最新の観てきた!クチコミ一覧

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愛情マニア

愛情マニア

演劇集団関奈月

アトリエS-pace(大阪府)

2018/12/14 (金) ~ 2018/12/16 (日)公演終了

満足度★★★

何度か拝見させて頂いていますが、作風が変わったような気がします。色々な愛の形を表現していたと思いますが、何を表現したいのかが分かりませんでした。次回に期待。

エダニク

エダニク

ハイリンド

シアター711(東京都)

2018/12/07 (金) ~ 2018/12/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

3人の白熱した濃密な会話劇、堪能しました。

役者の皆さんそれぞれの役を実に魅力的に演じていて最初から引き込まれました。ストーリー展開の面白さに興奮しました。

ネタバレBOX

企業間の駆け引き、家族等守らなくてはいけないものを持つ男、食肉処理場の職人の食品(物体)としての割りきった捉え方をメンタルとフィジカル面や主張を力強く、また生産者側の育てていく過程によって生まれてしまう愛情からの命ある生き物として捉え方や倫理観等をリズミカルで軽妙な3人のやり取りはスリリングで迫力がありとても面白かったです。
-虹梅-【Braggart cards】〜乱れ咲き誇る〜

-虹梅-【Braggart cards】〜乱れ咲き誇る〜

BIG MOUTH CHICKEN

新宿村LIVE(東京都)

2018/12/12 (水) ~ 2018/12/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2018/12/14 (金) 19:00

座席A階C列9番

久しぶりの舞台観劇でした。
出演者の皆さまの演技がすごくて涙したり笑ったりと楽しい時間を過ごせました!!
ありがとうございました。
これから応援したい方も見つけました!!

ネタバレBOX

前説やカーテンコールは撮影オッケーでした!
「熱海殺人事件」「青春かけおち篇」

「熱海殺人事件」「青春かけおち篇」

★☆北区AKT STAGE

北とぴあ ペガサスホール(東京都)

2018/12/11 (火) ~ 2018/12/16 (日)公演終了

満足度★★★

『熱海殺人事件』観てきました。音響効果、照明効果も印象的。
早口で、つばまで飛ぶ勢いの喋りの熱量に、圧倒。
悪い意味でなく、エネルギーを奪われる作品でした。

「追想と積木」「いつかの風景」

「追想と積木」「いつかの風景」

劇団水中ランナー

ワーサルシアター(東京都)

2018/12/12 (水) ~ 2018/12/17 (月)公演終了

満足度★★★★★

ツギハギを観てからずっと気になっている水中ランナーさんらしい、期待通りの素敵なお話でした。やはり時間軸が複雑に交差したストーリー展開で、置いていかれないようにしっかりとついて行く楽しみが感じられる作品で充実しとても楽しかったです。皆さんの細やかな表情や仕草が堪能できて最前列で見た甲斐がありましたね!特にセリフのない時の周りの皆さんそれぞれが豊かな表情で。あの人数でもキャラ被りなく全員を表現する演出が大好きですね。

『いるわけないしっ!』『弁護士バイロン ~もうひとつの熱海殺人事件~』

『いるわけないしっ!』『弁護士バイロン ~もうひとつの熱海殺人事件~』

劇団東京都鈴木区

TACCS1179(東京都)

2018/11/27 (火) ~ 2018/12/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2018/12/01 (土) 13:00

座席1階6列

『いるわけないしっ!』を観劇
きちんとブラッシュアップされていて、とても完成度の高い作品になっていたと思います。
ずっと堪えていた感情を爆発させる場面は何度観ても泣けます。

個人的な好みですけど、
丈助、魔羽は初演のキャストの方が好きかな

会場変更後の日程がどうしても都合がつかず『弁護士バイロン』は観劇できませんでした
無念、、、

クロノスコープ少女

クロノスコープ少女

劇団ミックスドッグス

中板橋 新生館スタジオ(東京都)

