
蒼いラフレシアの鼓動〜The beat of blue Rafflesia〜
東京ジャンクZ
インディペンデントシアターOji(東京都)
2018/08/15 (水) ~ 2018/08/26 (日)公演終了
満足度★★★★★
見ただけで疲れが半端ないし、万人に勧められる演劇ではないけど、人に正論を言って満足して薄い人生を送る人を見るのに疲れたなら、確かに行った方が良いかもしれない。
苦しむ救われない雑魚の人生以外、日本の芸術に価値が無いとパルムドールが教えてくれたのは正しかったのかも😓

出勤初日
四人に朽無し
大阪大学(豊中キャンパス)(大阪府)
2018/07/20 (金) ~ 2018/07/21 (土)公演終了
満足度★★★★
バイトする人たち『出勤初日』
イタイ先輩、イケメンホモの大学生、過激自己中な大学生、そしてストーカ浪人生の四人が巻き起こす、ブラックでイタイコメディ。
バイト先の塾長やカップルも巻き込んでのドタバタ劇。
ビンタ痛そうでしたが…面白かった。
内容は…
バイト先の生徒が可愛く、塾長が…
高額バイトに集まった4人とカップルに仕掛けられた罠とは…
と、結構凝った話に仕上がってました。
1ヶ月後には、第二回公演を控えているそうで、凄いバイタリティ!

雪華、一片に舞う
Dangerous Box
上野ストアハウス(東京都)
2018/08/16 (木) ~ 2018/08/21 (火)公演終了
満足度★★
いろいろな場所からリズミカルに大声で言葉を交換する劇とでもいうのでしょうか。全編を通じてリズムが崩れることはなく、練習は大変だっただろうと感心しました。
しかしながら私は普通の探偵ものと早合点していたこともあって、話に乗り遅れ、そのスピードにどんどん取り残されて行きました。そのため、作品の良し悪しではなく、純粋に私の満足度としては星2つです。

夢幻泡影
劇団ミネット
STAGE+PLUS(大阪府)
2018/07/15 (日) ~ 2018/07/15 (日)公演終了
満足度★★★★
今回も結構ダークな内容。
人間なら(聖人でなければ)少なからず持っている暗部。
その暗部が人を傷つけ、苦しめ、 時には命までも…
サヨ、完璧は罪
メルちゃん、弾けてました。
夏海、嫉妬怨念&お綺麗でした。
そして良い男と言えば、ひとみさんですね。
ミネットさんらしい、ダークな公演でした。

座敷おやじ
劇団SE・TSU・NA
ABCホール (大阪府)
2018/07/13 (金) ~ 2018/07/15 (日)公演終了
満足度★★★★★
子供時代、家の記憶…
初演も拝見し、とても良かったのですが、初演よりも良くなってる?!のでは…
ストーリー知ってるのに、結構、泣かされてしまいした。
初演では「湯浅さん凄い」と思ったけど、
今回は「子役さん含め役者の皆さん全員凄い。」と感動しました。
拝見できて良かった!
次回、『SANTA×CROSS』は大好きな演目、こちらも楽しみです。

忠臣蔵・序 ビッグバン/抜刀
エイチエムピー・シアターカンパニー(一般社団法人HMP)
AI・HALL(兵庫県)
2018/07/05 (木) ~ 2018/07/15 (日)公演終了
満足度★★★★
男性バージョンの松組と、女性バージョンの亀組。
両方は意見したかったのです…、松組の男性バージョンを観劇。
浅野内匠頭の武士としての思いを、そして忠臣蔵の起点を、こんな感じに切り取るんだ、と感動。
hmpさんらしい役者さんの動きとも相まって、とても新鮮で、とても面白かった。
男性バージョン松組と違う角度から、忠臣蔵を切り取る(らしい?)亀組の女性バージョンも拝見したかった。

代役
中野劇団
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2018/07/14 (土) ~ 2018/07/16 (月)公演終了
満足度★★★★
吉野の山から見守る母はAI?
嘘を嘘で塗り固め、
後輩、教え子、同僚、謎っ子、伯母さんが次々に巻き込まれゆき、てんやわんやの大騒動…、で大笑い!
嘘をつく人、つかれる人、それぞれの愛情に心癒されます。
浦添さん良い人!
ほっぽさん、表情良し!

