最新の観てきた!クチコミ一覧

5081-5100件 / 191520件中
図書館より愛をこめて

図書館より愛をこめて

劇団傘泥棒

吉祥寺櫂スタジオ(東京都)

2025/05/23 (金) ~ 2025/05/25 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

 板センターに客席側に本をびっしり並べたカウンター。上手、下手の側壁近くに背の高い本棚がある。センターのカウンターは場面によってここが喫茶店・レーテ(ギリシャ神話に出てくる冥界の川、その水を飲むと前世を忘れるという)の店内になるから。本が並んでいるのは、図書館にもなるからである。尺は約100分。

ネタバレBOX

 物語は、司書を務める白石 知栄が傘も差さず歩いていた馬淵 碧(高3)を気遣って自分の傘を譲ったことから始まる。その際菜種梅雨の話をし春は雨が結構降るから傘は持って居た方が良い等のサジェゼッションもしたが、碧の様子を見て「行く所が無いなら図書館へ行くといい」と話してもくれた。知栄の観察は正しかった。碧は学校、家に居場所を失い彷徨っていたからである。
 後日、雨の日に碧は図書館へ行ってみた。そして働いている知栄に会った。傘を返そうとする碧に対し知栄は読書が苦手だった碧にその手解きをし、お勧めの本を紹介してくれた。碧はその教えに従って本を借りては読むうちにどんどん読書が面白くなり良い読み手になると同時に居場所としての図書館を確保、知栄が良く行く近所の喫茶店・レーテを通じて友達もできて行く。誰に対しても親切で優しく見返りも求めない知栄に対して碧は恋心を持った。だが知栄自身は自分はそんなに立派な人間ではないと否定し続ける。そして人間は様々な側面を持つことや碧には未だ若過ぎて知らないことがあることも、大人になるということが在る種、妥協の産物であることも、人には隠していることがあることも。
 ところで碧が知り合い懇意になった人々についても述べておこう。美大生という触れ込みの不破は、小学校時代から虐めに遭って保健室を逃げ場所に何とか耐えて来たが中学に入ると保健室は不良女子らの溜まり場になった為居場所を失い登校できなくなった現在中学3年生の木崎 明日花の勉強をみてやっている。レーテで、或いは図書館で。
 明日花も本が大好きで小説家を目指し既に何作も書いてレーテのマスターの手伝いをしている佳乃、不破や知栄にも読んで貰っていて、中々評判が良い。物語は、このような感じの良い繊細な人々の和気藹々とした雰囲気と、思春期の若者と世の中を既に知った大人との差異に戸惑い時に子供っぽい自分に愛想をつかし掛けながら成長してゆく碧の淡い恋と知栄の対応を芯に思い掛けない展開を遂げるが、本好きになった碧と明日花の読書談義の中で明日花が想像力について語るシーンでリルケの感性によく似た感性が表現されていて驚かされた。今作の作家と終演後この件で話をすることが出来たが、彼女はリルケを読んだことが無いのが分かった。にも拘らずこの柔らかく同時に正確で鋭い感覚の鋭敏な表現をしていることに感心したのである。
 物語は、碧が閉館後の図書館の外で最近図書館へ来る子供たちの為に催す読み聞かせの会の準備で忙しく裏で作業して居る為中々会えない知栄を待っていて注意され、未だ若い碧が遭遇するかも知れない様々な危険が在ることやそういう危険から人々を護る為にルールが在ること、子供から大人へ移行する若者達と大人との差等が話され、皆の知栄に対する肯定的評価と本人が思っている自己評価は全く違うこと、それは彼女が人を殺したと自認していることから来ていることなどが分かる。彼女の言う殺人とは堕胎した子のことであった。産み、育てることの主体となる多くの女性達にとっての妊娠と胎児の命に対する深く真剣な向き合い方が如実に表れて胸を撃つ。この胎児の死が伏線になって以下の人の死に関わりかねない大変な展開になって行くが、この際に図書館の本の間に隠された分厚い本型の箱を偶々本だと思って開いてみたのが碧であった。彼が箱の中に見た物、それはピストルであった。而もこの箱の中には数字を記したメモが入っていて電話番号にしてはオカシイ。出て来たブツがブツなだけに暗号かも知れないと謎解きが開始され、約束していた自作小説を持って来てくれた明日花の協力もあって意味は読み解くことができた。
 以上のような経緯を経て物語は大団円に向かってゆく。いくら何でもネタバレは此処までにしておこう。
 今作の良さは脚本の良さは無論のことキャスティングが適格であること、出演している役者各々が作品とがっぷり四つに組んで作品を成立させている点、物語の内容が踏切での列車走行音の被せ方で真に迫る上手さ等。登場人物各々が、居場所を失っていたり、本当の自分を隠して社会生活を営んでいたりと極普通の人々の抱える非常に本質的な問題を繊細な感性と微妙な心理を巧みに掬い上げる表現力で台詞化している点。今後も注目したい旗揚げ公演であった。敢えて難を言えばレーテのマスターが実は何者であったのか? について大きな疑問が出ることだが、これを解決する為には尺も長くなるし設定も極めて難しくなろうから、今後の宿題として検討頂きたい。
穴熊の戯言は金色の鉄錆

