
青春超特急
20歳の国
サンモールスタジオ(東京都)
2018/04/19 (木) ~ 2018/04/29 (日)公演終了
満足度★★★★
演じられる学園生活の卒業と、ずっとこだわり続けた『青春作品』とのダブルの卒業が重なって、ちょっと切ない。
本作への想いの反映でしょうか、台詞が洗練されていた気がします。
彼等の高校生活の断片を観ていると、否が応でも自身の記憶の断片まで浮上してきて、そのまま自分の世界に浸ってしまいそうになるので振り払うのに大変でした。
それにしても大学受験の悩みを持つ人は、相変わらず少なかったです(笑)
20歳の国マイベスト「花園」がもう再演されないのかと思うと、やっぱり寂しい。

革命日記【青年団・こまばアゴラ演劇学校“無隣館”】
こまばアゴラ演劇学校“無隣館”
こまばアゴラ劇場(東京都)
2018/04/14 (土) ~ 2018/04/30 (月)公演終了

「ハムレットマシーン」フェスティバル
die pratze
d-倉庫(東京都)
2018/04/04 (水) ~ 2018/04/22 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2018/04/18 (水) 19:00
四組目:風蝕異人街/7度
この組も好対照というか面白い組み合わせ。最多人数で「動」の演出の風蝕異人街と最少人数で「静」の演出の7度とスタイルこそ真逆ながら過去3組のように「ハムレット」そのものや他の小説あるいは創作部分など「混じりもの」を加えることなく、原典のテキストのみを加工して使ったのではあるまいか?(←原典未読につきあくまで推測の域を出ないが)
【風蝕異人街】
コロスも使った多人数版、オフィーリアが7~8人いて(!)台詞/テキストを割り振ったり「ダンスらしいダンス」や映像を使ったりもするが、先述のように実は原典のテキスト含有量がここまでで一番多いのではないか?
【7度】
冒頭こそ動きがあるがやがて演者2人はある位置から動かないばかりか体勢も変えない時間が続く……が不思議と惹き付けるものがある。OM-2も含めて9組目で最も静的な演出だったので新鮮に感じたことに加えて舞台を楕円形に切り取る照明の効力も大きかったか? なおその照明、終盤での変化も印象的。
また、フラワーロックのような小道具がほぼ動かない演者の台詞などに反応して動くも愉快だった。

ヘッダ・ガブラー
シス・カンパニー
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2018/04/07 (土) ~ 2018/04/30 (月)公演終了
満足度★★★
いろいろセットや小道具
役者さんの演技は良いのだが。。
いまひとつ
何か一味+α 足りないような感じがあった
2時間30分の作品
(1時間20分 休憩15分 55分)
右隣の御夫婦は1幕で退席したなぁ・・

舞台『スマートモテリーマン講座』
エイベックス・エンタテインメント
福岡国際会議場 メインホール(福岡県)
2017/11/26 (日) ~ 2017/11/26 (日)公演終了
スマートモテリーマン講座2017@福岡、楽しく受講させて頂きました。
いろいろネタがありまして、笑いっぱなしの2時間半でした。
受講された皆さんに幸あれ!

誰も寝てはならぬ
feblaboプロデュース
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2018/04/12 (木) ~ 2018/04/18 (水)公演終了

PARAMUSHIR
TEAM NACS
福岡サンパレス(福岡県)
2018/03/09 (金) ~ 2018/03/11 (日)公演終了
TEAM NACSさんの第16回本公演PARAMUSHIRを観劇して参りました!
今年で、明治維新がおきて150年、北海道という名前がついて、150年の節目の年。このような内容の新作公演を観ることができて幸せです。
生きることへの意味、今、生かされていることへの意味を考える素敵な舞台だと思います。
北海道出身の5人だからこそ、出来た舞台だと思いました。

キズ絆ーKIZUBANー
SECOND・N PRODUCE
高田馬場ラビネスト(東京都)
2018/04/17 (火) ~ 2018/04/22 (日)公演終了
満足度★★★★
自分は、演劇に詳しくはないけれど、この日は久々に声を出して笑った。面白くて涙が出た。
客席のリアクションに役者さんが瞬時に反応して、表情が活き活きとしていく。一人一人のキャラクターが大胆に、時々繊細に物語に色を付けていく…
そこには普段では味わえないグルーヴ感があった。
それは、きっと優しくて男気があって、たまに子っぽく笑う怪優Kいちさんが、皆んなをまとめているからだと思う。(多分)
無味乾燥に過ぎていくだけの時間、知らず知らず平坦になってしまった表情や感情…そんな私に、人として大切なものを教えてくれた。
もし貴方に時間があるのなら、いや時間を作ってでも彼らに逢いに行ってみて下さい。きっと、人としての感情を取り戻せる事が出来るはずです。
ここには面白い役者が居ます!
綺麗な役者が居ます!
そんな物語です。
※鈴丘めみさんんはガッキーに似てとても華のある役者さんですよ。是非!

