満足度★★★★
圧倒的世界観。
光と音の使い方が絶妙。そこから織りなす世界観と、そこに生きる人たちがあまりにもリアル。
役者一人一人の個性やキャラや実力ももちろんあるでしょうけど、それを支える土台がなによりしっかりしている。あんなに狭いスペースが、村になり森になり世界になる。そこの基盤となっているものが本当に良いものだと思いました。
見終ってから、なんとなく、「やさしさに包まれたなら」って歌を思い出しました。
“小さい頃は神様がいて 毎日愛を届けてくれた”
“目にうつる全てのことはメッセージ”
あのセルカの村は、そんなイメージでした。
大人が見るから、あの世界は深いのかもしれない。
そんな「選択」の物語。
ただただ彼らの世界や、見るもの、取り巻く環境が幸せであればいいなと思いました