
エンターテイメントジャッジメント
劇団不透明
OVAL THEATER & GALLERY (旧・ロクソドンタブラック)(大阪府)
2018/03/09 (金) ~ 2018/03/11 (日)公演終了
満足度★★★
挑戦的なまえがきとかに期待して観に行ったけど、肩透かしくらったような感じ。どこまでがメタなのかよくわからない、そこが意図であり魅力なのだろうか。匿名劇壇的な期待をしてたんだけど。でも若さと意欲に次回期待

『ヤミウルワシ』
FETT実行委員会
浄土宗應典院 本堂(大阪府)
2018/03/18 (日) ~ 2018/03/19 (月)公演終了
満足度★★★★
芝居と即興劇とトーク。歳を取るにつれて仏教の魅力に気づき出した私には良い機会でした。3人の役者さんの芝居は完成されてて、たった2回だけとは勿体ない。村井友美さんを知れて良かった。秋田副住職さんの話がすっと入ってきて、もっと聴きたかった

隣の芝生も。
MONO
ABCホール (大阪府)
2018/03/23 (金) ~ 2018/03/27 (火)公演終了
満足度★★★★
色々と楽しませてもらった芝居だった。尾方さんがあの役というのも驚いたけど徐々に納得。終わり方も個人的には意外だった。一番驚いたのは最初の◯◯のトコロ。何が起こったのかと。MONOの5人が舞台にいるだけで幸せ、と言っても過言では無い

青のマクベス
無名劇団
浄土宗應典院 本堂(大阪府)
2018/03/23 (金) ~ 2018/03/25 (日)公演終了
満足度★★★★
元を知らないけど楽しめました。もう少し、マクベスが葛藤する時間が長い方が好みだけど。中村ゆりさん、満月動物園で観た時と全く違う役で凄かったなぁ。無名劇団さんは、演劇に取り組む姿勢が真摯で、応援したくなる劇団。本公演もっと近々でやってほしい

正義姦
TAAC
浄土宗應典院 本堂(大阪府)
2018/04/13 (金) ~ 2018/04/22 (日)公演終了
満足度★★★★★
脚本演出、役者さん、舞台美術、運営、全てにおいて良い芝居だった。舞台にかけているエネルギーの強さ、こういう舞台が関西から出てきていることが嬉しい。あれだけの役者さんと一緒に創り上げられている素晴らしさに感嘆。開演時間ちょうどに始まったのも気持ち良かった。100円キャッシュバックじゃなくて、こちらが100円余分に払いたいくらい。小劇場は、お客さんも一緒に成立させるもんだと思う。

どこよりも遠く、どこでもあった場所。あるいは、どこよりも近く、なにもない。
プロトテアトル
ウイングフィールド(大阪府)
2018/04/27 (金) ~ 2018/04/29 (日)公演終了

青春超特急
20歳の国
サンモールスタジオ(東京都)
2018/04/19 (木) ~ 2018/04/29 (日)公演終了
満足度★★★
やはり、私は俯瞰で観てしまう。「こんな青春体験出来たらよかったのにな」と劇中の色々な「想い」が飛び交う2時間を観終って、しみじみ思う。今作、観ながら、季節の流れ、時の流れ、哲夫(岡野康弘さん)のミツメル先が
電車では無く「ミライ」だったり、「現在」だったり、「もう一度伝えたい想い」だったりしたのかなと思い返す。ラスト、大きな声を相手に届けたラストの場面、最後の最後にこの想いなのか・・・。ぐわっと、きちゃう場面だった。数作観ているが、「ああ、そういえば20歳の国には悪いヒトは出てこないな」と特に斉藤マッチュさんが演じる役柄は不良だけど、不良で無いという優しい、不思議な役柄で男気があって、好きだな。
劇中の土井役傳田うにさん、物凄く好きだった。あんな女の子に女の子になりたかった。
犬と串の萩原さんの石井役も、青春だった・・。変態気味な萩原さんも素敵だが、スポーツに打ち込む(打ち込み過ぎ)青春、熱い。人間の時間皆同じ。あっという間に過ぎてしまう時間や、ゆっくりと過ぎる時間、やはり、青春は超特急で過ぎ去ってしまうものなのか。そんな過ぎ去ったものをホームで見つめていたのがやはり、哲夫だったのかもしれない。

美愁
The Vanity's
APOCシアター(東京都)
2018/04/24 (火) ~ 2018/04/28 (土)公演終了

渇生
HIGHcolors
「劇」小劇場(東京都)
2018/04/25 (水) ~ 2018/04/30 (月)公演終了
最初は『??』っていうことが続いたけど、後半になるにつれていろいろ繋がってきて、なるほどと思えた。
でもあの忍者の子の設定は何なんだろう?
あんなキャラにしなくてもよかったのでは…
あの子の言動がいちいち癇に障りました(汗)。
山本夢ちゃんと柊さん(お父さん)がよかったです。

tango el viento
tango el viento
豊洲シビックセンターホール(東京都)
2018/04/28 (土) ~ 2018/04/28 (土)公演終了
満足度★★★★
初めてタンゴをみて、凛とした余裕のある女性と器の大きな紳士の踊りという印象を受けました。あと、女性のスタイルがとても良かったです笑

