
真夜中図鑑
Dotoo!
ザ・ポケット(東京都)
2026/06/03 (水) ~ 2026/06/07 (日)公演終了

外のことはわかりません
ポポポ
シアター711(東京都)
2026/06/03 (水) ~ 2026/06/07 (日)公演終了

春
劇団普通
cafe MURIWUI(東京都)
2026/06/03 (水) ~ 2026/06/07 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
岸田戯曲賞ノミネートで一度観てみようと思った人が殺到したのか?プラチナチケットのような争奪戦。追加公演も即完、当日券狙いで早くから並ぶ人々。ギッチギチに増席したこの狭い空間の3人を凝視。ブレイク前のバンドみたいな熱気。撮影カメラも入っていた為、第2次UWFのような緊張感に漲り客席は静まり返っている。まるで『ドキュメンタル』のような笑ってはいけない空間でいつものように幕が開く。窓の外ではルーフバルコニーの上部に張られたシェードセイルがバタバタとはためいている。
耳が遠いのか何度も聞き直す用松亮氏。
「ナニ?」「ナニ?」
何度も会話が空回りし、その説明にまた「ナニ?」「ナニ?」。
その雰囲気にたまらなくなった観客が吹き出し、アットホームな空間に。
今作を簡単に説明するならば
「な〜んだはこっちだよ。」
俺達は一体何を観せられているのか?

亀と潜水艦
劇団桟敷童子
すみだパークシアター倉(東京都)
2026/05/22 (金) ~ 2026/06/04 (木)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
2回目。
朝からどしゃ降りの暴風雨、ビッチョビチョでうんざりの一日。錦糸町駅から徒歩十五分のすみだパークシアター倉に詰め掛ける観客達。出迎える劇団員達。
藤吉久美子さんは助演女優賞。周りの役者を際立たせる腕が凄い。舞台全体を見れる俯瞰的な目を持つようだ。
斉藤とも子さんも重要な役。配役に哲学を感じる。
振り続ける雨、ドブに現れる小さな亀、一筋の光。
素晴らしい作品。

Sの顚末
秋田雨雀・土方与志記念 青年劇場
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2026/06/03 (水) ~ 2026/06/08 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2026/06/03 (水) 19:00
高羽彩が青年劇場と出会って、希有で濃密な作品が生まれた。とても面白い。(3分押し)131分。
1911年に女性2人の心中の報に接し衝撃を受けた主人公エス(五嶋佑菜)は、ちょうどその頃創刊された雑誌「青鞜」の門を叩くが・・・、ということで、そこからの青鞜のあれこれをエスの立場から描く。独自の視点から作劇することで定評のあるタカハ劇団の主宰・高羽彩が、青年劇場で初めて作・演出を担当したが、多様な役者陣と高羽の独自性ある作劇が相まって、興味深い観点からの作品となったことが面白い。高羽にも役者陣にも拍手だが、高羽を起用した劇団の判断にも拍手を送りたい。期待はしていたが、期待以上の作品になっていたことが嬉しい。
青鞜を題材とする芝居は結構あるが、パンフレットによれば、高羽は青鞜を扱いたいのではなく、女性同士の心中を扱うことからの連想ゲームで青鞜を題材にしたとのこと。高羽らしい発想だと思う。「エス」という言葉が、戦前の女学生同士の繋がりを表す言葉だということが、現在も理解されているのだろうか。そんなことも含むタイトルだと、勝手に想像したが当たっているだろうか。

忘れかけてたのになぜ 忘れられないのはなぜ
トツゲキ倶楽部
「劇」小劇場(東京都)
2026/05/27 (水) ~ 2026/05/31 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
重たいテーマですかしっかりとしたベースに卓越な演技が物語を際立たせていました。素舞台っぽいところがまた、良かったです。

