最新の観てきた!クチコミ一覧

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木の葉オン・ザ・ヘッド

木の葉オン・ザ・ヘッド

超人予備校

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2017/09/22 (金) ~ 2017/09/24 (日)公演終了

満足度★★★★

初見の劇団さんで、説明文からすると子供向けなのかと多少の不安と期待で出かけましたがとても面白く良い時間を過ごしました。開演前の15分ミニコンサートがありこれも芝居の導入にぴったりでした。

野外劇-誕生-

野外劇-誕生-

88生まれの女たち

旧・高田小学校 校庭(雑司が谷)(東京都)

2017/09/23 (土) ~ 2017/09/24 (日)公演終了

満足度★★★

未練タラタラ節。午前中の元小学校のグラウンドなんで、運動会もしくは文化祭感あり。軽トラと風船だけではなく、野外劇らしいスペクタルな演出があったらなぁ。いっそう、ちょっとくらい雨が降ってほしかったね。

Regulation'sHigh

Regulation'sHigh

BLACK JAM

萬劇場(東京都)

2017/09/20 (水) ~ 2017/09/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

3シリーズ目なのですが2回目を見過ごしてしまいとても残念です。面白く夢中で観た2時間でした。教える事とは、強くさせる事とは、学校教育の限界を観たように思います。

LOVEマシーン2017

LOVEマシーン2017

宇宙論☆講座

ラ・グロット(東京都)

2017/09/22 (金) ~ 2017/09/24 (日)公演終了

満足度★★★

開演前に流れていたBGMのような感じの音楽劇だと正直キツイなあと思っていたのですが、そうではなかったのでひと安心。後半、エピソードによっては少々退屈に思えた箇所もあり、あの椅子で観るのならば、個人的には90分程度に詰めてもらえるとありがたいなあと。

ヤツラは踊る、されど決まらず

ヤツラは踊る、されど決まらず

劇団活劇工房

明治大学和泉校舎第二学生会館地下アトリエ(東京都)

2017/09/22 (金) ~ 2017/09/24 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2017/09/24 (日) 18:00

座席1階2列

劇団活劇工房『ヤツラは踊る、されど決まらず』明治大学和泉校舎第二学生会館地下アトリエ

設定とテーマが面白いです。
業者の担当者は3人ともキャラが立っていたし、斬新?な教科書の三段落ちも良かったです。

前半は良かったのだけど、後半やや失速していたように感じました。
もう少しバシッと決まるオチが欲しかったです。
世代的に身近なテーマのはずなので、
学生さん目線があっても面白かったのでは?と思いました。

細かいですけど、ちょいちょい敬語がおかしかったような気がします(^^;)

レインメーカー

レインメーカー

劇団ショウダウン

南大塚ホール(東京都)

2017/09/23 (土) ~ 2017/09/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

最終日11時の回観劇。やはりナツメファンタジーは良いです!
今回はやや広めの劇場でしたので、序盤役者さんの声が聞きとりにくい面もありましたが、徐々に慣れて来て(私の集中力が増してきて(笑))、セルカの村の子供達を見守っておりました。子供ならではの視点や成長を演じられて魅せてくれた役者さん達に感謝したいです。無論、大人(青年)の男女にも同様です。
脚本、役者陣、音響、照明、舞台セットも合わさってとても満足度の高い舞台でした。

ネタバレBOX

最後の選択シーンが特に良いですね。どれが正解とかは無く、子供達が自分で考えだした結論はどれも応援したいです。
豪雪(ごうせつ)

豪雪(ごうせつ)

good morning N°5

駅前劇場(東京都)

2017/09/14 (木) ~ 2017/09/25 (月)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2017/09/23 (土) 14:00

座席1階1列

good morning N°5『豪雪』駅前劇場

会場に一歩足を踏み入れるとそこはもうお祭りムードで一気に劇場の空気に引き込まれました。
場内を盛り上げるマイクパフォーマンスも巧みで、開演前に既に場の盛り上がりは最高潮な感じでした。
作品自体も非常にパワフルで勢いとスピード感に圧倒されました。
バカバカしさ(いい意味で)にゲラゲラ笑っていたら、
さっと伏線を回収して別の感情を刺激してくるあたりが上手いなと思いました。

