
そこまで言わんでモリエール
笑の内閣
こまばアゴラ劇場(東京都)
2018/11/21 (水) ~ 2018/11/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
時事ネタを突っ込んで笑わせる社会派(か?)的な劇団だと思っていた笑の内閣。「「え? モリエール?」って思ったが、モリエールと彼の劇団を軸に、現代の演劇と劇団にいい感じに突っ込みを入れる。
しかし根底には演劇&劇団loveが詰まっていた。
そして終始笑った、笑った。
予定調和とならないメタな感じまで面白度高し!
(照れ隠しか? などとも思ってみたが)
見終わって、モリエールをほとんど知らないことを恥じるワタシであった。

人造カノジョ~あるいは近未来のフランケンシュタイン~
劇団鋼鉄村松
萬劇場(東京都)
2018/11/28 (水) ~ 2018/12/02 (日)公演終了
満足度★★★★★
毎回毎回、面白さ度を更新していく鋼鉄村松。
今回も確実に面白い。
グイグイ引き込まれた。幾重にも張り巡らされた台詞と仕掛け。
あの短編がこうなるのか! の驚き&スピーディな演出。

春母夏母秋母冬母
FUKAIPRODUCE羽衣
吉祥寺シアター(東京都)
2018/05/24 (木) ~ 2018/05/28 (月)公演終了
満足度★★★★★
なんと愛おしくて、切なくて、哀しくて、残酷で、悲しい。
「母」という絶対的な愛を中心に、じんわりだったり、ズシンだったりが心に来た。
2人の唄にも感動。
セットも良いし。本当に素敵な作品。
作品が優しすぎて泣きそうになる。
前半、劇中の歌が終わって拍手したくなったのだが、すこしためらってしまった。
しかし劇場では拍手が起こった。同じ気持ちの人がいたというだけでうれしいし、観客も含めての一体感を感じた。優しい世界での一体感を。

母さん、たぶん俺ら、人間失格だわ
MICHInoX(旧・劇団 短距離男道ミサイル)
北千住BUoY(東京都)
2018/04/19 (木) ~ 2018/04/22 (日)公演終了
満足度★★★★★
2011年4月、震災を受け誕生した劇団だという。
『人間失格』を見事にベースとし、おもしろうてやがてかなしき、懺悔・後悔・罪悪感・自己嫌悪、そして自戒からその先へ。
太宰の『人間失格』が内在する虚実と、本作のフィクション&ノンフィクションの呼応。「道化」が目の前にあった。

深沢ハイツ302~もう一つのニュートンの林檎~
Sun-mallstudio produce
サンモールスタジオ(東京都)
2019/01/05 (土) ~ 2019/01/09 (水)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/01/07 (月) 19:30
話は比較的淡々としているものの、SFを楽しめる、観ていて心地よい芝居だった。感情の動きというより、シチュエーションを追う芝居。役者たちも好演。深沢ハイツののセット。小さいサンモールスタジオとは思えないような、奥行きのある舞台に、地味だけれど、照明・音響・美術のシンクロが素晴らしかった。

劇作家と小説家とシナリオライター
劇団6番シード
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2018/11/21 (水) ~ 2018/12/16 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2018/11/21 (水) 19:00
メタフィクションのバリエーション的な手法を交えて描く「ある企画」のメイキング。広げた風呂敷を綺麗にたたむだけでなくリボンまでかけるようなラストも巧い。
「ある企画」とはタイトルの三者、劇作家と小説家とテレビドラマのシナリオライターがそれぞれの分野でマルチメディア展開をすべく共作で1つの物語を創り上げというもの。
これ、知っている範囲内では3つのメディアで展開させたものはないと思うが、昨今のことを考えると近い将来にあるかもしれず、リアリティもあって面白いし、創り上げてゆく物語に3人の作家の実体験が練りこまれるというのもいかにもありそう。
そしてシングルキャストの劇団員が配役の妙で「こういう仕事の人ってそんな感じだよねぇ」という説得力アリ。(逆にこの役を他の人が演じたらどうだろう?な興味も(笑))

ミセスダイヤモンド
ろりえ
駅前劇場(東京都)
2018/12/19 (水) ~ 2018/12/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/12/21 (金)
高橋胡桃さん出演。
クォリティ高くて驚きました。傾斜のあるピッチャーマウンドが突然出てきたのは感動でした。
高橋胡桃さんがキャラを存分に活かして良かったです。
各キャラクターの名前を芸名から取っているのが良かったです。

vol.3「関ヶ原の見物人」vol.4「お局ちゃん御用心!」
片岡自動車工業
HEP HALL(大阪府)
2018/06/15 (金) ~ 2018/06/24 (日)公演終了
満足度★★★★
直前で地震があったこともあり、前説の主宰挨拶が優しさに満ちていて本当に素敵でした。
言葉のひとつひとつ、それだけでもこの劇団さんが人気なのがわかりました。
キャラの一人ひとりも主演の袋小路林檎を筆頭に、個性的で、パワフルで、憎めないキャラばかり。
個人的には中元優那さん演じる竹千代が最高すぎて、また他とは違う存在感がピカイチ。
だんだんかわいく見えてくる不思議で、終わるころには物販にアクキーでもマスコットでも売ってないかなと思っちゃいました(笑)