じべた
椿組
小劇場B1(東京都)
2026/05/25 (月) ~ 2026/05/31 (日)公演終了

じべた
椿組
小劇場B1(東京都)
2026/05/25 (月) ~ 2026/05/31 (日)公演終了

アカデミック・チェインソウズ
MCR
ザ・スズナリ(東京都)
2026/05/27 (水) ~ 2026/06/02 (火)公演終了

春に思い出す、夏の君はもう遠く
劇団皇帝ケチャップ
シアター風姿花伝(東京都)
2026/04/15 (水) ~ 2026/04/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2026/04/17 (金) 14:00
17日昼の【チーム春】と18日昼の【チーム夏】を観劇。
アラサー女優/作家が企画会議に赴いた先でかつて同じ事務所に所属していたが高校時代に引退した同期の仲間と再会し……な物語。
2020年9月上演作品の改訂版。6年前のことゆえ記憶が曖昧(爆)ながら当時の感想に「複数のサブエピソードゆえに登場人物が多く」とあり、改訂によりスッキリ解り易くなった感じ(ちなみに前回の登場人物13人に対して今回は10人)。
そしていつもながら吉岡脚本の魅力である「会話の自然さ/あるある感」満載。高校生たちの軽口にしてもタレントとマネージャーのからかいあいにしても「ありそー!」でニヤニヤ。
あと、現在と12年前の高校時代の同じ人物を別の役者が演ずるが、それを「時を隔てた同一人物」と納得させる配役/演技/メイク(ヘアを含む)も見事。
また、ダブルキャストや複数バージョンの公演では先に上演される方が「基本形」で後から上演される方は「応用編」との認識に違わずチーム夏はチーム春と較べて各人物の個性が強調された印象。これだから両方観ちゃうんだよなぁ(笑)。

The Freak
劇団カルタ
RAFT(東京都)
2026/05/29 (金) ~ 2026/05/31 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2026/05/30 (土) 19:30
取り壊しを控えた古い借家。そこに住むリョウタのもとへ、ある夜、スズコとその恋人のユウゴがやってくる。リョウタが二人を呼んだ理由は、この部屋に現れる幽霊ノゾミを見てもらうためだった。
実は、10年前の大学時代にもスズコとリョウタと仲間たちは、幽霊ノゾミを成仏させようと奮闘したが、結局その後もリョウタのいる借家に居続け、成仏は失敗に終わって現在に至るというようなところから、リョウタの借家をメイン舞台に、幽霊ノゾミを巡って、ひたすら議論し、時に反発し合いながら、解決策を探りつつ、最後はどこか切なさが残る劇だった。
今まで観た幽霊が出てくる映画や劇ではなかなか考えられない、ホラーでもなく、人情喜劇、ファミリーコメディとも言い切れない、なんとも形容し難い劇作品で、新鮮だった。
笑いもところどころありつつ、幽霊ノゾミが全然恐怖を感じさせない、人間より人間臭いのも相まって、群像青春劇と言った感じが強く、借家を舞台にしている辺り、1960~70年代の安下宿でありそうな仲間たちとの結び付きが非常に強く、泥臭くてウルサイけれど憎めないような関係な感じの登場人物たちだが、借家内部の舞台セットはどこかお洒落で、どう考えても映画やドラマに出てくるようなシェアハウスの内装そっくりで、その感じからむしろ最近流行りの『タテドラ』のような感じもない混ぜになっていて面白かった。
リョウタと幽霊ノゾミが10年も一緒に暮らし、リョウタの悩みも聞いてあげたりする関係なのに、幽霊ノゾミのズボラで何処かふざける性格で、全然呪縛霊感はないが、何処かウザさが言動に表れがちなのもあってか、リョウタの性格が正反対なのもあってか分からないが、お互い自分の気持ちに素直になれていないということが、スズコの発言などによって浮き彫りになっていくのが興味深かった。
劇の途中まで、スズコが幽霊ノゾミに対して素直になれないような素振りを見せたり、急に怒り出したりして、どこか思わせぶりな態度に出るものだから、てっきりこれはGL(Girls Love)展開かと勝手にドキドキしたものだが、そういう意味では無かったと途中から分かり、少し残念だった。幽霊ノゾミが日常の会話に溶け込むように入っている劇で、どこか切ない劇というだけでも良いが、そこにGL要素をさり気なく折り込み、3角関係要素も盛り込むと、話がもっと膨らんでいく可能性があるのではないかと感じた。
今回入った劇場の席数が小劇場の中でもかなり少なく、劇場自体も狭いところで、演劇を観ていると言うより、良い意味で、稽古場公演を観ている感じがして、すぐ側で隣の家の様子を息を殺して覗き見ているような感覚で、作品世界に入り込みやすかった。

