満足度★★★★★
鑑賞日2017/09/17 (日) 16:30
価格2,500円
無題2136(17-139)
16:30の回(雨)。
川越で高校演劇の発表会を観た後なので小竹向原から徒歩。春風舎を通りすぎ、入り組んだ道ではありますが思いのほか早く着きました。
16:05会場着。ギャラリーで作品をみる。16:15受付、開場、日本間、L字の客席、奥の桟敷に座ります。
ダンスをする「空間」としては異質でありまた落ち着きを感じる畳と柱と障子。
和の中での舞、見えない時間がウツされた和紙が敷かれた舞台、あいにくの空模様、灯りを用いない自然のままで観る舞は、おぼろげな輪郭と時折聴こえるウメきが古い命を削り新しく生み出してゆく営みのように感じるのでした。
舞も演劇も音楽も「その時その場」で生れ消えてゆくものです。その流れを演者と共有できる贅沢さ。
終盤、個人的には小さな蝋燭が灯されていると(ゆらぎが生まれ)いいかなと思ったり。