最新の観てきた!クチコミ一覧

401-420件 / 191799件中
粛々と運針

粛々と運針

iaku

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2026/03/27 (金) ~ 2026/03/30 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

面白かった☆「命果てる」と「命宿る」。対極の問題を抱えてるそれぞれの家庭がリング(輪)の中でリンクして行く珠玉の会話劇✴️後半4人での会話はリングの中がプロレスのリングに見えてくる位会話という技の攻防が凄まじく「演劇という名のバトルロワイヤルや〜‼️」
二つの問題はデリケートなんで役者の技量が問われる難しいテーマやと思います★その意味では全キャストの卓越した表現があってこの素晴らしい作品が生まれたのは間違いないです🎵4人のリアルな意見の対立に鄭梨花さんと林英世さんの天使が会話するような世界観のコントラストが好きでした☆

Once more,

Once more,

VOGA

北千住BUoY(東京都)

2026/03/27 (金) ~ 2026/03/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

 不思議な感覚を味わいたいムキには特にお勧め。尺は約2時間。

ネタバレBOX

 VOGAはちょっと変わった表現集団である。結成は1997年12月、囲いや屋根の無いスペースでの野外公演を関西で上演してきたが2025年拠点を関東に移し現在に至っている。今回はBUoYでの公演だから屋外では無いがこの表現集団の境界という曖昧な領域を効果的に表現する意図であろう。屋内の照明は昏めに設定され奥行や天井高が意識できないような境界領域の雰囲気を濃厚に漂わせている。これはこの表現集団の作品創造コンセプトがまさしく“境界”にあることの現実的舞台表現に他なるまい。
 例示すれば内側と外側、海と陸、空と海等々いくらでも例示できる何かと何かの間である。然し乍らこの境界領域をキチンと定義することはことほど左様に単純ではない。海と陸の間には潮の満ち引きがあるから時間軸によって海になる領域と陸になる領域とは異なるという日常見慣れた景色によってもこの事実は単純に事実として知っていよう。こんな具合なのである。
 そして我々はこのように曖昧な領域で生きている。物語は海へ延びる岬と岬の奥にある森や大地に囲まれた港町に住む者達のケとハレ、若者同士の恋や生活等と同時に森の神への厚い信仰、自然に根差した地域産業(漁労や海産物加工等)や産婆以外には医療制度が存在しない暮らしなど自然の影響を受け易い状態をホリゾントに映写される島宇宙の映像や大正琴に似た音色を出す弦楽器によって紡ぎ出されたであろう音響、あくまで昏めの照明などの相乗効果によって醸し出された不思議な時空間の中に立ち現れた森の神の台詞「総ては震動している、一見硬く形を保っているように見える物も総てが震動している」という内容の台詞は恰も現代物理学の素粒子論の如きである。開演直後からずっと演じられていた身体パフォーマンスに合わせて繰り返し発語された文言の意味する処は物質の生々流転、変容などの仏教思想と現代物理学の論理とを重ね合わせたような感覚を呼び覚ますに充分である。此処にも境界が設定されているとみるべきであろう。動作は極めて美しくスタイリッシュだ。
 こういった作品構造の中に2026年と40年後が一組の若い男女の恋愛譚兼或る重大事件の顛末として嵌入され、通常の物語に近いテイストを醸し出している。極めてユニークな作品である。
【東京】下剋上宣言

【東京】下剋上宣言

ILL TOKAI UNDERGROUND

雑遊(東京都)

2026/03/25 (水) ~ 2026/03/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

すばらしかったです。最高でした。予想の斜め上行く内容でした。劇中劇がさらに劇に埋め込まれその劇がさらに劇に埋め込まれ…という構造でめっちゃ面白かったです。最後にうかつにも涙が出てしまいました。自分でも意味のわからない涙ですがとにかく感動しちゃったということです。今回の舞台、もしかしてアドリブいっさいないのでしょうか。もしアドリブなしでちゃんと脚本があるならすごいですが。逆にアドリブがあるのなら、アドリブを覚えた上でその後も演技しているわけでそれはそれですごいですが… あと、「コミュニケーションとは何か」「演劇とは何か」についていろいろ考えさせられました。ある意味下北沢系小劇場スタイルの舞台への道場破りかと思いますがぶっちゃけ技あり一本だと思います。名古屋、なかなかやるなです^^ 最高のものを見させていただきありがとうございました。

うみおと

うみおと

アップスシアター

すみだパークシアター倉(東京都)

