
serialnumberのserialnumber
serial number(風琴工房改め)
The Fleming House(東京都)
2018/06/21 (木) ~ 2018/07/16 (月)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/06/25 (月) 20:00
風琴工房あらため serial number の旗揚げ公演。『next move』を観た。将棋のプロ棋士を目指す2人の男の友情を、やや笑いも混ぜつつ、厳しさのある世界を見事に描いていた。天才棋士・藤井聡太の登場で注目される将棋界だが、以前から書かれていたという脚本を公開舞台化した。小学生から26歳までを田島亮・佐野功が演じるのだが、小学生を演じても愛嬌ある2人で、成長に応じて変化する様子と2人の関係の描き方が素晴らしい。ただ、最後の「負けました」のセリフを敢えて削る選択はなかったのかな、とも思う。でも素晴らしい舞台でした。

奇行遊戯
TRASHMASTERS
上野ストアハウス(東京都)
2018/06/20 (水) ~ 2018/06/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/06/22 (金) 19:00
2010年に初演したものを、若手公演として再演する。力作だった。中津留自身の経験も元にして、九州の田舎町での若者たちの厳しい暮らし等のエピソードが展開され、それが、2場では中国との対立やシーシェパードを思わせる団体との絡み合いに発展する、という、社会派に転じた頃のトラッシュの代表作という意気込みで書かれたらしい。この頃は、1場と2場の間にナレーションを字幕で見せつつ、大きく場面転換をする手法を取っていたが、それが久々に復活した。田舎町に突然現れた謎の女(藤堂海)やDV夫から逃げようとする璃子(堤千穂)を始めとして、登場人物が2場で変化するところは見応えがあると思う。
初演は2時間50分だったが、今回は実測で2時間38分。やや短くなっていた。
なお、会場に、初演で謎の女を演じた林田麻里(初舞台だったハズ)、璃子を演じた川崎初夏がいて、新旧女優陣の勢ぞろいとなった。

ダイアナ
feblaboプロデュース
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2018/06/21 (木) ~ 2018/06/25 (月)公演終了
満足度★★★★
男女3人濃厚会話劇。この演目初めて観ましたが、実にイイ話ですね。いわゆる修羅場なんでしょうけど、コミカルで最後は泣けました。タイトルの意味も分かったし。

野外劇 新譚 糸地獄
吉野翼企画
西戸山野外円形劇場(シェイクスピアアレイ)(東京都)
2018/06/21 (木) ~ 2018/06/24 (日)公演終了
満足度★★★★
音楽が大きな要素であり魅力である吉野翼企画。『恋 其ノ弐』『血花血縄』(どちらもリオフェス。こまばアゴラ)と確かな手応えあり、野外劇に足を運ぶ。こういう場所がある事も知らなかった。半欠け椀状の野外劇場の客席段の方を演技エリアとし、平らな底にイスを並べ(200席弱といった所)若干見上げる角度で観劇する。上部の手すりの背後に木々があり、夕闇迫る天然の照明を利用。声の音量に難あり、魂込めた台詞が宙に拡散しがちで言葉そのものが聞こえない場面も多くあったが、あちこちに散らばる「白い女」(多数で定位置、遊女のように観客に手招きの風情)と中央上段に居座るのぐち和美、男4名、黒装束の踊り手8名がつくる「劇場」全体の構図じたいが戯曲と齟齬なく完成されている感で、引き込むものがあった。
岸田理生、寺山修司、野外・・と無理なく連想されたが、このユニットでは初の試みだったよう。

奇行遊戯
TRASHMASTERS
上野ストアハウス(東京都)
2018/06/20 (水) ~ 2018/06/24 (日)公演終了
満足度★★★★
2010年上演作の再演とは後で知った。
トラッシュお得意の二幕構成(後半が近未来。緊迫感ある音楽をバックに高速ナレーション+テロップが間を繋ぐ)が突如「復活」?(新作で)と思ったのはヌカ悦びだったが、久々にガッツリと構築されたトラッシュ舞台を観た。
この独自の二部構成舞台は、じっくり練り上げた戯曲である事が不可欠で、現在の中都留氏の多忙さでは当分お目にかかれないだろう・・とは今回の舞台を見ての実感でもあり、つまりよく出来た舞台だった。
「よく出来た」とは言葉足らずで、「呆気に取られた」という位が程度に即している場面は、漁村の人々の(九州弁を駆使した)口調とそれに伴った身体の動きや佇まい、台詞の展開の巧さ、自然さ。最近の中津留戯曲からは想像できない「心地よい」台詞劇の才能がそこにあった。むろん中津留氏独特の「事件性」のねじ込み、「対立」のねじ込みはあるが「リアル」に踏みとどまり、俳優の奮闘により醸成される温度とアトモスフィアが舞台を包んでいたのだ。
そんなことで中津留氏の「新境地?」と色めいたのだったが・・(しつこいか)。

