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舞台「煉獄に笑う」

舞台「煉獄に笑う」

舞台「煉獄に笑う」製作委員会

森ノ宮ピロティホール(大阪府)

2017/09/08 (金) ~ 2017/09/10 (日)公演終了

満足度★★★

浅田舞さんの舞台と聞いて気になっていました。立ち姿はさすがだと。
アンサンブルの皆さんの斬られる回数と出はけが大変だなあと思ってしまいました。

ネタバレBOX

すいません。ライブビューイングにて拝見しました。
NEVERENDING STORY ~まちがいのコンドルズ~

NEVERENDING STORY ~まちがいのコンドルズ~

コンドルズ

イムズホール(福岡県)

2017/09/16 (土) ~ 2017/09/17 (日)公演終了

満足度★★★

ダンスとコント、映像の構成ですが、本公演はダンスが多かったでしょうか。
20年以上続けられていると、当初からのメンバーさんは体力維持が大変。お顔はそれなりになっておられます。

業音

業音

大人計画

西鉄ホール(福岡県)

2017/09/16 (土) ~ 2017/09/18 (月)公演終了

満足度★★★

エリザベス・マリーさんのダンスそのほかもいい感じに入っていました。

ネタバレBOX

初演の荻野目慶子さんの役を平岩紙さん、片桐はいりさんの役を宍戸美和公さんが演じ、大人計画のみのキャスティングです。
装置は白一色にて、上田大樹さんの映像が投影されていきます。
西鉄で大人計画は初めてかな。エロスや放送では不適切な言葉をどうするのかとも思っていましたが、おさえながらも結構初演に近かったのではないでしょうか。
ウロボロス

ウロボロス

Straw&Berry

新宿眼科画廊(東京都)

2017/09/15 (金) ~ 2017/09/19 (火)公演終了

満足度★★★★

【鮎川桃果さんゲスト回】
時空を飛び交いながらもとても分かり易い構成にセンスが光る。

ネタバレBOX

怪(妖)しげで不穏な空気が蔓延している感じが相変わらず良かった。
だが、怪しいまんまの淀んだモノを引っ張り過ぎかな。いつ来るか、いつ来るかで大分じらされた。猟奇的ミステリー仕立てのおっかない舞台でしたが、終わり方って本当に難しいね。

客席には土橋〇月さん他、美しい方・可愛らしい方多数陣取り華やか。鳴海由莉(ブルドッキングヘッドロック)さんの回も観たかったなァ。
結婚の条件

結婚の条件

劇団クロックガールズ

新宿シアターモリエール(東京都)

2017/09/13 (水) ~ 2017/09/18 (月)公演終了

満足度★★★★

知っている役者さんが一人だけかと思って行ったのですが客演の方達何名か知っている役者さんがいた、しっかりした芝居のできる方ばかり。当然個々のお芝居はしっかりしたものでした。
照明はオーソドックスで綺麗でしたがタイミングがズレていると感じたところが結構あった。
飲食禁止のアナウンスをしている時に舞台にペットボトルを置いている方はスルーしていたのは何故だろうか?
すごい数の関係者席で席を探すのが大変だった。あの数を指定席するなら全席指定にしてもそんなに手間なかったんじゃないかと。
毎公演あの数を関係者席にしていたのなら一般客は相手にしない劇団なのだろうなーと

ネタバレBOX

初演出には少々ハードルの高い台本だった様な。ただ、初めては誰でもあるわけで、単発の企画としてではなく、劇団の公演の方が普段演出する方も当然いるわけでいい選択だと思う。代役をやってくれた役者さんは言われなければ全く分からず、あれじゃー降りた役者さん立つ瀬ないですね。
光、さえも

光、さえも

Ammo

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2017/09/15 (金) ~ 2017/09/20 (水)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/09/18 (月) 14:00

リピートで観劇したが、より楽しめた気がする。
出演者の一人一人が個性が出ていて、1920年代を感じさせる。
客席を含め舞台美術も良かった。

ネタバレBOX

最後の津田さんと前園さんのシーンが最高の美だった。
SIRO-A Presents "That's ZENtertainment!"

SIRO-A Presents "That's ZENtertainment!"

白A

浅草六区 ゆめまち劇場(東京都)

2017/05/15 (月) ~ 2017/12/26 (火)公演終了

満足度★★★★

初めて見たけど、結構面白い。季節感あふれる演目と、「和」を大事にしながら、楽しめるパフォーマンスはいいね。

『UTSUSU』 移-映-写 三人展

『UTSUSU』 移-映-写 三人展

エザール・ドミニック(美術)×木村愛子(ダンス)×田中みどり(写真)

ギャラリー 水・土・木 -みず・と・き-(東京都)

2017/09/10 (日) ~ 2017/09/23 (土)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/09/17 (日) 16:30

価格2,500円

無題2136(17-139)

