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浅草カルメン

浅草カルメン

歌舞伎オペラ実行委員会

浅草九劇(東京都)

2025/04/13 (日) ~ 2025/05/25 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

歌舞伎オペラなんですが、これぞ大衆演劇ですね。ぶらっと楽しめて、飲食可も嬉しい。インバウンド対策の英語字幕も勉強になります。

アルカの板

アルカの板

9-States

駅前劇場(東京都)

2025/04/25 (金) ~ 2025/04/29 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/04/26 (土) 14:00

価格4,300円

9-Statesの舞台は3回目。
今回は漁師町と組合によるヒューマンドラマ2時間もの…分かりやすく舞台作りも丁寧。
駅前劇場の両サイドに吊るしたモニターを場転で行う手法はおなじみかな。
まるで実家に帰ってきたかの様なほんわかした物語に、作為的で本質的な問いを投げかけるギャップが最初はドキリとするのですが、3度も観ると徐々に慣れてきました。慣れって怖い笑
本作も個性的な役者陣を迎え、時折クスリと笑みが魅えるBGMと小ボケは健在。

ネタバレBOX

当日パンフレットがQRコードになってました。
経費削減にもなるしエコだけど、A4用紙1枚でも記念に欲しい…というのは私だけでしょうか。
挟まれた他公演のチラシがメインになっている気がして少し残念。

今回の漁協組合の話、以前ドキュメンタリーとして放送された事もある元ネタがありそうです。
東京でコンサル系の仕事をしていたIT系の女性社長が漁業を通じて地方創生を行っていく…経済情報誌やTV放送から知見を得たのかな。ファーストペンギン!も女性が活躍する漁業経営の話だったと思います。最後のシーンの荒木さんと柚の関係が少しもやもや…続きが気になりますね!
天守物語

天守物語

ルーサイトシアター

ルーサイトギャラリー(東京都)

2025/04/26 (土) ~ 2025/04/29 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

浅草橋駅徒歩数分、川縁にある趣きある建屋。ギシギシと階段を上ったそこはやはり空間が絵になって居る。舞台側となる正面には窓。時折電車の走行音(橋を渡るガードを響かせる音も)が重なり、音的な効果も面白い。
リーディングは泉鏡花作「天守物語」、これは戯曲ではなかった。多分もう十年以上前に新国立劇場主催公演の大型舞台を観ているが、同主催「テンペスト」と同じく会場が中劇場かつ白井晃演出の大がかりでダイナミックな(しかし演目に即さない)奇抜な演出で、話もよく分らなかった(新国立で二本続けて観た印象から白井演出舞台を完全に警戒するようになった)。
という訳で原作も読んでおらず作品も今回初めて知る事に。
あゝ・・「海神別荘」や「夜叉ヶ池」また「高野聖」に通じる見事な「異界」の描出。泉鏡花を異才たらしめる筆致は(上記作品群では)異界と人間界との接点を描き出して人間への痛烈な批評的視線を滲ませる。本作が鏡花の代表作の一つとされている所以が得心された上質なリーディングであった。

鏡花には「歌行燈」「婦系図」「日本橋」といったリアルな作品群(映画で観た)もあって自分はこの作家世界を知る端緒にあるに過ぎぬが、今回これを美味しく戴けたことは誠に満足至極。

アルカの板

アルカの板

9-States

駅前劇場(東京都)

2025/04/25 (金) ~ 2025/04/29 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

観劇前はかなり特殊な気質をもった漁船の町をイメージしていたのだけれど、そんな事はない地方のどこにでもありそうなコミュニティー
存続の危機に直面する中でそれぞれが主張する正義は、裏を返せばその主張が通らなければ自分にとって都合が悪いという事でもあり
それぞれの立場になって考えれば納得できてしまうものだから、そうなると正義の行方が混とんとしてくるのがとても面白く目が離せない

