最新の観てきた!クチコミ一覧

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忘却論

忘却論

華凛

ワーサルシアター(東京都)

2018/04/18 (水) ~ 2018/04/22 (日)公演終了

満足度★★★★

①初日観劇。ネタバレなしの感想が難しい。
まるでアトラクションのようだった。色んな要素が散りばめてあって、スプラッシュマウンテンみたいな効果と勢いもある。
刺さる人にはザクザクくるヤァツ。

好きな登場人物は、北斗。全部まるっと好きにはなれないけども。金里もけっこう好み。
表現は、みんな大変(笑)。

照明と美術と、劇伴セレクトセンスが、私の好みに突き刺さる。

すっごいどうでもいいけど、時代設定は今から10〜15年前なのかな、と勝手に思った。根拠は、Satelite Jシリーズだったこと。アホみたいな理由だから、本当のところは知らないよ。

音では、カンカンカンとバシィィィィッ、が良かった。
細か過ぎて伝わらない。

②千秋楽観劇。
終盤の一瞬だけのシーンで、水槽の水が天井と繋がったように見えたシーンがあって、
一瞬すぎて、初日は見落としてたというか意識出来なかったんだけど、めっちゃかっこいい。
一瞬だから表現できてるんだけど。

水は水であり、血あり、血肉であり、生命でもあったのかな。

登場人物全員の、悲しみと諦めと執着と憎悪が、とても難しい表現。だけど、みんなその技術があるのがすごい。

ラスボス感満載の東香/椎名亜音の憎悪が1から100に跳ね上がって表に出てくるシーンがたまらない。
他の人物の憎悪の増加を段階的に見た/知った上で訪れる100だから、受け入れられる展開だという点を差し引いても、100を100で伝えきるのは技術がないと出来ない。

「曽根崎心中 ーイウストレー」

「曽根崎心中 ーイウストレー」

舞嶽44景project

OVAL THEATER & GALLERY (旧・ロクソドンタブラック)(大阪府)

2018/04/21 (土) ~ 2018/04/22 (日)公演終了

満足度★★★★

熱量のいっぱい感じたお芝居でした。
最後は、やはりホロリときました。
舞嶽44景、これからいろいろと変化して行くと思うので楽しみです。
ありがとう♪♪♪♪

フェイクワンダーランド

フェイクワンダーランド

ぱすてるからっと

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2018/04/17 (火) ~ 2018/04/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

これだけ何度も騙されて、最後に分からなくなってしまう、更にはもう一度観たいと言わせる舞台はなかなかありません。
考えれば考えるほど頭の中でぐるぐる廻ってしまう作品です。観た人の数だけ、解釈は様々です。
もしかして、役者さんの解釈もそれぞれで、チームによって色の違いが出るのかもしれません。
今回処女作の井上千鶴さん @czr_424 の次回作も楽しみになりました。
そして、この作品もいつの日か全く違う役者さんで再演されたらと願います。

さようなら

さようなら

オパンポン創造社

インディペンデントシアターOji(東京都)

2018/04/19 (木) ~ 2018/04/22 (日)公演終了

満足度★★★★

前楽観劇。
アフタートークのゲスト・アガリスクの冨坂さんが話題に出したように、泥臭さと人間の荒々しさが芯にあって、東京ではあんまり見れないタイプ。

笑いどころもたくさんあるし、80分でさくっと見られる(これ結構大事)。
平凡な日常を繰り返し描く展開が、吉本新喜劇みたいだなって思ったり、客入れ時から鳴ってる雨音の表現力がすごかったり、明かりの作り方が綺麗だったり。
6人しか出てこないけれど、凄く濃厚で、キャラが立つ。
ラストのアハ体験は楽しかったなぁ。

クジカンの時には正装じゃなかったので、野村さんのオパンポンパンツ姿、やっと見れたぞー!(笑)
でも、色物ではなく技量のある役者さんでした。
PARAMUSHIRに出ていたKING&HEAVYの伊藤さんが演じるチェンが面白かった!

