最新の観てきた!クチコミ一覧

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死神と9月のベランダ

死神と9月のベランダ

東京カンカンブラザーズ

ザ・ポケット(東京都)

2017/10/11 (水) ~ 2017/10/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

笑い有り、涙ありで大満足な2時間!!

ネタバレBOX

大阪弁でのテンポの良い会話で笑いを取り、子供たちの成長過程での葛藤や悩みを上手に表現していて、とても楽しめた公演でした。とくに白血病のお姉ちゃんと妹のお互いを思いやる優しさにグッと来ました。
バゲット・ネイション

バゲット・ネイション

ヤング・ブラザーズ

現代座会館3F 小さなNPO劇場(東京都)

2017/10/14 (土) ~ 2017/10/15 (日)公演終了

満足度★★★★

「ちぃーとばかりぼけっとしてやしませんか? バゲットに馴染んでちゃいけません。 甘さでなくしょっぱさが “買い” ですぜ!」と賭けてきた役者の、田んぼくさい(?)ブレンドがあとを引く味わい。 虫の知らせではこのクワガタ、“買い”ですぜ!

関数ドミノ

関数ドミノ

ワタナベエンターテインメント

本多劇場(東京都)

2017/10/04 (水) ~ 2017/10/15 (日)公演終了

満足度★★★★

この所イキウメの舞台は早々と優先的に予約する案配になっているが(早く売れてしまう事もその理由)、今回はプロデュース公演だったと、予約後に気づいた。前川知大作品には本人演出が最も優れているが、今回は本人でなく寺十吾演出だと、観劇直前に気づいた。(事前にあまり調べないので。。)
危ぶんだ通り、イキウメの世界の立ち上げとしては手落ちあり。アウトローな人間共の群像を描くのが得意(そう)な寺十らしい、一々反目しあう演技が余計である。気を許していない大人の他人だからこそ、「利害一致」による紐帯が生じた事は微妙な空気を作るはずなのだが、それが殆どみられず、中学の同級生が集まってやってるみたく見える。最悪は、物語の「発端」である事故についての説明が非常に分かりにくい事だ。その事故であり得ない現象が起きた、その目撃が錯覚でないことを他者の証言によって確認しあった者たちが、改めてその奇異な現象が事実である事を「受け入れる」時間があるはずだが、観客が共有するようには作られていない。現象の原因(=ドミノ)が炙り出され、それを実証しようという話に一気に移行してしまっている。
その後は「ドミノ」を巡って様々な場面が派生し、ラストもドミノ理論を踏まえたオチが来る。だが、そもそも発端が「怪奇現象」なのである。ドラマ的に最も面白く、かつ必要なのは、現象を疑いつつも認めざるを得ない事実として、人物たちが「受容」していく様である。それがために一般社会と混じり得ない言わばカルトな集団がそこで生じたかのような、ヒリヒリした空気が流れているはずなのだが、そこが希薄であった。
イキウメ舞台で「社会」が常に意識されるのは、複数の証言で実証されてしまった怪異現象の、「反社会性」にもよる。また、イキウメの舞台では人間関係の親密度のグラデーションが絶妙に表現され、関係の中に「社会」が匂う。その事でオカルトとの対比が鮮やかになるのだ。
イキウメ風が影を潜めたのは今作の演出、演技の問題かに思われたが、戯曲も今回のために改稿されてもおり、その影響かも知れない。

最近、不条理やお笑いが成立する「演技」と、オーソドックスな(新劇由来の?)一般的な「演技」との違いをよく考えるが、前者にSFも含まれるような気がしている。(どういう違いかは割愛。)

musical「Sister Act」

musical「Sister Act」

スターライトヘヴン

横浜市吉野町市民プラザ(神奈川県)

2017/10/15 (日) ~ 2017/10/15 (日)公演終了

満足度★★★★

愉快痛快『天使にラブソングを』のミュージカル版。
ミュージカルが大好きな大人達のカンパニーといっても、よくぞこんなに適材適所なキャラクターが集まったものだと。
3時間に及ぶミュージカルナンバーたっぷりの大作がたったの1日。この日だけの為に打ち上げられた華々しさと同時に、はっきり見て取れる丁寧な演出が何とも贅沢。
さすがにプロレベルとまではいかなくても十二分に楽しめる仕上がりで、音響面の改善が加われば更に上質な公演になったのでは。
聖歌隊の迫力あるナンバーの後に、客席から起こる「すっ!凄いっ」のどよめきからの拍手喝采・・・楽しかったです。

