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優しい劇団の大恋愛 Volume11『もっと愛してくれよ節』

優しい劇団の大恋愛 Volume11『もっと愛してくれよ節』

優しい劇団

吉祥寺シアター(東京都)

2026/05/10 (日) ~ 2026/05/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

前日の「夕焼け色のダイダラボッチ」が過去と現在を描いているとすれば、本作「もっと愛してくれよ節」は未来を描いている。優しい劇団 初の時代劇と謳っているが、登場人物の名前や衣裳がそれらしいだけで、あまり時代劇(情緒)という雰囲気はない。むしろ 劇団の特長でもあるスピードとパワフルさを活かして力強く紡ぐ。物語は、2人ずつ9組(それに瓦売りのばんちゃんと戯作者を加えた全20名)がそれぞれの愛を語らうという形で展開していく。

冒頭、出演者がそれぞれ「たまや(玉屋)~」と叫び 上(空)を見上げる。なぜ夜空に輝く星々があるのに、一瞬で消えてしまう花火を打ち上げるのか。それが地球(平賀源内が登場するから江戸時代のようだが、あまり時代は関係ない)のみならず宇宙という壮大な世界と結び繋がっていく。星は 遥か昔の光が 今地球で輝いて見える。花火だって 今は一瞬で消えるが、何十年、何百年もっと先の時代で一瞬の輝きが見えるかも…。愛だってその時代に結ばれなくても、遠い将来にまた出会い愛するかもしれない。

前作同様「出演者の顔合わせから本番まで、出会いと別れを一日で行う「大恋愛」シリーズ」、その謳い文句のような言葉「たった一日しか会えないあなたを想って書いた 愛の言葉の弾丸が心臓を撃ち抜く‼」。舞台構成と演技の観(魅)せ方は、基本的に同じだが、設定(時代)と役者陣が違うと やはり全然違った雰囲気になる。役者の演技力や魅力を十二分に引き出す演出はみごと。自分は本作のほうが好み。
(上演時間1時間30分 休憩なし)追記予定

優しい劇団の大恋愛 Volume10『夕焼け色のダイダラボッチ』

優しい劇団の大恋愛 Volume10『夕焼け色のダイダラボッチ』

優しい劇団

吉祥寺シアター(東京都)

2026/05/09 (土) ~ 2026/05/09 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2026/05/09 (土) 16:00

いつものことながら、勢いが良いよね。あれだけたくさん出演者がいてもそれぞれの想いが伝わってきたりと。ラストでは夕陽が脳裏に浮かび踊りだしたくなる衝動に駆られました。

不安の街、横切る。

不安の街、横切る。

かまどキッチン

雑遊(東京都)

2026/05/01 (金) ~ 2026/05/05 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

雑遊での公演
演劇界初?の秋葉原のカードショップがメインの舞台
そして内容も専門用語飛び交う面白い展開
あっという間に終わっちゃった。

https://stage.corich.jp/keicoba/report/kamado-kitchen-huancity/

女優の時代

女優の時代

舞台表現クラス

ウイングフィールド(大阪府)

2026/05/10 (日) ~ 2026/05/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

うーん🤔
この内容で… コスパはどうなんだろう
声は聞き取りにくいし
WSの発表会でこれは

優しい劇団の大恋愛 Volume11『もっと愛してくれよ節』

優しい劇団の大恋愛 Volume11『もっと愛してくれよ節』

優しい劇団

吉祥寺シアター(東京都)

2026/05/10 (日) ~ 2026/05/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2026/05/10 (日) 19:00

たまらん‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎

一日だけの稽古と侮るなかれ、劇場の使い方も、役者の輝きも、台詞の練度も、前説から後説まで、この日一日のために各々積み上げてきたものを物語ってました。一日だけだからこその輝き!まさしく花火!