また東京に来る時は、見に行こうかな。

ネタバレBOX

ラストのアハ体験。
変わりたがった地味な女子社員、彼女が結局戻ってきたと見せかけて、彼女と一緒に逃走したチェン(男)が”女子社員”と同じ顔に整形して帰って来た。という驚愕のワンシーン。
見た瞬間は、うぇぇぇぇぇ!?って驚く。
でも、チェンも彼女も獲ったお金で”変わる”ことが出来た、という情報が一瞬で手渡されてるんだよね。
それがすごい。

青春超特急

青春超特急

20歳の国

サンモールスタジオ(東京都)

2018/04/19 (木) ~ 2018/04/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

相変わらずの熱量溢れる舞台で、青春というテーマの同劇団の総決算の様でした。甘くもほろ苦いエピソードを交えての2時間、大変楽しめました。卒業公演との事ですが、また違う形でも良いので公演されることを願っております。

ネタバレBOX

卒業式当日から、回想電車に乗って入学式直後からのエピソードを追っていく形式。どのエピソードも短いが良く練られており、様々な面が見られる。また、卒業式当日迄きた後、再度いくつかのエピソードを補完する演出がとても上手いと思いました。登場人物は多いですが、誰もにスポットライトが当たるシーンがあり、皆主役となります。どれもが単なるハッピーエンドとならない所も、とても好きです。
レインメーカー(大阪公演)

レインメーカー(大阪公演)

劇団ショウダウン

TORII HALL(大阪府)

2018/04/20 (金) ~ 2018/04/22 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/04/22 (日)

ショウダウンらしい素敵なファンタジーを堪能させて頂きました☆ナツメクニオさんの創造するお芝居は【前向きな気持ちになる優しいお話】が魅力やと思います♪なので絵本を読んでるような気分にさせてくれるんです★【くいしんぼうスヴィ】を演じた竹内敦子さんが良い味出してて、一人芝居も楽しみになりました\(^o^)/

青春超特急

青春超特急

20歳の国

サンモールスタジオ(東京都)

2018/04/19 (木) ~ 2018/04/29 (日)公演終了

満足度★★★★

若さとエネルギーに溢れる2時間でした。声が大きすぎるのか割れてしまい良く聞き取れないセリフがありました。それが残念でしたがテンポもよく良い芝居を観せてもらいました。脚本が上手いのです。コリッチの舞台芸術祭り10作品に選ばれているこの作品がグランプリが取れたらうれしいですね。期待しています。

レインメーカー(大阪公演)

レインメーカー(大阪公演)

劇団ショウダウン

TORII HALL(大阪府)

2018/04/20 (金) ~ 2018/04/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

子供は大人が思うよりずっと早く成長をする。大人の考えなんて関係ないけど子供も必ず大人になるんだと、考えさせられました。
トリイホールは客席と舞台が超至近距離で、役者の迫力がそのまま伝わってきました。

ネタバレBOX

林遊眠さんの考えなしに突き進もうとする少年の勢いは凄く響いてくるし、竹内敦子さんの食べることが生きがいみたいな少女は観る側をちょっとイラつかせましたw
アンサンブル含めて、いい舞台だったと思います。
一つだけ気になったのが、ストーリーに少し明確にしてもらいたい箇所があったことです。(テオ登場の理由とか、どこから子供が来るのかとか)でもそれで評価は下がりません。
デンジャラスGeorgeと炎のアスリートたち

デンジャラスGeorgeと炎のアスリートたち

かのうとおっさん

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2018/04/20 (金) ~ 2018/04/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

何とも言えないくだらなさを、目一杯体力を消費して観せてくれました。
綺麗なフィギュアを披露した佐々木ヤスコさん濱辺緩奈さん鳩川七海さんにメダルを。最後まで相方を探した奥田さぶりな美樹てぃー さんに拍手。
かのうさん美人で面白かったです!

歌姫、ネバーダイ!

歌姫、ネバーダイ!

