
『ミス・ダンデライオン』
劇団海星館
横浜市立大学金沢八景キャンパス サークルC棟101 (神奈川県)
2017/04/11 (火) ~ 2017/04/16 (日)公演終了
満足度★★★
近作三本観た中では一番楽しめた。
もっとバタバタ感であったり疾走感、メリハリが欲しかったかな。
(静)+(静)で、硬直化していた印象。

僕のヘビ母さん
突劇金魚
突劇金魚アトリエ(大阪府)
2017/04/01 (土) ~ 2017/04/16 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/04/11 (火)
めちゃめちゃ面白かったです♪といっても【お話が面白い】とかいう次元で語る事が出来ない、物凄く心に残る作品でした★コント・ホラー・サスペンス・親子、恋愛ドラマ全ての要素が入ってるから難解な設定なのに最後まで話に引き込まれました★会話シーンは基本主人公と相手の二人だけしか登場しないようにして、より緊張と緩和を際立てる演出にしてるのが見事でした★窓から出入りしたり、民家の舞台を立体的に魅せるのも上手かったですネ★サリngROCKさんの才能・センスに敬意を表します♪

飛ばぬ鳥なら落ちもせぬ
企画演劇集団ボクラ団義
吉祥寺シアター(東京都)
2017/04/04 (火) ~ 2017/04/16 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/04/11 (火) 19:00
座席F列12番
2度目ということでダブルキャストなところと、本筋以外のところをゆるっと観劇。2度目でもオープニングはゾクゾクきた。それだけでも観た甲斐があった
が。2度目だけにあらも目立ってしまい評価は下がった

TIME TRAIN
東京印
劇場MOMO(東京都)
2017/04/11 (火) ~ 2017/04/16 (日)公演終了

飛ばぬ鳥なら落ちもせぬ
企画演劇集団ボクラ団義
吉祥寺シアター(東京都)
2017/04/04 (火) ~ 2017/04/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/04/10 (月)
トリビア系知識+殺陣満載で、目と知識両方が刺激されるおもしろステージでした。さすが。

トラブルショー
ミュージカル座
光が丘IMAホール(東京都)
2017/02/23 (木) ~ 2017/02/27 (月)公演終了

『あぁ、自殺生活。』4月~6月/365
劇団夢現舎
新高円寺アトラクターズ・スタヂオ(東京都)
2016/12/31 (土) ~ 2017/05/29 (月)公演終了

鬼泪 〜激情編〜
カプセル兵団
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2017/03/04 (土) ~ 2017/03/12 (日)公演終了
満足度★★★★★
グリーンフェスタ2017で「BIG TREE THEATER賞」を受賞。本公演は再演であるが、キャラクターを増やしてテーマを掘り下げ、「激情」をテーマに新たに作り上げたという。物語に寓話性を盛り込んでいるが、決して教訓臭くならずビジュアル面も含めて観(魅)せる作品であった。
2時間を越える物語で、その世界観は壮大であるが、時々笑いを誘うような小ネタを入れ退屈させない工夫をしている。
また、子供デーを設定するなど、将来の演劇ファンを取り込むような姿勢に共感する。
後日追記

Melody
TEAM 6g
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2017/02/08 (水) ~ 2017/02/12 (日)公演終了
満足度★★★★★
グリーンフェスタ2017において「BOX in BOX THEATER賞」、「グリーンフェスタ賞」のダブル受賞…その授賞式で涙ぐむ阿南敦子女史の姿が印象的。グリーンフェスタ2017の参加作品は、どの公演も観応えあるものであったが、特にBOX in BOX THEATERは、過去のグリーンフェスタや池袋演劇祭で数々の賞を受賞している実力・実績がある劇団がエントリーしており、実力伯仲といった感があった。
本作品は高校生から40歳位までの時間軸の長い物語であるが、その主人公は阿南女史が演じており感慨深いものがあったかもしれない。

わが兄の弟
劇団青年座
紀伊國屋ホール(東京都)
2017/04/07 (金) ~ 2017/04/16 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/04/09 (日)
横堀悦夫さん素敵!!安藤瞳さんも説得力があってドキドキ。贋作!いいじゃないですか。チェーホフを少しは勉強していて「ほほぅ~」な感激でした。

『あぁ、自殺生活。』4月~6月/365
劇団夢現舎
新高円寺アトラクターズ・スタヂオ(東京都)
2016/12/31 (土) ~ 2017/05/29 (月)公演終了
満足度★★★★
初めての無人受付システムにびっくらこき、秘密クラブの様な会場の雰囲気にそのまま飲み込まれた。
自殺願望のサラリーマンと自殺の師匠(?)のやりとりは小さな劇場ならではの生々しさで、これぞ演劇の醍醐味!
時々空気を一変させる通行人が良いアクセントに。
繰り広げられる論議は濃厚で思わぬ流れを生みだしていき非常に刺激的でしたが、私の力量では取りこぼしが結構あった気がしてならない。
なのでまた観に行きたい!
その時にはどのくらい変化を遂げているのかもとても楽しみ。

