
言の葉サーカス#01
Tokyo Artist Circus
北とぴあ ドームホール(東京都)
2026/02/26 (木) ~ 2026/02/26 (木)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
面白い。
星をモチーフにした朗読劇8編、どの話も滋味に溢れ心に響くものばかり。
話に関連性はないと思うが、内容は 星を繋ぐとして「星の言葉」に準えているよう。
今回はハグハグ共和国の久光真央さんが作・演出で、出演者も劇団員や馴染みの方が多く、楽しみに そして期待もしていた。その期待を裏切らない出来栄え。
「ドームホール」は「旧プラネタリウムホール」で、投影機本体の老朽化等によりプラネタリウムの投影は終了。現在は ドームの形状を活かした多目的ホールとして使用されているらしい。本作では照明によって、星影を映し出し雰囲気を漂わせていた。
(上演時間1時間20分)

土曜日の過ごしかた
ニットキャップシアター
座・高円寺1(東京都)
2026/02/27 (金) ~ 2026/03/01 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
面白い、お薦め。
昭和11~12年頃から戦後迄の世相というか世情を軸に描いた群像劇。公演の魅力は、舞台美術と小道具(マスク)を使って逼迫・閉塞していく状況を視覚的に表し、言葉では表し難い時代の空気感を醸し出す巧さ。時代の「圧」が強まること、それはジワジワと得体の知れない不気味さ、そう感じた時には もう遅いのかもしれない。
京都の喫茶店が舞台。新聞「土曜日」という 今でいうミニコミ(タウン)誌までが不穏な時代に飲み込まれ、自由が殺がれていく怖さ。少しネタバレするが、新聞も発行の都度 検閲を受け問題にならなかったが、全体を通してみれば という具体的な根拠/論拠を示すことなく廃刊に追い込んでいく。この庶民の暮らし向きの変化が、物語のテンポに表れているよう。時局が逼迫する前は、のんびりといった感じだが、軍歌が流れ出征の場面から慌ただしくなる。敢えて時代の空気感と物語のテンポの同期を合わせているよう。この緩急によって時代が動いていることが分かる。
(上演時間2時間10分 休憩なし)

HOPE
劇団銅鑼
銅鑼アトリエ(東京都)
2026/02/25 (水) ~ 2026/03/08 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2026/02/28 (土) 14:00
座席1階
電子書籍が普及した今では、少し伝わり方が違ったかもしれない。だが、客席を埋めた多くの中高年にはすとんと落ちるお話。時空と場所を超えた三つの場所を描きながら、戦争の惨禍から命を懸けて書物を守るという物語だ。銅鑼らしい、伝えたいことがはっきりしている舞台だ。
東京・多摩地区の古い蔵を内見に来た母親と中学生の息子。この蔵は、戦争中に都心の日比谷図書館から何万冊という本を避難させた場所だった。
時空を超えるという舞台表現は難しい。演出の力を借りるところが大きいとは思うが、今作はよくある普通の描き方だった。特に、アトリエ公演のような限られた舞台装置では限界があるが、少し物足りなかった感じもする。
今作の主役を務めたのは近年に入団した新人俳優。だが、中学生という設定にはやや難があったか。今作にはもう一人、初舞台という新人女性俳優も。こちらは役柄をしっかり演じきっていて、将来有望な若手のお披露目舞台なのかな、という雰囲気も。先輩団員たちがしっかりサポートし、新人を育てようという熱意があふれていた。
戦争のさなかに「命を守るのか、書物を守るのか」とも思う。命を懸けて書物を運んで避難させるという「価値」はデジタル社会ではきっと、様変わりするのだろう。

寝不足の高杉晋作
アナログスイッチ
新宿シアタートップス(東京都)
2026/02/25 (水) ~ 2026/03/08 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2026/02/28 (土) 13:00
とても楽しく笑い、ホッコリしました。
開演前から劇場に流れていた曲から、開演に向かう感じが好きでした。
それぞれのキャラクターがチャーミングで良かった。

