
連鎖の教室
甲斐ファクトリー
OFF・OFFシアター(東京都)
2018/05/30 (水) ~ 2018/06/03 (日)公演終了
満足度★★★★★
傑作!
よくありそうなテーマだけど、その独特な世界観で悲しみや憎しみを、毒々しい美しさに昇華させている。前作「ワンダフルワールド」の時にも感じたが、張り巡らされた伏線がラスト見事にひとつになっていく様は、快感すら覚える。
リピート券を割引で販売しているそうなので、もう一度観に行こうと思う。
詳細は「ネタバレ」に書きます。

モノクロな姉
張ち切れパンダ
シアターブラッツ(東京都)
2018/05/30 (水) ~ 2018/06/04 (月)公演終了
満足度★★★★
とあるカフェの今と、9年前の過去をつなぎ合わせてストーリーが進んでいきます。
初演が9年前だったので、それと今との対比なのかもしれませんね。
妹のナツキと姉のアキの二人のストーリーですが、脇役の面々もそれぞれキャラがくっきりしていて、かなり濃厚な時間。セットはシーンの流れをうまく演出するように、音を含めてよく出来てて好印象。
初演の時の設定が知りたくなりました。

アンナ・カレーニナ
Studio Life(劇団スタジオライフ)
あうるすぽっと(東京都)
2018/05/26 (土) ~ 2018/06/10 (日)公演終了
満足度★★★★
長編小説一気読みのような舞台である。この長編小説、文庫で三冊はあろうかと言う長さだから、若い時でもなければ読み通せない。今回の脚色はスコットランドのトランスジェンダーの有名な作家の脚色で、どうやらこの公演のために書かれたもののようだ。普通は、アンナの不倫の悩みを軸に男女愛の難しさをドラマにするのだが、この脚色は脇筋の、農業に目覚める貴族夫婦もかなり、アンナのあわせかがみとして追っていて、そうなれば、当然、この大長編、上演時間に入りきれない(これで2時間半)。V字スロープと平舞台の裸舞台に俳優がそれぞれ登場して、いきさつを語り続ける。小説の全貌は解るが、登場人物の精神性にまではなかなか手が回らない。脚本のせいもあるし、俳優の力不足もある。それぞれの場面は感情移入するまもなく次!と言う事になって、いつもは肝心の冒頭と最後の停車場シーンなどあっさりしている。そうせざるを得ないのだ。出入りが多い舞台だが、俳優の動きがかなり無神経でドタドタする。今までは男女の役柄で歩き方も工夫があったが(何も歌舞伎のようにやれと言っているのではない)折角のスタジオライフの舞台だけに残念。これで、満足する観客もいるのだろうし、私が観た回は高校生の学校鑑賞会らしく半分は高校生だった。彼らが、どう見たか、原作を読みたいと思ったか、聞いてみたい。

寂しい時だけでいいから
劇団フルタ丸
浅草九劇(東京都)
2018/05/30 (水) ~ 2018/06/03 (日)公演終了
満足度★★★★
フルタ丸という劇団も浅草九劇という劇場も初めての出会いでした。劇場に足を踏み入れまずしっかりとした舞台装置に驚かされます。本当にしっかりと安心感のある舞台装置の作りです。ストーリー展開も面白く飽きさせません。火をともせば家族の温かな夢を見ることのできる不思議なマッチ。私も欲しくなりました。

未来永劫彼方より
高橋萌登
こまばアゴラ劇場(東京都)
2018/05/30 (水) ~ 2018/06/03 (日)公演終了

エンゼルウイング シングルウイングズ
Sky Theater PROJECT
駅前劇場(東京都)
2018/05/31 (木) ~ 2018/06/03 (日)公演終了
満足度★★★★★
別世界線の自分と入れ替わり、互いの悩みや問題を解決していく話でとても面白かった。
ストーリーも良くねられていて、つじつまが合わない所がなく、すんなり話に入り込めました。

モノクロな姉
張ち切れパンダ
シアターブラッツ(東京都)
2018/05/30 (水) ~ 2018/06/04 (月)公演終了
満足度★★★★★
人は大事なものを失うと、それを繕おうと、そのぽっかり空いた穴をそのままに、硬い殻に感情を押し込めたり、その痛みや悲しみをそうではないと知りつつも誰かのせいにしたり、果ては暴力に及んだり・・・歪みが生じるものだと強く感じた。その歪みの中にいるからこそ、なんとか自分を保て、そして自分を嫌悪する。
それを埋めてくれる誰かと、時間というものがゆっくりと本当にじれったいくらいゆっくりとその穴を消していくのだなと感じた。
お初でこんないろいろな重い感情がどんどん飛び込んでくる!
見応え有りでございました。

ジャンヌ, またの名を奇跡
ミュージカルを考えるチーム ビエンナーレ
山王FOREST 大森theater スタジオ&小劇場(東京都)
2018/05/30 (水) ~ 2018/06/11 (月)公演終了
満足度★★★★★
2日目公演を観劇しました。小劇場の舞台は好きだけど、はじめてみる作家さん、はじめてみる俳優さんたちで、先入観がないのが良かったかもしれない。
圧倒された。これは、舞台が近い、それだけじゃない。
小劇場のキャパシティはもったいないのでは、と思ったけれど、あのキャパシティでなければできない、とも思う。
終演までにまた行きます。

1001100000110101000100101
しあわせ学級崩壊
ART THEATER 上野小劇場(東京都)
2018/05/30 (水) ~ 2018/06/03 (日)公演終了
満足度★★★★
舞台中央に斜めに置かれたテーブルを挟んで左右一脚、奥に3脚椅子が置かれている。手前には、紐で恰も出入りを防ぐ鉄条網のように結界が張られている。開演前、着衣の形は異なるものの白の衣装を纏った女5人が、或いは立ち、或いは座るなどを繰り返しながら揺蕩っている。背後には、音響のような効果音のような雑音でもあり得るような音が続いている。(華4つ☆追記2018.6.19 0:47)

エンゼルウイング シングルウイングズ
Sky Theater PROJECT
駅前劇場(東京都)
2018/05/31 (木) ~ 2018/06/03 (日)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2018/05/31 (木)
31日ソワレ(1時間45分)を拝見。
所謂、パラレルワールド物だが、ストーリーに齟齬が無く、話の運びも丁寧、かつ、捻りが効いていて、巧み!

