
レモンキャンディ
匿名劇壇
インディペンデントシアターOji(東京都)
2017/05/26 (金) ~ 2017/05/29 (月)公演終了
満足度★★★★★
初めて匿名劇壇さんを観劇しました。
状況説明が最低限で、異常な事態を感じたままにぶつけ合っているからか、各々の台詞が印象に残りました。登場人物がそれぞれに癖があって、観劇後に個々の背景を想像しながら、セリフを思い返してもう一度楽しめる作品だと思います。物販で台本購入がオススメです。
一言では上手くいえないのですが、他の劇団さんにはない、じわじわやってくる魅力がある気がします。

LARPs
劇団「劇団」
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2017/05/24 (水) ~ 2017/05/28 (日)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2017/05/26 (金)
参加型アドベンチャーゲームに参加する事になる冒険ファンタジー♪お芝居はモチロンアフターイベントの雰囲気など、劇団と座組みのチームワークの良さが伝わって来る素敵な時間でした★

からくり儀右衛門
オフィスワンダーランド・(一社)演劇集団ワンダーランド
南大塚ホール(東京都)
2017/05/26 (金) ~ 2017/05/28 (日)公演終了
満足度★★★★
儀右衛門の少年時代から晩年に至るまでの人生と発明の数々を2時間でうまく演じていると思いました。盛りだくさんの内容でしたが、飽きさせず夢中で観ました。大塩平八郎や大隈重信とのかかわりも納得できました。会場は空席が多く見られました。あきらめていたチケプレのメールは前日の夜中でしたが、でも観ることができてよかったです。

ミュージカル 人間の条件
劇作家女子会。
座・高円寺1(東京都)
2017/05/18 (木) ~ 2017/05/21 (日)公演終了
満足度★★★★★
ミュージカル!とのタイトルに娯楽的な展開を予想していたら
思った以上に考えさせられる重厚な内容。
4人の思考が交差し、なにが人間で何が不必要なのか?
シーンごとに考えさせられる。
しかしリーダー坂本鈴さんの軽快なエロがエッセンスとなり脳内を緩和する。
音楽、ダンス、振付、ミュージカル・・・っぽくなっていたが
歌詞が判りにくいところが多々あったので、プロジェクターなりで
表示してくれると優しかったと思う。

想い出を消しながら君は恋をする
inlandsea インランドシー
ザムザ阿佐谷(東京都)
2017/05/12 (金) ~ 2017/05/14 (日)公演終了
満足度★★★★★
温かみとワクワク感に包まれる素敵な舞台。
初めて観たアフレコ劇は、これまで観た事のある朗読劇の進化系のよう。
想像力をソフトにかきたてられ、物語に惹きつけられる。
登場する役者陣のレベルも高く、気持良く楽しめた。
ぜひ他の作品も観てみたくなった。

終のすみか
cineman
APOCシアター(東京都)
2017/05/24 (水) ~ 2017/05/28 (日)公演終了
満足度★★
何を言いたいのか、当パンを読んでみても観劇後にもよく分からない作品である。描かれているのは、表向きの反応と内面に齟齬があり胸襟を開けない親子、男女、夫婦、内縁関係等々の関係を持つ人々のぎこちない距離感と鞘当、互いに居場所が見付からない者同士の苛立ちの応酬等々。

絶句するコンテクスト
劇団なのぐらむ
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2017/05/11 (木) ~ 2017/05/14 (日)公演終了
満足度★★★
閉鎖的異空間の職員室で展開される人間模様。
駆け落ちで失踪する生徒と、地域のイベント準備が交錯して物語は進む。
良く練られて面白い物語であり、後半の怒涛の展開も面白い!
楽しい舞台でしたが・・・何か足りない感じ。
出役の頭数が必要以上に多く、役どころを把握するのに追われる。
物語の根幹である職員室の設定の曖昧さも感情移入できないポイント。
何故?と疑問に思うとお話がとまってしまう。
そして何より役者陣のレベルの差がありすぎた。
物語の流れを止めてしまう役どころがしばしば・・
せっかくの面白い話なのにもったいない。
役者を厳選、頭数も整理してまとめるとかなり面白く楽しめると思う。

天の敵
イキウメ
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2017/05/16 (火) ~ 2017/06/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
すごかった。
ストーリー、演技、舞台美術、全てよかったが、
特に役者の演技に圧倒された。
ストーリーも、人間らしさとは何か、当たり前に感じていた人間らしさは当たり前でないことを考えさせられた。
価値ある時間だった。