ほたえる人ら
ばぶれるりぐる
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2018/07/13 (金) ~ 2018/07/16 (月)公演終了
満足度★★★★★
中之島春の文化祭『志保の看板』の公演を拝見し、これは絶対面白い!
なので必ず旗揚げ公演に伺おうと決めてました。
その期待を裏切らない、素晴らしい旗上げ公演でした。
むっちゃ面白いのに、しっかり人間模様があって、個性豊かな登場人物(外国人労働者とか…)。
そして高知でもマイナーな?幡多弁がめっちゃ可愛い。
幡多弁ネイティブな役者さんがこんなに関西にいたなんて…
土佐料理食べたい!
土佐の田舎の過疎問題に取り組む町役場に就職した都会人(?)と、地元民との交流のお話。
よそ者を受け付けない田舎者根性…、田舎者の私には痛い程良く分かります。

女優ものがたり
エレベーター企画/EVKK
自由表現空間 シアターカフェNyan(大阪府)
2018/07/14 (土) ~ 2018/07/16 (月)公演終了
満足度★★★★
とっても不思議で、雰囲気のある作品。
(観る人を選ぶ公演ですね。)
30年前の脚本との事ですが、決して古臭くなく、時代を全く感じさせないテンポの良さ。
母と娘、何が現実で何が虚構?
何があっちで、何がこっち?
女優は何者でもない…
とてもシュールな感じでした。
綿を引き詰めたような舞台も作品にあってました。
お母さん、親友(evkkでの澤井さんはいつもぶっ飛びますね)、良かった。
追伸、
シアターカフェNYANさんが終わってしまうとは知らず…
本作がカフェNYANさんでの見納めとなりましたが、この作品で良かった。
でも、SKYプロジェクト企画さんの『さようならの日』『ミュージカルカフェ』に伺えなかったのは残念でした…

二代目なっちゃんの愛人。
なかないで、毒きのこちゃん
OFF・OFFシアター(東京都)
2018/08/21 (火) ~ 2018/08/30 (木)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2018/08/21 (火)
公演終了時まで内容には触れないでとのペーパーが配られていたので、マジかシャレかはさておき、一応、ペーパーの指示を尊重して、21日ソワレの☆だけつけておきます。

NARUTO -ナルト-
松竹
新橋演舞場(東京都)
2018/08/04 (土) ~ 2018/08/27 (月)公演終了
満足度★★★★★
漫画の全72巻を4時間で上演するという試み。
原作の色々な味わい深い部分は失われているのだろうけれど、主人公2人の話に絞って描かれていたので分かりやすかった。
随所に歌舞伎らしい演出が組み込まれているので、歌舞伎ビギナーの人にも歌舞伎を観た満足感を感じられるのではと思います。

雪華、一片に舞う
Dangerous Box
上野ストアハウス(東京都)
2018/08/16 (木) ~ 2018/08/21 (火)公演終了

MAKOTO
阿佐ヶ谷スパイダース
吉祥寺シアター(東京都)
2018/08/09 (木) ~ 2018/08/20 (月)公演終了

スマートコミュニティアンドメンタルヘルスケア
ホエイ
こまばアゴラ劇場(東京都)
2018/08/18 (土) ~ 2018/08/27 (月)公演終了
満足度★★★★
左 に気を取られて 右 に乗り遅れ気味ながら、アエラ なく昇って行った スゴメン たちを隙間なく忙観。 棄てる も 信じる も忘れたように俯く集団の忙隷に 帰りの足まで引き摺られた。

浅草アリス IN WONDERLAND
劇団ドガドガプラス
浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)
2018/08/18 (土) ~ 2018/08/27 (月)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2018/08/20 (月) 19:00
2012年版のアリスの舞台が、ネットでダイジェスト再生できますが、セットやセットを立体的に使うところを除けば、あまり変わっていないような。ただし、配役はかなり変わっているのに、主演アリスの松山クミコさんだけは、全く変わらない。これは誉め言葉ですよ。
夏のドガドガ、月曜日ということもあってか、初日の満員に比べるとちょっと入りが少ない感じかな。初日、二日目では盛況もあり、トップギアで走り続けたのでしょうね、いつも通りにテンションは高いのですが、少しお疲れ気味な感じも受けました。
それでも、高いサービス精神で、客席を一切飽きさせることがありません。
グダグダな前説の劇団が多い中、前説も途中休憩トークも、よくもまあバカバカしくも楽しませてくれます。ちなみに、蜂巣和紀さんのヤマトタケルの物まねに一言、ヤマトタケルと卑弥呼は、全く関係ないですよ。
こういうエンタメの舞台は、やはり途中休憩って大事です。また、飲食OKもあった方がよい。一旦クールダウンする時間が欲しいし、トイレの心配をしなくてよいね。それで2時間強はお手頃な時間感覚です。
さて、物語りですが、アリスは主軸の話に関係ないじゃない!バスガイドである必要ないじゃない!なぜ巨乳になるの?などとやたらと取っ散らかっているのですが(私のドガドガ経験で最大級の取っ散らかり方、でも再演に当たって、そこに手を入れる気は全くなかったのですね)、いやあ、それゆえにか、ひたすら暴走してくれて楽しめました。
起承転結なんて全くなく、展開は序破急のリズム。
夏にドガドガは合うなあ。また浅草東洋館に来ますね。

