
収穫祭2025
Monochrome Circus
SPACE LFAN(京都府)
2025/01/16 (木) ~ 2025/01/19 (日)公演終了
満足度★★★
長年続いているイベントらしいので少し期待して参加 ミラーボールがでて観客同士がチークダンスを始めたり、僕みたいなおっさんがパンツ一丁でコンテンポの90分 ジャグリングが一番面白かった‼️

ぼくらは生れ変わった木の葉のように
Liveoak企画
オメガ東京(東京都)
2025/01/16 (木) ~ 2025/01/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
漫才の人が前説して不条理劇と言ったので、モヤモヤするかなと思ったけど、面白かった。すれ違いを楽しめた。
妹役の人の台詞の声がとても心地好かった。

ぼくらは生れ変わった木の葉のように
Liveoak企画
オメガ東京(東京都)
2025/01/16 (木) ~ 2025/01/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
面白かったです。不条理劇、いいですね^^ 吉田戦車の漫画に出てきそうな家族で「こいつら相手じゃ話つうじねー 拉致られてこの家から出られねぇー」と思いながら観ていました。劇の後半ではハムレットがいい感じでスパイスになっていたかなーと。あと、出迎えを演出家の菊池さんがされていたかと思うのですがちょっと恐縮でした。それと、松井みどりさんの演技を以前『嗤う伊右衛門』で観たのですが、今回は演技のテイストが違っていて「ほぉーー」と思いました。素敵な時間をありがとうございました。

おもいだすまでまっていて【東京公演】
Pityman
シアター711(東京都)
2025/01/16 (木) ~ 2025/01/21 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
初日観劇、面白い。
リアルな情景を舞台という虚構の世界に巧く落とし込んだ珠玉作。テーマは「老い」、そしてどうしても介護と切り離せないため、それを切実に感じる世代と もう少し距離というか時間が先の若い世代とでは、その受け止め方に感情的な違いが出るかもしれない。それは現実的な感情と、解ってはいるけど といった観念的な理屈といったところか。
登場人物は4人、母と兄は一人二役 そして姉と妹。物語は、広島から東京 浅草観光旅行と子供の頃の出来事を往還して、母との関係を生き生きと描き出す。全編 広島弁、自分は広島が第二の故郷であるから、その方言が懐かしく思えた。方言が母娘の繋がりを意識させ、日常の暮らしがリアルに立ち上がってくる。そして微妙な沈黙も含め、会話の間が実に巧い。旅行でのエピソードを散りばめながら、滑稽とも思える 笑い怒り呆れる といった感情を爆発させる。
アフタートークで山下由 氏が、あるシーンは賛否両論があったことを話していた。初日の観劇後であることから、それは前回上演時の感想であろう。自分も このシーンだけは現実離れしているといった印象を持った。対談の相手は作家、エッセイストの こだま さん。彼女も前半だけで終わったと思っていたと。ぜひ劇場で…。
(上演時間1時間20分 休憩なし)

『鯨よ!私の手に乗れ』『りぼん』
オフィス3〇〇
本多劇場(東京都)
2025/01/08 (水) ~ 2025/01/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
初演を見た時は途中でついていけなくなりましたが、今回そうでもなかったのはセリフになってしまっていたから?えりさんの言いたい事がたくさんたくさん詰まっていたような気がしました。「いつかは死ねるんだから大丈夫」死んでしまうではなくて、死ねる。そう思ってこの先がんばりましょう。しかし、年老いてからの生活、親の介護だけでなく自分はどうするのか、どうなるのかと考えると不安はありますね。
久しぶりの「りぼん」だけにしようかと思っていたのでしたが、同世代のえりさんを応援したいと思って間際にチケットを取りました。当日引換券で「見切れたり、見え難かったりします」とのことで、きっと後ろの方だろうと双眼鏡を持って行きましたがG列でした。しかし右端だったので、舞台上手の上段を使ったお芝居は照明器具で見えませんでした。行きたい気持ちがある時は、とっととチケット取らなくてはと反省。