No Surprises
劇団冷凍うさぎ
ウイングフィールド(大阪府)
2018/02/23 (金) ~ 2018/02/25 (日)公演終了
満足度★★
ウイングフィールドを横長に使ってました。
入口入って右側半分を舞台、左側半分を客席、客席はちゃんと段差をつけてどの席でも観やすい工夫。
ただだいぶ横長なので、端から端は見渡しにくい。
舞台には透明のシートがゆらゆらと幾重にも垂れ下げられていて、役者さんはほぼそのシートの向こう側。
イメージ的には水面の中を覗き込んでいるかのようでもあり、霧もやの向こう側を見ているかのようでもあり。
視覚的にも、内容的にも、まるで夢をみているかのような面持ちになりました。
それも自分の夢ではなく、誰かが見ている夢を垣間見せられているかのような。
そう、終始とらえどころがなかったです。
沼、大量殺人をした人、そこにいる人は死んでいる人、誰が死んでいて誰が生きているのか、そこはどこなのか、現かあの世か狭間か、何もかもが不確か。
観た帰り道、なんともいえぬ気持ちでした。
ただ確かだったことは、あぁポテロングが食べたい…ということ。
この日から今現在に至るまで、わたしのポテロング症候群は収まることがなく、困っています。

斬激アベンジャーズ
アクション殺陣教室『たてびと』
AI・HALL(兵庫県)
2019/02/08 (金) ~ 2019/02/10 (日)公演終了
満足度★★★
舞台設定は、バトルアクションゲームの中。
プレイヤーはチーム単位でトーナメント戦を勝ち抜くために戦う。
試合開始の合図や勝ち負けの判定を行う審判もいる。
内容は、戦いに次ぐ戦い、ずっと延々と戦ってる。
殺陣を魅せることに特化した舞台、この舞台設定はその目的を見事に果たすもので、上手いこと考えたなぁと思いました。
バトル物の魅力の鉄板要素、各チーム毎のエピソード、各キャラクター毎の強烈な個性、固有の必殺技等はもちろんふんだんに盛り込まれ。
バトル物が好きな人にはたまらないお芝居、そうでもない人には全編ほぼほぼずっと戦っているのでちょっとつらい。
殺陣も、かっこいいのはかっこいいのですが、ダンスの様といいますか、段取りめいているといいますか、殺し合っているようには観えない。
ただ色んな殺陣の型を一挙に観られるという、殺陣の見本市のような見応えがありました。

1789‐バスティーユの恋人たち‐
東宝
帝国劇場(東京都)
2018/04/09 (月) ~ 2018/05/12 (土)公演終了
満足度★★★★
宝塚版を観ていたので、かなり期待していた。が、宝塚の舞台より迫力や感動が弱かったのはなぜだろう?と(特に前半)不思議に感じた。演出の小池さん、宝塚も演出されていたと思うんですが・・・。

High Life
ソニー・ミュージックアーティスツ
あうるすぽっと(東京都)
2018/04/14 (土) ~ 2018/04/28 (土)公演終了
満足度★★★
とっ始めから大音響!バックに移るサイケな映像、限界ギリギリで生きている男たち。面白いと言えば、面白いのかもしれないけど、グタグタ続くあがきにはめげた。こんな生き方だけはしたくないと切に思います。

革命日記【青年団・こまばアゴラ演劇学校“無隣館”】
こまばアゴラ演劇学校“無隣館”
こまばアゴラ劇場(東京都)
2018/04/14 (土) ~ 2018/04/30 (月)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2018/04/17 (火) 19:30
時代に合わない芝居だった。2012年に初演だったというが、そのときには時代に合っていたのだろうか。世界同時革命を目指す過激派が、平凡な市民と偽って暮らす家に、テロの相談に集まるが、さまざまな人間関係や、隣人が邪魔になって話が全く進まない様子を描く。パンフレットでの平田オリザの発言を読むと、革命の話というより組織(の腐敗)の話を描いたという。そこは確かに描けているが、あまりにリアリティがないのは惜しい。唯一、坊薗初菜が各名論の演説をする部分は、古いタイプの活動家らしい印象が出ていた。

