
遠津川の両雄
祭文庫
シアター711(東京都)
2026/03/20 (金) ~ 2026/03/22 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
歴史に「もし」 や「仮に」といったことがあったらと思わせる、事実と虚構の境界線にある物語。その想像させるところが舞台らしくて面白い。タイトル「遠津川」は現在の奈良県にある十津川、そして両雄とは そこに居る郷士(下層武士)の指導者2人。時は戦国時代、その時代を生きる2人の考え方、生き様--鉾/盾といった関係を描いている。内容は、内輪揉めや矛盾とも違う、謂わば矜持のようなもの。
少しネタバレするが、物語の中に出てくる「擬死再生(ギシサイセイ)」という台詞 これが肝。初めて聞く言葉で 当日パンフには「山岳信仰や修験道において山や霊地を他界と見なし、そこを巡歴する厳しい修行を通じて、一度死んでから新たに生まれ変わるという概念や宗教的行い」とある。客席の中段まで傾斜した花道を設えているが、これによって山深さ 古(山)道を表しているよう。公演は、小劇場にもかかわらず 客席数を減らした花道で分かり易く、小道具や衣裳(和装)等のディテールに拘り 丁寧に観せるところが魅力。ただ 殺陣が窮屈に観えたのが惜しい。
(上演時間1時間45分 休憩なし)

藤田嗣治〜白い暗闇〜
劇団印象-indian elephant-
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2026/03/19 (木) ~ 2026/03/24 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
藤田嗣治(つぐはる)は名前しか知らなかった。藤田進のイメージからTHE日本男児みたいな勝手な先入観。実はおかっぱ頭にロイド眼鏡にちょび髭。ジョニ男にイッセー尾形を彷彿とさせる。赤塚不二夫のイヤミのモデルはトニー谷らしいが「おフランス帰り」の台詞は藤田嗣治のイメージもあるのかも知れない。いとうせいこうの髪型もここから来ているのかも。石橋徹郎氏大熱演。ちなみに現在公開中のアニメ映画『パリに咲くエトワール』の主人公・継田フジコのモデルにもなっている。1913年(大正2年)、学業が振るわず官費での留学の道が閉ざされた藤田嗣治は陸軍軍医の父親にお金を出して貰い渡仏。巨大な額縁のセットがカッコイイ。

墓場、女子高生
あるいはエナメルの目をもつ乙女
テアトルBONBON(東京都)
2026/03/18 (水) ~ 2026/03/22 (日)公演終了

「ミカンの花が咲く頃に」2026
HOTSKY
座・高円寺1(東京都)
2026/03/18 (水) ~ 2026/03/22 (日)公演終了

遠津川の両雄
祭文庫
シアター711(東京都)
2026/03/20 (金) ~ 2026/03/22 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
客席中央に花道があり、その横の席に座っていたので演者さんが近い近い!時々村人気分も味わえて楽しかった。
肝心のストーリーは故郷を守るために攻めて戦うか、現状温存か・・・どちらも欲ではなく大切だからこそというのか切なかったです。

アンサンブルデイズ
Bunkamura
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2026/03/19 (木) ~ 2026/03/22 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2026/03/22 (日) 18:00
玄武チームを観劇。
去年と演出の違いを楽しめました。
テーマに惹かれる部分が多く、心動かされました。

トランス
劇団異邦人
大阪大学(豊中キャンパス)(大阪府)
2026/03/21 (土) ~ 2026/03/22 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
前日が役者体調不良で中止発表で…
しかし、役者復活🐦🔥で拝見できました✨
過去観のトランスの中でもNO1
これだけの熱量だったら、役者の体調不良も理解できる内容
めっちゃ楽しめました✨

ドライブイン右中間
ティダ・ラバダ・ヒマヒマ
水性(東京都)
2026/03/20 (金) ~ 2026/03/22 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2026/03/21 (土) 19:00
価格3,000円
かつて高校野球部で一緒だった3人が、8年ぶりに再会します。
ピッチャーだった男子。マネージャーだった女の子。補欠だった男子。
白球を追いかけていた彼らは、卒業後それぞれの道に進みます。
教員の夢を叶えた補欠男子。
イルカ調教師の夢を諦めOL生活をおくるマネージャー。
野球の道を捨て、ラーメン店で働くピッチャー。
社会の荒波は例外なく彼らも呑み込みます。
モンスターペアレントで悩む補欠男子。
キザな不動産屋に突然プロポーズされ、自暴自棄に陥るマネージャー。
甘い言葉に誘われて、犯罪にも手を染めたピッチャー。
再会した8人は、深夜、車で市民球場を目指します。
そこは高校3年生の夏、最後の試合が行われた球場。
あの夏、ピッチャーが投げた渾身の一球は右中間へと返され、
3年生部員の夏が終わりました。
車は進みます。あの球場に向かって…
*********************************
旗揚げ公演にふさわしい、みずみずしい物語です。
演出が上手で、ベタな感じはなく、テンポ良く展開していきます。
舞台はもともとクリーニング屋さんだったお店跡で、
古い機械が置いてありました。
それに服をたくさん吊るし、シーンが変わる毎に役者3人がさっと着替えて
別の役を演じるというスタイル。素晴らしい発想です。
樋口双葉さんのキャラが際立っていました。
少し天然で、おっちょこちょいな、いまどきの女の子を演じきっていました。
観に行ってよかったです。
ありがとうございました。

