
この夏、屋根裏から異世界へ(※行けません)
猿博打
OFF・OFFシアター(東京都)
2026/08/05 (水) ~ 2026/08/09 (日)公演終了

「TOKYO SLUM」
TRASHMASTERS
上野ストアハウス(東京都)
2026/07/30 (木) ~ 2026/08/09 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2026/07/30 (木) 19:00
価格6,000円
社会派の劇です。
テーマは大都会東京に蔓延する貧困。
派遣会社の社員:秋野が主人公です。
彼の担当する派遣社員が、家族の介護のためにやむを得ず遅刻をする(繰り返す)。
秋野の上司は、派遣先の体裁を気にして、別の社員を充てるよう秋野に指示を出す。
派遣社員は新たに自宅での内勤の仕事を紹介されるも、収入が減る。
秋野はこの件で上司と対立し、会社を辞めることに。
秋野は収入を絶たれ、家賃が払えずホームレス状態になります。
本人の予期せぬ病気、子育てや親の介護…
小さな歯車がひとつ狂えば、たちまち転職・離職を余儀なくされる
たちまち契約解除を言い渡される現代社会。
私たち誰もが、そうなる可能性を持っています。
社会派の劇とはいえ、妙に説教くさかったり、
勧善懲悪の道徳劇のような所はまったくありません。
秋野を中心にして少しずつ、事態は良い方向へと進んでいきます。
途中休憩をはさんで2時間50分の長編ですが、
決して退屈させることなく、テンポ良く進んでいきます。
チラシのデザインがイイですね。
いろいろと考えさせられる、実りのある劇でした。
ありがとうございました。

同じ鍋を囲む
ジブレ・カンパニー
SPACE9(大阪府)
2026/08/08 (土) ~ 2026/08/09 (日)公演終了

神の曲~澪引くtrilogy~
Micro To Macro
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2026/08/07 (金) ~ 2026/08/09 (日)公演終了
映像鑑賞
満足度★★★★
見通しが不安な世の中、どのように受け止め、考え、どのように自分自身を守っていくのか考えさせられました。
皆さん、健康でお幸せに
お芝居観られてありがとう🤟

戦浄のパンクロッカー
レティクル座
萬劇場(東京都)
2026/08/05 (水) ~ 2026/08/09 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
えーっと....説明通りデス
でも舞台上での表現熱量が凄かった
イメージで云うと
実写の映画スーパーマリオと
ビルとテッドのシリーズを混ぜて
劇団四季を振りかけた感じかしら
あと国民的アニメの猫型ロボットとかも足して
下ネタ炸裂・大爆裂なので観客は選ぶかなぁ
と感じた約100分強の作品です
突き抜けた感じは自分
好みだったわ♫ SFだしねー
近年珍しくアンケート用紙にミニペン付き
全席自由

木ノ下歌舞伎「心中天の網島」アクセシビリティ版
一般財団法人松本市芸術文化振興財団
吉祥寺シアター(東京都)
2026/08/05 (水) ~ 2026/08/09 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
何かイメージで今まで観なかった木ノ下歌舞伎。歌舞伎という時点で難解でマニアックな感じ、面倒臭そう。近松門左衛門の代表作『心中天網島』も興味なかったが、一回観ようと決めた。衝撃。もっと早くちゃんと観ておけば良かった。
舞台手話通訳の田中結夏さんは劇団銅鑼の『いのちの花』で初めて観て感銘を受けた。役に感情移入して一緒に演じながらの通訳。座・高円寺の『小さな王子さま』も良かった。今作では真っ赤なチョゴリのような袈裟を着て、ステージ中央に立ちスタート。上手や下手に動き時には涙ぐみながら手話通訳を熱演。最早出演者。
上手と下手に吊られた巨大なモニターで全台詞が投映されることが非常に大きい。耳では理解出来なかった台詞が漢字として視覚的に見るとよく分かる。意味が掴めず聞き流していた台詞一つ一つの意図を味わえる。これが常にあれば伝統芸能を観ることへの抵抗がなくなる。
アクセシビリティとは視覚聴覚障がい者が当たり前のように楽しめる観劇の場作り。それは特別なことじゃない、当たり前なんだという考え方。他者との関わり合い方に表現者が真剣に向き合うこと。他人に分かるだろうか?伝わるだろうか?作家の糸井幸之介(ゆきのすけ)氏は近松門左衛門と徹底的に向き合って「愛と死」に行き着いた。
「大慈大悲の普門品(ふもんぼん)、妙法蓮華きやう橋(京橋)を、越ゆれば至る彼の岸の、玉の台(うてな)にのりをへて、仏の姿に身をなり橋(成橋)」
どこまで向き合うか向き合えるか向き合うべきなのか、それは判らない。だが非常にその考えの方向性は愛おしい。
視覚聴覚障がい者の方の感想を聞きたい。