2018/12/12 (水) ~ 2018/12/16 (日)公演終了

満足度★★★★

この作品は物語の筋が良い。初演と比べ舞台も見やすくなって流れるような展開を楽しめた
津山さん回はの第一声を聞いたときはどうなることかと思ったけど
中盤以降は非常に良い表情になってきて惹きつけられた
良い意味での隙とリアルさがあった
この作品の主役はドラマ性を内包せざるを得ないので
それを収められる役者の器が必要となるなと思った

ボードゲームと種の起源

ボードゲームと種の起源

The end of company ジエン社

3331 Arts Chiyoda(東京都)

2018/12/11 (火) ~ 2018/12/16 (日)公演終了

満足度★★★★

ボードゲームによる見立てと非常に演劇的な演出の作品
ルールと役割を自らに課す人間という生き物
理論的思考で最初はいるはずなのに薄皮一枚剥がせば感情的であやふやな
ゲームであったり人との関係であったり演劇であったり

埋める女

埋める女

城山羊の会

ザ・スズナリ(東京都)

2018/12/06 (木) ~ 2018/12/16 (日)公演終了

満足度★★★★

相変わらず笑えるし面白いんだけど
大人の建前とか汚さとか生理的な嫌らしさが一枚舞台上をぬるっと覆っていて
なんか臓腑のあたりをもぞもぞされながら愉しむ作品
城山羊の会はこれにて一旦お休みとのことで、歳を取れば取るほど痛む作品だけに残念で寂しい

墨と考えて飛沫

墨と考えて飛沫

埋れ木

インディペンデントシアターOji(東京都)

2018/12/05 (水) ~ 2018/12/09 (日)公演終了

満足度★★★★

灯りに浮かび上がる部屋の光景を眺めながら、自分という石が誰かの水たまりに飛び込んで行くことを考えさせられるクリスマスキャロルのような埋れ木の群像劇
キャラクターの濃さによって、物語の立ち上がりが遅い群像劇の弱点をカバーしているなと
もどかしくも温かい
この物語の良さは、新開さんと津嘉山さん、この二人の良さに尽きるかなと
もっと二人の物語をじっくり見たいと思ってしまうくらいだったし
強引に物語を作り上げていってしまう腕力が有った
そういえば今回もしれっと嘘を世界に散りばめる埋れ木の世界観だった

瞑目のパノラマ

瞑目のパノラマ

ヒノカサの虜

インディペンデントシアターOji(東京都)

2018/11/28 (水) ~ 2018/12/02 (日)公演終了

満足度★★★★

いやぁ~話が面白い
登場人物も世界も謎だらけで始まるのだけど
情報や説明の出し方のバランスとストーリー構成が上手くて
足元からひたひたと物語が染み込んできて
徐々に水位が上がって行き、気がつけばあの世界の海にどっぷりと沈んでいる感じだった

Collabo ナ Ration2

Collabo ナ Ration2

こわっぱちゃん家

シアター711(東京都)

2018/11/29 (木) ~ 2018/12/02 (日)公演終了

満足度★★★★

まるかど企画「挑め!ファザースタイルダンジョン」
今年は色々な作品でラップバトルがネタにされまくったけど
この作品は「演技としてのラップ」「物語に刷り込んだラップ」という意味ではレベルが高かったし
きちんとテーマを持った作り方だったので脱線部分も楽しめた

こわっぱちゃん家「いつもの致死量~the short~」
こわっぱちゃんらしい重量感の有る物語
shortVerという通りフォトブック的な切り取られ方
致死量ってのはどれだけ摂取すればというより、そこにあるその量が誰かを何かに到らしめてしまうという側面の話なのかなと感じた

-33project「NEW LIFE」
物語としては薄めな味だけど
ちょっとした小道具とかくだらない未来設定が結構好きだった
空気感のお芝居って感じでは有るんだけど
その中でも阿部百衣子さんの空気感はなかなか良かったなと