2026/03/20 (金) ~ 2026/03/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

鑑賞日2026/03/28 (土) 14:00

うみ。125分。休憩なし。

Better Days

Better Days

“STRAYDOG”

サンモールスタジオ(東京都)

2026/03/25 (水) ~ 2026/03/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

熱気があって、観ていて楽しくなりました。

Bright Star~asterisk~

Bright Star~asterisk~

株式会社スタイルオフィス

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2026/03/25 (水) ~ 2026/03/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

面白かったです。
ツッコミ所はありますが、楽しい雰囲気の中に、夢や愛や友情、平和や命など、色々な物が詰まっていました。
緊迫場面は迫力あり、伏線が回収される場面も良かったです。
役者さん達は、個性豊かなキャラを好演していました。
主役を演じた生田輝さん、可愛くて声も良くて魅力的でした!

おくらいり

おくらいり

ゼータクチク&ACTACTION by TEAM HANDY

新宿眼科画廊スペース地下(東京都)

2026/03/27 (金) ~ 2026/03/31 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

説明に「ゼータクチクは、良くも悪くも、平気で観客を裏切る集団ですからね。真相は、現場で確かめてください」…観ました。そしてネタバレにならないよう書くには難しいことも確認。物語の世界観というか構造は、理屈が合っているかではなく感覚・感情で観る舞台。その内容は面白い(伏線は回収)し 惹き付ける 力、魅力がある。予想以上の面白さで、良い意味で裏切られた。

面白いと言えば パンダの被り物をした前説、スケッチブックをフリップ代わりに捲っていく。缶ビールやペットボトルのお茶が無料でもらえる。フリップには「一杯ひっかけて観るぐらいが ちょうどいい芝居」そして「まじめに観られると緊張するから」と。被り物をしているから、代わりに観客の1人に 非常口の場所やトイレへの案内等の注意事項を発話してもらう。本編以外での客弄りだが、仄々として面白かった。ちなみに観客は先客を見て「おはようございます」と挨拶、何となく同業者が多く来ているような。そう言えば発話していた観客も場馴れしていた。

この会場はウナギの寝床のように横長(奥行)、それを上手く使って物語を展開していく。多くのダンボール箱を使って 或る光景を表しているが、さらに その側面を利用しスクリーン代わりにする。それらの小道具をパンダが事前チェックするように歩き回る姿が愛らしい。上演前のサービス、そして和ませる雰囲気作りに好感が持てる。
(上演時間1時間40分 休憩なし)

ネタバレBOX

舞台美術は、上手に剥き出しの配管、下手に机と椅子2組が縦に並び、1つの卓上ライト。奥にダンボール箱が山積になっており、1つは蓋が開いており1人の男が入って(正座して)いる。物語は、この奇妙は光景から始まる。

女がやってきて、男に部屋から出ていくよう言うが、2人の嚙み合わない そうして堂々巡りする会話が続く。そこへ3人目の人物(男)が部屋に入ってくる。3人は警察官でここは新宿署の資料保管室。男2人は所轄(新宿署)の刑事、女は警視庁本庁の監査課、本来出会いたくない関係だが…。監察課は警察内部の調査が主な仕事、そこで浮かんでくるのが迷宮入りになりそうな事件の再(独自)調査。

男2人は、かつて所轄でコンビを組んでいた。しかし或る事情で後から入室してきた男が相方を撃ち殺した。ダンボールに入っている男は幽霊、その姿が見え話をする男と女の存在も奇妙。スピリチュアルであり別次元といった不思議な空間、しかし物語は事実としての重みをもつ。殺人を犯した刑事は、高校時代の友人がサラ金の返済を苦に自殺、その復讐に業者を殺した。つなぎに使っていた男が相方に捕らえられそうになり、犯行がバレるのを阻止するため相方を…。一時 社会問題にもなったサラ金地獄、その現実を舞台の非現実として描く面白さ。

物語は、ジグソーパズルのピースをはめ込んでいくような感覚。理屈ではなく感覚といった気持を大切にしている。登場人物は わずか3人、その奇妙な会話がちぐはぐだが、だんだんと核心に迫っていく展開が巧い。今いるのは資料保管室という閉鎖した空間、しかし その場所が必然となった事件を映像を使って外の光景を映し出す。新宿眼科画廊という狭い会場を上手く使った設定の好公演。3人三様のとぼけた味わいのあるキャラも面白く、その奥に潜む人間性がチラッと見える演技が良い。
次回公演も楽しみにしております。
【東京】下剋上宣言