R老人の終末の御予定
ポップンマッシュルームチキン野郎
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2018/04/18 (水) ~ 2018/04/23 (月)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/04/18 (水) 19:00
初日観劇。
もう期待なんか遥かに超えてくれた!
可愛いおもしろキャラクターが沢山出てきて、めちゃめちゃ笑わせてくれる。
そして心と身体がぎゅーとなり
涙が止まらなくなる。
究極の愛の物語でした。
自分ならどうする?
愛おしい人のために何ができる?
て考えたくなる素敵な物語。

ヴィテブスクの空飛ぶ恋人たち
劇団印象-indian elephant-
シアター711(東京都)
2018/04/18 (水) ~ 2018/04/22 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2018/03/18 (日) 19:30
マルク・シャガールとその妻ベラの愛の物語。
説明文には「シャガール絵画に秘められた愛と狂気」とありますが、「絵画」どうこうについては特に語られているわけではありませんし、(彼の作品を象徴させるような演出は一部ありますが、それに解釈を加えているわけではありません)「狂気」と感じさせる描写もなかったように思われます(多少、芸儒家ですから常人とズレているということはありますが、けして狂気というほどのものではない)。
ある意味、他愛なく相手に恋をして、双方のめり込んでいくのだけれど、2人は
2つの世界大戦、ロシア革命、ナチスの台頭というヨーロッパを覆う大きな影に翻弄されていきます。そして、ユダヤ人迫害。
まあ、現代日常でも、ただでさえ芸術家の家庭で生活の安定が難しい中、出産に子育て、流浪の生活となれば、お互いの間でいろいろな軋轢が生じるのは当然なわけです。
だからむしろ、歴史に大きく翻弄されながらも、意思の疎通に障害を被っても、この2人がひたすらに相手を求めてやまないということは、ただただ美しい。
とにかく、役者さんがよい。
マルクを演じる村島智之さんは快活に飛び回り、天才然とも大人然ともしない純粋無垢なベラへの愛と絵画への執着を演じきります。
(ちなみに、村島さんはシャガール本人似らしく、家で調べたら本当、似てる。なお
フライヤーの写真より、本物はかなり男前です)
ベラを演じる山村茉梨乃さんは、自身の感情に正直に強く強くマルクを求める演技は、明朗さと情熱、時として辛苦の表現をもって、観客を痺れさせます。
小日向星一さんは、2人を取り巻く幾つもの役で、そつなく2人の苦悩も喜びも引き立たせています。
田代晶子さんのバイオリンは、簡潔な舞台装置に、幾つもの美しい花を飾り付けてくれます。
うん、マルクとベラは確かに空を飛んでいましたよ。
鈴木アツトさん司会のアフタートークは、シャガール自身にスポットをあてた内容で、シャガールに造詣の深いゲストを呼んで、毎回テーマ別に取り扱うという点で有意義だと思います。
アフタートークというと、演出やプロデュースの意図や目的、あるいは役者の解釈や演じ方などが語られるのはもちろん、楽屋裏話が出てくるのはまだよい方で、中には質問コーナーや取り留めのない雑談に終始して、何のためのアフタートークかと思わせるものも少なくない。そんな中、きちんと語るべきことが整理されて催されていることに好感を持ちました。

平穏に不協和音が
演劇企画集団LondonPANDA
小劇場 楽園(東京都)
2018/03/29 (木) ~ 2018/04/01 (日)公演終了
満足度★★★★★
いつまでも見ていたい、と思える会話劇でした。
はじめは夫に対してイライラして、次は妻に対してムカムカして、最終的にはなぜかふたりとも好きになっていました。
ふたりだけで間を持たせるって難しいと思うのですが、今作はふたりの秘密が気になって、ずーっと前のめりで聞いてしまう。
舞台装置のシンプルさや、音楽の穏やかの中にある不快感のようなもの、すごく心地いい空間で過ごせました。
他の役者さんがやったらどうなるんだろう。なんならわたしもやってみたい。
見る人の立場によって感じ方が変わるのはもちろん、演じる人が違っても全然違ったものになりそうで、いろんな可能性のある作品だと思います。