ライオン・パーマ

上野ストアハウス(東京都)

2018/04/19 (木) ~ 2018/04/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

各エピソードに感動!スカーフなど小道具も生かされて見応え有り。

ネタバレBOX

病院エピソードの瀬沼さんに不覚にも涙する。
忘却論

忘却論

華凛

ワーサルシアター(東京都)

2018/04/18 (水) ~ 2018/04/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2018/04/22 (日) 17:30

熱海殺人事件あたりが好きな人にはご理解いただけると思う。四面舞台であることをきっちり生かした演出で、どの面から見てもおそらく没入感は高かったように見えた(少なくとも自分のところからはそう見えた)台詞が聞こえるとか、そろうべき動きがそろっているとか、止まるところが止まっているとか、しっかりできていたので、変なところに気が向かわずに見れたところも良かった。
欠点としては、見てる側もすごーく消耗することかな

ネタバレBOX

舞台の関係で通路が狭かったのだが、足が若干不自由なお客様の誘導がちょっとダメだったのは残念。
正義姦

正義姦

TAAC

浄土宗應典院 本堂(大阪府)

2018/04/13 (金) ~ 2018/04/22 (日)公演終了

満足度★★★★

好きな役者さん多数出演で、ずっと楽しみにしていた舞台。ほとんどの方が今までのイメージとは違う役柄で、楽しめました。内容的には、面白いとは言えない舞台でしたが、色々考えさせられました。観て良かった。

さようなら

さようなら

オパンポン創造社

インディペンデントシアターOji(東京都)

2018/04/19 (木) ~ 2018/04/22 (日)公演終了

満足度★★★★

 淡路島でほそぼそと生きる平凡な人々の小さなコミュニティーに、「変わりたい」と強く願った1人の女性が激震を起こします。

 黒い幕と壁でほぼ真っ黒な額縁舞台でした。舞台奥に膝の高さぐらいの黒い通路が横切り、道具は椅子が数脚あるのみです。場面転換はシャープでリズミカル。ドアの開閉はマイムと音響で表し、飲み物やタバコもマイムです。シンプルな空間で演劇的効果を生かした、密度の濃い会話劇でした。80分という短時間に収まっているのもいいですね。

 登場人物それぞれの人物造形がはっきりしていて、全員に魅力があります。怒鳴っても、威張っても、いじけても、どこかに愛らしさがあり憎めません。演技だけでなく設定やセリフで、人物像がふくよかに肉付けされていると思います。

 大阪ならではの、方言を活かしたコミュニケーションがとても心地よかったです。特にスナックのママ(美香本響)と客との会話で、大阪らしさを感じました。ママの機転の利かせ方、セクハラやクレームの受け流し方、切り返し方が見事で、大阪の女性の優しさとたくましさを感じ取れました。積極的に繰り出されたギャグや笑いのネタが、観客に媚びていないことも好印象でした。

ネタバレBOX

 高校中退してから18年、ネジ工場で働いている宮崎(川添公二)は、仕事が終わるとスロットに行き、朝までスナックで飲んでそのまま出勤するという自堕落な生活を送っており、後輩の柴田(野村有志)を無理やり同行させています。絵に描いたようなパワハラです。宮崎がスナックのママに対して取る態度もパワハラかつセクハラで、後に登場する社長(殿村ゆたか)のセクハラはさらに下品で露骨でした。そんな関係性を肯定的に受け取れたのは、演技にリアリティーがあるだけでなく、物語全体を俯瞰する視点が保たれていたからだろうと思います。

 両親を亡くし一人で暮らす、冴えない女性事務員の末田(一瀬尚代)が、社長が脱税して貯め込んだ2000万円を盗む計画を立てます。彼女はとにかく東京に行って、人生を変えたいと思っているのです。末田は、風俗狂いで奇行が多い中国人チェン(伊藤駿九郎)と2人で社長の自宅に侵入するから、宮崎と柴田には、社長をスナックに足止めしてもらいたいと依頼します。しかしながら、末田とチェンが金を持ち逃げし、盗難に気づいた社長は宮崎と柴田が犯人だと思いこむ想定外の事態に。結果的にはチェンが全ての金を持って逃亡してしまいます。

 ママが宮崎に愛層を尽かした瞬間や、「これからも今までどおり淡路島で暮らせばいい」と説得する柴田に対して、初めて末田が大きな声で反発する場面など、直接衝突する一対一の会話に緊張感がありました。宮崎が、社長からも後輩の柴田からも「人に頼るな、自分で動け、一人でなんとかしろ」と説教されるのが爽快でした。

 チェンが整形をして、末田そっくりの姿になって帰って来るという顛末は、意外性があって笑える上に、小さな希望を示す微笑ましいものでした。「自分たちのようなつまらない人間は変わることが出来ない」と信じ込んでいた柴田が、チェンを見て笑い、終幕します。終演後のトークで作・演出の野村さんがおっしゃっていたとおり、末田も、スナックのママも宮崎も姿を消していましたから、人間は変わることができるんですよね。とはいえ、金さえあれば解決できることが山ほどあるという現実は、やはり悲しいなとも思いました。