【東京】下剋上宣言

ILL TOKAI UNDERGROUND

雑遊(東京都)

2026/03/25 (水) ~ 2026/03/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

面白かった。一歩間違えると糞つまらない観念論争になりがちなのだが巧く切り抜けた。松本人志がAmazonプライムでやっていた『ドキュメンタル』に雰囲気は近い。「笑ってはいけないシリーズ」の対決版で笑った奴が退場して行くルール。最後まで残った奴が優勝。絶対に笑ってはいけない緊張感の中、ぼそっと笑えるナニカを提示していける奴が勝つ。笑いとは何か?を追求していくような作品。今作は演劇とは何か?芝居とは何か?虚構とは何か?逆に“本当”とは何か?を役者達が探り合っていく。

前説に立つ八代将弥氏、特殊漫画家・根本敬に似ている。こじらせ左翼系の神経質で付き合い辛いオーラむんむん。ピースサインで照明に合図を送りスタート。

元山未奈美さんの制作キャラ。
シライケイタ氏のけん玉。
山﨑薫さんの明治座。
果たして、下剋上は成るのか?
是非観に行って頂きたい。

ネタバレBOX

若手演出家コンクール2023にて最優秀賞に選ばれた八代将弥氏。審査員だったシライケイタ氏はその新しく独創的なスタイルに興奮し「一緒にやろうよ」と声を掛けた。名古屋で活動する元山未奈美さんを客演に迎え上京、東京のシライケイタ氏と山﨑薫さんと稽古場にて挨拶。今作の作劇法は独特でシナリオもプロットも用意されていない。素の会話からエチュード(即興芝居)に入り、それを何度も繰り返していく制作過程そのものをドキュメンタリーとして作品にすると言う。果たしてそれ面白いのか?誰もが不安に思う。ドキュメンタリーを撮りながら、そのラッシュをその都度皆で確認し、どうしたらもっと魅力的な作品になれたのかを議論し合う感じ。更にそれを撮っている。

壁を両手で叩くサインで「一度、止めます。」演技と本音とネタと役柄がシームレスに絡み合う。
「という役柄を演じているというテイでお願いします。」
そう言われるとせざるを得ない役者のサガ。
じゃあドキュメンタリーじゃないじゃん。
照明の明暗が演出を兼ねている。

面白いのはハプニングだと思わせた箇所が全部演技として組み込まれていたことが再現によって判明する。口紅のキャップを落とした山﨑薫さん、コーラの蓋を落とした元山未奈美さん。

再現と反復、それが演劇。そこを逃れようと足掻く者達は再現できないもの、反復できないものを求めた。計算できないナマの反応にリアルさを。

今作は凄く面白かったが、手の内が明かされた次の作品でも観客に面白いと思わせられるか?が気になる。より過激にしていく方法論だとすぐに飽きられ消費され行き詰まる。劇団普通の遣り口が正着のような気もする。

※ここから余談。
この系の作品だと『ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE 2 サイキック・ラブ 』が一つの到達点だと思っている。自分で自分を演じながら作品として求められ望む場所へとリアルタイムで進んで行く映画。

寺山修司は『田園に死す』で自分の少年時代を映画化する。途中で作品はその映画を上映している試写会の現場と変わり、寺山修司は「こんなもの、全部嘘だ」と吐き捨てて出て行く。入れ子構造で虚構を破壊していく形。

1987年の原一男の出世作、『ゆきゆきて、神軍』。戦時中、ニューギニアで地獄を見た奥崎謙三は戦後、陸海軍の最高指揮官であった昭和天皇にパチンコ玉を発射するなど過激な活動を繰り返す。そのドキュメンタリー映画は奥崎謙三を煽り、当時の上官を追い詰めていく。上官の家に拳銃を持って押し掛けた奥崎謙三が息子を撃って逮捕されて終幕。キネ旬2位。ドキュメンタリーと言いつつ、被写体を煽る行為について議論された。
懲役十二年満期で出所した奥崎謙三77歳。1998年、彼を主人公に狂ったドキュメンタリー映画『神様の愛い奴』が製作される。府中刑務所出所を現地で再現する際に『死亡遊戯』の黄色いトラックスーツを着せるなど悪趣味全開。奥崎謙三を反天皇制の英雄にしようとする左翼の思惑を目茶苦茶にぶち壊した。「絶対に観ない方がいい」と人に念押ししたが必ずそいつは観るというジンクスあり。一生トラウマ・クラスの傑作。

