
スタンドアローン
ファントマ
近鉄アート館(大阪府)
2018/11/02 (金) ~ 2018/11/04 (日)公演終了
満足度★★★★
えん魔さんプロデュース、初めて観劇しました。月蝕バージョンです。役者の皆さんも初の方々ばかりだったので何もわからず謙虚な気持ちで取り残されないように必死で観ました。終盤になって、そういうことかと気づくことも多々あり、ざっくりした感想ですが、嫌いじゃないです。おもしろかったです。

La Barbe Bleue-青髭-
TremendousCircus
シアターシャイン(東京都)
2018/10/31 (水) ~ 2018/11/04 (日)公演終了
満足度★★★★
私はレイプされた、私は虐待された、私は親に捨てられた、私は愛する者を奪われた、私はこの残酷な世界で傷つき虐げられもがき苦しんでいる。この苦しみを、心の痛みを無かったことにするな。私はここで叫び続ける。
劇団Tremendous Circus が芝居を通して訴えることを短く言い表せば、こういうことになるだろうか?
キワモノで怪奇趣味、闇に追いやられたものたちが世界へ報復するためのグロテスクなカーニバル。それが劇団の芸風で、歌とダンスもある。今回は公演時期がハロウィンと重なっていて、悪魔や亡霊たちが百鬼夜行する闇の祝祭ハロウィンにぴったりの芝居だった。
悪魔もかつては天使だった。闇に生きる者はどうして闇に堕ちたのか? この芝居ではシャルル・ペローの血生臭い童話を下敷きにして、殺人鬼『青髭』を主役に立て、その城に招かれたヒロインがその心の闇に迫っていく。彼はなぜ何人もの女を殺さなければならなかったのか? 次々と開かれる秘密の扉、暴かれる過去、よみがえる亡霊、繰り返される惨劇。どうして殺人鬼はこの世に生まれたの? あなたは殺人鬼を愛せますか?
これは怖い話。観ていて怖くなるけど、登場人物たちは闇に咲く妖花のように美しく艶やかで、また闇の中で出会いたくなる。

第23回公演 『福笑いふく子ちゃん』 第24回公演 『cmd+z(リトライ)ダイアリー』
劇団天然ポリエステル
シアター711(東京都)
2018/10/24 (水) ~ 2018/11/04 (日)公演終了
満足度★★★★
『福笑いふく子ちゃん』観ました。女性が勝負どころに整形や豊胸をするのは仕方ないと思いますが、諸刃の剣ですよね。なんともやるせない気持ちになりました。

はこづめ
ハコボレ
ウイングフィールド(大阪府)
2018/11/02 (金) ~ 2018/11/04 (日)公演終了
満足度★★
作り込まれたセット・入場時に頂いた栞などのグッズ・演者たちの汗などから、演劇作品にかける熱意がビシビシ伝わってきました。
ソウルフルな魂の叫びは感じましたが、SF設定や先の読めないストーリーになじめず、キャストの気持ちに寄り添えず、置いてけぼりを食らった感じがしました。
まだまだ、成長途中。次作に期待しています。

はこづめ
ハコボレ
ウイングフィールド(大阪府)
2018/11/02 (金) ~ 2018/11/04 (日)公演終了
満足度★★★
3人のキャストがいいですね
設定は未知の惑星だけどキャラの違う3人の若者の青春群像劇の様
役者さんも個性的に上手く演じていて分かりやすかった
セットも細部に渡り、かなりのこだわりを感じる舞台美術
前半は何気ない若者の会話で後半は怒涛の熱いラストに急展開!
もっと状況を序章から伝えているほうが後半の熱い思いが伝わったかなぁと感じました
全体的に荒削りでまとまりのない感じもしましたがこれがまた面白い
これからますます進化する予感が漂っていて楽しみな劇団(^ ^)
三年後にはHEPホールあたりで普通にやってそうな期待感が高まります
この若い劇団にますます目が離せない!