何っその言い方(笑)調子に乗り過ぎだろ(笑)などと沢山笑ったけれど、その笑ってしまう理由にはその人への共感が多分に含まれているので中々に味わい深い笑い
生活が懸かっている登場人物達にとっては深刻なのは当然だけれど、客席からはそれぞれの衝突が広い視野で見えているので何とも興味深く人生勉強になる公演でした

ネタバレBOX

とっても意外な人が「アルカの板」の話しを持ち出したのでビックリ
ミステリーでは「まさかこの人が犯人!」という面白さがあるけど、それに似た「まさかこの人が!」的な驚き
一筋縄ではいかない人の心理も巧く盛り込んでいて、より一層深い話に
なべげん太宰まつり『駈込み訴え』

なべげん太宰まつり『駈込み訴え』

渡辺源四郎商店

ザ・スズナリ(東京都)

2025/04/27 (日) ~ 2025/04/27 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

太宰治の『駆込み訴え』と映画『ジーザス・クライスト・スーパースター』は自分のキリスト観を築いた作品。常にこういう視点で見てしまうのでユダに感情移入は避けられない。そしてあぶらだこの『PARANOIA』。かなり歪んだ感覚だろう。裏切り者の裏切らざるを得なかった純情を謳う。愛なのか復讐なのか、突き詰めればそれは同じ意味なのか。キリストの物語は未だによく判らない。死にたがりの救世主モドキとその一番の理解者との愛憎物語。ただハッキリしているのはキリストが無敵の神様ではなかったこと。純情を貫いた弱者だった。だから皆トラウマとしてずっと抱えることになったのだ。

①下山寿音さん一人芝居『駆込み訴え』
本編50分程度の原作を30分の下山寿音さん一人芝居に凝縮させた。下山寿音さんは友近の若い頃のようなド迫力と仙道敦子の可憐さが備わった美人。とにかく迫力があって目を奪われる。目力が強い。本当に瞬きをしない。三船敏郎か?
ユダがキリストを本当に愛していて他の誰にも触れられたくなかった気持ちが痛い程伝わる。この人の真の美しさを知るのは世界中で自分一人だけだと。こんな下らない救世主ごっこはもうやめにして静かに田舎で暮らしましょう。何も不自由はさせませんから。だがキリストは破滅に邁進する。自分のことなんて目もくれない。

②青森中央高校演劇部『駈込み訴え』
これはやられた。高校演劇大会の演目に『駆込み訴え』を選び練習を重ねる演劇部の物語。キツい部長(福井来寿々〈こすず〉さん)とこき使われる同学年の演出助手(丹羽桃嘩さん)。厳しい縦社会、嫌気が差して辞めていく下級生達。
福井来寿々さんは松岡菜摘似の美人で存在感がある。
主人公、丹羽桃嘩さんも負けていない。表情に力があって観客の心を揺り動かす。
何かゆるいギャグが散りばめられていてああ学生演劇と思わせといての狙いすましたキツい一撃。『駈込み訴え』の内容を現実の学生生活にだぶらせる仕掛け。これには太宰治も参ったろう。こっちも参った。『駈込み訴え』をお話ではなく、今の現実の一部として描写。これぞ天才の成せる技。台本も買いました。本当に叩きのめされた。こういう作品と出逢う為に皆足繁く劇場に通い詰めているんだろう。

ネタバレBOX

部長をキリストとだぶらせるにはちょっと描写が弱いな、と思って観ていた。主人公との間にもっと強い絆がないと成立しない。それがラスト、『駆込み訴え』を涙ながらに語り終えるユダ、丹羽桃嘩さん、その前に現れた部長、福井来寿々さんが「無理してんのはどっちだよ。」と抱き締める。泣き崩れる二人、ごうごうと降り注ぐ雪。これには理屈を超えたカタルシスで轟沈。