穴熊の戯言は金色の鉄錆

MCR

ザ・スズナリ(東京都)

2025/05/21 (水) ~ 2025/05/28 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

初日に観劇。千穐楽でリピート。
MCRはコメディだから笑ってと恒例のアナウンスがあって、実際、笑えるシーンも沢山あるんだけど。
根底に、人間の闇を凝視しちゃう冷徹さが流れてる感じで。
不意に肝を冷やされたりするのですが。
でも、そこに溺れないでビッグラブも同時にさく裂するから好きになれる。
強烈な個性の役者陣が、熱量全開にくるのも最高。

今作は、主演がカップルってこともあって、そういう良さがストレートに来る。
団体の魅力が良く出た、バランスの良い一作。

六道追分(ろくどうおいわけ)~第三期~

六道追分(ろくどうおいわけ)~第三期~

片肌☆倶利伽羅紋紋一座「ざ☆くりもん」

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2025/05/14 (水) ~ 2025/05/25 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/05/22 (木) 14:00

4月から8月までのロングランで、期間中は同じ作品で多くの俳優が入れ替わり立ち替わり出演するという主宰が劇場オーナーだからこそ成しうる異例の企画公演だが、第一期は剣チームを、第二期は剣チームの楽日を観劇し、今回の第三期は龍チームとなったが、個人的にはこれまでのところ、第二期の剣チームが最も出来が良かったように思う。その立役者は何と言っても与力・徳三を演じた西川智宏だったのだが、今期龍チームでの熊坂貢児はやや弱かったし、同じく与力の九次役の三宅礼央がさらに良くない。

この作品、エンタメ時代劇としては充分に楽しめる内容なのだが、いくつか気になることがある。

(以下、ネタバレBOXにて…)

ネタバレBOX

まず、出だしで鬼アザミ一味は吉原から脱出するために呼出花魁のお菊を連れて見世(遊女屋、妓家)の正面から堂々と出るのだが、呼出花魁が客を見世の外まで送ることはないし、第一、遊女が大門の外に出ることは許されなかった。

鬼アザミ一味を追う章衛門と共蔵は同心ということになっているが、同心であれば旗本もしくは御家人というれっきとした武士であり、町人のように尻っぱしょりなどすることはないし、羽織を着用しているはず。当然奥方も武家出身であり、こんな町人夫婦のようなやりとりはありえない。
徳三と九次が最初に妓楼を訪ねる際には奉行所の人間であるかのようにふるまっているが、清吉を捕らえた際の名乗は「火付盗賊改方与力徳三」と言っており、整合性がない。それに与力は当然武士であるから、名前だけ名乗ることなく、きちんと姓名を言わねばおかしい。
さらに言えば、与力も同心も現在の警視庁と同じく江戸を離れての捜査権はないので、大井川まで追っていくというのもありえないことだ。細かく言えば罪名に関所破りも入っているが、関所破りの刑罰は当該関所の所在地で行なうことになっていたので、これまたおかしい。

僧侶の念念が有髪であるのも変だ。

と、時代劇としておかしな点は他にもあるのだが、脚本の朝比奈文邃はNHK-BSの「大岡越前」の脚本も手掛けており、こういったことは言われるまでもなく充分承知のはず。エンタメと割り切って観る分には楽しいのだが、客席には若者の姿も多々あるため、誤った知識となってしまう恐れがある。そこらのことも時代劇の作り手・送り手として配慮すべきであろう。

七越役の松尾彩加の佇まいが素晴らしかった。彼女のお菊も観てみたい。
六道追分(ろくどうおいわけ)~第二期~

六道追分(ろくどうおいわけ)~第二期~

片肌☆倶利伽羅紋紋一座「ざ☆くりもん」

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2025/04/30 (水) ~ 2025/05/11 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/05/11 (日) 14:00

