
ストーブがすっ飛ぶ!!!
演劇集団SMILE JACK
下北沢Geki地下Liberty(東京都)
2017/10/04 (水) ~ 2017/10/09 (月)公演終了
満足度★★★★★
#ストーブがすっ飛ぶ
#宮下浩行
#元山久恵
#渡部新
こりっち記載久々や😃
知り合い出演の舞台を観に行ったら、偶然だが、宮下氏の芝居が観れて良かった☺セミの名はでも、MVPに挙げたが、今回もよい芝居をしてた✨こういう役がわざとらしくなくできてしまうのは、本当にすごいと思う、、、芝居が身体に入っているというか、すごくよい意味のナチュラルになっていて、素晴らしい✨
ついつい同志にすぐ連絡をしてしまった、嬉しすぎて。前も言ってたよね、と言われてしまった、、、
女性だと元山久恵さんの芝居が良かった✨
オンとオフ、動と静の切り替えと芝居の瞬発力が観てて爽快だった!しかも綺麗だし。
この芝居のキーマンというか、中心にいたのは彼女演じる産婦人科医であり従姉妹である村田優子だった。もちろん、主演二人が物語の真ん中にいるのだが、彼女があらゆる場所でよい芝居をしていたので、よいスパイスで飽きることなく観れた。また、オーディエンスの気持ちの代弁者としてもよかった。
優希が健に女性らしい嫉妬の話をして、健が完璧の返答をするくだりを背中で見守る元山さんの芝居は従姉妹として女性として完璧の芝居だった❗ここで芝居に惚れた☺
聞けば、普段は、役柄とかけ離れた?真逆の?性格らしいので、さすが女優とも思える!!素敵な役者をまた1人みつけた!
ベタではあるが、安心して観れる、信頼して観れる芝居でした🎵
よい台詞挙げるとしたら、恒岡役の渡部さんのお前の気持ちはわからないけど、お前も俺の、、、、のところが一番胸にきました!
また観たい!!

ロマンティック♡ラブ
水素74%
横浜伊勢左木町 THE CAVE (神奈川県)
2017/09/28 (木) ~ 2017/10/07 (土)公演終了
満足度★★★★
文字が分かりづらいチラシが、水素74%の芝居のそれと知るのに時間が掛かったが、たまたま空いた平日昼間にピンポイントに嵌まり、即予約即観劇。
伊勢佐木町 THE CAVE なるユニークな空間にて。地理的には近くて歓迎である。
以前の作の「事故を起こして放置したまま逃げ帰って云々」という話を発端に据え、忌まわしい恋愛の顛末を描いている。男を翻弄するその女は敵視すべき悪女なのか、彼女なりに精一杯生きて・・という扱いかは判らないが、水素74だけに前者に寄った部分をしじみなる女優が際どく演じ、後味の悪さを残して終わる。ただこの「悪」の行動線を維持するために、やや無理気味に思われる箇所もあった。
モチーフとしてはブス会の「男たらし」、罪深さを自覚したトーンの女のナレーション(声のみ)で繋ぐのはポツドールの何だったか・・似ていたが、水素74%としては描写の精度は高かったのではないか。
ただし、人間模様の切り取りの意図が、そろそろ人間解剖主義から「そこに希望はあるのか」見出す方向に一つ、舵を切っても良いのではないか、という気が(何となくだが)した。見出そうとして見えなければそれはそれでまた、一つの止揚された?絶望の形を描けるのだろうし。
俳優は皆、適役で、怪我で降板となった坂倉花奈の代わりに入った新田佑梨ものびのび演じ切っていた。