〜その企画、共謀につき〜『そして怒濤の伏線回収』

〜その企画、共謀につき〜『そして怒濤の伏線回収』

アガリスクエンターテイメント

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2017/09/15 (金) ~ 2017/09/24 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/09/20 (水) 14:00

喩えて言えば、ジェットコースターを楽しんで降車場らしきものに近付いて「楽しかったぁ」と思ったらそこを通過して加速するばかりでなく捻りやループまで加わり、そこそこ長い時間走り続けた、的な。ジャンキーになりそ(笑)
それでいて最後の「回収」が画竜点睛を打つ、的に巧み。「あー、それが残っていたかぁ!」ときれいに一本取られた快感アリ。
かつてナイゲンを「従来の会議モノの有罪・無罪のような二択ではなく選択肢を9つにしたことで迷走の度合いが増えた」と読んだが、本作は賛成・反対のシンプルな流れにして一件落着ならぬ「一見落着」させてからブースターに点火してタイトル通りになるもんなぁ。

しかしアガリスクの芝居って観続けているとだんだん感覚が麻痺して「もっと刺激を!」にならないか?それって「ジャンキー」そのものでは?(爆)
いや、既に書いている冨坂さんがそうなっていないか?(更爆)

考えてみるとアガリスク作品って「大笑い」という点は共通ながら、「ウェルメイド系」と「ハイパー系」に大別できるかも。前者は「ナイゲン」や「時をかける稽古場」で後者が「七人の語らい(ワイフ・ゴーズ・オン)」や「そして怒涛の伏線回収」。

ネタバレBOX

そういえばアーケードも「かいしゅう」するのね、「回収」ではなくて「改修」だけれど。
 芸術祭十月大歌舞伎

芸術祭十月大歌舞伎

松竹

歌舞伎座(東京都)

2017/10/01 (日) ~ 2017/10/25 (水)公演終了

満足度★★★★★

一幕見席にて「秋の色種」を観て来ました。やっぱり玉三郎さんは美しい!♥

検察官

検察官

劇団東演

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2017/10/13 (金) ~ 2017/10/17 (火)公演終了

満足度★★★

ゆかいな喜劇に仕上がってましたね。
ちょっと私は繰り返す音楽とダンスに飽きちゃうトコロもありましたが、面白かったと思います。

「7UP」「順風ジャンボ」

「7UP」「順風ジャンボ」

順風男女

OFF OFFシアター(東京都)

2017/10/14 (土) ~ 2017/10/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

■新作コント集『順風ジャンボ』鑑賞/約115分■
ベスト版『7UP』よりも、新作集であるコチラをより面白く鑑賞。やはり新作集、バランスがよく考えられている。加えて、鶴町憲さんほか客演陣に芸達者が目立ち、可笑しさを押し上げていた。

ネタバレBOX

囚人たちが大した脈絡もなくご陽気に踊り出すオッパッピーな掌編「プリズンボーイズ」、ガラスの靴をガラスのブラに置き換えたシンデレラのパロディ「じゃない方の物語」、海外に栄転する会社員が落ち着いたら手紙をくれと言う同僚を“なぜLINEやメールでなく手紙!?”と理詰めで追いつめる「手紙」。この3編が中でも特に好き。
「7UP」「順風ジャンボ」

「7UP」「順風ジャンボ」

順風男女

OFF OFFシアター(東京都)

2017/10/14 (土) ~ 2017/10/22 (日)公演終了

満足度★★★★

■ベストコント集『7UP』鑑賞/約110分■
なぜ選ばれたのか首をひねるネタがちらほらあって、ベスト版ながら出来はほどほど。順風を観始めて数年になるが、もっと秀逸なコントが他にあったような…。
客演の常連として、キレのある演技で座を引き締めていた井口千穂さんの不在も痛い。

夢遊トリップ

夢遊トリップ

フィグス

パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)

2017/10/13 (金) ~ 2017/10/15 (日)公演終了

満足度★★★

次回があれば次回に期待します。

仏の顔も三度までと言いますが、それはあくまで仏の場合ですので 鰹&栄螺

仏の顔も三度までと言いますが、それはあくまで仏の場合ですので 鰹&栄螺

ポップンマッシュルームチキン野郎

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2017/10/04 (水) ~ 2017/10/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

笑いあり涙あり、人もそうでないもの(?!)も楽しく観られる、まさに「生きた舞台」!!!
最高です!