モノクロな姉
張ち切れパンダ
シアターブラッツ(東京都)
2018/05/30 (水) ~ 2018/06/04 (月)公演終了

エンゼルウイング シングルウイングズ
Sky Theater PROJECT
駅前劇場(東京都)
2018/05/31 (木) ~ 2018/06/03 (日)公演終了

あなたの名前を呼んだ日
ふれいやプロジェクト
シアター711(東京都)
2018/05/29 (火) ~ 2018/06/03 (日)公演終了
満足度★★★★★
漫画「ぢごぷり」~「地獄から来たプリンセス」を思い出したデス
う~ん生まれた赤子の育児に振り回される母親の苦悩と慟哭が舞台上に
見事に表現されてて凄かった~!
でも明るい話やキャラクターに
テンポの良い台詞の応酬や劇団俳優や主宰の言動
いろいろと重くなる話を見事に明るくもってった手腕に拍手~と
思えた1時間45分程の作品

あたしのあしたの向こう側
トツゲキ倶楽部
「劇」小劇場(東京都)
2018/05/30 (水) ~ 2018/06/04 (月)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2018/05/30 (水) 19:30
価格3,800円
ある街の交番に現れた瓜二つの女性、が、同じ顔の女性は増えてゆき……な物語。
初演時にも思ったが、全編ほとんどがポジティブシンキング万歳(笑)な流れで前向きなのが何ともステキ。
その一方で本作を含めここ半年ほどで戦争関連に警鐘を鳴らしている作品の再演を何本か観たが、ことごとく現実がそれに近づいていて初演時よりも生々しく感じるとはホントに変な世の中。言霊か???
また、「全く同じ顔の女性」を別々の女優が演じており、この少し前に観たフロトポ×ヒノカサ「纏者の皿」と「登場人物の見かけと中身(?)が異なる場合」の演劇的表現が対照的なのも面白かった。

エンゼルウイング シングルウイングズ
Sky Theater PROJECT
駅前劇場(東京都)
2018/05/31 (木) ~ 2018/06/03 (日)公演終了
満足度★★★★★
ストンと腑に落ちる話でありました
わかりやすい展開で先が気になり眠気も起きんかった
リアルに劇中で飲み食いして
舞台セットもリアルに出来ていて物語の世界に引き込まれました
まぁ平たく言うと細かい とにかく いろいろと細かい・・・
作る側は そりゃあ大変だろうが
自分的には そ~ゆ~細かいとこ大好物(^-^)
食いつきましたわー

あたしのあしたの向こう側
トツゲキ倶楽部
「劇」小劇場(東京都)
2018/05/30 (水) ~ 2018/06/04 (月)公演終了

エンゼルウイング シングルウイングズ
Sky Theater PROJECT
駅前劇場(東京都)
2018/05/31 (木) ~ 2018/06/03 (日)公演終了

あなたの名前を呼んだ日
ふれいやプロジェクト
シアター711(東京都)
2018/05/29 (火) ~ 2018/06/03 (日)公演終了
満足度★★★★★
ずいぶん前に子育てをしていたころを思い出し、そのせつない思いが手に取るように分かって、思わず泣いてました。ただ重いだけでなく、おもしろい台詞もちりばめられてて、私好み。良かったです。

2018年「レビュー春のおどり」
OSK日本歌劇団
大阪松竹座(大阪府)
2018/05/19 (土) ~ 2018/05/27 (日)公演終了
満足度★★★
過去の名場面の再演が多く、名場面ではあるのだが、過去の使い回しで予算を削減しようとする松竹の悪い癖が出ているのではないかと心配。
そうやってSKDをなくしてしまったのを忘れないでほしい。
もう一つ、トップスターのラストステージは、ゴールではなく、次へと繋いでいくものでなくては客が続いていかないと思うので、トップスターを送り出す演出と同時に、それ以外の出演者の数々に今後の期待を抱かせるような構成にしてほしかった。

1001100000110101000100101
しあわせ学級崩壊
ART THEATER 上野小劇場(東京都)
2018/05/30 (水) ~ 2018/06/03 (日)公演終了
満足度★★
鑑賞日2018/05/31 (木) 19:30
価格2,700円
わからない。
衝撃。絶句。
唖然。
この作品は、物語とかそういう枠組みの中にもなく、演劇でありライブでありパフォーマンスであり、この作品をこれだと決めつける枠組みもなく……
断片として、私の中には、「特別な日は、ありきたりな日常に溶けていき忘れられてしまうこと」と「ありきたりな日常の中にも、その日を特別と感じられる瞬間はあって、それはきっと毎日が特別な日々の積み重ねだということ」とかとか。だけが残った。
なんというか、100分に収まらない情報量なのだけれども、そのことの圧とそれを受け止める自分の許容の狭さとで、本当に衝撃な出会いで終わってしまった。もっと色々聞きたかった。