ネタバレBOX

・「欲求という名の二輪車」天才的なギャグ
・平賀源内の手作り小道具すばらしい!この日のためにここまで!
回ノ導 -しのしるべ-

回ノ導 -しのしるべ-

壱劇屋

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2026/05/08 (金) ~ 2026/05/11 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

壱劇屋東京支部さんは相変わらず殺陣がものすごく速い!
特に凶星が惚れ惚れするほど動きが綺麗だった。
ストーリーも分かりやすかった。次に続くからそっちも楽しみにしてます。

優しい劇団の大恋愛 Volume11『もっと愛してくれよ節』

優しい劇団の大恋愛 Volume11『もっと愛してくれよ節』

優しい劇団

吉祥寺シアター(東京都)

2026/05/10 (日) ~ 2026/05/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

正直、この劇団さん、今まで見たことなかったんですが、この三日間見てみてなんかわかってきた気がする。

最初はなんか柿喰う客を高校演劇のスタイルに落とし込んだように見えたんですが、見ているうちに違うな、と思った。

ネタバレBOX

観ていたら凄い2020年代っぽいと思いました。

ダンダダン展行ったあと吉祥寺というのもあるのかも。

5月上旬の東京にいるということもあると、いろいろと考えるきっかけになることが多かった気も。

自分のなかで今回見た優しい劇団の公演をみて近いなと思ったのは柿喰う客でした。そして柿喰う客に改めて近いなと思ったのはYBAとかで、かなりドンピシャなのはトレイシーエミンというか、トレイシーエミン的人生物語を能的な型に入れてキレのある身体表現に落とし込んで高速展開したのが柿喰う客のような。そこから日本アニメの異物回収力と合体して、ゼロ年代的過剰感と90年代的オカルトを流し込んだのがダンダダンからの柿喰う客とダンダダン的な勢い異物回収で同時進行的物語が同時高速展開する優しい劇団のやうに見えた、というか。

全てが繋がっているというか、5月の東京に異物回収力のある優れた作品が並んだから、共通点が目についたとも言えますが…大丈夫ですかね。

柿喰う客はなんかYBAと能的な影響がかなり大きいようにもみえて、トレイシーエミン的な人生展開力と幽玄さみたいなのが物語に落とし込む影響が大きかった気がする。

それがダンダダンで柿喰う客的高速展開で異物を回収するノリを昔のうる星やつら的なノリと合わせたようにして別々の時代のノリを混合してポップに提示することに成功。

そこからの優しい劇団的な。もちろんそれらが全てと言うわけではないですが、その結果極めて2020年代的な異物回収複数同時高速展開演劇になった気がします。

BACKBEAT 2026 FINAL

BACKBEAT 2026 FINAL

シーエイティプロデュース

EX THEATER ROPPONGI(東京都)

2026/05/03 (日) ~ 2026/05/17 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2026/05/10 (日) 12:00

楽器や歌も達者なキャストによる熱演を堪能しました。アマチュア時代に短期間在籍していたメンバーに焦点を当てることで、単なる成功物語ではない、深い味わいのある青春群像劇になっていたと思います。ビートルズ史のデビュー前を復習するきっかけにもなりました。

吉原ロミオとジュリエッタ〜百花繚乱・仇吹雪〜

吉原ロミオとジュリエッタ〜百花繚乱・仇吹雪〜

劇団ドガドガプラス

すみだパークシアター倉(東京都)

2026/05/05 (火) ~ 2026/05/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

真田林佳さん出演。7日夜と8日夜の2回観劇。
真田さんは8日が誕生日。昼はぱすてるからっとさんのイベントで夜は舞台本番、ハードな一日だったと思います。ちょっと心配しましたが、舞台もイベントも変わらずお元気そうで安心しました。劇団の方からうかがった話によると8日は楽屋でお祝いしたとのこと。年齢を一つ重ねて、新たなステージに入りましたね。おめでとうございます。
役の「卯月」は観た感じでは十代前半かな、珍しく幼い役でしたね。これも新たなステージかな?