66-ロクロクー星が丘編

66-ロクロクー星が丘編

東山遊園株式会社

星ケ丘ボウル内特設会場(愛知県)

2017/10/13 (金) ~ 2017/10/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

ひたすら笑いっぱなしの1時間半でした。
まさに熱演!といった感じで一挙一動の全力っぷりが本当に凄かったです。
倉庫で演劇鑑賞というのは初めてでしたが雑多に置いてある品々を上手く活かしていて良い舞台装置になっていました。

仏の顔も三度までと言いますが、それはあくまで仏の場合ですので 鰹&栄螺

仏の顔も三度までと言いますが、それはあくまで仏の場合ですので 鰹&栄螺

ポップンマッシュルームチキン野郎

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2017/10/04 (水) ~ 2017/10/15 (日)公演終了

満足度★★★★

すっかり日が経ってしまいましたが、なんでしたけ?女性が主役の方、観てきました。吹原さんの演出は若干役者の力量無視なところがあると勝手に思っているので。実力ある劇団員の方々が出演する劇団本公演は安心して(内容的には全く安心できないが)観れるのですが、本作も勿論面白かった。ただ個人的には若干弱い感じを行けたのだがやはりあれでも諸々手加減を加えてたのだろうか。

ネタバレBOX

平山さんのばあちゃんが秀逸。見ただけでこっちもニコニコしてしまう感じ。割と器用に役をこなす感じですが、今回のは頭一つ抜けてる感じ。
すばらしい日々

すばらしい日々

劇団 飲放題M.new

一心寺シアター倶楽(大阪府)

2017/10/15 (日) ~ 2017/10/15 (日)公演終了

満足度★★★★

ハートフルコメディ!!久々にハートウォーミングになれました!惰性的に生きている私に、家族の事、夢を考えさせて頂きました!!良かった!!

スーパーストライク

スーパーストライク

月刊「根本宗子」

ザ・スズナリ(東京都)

2017/10/12 (木) ~ 2017/10/25 (水)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/10/15 (日)

2時間とやや長めではあるものの、特にもたれることもなく。
あ、ファーストサマーウイカさんが美人だと思いました。

ネタバレBOX

ミュージカルが好きな人はもう少し入っていけるのかもしれない。

扱うテーマとしてピンとくる人とそうでない人の差はあるのかも。

ラストの根本・田村二人のシーンは「やっぱりそうか~」というところ。
恋する女性は強い(笑) でも、なんというか「割れ鍋に綴じ蓋」?。

男女でこの作品の捉え方はそこそこ分かれそうな気がする。
予想は上回らなかったけれど、期待には応える作品だったかと。
マナちゃんの真夜中の約束・イン・ブルー/秘密の花園

マナちゃんの真夜中の約束・イン・ブルー/秘密の花園

チュム

こった創作空間(東京都)

2017/09/29 (金) ~ 2017/10/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/09/30 (土) 12:00

価格2,000円

無題2150(17-154)

12:00の回(晴)。

11:30受付、11:35開場。中央にベッド、桟敷と椅子席。

11:49前説(よく通る声、60分、音楽を止め、照明も変えている)。12:00鈴の音、ハンドベル、女の子~13:10終演。

この作品は、今年の「川越坂戸地区秋季高校演劇発表会」@尚美大で川越女子高が採りあげていた作品で、実のところどういう内容なのかよくわからずもやもやしていました。

「銀河鉄道の夜」は知っていて、この作品から生まれていった作品も何作か観たことがあります。何もなければそのままたぶん忘れていくところでしたが、どの公演だったか小さなチラシを観て、もう一回観てみようと予約しました。