おもいだすまでまっていて【東京公演】
Pityman
シアター711(東京都)
2025/01/16 (木) ~ 2025/01/21 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
最高!完璧!すばらしかったです。間のとり方、セリフを話すスピード、どれをとっても完璧です。NHKの朝ドラを見ているようでした。姉役と妹役のお二人が本当の姉妹のようでした。息が合うってこういうことをいうんだな…と思いました。あと、シームレスなシーンの展開もすばらしかったです。ストレスなく過去と今を行き来することができました。それと、アフタートークもめちゃくちゃよかったです。『夫のちんぽが入らない』をこのあとネトフリで観る予定ですが、今から観るのが楽しみです。ほんと、最高の時間をありがとうございました。

Yes Means Yes
serial number(風琴工房改め)
ザ・スズナリ(東京都)
2025/01/10 (金) ~ 2025/01/20 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/01/16 (木) 14:00
座席1階
性暴力を真正面から扱った衝撃的な作品。客席にいる女性の中には、涙を流す人もいた。客席だけではない。主役の女性を演じた内田慈も舞台上で涙をぬぐうほどの感情移入があり、迫力のある舞台だった。
タイトルの「Yes means Yes」はスウェーデンの法律で、同意のない性的行為は犯罪であるという法律だそうだ。舞台では、一見、お互いを理解し合いうまくいっている若い夫婦が、この法律の成立を伝えるニュースが流れたテレビを突然、夫が切ってしまうという出来事をきっかけに微妙なすきま風が吹くところから物語が回転していく。
性暴力は近年も、よく事件になっている。事件になっていないものは、それこそ何十倍も何百倍もあると思料される。舞台で演じられた事例も「事件」とはどちらかというと距離のあるところにある出来事だから、ごく当たり前にあるのだろう。だからこそ、この舞台の告発は衝撃的だと思う。
女性がどれだけ心身に深い傷を負うのかというのは、男性にも想像はつく。舞台では男性被害者も登場させることにより、性暴力の「汎用」的なところを浮き彫りにする。せりふの中でも出てくるが、男性被害者は被害者という立ち位置さえ確保するのが難しい。こうした視点が鋭い。
どんな物語の結末になるのかやや暗然たるムードではあったが、結びは一筋の希望が見えるようなところに落ち着いていてホッとした。苦しみながらこの本を書いた詩森ろばを称賛したい。
中に台本が入っている(書かれている)という異色のパンフレットがいい。お勧めの舞台だ。

なまえ(仮)
劇団夢現舎
新高円寺アトラクターズ・スタヂオ(東京都)
2025/01/08 (水) ~ 2025/01/13 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
鑑賞日2025/01/09 (木) 19:30
一昨年・昨年に引き続き、今年も観劇始めは夢現舎で。
今回の新春公演は一昨年と同じく名前にまつわるアンソロジー短編集だが、一昨年が7編だったのに今年は11編に増えている。それぞれのタイトルには全て末尾に(仮)と付いており、観客がそれぞれのタイトル案を書き込むスタイルとなっている。
地下の受付に向かう階段から始まって、客席内の壁やトイレの中にまで赤い短冊にいろいろな名前を書いたものが隙間もないくらい無数に貼られている。当初は最前列に座ったのだが、演技スペースと客席の間にも同じような白い短冊が大量に広げられていたが、私の目の前の文字は「勃起不全」。新年早々縁起でもない、と2列目の席に移動(笑)。
(以下、ネタバレboxにて)