黄金バット~幻想教師出現~
劇団唐組
雑司ヶ谷鬼子母神(東京都)
2018/10/27 (土) ~ 2018/11/04 (日)公演終了
半分癖になりつつある唐組テント芝居。あの安っぽいというか乱雑な装置や、場末な雰囲気に、惹かれている自分がいるとでも? だが気まぐれに出かけて良かった。ここ何年かで観た数本の中で随一。かつてあった時代の熱気を呼び戻そうなどという企ては、多分ナンセンスの部類だと思う。だが時代にではなく、それを求める一人に、またある状況に応えるために演じ続けているという事なのか・・そんな事を思った。正直言えば今までは物珍しさに覗いていただけだった。
千秋楽。後方操作ブース脇に座った御大唐十郎の存在に誰も気づかぬ振りか、知らずか。鮨詰めにされた桟敷の人口密度も楽日で最大だったろう。舞台からは何やら知れない迸るものがあった。
今回も唐の文体炸裂であるのは当然として、後半見えてくる風景にはいつも以上に胸を掴むものがあった。主人公は元教師で、死なせた生徒を思うゆえにその後教師を辞め数奇な、というか珍奇な道を辿り、経めぐって今、民間学校「風鈴学級」を立ち上げようと再び「生徒ら」と相見える場面。唐十郎の芝居で初めて涙腺が緩んだ。唐本人はどう見ているだろう、と後ろを振り返ったが陰になって見えなかった。だが美しい場面は一挙に反転、「待ってくれ」と追う青年。女は、皆がふり返るのを「見た」。女(藤井)と青年(福本)、正体不明の男(久保井)のトリオが「黄金バット」の存在可能性を共有する無二の仲間で、危機が迫れば誰かが助けに現われるというのも勧善懲悪の少年漫画「黄金バット」的で判りやすいが、これが現代的なテーマと融合し、最終幕での屋台崩しは祈りの形を刻印して満場の拍手であった。

福喜多さんちの三兄弟 最終回~菊の頃~
劇団925
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2018/11/02 (金) ~ 2018/11/04 (日)公演終了
なぜかシリーズの最終回のみ拝見しました。
これまでに関わりのあった人たちが弔問に訪れる、というお話は、前のお話を見ているともっと楽しめたと思います。豪華ゲストのそれぞれの登場時間が短いのはもったいなかったかな。山田かつろうさんがいい味を出していました(出演時間が比較的長かったので良さがわかりやすかったのかも)。
登場人物がみんないい人、というのはなるほどチラシ通りの癒し系でほっこりしました。

スタンドアローン
ファントマ
近鉄アート館(大阪府)
2018/11/02 (金) ~ 2018/11/04 (日)公演終了
すごく久しぶりのファントマ(じゃないのか)。
照明をはじめ、衣装や立ち回り等ビジュアルがやはりとても美しかった。かなり大勢の役者が出ていたが、バランスよく配置されていた。
わたしが見たのは日蝕バージョン。

花喰い少女と神の村
立教大学演劇研究会
立教大学 池袋キャンパス・ウィリアムズホール(東京都)
2018/10/31 (水) ~ 2018/11/05 (月)公演終了
満足度★★★
橋本環奈さん騒動ですっかり有名になった立教大学学園祭の最終日にやってきました。混乱の痕跡を探してみましたが人が一杯で良く分からず諦めて大学の一番奥にあるウイリアムズホールへ向かいました。
受付で渡された当日パンフレットはしっかり作り込んであって、今まで観たどの小劇場公演よりも力が入っていました。平日だというのに開演のころにはほぼ満席になってびっくりです。
毎日顔を合わせているだけあって皆さんの身のこなし、声の調子が揃っていて好印象です。演技は落ち着いていて、セリフを噛むこともなく、トラブル無しでカーテンコールへ。拍手が続いていたのにダブルコールは無しということでちょっと残念。千秋楽くらい出て来ても良いのに。
話の展開のスピードが遅いと感じました。一つ一つのセリフや所作を確認するようなところがあってちょっと丁寧すぎるかなと思います。脚本も説明しすぎではないでしょうか。
「イチョウ」への怒りは良く表現されていましたが、対する悲しみ、哀しみがもう一つ感じられませんでした。誰も死なない、大怪我すらしないことの限界でしょうか。「モクセイ」もあれだけ「イチョウ」に逆らっていてもずっと側近のままというのも解せません。そして主役(?)の「スミレ」の印象が希薄です。おそらく「ヒガン」との淡いラブストーリーが主題の一つで最後の別れがクライマックスだったのかなあとは推察しますが、ただの友達にしか見えないのが苦しいところです。それと「ヒガン」が以前にどんな悪行をしたのか最後まで説明がなかったのがもやもやとして残りました。
こういうファンタジー物では世界観が重要です。多くの事柄は日本昔話風ですが「ヒガン」の衣装は中国王朝風でした。すべて中国風で統一するのが王道ですが、それは安易だと嫌ったのでしょうか。お金もかかりますからね。