豪雪の名に恥じない演出もすごかった。
家に帰ったら色んなところから雪のかけらが出てきて驚きました(笑)

木の葉オン・ザ・ヘッド

木の葉オン・ザ・ヘッド

超人予備校

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2017/09/22 (金) ~ 2017/09/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

初見。大阪の劇団とのこと。確かに東京とは笑いのポイントがちょっと違う感じは、ある。となると面白いかつまらないか、のどっちか。だが、結果は面白かった!狸を使って、果たしてどんな舞台になるのか、興味半分だったがうまい展開で説得力のある舞台だった。小学生でも高学年なら、笑いながら人生勉強ができるかも。また、観たいと思う劇団だ。

ハッピータイム

ハッピータイム

バズサテライト!!

高田馬場ラビネスト(東京都)

2017/09/20 (水) ~ 2017/09/24 (日)公演終了

満足度★★★

シンデレラが王子と結婚した後、継母とその連れ子(姉2人)の物語。後日談としては、シンデレラが苛められていた仕返しをする、ということは知られている。しかし本公演では、継母と姉2人がどう幸せを掴むかに焦点を当てて描く。公演、自分では絵本の挿絵に描かれる、老女ならぬ”美魔女”(その定義はよく知らない)という言葉がフィットしているような気がする。

当日パンフによれば、両チーム延べ18名中のうち9人が初舞台だという。物語は不条理も垣間見え、また”悪意に対するしっぺ返し、報い”という寓意も織り込んでくる。脚本としての物語性は伝わるが、それを体現する演技力が弱い。経験不足や演技力のアンバランスが物語の魅力を十分引き出せていないのが残念だ。新人公演という寛容な気持を持ちつつ、一方観客に対する「時間」と「料金」の対価としての公演としてはどうか。
今後の公演に期待を込めての☆の数
(上演時間1時間30分)【ガラスの靴チーム】 

ネタバレBOX

舞台は素舞台に近い。BOX椅子が数個並んでいるだけ。場面に応じて移動させ、状況を表出する。セットという視覚の援助がないことから演技力が試されるが、その表現には経験不足の感が否めない。

醜顔の王子は、結婚相手を選ぶため舞踏会を催した。そこで見初めたのがシンデレラである。もちろん義理姉たちも参加したが、あまり気乗りではなかったのが本音であろう。そもそも長女には付き合っている人がいる。王は結婚出来た事、祝宴での料理が評判だったこともあり、シェフ(実は長女の彼氏)に何でも望みは叶えると…。
彼女の義父(シンデレラの実父)は、女を騙してばかりで、今獄中にいる。その男を審判無く極刑にしてほしい。まさか実行するとは…悔悟と慄き。王にしても彼にしても(義)父親殺しにほかならない。ちょっとした悪意の感情が取り返しが出来ず自分を責め、他人を苦しめる結果になる。情況の因果応報的な展開が観える。さらに王と彼の関係が…。ラストシーンでは、それまでの展開を覆すような。公演全体は、はっきりと姿を見せない(憑依した)魔女(経済・金融用語にある”見えざる手”」に支配されているようだ。

彼の王に対する恨み辛みから発した言葉、貧民と王族の暮らしには不平等がある。しかし彼女の母からは、人は生まれながらにして不平等である。平等なのは①生まれ死ぬこと、②1日が24時間であることの2つのみと諭される?不条理を受容するかのような発言は印象的であった。また貧富の差に対する意識の底には、見栄がある。これに対しても見栄を張らずに意地を張れと激励する。寓意あるコメディ…その面白さが伝わればと思うと勿体無い公演。

次回公演を期待しております。
Short story's

Short story's

演劇商店 若櫻

ひつじ座(東京都)

2017/09/21 (木) ~ 2017/09/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

見て来ました。今回も旗揚げ公演と同じ3本のオムニバス+骨董店でのプチストーリー。個人的には3本目の幽霊の話とラストの骨董品店での兄弟の下りが好きでした。とにかく全話笑いと思いやりが一杯の、優しいほっこりとした舞台でした。次回作にも期待。