劇潜サブマリン
演出面は技巧派。ただ被害者が責められるという構図が続くのはちょっとわかりにくい
もっと長い尺だったらもっと面白いんだろうなと思った

劇団YAKAN
主人公の主張がもっと共感持てるものなら最後の仕掛けがもっと効いてくるのになとちょっともったいなかった

こわっぱちゃん家
ミキティの6年後のお話
短い中にも強い言葉が詰まったストーリー
ミキティ好きだったんでボーナストラック聴けた感じ
森谷さんが森谷菜緒子な役をやるのも魅力的だけど
この作品のようなちょっと位相がずれた役を今後もっと見てみたいなと思った

空想科学II

空想科学II

うさぎストライプ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2018/11/29 (木) ~ 2018/12/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

マッチュさん江花さんとひときわ輪郭の濃い二人が舞台の真ん中にいることで
曖昧な世界に流されずに観ることができるなと
野村美優さんはスカジャンのヤンキーで、この手が有ったかと膝を打つ似合いっぷり

リピートして観てると序盤の
坂本慎太郎の「幽霊の気分で」に合わせて社交ダンスしている幸せな光景が
楽しそうであればあるほど、それが全てであってたまらなく泣いてしまう
椎名林檎の「愛妻家の朝食」が流れる中で歳をとっていく場面もたまらなく好きだった

女中たち

女中たち

風姿花伝プロデュース

シアター風姿花伝(東京都)

2018/12/09 (日) ~ 2018/12/26 (水)公演終了

満足度★★★★★

大物女優たちが舞台に映えました。

ネタバレBOX

雇い主の主人を罪に陥れ、悲嘆にくれた妻を自殺に見せかけて毒殺し、妻の高価な衣装や装飾品を譲り受けようとする、階級制度をわきまえた、分相応な犯罪を企んで失敗し、妹の方が自殺する二人の女中の話。

妻のドレスのはずなのに、妹の腰回りにぴったりなのはなんでかなと思いました。

新興宗教の漫才コンビが新興宗教の女優あてに送った花輪はうざったかったです。
メロメロたち

メロメロたち

悪い芝居

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2018/11/21 (水) ~ 2018/11/25 (日)公演終了

満足度★★

ドラムを中心に置いたセットは「おおっ!」となったが、手前にドラムがあるせいでセリフが聞き取れなかった。

せっかくの戯曲賞受賞作品の台詞が聞き取れないのは...

ネタバレBOX

音響さんにはもっと頑張って欲しいです。初見の人にはとてもとてもついていけませんでした
ボードゲームと種の起源

ボードゲームと種の起源

The end of company ジエン社

3331 Arts Chiyoda(東京都)

2018/12/11 (火) ~ 2018/12/16 (日)公演終了

満足度★★★★

まだ観劇二度目のユニット。今回はチラシが手元に早くあり、予定が立った。ジエン社の舞台とは作演出・山本氏の思索の演劇的展開(演劇的手法の探求も含む)、という印象を持っていたが、期待に違わず「知」が勝った内容。もっとも、吐かれる言語は晦渋でもなく、ただボードゲーム関連の専門用語(運ゲー=運命ゲーム、勝敗が運任せ。など)がほぼ説明抜きに使われる。ボードゲームについて思索する人物の姿は見られたが、その思索がドラマの結語を捻り出す訳ではなく。もっと手強い難問、即ち人間なるものが「彼」の周囲に居り、問いを仕掛けてくる。
芝居はコンパクトに一時間強、Arts Chiyodaらしい?試作品の趣きであったが、無駄なく濃密な一時間を作った。この会場(地下)は廊下に接したただの四角い空間だが、意外にも劇空間をうまく補い、秀作が産まれる。(サンプル『ブリッジ』、ナカゴーを思い出す。)

