最新の観てきた!クチコミ一覧

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May's frontview Vol.37 ハンアリ

May's frontview Vol.37 ハンアリ

May

浄土宗應典院 本堂(大阪府)

2017/06/17 (土) ~ 2017/06/19 (月)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/06/18 (日)

Mayさんを観ると胸が苦しくなる。
何故、こんなにザワザワする。
血の物語。
そして涙が止まらない。
観るべし

貴方は血に焦がれたコトはあるか?
これは故郷に帰ることが出来ず、
時代に流されながら家族が生きる物語。刮目せよ

家族とは還る場所。
言葉ではない。
いつもそこにあり、
窮屈であり、鬱陶しくもあり、

……護りたいもの。

伝記演劇ドラマ。
それをここまで昇華された演劇作品に仕上げる手腕と演劇力は他にない。大河ドラマに近い脈々と引き継がれゆく意志は強く僕らの胸を打ち祖国日本と朝鮮を繋ぐ。
もう万感の思いが溢れる!

ペーパーカンパニーゴーストカンパニー

ペーパーカンパニーゴーストカンパニー

OIL AGE OSAKA

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2017/06/21 (水) ~ 2017/06/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/06/25 (日)

脂が乗ってら。
間違いない。
演劇作品において会話スピードの緩急が効いているのは体感時間に大きく作用する。いいぜ!ラスト1回!

『テノヒラサイズの人生大車輪』’17

『テノヒラサイズの人生大車輪』’17

AR PRESENTS

ABCホール (大阪府)

2017/06/23 (金) ~ 2017/06/25 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/06/25 (日)

知っている。
もう何回観たか分からないくらい観ているのに笑う。自然に笑顔になる。脚本の持つ力に新たな息吹を吹き込む新たらしい血。それがまた新しい味に舌鼓(笑)

龍栖に咲く

龍栖に咲く

本若

AI・HALL(兵庫県)

2017/06/30 (金) ~ 2017/07/03 (月)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2017/07/02 (日)

大人が紡ぐ歴史ファンタジー浪漫!

絢爛たる戦い。
平宅さんも浅雛さんもカックいい!

ピカイチ!

ピカイチ!

梅棒

森ノ宮ピロティホール(大阪府)

2017/07/04 (火) ~ 2017/07/05 (水)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/07/05 (水)

公演中、中通路に車椅子のお客さんが居て、演出上その通路をキャストが走り抜けるのだけど全力で普通にアイコンタクトしながら走り抜ける姿の しぇーねーさんが好き。勿論、他キャストさんも全力普通!それだけで涙腺緩む!

butterfly effect -バタフライ エフェクト-

butterfly effect -バタフライ エフェクト-

いいむろなおきマイムカンパニー

AI・HALL(兵庫県)

2017/07/06 (木) ~ 2017/07/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/07/08 (土)

一編のポエム。
このカンパニーさんの作品を観ていつも感じることだ。
それを可能にしているのが個々のレベルの高さ。
研鑽を重ねる勇者達

水の泡

水の泡

〈三好大貴プロデュースBuilding〉

black chamber(大阪府)

2017/07/07 (金) ~ 2017/07/10 (月)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/07/08 (土)

タカイくんの想いが溢れている。
物語の特性は日常に潜む愚かしい怖さと、
更に抑圧されたが故に解放へと流れる清々しさだ。
音照のない空間が歪む快感は稽古場ならではだ。
会場では更にアガるはず。

という訳で、
稽古場で観たものと舞台とは別モノになっていた。
緻密な舞台セットに例の映像OPにギミックに、
チェンバーでの公演だからこそのライブペイントでありbar営業。
三好さんの満足度も併せて高し

リトル・ソング

リトル・ソング

Micro To Macro

浄土宗應典院 本堂(大阪府)

2017/07/14 (金) ~ 2017/07/17 (月)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2017/07/15 (土)

音楽の力は凄いなと感心する。暗転のまま鳴り続けるドラムであるとか、美術セットの造形美。また強い俳優力が織り成すハーモニーは10周年記念に相応しい。泥谷さん安定の匠の技!

狐姫

狐姫

BLACK★TIGHTS

近鉄アート館(大阪府)

2017/07/14 (金) ~ 2017/07/17 (月)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/07/17 (月)

よく観ていて、あっという間とか表現するけどまさにそれ!
maechangの脚本はスピリッツ命だから、まるで少年漫画を彷彿させる。
だからバカだけどストレートに突き刺さる!
サービス精神の塊

楽しかったなぁ!
エンタメってのはしのごの言わずに、乗った者の勝ちなんだよ!
maechangが、やりたいもの、目指すもの、ずっと熱い、ガキの頃に描いた空想の延長!
だから大好物だと強く言えますね!
次も期待してます僕は!

