2025/03/02 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

この{ズべズダ」は青年座公演で21年に見ている、素材は二次大戦のナチの技術者争奪戦の米ソ秘話がその後の両国の宇宙開発に現在にまでも影を落としていくハナシだ。思わず耳をそばだてるような秘話に巧み盛るのは上手い野木萌葱が青年座に書いた本で、よく知らない世界と言うこともあって面白かった。今回は全体をさらに詳しく全編三部にして一挙上演と言う。全6時間半と聞いて、長くなったのなら後半だろうと当てをつけて第三部を見た。今回は作者自身の劇団パラドックス定数に小劇場ではよく見る俳優を集めての公演である。
これがかなり当てが外れた。
青年座版の内容は今回では一部、二部になっているらしく、第三部のパラドックス版はアメリカが月面到着に成功した後の取り残されたソ連科学者の内部抗争が軸になっている。従って、第一部で特に面白かった、米ソという異国にいわば拉致されたドイツ科学者たちとソ連の科学者との、科学の発展と成果をかけた米ソ対立、と言うこのストーリーの面白く、おいしいクライマックスは、はじまってすぐ、慌ただしく決着が付いて、第三部の中身はほとんどがその後の後始末になっていて、すっぱり落ちていて意気あがらない。ソ連が負けたのは社会体制にも原因はあるわけで、先の青年座版では当時我々にもおなじみだった米ソのリーダーたちも少しは登場してハナシが面白くなったのにそこもない(ワンシーンだけフルシチョフが出てくる)。次第に追い詰められていくソビエトと、その先端を任された科学者たちの苦悩は、ソビエト型国家予算の取り合いでしか描けないから、小国になった我が国の予算審議のようなチマチマしたよくあるハナシになってしまう。青年座版にあった米ソの情報合戦も科学的成果も勝負が一方的に付いてしまった後では発展させようもない。また、いいネタでもあるドイツ拉致科学者が三部では全く描かれなかった。
出演者たちの背景も役柄もはっきり設定されていなくて、ドラマのシーンとしては物足りない。つまり、アメリカにスパイに出かけるというのと、喰うためにNASAに転職するというのでは分けが違う。
青年座版では宇宙を思わせる抽象舞台で何もかも会話で処理していて、それが上手くいった。テキパキした出し入れもロケット発射も、照明も音響も頑張って効果を上げていた。3時間ほどある長尺だったが飽きずに見られた。三部では、アメリカの月到着のシーンがあるのに、そこへ至るまでの経過もふくめかなり速いスピードで事実報告のような進行になっていて、そこも疑問だ。そこのソ連側への衝撃が上手く描かれていないと、後が持たない。
三部のパラドックス版は(1,2部は見ていないから分からないが)そこもかなり不利だったとおもう。作者はこの話はどうしてもかきたかったと劇場パンフでは熱弁を振るっているので、是非改訂版を頑張って、もう少し大きい劇場でせめて、トラムや、あうるすぽっと(天井の高い小屋)でやって欲しいものだ。また、科学をドラマに中で大きな比重を置くのはこの作者の魅力だが、そこも今回は薄味で残念だった。総体でいうと、この第三部は折角の異色の企画のしめどころなのに、青年座が俳優も演出もでがたくまとめる方向で成功したのに比べると、作者、演出両立で時間もまとめる時間も足りなかったのではないかと思う。

なにもない空間

なにもない空間

劇団チリ

たましんRISURUホール(立川市市民会館)(東京都)

2025/02/22 (土) ~ 2025/02/22 (土)公演終了

実演鑑賞

鑑賞日2025/02/22 (土) 17:00

立川の劇団チリの「即興labo」と題して、メンバーを替えての二回公演。ピーターブルックの言葉をタイトルに。120分。

https://kawahira.cocolog-nifty.com/fringe/2025/02/post-baceea.html

ズベズダ

ズベズダ

パラドックス定数

ザ・ポケット(東京都)

2025/02/20 (木) ~ 2025/03/02 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/02/27 (木) 14:00

三部作全て観劇しました。ソビエト連邦からみたロケット・宇宙開発。第一部は黎明期から成長期、第二部は絶頂期、第三部は衰退期。国家の思惑に翻弄されながらアメリカNASAに立ち向かうソ連の科学者達の純粋な魂。月の石持ち帰り計画の失敗直後アメリカの月面着陸成功を祈る心に科学者の矜持を感じる。科学者・政治家達の活気がある第二部がもっとも迫力があり面白かった。

すいかの種の黒黒

すいかの種の黒黒

う潮

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2025/02/27 (木) ~ 2025/03/02 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