テンペスト
劇団山の手事情社
大田区民プラザ(東京都)
2018/04/12 (木) ~ 2018/04/13 (金)公演終了
満足度★★★★
よく記憶を辿れば、(WS発表公演でない)山の手事情社の本公演を目にしたのは初めてだった。ただし今回の舞台の印象は「初めて」のものでなく、古典演目への切り込み方が予想よりやや晦渋であった。『テンペスト』について記憶にあるストーリーを引っ張り出し、なぞる事なしに、この舞台に随いて行く事はできなかった。原作を知っていることが観劇の条件であるのは、古典という下敷きに依拠しながら、その古典作品についての再読み込みを怠っているようで、あまり好きでないが、対するWS発表は新作である。この劇団が持っている演劇観、尺度、何を重視しているかを未だ知らず。
これから欧州へ渡りルーマニア・シビウ演劇祭とルクセンブルクで上演する。かの地では知られた演目だけに観られ方も随分違うのだろう。
彼我の演劇文化の違いを聴けば彼我の人間観・権利意識の違いなど諸々考えさせられる。(ミュージカルでない)海外からの風を日本にどう吹かせられるか・・一つのテーマになって良いと時折思うものの、日常の中にその場所が見えない。

マッチ売りの少女
劇団PPP45°
桐生市有鄰館(群馬県)
2018/04/07 (土) ~ 2018/04/08 (日)公演終了
満足度★★★★★
桐生市は十年程前に一度通過したのみ(桐生駅始発のわたらせ渓谷鐵道を往復した朧気な記憶)。旅気分で親八会の『マッチ売りの少女』を観に当地へ赴いた。新宿の細いビルの5階だか、階段で上った狭いスペースでかぶりつきで観たのが同会『父と暮らせば』朗読。これは各地をまだ巡演中とか。辻親八の相手役は渋谷はるか。汗水迸る熱演の彼女が今回も中心的役(娘)に座り、さらには桟敷童子・大手忍!(弟)、俳優座・清水直子(妻)、辻(夫)。演出藤井ごうによる本格的な舞台であった。
旧商家の蔵が集合した有鄰館の一角で、客席は40~50程度。観客数は30余名といった所だろうか。
別役実作品のシュールさが、笑い、そして居心地の悪さを通過して、ある哲学的な問いの前に強引に立たせられるミラクルは、辻演じる夫と渋谷演じる娘との「対決」を軸に、この対決が紆余曲折するための妻や弟の介入が絶妙に絡んで仕上がる。弟演じる大手のキャラの豹変、辻との夫唱婦随のコンビを奏でる清水演じる妻、かくも美味なる舞台にこの客数は寂しい限りだが、みれば皆良い顔をしている。この場に立ち会えた幸福を自分も噛み締めた。

ナカヨクヤリナ
7millions-ナナミリオンズ-
「劇」小劇場(東京都)
2018/04/18 (水) ~ 2018/04/22 (日)公演終了
満足度★★★★★
あるお寺の父と娘と「母」の物語
集団as ifのハッチャケ美人こんのさおりの出演
ここの劇団にはもう3度ばかり客演しているが、ほんとに心にしっとりくる作品を演る
もうね、泣きました
滂沱の涙
周りの方々も鼻をすすりあげていた
舞台上には時々アクセントが入りながらもゆったりとした時間が流れる
それでも120分があっという間
こんのはかなり出ずっぱりの役
前半ののほほん感と後半の緊張感の対比が非常によかった

自己紹介読本
城山羊の会
シアタートラム(東京都)
2018/04/17 (火) ~ 2018/04/22 (日)公演終了
満足度★★★★
初演を逃し、稀少な城山羊atトラムを鑑賞。再演をやるのも珍しいようだ。初演は下北沢の小劇場B1で席数も少なかった。見逃した人達からの熱い要望に応えた格好だろうか・・? シアターイースト(=300席前後)で十数ステージやる団体だから、B1(=100未満?)の十数ステージでこぼした客、トラム(=200前後)10ステージでも埋まる算段だ。
さて舞台。「なぜか居続ける」モンダイは、城山羊ではスタンダードと弁えるべきか。「用も無いのになぜ立ち去らない」「市職が昼間からなぜ暇?同僚と約束なんかして」「人の会話もぼんやり座って聞いてるし」(時間指定は無いが、日中であるのは明白)・・そんな突っ込み所はあるものの、面白さに走って芝居内部で決定的矛盾を来たすには至らず、不自然さをキャラに回収させ、一応は有り得る話に収まっていた。
エロ要素も皆無ではないが(いやしっかりあるが)奇抜な展開は抑え目でリアル路線に寄っていた。この劇団のを見慣れたせいか、面白い部分は面白く観、馬鹿馬鹿しいと心で呟きながらも身につまされる部分を寄り添いながら観ていた。