浅草福の屋大衆劇場と奇妙な住人達1982
東京アンテナコンテナ
ザ・ポケット(東京都)
2017/05/24 (水) ~ 2017/05/28 (日)公演終了

雨と猫といくつかの嘘
青☆組
アトリエ春風舎(東京都)
2017/05/23 (火) ~ 2017/06/04 (日)公演終了

嘘吐きウガツの冒険譚
羊とドラコ
大阪市立芸術創造館(大阪府)
2017/05/18 (木) ~ 2017/05/21 (日)公演終了
満足度★★★★
”ウガツ”という存在をたどることで登場人物それぞれが抱えている問題を暴き出す。
嘘を吐いてるのはウガツなのかそれとも別の人か。
自分に嘘を吐いてるのか、他人に嘘を吐いてるのか。
ウガツは本当に存在してるのか、ひょっとしてイマジナリーな存在なのかそれもハッキリわからない。
正解はあえて伝えずに見た人に委ねる。そんなお話と捉えたのですが違うかな??
見た人の捉え方が様々なので、SNSなどで推測を見るのがとてもおもしろいですね。
分かりづらさが評価を下げてしまってるけど、こういう作品もありかなと思います。

Rは決して爪を噛まない
かーんず企画
千本桜ホール(東京都)
2017/05/03 (水) ~ 2017/05/07 (日)公演終了
満足度★★★★
発達した人工知能を搭載した人間と変わりないロボット、通称R。
ロボットとの生活は、そう遠くない時代に現れそうな演目。
人間との共存が上手く行かない場合はそうなるんだろうと思わせる。
しかし、シリアスすぎてもう少し笑いがあっても良かったのではないか?
その部分で少し楽しめなかった気がする。

先生と赤い金魚
おおのの
シアター711(東京都)
2017/05/24 (水) ~ 2017/05/28 (日)公演終了
満足度★★★★
幻想的なお話、とても面白かったです。
モチーフとなった「蜜のあわれ」、さっそくTSUTAYAで借りて(笑)観てみよう。。。

雨と猫といくつかの嘘
青☆組
アトリエ春風舎(東京都)
2017/05/23 (火) ~ 2017/06/04 (日)公演終了
満足度★★★
確かに名作なのである。
しかし、今回初めて、観ている自分に疲れを感じた。
よく言えば「青☆組の個性」、悪く言えば「マンネリズム」。
全く違うテーマの作品を観ても、だんだん同じものを観ている気分になってしまう。
今後、この劇団(作家)が、どう進んでいくのか、気になるところである。

レモンキャンディ
匿名劇壇
浄土宗應典院 本堂(大阪府)
2017/05/18 (木) ~ 2017/05/22 (月)公演終了
満足度★★★★★
場内アナウンスがテーマパークのアトラクションのように緊張感をもたせてから
逃げ場のない絶望的な状態から話は始まる。
観てるうちに”どうせ死ぬの”とわかっていながら欲に執着する人たちの滑稽さがなんとも愛おしくなって
ラストのカウントダウンは永遠に終わらなければ良いのにと願ってしまう
おもしろくてちょっと切ない作品でした。
東京公演、たくさんの人が観てくれますように!

幕張の憶測
劇団献身
シアター711(東京都)
2017/05/12 (金) ~ 2017/05/21 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/05/17 (水) 14:00
価格2,700円
基本的には典型的なシチュエーションコメディの1つのパターンながら終盤で一転しさらに想像の上を行くシカケまで登場という構成が巧みでそのシカケも含めて物語的にも好みだった。
モラトリアムシンドローム的なダメ男たちの物語、終盤で彼らを諫める存在がいるのもイイし、シカケも唐突でなくちゃんと伏線をはってあるのできちんと溶け込んでいたし。
さらに、配役の妙と言うか、それぞれの役に説得力もあった。
あと、奥村主宰の前説での客席のあたため方も上手く、総じて満足。

先生と赤い金魚
おおのの
シアター711(東京都)
2017/05/24 (水) ~ 2017/05/28 (日)公演終了
満足度★★★★
衣装がとにかく可愛らしいです。それぞれの金魚の特徴を捉えてます。またそこに金魚の仕草が加わり、きれいです。劇中のダンスもゆったりしていてそれでも切れや指先まで繊細で引き込まれます。
お話は独特で人間と金魚の2つの視線なので興味深いです。

GIRLS(大好評終演御礼!次回MUは11月コメフェス、2018年2月下北沢駅前劇場・下北沢演劇祭へ参加!)
MU
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2017/05/24 (水) ~ 2017/05/30 (火)公演終了

ズルい奴ほどよく吠える
雀組ホエールズ
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2017/05/17 (水) ~ 2017/05/28 (日)公演終了
満足度★★★★★
期待値が高い状態で観に行き、大満足して帰りました。
2時間の舞台は長いと感じることが多いですが、テンポの良さと演技力、脚本の良さにぐいぐい引き込まれました。
ラストの意外な真相にはびっくりしました。観応えある舞台でした!

ペンション林檎の樹物語
昭和歌謡コメディ事務局
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2017/05/25 (木) ~ 2017/05/28 (日)公演終了
満足度★★★★
加藤博利座長公演、頑張っていました。正に「昭和」を感じさせます。勿論、客席もそれを期待している。楽しい舞台でした。