ネタバレBOX

ボードゲームやそれを創ったりテストに掛けて改良していく人達のグループがあり、それらをくるめたボードゲーム界隈の事情が話題にのぼるが、これを対話式に思索プロセスを辿る側面と、自らもゲームを作成する登場人物(唯一の男性)と三人の女性との奇妙な関係を紐解いていく側面が並行し、後者が見せる関係性の表情がとても面白く、時に美しい。メンヘラな世界にも見えるが人間の心理の一枚裏で渦巻くドラマを、ひっそりと眺める感覚でもあり、「人間」の輪郭が仄かに見える、というか想像させるのが新鮮である。

「男」には妹がおり、親の影が薄い分、妹は兄をより自由に、つまり男性としても見る視線を弄び、持て余している。また、父母の居ない空き部屋にはもう一人女がどういう訳か住み着いていて(自分の事を語らず身元不明)、ツンデレのこじれたリアクションを常に「男」に対して取る。そして、ボーゲ・フリークで自らチロルと名乗る「妖精」(何百歳になると真顔で話す)が、ある集まりの帰路を「男」に付いて来たため、このとき家の中には三人の女と一人の男が居る。
男はボーゲ、ないしその理論(思想?)には自負があるが世間的な成功を手にしているとは言えない、そのはざまを揺れるナイーブさを持ちながら、「他者」である個々の女性との間では筋を通す事を要請され、葛藤の中から一歩出ようと内心足掻いている、という様子などおくびにも出さず、憂いを帯びている。
身上不明の女はそんな「男」の優しさを当て込んでいる、くせにその優しさに苛立っており、そういう自分を客観的に見る諦観も合わせ持つも、男を責める口を止められないループ状態。
妹は引きこもりで完全に兄に甘えているが(甘えさせてくれる兄でもある)、知的に秀でた兄を憧憬してしまう妹の特性を体現し、社会のしがらみを逃れた箱庭空間で「自由」の時が続く事を願っている、そのループ状態。兄の方も、妹との二人暮らしの円環に安定を見出しているとの疑惑を他の女に指摘さる(「異性」への関心をも充足させる・・性的関係がなくとも)。
自称妖精は、(小倉優子ではないが)奇異に見られる事を意に介さず、自己完結し、割り切った者が(年齢に関わりなく)有する独自の観察眼でまっすぐ相手を見据え、やり合う。この存在がボードゲーム(界)の解説を担ったり、他の二人を観測する定点的役割を(実に変則的に)担う。
終盤、「あの人は何?」と妹に兄が問われるツンデレ疑惑女が、「男」にとって唯一向き合うべき「他者」であるらしい事が浮かび上がるあたりが、加速要因となり、変らぬ日常な風景(4人がボードゲームをやっている)に「恋愛」の色がふっとよぎった瞬間、暗転・終幕となる。
ボーゲ論議が途上にある事が、逆に効いてか、人生の問題は途上にあるとの余韻を残す。語り尽くせない事柄を一くさり語り、ここで一区切り。また改めて語り合おう・・。「思索」がこのあとも続く事は確かなようで。
群盗

群盗

劇団俳小

d-倉庫(東京都)

2018/12/12 (水) ~ 2018/12/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

ゲーテと同時代の、これがあの・・。演劇が持つラディカルも「古典」と教科書に載りゃ無害のお墨付きとか。しかし昨今の「新作」戯曲より余ほど暗く鋭く光る刃が・・。
読み継がれ演じ継がれてきただけに普遍性あるドラマ、何故なら、、と考えて立ち止まる。疾風怒濤(シュトルム ウント ドランク)、これも教科書に載る単語だった(私の頃はね)が、大いなる変動(変革)の時とある。「群盗」は自由を叫び、最後には(形の上では)滅び行く物語だが、作者が掲げたのは滅び(現実)の方でなく、滅びさえ自ら選び摘った実、と宣する(事で成就する)自由の方でなかったか。新しい自由の地平を切り開くべき時代(当時にとっての現代)という感覚は、文明・思想の発展深化の末に、この時代誕生した新たな感覚だったのではないか。。(文学や演劇という芸術が持つ力への期待と熱望と確信が、最も高くあった時代、そしてそれを裏付けた作品たちがあった・・・「疾風怒濤」という語がそんな想念に誘う。)
そんな事を想像させた「今面白い」舞台だった。
特筆は、このスケールの大きなドラマをd 倉庫というスペースで、狭隘さを感じさせず感情表出も目一杯に戯曲のエンタ性をしっかり立ち上げていた事。
歴史的戯曲を手近に届けてくれた感謝も手伝って満点星。(つづく)