※ここから蛇足。青森中央高校元演劇部の人へ。
BUCK-TICKに「NEW WORLD」という曲がある。若い人達には未来に夢と希望を抱いて貰いたいがその為であろうと嘘はつきたくない。君達がこれから見るのは物凄く残酷で絶望的な世界。だがそんな世界であるからこそ逆に胸を張って生き抜いて欲しい、とそう願った歌。世界は闇、それを切り裂くのは君自身の人生だと。

夜空に煌めく星屑綺麗ね 誰も独りね
これが世界 君の世界 夢幻の闇 君は流星
眩い世界 君の世界 無限の闇 君は切り裂く

この曲を今、AA=(上田剛士のソロユニット)がカバー。上田剛士はTHE MAD CAPSULE MARKET'Sの核だった男。無名の時代、X JAPANのHIDE、BUCK-TICKの今井寿が絶賛して注目を浴びる。

AA= 「NEW WORLD」

(小さな世界)世界が現象し
(君の世界)過ぎ去る騒々しい日
(悲しい世界)それも時代と呼んでいた
(君は涙)枯れない夢にも酔っていた

(夢見る世界)西麻布で遊んで
(君の世界)六本木で見た朝日
(可笑しい世界)あの日彼も笑ってるさ
(君が笑う)今も彼等は笑ってるさ

NEW WORLD!!
落下のUnknown

落下のUnknown

点命

ライト商會三条店 2階ギャラリー(京都府)

2025/04/26 (土) ~ 2025/04/27 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

完売回が相次ぎキャンセル待ちで拝見
バカバカしさは有るが、楽しめました!
有る有る世界では有るが、人生の虚しさ悲しさを感じる事が出来ました!
次回も是非に

FATHER

FATHER

悪の談話室

STAGE+PLUS(大阪府)

2025/04/26 (土) ~ 2025/04/27 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

いまノリノリの3人が繰り広げる、実話なんでは?とも思える家族愛をとても上手く表現していました!
Bを拝見したんですが、ワタさんの男女二役及び女優の二役は👏拍手喝采モン
泣かせて頂きました!
01としていたので、次も楽しみにしています😊

アナスタシア

アナスタシア

共立女子大学ミュージカル研究部

共立女子大学 共立講堂(東京都)

2025/04/27 (日) ~ 2025/04/27 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

歌とダンス満載で、衣裳も素敵で華やかでした。
ストーリーも面白かったし、役者さん達の一生懸命さが伝わってきました。
1日限りの貴重な舞台を観る事が出来て良かったです。

アルカの板

アルカの板

9-States

駅前劇場(東京都)

2025/04/25 (金) ~ 2025/04/29 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

面白い。日本のどこにでもありそうな話、それを或る漁港(漁協組合)での出来事として描く。いや漁港だけではなく、色々な産業(界)や商店街等といった場所で見聞きするような内容。社会的であり一般的なことが描かれており、身近な問題として捉え易い。ドキュメンタリーとフィクションを行き来するようなドラマ、それをモニターを使った独特な表現が、物語に隠された もしくは伝えたいことを文字にして映し出している。ストレイトプレイ…そこに映像文字を添えること自体 斬新と思うが、それによって考えさせるのが 9-States の特長であり魅力。モニターの文字は短いが、その意味するところを瞬時に理解することは難しい。むしろ場面転換(暗転)時に映るから、その場面で伝えたいことの意。そう思えば理解も深まり、必要な演出と思える。

少しネタバレするが、漁協組合の組合長などが悪役のようにして描かれているが、単純に新旧や保守・革新といった対立ではない。伝統を守ること、保身的になることは人間的な感情、そこに地域活性化といった社会的・経済的な背景を持ち込むことによって夫々の主張の衝突点が鮮明に浮き上がる。そして家族とは、その捉え方にも相違を持ち込み、物語の広がりと深みを感じさせる巧さ。ちなみに、チラシは内容とは逆に ハガキのような小さいもの。
(上演時間2時間5分 休憩なし) 