八月納涼歌舞伎
松竹
歌舞伎座(東京都)
2018/08/09 (木) ~ 2018/08/27 (月)公演終了
満足度★★★★
第三部 盟三五大切 八月の納涼歌舞伎は、かつては野田がやり、宮藤が参加したように現代劇と伝統演劇をつなぐ良い試みをやってきて、しかも料金低廉と言う事でずいぶん若い世代を歌舞伎座に馴染ませた。老舗松竹アっパレである。しかし、今年はお疲れ。いつものような意欲的、世間評判の演目はないが、一部ニ部は若者向きの花形にわかりやすい演目を並べて、大入りの盛況だ。そこで三部も、と欲張らないところが老舗のおおらかさで、ここは南北の通し狂言。そこそこの人気演目ではあるがそう始終はやらない。久しぶりの歌舞伎座。中身は戦後になって復活した世話物(郡司正勝補綴)で、新劇もたまにはやる武士残酷物語の殺人劇(数十年前になるが青年座が西田でやったのは成功した)に、いい女の芸者小万が絡む。コクーンでもやったから現代向けではあって、今回のようにコクーンにおなじみの役者が多いと、なんだかコクーン歌舞伎みたいだなぁ、と言う印象である。しかし、役者たちは今回はコクーン風を抑えて、懸命に大歌舞伎風に演じる。七之助、幸四郎(まだ染五郎と言いそうになるが)、獅童、中車、猿之助、と言うあたりがりが立派に歌舞伎座の大舞台が務まっていて、世代交代の時期を感じる。人気もある彼らが、客にこびた芝居をしていないのが爽やか、狂言上いかにも歌舞伎らしい古風な場面もあるがそこを脇役たちがこれまたうまく務めていて、なかなかの歌舞伎芝居である。しかしいまの客にとってはこの話は難しい。お家の忠義はいまの内閣もやっているじゃないか、と言うかもしれないが、三五朗の忠義と森友の忠義とは、やはり違うし、百両の裏金の受け渡しも政党交付金の不正とはわけが違う。うまく重ね合わせられない。そうすると、南北の裏返し、裏返しの忠臣蔵も四谷怪談も安心して楽しめない。エエッツ、そうだったの!が多すぎるのである。だが、こういうチョット馴染みの薄い演目を一つ納涼芝居に加えて、花形を抜け出そうとする俳優たちが取り組むのは大賛成である。だが。。。。
だが、一部二部にくらべれば客はかなり薄い。しかし、桟敷を見れば、昔懐かしい芝居好きが世代を引き継いで母娘で来ているのが解る。若者も少なくない。そう言う風景も楽しい夏芝居である。松竹頑張れ。

ミセスフィクションズ夏の振替上演・上映会
Mrs.fictions
駅前劇場(東京都)
2018/08/17 (金) ~ 2018/08/20 (月)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2018/08/20 (月) 18:30
短編4作品とも、面白かった。
特に最初の演目の真嶋さんが良かったです。

スマートコミュニティアンドメンタルヘルスケア
ホエイ
こまばアゴラ劇場(東京都)
2018/08/18 (土) ~ 2018/08/27 (月)公演終了

ミセスフィクションズ夏の振替上演・上映会
Mrs.fictions
駅前劇場(東京都)
2018/08/17 (金) ~ 2018/08/20 (月)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2018/08/19 (日) 17:30
【長編上映】
6年ぶりの「花柄八景」懐しや。
久我さんの師匠っぷりと岡野さんの元噺家っぷり、それに今村さんのパンクロッカーっぷりが見事だし、劇中の新作落語もスゴいし、そもそも全体に漂う落語的雰囲気が秀逸。いつかまた生で観たい。それが叶わないならせめて創作落語「シド・アンド・ンンシー」全長版が聴きたい!