尼を待つ

尼を待つ

三度目の思春期

ギャラリーしあん(東京都)

2018/12/12 (水) ~ 2018/12/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

都心[御徒町]から古都[鎌倉]へワープしたかのようなイリュージョン-
場と戯曲がよくマッチしていたと思う。
小道具のせんべいの匂い、衣擦れの音、所作に伴う微風やらバタバタ感といった、古民家公演ならではの場の圧・臨場感もろもろが楽しい。

TRUCE

TRUCE

WWP 渡部将之(円盤ライダー)×渡辺一正(劇団スマイル・バケーション)のプロデュース企画

G/Pit(愛知県)

2018/12/14 (金) ~ 2018/12/25 (火)公演終了

満足度★★★★★

お芝居とゆうものを生で見たのは初めてでした!全く内容を知らないで拝見しましたが、すぐに引き込まれていきました!泣きました。大号泣でした。本当に素晴らしいとおもいます。もう一度見に行きたい!

ネタバレBOX

ラスト…皆で爆弾投下されるところを眺めている場面。たまらなかった(ˊ̥̥̥̥̥ ³ ˋ̥̥̥̥̥)
今でも涙が出そう…。
群盗

群盗

劇団俳小

d-倉庫(東京都)

2018/12/12 (水) ~ 2018/12/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

 舞台美術が面白い。

ネタバレBOX

通常の板の上に大掛かりな板が載っているのだが、上手壁に平行する1辺のみが真っ直ぐで他の3辺は各々斜めになっている。おまけに上下共右肩下がりの上辺と下辺は右下がりの角度が異なり、幅も下辺がかなり長いのだ。更にこの下辺の下手角から上辺へ向かって伸びる辺も右に傾いているので、まるで反逆者達のエネルギーの塊が観客席目掛けて雪崩込んでくるような錯覚を覚えさせる。更にこの部分は焦げ茶色か黒に近い色なのだが、通常の板部分からクリームイエローのような三画形がこの大きく不安定な四角形に楔でも打ち込むように対向しているのだ。このセンスが素晴らしい。下手奥の傾斜脇には、3段の階段様の構築物、その下手の空間にピアノと演奏者が居て生演奏をしており、下手壁には額入りの絵などが飾られているのは、呑み屋をイメージした作りがベースになっているからだが、3X6尺程度のテーブル3つと背凭れ付の木製の椅子が、物語の進展に応じて特設変形平台の上に置かれたり、最深部が牧場納屋の2階部分のようになった場所へ上ろうとする時重ねた机から恰も登れそうな足場となったりして活用される様は小気味良ささえ感じる。
 無論、脚本は古典的名作だから普遍的な名科白が随所に鏤められその巧みで的確な表現を聴いているだけで飽きないが、叛旗を翻す者としては極めてプリミティブな方法論しか持たぬ主人公達のアナーキーでシンプルな「正義感」や幼さの持つ放埓は、事態の展開はどうあれ一つの典型ではあろう。そのような意味で人間という生き物の哀れをも描いている作品と言えよう。役者陣の熱演、群像劇としてしっかり纏めた演出、自由を求めて戦い卑怯な真似はしなかった義賊的盗賊団の意を矢張り我らは受け取るべきであろう。少なくとも熱く純なその変革への意だけは!

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