最新の観てきた!クチコミ一覧

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瘡蓋の底(かさぶたのそこ)

瘡蓋の底(かさぶたのそこ)

タカハ劇団

小劇場B1(東京都)

2017/09/27 (水) ~ 2017/10/01 (日)公演終了

満足度★★★★

終戦直後の満州。ほの暗い船底に5人の男たち。船底に身を潜め、人の名前を買って、満州から日本へ秘密裏に帰国しようと目論んでいる。当たり前の方法で帰れないのは、それぞれ人に言い難い事情があるのだ。

たまたまそこに乗り合わせただけで立場も年齢も目的も違う。互いへ向けた不信の目は、そのまま自らの後ろめたさと重なるだろう。

あることから、買い取った名前が同一人物のものであることがわかり、命がけの駆け引きが始まる……。

一方、ある嵐の夜、母の入院を契機に集まった三人姉妹とその友人たち。

入院は検査のためとわかるが、それを口実に長姉が妹たちを呼び寄せたのは、母の還暦祝いについて話し合うためだった……。

異なる時代、異なるシチュエーションで、交互に進んでいく2つの物語。

船の男たちの物語は、それぞれの事情と命をかけたやり取りによる緊張感と、存在感のあるキャストの熱演で見応えがあった。

一方、現代の姉妹たちの物語は、彼女らの生い立ちや両親との関係、次女の元カレや三女の奇妙な友人などを絡めつつ独特のユーモアと屈折を含んで進んでいく。

それぞれの物語の展開に引き込まれたが、特に、エゴむき出しのやり取りを経て、小さな命を囲むこむ男たちの姿が印象的だった。

2つの物語の関連が明らかになるラスト。つながれていく命のイメージが胸に残った。

シャーロック・ホームレスの食卓

シャーロック・ホームレスの食卓

劇団ズッキュン娘

テアトルBONBON(東京都)

2017/09/21 (木) ~ 2017/10/01 (日)公演終了

満足度★★★

男性比率の高い客席。そうだ、女性ばかりの座組だった、と、会場に入ってから改めて気付いた。

彼女たちがダンスや歌も交えて描くのは、公園から追い出されようとするホームレスたちの活躍とある家族の軌跡。

ささやかな約束を守れなかった母に投げつけた言葉を、長女はそれからずっと後悔することになる。なぜなら、母に謝るまもなく家が火事になり家族はバラバラになってしまったから。

そして月日は過ぎ、ホームレスとなった長女はある公園にたどり着いて……。

個性的なホームレスたちの経歴や立ち退きを迫る行政側の対立などをやや戯画的なタッチながら、主要な役柄に説得力のあるキャストを配してテンポよく描いていく。

ホームレス劇団が立ち上がる様子。探偵モノ仕立ての劇中劇。家族の再会。むかし家族で囲んだ食卓。

そして、失われたものは取り戻せなくても、能天気なほどにハッピーな結末。

観終わって元気が出るような、理屈抜きに楽しい舞台だった。

海の凹凸

海の凹凸

劇団俳優座

俳優座劇場(東京都)

2017/09/20 (水) ~ 2017/10/01 (日)公演終了

満足度★★★★

1980年代東京。

東京大学で長年公害についての公開講座を行っていた宇井純氏とその周囲の人々をモデルに、水俣病を始めとする公害病について問題意識を持ち、それを広めていこうとする人々の葛藤と転機を描く。

戯曲を担当された詩森ろば氏(風琴工房)は、この題材に高い関心を持っており、自らが主宰する風琴工房でも『hg』というタイトルで水俣病についての作品を上演している。

いや、「題材」という言葉が軽く聞こえるとしたら、見過ごせない同時代の問題として。

社会性の高い問題を広い視点で見つめながら、あくまでも個人の関わり方を中心に描くことで観る者が共感しやすいものとなった。

特に、終盤の主人公の決意と、彼とともに行くと決めた女性の描き方は(モデルとなった人物や事象もあったように聞いたが)、大きな問題に個としてどう関わっていくか、そしてそれを誰と共有できるのか、という人の生き方や考え方に寄り添って描かれていたように思う。