桜×心中
BLACK★TIGHTS
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2026/03/19 (木) ~ 2026/03/22 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
12年ぶりの再炎 前回のが好きすぎて
新しく生まれ変わる桜×心中を楽しめるのか
複雑な思いも有りましたが
良かったです。行って良かった。
木内さんの源内は安定の格好良さ
まりえさんの金子もサイコー
女郎蜘蛛すてらさんの台詞の言い回しが好き
桜&外道丸も良かったです
また見たい

遠津川の両雄
祭文庫
シアター711(東京都)
2026/03/20 (金) ~ 2026/03/22 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
シアター711に入ってまずはびっくりです。シアター711で何度も観劇していますがシアター711に花道を見たのははじめてかも…です。シアター711もここまで改築というか改造できるんですね… お隣のザ・スズナリさんは劇団によっては劇的にビフォア・アフター並みに変わりますが… さて、舞台がはじまって速攻でびっくりでした。意外なところから役者さんが登場して「えっ?どこから声がするかと思ったらそこですか…」でした。とにかくいろいろ演出が凝っていてすごいなーと思いました。衣装も小物もすごいお金かけているな…と思いました。お坊さん役の人、この舞台のためにスキンヘッドにされたのでしょうか… あと、ちょっと気になったことがあったのですが、舞台の最中5−6回暗転シーンがあるのですが、暗転の時間が長かったり間延びしちゃってるところもありそのときに眠気に襲われちゃったかな…と。意外と暗転って観ている側に眠気を引き起こすので。

KOYAMASONIC
劇団サイエンスフィクション眼鏡
πTOKYO(東京都)
2026/03/21 (土) ~ 2026/03/22 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
これは、面白い!私達世代に刺さる懐かしさあり。役者同士の掛け合い、間の取り方が天才的で気が付くと笑ってました。お互いに信頼があってこその名舞台だと思いました。

墓場、女子高生
あるいはエナメルの目をもつ乙女
テアトルBONBON(東京都)
2026/03/18 (水) ~ 2026/03/22 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
役のキャラが立っていて観ていて飽きず。ただ自死の理由がいまいち腑に落ちず。残された者の思いを踏み躙る発言には少しイラッと。逆説的に、死に意味を持たせるな、生きろ!ってことなのか?
色々考えさせられる作品だった。

××××オンリーカインドトゥミー
日本のラジオ
RAFT(東京都)
2026/02/21 (土) ~ 2026/02/23 (月)公演終了
実演鑑賞
日本のラジオの新作はだいぶ久々の劇団員だけ55分。2月23日までRAFT。
https://kawahira.cocolog-nifty.com/fringe/2026/03/post-af3903.html

誰かひとり/回復する人間
conSept
ザ・ポケット(東京都)
2026/03/05 (木) ~ 2026/03/29 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
鑑賞日2026/03/22 (日) 12:30
座席1階
それぞれ1時間程度の舞台で、10分程度の休憩を挟んで上演される。
「誰かひとり」は2人の青年を巡って展開する。母とおぼしき女性2人と父と見られる男性2人が絡んでいくが、これらの人たちと青年は言葉を交わさずまじわることがない。客席がそれぞれ受け止める心の動きがこの舞台の妙味だと思うが、会話劇大好きの自分にはとても合わない。俳優の胸の内を読んで心象を楽しめる人ならよいのだが。
もう一つ、「回復する人間」はタイトルに反して、けがからの回復を拒むような女性の物語。同じ会話がループのように繰り返されていくが、ループを重ねて主人公の心が少しずつ動いていく。別役実の不条理劇のような印象もある。
日曜日の午後、大きな劇場ではないが空席が目立ったのが気になった。リピーターチケットを売っていたので、特定の人には深く刺さるものがあるのだと思うが、自分には受け止めきれなかった。