Chloé-クロエ-
紙魚
スタジオ「HIKARI」(神奈川県)
2026/02/27 (金) ~ 2026/03/01 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
原作は全く知らず予備知識もないまま観たわけだが、物語以上にひたすら歌と演奏を楽しんだ。
前半は恋に恋する軽やかさ、後半は病や人生の選択とは?みたいな少し哲学的な内容をずっしりとした音楽で表現されていて、とても見ごたえがあった。

アイロニーの丘:Re:Re
9-States
駅前劇場(東京都)
2026/02/26 (木) ~ 2026/03/01 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
廃校になる危機感から色々な事件が起こるのかと思いきや…
ゆったりとした空気感とチクっとするけど愛のあるアイロニーで心が温まる良い作品。
「だな!」が最高。
ラストのモブも良い味出してた。
なんかほっこりした。

アイロニーの丘:Re:Re
9-States
駅前劇場(東京都)
2026/02/26 (木) ~ 2026/03/01 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
お初の劇団。2011年の再演とのことだけど全く古くない。とにかく面白さが爆裂していました。脚本も役者も演技もすべて調和的に揃っている稀有な舞台。次の舞台も期待しています。

土曜日の過ごしかた
ニットキャップシアター
座・高円寺1(東京都)
2026/02/27 (金) ~ 2026/03/01 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
4年前に観た『チェーホフも鳥の名前』が鮮烈でそれからずっと観たかった劇団。その後、こまばアゴラ劇場で演った『カレーと村民』は予定が合わず観れなかった。やっと東京に来てくれて嬉しい。
脚本の「ごまのはえ」氏。味のある特高刑事役でもある。この役を自分に振るか、やるな。
松竹撮影所の売れない大部屋俳優、斎藤雷太郎が発行した週刊新聞型ミニコミ『土曜日』。昭和11年(1936年)から12年(1937年)まで京都の喫茶店や書店に置かれ最大発行部数は7〜8千部。映画や時事ネタ、政治や海外ニュースに読者投稿を知的欲求の強い連中に向けて挑発的に投げ掛けた。その自由な気風が目を付けられ関係者の殆どが特高に検挙されて1年4ヶ月で廃刊。
喫茶デイジーで千田訓子(せんだとしこ)さんがコーヒーを淹れている。当時の器具を使っているのか手間が掛かり美味しそう。旦那が社会主義運動で検挙され死亡、旦那の妹(仲谷萌さん)と自分の妹(山﨑茉由さん)と店を続けている。山谷一也氏が久方振りの来客。東京からやって来た門脇俊輔氏は置いてあった『土曜日』に興味を惹かれ発行人の斎藤雷太郎(西村貴治氏)に会いたがる。ソ連のコミンテルンの呼び掛けから反ファシズム運動「人民戦線」が日本の地下でも活動していた。仲谷萌さんは死んだ兄の組織から仲間を匿って欲しいと頼まれる。
門脇俊輔氏の役は谷口善太郎がモデルか?
牧歌的な『土曜日』の編集会議。どんどん人気が上がり検挙されない程度の体制批判を織り込む。だが時局はそんな冗談すら許さない恐怖と暴力で人を支配する流れに。
山谷一也氏は大平サブローっぽい。
役者が皆個性的。妙な面白さがある。今の時局に訴えるべきことを込めて。
是非観に行って頂きたい。

風の夢喰い
劇団ZTON
ABCホール (大阪府)
2026/02/27 (金) ~ 2026/03/01 (日)公演終了

海の凹凸
serial number(風琴工房改め)
ザ・スズナリ(東京都)
2026/02/27 (金) ~ 2026/03/08 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2026/02/27 (金) 19:00
実話ベースのフィクションを手慣れた役者陣が丁寧に上演する。(3分押し)126分。
作・演出で主宰の詩森ろばが俳優座に書き下ろして2017年に上演された作品を自劇団での上演だが、俳優座の舞台は観てない。水俣病を始めとする公害問題の講義で知られる宇井純氏と取り巻く人々のあれこれを描く。水俣病の問題を扱いつつ、それに取り込まれ悩む人々の抱える人間関係が描かれる。それぞれの「正しさ」があり、それぞれの道を選ぶが、それで幸福になるのか、と言えば、そうではないのだな、という、いわば当たり前の出来事が丁寧に描かれる。いつもと違ってエンターテインメント要素が少ないのは、俳優座へ書き下ろしたことが影響しているか。初日のせいなのか、セリフに「滞り」みたいなのがあったように感じた。軸になる女性を演じた川田希の佇まいが良い。