ある種の運動にのめり込んでいく男と、それを理解し得ない、あるいは家族をかえりみない彼の熱意ゆえことさらに目を背けようとする妻のすれ違う心。

そして、家を出て、彼とともに水俣へ行くと決めた女性の迷いないまなざし。

我々は何のために生きるのか、という素朴な問いは、応える人の数だけ答えもあるかもしれない。
我々はここでその答えのひとつを得ることになるだろう。

水俣病という重いテーマを扱いながら、人間ドラマとしての面白さで観る者を惹きつけた脚本はもちろん、説得力のある人物像を立体化した演出も見事だった。

老舗劇団らしい幅広い年代のキャストの活躍や丁重なスタッフワークも見応えがあり、熱量と端正さを併せ持つ舞台となっていた。

オペラ『スマイル─いつの日か、ひまわりのように』

オペラ『スマイル─いつの日か、ひまわりのように』

オペラシアターこんにゃく座

俳優座劇場(東京都)

2017/09/14 (木) ~ 2017/09/17 (日)公演終了

満足度★★★★

過去を振り返るように語り始める男。夕焼けに照らされたどこか懐かしい風景。浜辺で言葉を交わす金髪の少年と男言葉の少女。

西洋人の父を持つ金髪の少年けんとと戦争に行った父の帰りを待つ少女ぼたんは、同級生たちの輪に入れないまま、2人の時間を重ねる。

旅する漫才トリオ サマーフラワーズ。ユリ、ドクダミ、ボタン……とそれぞれ花の名前を持つ元気いっぱいの女たちは、ケンカしたり稽古したりしながら旅を続ける。

2つの時間軸が、それをつなぐ(であろう)ケントの語りとともに進んでいく。

戦争は激しさを増し、空襲に備える子どもたちの様子や素直になれないほくろとぼたんの友情などを繊細に描きつつ物語は進む。

一方、劇中劇めいた漫才を見せつつ、町から町へと車を引いてサマーフラワーズは旅を続ける。

戦争。旅芸人。散りばめられた笑いも郷愁もどこか鄭義信さんらしい。

この物語は、金髪の少年けんとが大人になって、過去を振り返っているのか、と思いつつ観ていた。

そうではない、と気付いたとき、さまざまな言葉や場面が改めて思い返された。

逢えない中で、ぼたんとけんとがそれぞれに見上げる月。空襲。燃えさかる炎。倒れ伏す人々。母へと伸ばした手。

少年けんとを演じた泉さんの星の王子のような金札や少し寂しげな雰囲気と大人のケントを演じる井村さんの透明感を感じさせるたたずまいに説得力があった。

残されたぼたんは大人になり、ボタンとして、人々の笑顔のためにユリとドヌタミとともに旅を続ける。

東西の名作をややドタバタな芝居仕立てにしたサマーフラワーズの漫才(?)が楽しく、ケンカもしつつ前向きに生きる彼女らのエネルギーに元気付けられる。

ドクダミ役の金村さんがこれまで拝見した役柄(ロボットの少年やモーツァルトなど)とまた違うインパクトがあって印象的だった。

歌声や生演奏も物語によく合って、もの哀しい遠い思い出のような柔らかな時間となった。

大人の条件

大人の条件

The Vanity's

ギャラリーLE DECO(東京都)

2017/12/19 (火) ~ 2017/12/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

小劇場の公演は、大当たりか大外れいずれかというパターンが多いです。
今回は、大当たりのパターンです。
The Vanity'sという演劇ユニットによる第3回目の公演。過去2回の公演は拝見していない
のですが、今回の公演を見る限りしっかりと脚本を作っているという感じがしました。

オープニングのバッハのアリア "Erbarme dich, mein Gott"がすごくいい雰囲気でした。
したがってどんな作品になるのかなというのが、開始早々とても興味がわきました。
そのオープニングの前に、開演5分くらい前にキャストが揃って舞台上にそれぞれの姿勢で
止まって、顔見せというか、待機をしています。寝そべっている人はいいですけど、立っ
て手も形を示している人は、なかなか大変だったと思います。

そしてオープニングへ移行します。その時に舞台セットを定位置にし、劇場入り口の遮光
をし、クリスマストゥリーに点灯するという作業がありました。
この大気中は、舞台奥が見えないため、舞台の奥行きが分からなかったのですが、意外に
奥行きがあったのを初めて知ります。

オープニングの音楽の後は、主役瑞生桜子さんが絵を描いているというところからになり
ます。(この瑞生さん、蒼井優に似た雰囲気の素朴な美女ですね。)
ストーリーは、ネタがばれてしまうと、もったいないですから、何も書きませんが、とに
かく先が気になるような展開が素晴らしいです。三姉妹の話とその家族のことを気にして
調査を依頼された女性との話です。