3年B組金玉先生
Peachboys
シアター711(東京都)
2017/03/24 (金) ~ 2017/04/02 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/03/24 (金) 20:00
価格2,000円
大のオトナの本気の悪ふざけ、カカフカカ企画と同じくらいヤバくてカカフカカ企画よりオトナでカカフカカ企画より大人気(おとなげ)ない。
ネタがてんこ盛りで次から次へと繰り出されて一つ一つを反芻する余裕を与えないのは「ネタのわんこそば」状態?(笑)
あと、使い方を誤ると「反則!」とのそしりを浴びかねないテで「綺麗に一本取った」と思わせてしまうのは何?(爆)
その団体への初参加の役者であっても(経緯はどうであろうと)その個性・特性を活かした使い方でちゃんと溶け込ませるのが演出家の手腕か?などとも思った前日に観たたすいちと本作。

僕のヘビ母さん
突劇金魚
突劇金魚アトリエ(大阪府)
2017/04/01 (土) ~ 2017/04/16 (日)公演終了
満足度★★★★
懐かしさあふれる長屋の民家の一室が会場。玄関が受付で、靴を脱ぎ、昔ながらな急勾配な階段で2階へ。この家の一室で生活している人を、透明人間になって覗き見ている気分。
内容は、なんとも精神的にぐぅーっと押しつぶされそうに、心のなかをグシャグシャっとされた気分。
唯一シングルキャストの山田さんの演技、精神的体力に圧倒されました。

おぼろ
ゲキバカ
近鉄アート館(大阪府)
2017/03/29 (水) ~ 2017/04/02 (日)公演終了
満足度★★★★★
THEエンタメ!声出して、手叩いて、笑って泣いて。
キャラクター達が誰一人欠けることなく、魅力的で、悪役ですら愛せてしまうほど。
ゲキバカ愛は劇場にいるものすべてを包み込み、たくさんの愛に触れることができ幸せでした。
ありがとうございました!!

人生の大事な部分はガムテで止まっている ≪現代編≫≪大正時代編≫
劇団6番シード
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2017/04/05 (水) ~ 2017/04/23 (日)公演終了
満足度★★★★
劇団6番シード「人生の大事な部分はガムテで止まっている」の現代編。
90分があっと言う間!楽しかったなぁ。いろんなところでケラケラと笑った。コメディって四六時中笑わせれば良いってものじゃないから、いかに全体を組み立て続けるかだなぁ、としみじみ。90分作品だから、さらっと見れる。でもしっかり見せ場あるし、ちゃんと笑える作品。
6Cメンバーは安定の実力。瞬さんの役はキャラ設定からずるい(笑)。それを愛らしく具現化できるのもずるい(笑)。最後にマイペースながらもみんなの問題解決していく流れを書いた、松本さんずるい。
ひーくんは、個性の強さがいい味出してて、敵わない。あの体型、着物めっちゃ似合うから尚更。
土屋さんは、出るとこ引くとこのバランスが好き。軍服好きとして大正編への期待をガンガンに煽られたことを付しておく。
小沢さんは、ある意味出ずっぱりで自己主張が強い。そして最後に大御所感満載でかっさらうのずるい(笑)。
今回のハンカチ案件だった二人、美樹さんと亜音さん。劇中、この二人がバチバチな瞬間があって息を飲む。それと同時にこの2人のガチ絡み珍しくない?ってソワソワしてた。
美樹さんの役は、こういう人になりたい、見習いたいと思わせる説得力があって、多分普段からの在り方も同じなんだろうね。
亜音さんは”家族”が好き、というのが滲み出た役で、だからこそ守りたいものが明確で、強く居られるのかな。口にした一言で多くの人を巻き込んで動かしていかなきゃいけない立ち位置はエネルギーが必要。あの細い身体のどこにあるのやら。なんだかんだ、旦那とラブラブでごちそうさまでした!(笑)
定番ゲストの、夢麻呂さんとリズちゃんは、二人とも吹っ切れてて好き。夢さんはどこまで台本でどこからアドリブなのやら(笑)。リズちゃんは、Life is〜の四葉役の可憐さが幻だったかのよう。変化した後の顔芸すごいし、身体の柔らかさ活きてるし、パネェっすよ。
初参加のゲストもいいなと思う人多数。ロストマンで見ていた玉川さんは、振り回されるけど振り回されないという役で加減が大変そう。前作で気づけなかった魅力を見せてくれた気がする。亜音さんの旦那役、阿部さんは等身大の”夫”って感じ。現実見てるから妻と対立するし、問題発覚してうろたえるし。
撮影現場と演劇という両面でマルチタスクが求められていたクルー役の菅野さん。他のクルーもだけど、コメディの笑い為には布石がちゃんと置かれることが重要で、それをコツコツやってるのが全体に貢献してる。運良く終演後に話をさせてもらったら、二度目の拝見だったことが判明してビックリ。
セットの汚し、壊し具合、好きです。でも、現代→大正の流れでやるって、松本さんも鬼ですね♡
あと、大正編で顕著になるんだろうけど、衣装がかなりいい。色のバランスとかデザインとか。役者役のキャスト達の私服の衣装(複雑な日本語だなw)が見れた時間少なかったの残念。

