満足度★★★★
身近で、どこにでもある、そして若者たちが常に内面に潜めている思いを自然体で表現している。
始めはなんだか、安易な学園の話だろうと思っていたら、7人の若者たちの純真な心にぐいぐい入ってゆくある意味シリアスな展開に、年齢の離れた吾輩でもぐんぐん引き込まれて行った。
6年後に再会した彼らが、求め苦しみもがいた後に見たものは、、。いいラストです。
いやあ、久しぶりに何かきれいな一筋の光を見た感がしますね。これぞ収束する青春のきらめきとも言える。そんなひと時の時間を切り取った佳作であります。
ひとりひとり頑張った甲斐がありました。でも、次作が3年後なんて、どういうことなのかい?