強烈な日差しの下での開場待ちで体力消耗。隣のBOX IN BOX THEATERでは熱射病で倒れた人が出て、救急車が来る騒動に…。

剣チームの楽日マチネを観劇。第一期の剣チームよりも完成度が高かったが、その立役者は何と言っても与力・徳三を演じた西川智宏だった。

六道追分(ろくどうおいわけ)~第一期~

六道追分(ろくどうおいわけ)~第一期~

片肌☆倶利伽羅紋紋一座「ざ☆くりもん」

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2025/04/05 (土) ~ 2025/04/27 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/04/17 (木) 19:00

4月から8月までのロングランで、期間中は同じ作品で多くの俳優が入れ替わり立ち替わり出演するという企画公演だが、その第一期の剣チームを観劇。

エンタメとして楽しいのだが、気になる点も多々…。それらは第三期の「観てきた!」に記すことにしよう。
 → https://stage.corich.jp/watch/811366/stage_comments

六道追分(ろくどうおいわけ)~第三期~

六道追分(ろくどうおいわけ)~第三期~

片肌☆倶利伽羅紋紋一座「ざ☆くりもん」

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2025/05/14 (水) ~ 2025/05/25 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

チラシでは幼く可愛い清吉でしたが、お髭の効果かちゃんとお頭らしく見えてました。それにしても今回の義賊鬼アザミはみなさんカッコ良かったです。
今回は岡っ引き夫婦が私の一押しです。
地下道から潜入する効果音は座席によって感じが違うのかと思われました。

おかえりなさせませんなさい

おかえりなさせませんなさい

コトリ会議

なみきスクエア 大練習室(福岡県)

2025/03/14 (金) ~ 2025/03/16 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

冒頭、客席の頭上からツバメが渡ってくる。ツバメは同じ場所に巣をつくりつがいで子育てをすることから、「家族」の象徴として創作物に登場することが多い。また、渡り鳥なので「帰郷」や「回帰」の象徴としてもよく扱われる。

ネタバレBOX

舞台は、とある家族の思い出の喫茶店。母が「メモリー」と口にしながら家族の思い出を語ります。そんな家族のメモリ(記録)が刻まれた場所で交わされる会話は、人間とツバメをかけあわせた存在であるヒューマンツバメになるかどうか。ヒューマンツバメになると家族のメモリ(記憶)が消えてしまう。そんな思い出にまつわるやりとりは、家族というものは何なのかを問うと同時に、人間とは、存在とはなにかを問うてくるようです。

人間とはメモリの蓄積なのでしょうか。愛とはメモリが無くなれば消えるのでしょうあか。──そういった問いは数々のSFで描かれていますが、コトリ会議の特徴と魅力のひとつが、劇中に何度も登場するツバメの兄妹(パペット)のやりとりにあるように思います。コトリ会議ではこれまでの作品でも、たとえばセミになった時には俳優の頭にセミのフィギュアを乗せていたことを思い出しました。
今回の2羽のツバメは、兄妹というにはあまりに密接な繋がりを感じさせ、見た目はかわいらしくもどこか気持ちの悪さ・不安さを漂わせています。さらにヒューマンツバメは、俳優が羽を背負いくちばしをつけています。パペットや着ぐるみの登場は、不条理にコミカルが加わり、しかしシニカルで、そして不穏です。
そんな不穏なSFで、家族の愛が描かれています。しかし愛というには不穏すぎる。メモリをめぐる家族の会話が交わされるうち、互いに愛情のような歪な愛憎を抱えており、誰もがそこを曲げきることができないことが浮き彫りになっていきます。戦時下という作品背景のなかで、そこには個の実感や愚かさや愛しさがありました。

ツバメは、「再生」や「希望」の象徴とも言われます。
ツバメに未来をゆだねるヒューマンツバメは、人類の希望でもあります。
しかし、ヒューマンツバメはメモリを消し、あらたな存在として再生するのです。
鳥のように空を飛ぶ戦闘機が破壊をおこなったすえにある再生は、誰にとっての希望なのでしょう。戦争ののち、彼らはいったいどこに帰郷するのでしょう。