サー☆カス!
to R mansion
ザムザ阿佐谷(東京都)
2025/01/12 (日) ~ 2025/01/13 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2025/01/13 (月) 18:00
今回は劇ではなく、ファミリーサーカスと言うことだったですが、to R mansionの公演ということだったので、物語性とコメディ要素、幻想的でアクロバティック、そしてパントマイム要素、また少し大人な世界観で、少し不条理で最後はじわっと感動的な終わり方になっていることが多い普段の公演とまでは言わないまでも、そういう要素を多少は期待して観に行ったのですが。
良い意味で期待が裏切られて、良かった。コマ回しにけん玉、サーカスにto R mansion&江戸川じゅん兵さんたちによるパフォーマンスとマジックなど、思っていたのと違って、かなり現代演芸的でお祭り騒ぎで騒がしいワちゃわちゃした感じだったが、大いに笑えて、日頃のストレスも吹っ飛んで、楽しめた。
また、ファミリー向け公演ということで、子供連れが多かったが、大人一人でも充分臆する事なく楽しむことが出来て良かった。
コマ回しのKomatanは思っていたよりダイナミックでそれに比べると、けん玉師の伊藤祐介さんは芸が細かったがウッカリ見逃しそうになるくらい繊細だけれども凄い芸を見せつけられて、圧倒された。ただどうしても、天井も低く狭い小劇場で大道芸を演る側も、観る側双方に限界を感じてしまった。
作曲家でピアノを弾くイーガルさんは、芸としては映画やジブリアニメの曲調に合わせながらそれらの物語を一言やにニ、三行の言葉で言い表すといったことなのでかなり観た感じは地味ですが、後から笑いが込み上げてくるような面白さがあり、良いところを突いていると感じた。イーガルさん自身のキャラが、根暗な調子で根明でポジティブで根拠なき自信があって見た目や雰囲気とのギャップが面白かった。
to R mansion&江戸川じゅん兵さんたちによるによるMoonlightをテーマにした幻想的で少し大人な独特な世界感に癒やされ、ウットリさせられた。
叶結さんたちによる男女のコンビによるサーカスも良かった。具体的には、サーカスというよりどちらかというと、ポールダンスを少しエロティックにする女性とその周りでポールダンスを真似ながらなかなか思うようにいかなかったり、時々成功したりする道化師の男性とのドタバタと技の共演が時に面白く、時に魅入ったりした。
マジックの荒木巴さんはマジックも凄いことながら、それ以上に蛇の国のお姫様という色々無理がある設定と、蛇国のお姫様ということで、語尾に〜なの蛇と付けたりするキャラが個人的にツボにはまってしまった。

ドードーが落下する
劇団た組
KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)
2025/01/10 (金) ~ 2025/01/19 (日)公演終了

『逆さまの日記』『ベイカーストリートの犬』
サルメカンパニー
駅前劇場(東京都)
2025/01/10 (金) ~ 2025/01/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/01/13 (月) 13:00
フライヤー、当日パンフ、そして2時間40分(途中休憩10分)という尺、
すごい力作だということがビシビシ伝わって来る舞台。
完璧なタイミングで入る生演奏のBGMが美しい。

『リタの教育』『オレアナ』二作同時上演
稲葉賀恵 一川華 ポウジュ
シアター風姿花伝(東京都)
2025/01/11 (土) ~ 2025/01/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/01/15 (水) 14:00
座席1階
2人芝居の2作を同時上演、しかも新訳という取り組み。演出家と翻訳家が「翻訳」という営みを探求するとして結成したユニットだ。自分は「オレアナ」を拝見した。
教授室をしつらえた舞台。教授の机と、その前に学生が座る小さないすがあるシンプルな構成だ。冒頭、男性教授は終身在職権の授与を目前に控え、新たに家を買うための算段となる電話をしている。女子学生が教授室のいすに座り、その様子を聞いている。聞いているというのは、教授が学生の相手をまともにしていないからだ。電話を切って学生と話すのだが、どうも彼女は講義についていけないようだ。「先生の本を買い、読み、考えたのだけれど先生の言うことが全く分からない」と懇請している。教授は親身になって応対しているが、ときどきかかってくる電話にその指導が途切れ途切れになる。この冒頭の場面では、教授は学生の指導を片手間にやっているようにも見える(言葉は丁寧だが)
それが、舞台が進行するにつれて立場が逆転する。女子学生が大学当局に訴えたからだ。その先は、言ってみれば不条理劇。女子学生の主張は荒唐無稽なところが多々あるが、大学当局はその訴えを認めてしまう。
別役実の不条理劇なら、追い込まれどうしようもなくなっていく主人公に対しても、その追い込まれ方がどこか優しい感じもまとっているものだが、今作では追い込まれる教授に対して容赦ない仕打ちが連続する。こうした「不条理」の描き方はアメリカ流なのかもしれないのだが、何とも後味の悪い方向に突き進んでいく。
舞台上の二人はしっかりした演技を見せた。だからこそ、恐ろしげな空気がどんどん募っていくのがしっかり客席に伝わってきたのだが、その効果が抜群なだけにどよーんとした救いようがない雰囲気で包まれてしまった。そういう戯曲なのだ、と割り切ってしまえばよいのだが。