ネタバレBOX

舞台美術は、井上家でありスナック「海の星」。壁は、縦や横に平板やレンガ組み。上手奥に ベンチ。下手に スナックのボトル棚やカウンター、腰高スツール。木製の箱を並べてテーブル代わり。天井には裸電球が吊るされている。 9-States公演は作り込んだ舞台で、分かり易く展開する。

印象に残った台詞が「アンタの悪意やアナタの正義に ワタシはビクともしない」。そこに物語の肝が語られているようだ。夫々の主張は、その立場の考えであり思い そして真実である。勿論、個人的なエゴも存在するだろう。
物語は或る漁港で「九海丸」を経営している井上家が舞台。父が海難事故死をして、長女 柚が後を継いで母 花楓、漁師の足立一平・青山豪・真島まひろ と昔ながらの経営をしている。母が病で倒れ、都会で仕事をしている妹の杏子(プログラマー)が帰ってきた。杏子は、AIを駆使し経営改革を訴えるが、柚は漁協組合の補助(金)を受けつつ、今まで通りの経営を主張。漁師もAI等使ったこともないし、新しいことに挑戦することが億劫になっている。表層的には、革新(最新)と保守(伝統)の新旧の主張といったところ。井上家の姉妹や従業員の主張や行動は、その地域の人々の思いを代弁している。それは、同時に 日本のいたる所で見聞きするような光景である。

漁協組合は変化を好まない。今までの運営で大きな間違いがなかったこと。何より組合長が次期市長を目指していることから、新しい事をして失敗したくない。その個人的な保身が井上家の新しい試みを阻止しようと…。公私混同だが補助金の打ち切りをチラつかせといった企み。物語は、AIを使った新しい試みを地域の人々に受け入れてもらい、漁港の発展を目指すが 辞退する者もいる。何が有効な手立てか分からないが、何かに縋りたい。そこに救済の象徴である「ノアの箱舟」と「カルネアデスの板」の究極の選択を組み合わせたドラマにしている。

ダーウィン曰く「・・・唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である」などといった理屈を言うわけではないが、失敗を恐れて歩みを止めたら、それはジリ貧の始まり。翻ってみれば、歩み続けることが成功への道。ちなみに当日パンフの 9-States代表の中村太陽 氏のご挨拶を読むと、この公演にはマンネリに対する自戒を込めているような。そして本公演を制作するという試み というか意欲に敬服する。
次回公演も楽しみにしております。
エアスイミング

エアスイミング

劇団しゃれこうべ

スタジオしゃれこうべ(東京都)

2025/04/26 (土) ~ 2025/04/29 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

この演目を観るのは四度目。全て劇団が違う。こんな難しい作品によく挑む気になるものだ。それぞれ全く違うやり方で取り組むのでその都度感心する。

今回、場面転換に横開きのカーテン状白シーツを使用、手前と奥の二枚。そのシーツを利用して影絵を投影する。このアイディアは正解。影絵を使えば説明し辛い神話なんかも人形で簡略化、伝え易い。(今回はなかったが月へと飛んで行く二人なんかも絵で見せられる)。

今作はベルセポネーとドーラのエピソードとポルフとドルフのエピソードが交互に語られ、一人二役の二人芝居の戯曲。それを四人の役者に別々に演じさせている。随分実験的な試みだ。この作品の売りそのものを敢えて解体している。成程。
特筆すべきはドーラ役の和泉美春さん。今までと全く違うキャラクターで見事だった。また新しい扉が開かれたのでは。
こんな戯曲に本気で挑む劇団にRespect。

ネタバレBOX

1924年、聖ディンプナ精神病院に収容されたペルセポネー・ベイカー(原島千佳さん)、一日一時間だけ共同作業として他の収容者と階段と風呂場の掃除をさせられる。それ以外に人と接することのない独居房生活。2年前からここにいるドーラ・キットソン(和泉美春さん)が仕事を教えてくれる。