『を待ちながら』
HEADZ
こまばアゴラ劇場(東京都)
2017/09/17 (日) ~ 2017/10/01 (日)公演終了
満足度★★★★
千秋楽にようやく観劇、贅沢な時間を呼吸した。
即興要素に萌え、俳優っぽくない人達が結構な率。
飴屋氏の「俳優」仕事をこの近距離で初めて見ると、優れたパフォーマーだが、名優とは言いがたく。関西弁の山下氏のいじりで、どうにか舞台に存在し得たような・・「演劇」としては。
タイトルからして何の不思議も無いが、『ゴドー』が徐々に首を出して来る。「旅」と「首吊り」は同列なのか。ラッキーを思わせる飴屋氏の「突然喋った」喋りに散りばめられた含意は、そこだけで終わらず掘り下げてほしく思った。
アゴラ劇場到着後、普段見ない裏面を通るルートへ誘われ、下手奥のあの奈落から階段を昇る。と、そこは客席側の下手後ろ。これはさすがに、「見たことのない景色」であった。
ステージは横に広く、正面奥の扉が開くと、階段が見える。出はけは、ここと下手奥のエレベータの主に2箇所。エレベータの3階を降りた場所も、使われる。客は終演後には正面奥から出て階段で1階へ降りる。
未解消の要素を多々残しながらも、私は、虚と実ないまぜの、とりわけ「実」の取り込みの難しさからすればどうにかクリアした感のある終幕で、満足したと同時に、「実」を「信ずるに足るもの」とどうやって認識したのか・・それは積み残して劇場を後にした。作り手としてそこは重要だったのではないかな・・などと考えたり。
サービス精神旺盛な出し物だが、あまりに哲学的な詩(原作の文)はテーマを絞りにくく、ただ視覚と聴覚の刺激を受け止めるしかない。

光の帝国
演劇集団キャラメルボックス
THEATRE1010(東京都)
2017/10/04 (水) ~ 2017/10/05 (木)公演終了
満足度★★★★★
恩田さんの原作、最初の数ページしか読めないうちに当日になってしまいました。しかし、それでも主人公の設定はそのままにお話をこんなにふくらませて、こんな流れにしてしまうんだ!と驚きとともに感動しました。
今日は終演後全国ツアーの出航式というのが行われ、みなさんの意気込みやご当地グルメへの期待など聞けたし、観客全員にキャストのみなさんから手渡しでファイルがプレゼントされると言うとっても素敵な観劇となりました。

BLUE ~龍宮ものがたり~
teamオムレット
新宿シアターモリエール(東京都)
2017/10/04 (水) ~ 2017/10/09 (月)公演終了
満足度★★★★
浦島太郎が竜宮城に呼ばれたのには実はこんな訳があったのでした・・・。そして竜宮城は、乙姫さまのその後は・・・。オムレット流のアレンジでおとぎ話は深さを増したと思います。
劇場入り口にカンフェティ11月号があったので開演前に読んでみました。「心理テスト」のお題(?)がコール&レスポンスで笑えました。

哀しい夢すら、忘れてしまう
sleepwalk [スリープウォーク]
APOCシアター(東京都)
2017/10/04 (水) ~ 2017/10/10 (火)公演終了

ストーブがすっ飛ぶ!!!
演劇集団SMILE JACK
下北沢Geki地下Liberty(東京都)
2017/10/04 (水) ~ 2017/10/09 (月)公演終了
満足度★★★★
ラーメン出てきたけど~(^-^)
それよりも餃子が食べたくなりました・・・・
空腹での御入場は避けられる方が宜しかろうと忠告
レトロなよしもと劇場のようなテンプレな感じで
オーソドックスに進んでゆく物語は安心感ある進行具合でした
2時間強かな 登場人物多めだけど
混乱することなく安心して観れました=結構好きです この話(^-^)

うんちゃん2
トラガール合同会社
草月ホール(東京都)
2017/10/03 (火) ~ 2017/10/05 (木)公演終了

晴れ間・触れただけ
りゃんめんにゅーろん
Cafe Slow Osaka(大阪府)
2017/09/29 (金) ~ 2017/10/01 (日)公演終了
満足度★★★★
素朴でどこにでもありそうな雰囲気が良かったです。テンポの良い掛け合いも愛おしく、またクスッと笑えて楽しかったです。好きです。

