
サンカイ
やみ・あがりシアター
サンモールスタジオ(東京都)
2019/02/27 (水) ~ 2019/03/03 (日)公演終了
満足度★★★★
やみ・あがりシアターの定石とも言えるウィットに富んだやり取りに加え、魅せるテクニックにますます磨きが掛かって、客席も超満員。イイ感じにイイ流れに乗った劇団さんという印象です。
それにしても、別れる?別れない?こじれた関係の各階を這いずり回るヘビっていったい・・・なんて不思議な発想力。
同じ年月を共有した者同士ならば泥臭さをもう少し・・・とも思いましたが、ヘビ出てきますから・・・なんちゅう奇妙なスパイス。
人がひしめき合い各々の自我が交錯する集合住宅、変幻自在 やみ・あがりシアターの館でした。

コマギレ
ラビット番長
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2019/02/28 (木) ~ 2019/03/04 (月)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2019/02/28 (木) 19:00
数多くの名作を生み出してきたラビット番長さんの、特別な公演。
会場に入っても早く観たい気持ちと、終わらないで欲しいという気持ちが交互に折り重なって、いわばミルフィーユな心の状態だったのだけど、
始まってみたら、とにかく観れて嬉しい、という気持ちに包まれっぱなし。
愛にあふれた、どこまでも前向きな舞台でした。
みなさんで積み上げてきた時間が紡いだ新しい物語、心と記憶にしっかりと刻まれました。
これが初日のクオリティだなんて、、最高傑作の幕開けを見れて幸せです。
カーテンコールの後、魂を持って行かれたというか、抜かれたような放心状態になり、
アンケートを書く手がいつも以上に震えました。
五感で感じる舞台だったと思います。

舞台「山犬」
オフィス鹿/ネルケプランニング
サンシャイン劇場(東京都)
2019/02/27 (水) ~ 2019/03/03 (日)公演終了
山本光二郎さんがすごい。そりゃそうだよってなりますけれども、すごかった。この演目をAKBの女の子たちがやる意味について思いを馳せました。その女の子たちの周りの男性ががっつりと脇を固めているのもよかった。若い女の子の狂気最高だと思います。ところで背後にずっとガサガサしているあげく薄くいびきかいてる方がいて、しょんぼりでした。

「かくも碧き海、風のように」
椿組
ザ・スズナリ(東京都)
2019/02/27 (水) ~ 2019/03/10 (日)公演終了
満足度★★★★
賑やかな椿組春公演だが、内容は暗い。昭和11年から20年までに青春期を送った学生や演劇人の青春譜なのだが、この時期彼らにとっては非常に不幸な時代である。
戦後新劇が散々描いてきた時代と人々で、人物像は近いところでは、宮本研、斉藤憐、少し古くは森本薫や木下順二で見てきた人物たちだ。しかし彼らが実体験に基づいて書くところが、この座組みにとっては、調べて考証したうえでの時代劇だろう。そういう時代になったと言う事には感慨がある。
金澤の廻船問屋の息子が、実家の没落で東京に出て、浅草のレビュー団に出会い、同時に左翼学生のバーにも出入りして青春を重ねていく。その生活の方は本当に参考文献通りという定番のものだが、今の人々にとってはこう設定しないと、この時期の青春が実感できないのだろう。この舞台は椿組らしい多くの小劇場のメンバーの参加も得て、華やかに苦い青春時代がつづられる。いいところを挙げれば、軸になるカップルの新人二人・三津谷亮と那須野恵は新鮮でしかも、度胸もあって今後が楽しめそうだ。
苦言を呈すれば、この時代と今を安易に重ね合わせるのは、最近の流行だが、それで思考停止をしてしまうのはなによりも危険だと思う。今は、当時よりはるかに多様化された社会で、それでこそいろいろな問題が露呈しているのだ。最近、皇太子や退位する天皇の非常に考え抜いた発言の中にそういうニュアンスがある。時代は変わったし、新しいモラルが求められている。

呪いならいいのに
たすいち
シアター711(東京都)
2017/07/23 (日) ~ 2017/07/30 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/07/25 (火) 14:00
価格3,300円
テーマにしてもその表現方法(脚本・演技とも)にしてもたすいちど真ん中。本作における「呪い」とは何なのか自分なりの言葉で表現するとどうなるのか観ながら考えるとより理解が深まるかも。
今後、うまくいかないことや不都合があったら全部呪いのせいと思おうかな? ←テーマに逆らう発言(爆)

新しい星
甲斐ファクトリー
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2019/02/20 (水) ~ 2019/02/24 (日)公演終了

グッバイ・ルサンチマン
劇団サラリーマンチュウニ
上野ストアハウス(東京都)
2019/02/21 (木) ~ 2019/02/24 (日)公演終了
満足度★★★★
存在危機にある銭湯“玉の湯“をメインに安らぎと笑いのあるハートフルコメディ、
とっても楽しかった~
サラリーマンチュウ二的用語解説も参考になりました。

平田オリザ・演劇展vol.6
青年団
こまばアゴラ劇場(東京都)
2019/02/15 (金) ~ 2019/03/11 (月)公演終了

Eleventh Lonely Youths
Team-in the pink-
なかのZERO(東京都)
2019/02/27 (水) ~ 2019/02/28 (木)公演終了
素敵な会話劇でした!
11人の怒れる男みたいで楽しかったです!
劇場のチョイスも良かったです。
諸々ある条件でこんなに安い価格で観られる事はないです✨ありがとうございました!

