
『2030 REPLAY』
イマノカゲキ(BlackRomanceFilms)
ラ・グロット(東京都)
2017/11/25 (土) ~ 2017/12/10 (日)公演終了
満足度★★★★★
「2030」
決して絵空事ではない、13年後の未来予想図。
人とヒューマノイド(ロボット)の関係性。
そして人の在り方。
ストーリーに練り込まれた原作者のメッセージが伝わってきました。
表現豊かな女優の演技で未来に誘われ、生のピアノの旋律でこの世界にどっぷりです。
一見の価値、いや内容を理解した上でもう一度観てみたいと思わせてくれる舞台です✨

袴垂れはどこだ
劇団俳小
シアターX(東京都)
2017/12/13 (水) ~ 2017/12/17 (日)公演終了
満足度★★★★
よく考えられたというかよく作られた衣装でなかなかよかったです。
媒体による太鼓だけでなく、生の太鼓の演奏もありとても迫力が感じられてよかったです。
ただ1名(一番体の大きい男性)を除いては、しっかりとした演技、とくに老人と袴垂れの役の演技はとてもしっかりした演技で安心して観ることができました。
すっとお芝居に入りこむこともでき、あっという間の2時間20分でした。

クローズ・ユア・アイズ
キャラメルボックス俳優教室
ザ・ポケット(東京都)
2017/12/13 (水) ~ 2017/12/17 (日)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2017/12/13 (水)
価格2,500円
粗削りな部分はありましたが、熱意ある演技を堪能させていただきました。
芥川龍之介役の中嶋海央さんの思いきりのいい演技が目にとまりました。
若々しく大きく成長していく予感。
いつかまた舞台にて観れることを期待しています。

「標〜shirube〜」
劇団桟敷童子
すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)
2017/12/12 (火) ~ 2017/12/25 (月)公演終了

男女逆転版・痴人の愛
ブス会*
こまばアゴラ劇場(東京都)
2017/12/08 (金) ~ 2017/12/19 (火)公演終了

元超能力少年
元東京バンビ
中野スタジオあくとれ(東京都)
2017/12/13 (水) ~ 2017/12/17 (日)公演終了
満足度★★★
チラシにある「念力でブラホックを外し、万力でチン○潰します」、そのまんまの芝居だった。紅一点、現役女子大生の渡辺茉生ちゃんが可愛かったので星ひとつオマケ。

ちょっと、まってください
ナイロン100℃
本多劇場(東京都)
2017/11/10 (金) ~ 2017/12/03 (日)公演終了

ふしぎな影
世田谷シルク
こまばアゴラ劇場(東京都)
2017/11/24 (金) ~ 2017/11/29 (水)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/11/29 (水) 14:00
人形と人間の無言劇に影絵と「生演奏・生音響」も加えた複合表現。言葉がないだけに解釈の余地も大きくイメージも膨らませ易いか。ライブアクションも伴っていたとはいえ、湖(?)の影絵表現が特に見事。
【余談】
舞台の中ほどの一部あるいは全部に白い布を下げて舞台奥に設置した灯体を使って影を見せる手法が多かった今年、本作が今年ラストかと思いきやその日の夜に観た「FunIQのかけ算5 × モラル パン屋爆発」でもそれを見るとは……

『艶漢』第二夜
CLIE
俳優座劇場(東京都)
2017/12/13 (水) ~ 2017/12/17 (日)公演終了
満足度★★★★★
続編は期待と不安が交錯しますが、今回も楽しくて素敵な舞台でした。新しい登場人物の方々も笑わせてくれたり、泣かせてくれたり。

ジ・アース
十七戦地
ギャラリーLE DECO(東京都)
2017/12/13 (水) ~ 2017/12/17 (日)公演終了
満足度★★★★
全く異なる個性を持った3作品。
普通なら順番に1作品づつ上演してもOKなところ、ストーリーの節目節目を切断して不規則な数珠つなぎに。
(規則性があったらごめんなさい。少なくともABCABC・・・の単純な順番ではなかった)
一見観づらい構成の様に思えますが、短いピッチでのストーリー交代は二人芝居で生じやすいダレが全く無くなり、集中力が途切れません。
更に3作品の世界観への愛着度合い、盛り上がりに向けての加速感、結末に向けての収束感の波長が絶妙に絡み合い、まるでひとつの作品を観てきたかの様なまとまりをもたらします。
観ている側としては「おっ、今度はこっちのストーリーが来たか」と差し出されたメニューを美味しく頂いていましたが、提供する側は三つの波長がうまく調和する様、相当な苦労があったはず。
それはフライヤー裏面にある今年1月から始まった1年がかりの制作スケジュールにも表われており、8月の時点で1パートが白紙に戻っているのには、ちょっと笑ってしまいました。ごめんなさい。ほんと大変っ!
丸く陣取られた舞台スペースをしっかり取り囲む3方向の客席。
心地良い緊張感を持ちながら1シーン1シーンしっかり楽しめました。

神の左手:coda
キコ qui-co.
サンモールスタジオ(東京都)
2017/12/08 (金) ~ 2017/12/12 (火)公演終了

元超能力少年
元東京バンビ
中野スタジオあくとれ(東京都)
2017/12/13 (水) ~ 2017/12/17 (日)公演終了

閃光っ
中野坂上デーモンズ
新宿ゴールデン街劇場(東京都)
2017/12/13 (水) ~ 2017/12/17 (日)公演終了
120分。観客を詰め込みすぎ。つらい姿勢での2時間はきつい。今回の客を増やすあまり次回以降を減らしかねないので、座布団を間引く勇気を持ってほしい。