人間風車
PARCO / CUBE
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2017/09/28 (木) ~ 2017/10/09 (月)公演終了
満足度★★★★
予備知識なしで行っていきなりの不思議な味の外国童話に驚いていると、売れない童話作家が登場する。この主役の成河(そんは)さんは、私は初めてお目にかかるのだが自信に満ちていて主役のオーラを感じた。身のこなしは軽快でダンサーが本職ではないかと思ったほどだ。
終演後に検索してみると10数年のキャリアを持つ中堅の方で、この春には「髑髏城の7人(花)」で天魔王を演じたという。好青年の模範のような彼が悪の権化の天魔王とは!観ておけば良かったと後悔した。
ヒロインのミムラさんは安定の好感度演技と思っていたら、びっくりするような大声も出したりして、やはりプロだなあと感心した。もちろん加藤諒さんや堀部圭亮さんもいつもの味を出している。
しかし私的には思いがけずも遭遇した今野浩喜さんが一番の収穫である。
キャスト名の一覧を見ても素通りだったが登場したとたんに、(解散した)「キングオブコント」のボケの人だと気づいた。
彼の素人然とした容貌とでかい態度、奇妙な笑いが最初の童話などと積み重なって、観客の心に笑いと同時に不安を生じさせ、後半へとつなげるのである。
会場は池袋西口公園内の「東京芸術劇場」2階の「プレイハウス」、定員834人の中規模ホールである。椅子は私に合っていて他のホールよりずっと快適であった。
音響設備も充実していて激しい低音や銃声には心臓が悪い人の心配をしてしまった。
休憩なしの2時間20分。水曜の昼ということもあってか8割は女性であった。
こんなに女性が多い舞台では昭和のプロレスネタはほとんど通じていないと思うのだが。そうでなくても賞味期限切れでしょう。

BLUE ~龍宮ものがたり~
teamオムレット
新宿シアターモリエール(東京都)
2017/10/04 (水) ~ 2017/10/09 (月)公演終了
満足度★★★★
スタートは確かに「浦島太郎」。でも話はかなり発展します。童話や民話には隠された意味がよくありますが、これは脚本家が「浦島太郎」の形を借りて、人間の「心」を描いていました。初日なので、ややこなれていない場面もありましたが、多少、笑わせながら最後の意外性も面白い。楽日まで、日々進化していくことを期待します。

銀の国 金の歌
クロジ
俳優座劇場(東京都)
2017/10/04 (水) ~ 2017/10/09 (月)公演終了
満足度★★★★★
クロジさんは初観劇で、チケットを取るのが大変なことも知りませんでしたがなんとか初日に行くことができました。
舞台セットの上に投影された美しい映像で、最初からお話にぐんぐん引き込まれました。いろんな人たちの愛や葛藤や悲しみ。私には王になりたかったわけでなく、愛が欲しかったのだと思えました。

かぷせるかいじゅう ~ピッコロバージョン~
いるかHotel
ピッコロシアター 中ホール(兵庫県)
2017/08/24 (木) ~ 2017/08/24 (木)公演終了
満足度★★★★
平日公演なのに凄い人でした。
開演30分に到着しましたが…、既に整理番号112番と、大人気。
質屋さんに集まる思い出の品々…、それにまつわる素敵なストーリー達。
サッカーできなくなった先輩への告白。
システムで紹介された運命の人は?
カプセル怪獣・アロンアルファの活躍で、傾いた民宿は?
どれも心暖まるストーリーでした。
ジュワッチ!
追伸、半分以上が桟敷席(なので低価格?)で超満員。
おじさんには少しきつかったですが、
より間近に役者さんの表情を拝見できました。

モノサシで書く旗
劇団さてぃすふぁくしょん
IRORIMURA・プチホール(大阪府)
2017/08/19 (土) ~ 2017/08/20 (日)公演終了
満足度★★★
咲くやこの花高校卒業生さん7名。
表現したい事が多過ぎて
全体的に少し纏まりなく感じましたが、
女子の本音をストレートに表現されていて、
「自分のモノサシを持て/持ちたい」
という若々しい主張が新鮮で、興味深く拝見。
お客様が若い方ばかりで、おじさんは私一人で少し恐縮しましたが、楽しく拝見できました。