飛ばぬ鳥なら落ちもせぬ
企画演劇集団ボクラ団義
吉祥寺シアター(東京都)
2017/04/04 (火) ~ 2017/04/16 (日)公演終了
満足度★★★★
吉祥寺シアターの天井高を生かした使い方で、後方の高さのある席で見れて本当に良かった。前方は、殺陣の勢いを浴びれる良さがあるんだけどね。時代劇というか、戦国時代を書いたアクションファンタジーなんだと思う。
物語の中心人物は、鵜飼主水さんとボク団沖野さん竹石さんで、やっぱり鉄板(ハズレのない安定さ)ですよね!と思わせる表現力。しかも殺陣上手いから文句なしでしょ。ぐいぐいと物語に引き込む力がすごい。
主水さんは、またボクラ団義出て欲しいな!殺陣がなくても。
前情報で期待値MAXだった、ボクラ団義時代劇定番ゲストの佐藤修幸さん。噂に違わぬ怪演でした。自分の願いがしっかりしていて、だからこそ周りとズレ始めて、その歪みを自身に取り込んでしまった男。行動と表情と感情の全てで、段階的に”歪み”を表に出してた。怖さも愛しさも感じる役だったな。
劇団員の中で、飛躍を見せつけてくれたのが添田さん。物語の本筋ではないところで中心人物として活躍していて、これはとうとう馬の時代来る!?って思う(馬=添田さんの愛称の一つ)。劇団公演だと、脇役に落ち着きがちだけど、外部公演で主演もやってたりしたのが良かったのかな。
女優たちもそれぞれに戦っていて凛々しかったな。空ちゃんとさーやのバトルも好きなシーンの一つ。あと、時代物の女性陣の衣装は眼福♡衣装チームは大変だろうけどね。
終演後の即興殺陣イベントでもメインを任されちゃうくらい動けて、演技もしっかりしてて、信頼も厚い、門野くん。終盤で意外な展開になってビックリしたなー。衣装と武器が独特なのも個人的にポイント高い(笑)。
縁の下の力持ち、アンサンブルが頑張ってた。殺陣や侍女のキャッキャ感もだけど、何より黒子として動いてる時が”縁の下”感満載だよ。責任重大なのに地道。残りも安全第一でよろしくね。
ボクラ団義の本公演は、公演としてのクオリティは毎回良いのでそこは心配じゃないのだけど、自分にハマる時とそうでない時の振り幅が大きいので、今回どっちかな?と思いながら行ったけど、前者で安心。

「母さん、たぶん俺ら、人間失格だわ~キャンピングカーで巡る真冬の東北二十都市挨拶周りツアー♨いいか、お前ら事故るなよ、ぜったい事故るなよ!!編~」
MICHInoX(旧・劇団 短距離男道ミサイル)
仙台市宮城野区文化センター・パトナシアター(宮城県)
2017/04/05 (水) ~ 2017/04/06 (木)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/04/06 (木) 19:30
人間失格やばかった。千穐楽行けてほんとによかった。人間だった。失格な人たちが1番にんげんしてるなって思いました。太宰先生の言葉がこんなに合致してくるなんて...しかも言葉そのままに言ってるのに分かりやすくって...。
すっごく好きなお芝居...というか、エンターテインメントでした。踊って歌って、魂の叫びが聴こえました笑。
もう最高に笑うしひどいし凄くて。こんなに素直に自分の生きざま見せてくる人たちいないと思います。もー。笑った。不器用に苦しんでも生きてて尊敬。そっからこんな舞台作って東北回ったのほんとに尊敬です。これからも短距離男道ミサイルさんの舞台が観たいです。

時をかける稽古場2.0
アガリスクエンターテイメント
KAIKA(京都府)
2017/04/04 (火) ~ 2017/04/09 (日)公演終了

たまべん
昭和芸能舎
赤坂RED/THEATER(東京都)
2017/04/04 (火) ~ 2017/04/09 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/04/07 (金)
24回目の公演らしいですが、個人的には初見の昭和芸能舎さん。物販コーナーにNHK連続ドラマ小説「マッサン」関連のグッズなどがあり、何故だろう?と思いましたが、マッサンの脚本家さんが主宰をされている団体ということを知り納得(それくらい何の予備知識もなく会場を訪れました)。約2時間の作品は笑いあり涙ありの盛り沢山の内容。ややスベっていたように感じたチャゲアスさんやカゴイケさん?のシーンはカットしても良いかと思いましたが、とても前向きな気持ちになれる、元気になれる素敵な作品でした。

人生の大事な部分はガムテで止まっている ≪現代編≫≪大正時代編≫
劇団6番シード
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2017/04/05 (水) ~ 2017/04/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
90分の作品。最近の界隈の芝居では短い部類になるかもしれないが、途中暗転どころか場転は一切なし、ってことは場転のある2時間弱の芝居と正味の時間は大差なく情報量の密度は相当なもの。