 スナックのママを快活に演じた美香本響さんは、タクシーの運転手役も面白かったです。
 毎日のルーチンを示す場面を繰り返し演じ、徐々にルーチンの時間を短縮していくという、照明と音響と身体表現を組み合わせた演出は楽しいですね。カーテンコールの後にも見せてくださってありがとうございました。
二ツ巴-Futatsudomoe-<舞台写真公開中!>

二ツ巴-Futatsudomoe-<舞台写真公開中!>

壱劇屋

ABCホール (大阪府)

2018/04/06 (金) ~ 2018/04/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

今回の水がテーマの表現は幻想的で本当に素晴らしかったです。特にアクションモブの皆さんが少人数ながらの物量が半端なかったです。
久代さん、谷川さんのお2人も表現・殺陣共良かったです!DVD化されない分、もう一度観たい作品です。

青春超特急

青春超特急

20歳の国

サンモールスタジオ(東京都)

2018/04/19 (木) ~ 2018/04/29 (日)公演終了

満足度★★★★

“20歳の国”初観劇になります。
全編を通し、捻りや小細工のない物語が潔く、「これが青春!」といった作り方が魅力的な作品、とても楽しめました。
「解散はしません。改名もしません。でも、卒業します。」とありますので、
新たな世界を模索していくための一区切りなのでしょう・・・。

第四回愛知公演

第四回愛知公演

戟党 市川富美雄

あま市美和文化会館大ホール(愛知県)

2018/04/22 (日) ~ 2018/04/22 (日)公演終了

満足度★★★

久しぶりに時代劇を見た。情の世界にたっぷりと浸り「アア日本人だな」と思いを新たにした一部二部の
舞台でした。三部はダンスが素敵でした、ギター演奏も「ワッ・オウ‼」でした。

革命日記【青年団・こまばアゴラ演劇学校“無隣館”】

革命日記【青年団・こまばアゴラ演劇学校“無隣館”】

こまばアゴラ演劇学校“無隣館”

こまばアゴラ劇場(東京都)

2018/04/14 (土) ~ 2018/04/30 (月)公演終了

満足度★★★★

ネタバレ

ネタバレBOX

平田オリザの『革命日記』を観劇。

舞台は現代。
マンションの一室では、新左翼の革命家たちが、管制塔と国会議事堂を占拠する計画を練っている。そんな最中、隣人が町内会の役員になれとしつこく迫ってきて、作戦会議が邪魔されてしまうのだが、一般市民を装っている手前、無下に出来ずに対応してしまう。そしていざ会議が始まると革命についての熱い議論が交わされるが、またもや同じ隣人に邪魔されてしまう。そして再び作戦会議が始まりだすと、外で事件が起きてしまい、それどころではなくなっていくのである…….。

今作は、目的は違えども集団が出来上がる過程と既に出来上がってしまった集団の姿を描いている。
善意で地域に貢献しようとしている人達が、人を集めて、町内会を作り、何かを成し遂げようとしている姿と既に確立されている集団が、善意で、国家の為に正義を知らしめようとしている姿である。
そんな二つの異なった姿を見せられるからこそ、必ず起こる集団での狂気の原因が何なのか?を否が応でも垣間見ようとしてしまうのである。

何時も面白い平田オリザだが、今作は格別に面白い。

深海魚

深海魚

桃園会

ウイングフィールド(大阪府)

2018/03/25 (日) ~ 2018/03/27 (火)公演終了

満足度★★

どこかの部屋の一室、目隠しをされ身体を縛られ監禁されている人がいる。
その周りを取り囲み、思い思い好き勝手な事を言い合う男女数人。
犯罪の香り。

かと思いきや、途中で監禁される人が入れ替わる。
何らかのゲームでもしているかのよう?