ドガドガプラスさんは初めて観劇しました。主演の丸山正吾さんは何度か拝見してますが、その中でも2019年「月に吠えろ、夜ヲ焦ガセ君ヨ」の外道丸の印象がとても強く。今回の剣士も変わらずかっこよかったです。

ヒロインのシミズアスナさんも何度か拝見していますが、初見だった2022年「失創セブンスプレイ」でのセリフ量と声量が衝撃的でした。今回もすごい声量とスピードで。正直、強い役が合っていてヒロインのタイプではないと思ってたのですが、ここまで強いヒロインはありですね。

ネタバレBOX

丸山さんとシミズさんのキスシーンはびっくりでした。客席から笑いが漏れたことは、驚きや照れの反応として自然だったと思います。シミズさんの「これが恋か」を含む真面目な長セリフは、場内の雰囲気がざわついた状態で。直後に歌唱シーンが入るのは良いですね。ざわついた空気を次につなげる、計算された演出と受け取りました。

赤穂浪士を「義士」と呼ぶのは違和感がありました。討ち入りの前なので。

ロミジュリなので二人とも死ぬと思っていました。ところがどっこいハッピーエンド。休憩込みで160分と長い演目ですが、目が離せない壮大なエンターテイメントでした。
川ひとつ向こうの、はるか遠い街。

川ひとつ向こうの、はるか遠い街。

乙戯社

スタジオ「HIKARI」(神奈川県)

2026/05/08 (金) ~ 2026/05/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

九龍城をモデルにした暗黒街での群像劇。やるせなく胸に刺さる舞台ですね。ただ劇中の例の解説は分かりやすいけど、個人的にはちょっと興ざめのようにも感じました。

××××オンリーカインドトゥミー

××××オンリーカインドトゥミー

日本のラジオ

RAFT(東京都)

2026/02/21 (土) ~ 2026/02/23 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2026/02/23 (月) 13:00

連続殺人(あるいは自殺幇助)ならびに死体損壊で収監されている容疑者にライターが面会・取材する場から始まり関係者同士の1対1の会話が積み重ねられる会話劇ならぬ「対話劇」。
起承転結があるわけでなくひたすら淡々とした会話が重ねられるだけだがそれがリアルで不気味。何かヤだ(笑)。

京王

京王

D地区

SCOOL(東京都)

2026/05/08 (金) ~ 2026/05/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2026/05/08 (金) 15:00

価格3,500円

アイホール(兵庫・伊丹)のショーケースで観て、テーマや設定、演出、演技、うまいなぁもう一回観たいと思ってタイミングがあってSCOOL(東京・三鷹)へ

空間が全然違うので、細かい演出の変化が面白かった。
観た順も遠景から発泡するお菓子の音が聞こえる目の前の距離という順でよかったと思ってます。
また別の作品もとても観たくなった。

3人の会話にはそれぞれの人物の背景がうっすら漂っていて、その場だけの会話でないことがしっかりできている脚本と演技で、小さい中でも見応えあった。
今後も観ていきたい。

粛々と運針

粛々と運針

iaku

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2026/03/27 (金) ~ 2026/03/30 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

佐々木ヤス子さんが怪演でした。

ワン・モア・ソング

ワン・モア・ソング

劇団伽羅倶梨

KARAKURIスタジオ(大阪府)

2026/05/08 (金) ~ 2026/05/11 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

あの歌を聴くとあの時のことを思い出す❗️
あの時は必死だったのよ。
未来は幸せでしたか?
いろいろとある人間交差点を観て、少しニヤリとした。
お芝居観られてありがとう🤟

優しい劇団の大恋愛 Volume10『夕焼け色のダイダラボッチ』

優しい劇団の大恋愛 Volume10『夕焼け色のダイダラボッチ』

優しい劇団

吉祥寺シアター(東京都)

2026/05/09 (土) ~ 2026/05/09 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

武蔵野演劇祭2026参加作品。優しい劇団公演は、2024年 高円寺K'sスタジオ本館で「歌っておくれよ、マウンテン」を観たのが初めて。上演スタイルは基本 舞台の建込みはせず、照明は持運び出来るキャンプ用のライト、音響/音楽も持運び出来るスピーカーで行う。今回の吉祥寺シアターでも同じだが、会場の広さが違うためキャスト陣の演技(動き)もダイナミックに観える。名古屋の劇団で 主宰(尾﨑優人 氏)が 事前に台本を送付し、役者は個々人で稽古をし、公演日朝に顔合わせ、稽古そして本番を迎え、当日のうちに撤収するという慌ただしさ。