記憶、家族、アイデンティティ、戦争、いくつもの愛──様々な要素が想像力を広げてくれる一方で、すこしごちゃついた印象もありました。ヒューマンツバメひとつとっても、羽とくちばしをつけて耳がのびて高い戦闘力を持ちスタンプカードを集めているという盛りだくさんな存在です。さらに展開としても、理屈で追えば無茶に感じさせるところもあります。しかし、俳優たちのフィクションを信じさせる力に引き込まれました。戯曲が持つ何層もの深みが、コミカルな作風と手触りのある俳優らにより、独自の世界へと構築されていく。そして説得力と集中力を持続させる劇団の総合力には大きな安心感がありました。「この脚本をほかの団体が上演したらこうはならないだろう」ということは、強い魅力です。

キビるフェス参加作品のため九州で上演されるという時に、ホームではない観客のために「近隣のおすすめスポット」や「遠方割:1,000円」を設定していたことがありがたかったです。全体として自分たちの公演の客席にいる観客の顔を想像している姿勢に、劇団としての蓄積を感じました。
奴婢訓—Nuhikun

奴婢訓—Nuhikun

演劇実験室◎万有引力

座・高円寺1(東京都)

2025/05/16 (金) ~ 2025/05/25 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

『ガリヴァー旅行記』で有名なジョナサン・スウィフトの記した皮肉と嫌味満載の召使への訓戒。それを面白がった寺山修司による今作は『青ひげ公の城』っぽいアレンジ。宮沢賢治の作品世界をトレース。

2回目。席が違うので前回見えなかった全体像が分かる。成程。
開幕前から人間モップの伊野尾理枝さんが労働。召使は道具、召使は機械、感情も尊厳も要らない。人間であるのは主人だけでいい。

下手にヴァイオリンの多治見智高ジーザス氏、上手にドラムの J・A・シーザー氏。ラストには生歌も。J・A・シーザー氏の劇伴はキング・クリムゾンっぽい。
舞台美術家である故・小竹信節(のぶたか)氏の考案したSM機械装置が次々と登場。これが真の主役なのかも知れない。建てられた棒に互い上下逆に足の裏を付けて真横に立つ二人。向かい合わせの二人が上下逆に括り付けられた回転式シーソー。家具や器具や楽器と合体させられた召使達は『家畜人ヤプー』の世界。

三俣遥河氏の白塗り全裸でスタート。複雑な機械(自動歯磨き機)が被せるのはヴァイオリンの王冠。コンセントを鼻に差す。
ここはイーハトーブ農場、グスコーブドリ屋敷。遺産相続人の髙田恵篤氏が夜分に訪ねて来る。不意の来客を訝しがる屋敷の下男下女。髙田恵篤氏は屋敷の主に会いに来た。持参したのは主にしか履けない爪先部分が三段に分かれた金色のボロ靴。だが、とうの昔から主人は不在。屋敷を乗っ取った召使達はくじ引きで主人役を決めてごっこ遊びを楽しんでいる。どうも面倒な来客、来なかったことにしようと皆存在を無視して遊びを続ける算段。

女主人に成り切るダリア、森ようこさんがエロい。黒レース網タイツ姿。糸巻きの拷問用具で下男を罵倒。メゾソプラノの歌声。
岡庭秀之氏は骨を投げて犬に模した下男共に咥えて持って来させる遊びを繰り返す。
萌文さんはずっと野菜や果物を齧ってる。
髙橋優太氏は頭にマスクを着けている。
帽子掛けのように置かれた入れ歯を向かい合って咥える二人の男。
奴婢訓を召使達に復唱させる男。ナチスの女性軍人のような通訳(182cm杉田のぞみさん)がドイツ語で訳す。やってはいけないと言われたことをやらなければならないルール。杉田のぞみさんはフランケンシュタインの花嫁のようにも見える。
テープレコーダーから流れる主の声に命令され、自らお尻叩き機に折檻される髙田恵篤氏。財産目録の作成を差配人と行なう。
包帯男達に蹴りを入れていく小林香々(ここ)さん。
糞壺を犬の散歩のように白塗り全裸で運ぶ山田桜子さん。

前回観た時はマッチの火がすぐに消えてしまっていたが今回は改善されていた。
主人=神の不在とか深読みさせるが、SMプレイと考えた方が気が楽。主人と召使ごっこを繰り返して倒錯した興奮を。SMとは役割を演じるプレイ。その役に理由も意味もない。この世は全てロールプレイング、主人と召使ごっこに過ぎない虚しさ。