ベルセポネー 上流階級のお嬢様だったが、父の友人であった家庭持ちのレジーと不倫し出産。怒り狂った父親によって産んだ赤子は養子に出され、この病院に棄てられる。原島千佳さん。

ドーラ 男装趣味と葉巻を吸うことが反社会的と見做され、この病院に収容される。兄弟全員徴兵で戦死、生き残った自分への罪悪感を男性的に振る舞うことで律している。和泉美春さん。

ポルフ ベルセポネーが現実逃避として演じるもう一人の自分。金髪のウィッグを被った能天気娘。ハリウッド女優ドリス・デイに夢中で猫を飼いたがる。安田美忍さん。

ドルフ ドーラが演じるもう一人の自分。魔術書を読み漁り、穿頭術で自分の頭の中の苦しみから解放されようと願う。男以上に戦場で活躍した歴史上の女性達を崇拝している。田村祐子さん。

この戯曲には三つ、要となる見せ場がある。ここをどう料理するかが演出家のセンス。
①「エアスイミング」の場面。『Fly Me to the Moon』をバックに二人が踊る。ずっとこの精神病棟に監禁されたままだとしても心と想像力は何処までも自由なんだと高らかに宣言。
②ベルセポネーとドーラがワルツを踊るシーン。レジーとの出会いの再現。
③精神的に限界が来てヒステリックに喚き叫ぶドルフの足を盥の水で綺麗に洗ってあげるポルフ。キリストの弟子への洗足もイメージ。

面白いのはベルセポネーとドーラ、ポルフとドルフが少しずつ同時に舞台上に存在するようになっていく。これを更に推し進めて二人の組み合わせを変えていっても良かった。難しいのはドーラとドルフの違い。そこをクリアしないと別の役者を立てる必然性がない。
遠巻きに見てる

遠巻きに見てる

劇団アンパサンド

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2025/04/18 (金) ~ 2025/04/27 (日)公演終了

実演鑑賞

岸田戯曲賞の受賞も良い追い風となり、満員の客席で観る劇団アンパサンドの新作公演。会場の熱気もあり、良い環境で上演され、良い環境で観劇できたと思います。ややシュール系とも受け取れる笑いを含んだ作風なので、客席の反応は何よりの支援になるでしょう。

ネタバレBOX

上演時間は約70分ほど。舞台セットの中央に坂道があり、ランニング愛好者たちを中心とした物語。出演俳優たちは皆さん良い存在感を放っていました。中盤から「並行世界」という概念が登場し、現在地と平行世界の境目・繋がりがターニングポイントになります。

安藤さんの作風は割と一貫していて、そこに創作者の強いこだわり、あるいは直感の鋭さを感じます。ある意味で「ここではないどこか」への羨望や、現実への虚無があるのかも(あくまで僕の推測ですが)。かなり昔に聞いた話ですが、シュールコント系を手掛ける作家が「劇の終わり方が最も悩む」と語っていたことを思い出しました。
ウェイトレス

ウェイトレス

東宝/フジテレビジョン/キョードー東京

日生劇場(東京都)

2025/04/09 (水) ~ 2025/04/30 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/04/26 (土) 18:00

キャストの皆様の歌声が良かったです。
やはり、高畑さん、ソニンさんの高音が素敵でした。

逆光が聞こえる

逆光が聞こえる

かるがも団地

新宿シアタートップス(東京都)

2025/04/24 (木) ~ 2025/04/27 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

面白い。かるがも団地 公演、初観劇。前から気になっていたが、機会がなく第10回本公演にしてやっと観た。内容は、今の社会に蔓延る問題を大胆かつ繊細に切り取った力作。現実でも話題になった、演劇界という身近な世界を取り込んでいる。しかし、その世界だけではなく色々な組織や場面で問題視され、マスコミに取り上げられる。いや、そのマスコミでさえ非難されている。

