
消滅寸前(あるいは逃げ出すネズミ)
ワンツーワークス
ザ・ポケット(東京都)
2017/10/20 (金) ~ 2017/10/29 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/10/28 (土) 14:00
いつものこのカンパニーのPOPな芝居に比べて、テーマの訴求の仕方がストレート。
エンディングの船のシーンが印象的。何故か泣けた。

孤独なハロウィンを阻止せよ!
マキコミシアター
自由表現空間 シアターカフェNyan(大阪府)
2017/10/27 (金) ~ 2017/10/29 (日)公演終了

パレード
劇団アシデマトイ
TORII HALL(大阪府)
2017/10/28 (土) ~ 2017/10/29 (日)公演終了

すみれの花、サカセテ。again
羽衣1011
【閉館】SPACE 梟門(東京都)
2017/10/25 (水) ~ 2017/10/29 (日)公演終了
満足度★★★★
12年前に上演した芝居ということで、まあ当然ながら初演時のお2人(の年齢)に合わせて書かれた設定なんだろうなという部分もありましたが、達者な女優さんのやり取りを観てるうちにそんなことも忘れて、最後まで楽しませてもらいました。

NoName -私達ズルい女-
UDA☆MAP
studio BLANZ(東京都)
2017/10/27 (金) ~ 2017/10/29 (日)公演終了
満足度★★★★
もし女性3人芝居ということで、「ファンが行く緩い芝居」と思って敬遠した方がいたら。勿体無いですよ。
又、会場も劇場ではないですが、たいへんみやすいせきがつくってあり、思いの外快適。3日間しかないのが惜しい舞台です。

一万個 ~いちまんこ~
チームまん○(まんまる)
萬劇場(東京都)
2017/10/25 (水) ~ 2017/10/29 (日)公演終了
満足度★★★★★
本公演初観劇でお名前を存じ上げているキャスト様も数名という状態での観劇(女版→男版の順)。
開演時間から前説を堪能。
作品の核心を表した表現としての下ネタを真剣に演じるキャスト様に惚れました!
多数のキャスト様がクロスキャストでの2作品。両方見ることができて男女の違いを堪能したり、笑ったり愛や想いに胸が熱くなったり見どころも満載で衣装も素敵でちょっと知識もついたりする。
下ネタなのに凄い舞台を2作品成立させるまん〇さん。次作も是非拝見したい。

門星家の秘密 第三夜
劇団SPACE☆TRIP
千本桜ホール(東京都)
2017/10/27 (金) ~ 2017/10/29 (日)公演終了

幸せな上園家
劇団敏感
北池袋 新生館シアター(東京都)
2017/10/27 (金) ~ 2017/10/29 (日)公演終了
満足度★★★★★
正直なところ、全然期待しないで行ったのですが...当たり!
コストパフォーマンス◎でした!
やっぱり舞台のおもしろさは値段じゃないと改めて気づかせてもらいました。
登場人物一人一人のバックグラウンドもきちんと描かれていたし、
会話中のやりとりも無駄なセリフがなく、全員自然かつ客に見やすく動いていて視覚的にも飽きがない。
何よりコメディ要素があり、笑わない人間として定評のあるわたしでさえ、自然と「ぷっ」と笑ってしまうくらい愉快な舞台でした\(^^)/
脚本のいい舞台は、やはり役者もノッてきて、演技を一段階上に引き上げてくれるのかなぁとも感じました。
ただ一つ、音響・証明の方のミス(これは本当にショック)や、時折カーテン裏の音が気になる等の、舞台上以外でのマイナス面が、公演がよかっただけにすごく残念でした。
けれど、観劇仲間には安心してお薦めできる舞台です(^^)
ママ役の方のお芝居が最高!
これからも劇団敏感さん、期待してます!