【大阪公演】劇団壱劇屋「独鬼〜hitorioni〜」
壱劇屋
ABCホール (大阪府)
2018/06/15 (金) ~ 2018/06/17 (日)公演終了
満足度★★★★
言葉がなくても想いは伝わる。生きること、前を向くこと。鬼と女と男、3人の想い、愛、生き様。自分の環境と重ね合わせて、たくさん泣きました。
初演も観ましたが、再演というよりも新しい独鬼という作品になっていて。應典院からABCホールへと劇場が大きくなり、作品のサイズ感も大きくなった印象です。照明演出や、殺陣フォーメーションはとっても美しく素敵でした!

ダイアナ
feblaboプロデュース
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2018/06/21 (木) ~ 2018/06/25 (月)公演終了
満足度★★★★★
最初の幼なじみ2人、「大事な話」は見当がついたものの、女性が1人加わってからの展開が予想外だった。石井智子さんは、この前ほかの舞台を観たとき、ダンスのキレがいいのに感心した覚えがあるけど、今日も何気ない動きがとてもきれいで良かった。そしてあの蹴りも!

セレンディピティ
SHOW-COMPANY
クレオ大阪中央(大阪府)
2018/06/02 (土) ~ 2018/06/02 (土)公演終了
満足度★★★★
笑い紙やスマート糸電話等の、不思議な便利道具が大活躍!
そして本当に悪い人は出てこない!
まるで大人のドラえもんの様なミュージカルでした。
子供から大人まで、楽しめます。
そして、本当に皆さん、歌がお上手で、歌を聴くだけも満足感が得られます。
そして何よりまた歌詞が良い。
涙しそう。
加えて、皆さん演技もしっかりされていて、よほど練習されたのでは…
とてみ良かったです。

「アンデルセンー影と光の詩ー」
劇団音芽
ドーンセンター(大阪府)
2018/05/26 (土) ~ 2018/05/27 (日)公演終了
満足度★★★★★
『アンデルセンー影と光の詩ー』
劇団音芽さん、初観劇。
そして何度かドーンセンターに伺ってますが(いつもは1F)、初のドーンホールでの拝見。
良いホールですね。
マッチ売りの少女、赤い靴、小夜鳴鳥、雪の女王、人魚姫、ある母親の物語、親指姫…
とても悲しい結末の多いアンデルセン物語ですが…
主人公達は逆境の中、精一杯生きようと、素晴らしい輝きを見せてくれています。
アンデルセン自信、報われない人生を送った様ですが、精一杯生きた悲劇の主人公達に励まされ…
とっても感動的な公演でした。

オー・マイ・リョーマ
演劇集団よろずや
浄土宗應典院 本堂(大阪府)
2018/05/25 (金) ~ 2018/05/27 (日)公演終了
満足度★★★★★
『バイバイ』や『紙屋町』では大泣きし、今回は大笑いさせて頂きました。
この劇団さんは、どんな演目でも安定していて、安心して拝見させて頂けますね。
今回はシチュエーションコメディですが、とってもオーソドックスで、基本に忠実なお笑いエンタメでした。
ですが基本中の基本が一番難しいですよね!
その基本中の基本で、大笑いさせて頂きました。

(Let's) Take it easy at home??
猟奇的ピンク
ウイングフィールド(大阪府)
2018/05/26 (土) ~ 2018/05/27 (日)公演終了
満足度★★★★
寛げる筈の家庭での孤独。
お互いを思いながら、ぎこちなく、
そして、ほのぼのしながら、切なく悲しい。
この雰囲気、好きです。
『戦争なんて起こらないと思ってるじゃん。
ミサイルなんて飛んでこないと思ってるじゃん。
明日また、君と会えると思ってるじゃん。』
いつもそこに有る筈のものが、失くなる危うさ…
不安で切ない心象風景…涙が出た。