なまえ(仮)
劇団夢現舎
新高円寺アトラクターズ・スタヂオ(東京都)
2025/01/08 (水) ~ 2025/01/13 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
「なまえ」を題材にしたオムニバス
夢現舎らしいひねりが加わり、時事問題の皮肉も入ったショートストーリーの連続で飽きない
まあいつもながら現実離れしているのだが
ギャグとしては最初の『ゴッドハンド』のふたりの医者藪(やぶ)と上手(かみのて)、患者の井出(いで!)が面白かったかな
この劇団らしい『私の伯父さん』(チェーホフ「ワーニャ伯父さん」)や『中華満珍楼』、『ぐっち』なども笑った
題名はすべて(仮)で、「観劇後お好きな名前を付けてみてください」
いつもここの階段を下りて行くのは何かが起こりそうと楽しみだ
今宵も『行燈パブ ろびっち』(受付)にてキャストの劇団員大川さんがお出迎え、飲み物を渡してくれる(当然ビールをチョイス)
いつも悪いのでわずかながらの差し入れを
後から客席でお菓子ももらう
渡されたプログラムは幼稚園か小学校1年の名札のデザインで、既に予約者個々の名前が書いてある(チケット代わり)
会場への両側の壁から名前、名前、名前!
会場は床も
そしてフィナーレで奥の幕が開くとそこにも名前、名前、名前
終演後には益田さんによる獅子舞で観客ひとりひとり邪を払ってもらった
そうか、日本の名字は世界一多い30万以上もあるのか

Yes Means Yes
serial number(風琴工房改め)
ザ・スズナリ(東京都)
2025/01/10 (金) ~ 2025/01/20 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
この作者は時にキワモノにも手を出す。このドラマは性行為そのものを主題にしているが、それを芝居で上演するには表面的ながら、社会的制約もある。ウラでは、ジツエンでも映像でも、書物でも(ストリップ、成人映画、官能小説)公開されているし、文芸では表向きでもいくつもの作品が文芸名作として発表されているし、若者にも青春まっただ中小説が散々書かれている。未知の世界ではないが、そこに新しい基準が持ち込まれた。
世間では、ハラスメントが話題にされていて、その観点から性行為も俎上に上がる。個人的には性行為がトラウマになっていることをおおっぴらに話題にしにくい。性行為入りの映画も芝居も盛んに制作されるが、正面からは扱いにくい。そこをスエーデンでは了解がない(相手がイエスと言わなかった)性行為は犯罪行為だと言うことになったがどうか、と設定したドラマである。こうなれば、被害者は女性側であるが、そればかりでもない。しかし、現実には女性側に被害が深刻で、現にこの芝居でも、男性客にはしらけているのもいたが、嗚咽をこらえられない女性客の声もあった。個々のケースに踏み込むにはデータが安易だ。
結果的には今盛んに作られるようになった討論素材ドラマ(結論の見えているディスカション・ドラマではない)であるが、登場人物の生活感が乏しいこと、人間関係に性だけでなく人間表現が乏しいこと、はドラマとしては欠けるところでこれでは同情は呼べても討論は深まらない。キワモノの難しい素材である。1時間45分。

わかろうとはおもっているけど
劇団 贅沢貧乏
Vacant(東京都)
2019/02/27 (水) ~ 2019/03/03 (日)公演終了

範宙遊泳『幼女X(日本‐タイ共同制作版)』
TPAM・国際舞台芸術ミーティング
KAAT神奈川芸術劇場・中スタジオ(神奈川県)
2015/02/14 (土) ~ 2015/02/15 (日)公演終了

獣の柱
イキウメ
シアタートラム(東京都)
2019/05/14 (火) ~ 2019/06/09 (日)公演終了

せんがわ劇場演劇コンクール
せんがわ劇場
調布市せんがわ劇場(東京都)
2022/05/21 (土) ~ 2022/05/22 (日)公演終了

俺が代
かもめマシーン
STスポット(神奈川県)
2022/12/09 (金) ~ 2022/12/13 (火)公演終了

MAREBITO
維新派
犬島 海水浴場(岡山県)
2013/10/05 (土) ~ 2013/10/14 (月)公演終了