ハイツブリが飛ぶのを
iaku
こまばアゴラ劇場(東京都)
2017/10/19 (木) ~ 2017/10/24 (火)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/10/21 (土) 14:00
価格3,300円
翌日は台風の予報だった10月21日、小雨の降る中、こまばアゴラで
「iaku」2度目の観劇。
好き嫌いが分かれる内容ですが、個人的には大好きな内容。
帰りには思わず過去のDVDを2枚購入。
来年早々から過去公演の再演が何作品か続く様で、出来れば全部観たいです。

『オイル』
劇団海星館
横浜市立大学金沢八景キャンパスサークル棟C101(神奈川県)
2017/10/27 (金) ~ 2017/10/29 (日)公演終了
満足度★★
【〈Bキャスト〉鑑賞】-
この劇団も段々面白くなってきたかも。
飛び抜けていい役者も居ないし、総じていい子ちゃん過ぎる嫌いがある。戯曲もあまり好みではなかった。

光の帝国
演劇集団キャラメルボックス
はつかいち文化ホール・さくらぴあ(広島県)
2017/10/19 (木) ~ 2017/10/19 (木)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/10/19 (木) 19:00
座席1階F列15番
価格5,000円
あっという間でした。
この舞台のために夏に読んだ原作を思い出しながら観ましたけど、
原作と劇団の風味がうまくブレンドされてて良かったです。
なんとなく今までなら自分の好みではないような気もするけど、
妙にハマっちゃって、かなり好きかもです。
しかしキャラメルって何であんなに音が良いんでしょうね。。

幸せ最高ありがとうマジで!
グンジョーブタイ
広島市南区民文化センター スタジオ(広島県)
2017/10/13 (金) ~ 2017/10/15 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/10/14 (土) 13:30
価格2,200円
本谷有希子作品を思いのほか楽しめました。
演出も前回公演よりは良くて舞台美術もしっかりしてて良かったです。
チケット代は前売りです。

月まんじゅう 罪人お鶴の微笑み
劇団グスタフ
シアターグスタフ(東京都)
2017/10/26 (木) ~ 2017/10/29 (日)公演終了
満足度★★★★★
この劇団の公演は2回目。そして今回は劇団初めての本格的時代劇を謳っている。原作は森鴎外「高瀬舟」という短編小説であるが、その世界観(広がりや深み)は読者によって異なると思う。本公演は舞台美術が素晴らしく、視覚という効果を利用し観客を一瞬のうちに物語の中へ誘う。
さて、公演は小説の主人公を男から女に変えているが、もともと普遍的な主題を扱っており、”テーマ小説”と言われるているから違和感はない。それどころか女性だからこそと思える(情念)ような描き方をしており、主題に情緒という面が加わり観応え十分である。
また、性別を変えたことから、女性差別(遊女)という今日的な問題も浮かび上がるようだ。
(上演時間1時間45分)

平成人間椅子
エムキチビートActors act
四谷フラワースタジオ(東京都)
2017/10/27 (金) ~ 2017/12/15 (金)公演終了
満足度★★★★★
原作が江戸川乱歩「人間椅子」ということで、ホラーな空間を想像しながら観劇に行ったのですが、脚本がとてもおもしろくて、たくさん笑わせていただきました!
週末の夜に素敵な時間を過ごさせていただきました。

メデューサの夢
演劇制作体V-NET
演劇制作体V-NETアトリエ【柴崎道場】(東京都)
2017/10/27 (金) ~ 2017/10/29 (日)公演終了
満足度★★★★★
「成り果て」でお世話になった東野裕さんが立ち上げた演劇ユニット「猿組」の旗揚げ公演「メデューサの夢」の初日を拝見してきました。東野さんが自ら作・演出・主演の3役を務め、共演者にも「成り果て」で共演させていただいた若い役者さんたちがたくさん♪
心に響く優しい作品づくり、をモットーとするだけあって、素直で若い感性が躍動し「全力」を感じさせる舞台でした。アトリエ公演ながらセットや照明、音響にも力が入ってました。東野さんのバディ役・関信豊さん、ヒロインの 長澤 水萌さんはじめ、みなさんが印象的でした♪ 入場無料のカンパ制で土・日に2公演ずつです!