天狼ノ星【天の章・地の章】

天狼ノ星【天の章・地の章】

劇団ZTON

ABCホール (大阪府)

2017/07/29 (土) ~ 2017/07/31 (月)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/07/30 (日)

劇団ZTON 10tn Anniversary 2nd「#天狼ノ星 【天の章・地の章】」観劇。
togetter.com/li/1135015
初演はこの為に在った。
キャラがそれぞれの思いを胸に生き抜く様はとても強く、
神話を見るに近しいこの感覚は雄大な地平線を眺めるが如く。

皇宮陰陽師アノハ

皇宮陰陽師アノハ

レティクル東京座

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2017/09/27 (水) ~ 2017/10/02 (月)公演終了

満足度★★★★

フィクションとして、非日常性が楽しめる公演。
物語のテーマ性、訴求性というよりは、純粋に観て楽しむ、そのエンターテイメントに徹したという印象である。サービス精神旺盛な演出、それを具現化する演技や技術(音響、照明等)が物語の世界へグイグイ引っ張り込む魅力がある。
(上演時間2時間40分)

ネタバレBOX

梗概.…説明文から、第三次世界大戦で大敗し『國家解体』され百年程経過した日本。最高権力者として首都・京都を治める天皇家はその一方で、日本を敗戦國に貶めたとし徐々に斜陽の時代を迎えていた。天皇・大瑠璃(おおるり)陛下に仕える皇宮(こうぐう)陰陽師・安倍アノハは終戦記念日の日、陛下に災厄と同時に僥倖(ぎょうこう)が訪れるという星をよみ解く。記念日当日、突如として錯乱した皇宮護衛官に襲われかけた陛下だったが謎の青年(不破ウシオ)により命を救われる。陛下は彼を直属の特別皇宮護衛官に任命し、アノハや幾人かの心許せる者たちと共に天皇家の威信復活のため静かに闘志を燃やす。
一方、陛下の弟・朱鷺皇子は、別の国家建設を企てる。こちらにも民間陰陽師・蘆屋ホクトが味方し、天皇家の争いが始まる。

人物設定が少し違うが、日本史で学ぶ「壬申の乱」を思い出す。物語の結末は史実と違うが、何となく歴史を紐解くような感じになる。また京都の地へ入るには羅生(城)門を通らなければならないと…何だか文学的なことも含まれていたような。

物語は強いテーマ性、何か訴えるというよりは、観(魅)せる世界で楽しませるという感じである。劇団の真骨頂は、ハイスピードな台詞回しと独特なテンポ。そして大爆音、大閃光、華美衣装、耽美化粧という観せる力。歌って踊って演じるというテンターテイメント上演である。

舞台セットは、2階部に障子・欄間が見え、上階の左右から1階中央に向かって階段が設けられている。中央に暖簾のようなものがあり、そこを中心に出入りする。もちろんここが羅生門である。シンプルであるが、その上下の動きが躍動感を生みテンポよく見せる。そして陰陽師が使役する「式神」などのアクションも楽しめる。安倍アノハが使役するのは男優で力強い殺陣、蘆屋が使役するのは女優で妖艶な舞踊のようで、それぞれの役柄と特長を最大限引き出す演出は見事であった。

次回公演を楽しみにしております。
家族百景

家族百景

七味の一味

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2017/08/04 (金) ~ 2017/08/07 (月)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/08/07 (月)

七味まゆ味 新作一人芝居「かかづらふ」観劇。

タイミング的に観てはいけないタイミングだったかも…などと思いながら俯瞰するタイミングだったかもとも思うと、かなりジワる凄い作品だ。何
より七味さんの放出系を抑えた為の熱が凄い

家族百景

家族百景

七味の一味

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2017/08/04 (金) ~ 2017/08/07 (月)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/08/07 (月)

「家族百景」

正直、
群像劇でここまで個々の個性も拾えて尚且つ全体を見渡すことの出来る珠玉の作品だと思わなかったので見事に裏切られ嬉しい限り。
素晴らしい作品で強い俳優陣が更に練り上げている。

キカイ

キカイ

みつめ

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2017/08/11 (金) ~ 2017/08/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/08/11 (金)

ルール付けが理解できれば更に面白いが、
分からないままでも不穏な世界の終わりを感じて面白い。
兎にも角にも演劇というよりゲームに近しい新しい感覚。

この芝居にはルール付けがあって、
その全ての法則に乗っ取りシーンが廻る。
出演するのも観劇するのも頭を使う。
しかしそれが快楽になるともう堪らない!