相原コージの『一齣漫画宣言』が小学館文庫になった際、解説が庵野秀明だった。「今日のオナニーはしなくてよかったな」という作品に「表現者としてそれは絶対に言ってはならない!」と激しく警告していた。そののち、相原コージは鬱病になる。

『地獄の黙示録』の製作過程のドキュメンタリー映画、『ハート・オブ・ダークネス/コッポラの黙示録』。全然本編よりも面白い。これをより楽しむ為に『地獄の黙示録』を観ておく逆転現象が起きている。
カラオケマン さすらいヘルパー

カラオケマン さすらいヘルパー

トム・プロジェクト

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2026/03/25 (水) ~ 2026/03/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

1時間20分、ただ一人で台詞を吐き、歌い、踊る姿にただただ感服です。
もうすぐ77歳になろうとしている俳優の実人生と役が見事にオーバーラップしながら、観客を巻き込んでいく芸は貴重だと思いました。そしてなんともいえない愛嬌とやさしさ。まだまだ見続けたいシリーズ作品です。

Better Days

Better Days

“STRAYDOG”

サンモールスタジオ(東京都)

2026/03/25 (水) ~ 2026/03/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

アクアチームの回。序盤は何だかわちゃわちゃしすぎていて、どうなることかと不安になったが、みんなの元気と笑顔で、いつのまにか観ているこちらも笑顔に。それにしても、貝原先生、声枯れすぎ(大丈夫か?)。

粛々と運針

粛々と運針

iaku

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2026/03/27 (金) ~ 2026/03/30 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

流石イアク
何年経っても色あせず
少し現代的になっていた?と思いますが、とても良かったです😊

おくらいり

おくらいり

ゼータクチク&ACTACTION by TEAM HANDY

新宿眼科画廊スペース地下(東京都)

2026/03/27 (金) ~ 2026/03/31 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2026/03/27 (金) 19:00

最初から最後まで、えっ?!どうなってるの?えっ?!そうゆうこと??
釘付けとなります!
時間があっというまに感じました。

役者さんの掛け合いも楽しく、また、終了後素に戻った時のナチュラルなご様子に私はほっこりしました。

ネタバレBOX

前説?の観客を巻き込んでのやりとり面白かったです! 
指名するお客さんは考えて選んでらっしゃると(緊張しなそうで、しっかりのってくれるかたなど)思いますが、次に選ばれてしまうのでは!?とドキドキでした笑

また、飲み物もいただき新鮮でした。ご馳走様でした。
ライブハウスなど観客がワンドリンクを購入が多いなか、逆にいただけるのは驚きです。
ありがとうございました!
うみおと

うみおと

アップスシアター

すみだパークシアター倉(東京都)

2026/03/20 (金) ~ 2026/03/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

すばらしかったです。まずは音響に痺れました。重低音最高ですね。波の音や雷の音がめっちゃ迫力があってよかったです。音圧かせぐためにベースのレンジかなり高く設定されたかと^^ あと、ステージが客席より20cmほど低くなんかオーディションの審査員をしている気分でした。さて、舞台の内容ですが「えっ?」と思えることがありますが、でも、これ実話なんですよね… どこまでが実話なのかすごく気になりました。全体的に起業の話や兄弟の確執など話が盛りだくさんで楽しめました。あと、そうそう、スクリーンの内側でしゃべっているときにいい感じでエコーがかかっていましたが、あれどうやっているのかすごく気になりました… 

ロスメルスホルム

ロスメルスホルム

ハツビロコウ

シアター711(東京都)

2026/03/24 (火) ~ 2026/03/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

なかなか良質な公演。当日パンフレットには、イプセンの中では「最も複雑で、多面的で、難解な作品」とあり、たしかに観念的・抽象的な台詞が少なからずあるが、今回の台本や演出では、複雑や難解というより、よく整理され受容しやすい印象があった。現代日本の観客に対して上演するには、イプセンの原作を紐解き何かに焦点を当てて現代化・構造化する工程が必須なのだろう。この作品は登場人物間の強い緊張を孕むストーリーであるが、本公演は緊張の中に繊細さを強く感じさせる演出・演技で感銘を受けた。その繊細さは主人公のキャラクターの反映や抑制された丁寧な演技、簡潔な舞台、場のつなぎで流れるラヴェルの静かなピアノ曲、演者の呼吸や間が観客にダイレクトに伝わる小劇場のアットホームな空間などから総合的に醸し出された効果だろう。この繊細な雰囲気があるから、最後の結末も「おいおい、どうしてそうなっちゃうの?」とならずに自然に受け入れ可能になった気がする。