心踏音 -Shintouon-
壱劇屋
HEP HALL(大阪府)
2017/10/27 (金) ~ 2017/10/30 (月)公演終了

ハイツブリが飛ぶのを
iaku
こまばアゴラ劇場(東京都)
2017/10/19 (木) ~ 2017/10/24 (火)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/10/23 (月)
初観劇。友人より注目だよ!と聞いていての観劇。とてもセンスの良い会話劇。こわいわ。方言の使い方もこわい。これ公演する場所によっても感想が違うのでは?と思える面白さ。関東の言葉って冷たいんですね。とても他人ごととは思えない内容でした。

牛久沼
ほりぶん
北とぴあ カナリアホール(東京都)
2017/10/17 (火) ~ 2017/10/22 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/10/18 (水)
このスリルとスピード感は最高!!
どんな稽古をしていたのかもミステリアス!
面白いなぁ~~

作者を探す六人の登場人物
KAAT神奈川芸術劇場
KAAT神奈川芸術劇場・中スタジオ(神奈川県)
2017/10/26 (木) ~ 2017/11/05 (日)公演終了
満足度★★★★
「現代劇」の古典、と言う作品だが、今見てもとても百年前の作品とは思えない。日本にも戦時中に紹介されていて(イタリアは枢軸側ですからね)おなじみで、見ていると、ア、別役はここを読んだな、とか、野田もここはいいと思ったな、とか唐はここだな、と気づくところが随所にあって、戦後の新しい演劇に大きな影響があったことがわかる。もちろんそんな裏読みをしなくても十分楽しめる面白い下世話な筋立ての戯曲なのだ。
不条理劇とか、メタシアターの元祖のように言われているが、人情劇としてもこなれている。今回は長塚圭史演出で、テキストは台詞を整理しているが、はしょってはいない。劇場の枠組みを何度も見せて、メタシアターであることを意識させながらも、メタシアターのわかりにくさは回避されている。今見る芝居として時勢に合わせて作られているのだ。
KAAT製作の舞台は、意外な配役があって面白いが、今回も山崎一を登場人物の父親に、岡部たかしを現実の劇団の座長に、草刈民代を登場人物の母親役にと言う異色キャスト。少ししか出てこないが売春宿の女主人に平田敦子が怪演している。キャストを見ると、俳優のガラで、現実と舞台の上の非現実の対比をしようと言う意図があったのかもしれないが、そこまではいけていない。そういう意図はなく全体を劇構造とみて作ったのかもしれないが。
長塚圭史の演出は戯曲に沿った作りで、阿佐ヶ谷スパイダースの独走の頃から見れば随分過去の演劇の成果も取り入れたものになっている。二幕、池のほとりで少年が木陰から覗くところ、台詞も何もないのだが妙に印象に残って、元戯曲を読み返してみたらちゃんとト書きに「出演者が驚くほどうまく覗く」と指定してある。丁寧に戯曲も読んでいることがわかる。
珍しく6時開演は児童が出ているためだろうが、やはりこの芝居は7時からのものだ。虐待をしているわけでもないのだから、演劇への杓子定規は困ったものだ。

ハイツブリが飛ぶのを
iaku
こまばアゴラ劇場(東京都)
2017/10/19 (木) ~ 2017/10/24 (火)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/10/23 (月) 19:30
座席1階1列
iaku『ハイツブリが飛ぶのを』こまばアゴラ劇場
少女漫画のようなメロドラマのような、もっとドロドロしそうなシチュエーションなのだけど、
静謐でモノトーンな世界で繰り広げられる人間ドラマはとても綺麗にスタイリッシュに映りました。
関西弁や空気を読まずにズバズバ突っ込むヨカゼスの存在がアクセントとしてすごく効いていたと思います。
分からないまま投げっぱなしのものもいくつかありましたが、
想像の余地があって良いですね。