俺なんだよ戦記
劇想からまわりえっちゃん
アトリエファンファーレ東新宿(東京都)
2018/06/21 (木) ~ 2018/06/30 (土)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2018/06/24 (日) 14:00
価格3,000円
学園ものとしてはありがちなダメなクラスとその教師と……なプロット。
やはり暑苦しく(冷房が強目だったのも頷ける(爆))バカバカしく終盤の一部など無駄にスケールがデカい。(笑)
が、暑苦しさとバカバカしさは昭和の少年ジャンプのノリを思わせ、宇宙規模のズームアウトやいくつかの表現は惑星ピスタチオ(むしろカプセル兵団?)を思わせて楽しいのなんの。
また、効果音とマイムによる卓球の見せ方がイイ。何なら「ピンポン」の舞台化もできるのでは?(笑)

ダイアナ
feblaboプロデュース
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2018/06/21 (木) ~ 2018/06/25 (月)公演終了

ザ・空気 ver.2 誰も書いてはならぬ
ニ兎社
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2018/06/23 (土) ~ 2018/07/16 (月)公演終了
満足度★★★★
今の政治情勢っをネタにした喜劇で、よく御存じの題材だけに客席の受けはいい。松尾貴史の安倍のまねなどは、よく特徴(その逃げ回りの話術の脚本も含めて)を伝えて、大受けである。二時間足らず、新劇版の「ニュース・ペーパー」である。こういう生の風刺劇は新劇から遠くなっているので、いい試みだが、正直言えば、こういうのは、ニュースペーパーに任せて、永井愛ならもう少し深くこの問題を人間的に扱った作品を書いてもらいたい。ニュースペーパー的な素材だから、俳優もそういうタッチに慣れた安田や松尾は生き生きしているが、他の男優陣は、どちらでやっていいのか計りかねているし、ご贔屓・馬淵英里何も、地の気の強さが出てしまって深刻になりすぎた。
例をあげせば、「コペンハーゲン」のような芝居だって、永井が腰を据えて書けば書けるし、井上ひさしを越えていけることにもなるだろう。観客は、井上調の問題提起、解決はもう過去のものだと言わないだけで、知っているのだ。

二代目はクリスチャン
★☆北区AKT STAGE
北とぴあ つつじホール(東京都)
2018/06/21 (木) ~ 2018/06/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
大分前に映画を見ましたがそれを思い出させる感じでした。限られた空間なのにいろんな場面が想像でき、とても質の高いお芝居だったと思います
役者の皆さんの熱演もとてもよかったです。大変楽しめました。これからもかんばってください。期待しています!

二代目はクリスチャン
★☆北区AKT STAGE
北とぴあ つつじホール(東京都)
2018/06/21 (木) ~ 2018/06/24 (日)公演終了

ペーパームーン
劇団民藝
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2018/06/20 (水) ~ 2018/07/01 (日)公演終了
満足度★★★
大切な人を失って、その喪失感を抱えながら再生してゆく物語かな。
メインストーリーに漂流郵便局の手紙の物語がはさまるのもいいかなと思いました。(私もあの人に手紙書こうかしら)

ダイアナ
feblaboプロデュース
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2018/06/21 (木) ~ 2018/06/25 (月)公演終了

「BELIEVE」「おせっかいな乗客」
CAPTAIN CHIMPANZEE
都電荒川線(東京都)
2018/06/23 (土) ~ 2018/06/30 (土)公演終了
満足度★★★★
BILIEVE観劇。都電の中が劇場となるなんて,とても面白い経験をしました。ストーリーも電車に関係するわかりやすいものですし,なんか懐かしい感じがしました。でも,やっぱ役者さんと近すぎですよね。観る側なのに照れてしまいます。シャイなもんで。

コーラボトルベイビーズ
第27班
駅前劇場(東京都)
2018/06/22 (金) ~ 2018/06/27 (水)公演終了
満足度★★★★★
家族物語と旅物語の2元中継劇のようだ。そして家族物語は、さらに子供時代と大人になった現在を往還、交錯させることで登場人物一人ひとりの内面の苦悩が明らかになり鮮烈な印象を与える。上演時間は2時間10分と少し長いが観応え十分の作品であった。
【千秋楽後に追記】