最後まで観ても、彼らの正体も、目的も、何もかも明らかにされず仕舞いでした。
会話もその場その場で、流れというものはなく。
結局、一体、とどのつまり、何だったんだろう?
どう観ればよかったのか…なんともモヤモヤが残る、いやそのモヤモヤを楽しむものなのか?
不勉強で、難しかったです。

何なのかはさっぱり分からなかったものの。
その場その場のやり取りは面白いところもあり。
途中食べていたプレーンなホットドッグに興味津々でした。

あんたの戯曲を上演させてくれへん?企画

あんたの戯曲を上演させてくれへん?企画

NPO法人大阪現代舞台芸術協会-DIVE-

ウイングフィールド(大阪府)

2018/02/08 (木) ~ 2018/02/12 (月)公演終了

満足度★★★★

この企画は、東京都、愛媛県、静岡県、福島県の作家さんの作品を、大阪府の演出家が演出するというもの。
大阪にいながらにして、遠い地の演劇に触れることができる、とても貴重な機会でした。
さらには作品のテイストも様々で、観れば誰しも自分の好きが見つかる、そんな公演だったのではないかと思いました。

ネタバレBOX

「非公式な恋人」
アングラ芝居っていうのでしょうか、全員顔が白塗りでした。
全員が終始、無機質に前方に向かって台詞を発する。
内容がちょっと社会派で近未来だったのですが、情感が籠っていなかったので、さらりと観ることができました。


「大きな声がうるさい」
舞台設定は、とある田舎、所有地を売る売らないを巡る、家族の話。
まったく間違いのない布陣、それぞれの役にぴったり当てはまる役者さんが揃っていて。
家族とその関係者の立場、気持ちが、丁寧に描かれ演じられてました。
田舎の風景が鮮やかに目に浮かぶ、とても良いお芝居。


「詩劇 空に堕ちた男」
影絵の人形劇のような演出で、千夜一夜物語っぽいお伽話。
学校公演で観られそうな感じやな~と思ったのですが、それにしては殿村さんの女神姿がちょっと…。
対照的に、条あけみさんが正しく美しかったです。


「遊星からの少女x」
見た目のインパクトがすごいお芝居でした。
見た目が蟹星人な、現代版かぐや姫的な。
演じてるのはとっても可愛い方でした、触覚生やしてたけど。
わかりやすく面白くて、観やすかったです。


「あの場所、ふたり、あまやどり」
これ、とても好きなお芝居でした、好きなタイプのお芝居。
とある喫茶店、働く女性、そこへある日やってくる男性とのお話。
女性ふたりが同時に舞台の上にいて、同時にお芝居しているので、最初は二人で働いているのだと思っていたのですが。
話が進むにつれて、違うとわかる、時間が違う、一人は過去の女性、もう一人は現在の女性。
同一人物の違う時間軸が同時に進んでいたのだと分かった時、なんか面白くて嬉しくなってしまいました。
そして仕掛けは男性の方にも。
男性は一人で演じており、出会った男性その人が時間を経て再び訪れたのだと思っていたら…。
違いました、現在の女性の方に会っていたのは、過去の女性と出会った男性の息子さん。
これらがひとつひとつ分かっていく、紐解かれていく感じが、たまらない。
さらに女性演じる筒井さんと遠坂さんの弾むような動き、男性演じるネコ・ザ・ポンティさんの美しい所作、また流れるなんともいえぬ優しい空気が心地良くて。
映像では得られない、生の観劇から得られる魅力が詰まってました。
母さん、たぶん俺ら、人間失格だわ

母さん、たぶん俺ら、人間失格だわ

MICHInoX(旧・劇団 短距離男道ミサイル)

北千住BUoY(東京都)

2018/04/19 (木) ~ 2018/04/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

太宰治の「人間失格」に出演者自らを準えたところに「私小説化された舞台」という不思議な空間を堪能させていただきました。

ネタバレBOX

一見エチュードかと思しき場面も実は緻密に計算されていたりと、さすが演出家協会最優秀賞受賞を納得させるものを感じました。
さて、アフタートークを拝見して分かったことですが、演出家連盟最優秀演出家賞受賞作「走れタカシ」が第一弾、そして今回の作品と続き、次回は小濱昭博さんにスポットを当てた作品を上演する予定だそうです。その後どのような作品を作っていくかは未定とのことでしたが、脚本・演出の澤野正樹さんに「一見マジメそうでエロ心満載」という素敵な魅力を感じましたので、番外編として澤野さん自身にスポットを当てた作品を是非拝見したいものですね。

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