アンサンブル

アンサンブル

劇団ヨロタミ

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2017/09/20 (水) ~ 2017/09/24 (日)公演終了

満足度★★★★

前説でしっかりマナーについて喚起してくれていたのが、先ず印象的な劇団さんでした。

何かしら心に傷を背負った人達が織りなす、ちょっぴり心が痛くなる物語。特に同じ性を持つ者として、中屋さんの件はとても辛かったです…
全体のテンポが少し気になりましたが、劇中歌があったり、一人何役もこなす場面があったりで、楽しめた要素も多いです!

キャラが立っていて、心に刺さった台詞もちらほらと。
シーンを思い返しては、色んな気分に浸っています。

GIFT

GIFT

劇団絶対少女領域

イカロスの森(兵庫県)

2017/09/23 (土) ~ 2017/09/24 (日)公演終了

鑑賞日2017/09/24 (日)

哲学的で神秘的なお芝居でした。僕が神様からもらったGIFTは何だったのか?GIFTを活用できたのか?はたまた、GIFTにこだわらず、自らGIFTを創出できたのか?劇場を出るとき、色んな疑問符が頭の中でこだましました。

『ZigZag 〜人生怪盗ノ話〜』

『ZigZag 〜人生怪盗ノ話〜』

劇団コスモル

OFF OFFシアター(東京都)

2017/09/21 (木) ~ 2017/09/25 (月)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/09/23 (土) 14:00

独特なので、好き嫌いが分かれるという印象でしたが、私は面白かったです。舞台のセットも良く出来ていてレトロ感がありました。観客参加型の場面もあり、内容を把握出来ない子供も楽しめたかと思いました(私も、何気に楽しみました)ラスト近くの戦いのシーンは面白くもあり見応えもありました。不思議感漂う楽しい舞台でした!

Regulation'sHigh

Regulation'sHigh

BLACK JAM

萬劇場(東京都)

2017/09/20 (水) ~ 2017/09/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

泣いて笑って最高の作品です!!

同じ窓の者たち

同じ窓の者たち

演劇企画 無有場

ウイングフィールド(大阪府)

2017/09/23 (土) ~ 2017/09/24 (日)公演終了

満足度★★★★

身近で、どこにでもある、そして若者たちが常に内面に潜めている思いを自然体で表現している。
始めはなんだか、安易な学園の話だろうと思っていたら、7人の若者たちの純真な心にぐいぐい入ってゆくある意味シリアスな展開に、年齢の離れた吾輩でもぐんぐん引き込まれて行った。
6年後に再会した彼らが、求め苦しみもがいた後に見たものは、、。いいラストです。
いやあ、久しぶりに何かきれいな一筋の光を見た感がしますね。これぞ収束する青春のきらめきとも言える。そんなひと時の時間を切り取った佳作であります。
ひとりひとり頑張った甲斐がありました。でも、次作が3年後なんて、どういうことなのかい?

レインメーカー

レインメーカー

劇団ショウダウン

南大塚ホール(東京都)

2017/09/23 (土) ~ 2017/09/24 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/09/23 (土)

23日ソワレの舞台(1時間45分)を拝見。

ネタバレBOX

まず舞台に触れる前に…当日パンフ掲載の、食いしん坊のスヴィ(演・竹内敦子さん)画伯?の「絵」。
登場人物の紹介だけにとどまらず、ものがたり世界のイメージをよく伝えていて、さらに観劇後に改めて目にすると、より一層、味わい深いものがありました。スマッシュヒットだと思います。

さて、本題。
ファンタジー&アドベンチャーの1時間45分の舞台は、「オトナ」の世界の入り口に否応なく立たされた、「こども」というよりも「少年・少女」達の不安や戸惑い、そして友情・勇気などの心境が、とてもとても温かな視点で描かれていていました。
もし可能であれば、中学の講堂とかで、登場人物とまさに同年代の生徒さん達に観てもらいたいなぁ、とは、観劇後、真っ先に抱いた感想です。