問題は、過去のことと追いやることが出来ず、今になって顕在化する。一昔前であれば 親和性の一環と言われ うやむやになったことが…。説明にある通り「若くして成功を収めつつある脚本家・演出家の不破(ふわ)は、ある日、旧友の仙田(せんだ)と再会する。そして仙田の更生に寄り添いながら、不破は在りし日の記憶に手を伸ばしていく」と。何となく等身大で虚実綯交ぜの物語のようだ。

キャストは、主人公 不破 以外は1人複数役を担い、時代(時間)と環境(状況)を巧みに立ち上げ、過去と現在を行ったり来たりする。一昔前は黙認されて、いや黙殺や隠蔽されていたことが公に。最近になって ようやくクローズアップされてきた社会の問題、それを身近な出来事として描いた好公演。
(上演時間1時間55分 休憩なし) 

ネタバレBOX

舞台美術は、剥き出しのコンクリートやブロック塀で囲まれ、上手に電柱や配管、下手奥に小さな窓。下手は立入禁止とあるドア。全体的に薄暗く不気味な雰囲気が漂う。この重苦しい感じが、物語に通底する悔悟を表しているよう。

物語は、現在と過去(高校時代)が行ったり来たりして展開する。今では売れっ子演劇人になった不破、その彼のところに高校の友人 仙田が訪ねてくる。仙田は職場の同僚を怪我させ、それが刑事事件となって前科がついた。良かれと思って、職場の後輩を厳しく指導していたが…。一方、不破は新作に取り組んでおり、オーディションで新人 東畑を採用した。彼をベテラン女優の黒嶋が やはり厳しく指導し、稽古に来なくなってしまい、公演が危ぶまれる状況へ。その口調や頻繁なLINEが、東畑を精神的に追い詰めていた。

仙田と黒嶋は、工場や演劇といった 仕事は違うが、相手の技量を高めようとした。しかし 相手からすればハラスメントであり苛めと思う。その思いの線引きは難しい。2人の対応は、不破自身にも関係してくる。実は、黒嶋のマネージャー北杜は不破、仙田と高校の同窓生。不破は 高校の時から目立った存在、自転車で遠距離通学している仙田をサッカー部へ誘ったり、悪ふざけで自転車を隠したりしていた。悪気はなかったが、それを仙田の姉 依子が知るところとなり詰られる。また不破を始め 多くの男子生徒は女子生徒の容姿等を評価(点数化)して差別していた。明らかな女性蔑視。

ハラスメント…自分ではそんな気持はなかったにしても、相手は嫌な思いをした。罪悪感や羞恥心、ハラスメントが思春期の精神に与えたダメージ。心の中で複雑化されたトラウマと本当に起きたことを他者に語ることの難しさ。それぞれの主張は、自分の立場からすれば真実で、譲れないところ。この心の問題と 不破自身の劇作を巧みに繋ぎ、等身大の演劇人としての苦悩をリアルに描いている。それが 同じ作風ばかりでなく、常に新しく斬新なアイデアが求められる世界。舞台制作プロデューサー 四宮の容赦ない要求でもある。公演は、不破という人物のドキュメンタリーとして記録する(番組制作ディレクター白洲)という形で進行する。その意味では劇中劇のようでもある。

現実とも思える情景とフィクション、舞台制作のプロセスと物語を行き来する。そこに役と重なるようなリアルな光景が立ち上がり、観客の心を離さない。至る所で起きている問題(ハラスメント)、いや以前からあったことが明るみになっただけ。過去(高校時代)のことと切り離せない 仕事や人間関係のしがらみ。寛容と関心を装って、そんな遣り切れない思いがヒシヒシと伝わる。なんと示唆に富み、時にダークな可笑しみを覚える作品であろうか。
次回公演も楽しみにしております。
全員犯人、だけど被害者、しかも探偵

全員犯人、だけど被害者、しかも探偵

Tie Works.