アカデミック・チェインソウズ
MCR
ザ・スズナリ(東京都)
2026/05/27 (水) ~ 2026/06/02 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2026/06/01 (月) 14:00
MCR『アカデミック・チェインソウズ』(フライヤーでは ACADEMIC CHAINSAWS と英語表記)
初演を拝見していて、見ていながら、ああ、このシーン! この展開!だと思いながら見ていた。
確認したら初演の時の出演者は 16人、今回が 21人。5人増えている。女子高生は14人だったと思う。5人が女子高役が増えたのか、増えてないのかは判らないのだけど。そして 9人の方が再出演。
そりゃ堀先生は余人で持って代えがたしだけど 笑。いや、カスちゃん、七海もそうなんだけど。
他の方の役名が覚えられないし、それを知りたいし、この細やかな設定と構成、珠玉の台詞達を確認したいと思って戯曲を購入。
で、上演は、見ながら、なんて細やかな意味を持たせた台詞を繋いでいるのだろう、構成、展開も素晴らしいと思って見ていた。
俳優の皆さんの役の個性が素晴らしく、それを体現する皆さんが良い。田中役の田中優笑さん、演技としてあの拗ねて抑えた、でも筋が通った性格を演じておられて、演じておられてしんどくないのかなと思いながら拝見していたら、終演後に居られたので演じられることについてつい質問してしまった。きちんと答えていただいた。意外な答えで少し驚いた。超個性軍団の皆さん、この設定だけでもこの戯曲を書くのは難しいのではと思わせられる。一人一人の素晴らしい演技。そう言えば田中の櫻井、田中の小川、この設定もおかしい 笑。
演劇とは、こういうことなんだ。書いて、演じて、照らして、スモークたいて、音を付けて、前説して、観客を入れて、観客は観て、そうするものなんだという上演だった。素晴らしかった。

帰還不能点
劇団チョコレートケーキ
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2026/05/28 (木) ~ 2026/05/31 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2026/05/30 (土) 18:00
毎回上演される度に観てきたと思うのだけど、今回特に沁みました。今の世界情勢がそうさせていたのかもしれません。
道子さんの思いも強く表れていて、おぉ!と唸らせていただきました。

第三の証言
劇団青年座
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2026/05/21 (木) ~ 2026/05/31 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2026/05/28 (木) 19:00
まず劇場に入り舞台美術に圧倒されました。何のことないモノトーンな感じなのですが、廃工場的な。
あー、にしても今も昔も人間の欲って変わらないものなのですね。そしてお釈迦様の掌で転がされているとは誰が言い始めたことなのでしょうか。
そんなことを考えながら観ました。これからの青年座の舞台が楽しみになる作品でした。

紅哭-KURENAI-
舞台「紅哭-KURENAI-」製作委員会
シアターサンモール(東京都)
2026/05/27 (水) ~ 2026/05/31 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2026/05/29 (金) 18:30
過酷な運命を背負った者たちの熱い物語でした。佐藤アツヒロ貫禄!

帰還不能点
劇団チョコレートケーキ
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2026/05/28 (木) ~ 2026/05/31 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
戦争となった経緯やその裏で止めようとしていた人々の葛藤を、元研究生達がいろいろな人をコミカルに演じてくれたので、あまり当時の歴史を知らない私でもわかりやすかった。当日パンフに年表や用語の解説がついていて至れり尽くせりでした。

『ZOO』
ウテン結構
インディペンデントシアターOji(東京都)
2026/05/28 (木) ~ 2026/05/31 (日)公演終了

ツイスト・アンド・対話
南京豆NAMENAME
シアター風姿花伝(東京都)
2026/05/27 (水) ~ 2026/05/31 (日)公演終了

汗が目に入っただけ
フジテレビジョン/LIVE FORWARD/アガリスクエンターテイメント/サンライズプロモーション大阪
IMM THEATER(東京都)
2026/04/03 (金) ~ 2026/04/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2026/04/10 (金) 14:00
故人の霊が自分の通夜に関する家族のもめごとを、たまたま訪れた自分を見ることができる人物を通して収拾しようとするが……なコメディ。
勘違いに始まり嘘を嘘で上塗りしという展開で勢いがついたところで2019年に上演された「エクストリーム・シチュエーションコメディ(kcal)」の手法を採り入れ目まぐるしくなるのが何とも愉快なだけでなく「あんなカタチ」でエクストリーム(後略)を収束させるのが見事。
また演ずる役を記したキャップをかぶるのは2013年のエクストリーム・シチュエーションコメディ(ペア)で使ったテだと後から気付く。
そんなこんなで過去の「実験(?)」を応用するのはさすがだが、後半は演者の消費カロリーに気を取られれて本筋に集中しにくいのが珠に瑕か?

ツイスト・アンド・対話
南京豆NAMENAME
シアター風姿花伝(東京都)
2026/05/27 (水) ~ 2026/05/31 (日)公演終了