物語は 覚えていないくらい久しぶりの同窓会、そこに集まった人々の回顧や郷愁、それを2人ずつ8組(それに花配りと合唱部長の2人を加えた全18名)の人間模様として紡ぐ。学校での出会いと別れ、それを 舞台という その日限りの出会い(役者は勿論、観客との一期一会)に準えているよう。この大恋愛シリーズは「演劇の持つ出会いと別れの成分を凝縮したその日限りの演劇作品」をしっかり体現している。

ちなみに同窓会は過去と現在で、未来はどうなるのか。ラストは、タイトル「夕焼け色のダイダラボッチ」に思いを込めているよう。夕焼け…昼と夜の境のわずかな時間、それを愛おしむようであり少し寂しい感じの中、人の影が伸び…。未来は予測不可能、その得体の知れない不安をダイダラボッチという巨人の影で象徴しているようだ。
(上演時間1時間30分 休憩なし)追記予定

京王

京王

D地区

SCOOL(東京都)

2026/05/08 (金) ~ 2026/05/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

「三角関係から浮かび上がる社会問題」

ネタバレBOX

 反社会的な行為に手を染めていた人々の日常を、淡々とコミカルに描いた異色の会話劇である。

 遠くにスカイツリーが見えるアパートで、リリー(7A)とブラック(織内傑作)のカップルが同棲を始める。大学時代、二人は投資情報商材マルチ「ホグワーツ」に属しており、学生相手に高額なUSBを売りさばいて儲けていた過去がある。「リリー」と「ブラック」は仲間内の通称であることがここでわかる。そしてリリーは親が新興宗教に加入していたいわゆる「宗教二世」であった。そんな彼女をブラックは受け入れたつもりでいたのだが、程なくして二人の仲は険悪になってしまう。

 時は経ち5年後、倦怠期を迎えリリーの引っ越しの日に、かつてホグワーツでブラックがかわいがっていた後輩ヘドウィグ(木村建太)が、ブラックの不在時に手伝いにやってくる。言葉少なだがかたくなな彼に根負けしたリリーは、渋々荷物の移動を頼む。じょじょに打ち解ける二人は、昔話やリリーのこれからのことなど淡々と話題を紡いでいく。帰ってきたブラックは二人の様子に訝しげな目を向けて……

 男女の三角関係を描いた作品は数あれど、そこにマルチ商法に手を染めていた過去や宗教二世の話題を絡めたのが本作の大きな特徴である。社会問題を声高に糾弾するわけではなく、コミカルなメロドラマから浮かび上がらせた点が面白い。上演台本には登場人物や作劇の背景が詳細に描きこまれていて興味をそそられたが、劇中で言及されなかった要素が多々あったことが伺われる。タイトルが、リリーとブラックが暮らした部屋が京王線沿線にあることに由来することも台本を読み初めて知った。もう少し長尺で、この三人の会話や題材の掘り下げを観たかったという心地がした。

 作劇の面白さを立体化した俳優のイキのあった芝居も見事である。三者ともそれぞれ見どころはあったが、特にヘドウィグを演じた木村建太のボソボソした喋りと挙動不審に観客は大いに湧いた。なかでも7A演じるリリーと二人で音を立てながらラムネ菓子を口にしたときの間の詰め方が秀逸であった。

 会話のニュアンスの変化に合わせた照明は作品に陰影を与え奥ゆかしいが、時間経過をうまく伝えることができていたかは疑問が残る。無音のままの進行であるため、終幕直前で「七つの子」が流れたときの修羅場の雰囲気の緩みは、そのまま客席に流れてほどよく緊張がほぐれた。作劇と俳優の芝居に全幅の信頼を置いているスタッフワークには好感を持った。
舞台「スター☆ポリス」~美しき戦士たち~

舞台「スター☆ポリス」~美しき戦士たち~

特定非営利活動法人 劇団スターキャスト

ブディストホール(東京都)