月とララバイ
バズサテライト!!
新宿スターフィールド(東京都)
2019/02/27 (水) ~ 2019/03/03 (日)公演終了
満足度★★★★
ムーンの回を観劇しました。最初は、群像劇という印象で観ていましたが、登場人物である兄が書いた小説とのリンクや、意外性のあるストーリーに驚きでした。どんどん惹き込まれました。重い内容でしたが、所々入る笑いや、楽しい登場人物により、とても観易かったです。優しい気持ちになれる舞台でした。

莫逆の犬
神保町花月
神保町花月(東京都)
2019/02/20 (水) ~ 2019/03/03 (日)公演終了
満足度★★★★
ONEOR8の作品を板尾創路氏らで再演。私は初演を観ていないのでこの作品を観るのはこれが初めて。
ゼブラでは少々知恵が足りない男の役を演じていた矢部太郎氏。今回はタチの悪い上司に生真面目にぶつかる役で、役柄はゼブラよりも個人的にしっくりきた。
大谷麻乃さん演じる美月は、時間の経過と共に心変わりしていく様が表情や態度で丁寧に表わされていてヒリヒリした。犬のようにただ待つほかない宮下雄也さん演じる一郎の達観した諦念と幼さが綯交ぜになった演技にもグッときた。個性の強い配役をONEOR8の役者さんたちできっちり脇を固め、安定の物語展開。

月とララバイ
バズサテライト!!
新宿スターフィールド(東京都)
2019/02/27 (水) ~ 2019/03/03 (日)公演終了
満足度★★★★
腹違いの兄、妹。兄の母は殺人を犯した。痴情の縺れえ父を刺し殺した廉で服役。妹の母が2人を引き取り育てることになったが。(追記後送)

幸せな時間
T1project
本多劇場(東京都)
2019/02/27 (水) ~ 2019/03/05 (火)公演終了
満足度★★★★★
プレビュー公演を拝見。途中休憩10分を挟んで凡そ3時間のミュージカル。良くぞこれだけ歌の上手い出演者を集めた! 舞台美術も主人公の老年、即ち人生の秋を象徴するかのような随所に落ちた葉によって象徴化され、人生の労苦・辛酸も描かれて、単に甘い夢物語には終わらない。(追記後送)

エーデルワイス
ブス会*
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2019/02/27 (水) ~ 2019/03/10 (日)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2019/02/27 (水) 19:00
ブス会らしい芝居だったけど、毒は少なかったように思う。鈴木砂羽演じるマンガ家は、一発ヒットで有名になったが、最近は書けなくなっている。編集の高野ゆらこにいろいろ言われるけれど、なかなか書けない。自分のマンガを読み始める内に、実はそのマンガが私小説的作品であることが分かり、藤井千帆が鈴木の若い頃に戻って、マンガ世界を再現する……。女子あるある的な作品だが、そこにリアルを感じるというより、40代女子の思いを込めているように思った。

舞台「山犬」
オフィス鹿/ネルケプランニング
サンシャイン劇場(東京都)
2019/02/27 (水) ~ 2019/03/03 (日)公演終了

世界は一人
パルコ・プロデュース
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2019/02/24 (日) ~ 2019/03/17 (日)公演終了

オルタリティ
TRASHMASTERS
駅前劇場(東京都)
2019/02/22 (金) ~ 2019/03/03 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2019/02/27 (水) 13:05
価値観をとことん相対化して我々の脳みその中をぐちゃぐちゃにしてみせる作風は相変わらず、というよりはむしろ、今回はその点で、ここ数年の作品中、最も精鋭化したものでした。怖い。

「かくも碧き海、風のように」
椿組
ザ・スズナリ(東京都)
2019/02/27 (水) ~ 2019/03/10 (日)公演終了
満足度★★★
堀田善衛「若き日の詩人たちの肖像」を下敷きにした、戦争の時代の青年群像劇。戦争で引っ張り出されるのは男たちなのだが、その男たちに元気がない。踊り子やバーの若いママや下宿のおばさんといった女たちは元気だが、男たちはうらぶれたロマンティストばかり。生きる目的をつかめずに彷徨ったり、革命の夢、芸術の蜃気楼にしがみついたり。
1936年の2・26事件の夜に始まり、1944年の学徒出陣で終わる。娯楽を求めた浅草レビューやコントの笑いも、時代に背を向けたバーの演劇青年たちの怪気炎も、どこか虚しい。日本を出ていこうが「正義の国」はどこにもない。下り坂を転げ落ちていく暗い時代の雰囲気がよく出ていた。しかし芝居を見に来る大抵の観客にはそれは既にしられたこと。そういう常識を超える新しい発見がもう少し欲しい。
「still live」「もう終わった」「だちゃかん」と言ったセリフや、堀田善衛や加藤道夫からとったであろう詩的言い回しが結構耳に心地よかった。

獣物
山カsanka
北千住BUoY(東京都)
2019/02/21 (木) ~ 2019/02/24 (日)公演終了

紫苑物語
新国立劇場
新国立劇場 オペラ劇場(東京都)
2019/02/17 (日) ~ 2019/02/24 (日)公演終了