かいそう

かいそう

KAEDEN

ひつじ座(東京都)

2026/03/26 (木) ~ 2026/03/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

 2回目の公演ということのようだが、脚本は中々しっかりしている。演技の上手い役者も2人いる。尺が60分の作品なのに開演が7分遅れた際何もエクスキューズが無かったのはちょっと気になった。

ネタバレBOX

 劇団名には3つの意味が含まれているという。主宰者名、EDEN、DENの3つだ。今作のタイトルが漢字表記でなく、表音文字表記である理由も同様である。漢字で表現すれば回想、会葬、回送、海藻、階層等々かなり多くの解が得られよう。言い換えれば人生に必要な選択から逃げている発想だと断じることができる。まあ、それが可能なうちは繭に籠っているのも良かろう。何れ嫌でも選択せざるを得ぬ局面が現れる。この事実を脚本家が理解しているのは明らかである。ヒトという生き物が関係性の網目から決して逃れることができない存在である事実も。単にヒトのみならず総て存在は諸関係の中に在る。劇団名に端的に示されているようにその時迄のmoratorium或いは自死という解が待っている訳だが、今作はこの辺りの各登場人物の在り様をKAISOU行き及びTENBOU行きの列車の行き先で示している。その行く先は同名であっても個々人に定められた下車駅は各々たった1つしかない。車掌兼運転手によればこれらは総て運命で定められているのだという。それら個々の事例がオムニバス形式で展開する。尺は60分。
 演出で気になったのは、小道具として用いられる吊革が、スマホに成ったり、数珠になったりと他の様々なアイテムになって用いられるのだが列車に乗車後、最初に吊革がスマホに変じる際、ちゃんと一旦吊革を隠し持つ役者がいる反面、ぼんゃり観客に晒したままの役者が居た点に演出家がダメだしをしていなかった模様が見て取れる。これはマイナス点だ。ラストシーンは解釈が分かれようが自分の解釈は、演劇セオリー通り、気の利いたものとした。
国語事件殺人辞典

国語事件殺人辞典

こまつ座

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2026/03/07 (土) ~ 2026/03/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

筧利夫がこまつ座出演というのは何だか違和感もあったのだが、とにかく本作での台詞量には圧倒されたし、相棒役の諏訪珠理も素晴らしかった。40年以上前のしゃぼん玉座の旗揚げ公演も観ているのだけど、いくつか印象的だった台詞を覚えているぐらいで、内容の方はこんな話だったっけ?と思うくらい忘れていた。

Bright Star~asterisk~

Bright Star~asterisk~

株式会社スタイルオフィス

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2026/03/25 (水) ~ 2026/03/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

それはないよね、それはどうなの、いや無理だって・・・と突っ込みどころ満載でしたが笑えるシーンがあったり、意外な展開だったり、緊張感漂うシーンもあったりと面白かったです!

ネタバレBOX

元々は朗読劇だったそうで、それならどんなシーンかはこちらの想像力でどうにでもなるわけですが、生の舞台ではそうはいきません。どう見たって戦ったら科学力で戦闘力でこっちが負けるわと言うのが明白です。なので、そうなるのは無理があるかなと・・・
本当は脳みそだけで生きているプレアさんの表現が良かったです。
私なら良平を選ぶけどなあと言うのは舞台を見てお確かめください。
みんなクリスマスが好き〜ホワイトデーver〜

みんなクリスマスが好き〜ホワイトデーver〜

人間嫌い

Paperback Studio(東京都)

2026/03/26 (木) ~ 2026/03/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

シンプルに面白かったです。最初はあんなにもっさりしててコフレ売ってるんかい、とか行事好き過ぎてうざいとか思ってたけど途中からめっちゃ面白くなってしまいました(笑)1時間でライトに見られるのも良いですね。

ドライブイン右中間

ドライブイン右中間

ティダ・ラバダ・ヒマヒマ

水性(東京都)

2026/03/20 (金) ~ 2026/03/22 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2026/03/21 (土) 12:00

価格3,000円

いい作品です

海の底の貝を照らすように

海の底の貝を照らすように

村松みさきプロデュース

劇場HOPE(東京都)

2026/03/26 (木) ~ 2026/03/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2026/03/26 (木) 14:00

価格5,500円

すてき

このページのQRコードです。

拡大