まさかという展開になるのですが、あり得る話で、虚構ということにはなりません。だか
ら、現実味があって観客をうならせるんですね。
ラストシーンに主題歌を歌われるわけですが、瑞生さんの歌声透き通った声でいいですね
。ちょっと訓練すればすぐにミュージカル女優デビューも可能なレベルと思いました。

真剣に90分間を退屈せずドキドキしながら拝見しました。久しぶりに小劇場のクリーンヒ
ットでした。

カーテンコールが終わって、そのあと、コンサートをしますというので、これはありがた
い。プラスアルファの特典でした。
主題歌のフルバージョン、クリスマスソングを3曲。いい出来でした。季節柄とても楽しく
過ごすことができました。

悪童日記

悪童日記

サファリ・P

アトリエ劇研(京都府)

2017/03/17 (金) ~ 2017/03/21 (火)公演終了

満足度★★★★★

シンプルな舞台美術でどうなるのかと思ったら、、
こんな演出あるんだ。
役者さんの動きやセリフ回しも妙で面白かった。
アフタートークのある回だったので聞かせてもらいましたが、え、そうなの??ってことばかりでとっても有意義な時間でした。
ありがとうございました。

小説を読まないでの観劇だったので、帰り道に小説を購入して読みました。
このお話をこういう風に表現するのすごいです。視点が面白かったです。

春告鳥に花の香りを

春告鳥に花の香りを

Juggling Story Project

京都府立文化芸術会館(京都府)

2017/03/04 (土) ~ 2017/03/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

ジャグリングの色んな道具を物語に乗せて素敵に魅せてくださって、最高でした。
衣装やボディペイントも素敵だったし、開演前の会場アナウンスも本編への伏線があったり、会場案内の、スタッフさんも完璧でした。
当日パンフレットの豪華さには驚きました。

荒人神 -Arabitokami-【2018年6-7月wordless殺陣芝居シリーズで東名阪ツアー決定!】

荒人神 -Arabitokami-【2018年6-7月wordless殺陣芝居シリーズで東名阪ツアー決定!】

壱劇屋

HEP HALL(大阪府)

2017/12/22 (金) ~ 2017/12/25 (月)公演終了

満足度★★★★★

ずるい!ずるい!ずるい!!
こんな展開わたしの想像超える最高のやつじゃないかぁ。。
と歓喜に満ちた観劇になりました。

もう1度8~11月の主役たちに逢えたことがとっても嬉しい公演でした。
あと田中くんと畠山さんの純粋無垢な可愛さがたまらなく羨ましくもなりました。
真っ直ぐに頑張る姿って美しいですね。

戰御史 -Ikusaonsi-

戰御史 -Ikusaonsi-

壱劇屋

HEP HALL(大阪府)

2017/11/24 (金) ~ 2017/11/27 (月)公演終了

満足度★★★★★

殺陣のお芝居と世にも奇妙な世界観が融合できるんだ!!!すごい!!!!
あの空気はこれまでの壱劇屋さんの殺陣芝居にはなく、大変ワクワクしました。
舞台美術が動くのも嬉しい期待の裏切りで、え!今度はそうなるの?え?!!
そんな驚きに満ちていました。
多彩な小道具の殺陣もかっこよくて、何度も観たくなりました。

とあるシーンの赤星さんの表情が忘れられず、戰御史を思い返すと必ず浮かんでニンマリしてしまいます。
劇場で観れて本当によかったです。

心踏音 -Shintouon-

心踏音 -Shintouon-

壱劇屋

HEP HALL(大阪府)

2017/10/27 (金) ~ 2017/10/30 (月)公演終了

満足度★★★★★

よっしーさんが目が離せない公演でした。
舞台美術から飛び出てくるたびにゾワッとしたりビクッとしたり。
殺陣のシーンはずっと追っていました。
坂口さんの表情がまたすごくて、お顔を見ているだけで何を思っているのか伝わってきました。
美里さんのタップは涙なくは観れませんでした。嬉しくって涙が溢れたり、悲しくって切なくって涙が零れたり。

月を追うごとに魅力の増すモブのみなさんもとっても素敵でした!