八月納涼歌舞伎
松竹
歌舞伎座(東京都)
2026/08/02 (日) ~ 2026/08/26 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
「歌舞伎座で観る座敷舞」
玉三郎が舞う峰崎勾当作曲の地唄舞二題が、涼やか風を歌舞伎座に吹かせた。

隔たる
JACROW
新宿シアタートップス(東京都)
2026/08/06 (木) ~ 2026/08/12 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2026/08/08 (土) 13:00
座席1階
連続射殺事件で死刑判決を受けた永山則夫をテーマとした話。「永山基準」と呼ばれる死刑を選択する量刑判断の枠組みができたことで知られる死刑囚だが、今作では獄中結婚した妻の人生や視点から描かれている。
政治・経済をテーマとしたJACROWが、社会的な事件を取り上げるのは久しぶりとか。田中角栄役で著名な狩野和馬が永山の弁護人役で登場する。だが、何といっても出色だったのは永山の妻を演じた宮越麻里杏であった。今作は彼女のためにあった舞台であると思う。
物語は宮越演じる妻の生い立ちからスタートする。永山の故郷は北海道・網走だが、彼女は沖縄県。この二つの故郷を背景として描かれた生い立ちが象徴的だ。この二つの地がラストシーンで重要な要素として浮上してくるのがとてもいい。
永山は獄中で「無知の涙」という手記を書き、小説家として文壇に出るという人生を送る。ベストセラーの印税は遺族に渡したいと願い、本作でもその通りに描かれる。これは永山夫妻側からの視点だが、中村ノブアキは事件の犠牲者の家族を重点的に登場させ、その苛烈な思いを舞台に提示していく。また、年月を重ねるにつれて被害者家族の胸の内に変化が表れてきたところも鮮明に描いている。ここが、この舞台のとてもいいところだ。
劇中でも触れられているように、凶悪な事件は後を絶たず、年かさが行かない被告人にも死刑が選択されている。「殺してやりたい。殺すだけではすまない。できる限りの苦しみを与えて殺してやりたい」という言葉は被害者家族のセリフとして今作でも登場するが、この思いが死刑制度を支えていると言ってもいいのではないか。死刑制度に反対しづらい世論は根強いし、刑罰の厳罰化の風潮も強まっている。この舞台はこうした世の中に異議を唱えているわけではないと思う。その答えはラストシーンに出てくる。これを見逃してはならない。
中村さん、JACROWは政治や経済だけとは言いません。見事な舞台でした。
「隔たる」外伝として、本編の終演後に永山の母を演じた水野あやの一人芝居がとてもよかった。次回は11,22日だ。こちらもぜひ、見てほしい。