クラウドナイン
大人計画
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2017/12/01 (金) ~ 2017/12/17 (日)公演終了
満足度★★★★
前後として時代を分けての展開なんですけど・・・
なんとなく微妙~な感じ
まぁ星数は4弱って思えたけど~
うーみゅ 怪演な感じの登場人物たちが妙に印象に残った作品でした

くるみ割り人形
スターダンサーズ・バレエ団
テアトロ・ジーリオ・ショウワ(神奈川県)
2017/12/09 (土) ~ 2017/12/10 (日)公演終了

元超能力少年
元東京バンビ
中野スタジオあくとれ(東京都)
2017/12/13 (水) ~ 2017/12/17 (日)公演終了

元超能力少年
元東京バンビ
中野スタジオあくとれ(東京都)
2017/12/13 (水) ~ 2017/12/17 (日)公演終了
これ観るのは時間の無駄。
今年観た中でダントツの最下位。
即席でまとめた感満載で、おっさんがガチャガチャやってるだけ。
客が身内ばかりたからこんな本音言う人いないだろうけど、この値段出すなら他に素晴らしい劇団は沢山ある。

断罪
劇団青年座
青年座劇場(東京都)
2017/12/08 (金) ~ 2017/12/17 (日)公演終了
満足度★★★★
青年座は頑固に日本の創作劇を上演し続けてきた。青年座が委嘱した劇作家は高い確率でいい作家になって、時代を画する戯曲を書いてきた。今年の古川、今回の中津留、ともに現在最も期待されている作家だ。おまけに青年座は新劇団」としては文学座と共に、「新劇団」がほとんど仲良しグループで傷をなめあっている中で、劇団活動ができる。破産していない。役者も養成できる。ともにアトリエを持ってそこでの公演できる。今回はその青年座劇場、客席200たらずのスペース公演である。劇団活動としては中津留登場は期待充分の作品である。客席は満席。芝居好きは知っている。この上演を実施しただけでも青年座は評価されるべきだろう。だが・・・
今回の「断罪は」いくつもの注文がある。
パンフによると積年の委嘱だったようだがこれは、テーマを舞台化する場の設定を誤ったのではないか。中級の芸能事務所の話だ。その事務所の代表的タレントがテレビで政治的発言をして事務所脱退に追い込まれ、そのタレント頼みの事務所経営が危うくなる。ここは商売一途とする経営者と、表現の自由を守ろうとする現場マネージャーとが対立するが、結局経営が「断罪」される。
確かに、大手の芸能事務所が勝手な我儘で芸能界を壟断しているのは事実だろう。個人の自由を束縛して人権を侵しかねない縛りを男女関係にまでかけているのも事実だろう。体を売って役をとることもあるだろうし、事務所の給与が安いのも事実だろう。しかし、それが表現の自由を犯し、創作の未来を摘んでいるというのはドラマ的な対立としては無理ではないか。
かつて、新劇団は自由に左翼賛美の演劇を上演してきた。組合をバックにした観客団体もあったがそれに支えられた新劇団の実際的なリーダーは、じつは資本家の家庭で育ったイイウチのボンボンだった。古い新劇団Sはやがて、アングラ劇団に粉砕されるが、そういうことは演劇界内のゴタゴタで、大衆はそれによって「知る権利」を失ったことなどない。芸能界の自由論議は遊戯にしかならなかったのである。今、劇中に描かれたような論議をしている芸能事務所のリアリティがない。
ベースにリアリティがないので、登場人物にいろいろ背景を設けているがそれも絵で描いたようないつもの手で味気ない。皮肉なことに、青年座の役者は、トラッシュマスターズに比べれば格段にうまい。いつもは聞き取れない台詞も多いが、今回は全部聞こえる。今日は俳優陣はあまり調子がよくなく、しきりに噛んでいたが、それでも台詞の処理の速さが違う。動きもアンサンブルもいい。役もきちんと解釈する。対立する善玉の大家も悪玉の石母田も十分うまい。大家など可哀そうな位、一語一語を生かそうとする。安藤、津田の女優陣も脇の鑑というほどにうまい。だが、登場人物それぞれにリアリティがないのでその演技も空転する。そんなにムキニなることはないのに、とつい思ってしまう。
トラッシュマスターズの役者でやったら、意外に現実感があったかもしれない。芝居と言うのは難しいものだとつくづく思った。2時間5分、休憩なし。

【blank of WALTZ】【no melody BOLERO】
BIG MOUTH CHICKEN
ザ・ポケット(東京都)
2017/12/06 (水) ~ 2017/12/10 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/12/10 (日) 16:00
BOLELOを2回、WALTZを1回観てきました。
笑ったり泣いたりハラハラしたりドキドキしたり、そして最後は感動!!
観終わった後、愛とは何か・正義と悪とは何か…について本気で考えました。
主宰の方が『オモチャ箱をひっくり返したような』劇にしたいとおっしゃってましたが、私としてはオモチャ箱というより遊園地にいるような感じでした。
メリーゴーランドで和んだかと思えば次はジェットコースターのようにハラハラして、かと思えば今度はお化け屋敷のようにドキドキしたり…。
1分1秒たりとも見逃したくなくてまばたきするのも惜しかったくらい、最高に楽しかったです!!!

サンタクロースが歌ってくれた
空想実現集団TOY'sBOX
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2017/12/13 (水) ~ 2017/12/17 (日)公演終了
満足度★★★★★
クリスマスイブのステキな奇跡を見せてもらいました。メリハリのあるストーリー展開、個性的なキャラクターたち、とても面白かったです。
もう一回くらいは観たいです。