それから、劇団ショウダウンさんと言えば、それが魅力ではあるんですが、これまで「林遊眠さんのワンパースンチーム」という印象が強かったんです。
しかし、今宵の舞台、ストーリー自体の色彩もあってか、林さんも含めた劇団員さんと、客演の役者さん達がチカラを合わせた、カンパニーとしての輝きを放っていました。
『パイドパイパー』(2015年9月東京公演)での、関西演劇界の精鋭達の凛々しい気負いとも異なる、今回の演じ手達から伝わって来る、冬の朝のお布団の温もりのような連帯感…とても好ましいものに思われました、とさ♪
『黒船』、 『ウインドミルバレー 最後の三日間』

『黒船』、 『ウインドミルバレー 最後の三日間』

劇団ショウダウン

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2016/06/29 (水) ~ 2016/07/03 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2016/07/03 (日)

7月3日の夕刻、『黒船』(110分)観て来ました。

ネタバレBOX

無敵を誇る1万の帝国騎士団を乗せた、200艘の黒船の大船団。
目指すは、東の海に点在する蛮族の小国家。
騎士団の面々の士気は高く、蛮族たちの制圧なぞ容易だと思われていたが…
100名の先遣隊が、たった1人の「呪いの戦士」の前に全滅!
陣形を固めたはずの本隊も「呪いの戦士」たちの奇襲を受け、不名誉な撤退を!
そして思わぬ大苦戦の最中、隊長のラッシュは、不自然なまでに攻め急ごうとする
騎士団の団長と軍師の様子に不審の念を抱いたのだが…
7月3日の夕刻、『黒船』(110分)観て来ました。

劇団ショウダウンさんは、京都の団体さん。東京には2014年から、毎年、帝都東京に「遠征」して来られます。
でぇ、今回は、個人的都合(☜腰痛、苦笑)でダブルヘッダーは残念ながら断念!
集団劇の『黒船』のみの観劇と相成りました。

ということで、早速、観終わっての感想なんですが
東京公演の過去の作品と比べると、やや大人しめな印象ながら、コンパクトな舞台を充分に使いこなしていた♪
途中、ダレたところもなく、首尾一貫、テンポ良く進行♪
むくつけき(笑)熱演の男性陣に囲まれながらも、小柄な女優さんたちが拍手喝采モノの大奮戦♪
と、ここまで褒めたところでぇ…
観たのが千秋楽の舞台だったせいか、その「熱演の男性陣」、連日の死闘(=舞台)のせいか、満身創痍! 声が枯れていたり(☜でも、途中から声に力が蘇ったのは流石!)、セリフの噛みもちらほらと。
あの熱演を続けてりゃ仕方あんめぃ、と同情しつつも、ちょい残念ではありました。

ビジターの東京くんだりではなく、団体さんのホームグラウンドである関西で、役者さんベストコンディションの『黒船』、是非、観てみたいなあ!と帰り道、ずっと思っていました、とさ♪
錆色の瞳、黄金の海 2016

錆色の瞳、黄金の海 2016

劇団ショウダウン

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2016/01/21 (木) ~ 2016/01/24 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2016/01/21 (木)

『錆色の瞳、黄金の海』(1時間45分)、21日の回を拝見。

ネタバレBOX

錬金術師によって生み出された、人造人間・ゴーレム。
自らの意思は持たず、人間の命令のみで動く、身長5mの木の人形は、人々の暮らしを守るようにと、王国全土の町村に配備された。
北方の辺境、豪雪地帯にあるジェミの村に送られた…村人から「イハナ」と名付けられた、そのゴーレムも、自然の猛威や盗賊たちから90年間、村を守り、やがて、いずことなく姿を消して、長い眠りについた…
30年後。イハナの活躍を知る者が殆どいなくなったジェミの村で、ただ一人、イハナの伝説を目を輝かせながら聞いている少年がいた。
大きなカラダを活かして、ただ黙々と村の人たちのために尽す…ミルキ少年は自分でも気づかないうちに、イハナのイメージにまだ見ぬ父親の姿を重ねていた…