隔たる
JACROW
新宿シアタートップス(東京都)
2026/08/06 (木) ~ 2026/08/12 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
自分が観た回は19:30開演で、終演時間考えると100分程度かしらねって思っていたら、がっつり2時間越えでした。
2時間10分弱くらいかな。
モチーフは、死刑制度や少年犯罪において議論を呼んだ、永山則夫死刑囚の獄中結婚。
この永山氏は、獄中で文筆活動を行い、書いた本がベストセラーになったり文学賞をとってるのが特異なところ。
知ってる人には当然の存在だろうけれど、現代の若者からの認知ってどんなものなんだろうか?
ノンフィクションとして描かれてるわけではなく、劇中の人物の名前も変えられてます(モデルはわかる範囲だけど)。
基本、きちんとした会話劇で、丁寧にエピソードを積み上げていきます。
演者の熱演も凄い。
被告側だけじゃなく、被害者遺族側への焦点もきちんと描かれます。
”隔たり”を象徴してる美術は、人力で回転させることで場面転換します。これはなかなか効いていたと感じる。
観終わった後に、語り合える芝居に思えました。
罪と罰、赦し、個々人で相当にきっとスタンスは違うし、デリケートなところだけど。
断定はせずに、そのあたりを丁寧に語り合ってみたいなって思える芝居でした。
若い人の率直な感想とかも聞いてみたいなって。

木ノ下歌舞伎「心中天の網島」アクセシビリティ版
一般財団法人松本市芸術文化振興財団
りゅーとぴあ劇場(新潟市民芸術文化会館)(新潟県)
2026/08/29 (土) ~ 2026/08/29 (土)公演終了

明日の詩
カートエンターテイメント
恵比寿・エコー劇場(東京都)
2026/08/06 (木) ~ 2026/08/09 (日)公演終了

パール食堂のマリア
青☆組
吉祥寺シアター(東京都)
2026/07/17 (金) ~ 2026/07/20 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2026/07/19 (日) 13:30
1970年代前半、横浜の繁華街にあるパール食堂を中心にその近辺の人々が織りなす悲喜こもごものつづれ織りのような群像劇。
10年前の再演は見逃したので初演以来15年ぶりで舞台美術以外の記憶は薄れていたが9割の優しさに1割の切なさを加えた作品世界を堪能。
中でも(責はないのに)「猫のことでずっと謝りたいと思っていた」亮太とそれに対して「ただの偶然であなたのせいじゃない」となだめるクレモンティーヌそれぞれの優しさが特に心に沁みた。
また、ペーパークラフトのようなランプシェードや繁華街の看板を想起させるカラフルな複数の四角形などの舞台美術もステキ。
なお、序盤での猫の台詞の「何度も死んだ」で(猫だけに)佐野洋子の「百万回生きたねこ」を連想し、本作では確かに「死んだ」だが、あちらは確かに「生きた」だな、などと修辞学的なことも考えた。

15 Minutes Made 東京/福岡 福岡公演
Mrs.fictions
福岡市民ホール 小ホール(福岡県)
2026/08/08 (土) ~ 2026/08/11 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
初日にお邪魔しました。15分ってこんなに濃密になるのか!という驚きと、笑いと感動に溢れた素敵な公演でした。私は少し泣きもしました。
元々はシステム個人さんをお目当てに足を運んだのですが、全ての団体のファンになること間違いなし!演劇がもっと好きになって、優しくて温かい時間を過ごせました。
私のような演劇初心者にもかなりおすすめです!

隔たる
JACROW
THEATRE E9 KYOTO(京都府)
2026/08/21 (金) ~ 2026/08/23 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2026/08/07 (金) 19:30
社会派の雄の新作は、実話ベースながら重くストレート。129分。
1968年に連続射殺事件を起こした永山則夫(劇中では近山由夫・小平伸一郎)を自分と重ねて獄中結婚した妻・新垣和美(劇中では古垣洋美・宮越麻里杏)が辿った経緯を、妻の立場から描く。なぜ結婚を、の、誰でも思う疑問から初めて、丁寧に永山の死までを紡ぎ、特に、被害者遺族との軋轢や報道関係者の悪意がストレートに描かれる。いつものような笑いを誘う展開ではなくて、淡々と描かれる芝居に息を呑む。