という訳で観た!
遂に全貌を観たのだが、
これは凄い。
今年に観た演劇作品の中でも上位にランクインする素晴らしさだ。
通常の展開ではなく、
一定のルールの上で成り立つストーリー展開は見事にスリリング!

サンセットバラード

サンセットバラード

DOOR

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2017/08/25 (金) ~ 2017/08/27 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/08/26 (土)

人生の分岐点を自分で決めなくてはならない時期がテーマ。
虎本さんの去り逝く美学を感じ更に感情の発露が上手い役者方が揃っており安心して観れる。
今どうするべきか重なる

売り言葉

売り言葉

エレベーター企画/EVKK

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2017/08/25 (金) ~ 2017/08/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/08/27 (日)

外輪さんは何かをされるだろうと覚悟していたが流石。
薄く透けるような縦長な布を右から左一杯に吊し上げ、
それを一本の棒で奥へと押し込むとまるで繭の如きビジュアル。
ラスト近くに棒が外れスクリーンにして映し出す。

仕掛けは勿論、僕が観たのは澤井里依さんの一人芝居バージョン。
二人芝居バージョンとどちらも観たかったが、
観れた澤井さんは流石に素晴らしかった。
鬼気迫る智恵子と女中の掛け合いは辛く哀しいが尊い。
抜群の装い

STAR☆JACKS act#011「じんない」

STAR☆JACKS act#011「じんない」

STAR☆JACKS

ABCホール (大阪府)

2017/08/24 (木) ~ 2017/08/28 (月)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/08/28 (月)

公演3日目を観劇。
多分、こなれてきた感もあり、
作品も個々も余裕などが見てとれ初演のエンタメ感もパワーアップしておりワクワクもある。
やっぱ口上が決まると気持ちよい。
TVドラマ勧善懲悪の様だからこそのカタルシスは最高!

笑顔。(すまいる)

笑顔。(すまいる)

劇団光希

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2017/09/06 (水) ~ 2017/09/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

細部までこだわった舞台美術、愛すべき人々、家族それぞれの思いやりが交差する中で終盤に向かっての見事な伏線回収。人生、決していいことばかりではないけれど希望を持って生きていきたいと思わせる舞台でした。もう上演は終わってしまいましたが、再演されることがあればぜひオススメです。

BLUE ~龍宮ものがたり~

BLUE ~龍宮ものがたり~

teamオムレット

新宿シアターモリエール(東京都)

2017/10/04 (水) ~ 2017/10/09 (月)公演終了

満足度★★★

すずきつかささんが今回私はとっても良かったです。

ベテランの役者さんは安心してみてられますが、がなる 大きな声を張り上げるだけだと観客には逆に気持ちが入る余裕がなくなるというか。

ネタバレBOX

簾が衣装のシフォンと合わなくて、洋服を引き立たせる背景にするか、あの簾にあう衣装にしたほうがよかったのではないでしょうか

せっかくの衣装がちょっはえてなかったです
トロイ戦争は起こらない

トロイ戦争は起こらない

新国立劇場

新国立劇場 中劇場(東京都)

2017/10/05 (木) ~ 2017/10/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

鈴木亮平さんといえば「東京タラレバ娘」の「早坂さん」が記憶に新しい。
この早坂さんは非常に「いい人」で、世の常としていい人は最後にババを引くのであった。
その早坂さんと鈴木さんをダブらせ近況を追うようにして、私はこの舞台まで足を運んできた。
この「いい人」の早坂さん、もとい鈴木さんが戦争から凱旋してきた将軍というのは何かピッタリこないと思ってしまったが、その疑問は徐々に解け、後半に訪れる見せ場で「鈴木亮平+谷田歩」の狙いを完全に理解したのであった。

さて表題にある「トロイ戦争」について私が知っていることと言えば「トロイの木馬」と「アキレス腱」くらいだ。もちろん詳しく知っている方が親近感が湧くだろうが、この戯曲はその枠組みを借り、しかもその前夜を「捏造」したものなので、観劇中に私が理解に大きな困難を感じることはなかった。

初回を観たのだが私にはミスとか、ぎこちなさとかは一切感じられなかった。
船員役の方までさすがの実力だった。
その中でも大鷹明良さん演じる詩人(兼大臣)は観客の非難の視線を一身に浴びるというおいしい役だ。私の目にはうれしくてたまらないという思いが滲み出ているように見えた。
それにしても初回の不安は大きかっただろうがスタンディング・オベーションに応える早坂さん、もとい鈴木さんに安堵の表情があってこちらもうれしくなった。

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