この後、お話は30年ぶりに目覚めたイハナが意味不明な行動を始め、壊れた?!と考えたオトナたちがイハナを破壊しようとするのを、ミルキ少年等が必死になって守ろうとする…といった展開になります。

関西の劇団ショウダウンさんの東京公演を観るのも、これで4作品目。過去作は、大ホームランもあれば・ゲッツーもあり、だったんですが、では、今回の作品はといえば、イハナ少年の夢と冒険を通しての失敗と成長のものがたり…まさに「良質のファンタジー」♪ といった印象です。

まあ、さすがに4作品も観ていると、背景等の説明セリフの多用・舞台上でのヒトの動かし方・劇伴の傾向…などなど、まさに「馴染みの洋食屋さんの、いつものランチの味」といった印象はぬぐえないのですが、幸いなことに、この「ショウダウン」というお店、あと味の良い料理を出してくれるようです。
自分の狭い観劇経験で、なんですけど、関東では見かけないテイストの芝居、未見の方も・体験済みの方にも、どうやら今回はお勧めしても、いいかなっと♪
パイドパイパー と、千年のセピラ

パイドパイパー と、千年のセピラ

劇団ショウダウン

あうるすぽっと(東京都)

2015/09/04 (金) ~ 2015/09/06 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2015/09/06 (日)

『パイドパイパー』(2時間30分)、6日(日)千秋楽の舞台を拝見。



ネタバレBOX

名もなきパイドパイパー(笛吹き)の女(演・林遊眠)が、一人の「運命の少女」を守るべく、「十字軍vsイスラム教徒の激戦続く13世紀後半」「第二次世界大戦終結期の1945年」と時空を越えて活躍するさまを描いた、冒険・浪漫活劇です。

他の劇団やフリーの役者さんも含めた「関西演劇界の精鋭」19名を揃えたチーム・劇団ショウダウン…気合いの入り方が半端ない!
場面の時間軸が錯綜したり、一人二役の役者さんが多かったりで、ストーリーを追うのに少々忙しなかった(汗)…んですけど、途中休憩無し・2時間30分の上演時間も長く感じさせませんでした。

音楽・舞台美術も合わせて、劇団ショウダウンさんの「物語にグイグイ引き込むチカラ」、最前列の席で十二分に味わせて頂きました♪
パイドパイパー と、千年のセピラ

パイドパイパー と、千年のセピラ

劇団ショウダウン

あうるすぽっと(東京都)

2015/09/04 (金) ~ 2015/09/06 (日)公演終了

満足度★★

鑑賞日2015/09/05 (土)

『千年のセピラ』5日のソワレを拝見。

ネタバレBOX

正味1時間半の上演時間。19名の役者が出演した『パイドパイパー』と同じ、広いアクティングエリアの隅々を、9人の役柄を演じ分ける林遊眠さんが駆け回り・たちどまり・また駆け回り…と文字通り「奮戦」します。
その熱気といったら、彼女の一人芝居、二度目の観劇となるオイラでさえ、息を飲むほどなんですから、初めて観られた観客はもうぉ!!!…とはいいつつも、実は私の観た回、率直に言って、お客様からおカネを頂戴してはいけない出来でした。

『パイドパイパー』との掛け持ちやら、興行上の都合?で恐らく無理を承知で公演を強行されたのかは知りませんけど、前半は特に、台詞の抜けや噛み…演じ手が気の毒に思える程、頻繁に見受けられました。

前回の一人芝居『マナナン・マクリルの羅針盤』を「目撃」しているので、林さんの力量は存じ上げています。今回の不出来、問題が彼女にあるとは思いません。
何らかの事情はあるんでしょうが、劇団の至宝とも言うべき看板女優を、関係者の皆さん、もっと・もっと大切に処遇して欲しいものです。
そして、もし許されるのならば、もっと緩急のついた脚本で、もっときっちり稽古の時間を取って、もっと余裕のあるスケジュールで、『千年のセピラ』名誉挽回の公演を打って欲しいものだと思いました。

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