幸せの標本 完全版
ノックノックス
ウイングフィールド(大阪府)
2017/08/19 (土) ~ 2017/08/20 (日)公演終了
満足度★★★★★
生花のセットが凄く良かった。
根底に流れる家族愛讃歌。
蜜蜂減少による(植物が受粉できない)生態系の崩壊を取り上げつつ、
SF仕立で、子供から大人まで楽しめる構成でした。
私たちは…、
家族から、周りの生き物から、そして地球から、
こんなに愛されているんだ!
そして演目にあった生演奏も良い。
「これからどうしたらよい?答を教えて」心に刺さる歌詞。
泣いた。
感動した。
良かった。

Bar あの夜 Special Edition
真紅組
道頓堀ZAZA HOUSE(大阪府)
2017/08/18 (金) ~ 2017/08/20 (日)公演終了
満足度★★★★
「Bar あの夜」
それは天国の一歩手前、この世に心残りを持つ人が集う場所…、
のSpecial Edition!
1幕 幕末志士の妻達。
妻達が語る志士の私生活。
知られざる私生活を垣間見れて楽しかった。
(昼前からお酒を飲むので、少し空回り気味でしたが…)
木戸の女たらしは有名ですね。
2幕 世界を馳せた近代演芸の先駆者。
歴史の教科書では出てこない方々のお話、とっても面白かった。
っでもって、役者の皆さん、歌がお上手で聞き惚れました。
若木さんの舞、初めて拝見しました。
皆さん芸達者ですね!
それにしても、お酒のピッチ早!
日本酒、ワイン、ビールを間断なく…、皆さん、酒豪ですね。
追伸、謎めいたイトの過去…気になります。

ウロボロス
Straw&Berry
新宿眼科画廊(東京都)
2017/09/15 (金) ~ 2017/09/19 (火)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/09/15 (金) 19:30
価格3,000円
地方の高校でかつて天文部を創設した仲間たちの今、そして過去。一番のキモである部分は語らずに観客の想像に委ねる形なので観客同士見終わってから互いに解釈を語り合っても良さそう。また、暗転などなしに時制が変わるがほぼ察することが可能なのは巧い。
また、最終場だけ「アレ」なのも効果的。
ファーストシーンはこの少し前に観た劇団普通「帰郷」同様に演技エリアの上方の空間に「シーン」という書き文字が浮かんでいるようだった。そりゃあ開演から15分は遅れた客を入れない訳だ。で、こういうの、トレンド?(笑)
騒がしい会場でスピーチなどをする時に、最初は声を出さずに口だけ動かすと、聴衆が聞こえないと思って静まるので、それからやっと声を出すというテクニックがあるそうだが、それに似て、冒頭場面が静かだと観客の集中力がアップする効果があるかも。

哀しい夢すら、忘れてしまう
sleepwalk [スリープウォーク]
APOCシアター(東京都)
2017/10/04 (水) ~ 2017/10/10 (火)公演終了

哀しい夢すら、忘れてしまう
sleepwalk [スリープウォーク]
APOCシアター(東京都)
2017/10/04 (水) ~ 2017/10/10 (火)公演終了

学園コレクション
SANETTY Produce
劇場HOPE(東京都)
2017/09/28 (木) ~ 2017/10/01 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/09/28 (木) 19:00
座席1階B列
SANETTY Produce『学園コレクション』劇場HOPE
客層をきちんと把握してそれを意識した作品作りがされていたと思います。
起承転結のはっきりした分かりやすいお話と、ほぼ素舞台のシンプルなセット。
それが可愛い女優さんたちの溌溂とした姿を魅力的に引き立たせていたように感じました。
登場人物の多い作品ですが、
みんなキャラが立った役作りをされていて、それぞれに見せ場も用意されていたのが良かった。
特に全員参加のダンスが素晴らしかった!