一人で来ている若いお洒落な女性客が多い印象。昔、SIONのLIVEもそんな客が多かった。美大系の新規流入が多いのか?新しい客層の開拓は素晴らしい。

ネタバレBOX

問題は「神の不在」ではなく人間が未だに神を必要とすること。全員が主人になってしまった世界では「下男の不在」こそが問題となる。

森ようこさんはエロエロ。平岡正明ではないが「森ようこは菩薩である」。

Nirvana 「 Serve The Servants」

召使に召し仕えろなんて···、なんてこった
召使に召し仕えろなんて···、なんてこった
召使に召し仕えろなんて···、なんてこった
召使に召し仕えろなんて···
伝説的な離婚だとか···、もううんざりだ
湿ったインテリア

湿ったインテリア

ウンゲツィーファ

早稲田小劇場どらま館(東京都)

2025/05/19 (月) ~ 2025/05/27 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2025/05/24 (土) 14:00

本橋龍さんは
演劇界の村上春樹。

現実と幻想のメタな感覚
シームレスに
混じり合う空気感
  動く心 

内面が深く掘り下げられて
  私なら?
  母として?
  昔の娘として?
と考えさせられる 

生きづらさや苦しさを
抱える市井の人々
リアリティの描写。

村上春樹を読破した時の、
そして後の‥
感覚と同じものが流れた
私の 動いた心。

チョコレイト

チョコレイト

キルハトッテ

小劇場 楽園(東京都)

2025/05/21 (水) ~ 2025/05/25 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

「そろそろダンス」に次いで二度目の観劇です。この団体さんのステージのセットや色使いがイイですね。観る者に攻撃的でないとゆうか、安心して観れますね。次回作も楽しみにしています。

染明色

染明色

Prelude

インディペンデントシアターOji( 旧:王子小劇場 )(東京都)

2025/05/21 (水) ~ 2025/05/25 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

Bチーム観劇。

再演らしいですが初演時の2年前より、より響く人が増えてるんじゃって思ったりした。
良し悪しじゃなくて、自分は苦手な芝居だったりはするのですよね。過激で煽情的な設定やシーンが多いし。

ミステリーの構造ですが、謎解きや犯人捜しよりも。
様々な多様性な関係性を重ね合わせ、普通っていうものと綱引きしてる感じ。
複雑な関係性が見どころ。

美術は入った瞬間良いなって思った。
役者陣も、みんな素敵でした。
明るい内容じゃないけど、きちんとした見ごたえある芝居でした。

大阪城西の丸 薪能 2025

大阪城西の丸 薪能 2025

大阪府・大阪市・大阪文化芸術事業実行委員会

大阪城西の丸庭園特設舞台(大阪府)

2025/05/24 (土) ~ 2025/05/25 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

初日は雨で中止
2日目は地べたがベチャベチャで、気化熱で5月後半とは思えない寒さ🥶 寒過ぎて途中退場が続出
気候が良かったら…

見よ、飛行機の高く飛べるを

見よ、飛行機の高く飛べるを

悪童会議

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2025/05/21 (水) ~ 2025/05/25 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

3時間があっという間。

最高でした。

Osaka マーメイド

Osaka マーメイド

一般社団法人表現者工房

表現者工房(大阪府)

2025/05/23 (金) ~ 2025/05/26 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

ミュージカルを彷彿とさせる内容
大阪のマーメイド🧜‍♀️は怖い…
主役はめっちゃ可愛いくて
マーメイドにピッタリでした~

六道追分(ろくどうおいわけ)~第三期~

六道追分(ろくどうおいわけ)~第三期~

片肌☆倶利伽羅紋紋一座「ざ☆くりもん」

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2025/05/14 (水) ~ 2025/05/25 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

剣チームを観劇しましたが、とても良かったです。
ガチガチの時代劇ではなく、現代的な要素があり、観やすいと思いました。
悲しく楽しく切ないストーリー、テンポの良い台詞、素敵なダンスや衣裳、全てが良かったです。
ラストは、泣きました・・。
素敵な作品なので、他のキャストでも観てみたいと思いました。

熱海殺人事件 - 1973初演ver.

熱海殺人事件 - 1973初演ver.