山の上のHOTEL・別館~2018~
劇団カンタービレ
ウッディシアター中目黒(東京都)
2018/04/13 (金) ~ 2018/04/16 (月)公演終了
満足度★★★
演劇サイト・コリッチのチケットプレゼントに応募したところ当選したので、16日の午後に出かけてきた。自分の中で、「ウッディシアター中目黒で上演される演劇に外れはない」という気持ちがあったのだが、結果として、今回の作品は当たり外れという表現で言い表すなら外れの部類に入るであろう。見終わった時、ちょっと残念であった。
舞台は、とある田舎の山の上にあるホテルの別館。ホテルと言うより,ペンションか民宿という方がふさわしいような場所。
ここで、北川真理によって集められた超能力者の集まりが開かれる。将来の日本を超能力者の力によって救おうという会議らしい。ただ、集められた超能力者の力というのは、スプーン曲げや念写など、まぁ超能力者といっても小者たちばかりという感じ、
同じ頃、このホテル別館近くにある刑務所?から2人の服役者が脱走する。目的地は定かではないが、食料や衣服それに車など、逃走に必要な物を調達すべく山中を歩いていて行き着いたのが、このホテル別館。
脱走犯は超能力者たちやホテルスタッフを拘束して、逃走に必要な準備を整えていざ車で逃走・・・したところが、超能力者たちがその能力で拘束を解き、脱走犯たちののる車に落雷を!あえなく2人は捕まり、超能力者たちやホテルスタッフは無事に、というもの。
超能力者たちの話と脱走犯の話が個別に同時進行し、それがクロスオーバーしたところに新たな展開が生まれ舞台としてクライマックスを迎えるという構成なのであるが、超能力者たちの話(誰が何のための会議?参加費用は自費?公費?なぜみんな断らずに参加?)と脱走犯の話(どこから逃げ出した?凶悪犯なの微罪なの?)の輪郭がぼやけていて,結果として二つの話が重なり時事問題などを絡めて盛り上げようとしても盛り上がりの輪郭自体がぼやけてしまい、全体的に中途半端な内容に終始していた。役者はまぁ熱演していたが、この中途半端感の根本には、、脚本の詰めの甘さという問題があると思う。ストーリーの展開自体に無理があったのではないだろうか。これでは役者達がかわいそうである。脚本家の奮起に期待したい。

CRIME
劇団伍季風 ~monsoon~
Geki地下Liberty(東京都)
2018/04/25 (水) ~ 2018/04/30 (月)公演終了
満足度★★★★
面白かったです。有り得ないなぁと思える所は多々ありましたが、笑いあり涙ありで「これはこれでいっか」と思えました。他の方のコメントにもありますが、舞台の前方で話が進んでいる時は後方の動きがなく、その逆もあり・・というのが気になりました。ラストの演出が素敵なので、これは観てのお楽しみといった感じです。肩肘張らず楽しめる舞台で面白かったです。

渇生
HIGHcolors
「劇」小劇場(東京都)
2018/04/25 (水) ~ 2018/04/30 (月)公演終了
満足度★★★★★
“HIGHcolors”は、『家族という名の鎖』に次いで本作で二作目の観劇になりますが、
リアリティーある脚本・演出、それを体現する役者さん達によって惹きつけられる舞台が魅力。
いい作品です。

~ラビット番長ノワール短編集~
ラビット番長
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2018/04/25 (水) ~ 2018/04/29 (日)公演終了
満足度★★★★
『RS』『パンジーな乙女達』を観劇しました。
それぞれテイストは違うが、創り方に工夫がありどちらも面白かった。
殊に、『パンジーな乙女達』は短編ながら作品としてのメッセージ深く、とても良く出来ていたと思います。長編のバージョンを観てみたいですね~。。。

しあんくれーる
neomarch.
劇団そとばこまちアトリエ 十三 BlackBoxx(大阪府)
2018/04/27 (金) ~ 2018/04/29 (日)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2018/04/28 (土)
【純文学小説】を読み進むかのようなお芝居でした☆純文学が苦手な僕は当然苦戦するんだけどネオマーチの三女優が魅力的な為に ずっと観てられるオーラが素敵でした♪ミュージカルのような華やかなラストの演出は嬉しかったです☆太宰治など実在の人物が登場するストーリーは興味深かったです♪

更地14
大森カンパニー
ザ・スズナリ(東京都)
2018/04/24 (火) ~ 2018/04/29 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2018/04/28 (土) 14:00
オムニバス形式の喜劇、一話一話が面白かった。
アドリブと芝居の間だったり、幕間を敢えて見せるのも興味深かった。

~ラビット番長ノワール短編集~
ラビット番長
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2018/04/25 (水) ~ 2018/04/29 (日)公演終了
満足度★★★
RSとパンジーな乙女達を観ました。いつものラビット番長の芝居とは違う公演という事でしたが暗くいつものラビット番長の芝居の方が私好みでした。演技力もいまいちだったように思います。

青春超特急
20歳の国
サンモールスタジオ(東京都)
2018/04/19 (木) ~ 2018/04/29 (日)公演終了
満足度★★★★★
観ていて自分の青春の記憶をくすぐられる箇所がたくさんあった。駅から遠くを見る男の目と、みんなで歌うパワーが迫力があってよかった。

「カワサキさん家のかたち」
お芝居空間イスモナティ
ART THEATER かもめ座(東京都)
2018/04/26 (木) ~ 2018/04/29 (日)公演終了
満足度★★★★★
いいものを魅せて、もらいました。
後半、それぞれの家族の想いが渦のように押し寄せ、心が巻き込まれていく・・・
不覚にも、目頭が熱くなってしまいした。
顔見知りの俳優達が、それぞれのスタイルは残しながら違う色に染まっている。
小劇場ならではの息遣いを感じる臨場感。
その後も、観みたくなる芝居でした。
チラシの絵、そういうことだったんですね

さようなら
オパンポン創造社
インディペンデントシアターOji(東京都)
2018/04/19 (木) ~ 2018/04/22 (日)公演終了