荒人神 -Arabitokami-【2018年6-7月wordless殺陣芝居シリーズで東名阪ツアー決定!】

荒人神 -Arabitokami-【2018年6-7月wordless殺陣芝居シリーズで東名阪ツアー決定!】

壱劇屋

HEP HALL(大阪府)

2017/12/22 (金) ~ 2017/12/25 (月)公演終了

「全部観て来てよかった~」観劇直後の長女の感想 途中からは前のめりで観劇していました。

賊義賊 -Zokugizoku-

賊義賊 -Zokugizoku-

壱劇屋

HEP HALL(大阪府)

2017/09/22 (金) ~ 2017/09/25 (月)公演終了

満足度★★★★★

殺陣ってこんな動きでも成立するんだ?!!!
すごーーーーい!!(嬉)
と、ウキウキワクワク観ていました。
役付さんはかっこよくって可愛くて。見所満載でしたが、モブの皆さんも憫笑姫よりもチャレンジされた動きが多く、見応えたっぷりでした。
いくやんさんのちょっとした表情ひとつひとつに感情奪われておりました、笑

戰御史 -Ikusaonsi-

戰御史 -Ikusaonsi-

壱劇屋

HEP HALL(大阪府)

2017/11/24 (金) ~ 2017/11/27 (月)公演終了

満足度★★★★★

観劇後の次女は赤星さんの動きを真似てぴょんぴょん跳ねてベットに上ったり飛び降りたりして完全に影響を受けています 顔が変わる変身シーンもお気に入りです。布を使った演出が好きです。

小品集

小品集

カンパニーデラシネラ

浅草九劇(東京都)

2017/03/24 (金) ~ 2017/03/31 (金)公演終了

満足度★★★★★

みなさんの息の合ったマイムパフォーマンス、小道具の妙、脚本の面白さ、おぉ!!っとなる演出。
役者さんの動きが美しくとっても綺麗で見惚れていました。

憫笑姫 -Binshouki-

憫笑姫 -Binshouki-

壱劇屋

HEP HALL(大阪府)

2017/08/25 (金) ~ 2017/08/28 (月)公演終了

満足度★★★★★

とっても楽しみにしていた、西分さん主役の殺陣芝居。
正直、前作前々作のノンバーバル感で構えていたら威勢の良い掛け声や叫び声、笑い声が響いて、なんだこれ。安っぽくない?壱劇屋さんにしては...。
と思っておりました。が、"憫笑"ですもんね。
あのシーンに来て初めてこの演出の必要性がわかりました。
そして最後に戦旗を掲げた西分さんに、伝説の女剣士の伝記を観させてもらった満足感でいっぱいになりました。

つぐない

つぐない

劇団あおきりみかん

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2017/08/04 (金) ~ 2017/08/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

心の中に潜んでいた「自分の闇」と思っていた感情が、え、これってみんな思ったことあるの?っと不思議に嬉しくなり、浄化される感じがして、気づいたら涙が止まりませんでした。
役者さんのセリフ回しにはすごいな!と圧倒されつつも、花村さんが登場すると嬉しくなって笑ってました。

舞台美術がとっても素敵でした。あのステンドグラスがとっても綺麗でうっとりしました。

にんぎょひめ

にんぎょひめ

to R mansion

座・高円寺1(東京都)

2017/08/17 (木) ~ 2017/08/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

可愛い小道具や舞台美術で彩られたら舞台は絵本の中に潜り込んだ気分になりました。
個性豊かなキャラクターたちが縦横無尽に駆け回るステージ、闇と光のエンターテイナーショー、本当に素晴らしかったです。

前説でみんなでたのしみましょうねって仰られていて、ちいさなお子さんを連れたご家族もきっと安心して観られたでしょうね。
客席も含めた舞台つくりをされていてとってもとっても感動しました。

ノートルダムの鐘【1月6日~8日公演中止】

ノートルダムの鐘【1月6日~8日公演中止】

劇団四季

京都劇場(京都府)

2017/07/23 (日) ~ 2017/09/28 (木)公演終了

泣きました!!!

欲望という名の電車

欲望という名の電車

Bunkamura

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2017/12/08 (金) ~ 2017/12/28 (木)公演終了

面白かった!!

朝劇 西新宿「恋の遠心力」

朝劇 西新宿「恋の遠心力」

朝劇 西新宿

GLASS DANCE 新宿店(東京都新宿区西新宿1-26-2 新宿野村ビルB1)(東京都)

2015/08/19 (水) ~ 2020/04/25 (土)公演終了

朝から元気を頂きました。

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