『ソウル市民』『ソウル市民1919』
青年団
こまばアゴラ劇場(東京都)
2018/10/14 (日) ~ 2018/11/11 (日)公演終了
満足度★★★★
「ソウル市民」「ソウル市民1919」の順で連日の観劇。二作とも、ソウル(京城)で文房具を商う篠原家の居間が舞台で、韓国併合前年の1909年のある一日の「日常」、そして十年後の三一独立運動の1919年3月1日当日の(さざ波程しか立たぬ)「日常」を描く。
青年団にとって「ソウル市民」は1989年の作、所謂現代口語演劇を世に出した記念碑的作品との事で、「1919」は約十年後の2000年だが、姉妹編の趣。10年という歳月がもたらした篠原家の変化より、「変わらなさ」が強調されているのに対応し、芝居の作りのほうも相似形となっている(舞台装置、人物構成、配役も)。
以前戯曲をどこかで読んだかした時の印象は何だかスカスカで何もなく、生身の役者が演じたら変わるのかな・・そんな印象だったが、確かに俳優が演じるとそれだけで面白い。のではあるが、やはりスカな印象は残った。
それは平田オリザ作品に共通するある雰囲気(実はあまり好みでない)もあるが、この作品固有の理由もあった。後者について少し言えば、植民地時代の朝鮮半島という舞台で、日本人が現代日本の感覚で存在し、台詞もある程度現代的である、というのはパロディとして成立するが、このテーマを扱うなら当然にあるべき植民地化の主体と客体との間の緊張関係が、この芝居に登場する朝鮮人との関係にはなく、といって日本人側がその関係に無自覚なのだ、という事実では回収しきれず、朝鮮人を演じるのも日本人感覚で良い、という手法が果たして妥当なのか、疑問が湧く。というか感覚的に違和感が否めず、手抜きに見えてしまう。
現代を設定したドラマにおける現代口語の効果と、この芝居での現代口語の効果は異なる事を示しており、この芝居が打たれた時のインパクトは実はこの時代設定と言語とのギャップにもあったのではないか、などと想像する。そうなると現代口語演劇なる代物は違ったものに見えてくる。

死神の精度
石井光三オフィス
あうるすぽっと(東京都)
2018/08/30 (木) ~ 2018/09/09 (日)公演終了
満足度★★★
「死神と藤田」をベースに原作短編の
良いトコ取りをした感じでしょうか・・
先に映画の方を見ていますが
死神さんのちょいズレてる感じは
どちらの死神さんも妙に(^-^;)同じように出来が良い雰囲気でした~♪
ただ~やはりラサール氏のズレ感は否めずです
雨と晴れの演出も出来は良かったんだが・・ね と
死神さんの雰囲気は
映画「ベルリン・天使の詩」とかの天使の雰囲気にも似てるかなぁとかも思ったデス
<動画鑑賞>

無謀漫遊記
劇団扉座
紀伊國屋ホール(東京都)
2018/11/04 (日) ~ 2018/11/11 (日)公演終了
つかワールドをリアルな時代に観た気になれる、元気でエンタメな芝居。
途中で結末の分かるベタベタ感もさすが水戸黄門タッチ。
岡村さん、六角さん、腰を痛めないように楽日まで頑張ってください。

落雷物語
ヒカリノオト
冷泉荘(福岡県)
2018/11/02 (金) ~ 2018/11/04 (日)公演終了
満足度★★★
この会場で、ここまでの装飾新鮮でした。
小学生がどこまで森深くに入っていたの~という感はありますが、20年前ならありでしょうか。

The Library
s**t kingz
ももちパレス(福岡県)
2018/11/03 (土) ~ 2018/11/04 (日)公演終了

ナ チャレッチ
HANARO project
ぽんプラザホール(福岡県)
2018/11/01 (木) ~ 2018/11/04 (日)公演終了
満足度★★★
根が深い日韓の歴史、外交関係は悪い方に進んでいますが、せめてこの舞台くらいの空間は理解しあいたい、そんな気持ちになります。

贋作 桜の森の満開の下
NODA・MAP
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2018/11/03 (土) ~ 2018/11/25 (日)公演終了
満足度★★★★
念願の観劇。昨年歌舞伎版で初めて観て感銘を受けたので、なんとしても観たかった作品(^^)
脇にも実力派な舞台俳優さんたちが勢ぞろいでとても贅沢な舞台。楽しかったです。

ちゅうにうく!
演劇ユニット ハラカラ
シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)
2018/10/31 (水) ~ 2018/11/04 (日)公演終了

女の一生
文学座
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2018/10/23 (火) ~ 2018/10/28 (日)公演終了

「眼帯のQ ~ final ver.」「壜詰のf」
アートプロジェクト集団「鞦韆舘」
ABCホール (大阪府)
2018/11/05 (月) ~ 2018/11/07 (水)公演終了
鑑賞日2018/11/05 (月)
眼帯のQを観てきました。舞台上で彼女らは、カニのような手つきで何を食べていたのだろうか?彼女らは力いっぱい何を握りつぶしていたのだろうか?そして、何を思い踊り狂っていたのだろうか?答えを見つけるのか、答えよりも感じることに重きを置くのか、それは舞台を見た人の感性に委ねられます。是非ご覧になってください。

修道女たち
キューブ
本多劇場(東京都)
2018/10/20 (土) ~ 2018/11/15 (木)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2018/10/26 (金) 18:30
KERAさんのシリアスな西洋物は、見ごたえがあって、面白い。シリアスな展開の中にちょこちょこ笑いもあり、芸達者な役者さんたちのお芝居を十分に楽しませていただきました(^^)