9PROJECT

上野ストアハウス(東京都)

2025/05/22 (木) ~ 2025/05/25 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2025/05/25 (日) 13:00

千秋楽の舞台も超満員。岸田国士賞をとった初演版を忠実に再現した作品で、つか作品を演じ続けてきた9プロならではの舞台だ。出演メンバーも北区つかこうへい劇団でつかに指導を受けた顔触れ。誰もが知るつか作品の名作だけに、アレンジを加えない初演版への取り組みは相当なプレッシャーもあったのではと拝察する。

9プロのホームページに、「白鳥の湖」が流れない“つか演出前の熱海”とあるが、他の劇団が繰り返し上演してきた「熱海」では、当然のことながら「白鳥の湖」は強烈な印象を残すポイントの一つだ。演出の渡辺和徳は昭和歌謡やニューミュージックの数々をうまくアレンジして4人の俳優の熱演を彩った。初演版は初めて見たが、とてもシンプルだという印象を受ける。ストレートにこの戯曲を楽しむことができた。
俳優が替わるたびにせりふが変わったという熱海殺人事件。さまざまな劇団が演じ、さまざまなバージョンが世に出た。熱海の浜で絞殺された山口アイ子と恋人であり犯人の大山金太郎の出自をアレンジした劇団もあった。このようにして元の戯曲が姿を多彩に変えて次の世代に受け継がれていく様子を、草葉のつかはどのように見ているだろうか。きっと楽しんでいるに違いない。

9プロのメンバー、高野愛はカーテンコール後のあいさつで感極まっていた。ミスの許されない「熱海」をやり切ったという涙だったのではないか。

平成を跳んだ男

平成を跳んだ男

劇団世人

WAKABACHO WHARF 若葉町ウォーフ(神奈川県)

2025/05/22 (木) ~ 2025/05/25 (日)公演終了

実演鑑賞

若葉町WHARFの一文化発信拠点たろうとする志に地縁者として共鳴する者だが、今公演もよく見ると(純粋貸し館公演でなく)劇場も絡んだ公演のようである。監修として館長佐藤信の名があるが、どの程度舞台の中身にタッチしたのか、と言うのはある部分で佐藤氏作演の近作(黒テント)を彷彿する「唐突さ」を発揮していたので。
(私の印象では1970年代アングラ演劇の一翼を担ったと言われる佐藤信の本質は舞台詩人(「詩人」の要素が強い)であり詩の自由さをそのまま舞台に投げ込むので、私の思う劇作家・演出家=舞台設計者という認識と違う。瓢箪から駒が出る事もあったろうがそう毎回は出ないんでは..と冷淡なようだが思ってしまう所がある。しかも意図的にどこかを壊しに掛からずに居れない性格?との疑惑も持っている。創作は自由であるべき!だけれども。)
閑話休題。映像をまじえた舞台構成は良かった。実際こんな事忘れていたな、という社会事象が男の語る過去の背景として紹介され、新鮮である。
が、テキストの部分で伏線不足の跳躍がラストにあり、些か置いてけぼり感は否めない。そこへ至る過去語りの時間は頗る面白かっただけに惜しいとの感想が残った。
「跳ぶ」ための力が、今この時点の「彼」に充填されていたのか、それはどこからもらったのかが不明で、もっと言えば彼は自死を選んだのか(事故に等しかったとしても深層ではその念慮があったのでは、とも)、走馬燈に見る自身の半生がどのように跳躍される事を我々は望む(事を促されている)のか、跳躍せずここに留まる事だ、と台詞を変えても成り立つ抽象性が、行き場なく漂った。タイトルありきで縛りを解かなかった?と想像したり。私としてはまた磨きを掛けての再演を是非観たい。

ネタバレBOX

会場には氏の所属劇団のボスの姿もあったが、時々稽古場で演出としてNOTEをメモしたくなる衝動を覚えるらしく、突然ガサガサと物音がしてたのには些か参った。(氏の舞台には敬意を寄せているけれども..)
鉄橋の下、三日月の上

鉄橋の下、三日月の上

劇団飛び道具

THEATRE E9 KYOTO(京都府)

2025/05/22 (木) ~ 2025/05/25 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

劇団らしさがでてました
尾崎豊に影響を受けた大人達が、少数派の子供たちを取り壊し寸前の公共住宅に閉じこもり…
僕も尾崎豊世代だからめっちゃ楽しめました!

「こんがらがっちゅれ~しょんっ」

「こんがらがっちゅれ~しょんっ」

劇団Funplace

石炭倉庫(大阪府)

2025/05/23 (金) ~ 2025/05/25 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

結婚式で起こる、ドタバタコメディ
ちょっと無理やり感も有るが、楽しめました!
違うジャンルにも挑戦して欲しいかな

『Post Script』

『Post Script』

劇団The Timeless Letter

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2025/05/24 (土) ~ 2025/05/25 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

4回無きました!!
女性目線ではありますが、とても良かったです!
内容もさながら、演技もウマウマ
十周年おめでとう🎉

このページのQRコードです。

拡大