レインメーカー(大阪公演)
劇団ショウダウン
TORII HALL(大阪府)
2018/04/20 (金) ~ 2018/04/22 (日)公演終了
満足度★★★★
圧倒的世界観。
光と音の使い方が絶妙。そこから織りなす世界観と、そこに生きる人たちがあまりにもリアル。
役者一人一人の個性やキャラや実力ももちろんあるでしょうけど、それを支える土台がなによりしっかりしている。あんなに狭いスペースが、村になり森になり世界になる。そこの基盤となっているものが本当に良いものだと思いました。
見終ってから、なんとなく、「やさしさに包まれたなら」って歌を思い出しました。
“小さい頃は神様がいて 毎日愛を届けてくれた”
“目にうつる全てのことはメッセージ”
あのセルカの村は、そんなイメージでした。
大人が見るから、あの世界は深いのかもしれない。
そんな「選択」の物語。
ただただ彼らの世界や、見るもの、取り巻く環境が幸せであればいいなと思いました

僕らだって、ヒーローだ
90年会
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2018/03/17 (土) ~ 2018/03/18 (日)公演終了
満足度★★★★★
90年生まれの新しいヒーローたちの誕生を観に、行ってきました。
元々「ニチアサ」というタイトルで公演予定だったのですが、とある事情により公演ができなくなり…、それでもあきらめずに舞台に立つことを選んだヒーローたちを応援したくて、行きました。
もう、最高でした。
最高に面白かった。
個々の役者さんを知ってるからなおさら面白かった。
悔しい想いもしたと思います。
悲しい想いもしたと思います。
後悔だって、たくさんしたと思います。
でも私は、そのおかげで今回のストーリーが生まれて、この公演に出会えたことを本当に嬉しく思いました。
ずーっと笑ってました。半フィクションとはこうも捨て身になるのかと肩を震わせ、間違えた、心を震わせました。
奇跡のようなバランスの個性的メンバーが、奇跡みたいな結束力で、最高の舞台を作ってました。面白かったなぁ。それしか言えない。
この6人が集まればなんでも出来る!そんなことを思わせてくれました。
第二回公演も楽しみにしています。

『六道追分』(ろくどうおいわけ)
片肌☆倶利伽羅紋紋一座「ざ☆くりもん」
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2019/01/04 (金) ~ 2019/01/14 (月)公演終了

手をつなぐには近すぎる
神保町花月
神保町花月(東京都)
2018/06/07 (木) ~ 2018/06/10 (日)公演終了
満足度★★★
なだぎ武さん、渡邊安理さん、小野川晶さん、伊藤修子さんらの奇妙な組み合わせの舞台ですが、内容は秀逸でした。でも、もうちっとなだぎさんは稽古した方が良かったかな。ちょっとバタバタ過ぎて残念でした。

東京喜劇 船上のカナリアは陽気な不協和音
熱海五郎一座
新橋演舞場(東京都)
2018/06/01 (金) ~ 2018/06/28 (木)公演終了

モノクロな姉
張ち切れパンダ
シアターブラッツ(東京都)
2018/05/30 (水) ~ 2018/06/04 (月)公演終了
満足度★★★
劇団処女作と言うことでしたが、これだけ観ていなかったので、観ることが出来てとても良かったです。そして作品もとてもうまい具合に組まれていて秀作だと思います。

Brand new OZAWA mermaid!
EPOCH MAN〈エポックマン〉
APOCシアター(東京都)
2018/05/05 (土) ~ 2018/05/20 (日)公演終了
満足度★★★
虚構の劇団・小沢道成さんのユニット。「人魚姫」の物語をモチーフにした新作。切り口も空間の使い方も面白かったし、展開も良かったけど、評価が難しい。

グッド・デス・バイブレーション考
サンプル
KAAT神奈川芸術劇場・中スタジオ(神奈川県)
2018/05/05 (土) ~ 2018/05/15 (火)公演終了
満足度★★★★
松井周さんのの一人ユニットへと「変態」したサンプルが、現代版「楢山節考」なる作品。戸川純ちゃんも観られたし、内容も個人的には凄く面白かった。Kaatの中スタジオっていう空間も良かった。

溶けない世界と
mizhen
d-倉庫(東京都)
2018/04/25 (水) ~ 2018/04/29 (日)公演終了
満足度★★★
チェーホフ 『かもめ』 をモチーフにしているせいか、話は少しわかりづらいけど、出演者と演出は秀逸で、見所ありました。

Shuttered Guy
梅棒
世田谷パブリックシアター(東京都)
2018/04/18 (水) ~ 2018/04/26 (木)公演終了
満足度★★★★★
伊藤今人さん始め、梅棒の皆さんのクオリティと、佃井皆美さん始め、客演陣と、素晴らしい作品と演出、文句なく最高のエンタメでした

青春超特急
20歳の国
サンモールスタジオ(東京都)
2018/04/19 (木) ~ 2018/04/29 (日)公演終了

百年の秘密
キューブ
本多劇場(東京都)
2018/04/07 (土) ~ 2018/04/30 (月)公演終了