〜その企画、共謀につき〜『そして怒濤の伏線回収』 公演情報 Aga-risk Entertainment「〜その企画、共謀につき〜『そして怒濤の伏線回収』」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2017/09/20 (水) 14:00

    喩えて言えば、ジェットコースターを楽しんで降車場らしきものに近付いて「楽しかったぁ」と思ったらそこを通過して加速するばかりでなく捻りやループまで加わり、そこそこ長い時間走り続けた、的な。ジャンキーになりそ(笑)
    それでいて最後の「回収」が画竜点睛を打つ、的に巧み。「あー、それが残っていたかぁ!」ときれいに一本取られた快感アリ。
    かつてナイゲンを「従来の会議モノの有罪・無罪のような二択ではなく選択肢を9つにしたことで迷走の度合いが増えた」と読んだが、本作は賛成・反対のシンプルな流れにして一件落着ならぬ「一見落着」させてからブースターに点火してタイトル通りになるもんなぁ。

    しかしアガリスクの芝居って観続けているとだんだん感覚が麻痺して「もっと刺激を!」にならないか?それって「ジャンキー」そのものでは?(爆)
    いや、既に書いている冨坂さんがそうなっていないか?(更爆)

    考えてみるとアガリスク作品って「大笑い」という点は共通ながら、「ウェルメイド系」と「ハイパー系」に大別できるかも。前者は「ナイゲン」や「時をかける稽古場」で後者が「七人の語らい(ワイフ・ゴーズ・オン)」や「そして怒涛の伏線回収」。

    ネタバレBOX

    そういえばアーケードも「かいしゅう」するのね、「回収」ではなくて「改修」だけれど。

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    2017/10/15 23:29

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