博品館劇場(東京都)

2025/04/23 (水) ~ 2025/04/29 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/04/26 (土) 13:00

シリアスなストーリーの行方を想像しながら、アドリブでの笑いもあり、楽しかった。
なだぎさんのアクションが面白い。

アルカの板

アルカの板

9-States

駅前劇場(東京都)

2025/04/25 (金) ~ 2025/04/29 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

モニターの文字に共感を持ちながら、9-Statesらしいラストで見ごたえがありました。
笑える部分もあったので重すぎずに楽しめました。

逆光が聞こえる

逆光が聞こえる

かるがも団地

新宿シアタートップス(東京都)

2025/04/24 (木) ~ 2025/04/27 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

4/27観劇

遠巻きに見てる

遠巻きに見てる

劇団アンパサンド

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2025/04/18 (金) ~ 2025/04/27 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/04/23 (水) 14:00

西出 結さんの演技/表情が、えも言われなかった。

逆光が聞こえる

逆光が聞こえる

かるがも団地

新宿シアタートップス(東京都)

2025/04/24 (木) ~ 2025/04/27 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2025/04/25 (金) 14:00

今回、『三ノ輪の三姉妹』に続いて 2回目のかるがも団地。前回の感想が「わちゃわちゃしながら、緩い境界線で転換を適宜スピーディーに挟みながら、ツボは緩く、でもしっかり押さえた会話劇」として「初めて”かるがも団地”を拝見した。『三ノ輪の三姉妹』が、好みの作品だったので、来年5月にもう一度かるがも団地を拝見することとしよう。予定表に書き込んだ」としての今回だったのだけど、今回は一転してハイテンポ!スピードに少し付いていけない気味。我々の世代(昭和真ん中生まれ)ではいじめがほとんど無くて、別にそれを良いとはしないのだけど、生きて来た過去、生きて行く"今"、それぞれの性(さが)、力関係、ヒリヒリと映し出していた。まったく違うテイスト。これは観続けるべき劇団だなと。見定めることなんて出来ないだろうとの予感がしている。劇作家の板場充樹さん、仙田の北原州真さんのお二人の力感の無い抑えた姿、あの100㏈の人でドンキー店長の武田紗保さんのパワー、万引きをした百瀬葉さん、謎の貫禄(抑揚)の宮野風紗音さん、皆さんの演技が印象に強く残りました。

アルカの板

アルカの板

9-States

駅前劇場(東京都)

2025/04/25 (金) ~ 2025/04/29 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

勧善懲悪でなく正義と言うより
説明通りの主張のぶつかり合いで
ある漁港の動向が揺れ動く様子を
重厚に濃厚に描いてみせていた
2時間5分の作品
パンフがQRコードでデカくて驚いたのと
紙チラシが全く何処でも
入手出来なかったなぁと

ネタバレBOX

舞台美術は黒をベースに板を貼り付けた
スナック店内を模した空間でした

ノアの方舟とカルネアデスの板を
混ぜ合わせた物語であるとパンフで説明
珍しい事でネットのエッセイも読んでね
とかもあった=読みましょう=

父を亡くした長女が支える漁船団を中心に
母が過労で倒れた事を機に
都会に出ていってた次女が戻り
AIを用いた漁港の再生を巡り
漁業組合とその長や周囲等での
様々な思惑で進んでぶつかりあう
人間たちの物語でした

横暴である漁業組合の組合長も
市長の座を狙うが港を蔑ろにする訳でもなく
極悪人とかの出ない
どこにでもいる市井の人々の話で
全体で大体の展開は読めたけど
個々の動きが読めなく目が離せない進行で
全く眠気等とかは無縁でした
まつり

まつり

早稲田大学演劇研究会

早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)

2025/04/03 (木) ~ 2025/04/07 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

サブカルチャーの詰め合わせ

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