16:30の回(雨)。

川越で高校演劇の発表会を観た後なので小竹向原から徒歩。春風舎を通りすぎ、入り組んだ道ではありますが思いのほか早く着きました。

16:05会場着。ギャラリーで作品をみる。16:15受付、開場、日本間、L字の客席、奥の桟敷に座ります。

ダンスをする「空間」としては異質でありまた落ち着きを感じる畳と柱と障子。

和の中での舞、見えない時間がウツされた和紙が敷かれた舞台、あいにくの空模様、灯りを用いない自然のままで観る舞は、おぼろげな輪郭と時折聴こえるウメきが古い命を削り新しく生み出してゆく営みのように感じるのでした。

舞も演劇も音楽も「その時その場」で生れ消えてゆくものです。その流れを演者と共有できる贅沢さ。

終盤、個人的には小さな蝋燭が灯されていると(ゆらぎが生まれ)いいかなと思ったり。

SHERLOCKIAN Aの項目

SHERLOCKIAN Aの項目

Project S.H

ワーサルシアター(東京都)

2017/09/13 (水) ~ 2017/09/18 (月)公演終了

満足度★★★★★

初めての劇団さんでした。それが面白かったー!しっかりとホームズの世界観を堪能できましたよ。最初から最後まで惹きつけられっぱなしで、かつとても多い登場人物もストーリーも伏線がとても多く、シリアスになりすぎず明るいエンタメ感をたっぷり楽しめる作品で大満足でした。本公演がスタートで今後のセカンドも決定しているとのことで、今から楽しみです!

【第29回池袋演劇祭「大賞」受賞作品】成り果て

【第29回池袋演劇祭「大賞」受賞作品】成り果て

ラビット番長

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2017/09/14 (木) ~ 2017/09/18 (月)公演終了

満足度★★★★★

開演15分前から始まる初心者講座。
今回はそれ目当ての方も多くいたみたいで、よく聞こえました。
再演ですが、新しいことも取り入れてあり、とても良かったです。

〜その企画、共謀につき〜『そして怒濤の伏線回収』

〜その企画、共謀につき〜『そして怒濤の伏線回収』

アガリスクエンターテイメント

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2017/09/15 (金) ~ 2017/09/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

アガリスクさんは確か4回目。やはり面白い。そして、これがアガリスクだ!というエネルギー。見逃せない劇団だ。

【第29回池袋演劇祭「大賞」受賞作品】成り果て

【第29回池袋演劇祭「大賞」受賞作品】成り果て

ラビット番長

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2017/09/14 (木) ~ 2017/09/18 (月)公演終了

満足度★★★★★

昨日ラビット番長成り果てBキャスト観劇しました前説から将棋分からない人の為の初心者講座も良かったし、女将士スポット当てていたし、プロ棋士VSコンピューターもみごたえあり良く人しての人間ドラマあり泣けた
いい舞台でした

【第29回池袋演劇祭「大賞」受賞作品】成り果て

【第29回池袋演劇祭「大賞」受賞作品】成り果て

ラビット番長

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2017/09/14 (木) ~ 2017/09/18 (月)公演終了

満足度★★★★★

こだわりの一線を 魂込めて さらっと越えて魅せた。 負けない戦いでなく、負けられない戦いで。 負けない手でなく、あえて負ける手で。 成り果て続けるニコニコな盤面を AI するときまで。 「どこ見とんねん!」とくやしいほど AI されるときまで。 二段構えの一体感あふれる戦法にいとも絶妙にひねられて、めでたく奨励会入りの一局。

堕ちて今、君を想ふ。

堕ちて今、君を想ふ。

9PROJECT

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2017/09/14 (木) ~ 2017/09/18 (月)公演終了

現実のリアルとは別の場所に存在する異形耽美な江戸川乱歩のリアル。
原作のままであればそのグロテスクさと過激なわいせつ描写で、かなりビジュアル化の難しい作品。
作・演出、渡辺和徳氏の演劇的技法と乱歩が紡ぎだす文章さながらの台詞によって演じられた9PROJECT版「芋虫」。
原作の世界観を活かしつつ薄幸の女性時子の「献身的な哀しみ」と「異常な情欲」の間で揺れ動く“美”を感じるほどの作品に仕上がっていました。

ネタバレBOX

時子の心情にすっかり気を奪われていましたが、『ユルス』最後に残した、たったひとつの言葉で、夫 須永中尉がこれまで6畳間の肉塊として何を思い生きてきたのか想像がめぐり一気に気持ちがざわつきました。
川を渡る夏

川を渡る夏

オフィス3〇〇

すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)

2017/09/15 (金) ~ 2017/09/24 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/09/17 (日) 18:00

渡辺えり子が31年前に演劇集団円のため書き下ろした作品をオフィス3○○名義で再演する。「オズの魔法使い」の物語を使いつつ、渡辺らしく、夢と現実/生と死が交錯する不思議な物語だが、演出の稲葉賀恵はある意味、渡辺の脚本を忠実に辿りつつ、独特の世界観を構築することに成功はしている。橋爪功に当て書きされたという小津を若松武史が怪演(^_^;)。老婆と若く死んだ双子の一方を2役で演技するサヘル・ローズはじめ、役者陣は皆しっかりと仕事をしている。描かれた時期を反映したセリフは、若い観客には理解されるのか、やや不安はあるものの、オジサンには存分に楽しめる作品だった。