「ミカンの花が咲く頃に」2026
HOTSKY
座・高円寺1(東京都)
2026/03/18 (水) ~ 2026/03/22 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
面白い、お薦め。
パンフに「農地を分断された九州のミカン農家の実話を元に社会を見つめ、今を生きる人々の姿を描いた舞台」とある。高速道路建設に伴う猿ケ実村の立ち退き問題を描いた群像劇。何でもかんでも国-行政の施策を反対ばかりしていては発展は望めない、しかし それを無批判に受け入れるばかりでは当事者の生活や環境は成り立たない。この公演、表層的には立場や思惑といった違い 二項対立のような展開になりそうだが、少し観点をズラしたところが巧い。それがチラシにしっかり書かれている。「考えてるんだ。どうすればみんなが悲しくない未来が来るのか、考えてる」、この台詞を言った人物の背景(経歴)と思いが重しとなっている。
2015年秋。母 野枝の十三回忌に出席するため、長女の拓未を伴って訪れた美羽。共に生きていくことはできないかと模索する村の人々の姿が、美羽や拓未に変化をもたらしていく と。村の当事者の立場から距離を置いた2人の心情、しかし 拓未の中に燻っていた自立心に繋がる。物語は 社会的な問題を描きつつ、人間ドラマ しかも夫々の成長譚も浮き彫りにする。
少しネタバレするが、物語は現在と過去を交錯させ、さらにラストは未来をも描く。時の変化は、登場人物とその衣裳 そして喋り方に特徴がある。冒頭は方言(台詞)が聞き取れないところもあるが、取るに足りないこと。
少し気になったのが、2015年という設定。タイトルにもなっているミカンの木がある山の崩れ、山腹にあった奉納神楽の神社が崩壊した。その災害の根本原因は何か?神社は避難場所に指定されていた と。何となく東日本大震災を連想したが…。
(上演時間1時間50分 休憩なし)

遠津川の両雄
祭文庫
シアター711(東京都)
2026/03/20 (金) ~ 2026/03/22 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
時代劇っす
タイトルの遠津川に住む兄弟を中心に
戦となるかも という状況を
詰め込んだ作品
小道具とかしっかりされてて
見応えあったケド
ちょい劇場が小さく思えたかしらね
作品雰囲気の作り上げは
巧みだったと感心しきり

「POP-UP WORDS Volume.1」-白紙に踊る文字-
糸巻こまき&松本隆志(:Aqua mode planning:)
新宿ファンタジーホール(東京都)
2026/03/20 (金) ~ 2026/03/22 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
名前の通りのハコで
白を基調としてファンタジーな
メルヘンな感じが醸し出されてた空間で
展開された朗読劇4作
なかなかに楽しかった♫

「ミカンの花が咲く頃に」2026
HOTSKY
座・高円寺1(東京都)
2026/03/18 (水) ~ 2026/03/22 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
同作二度目の鑑賞であったが、見事。かなり序盤から客の心を掴んでいた(前半から客席の間ですすり泣きも)。初演を小さな劇場で観ていた。役者が入り切れず、袖がないので上手は演技エリアから一歩出て「ハケた」事にしていた。良い舞台だったがこれを更に改稿してキャストも改め上演の予定がコロナでわやになり、販売予定だったらしい台本のみ入手。良い作品との実感だけは残っており今回漸く目にする事が出来た。後刻詳述。

牡丹の花は匂えども
遊戯空間
上野ストアハウス(東京都)
2026/03/18 (水) ~ 2026/03/22 (日)公演終了
実演鑑賞
前回小気味良く鑑賞した噺家を主人公にした戦前の作(吉井勇)からの、今度は実在したしかも近代落語(という語があるのか分らないが)の宗祖と言える三遊亭圓朝を取り上げた作というので期待を燻ぶらせながら赴いた。よく見れば篠本氏自身の作の再演とあり、しかも日本の劇戯曲賞最終候補作との事で関心の置き所がやや変ったのだが、解説によれば今回はタイトルを変え、圓朝一代記よりも家族とりわけ不肖の息子朝太郎の存在に比重を置いた、とあった。喜ばしきは芝居の設え、描写のタッチは前回を踏襲、というより篠本流の硬質で竹を割った感じ。休憩を挟んで2時間半、中々の尺であったが噛み締め楽しんだ。

新版 娘道成寺/鷺娘
劇団琥珀
at THEATRE(東京都)
2026/03/20 (金) ~ 2026/03/22 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★
50分の娘道成寺と60分の鷺娘
15分の休憩で
ミニ映画館みたいなハコで
2列のドリンクホルダー付きの座席が
なかなか素敵でありました
素舞台に白ベースで3つほどの箱を置いて
2作共に一人芝居で語る作品でした
見せたいモノと
わかり易さが一致してなかったかなぁ
と思えたデス