2026/05/06 (水) ~ 2026/05/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★

持田千妃来さんが声の出演。

2023年製作の映画の舞台版。スターポリスの5人のうち、疾風健役の五十嵐優斗さんだけが同役で。子役の佐藤右京さんと、監督で悪役の天美幸さんも同役。ほかはほぼ一新されているようでした。右京さんは2年前の映画上映会でお話したときは6歳だったので、今は8歳かな。大きくなりましたね。

持田さんは映画では警察官を演じられてましたが、今回の舞台版ではその役はなし。今回は声の出演なので登壇はありませんでしたが、主人公の母など複数を声色を変えて表現されていました。

勿来一記役の稲見悠寿さんは2024年「怨霊撲滅屋GB」での初舞台を拝見してました。あれから1年半ですね。今後の活躍に期待します。

終演後の皆さんでのダンスは圧巻でした。監督がマイクを持って歌われたのはびっくり。楽しかったです。

ネタバレBOX

2年前の映画の上映会に行ってたので話の大枠は覚えていましたが、いろいろと忘れていました。映画も舞台も尺は1時間ほど。大筋は映画のとおりだったようです。映画を知らないと分からないだろうなあ、というところがいくつか。映像での表現を舞台でそのままは難しいですね。

土曜のマチネ、ブディストホール客席は30人ほど。今後に期待します。
優しい劇団の大恋愛 Volume10『夕焼け色のダイダラボッチ』

優しい劇団の大恋愛 Volume10『夕焼け色のダイダラボッチ』

優しい劇団

吉祥寺シアター(東京都)

2026/05/09 (土) ~ 2026/05/09 (土)公演終了

実演鑑賞

名古屋が活動拠点の団体で、僕は初見でした。この「大恋愛」シリーズは、事前に出演者へ台本を郵送し、個別稽古を重ねてもらった上で、上演当日の朝から、顔合わせ、稽古、本番、撤収を一日で行う企画だそうです。実質的な拘束日は一日になるのかな…? 小劇場で演劇公演を主催するハードルが徐々に高まりつつある昨今、実現可能かつ持続可能なフォーマットや企画性を模索する姿勢には共感できます。実際に色々な劇団・演劇人が、それぞれの特徴を活かすやり方を模索しているなか、優しい劇団が選んだ選択肢が「この企画」だったのでは。過去には河川敷で上演したこともあるそうで、コロナの影響でしょうけれど、もしこの企画を河川敷で観たら全く違う印象になりそうだなぁ……と想像。

ネタバレBOX

主に東京で活動する舞台俳優を中心に、優しい劇団の劇団員も出演する座組。単純に動員への期待もあるでしょうし、珍しい組み合わせを観られる希少性への期待もあるでしょう。個人的によく知る出演者も多く、その意味でのお得感は確かにありました。一方で、この企画性の器の限界も割とすぐ可視化できてしまうため、そこは諸刃の剣でもあります。上演全体にうっすらと漂う「内輪感」も少し気になりました。ただし、意図的に特殊なスタイルを選択した企画公演なので、その意図は汲みたいし、その意味でも、この公演だけでは判断できないなぁ…と思いました。
華氏マイナス320°

華氏マイナス320°

NODA・MAP

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2026/04/10 (金) ~ 2026/05/31 (日)公演終了

実演鑑賞

鑑賞日2026/05/09 (土) 19:00

2度目の観劇。やはり猛烈で美しい。144分。
 ストーリーを分かって観ると、伏線をしっかり張って展開を収束させる野田の得意な展開だと思う。アンサンブルも含め、豪華な役者陣の演技も見事だが、冒頭から随所で活躍するMISAKIの存在が重要だと分かる。久々に見た深津絵里がセリフを丁寧に区切って語る独特の発話法にも注目できるし、何と言っても深津絵里と広瀬すずの声が似ているのがステキ。

沈黙の海、骨は語る

沈黙の海、骨は語る

新宿梁山泊

新宿 花園神社境内 特設紫テント(東京都)

2026/05/08 (金) ~ 2026/05/10 (日)公演終了

実演鑑賞

金演出のルーツ、日韓の話。
パイロット版の脚本とはいえ、当事者目線とはこのことなのだろう。
人気とあってこりっちでも予約残数が少なかった。

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