SANAGI

SANAGI

CAPTAIN CHIMPANZEE

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2017/09/14 (木) ~ 2017/09/18 (月)公演終了

満足度★★★★

楽し〜い二時間5分。パペットを使用したストーリー展開は大人だけでなく、小学生の高学年なら一緒に楽しめる。「このハゲ〜〜」と怒鳴り散らした国会議員を彷彿する女性外務大臣のキャラクターは思わす笑ってしまう。
開演前に抽選があって、劇団のグッズが当たる楽しみがあるのは客として嬉しいサービスだ。

SHERLOCKIAN Aの項目

SHERLOCKIAN Aの項目

Project S.H

ワーサルシアター(東京都)

2017/09/13 (水) ~ 2017/09/18 (月)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/09/17 (日) 14:00

とても面白かったです。ストーリーは面白く、舞台セットや衣裳も雰囲気があり、どんどん物語の中へ惹き込まれていました。終わりと思いきや、また更なる展開があり、その意外性も良かったし、様々な事が全て繋がっている脚本は本当に良く出来ているなぁと思いました。役者さん達の熱演も良く、主役の下田修平さんは、長台詞をこなし、ホームズという独特なキャラクターを魅力的に演じていました。観応えのある舞台で、大満足でした!

アラタ~ALATA~

アラタ~ALATA~

スタジオアルタ

オルタナティブシアター(東京都)

2017/07/07 (金) ~ 2017/12/23 (土)公演終了

満足度

新しい劇場と殺陣にかなり期待して挑みましたが…
若手の頑張りは素晴らしい。しかし、あの内容で8000円は思いっきり高い!
外国からの旅行者向けのようで、各国の言葉で注意事項が写し出されました。日本の演劇はこんなもんじゃないですよ。勘違いしないでくださいね。

冒した者

冒した者

文学座

文学座アトリエ(東京都)

2017/09/06 (水) ~ 2017/09/22 (金)公演終了

満足度★★★★

文学座アトリエを久々に訪問。上村聡史演出のも暫くぶりだ。
周囲が地割れででも削られたような、勾配のきつい開帳場がドンと置かれ、客席はアトリエの空間の二辺を使った斜め三方向から舞台に対峙する。私は下手の端に座って、真横から見る格好。開帳場を下手奥へ回り込んだ足元には、焼け焦げた炊事用具や何かがリアルに置かれてある。その先が劇場の出入口だから、観客は時代を遡らせる見事なオブジェを目にして会場に入る事になる。
開演後はその通路からの出入りがあり、開帳場の上部=上階から張り出した廊下で狭くなった隙き間から這っての出入りもある。
開帳場の中央には巨大な鉄球がぶつかったか中華鍋のような球面のへこみがあり、最初の場面ではこの穴を囲んで住人が久々の贅沢な夕食をとる。人が足を滑らせて転ぶ、足を踏み入れる事で相手に心理的に近づく、などの活用があったが、およそ邸内の床には見えない(床そのものがあり得ない位傾いてるし)奇怪な穴は、被弾の跡にも見え、舞台全体が焼け焦げた色で統一されている。開帳場の正面奥の上は(戯曲では三階建てとあるので)三階の廊下で人はあまり通らない。が装飾の格子が邸宅の内部を表し、存在感がある。その右手即ち壁の突き当たりで直角に曲がって一段下がった通路、その下に奥(玄関か?)へ通じる通路があり、確か上手側の客席脇も出入ルートになり、自由度が高いのが良い。
戦後間もない頃。三世帯が同居する屋敷に、彼が師事する男(この芝居では観察者を担う)を訪ねて若者が現れたことで、人々はざわつき始める。世代的にはアプレ(戦後派)に属し、彼に気づいて響きあうのが同じ世代になる盲目の娘。何が彼らをざわつかせるのか・・。アプレ、と言ってみてふと思い出すのは三島由紀夫、狂った果実・・。戦前までの日本人を支えていた価値体系が崩壊し、ある人々の中に虚無が棲み付く。虚無たる対象は見えず、見えるのは虚無という鏡に映る自分たち自身であった、のだろう。彼らは元来抱えていた本質的な不安定要因におののき始め、狂気を帯びていく。
それを劇的に描き出した三好十郎の筆力、演出と俳優の格闘が、撓みない3時間55分の舞台に結実した。
時代は古いが、全く古さを感じさせなかった。

マリーの近況

マリーの近況

劇団オンガクヤマ

ラ・グロット(東京都)

2017/09/14 (木) ~ 2017/09/18 (月)公演終了

満足度★★★★★

徐々に生々しさがつのる狭い洞窟で男と女のプリミティヴな対照が囃される。まぁまぁとズルズルするのも、はっきりとスッキリするのも、意識して隠し無意識に隠された記憶の為せる業。 どんな“真相”抱えてどんな暮ししているのか、身近い共汗の滴りのなかマリーという花が咲いた。

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