そのチラシには「甲府南高校演劇部」とあったからです。

2015年埼玉総合高校がオノマリコさんの「解体されゆくアントニン・レーモンド建築 旧体育館の話」をやることを知り、さいたま芸劇に行ったのが「埼玉県高等学校演劇中央発表会」でした。2016年は神奈川総合高校を観たくて神奈川の方へ、そのまま芸劇(池袋)の関東大会へ。

今年は埼玉と神奈川から少しずつ。

高校演劇部出身のユニットだということ、この作品で全国大会まで行ったこと。もうひとつ、廣瀬樹紅さんを激情コミュニティ「海に纏わるエピソード」でみていたこと。偶然が重なったのでしょうがそれもきっかけの一つ。

※ゲキ部「「いつも通り」の自分たちで」に当時のインタビュー記事(前後編)があります。

お話は、やはり入り組んでいてどこに焦点をあてたらよいのか、足場はどのあたりがよいのか苦労しました。

明確な場面転換がないためかと思います。

終演後、廣瀬さんに声をおかけし、地上に。そこはお芝居の世界ではなく新宿。

で、いろいろ考え「スローターハウス5」...に近いかなと。

次回、楽しみ。

光の帝国

光の帝国

演劇集団キャラメルボックス

豊川市御津文化会館(ハートフルホール)(愛知県)

2017/10/15 (日) ~ 2017/10/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

「光の帝国」観劇。これが人生初のキャラメルボックス。スピード感とライブ感に開演直後から引き込まれる。ほぼ最後列なのにこのライブ感はスゴい。現在と過去を行きかううちに、交わることがなかった夫々の想いが一つに繋がっていく...もう涙...涙...。終演後も、どんどん身体が熱くなってくる。濃い時間だった。

死神と9月のベランダ

死神と9月のベランダ

東京カンカンブラザーズ

ザ・ポケット(東京都)

2017/10/11 (水) ~ 2017/10/15 (日)公演終了

満足度★★★★

舞台装置もしっかり作られていて2時間楽しませていただきました。ただ盛沢山すぎる内容のため話が散漫になったきらいがあります。もう少し内容を絞ったシナリオの方が面白さが濃いと思いました。座席の配慮ありがとうございました。

しあわせの砂時計

しあわせの砂時計

とろろ企画

サブテレニアン(東京都)

2017/10/14 (土) ~ 2017/10/15 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2017/10/15 (日)

15日マチネ(75分)を拝見。

ネタバレBOX

3篇の短編をつないだオムニバス形式。

第一話『抜けた』。
最後になって、クラスメイトのみか(演・多岐さん)を監禁していること、その監禁の理由を、夏(サガワアンさん)が説明ゼリフで観客に伝えるのだが、出逢いから監禁までの経緯を簡略化し過ぎで、行動を裏付ける説得力に欠けるように思われた。

第二話『胸の奥』。
実際に友人関係にある、菜月役の杏奈さん、くみ役の出口昌美さんの息はピッタシ。ただ、菜月が感情を爆発させる場面で、気持ちなら負けないはずのくみが棒立ちになっているのは頂けなかった。脚本上、セリフの応酬にするシーンだったのでは?

第三話『頂戴致します』。
突っ込み役の凛(羽倉望美さん)とウケ役の鈴(橙田かすみさん)との関係性、3話中で一番バランスが取れていたし、ストーリーとしてのまとまりも良かった。
ただし、この話を「百合」とするのは、怒り出すヒトも出てくるんじゃないかなぁと。

あと、3話通しての登場人物(☜恐らく難役! 演・阿久津千尋さん)の役割が、最後までわからなかったことも追記しておきたい。

個人的には「おどろおどろしい愛憎ドラマ」が苦手なヒトなんだが、本作に関しては、各ペアの人間関係の描き方があまりにもライト過ぎて、炭酸の抜けた三ツ矢サイダーな印象がぬぐえなかった。
さらに言うと、阿久津千尋さん、杏奈さんのお二方、彼女たちのポテンシャルをもっと引き出す起用の仕方もあったのではと、舞台を観ていて、勿体なく思えた。
Re:quest!on

Re:quest!on

妖精大図鑑

シアターシャイン(東京都)

2017/10/12 (木) ~ 2017/10/15 (日)公演終了

満足度★★★★

ポップなコントの短編集、テンポがよくて大いに楽しめました。ダンスもよかったです。

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