誰々
劇団5454
すみだパークシアター倉(東京都)
2026/07/31 (金) ~ 2026/08/11 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
自分は、誰かの誰々になっているのか、存在を考えさせられる舞台。
そして、若い彼らにも、私世代と同じように感じていることがあるんだなぁと。言葉と表現力になるほどそう表現するのかと納得。
5454ワールドを堪能しました。
舞台セット、最初と最後の変化も必見です。

戦浄のパンクロッカー
レティクル座
萬劇場(東京都)
2026/08/05 (水) ~ 2026/08/09 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
そう、始まりから終わりまで、うんちに始まりうんちに終わる。そのくだらなさが頭を空っぽにして気軽な気持ちで見られるのがいい。笑い盛り沢山で面白かった!グッズも手が込んでてフェスタオルもあった。見終わったらなんだか、前向きで頑張ろうかなって思えちゃう不思議さがあります

この夏、屋根裏から異世界へ(※行けません)
猿博打
OFF・OFFシアター(東京都)
2026/08/05 (水) ~ 2026/08/09 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2026/08/06 (木) 19:30
価格3,500円
異世界モノは詳しくないが、なんとなくはわかる内容。
そしてまさに猿博打の三人に合わせた脚本

こどものためのバレエ劇場 2026 人魚姫
新国立劇場
新国立劇場 オペラ劇場(東京都)
2026/07/23 (木) ~ 2026/07/27 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2026/07/25 (土) 16:30
価格6,600円
華やかながら悲しいお話。
バレエで表現するのが難しい演目である

ゴールデン・エイジ
劇団俳小
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2026/08/06 (木) ~ 2026/08/12 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
2024年7月、チケット買っていたのに中止。俳小はこれが何度もある。今回やっと観れた。十八番のオーストラリア演劇、先住民アボリジナルの物語だと勝手に思って観ていたら全く違う。これ何の話?訳が分からない衝撃。『ミッドサマー』を思い出した。何なのかさっぱり判らないがメチャクチャ面白い。(第二幕できちんと判る仕掛け)。無茶苦茶アングラ。翻訳の佐和田敬司氏がいろいろ仕掛けたのか?この言語を丸暗記して話す役者陣にRESPECT。美術もセンスあって見事。古代ギリシアのドーリア式の折れた柱。網目状の芝生シートに鬱蒼と生い茂るリーフラティス。手作り感のある鉄柵門。スピーディーな場面転換を可能とする軽量なアイディア美術。芝生シートをこう被せて使うとは。
主演の遊佐明史氏はもう貫禄。
MVPは小飯塚貴世江さん。凄い。
是非観に行って頂きたい。

クジラが群れた恋
トローチ
赤坂RED/THEATER(東京都)
2026/08/02 (日) ~ 2026/08/10 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
トローチ初見でしたが、観劇中ずっと舞台に引き込まれて前のめりで観ていました。全席超満員の熱気も納得の素晴らしい、面白さでした!
とわこさんの姿が、いつかの自分と痛いほど重なって.....。特にとわこさんの揺れ動く感情がリアルで、胸がギュッと締め付けられる思いでした。
フライヤーで演出の深井さんが「自分勝手な人間達の恋の話」とおっしゃっていた通り、傍から見たら「なんで一緒にいるの?」と思うような関係でも、当人同士にしか分からない『好き・恋・愛』がある。
それでいて笑えちゃう要素も満載でめちゃくちゃ面白く、切なさと笑いのバランスが絶妙でとーっても面白かったです!
豪華なゲスト陣も光っていました。一時よく音楽を聴いていた中村中さんの演技を初めて生で観られたのも感激でした。中村中さんの音楽は切なく繊細で、どこか孤独の中に怒りのような感情を秘めていて、物語を見事に盛り上げていました。
また、場面の切り替え方が通常と異なり、舞台空間の無駄がない演出とテンポの良さも引き込まれました。
次の公演が1年半後と聞き、“レアポケモン”レベルの貴重な劇団さんですが、また観たいお芝居ができました。次回の本公演も楽しみに待ちたいと思います!