価格3,200円

これは必見です。コスパの良さ。全ての世代にオススメできる。当日、いきなり観劇を決めたので、関係者ではありませんが、仕事となりわいの中で、お互いがスケジュールを調整しひとつの作品を育ててきたことに心からスタンディングオベーションを送ります。
チャップリンの名言を思い出す。「人生に必要なものは、勇気と想像力とほんの少しのお金だ」

ネタバレBOX

出会った2人の女の子は異なる環境で育ち、それぞれの人生を歩む。1人はエリートととして、もう1人はそんなエリートと比べられながら生きるはにかみ屋さん。
成長とともに、自分の人生に少しずつ、違和感に気づかずに大人の階段を登る。
やがてその違和感が進学、就職、結婚、仕事など多忙な日々の中で増幅していく。「優しさ」「思いやり」より日々の生活に追われることを「正義」となる。親の存在が疎ましくなり、恨みの生き方もあるあるなのだ。
結末はぜひ会場で。少なくとも私は当日、いきなり観劇を決めたので、関係者ではありませんが、仕事となりわいの中で、お互いがスケジュールを調整しひとつの作品を育ててきたことに心からスタンディングオベーションを送ります。
にんげんたち ~労働運動社始末記

にんげんたち ~労働運動社始末記

劇団文化座

俳優座劇場(東京都)

2025/02/21 (金) ~ 2025/03/02 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/02/27 (木) 14:00

座席1階

閉場する俳優座劇場で行う文化座公演としては、とてもフィットした演目だった。無政府主義者の大杉栄と伊藤野枝を描いた演劇はたくさんあるが、これは雑誌「労働運動」をアングラで発行しようとする人たちの群像劇。彼らの人間関係や友情も描かれていて、「仲間たち」に焦点を当てた舞台であったように思う。

パンフレットには登場人物たちの履歴が書かれているのだが、「幼少期より角膜の病気で小学校にもあまり行けず、でっち奉公に」「幼年時代に一家離散」などと、厳しい生い立ちの人が目立つことにいまさらにように気付く。「主義」の違いで対立するなどセクト的なところはあるとしても、労働争議やストライキなどが頻発する世相で、自分の周囲の空気を何とかしたいという熱い思いが舞台から伝わってくる。

劇作や演出がシンプルだったのが奏功していると思う。15分の休憩を挟んで3時間と長いのだが、わかりやすい舞台だったと思う。和田久太郎の母親を演じた佐々木愛は今作でも健在。存在感のある演技で、見ている方も安心できた。
文化座のこうした硬派な舞台も時にはいいかな。若い世代に受けるかどうかということを考えないで、やり続けることも大切だと思った。

ボンゴレロッソ 2025

ボンゴレロッソ 2025

A.R.P

小劇場B1(東京都)

2025/02/19 (水) ~ 2025/02/25 (火)公演終了

実演鑑賞

千秋楽を観劇。正直、今回は全くはまらなかった。一言で言ってしまうと全てにおいて「軽い」というのが率直な印象。

登場人物が多いので、前半は各自の紹介シーンが長かったのも物語性が薄いと感じた要因かもしれない。随所に入る笑いも以前感じたような爆発力がなかった。

展開で言うとラストのブルーハーツの「チェインギャング」につなげるなら主人公の愛子にもっとスポットを当ててもよかったのではないか。演奏やダンスは素晴らしかったけど物語としての魅力に乏しいと満足度も半減する。

ズベズダ

ズベズダ

パラドックス定数

ザ・ポケット(東京都)

2025/02/20 (木) ~ 2025/03/02 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

第三部 1964〜2025

今三部作のテーマは唯一つ。SF小説の始祖、ジュール・ヴェルヌの言葉。「人間が想像できることは、人間が必ず実現できる」。想像できるということは実現可能ということ。その糸口を探せ。
コロリョフは人類史上初となる月探査衛星に「メチタ(夢)」と名付けた。最後まで夢見る男。

松本寛子さんがいい味。
是非観に行って頂きたい。

ネタバレBOX

1964年10月14日、ニキータ・フルシチョフはクーデター同然に失脚。レオニード・ブレジネフが書記長の座に就いた。ブレジネフは宇宙開発にそこまで力を注ごうとはしなかった。

1966年1月14日、コロリョフの突然の死。ヴァシーリー・ミシンが後を継ぐ。
1967年4月23日、ソユーズ(連合)1号を打ち上げるも初の死亡事故に。以後、打ち上げ失敗と死亡事故が続きNASAに差をつけられていく。
1969年7月20日、アポロ11号が有人月面着陸に成功。
1970年10月31日、ソ連は月接近飛行計画を中止。
1974年6月23日、ソ連は有人月面着陸計画を中止。