お茶と同情 Tea and Sympathy
劇団フライングステージ
OFF・OFFシアター(東京都)
2018/08/08 (水) ~ 2018/08/12 (日)公演終了
満足度★★★★
久々二度目のフライングステージ。公演を直前に知って運よく空き日に観劇できた。一回目は2016年「新・こころ」(初演2008)で、その頃よく名を目にしていた関根信一の正体は・・?と思っていたら氏主宰劇団の公演情報を知ったので新宿はspace梟門へ赴いた。実際はその一月前に舞台上で役者姿を目にしていたり、その後の演出作品・講師を務めたワークショップ等、等で正体不明でも何でもなくなったが、ただフライングステージという劇団の謎めきは未だ私の中にあって、また関根氏の演出にはスッキリと理に適った処理の跡が感じられ、気になる事の一つだった。
果たして舞台は二年前観たのと同じ独特な風合い(悪い意味でない)があった。「gayの視点」という事が大きいと思うのだがそのわけは、俳優が舞台上に立つ時(客演もいるし劇団員が必ずしもゲイとは限らないと思いつつも)「当事者性」が香り立つ(観る側の勝手な想像で)という効果が一つ。今一つは、これが重要に思われるが、ある事柄についての「共通了解」を持たない客を想定した提示の仕方(場面の切り取り方や言葉のチョイス)。gayという生き方に纏わる問題(差別・マイノリティといった)を学ぶ副読本かと思う程分かりやすく、前回観た「新・こころ」がやや婉曲表現であったというのもあるが今回はテーマを逸らさず直球であった。問題を立て、それを整理するような具合に、「物語」も一場面一場面が簡潔にまとめられて進む。「誤解」を生みやすい事柄を「説明」する順序の大事さ、周到さにおいて関根氏自身が手練れなのだろうけれど、無駄なく、キャラが明確、悶着あって鎮火、また何かあって落ち着く、という起伏を受け止める潤滑油に笑いがさり気なく、きっちりと仕込まれている。そうして物語はある逃れられない根本的な問題を浮かび上らせる。
普遍的テーマとして表現すればそれは「人に知られると不利益な真実」を抱えた個人と他者との関係のあり方。教育実習生として訪れた学校で主人公の青年は、全校集会での挨拶で「自分の事」を生徒に話しておきたいと希望したが教頭に反対され、他の教員が集まって討議したが結果的に彼は自らその希望を取り下げた、というのが冒頭。以降「彼ら」を見舞う困難によって最終的に、状況の側から「賭けに等しい選択」の道が主人公に用意され、彼はそれに応じるように、進み出る。
本作の解説にもあった米映画の王道と言えるドラマのモデル(感動しつつも日本ではああは行かないよな・・と嘆息が漏れるアレ)が思い起こされるが、言葉を選ぶように発する青年の台詞を、観客は一音も聞き逃すまいと注視していたと思う。・・二週間の実習を終えた月曜、全校集会で主人公は別れの挨拶をする事になっていたが、目の前にいる生徒の間から侮蔑語を投げつけられた事で、彼は逆に自分が本来そうしたいと願っていた言葉を言うのである。勇気を奮ってひと言目を声に出そうとする瞬間、葛藤や恐怖にふいに襲われ、一瞬だが言葉に詰まる。それまで表情に出さないタイプに見えた彼が初めて動揺を走らせる演技には「真に迫る」もの・・手垢のついた言葉だが・・があった。
人が持つ感情をさらりと見せるその瞬間は、それは演劇が普通に持つ力だが、この場合「露見」と言うに等しい。この舞台で持ったインパクトの背後事情は、こうだろう。・・「共通了解のない観客」を想定した、事実を淡々と描写して進行する劇とは、我々の現実>日常感覚から逸脱をしないという事である。「台詞によって説明された状況が役者の身体・顔で後追い的に説明される」と見える形式は、人物を作り上げる演技アプローチと異なり、淡々として見える代わりに、物語の饒舌な語り手となる。高校生同士のやり取りなど戯画化されているが、ボケと受けの掛合いで言うと戯画的形象(ボケ)は受ける側の真実を浮上させるコミット法、笑えるのはリアルが浮上するからだ。
たとえフィクションでもこの物語は恐らく「当事者」にとって日常の、現実の延長にある事を免れない性質の事柄だ。それゆえ殊更心理を説明しない情景描写(現実の光景を見る感覚を逸脱しない)にとどまる事が要求されるのではないか。
青年が一瞬見せた動揺(表現としての)は、テキストの指示に対する身体的「説明」ではあるが、抑制された物語叙述から「露見した」かに見えた(彼ら側からすれば「さらす」事となった)表情にはテキストが必ずしも要求していない(それが無くとも成立する)余剰が見え、それだけに際立った。観客は「事実」を受け取ったに近い出来事としてそれを見たと思う。
清々しく舞台が終わり、立ち並ぶ演者たちの表情には、観客である私達が感じているのと同じ地平にある風情があった。お金を取って舞台を努め「させて頂いた」と、恭しく礼をするのでも、お互いで濃密な劇場を作り上げた共闘者に向ける笑顔の挨拶でもない、素朴で愛着のある表情だった。