チェルノブイリ事故、ソ連崩壊、ウクライナ侵攻と現在までのソ連、ロシアの歴史が描かれる。ソ連崩壊で祖国での宇宙開発を諦めた前園あかりさんはアメリカに道を求める。岡本篤氏と松本寛子さんは結婚し、イワン・イワノヴィッチ人形と3人で暮らす。時々TVで見かける自分達の青春が詰まった数々の宇宙船。そしてプーチンのウクライナ侵攻に老いた岡本篤氏は反戦デモに参加しようとする。必死で止める松本寛子さん。「私を独りにしないで!」
戦争で使われているロケット(ミサイル)には自分達が必死で開発した技術が使われている。こんなことの為に研究した訳では決してない。宙へ!宙へ!宙へ!ロケットが飛ぶべき方向は果てしなき宇宙なのだ!

自分的には2021年の青年座版の方が好き。円周状の通路をぐるぐるぐるぐる歩き廻りながら激論を飛ばす横堀悦夫氏が最高だった。今回はディレクターズ・カット最長版の趣き。見事なソ連史になっている。当時を知るロシア人に感想を聞いてみたい。
愛と正義

愛と正義

KAAT神奈川芸術劇場

KAAT神奈川芸術劇場・中スタジオ(神奈川県)

2025/02/21 (金) ~ 2025/03/02 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度

才人才に溺れたか。KAATは、東京の公立劇場と違って、創造者の勝手を許すところがあって、それはそれで成果もあり、失敗もありだったが、これは難しすぎる。
愛と正義が氾濫して始末に負えないのが現状ではないかという見立ては今面白いテーマではあるが、それを見せるのに、この手はないだろう、と思う。一つ、愛も正義も抽象的なもので、しも人間的だから五人の登場人物に仮託するのには無理がある。しかも、共に人間関係で発露されるものだから、舞台を見る方もすっきり解釈できないシーンが多い。。出来なくてもよいように作っていることは窺えるが、それは観客には課題が大きすぎる。この形で出来るテーマはせいぜい「ディグディグフレーミング」で試みたSNSまでだろう。
舞台は、進行を司る「ハナシ」に成ると、途端に渋滞する。歌舞伎だと、實は、となって前に進むが、これは渋滞のままで終わりになってしまう。結局何が何だか分からない。
部分的には、劇場お得意の移動カートを引き回す舞台装置や、ここは黒田の振付だな、と思うダンスのシーンなどもあるが、まとまりが良くない。2時間30分もある(繰り返しも多い)と、終バスに乗れない客も数多くあったろうと思う。

ボンゴレロッソ 2025

ボンゴレロッソ 2025

A.R.P

小劇場B1(東京都)

2025/02/19 (水) ~ 2025/02/25 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

アラサーの「リンダリンダ」風演劇は楽しかった
みんな元気にアラフォーになっても頑張りましょう

幸子というんだほんとはね

幸子というんだほんとはね

はえぎわ

本多劇場(東京都)

2025/02/26 (水) ~ 2025/03/02 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

はえぎわの25周年公演。資料にも出てきますが、旗揚げ公演初日は観客が4名、途中退出があったのか、終演後には3名になっていたそうです。本多劇場での公演は今回が初とのことですが、それを意外に感じるほど、堅実に人気と実力を蓄えてきた25年間と言えるのかも。

登場人物たちはそれぞれの「不幸」を抱え、直面する現実をやり過ごそうとする。一見無関係だった登場人物たちの相関図が徐々に紐解かれ、断片的な物語が繋がり、大きな広がりを見せる……。

ネタバレBOX

下北沢を舞台に、その街を行き来する人々たちの群像劇。物語が進むにつれ、徐々に全貌が見えてくる構成が巧みで、序盤では断片的だった物語が終盤にはひと繋がりに見えてくる。合唱シーンを入れたり、白いボードに墨絵を描き、それを舞台美術に使用するなど、シンプルで力強いアイディアもはえぎわらしいと言えます。タイトルに込められた意味も含めて、とてもはえぎわらしい、25周年にふさわしい公演だと感じました。ノゾエさんの書く台詞の美しさは、どこかシェイクスピアを彷彿とさせます。
夜明けのジルバ

夜明けのジルバ

トローチ

赤坂RED/THEATER(東京都)

2025/02/23 (日) ~ 2025/03/02 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

良かったです!
犯人は誰なのか?と、どんどん惹き込まれました。
クセ強めの登場人物を、役者さん達は好演していて、とても魅力的でした。
笑いや優しさの中に、人の醜いリアルな部分も描かれモヤモヤした気持ちにもなりました。
面白くて、あっという間の時間でした!

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