土曜日の過ごしかた
ニットキャップシアター
座・高円寺1(東京都)
2026/02/27 (金) ~ 2026/03/01 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
知らない歴史のことをたくさん教えてくれる。
取り調べのシーンはリアリティある。実際こんな感じだったのかも。
ただ、劇のテンポがゆるい気がした。前半は特に退屈だ。群衆と仮面の演出もあまり功を奏してないように思う。役者の声が小さくて聞こえない箇所が多々あり。

SERI~ひとつのいのち2026
conSept
あうるすぽっと(東京都)
2026/02/19 (木) ~ 2026/03/01 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
曲は良いと思います。
やや音響大きすぎた?
どうして産婦人科医のなりてが少なくなるか教えてくれるミュージカルです笑
私はどうしてもこの母親には感情移入できない。なんでだろう。

いきなり本読み!2DAYS
CoRich舞台芸術!プロデュース
こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)
2026/02/26 (木) ~ 2026/02/27 (金)公演終了
実演鑑賞
「いきなり本読み!the Musical」夜の回を観ました。
どんな展開になるの?と、笑ったり切なくなったりでしたが、まさかのラストでした。
出演者達は、対応力が高く、歌声も流石でした。
即興で音楽を引き続けるのも、凄いなぁと感動。
面白かったです。

われらの血がしょうたい
範宙遊泳
シアタートラム(東京都)
2026/02/21 (土) ~ 2026/03/01 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
「人工知能が抱える孤独」
山本卓卓が作・演出した2015年の作品をの再演である。今回は演出を額田大志が担当し、一部出演者を入れ替えての上演となった。

Chloé-クロエ-
紙魚
スタジオ「HIKARI」(神奈川県)
2026/02/27 (金) ~ 2026/03/01 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
スタジオHIKARIで音楽劇か、どうだろうなっ?て思いで場内入った瞬間に。
これは!?って、唸った。
美術はシンプルそのものなんですが、スタジオの使い方が自分はここでは観たことないやりかたで。
対角線を斜めに切って、奥側に客席を。これによって舞台の間口が広くなった。
動線の確保にもなってたのかな。
代わりに舞台奥は狭くなり、センターに太い柱って、いびつなステージなんですが。
とても工夫されていて気にならなかった。むしろ太い柱の使い方が上手かった。
照明の素晴らしさにも触れておきたい。ずっと奇麗なんだけど、自分が特に凄いと思ったのは。
センターにある太い柱が闇にまぎれて消えたとき。演劇の魔法だって思った。
演者は6人。音楽が生演奏でピアノとドラムの2人。
生演奏も歌もほぼ2時間絶えることなく。演者もメインの役だけじゃなくて、アンサンブル的なことも兼ねます。
ミュージカルでもここまで歌が続くのあまり無いんじゃないかな。
セットはほぼ素舞台、しいていうなら例の柱。
小道具と役者の身体表現によった数々の表現で場面はつくられていきます。
凄い段取りの数で、運動量だ。
『うたかたの日々』を自分は読んだことないので、忠実さや翻案具合は言えませんが。
物語自体、凄いことが起きるわけじゃないです。
一幕は、それこそディズニー映画のような、恋に恋するエンタメとして楽しめて。
二幕は、それだけじゃなくなってくるけど。表現方法も、より尖がるっていうか、色んなことやってきます。
幕切れの畳み方がやや淡泊に感じる人もいるかも。ただ個人的にはちょうど良かった。
小さな箱だけど、空間の使い方が良くて、もっと大きいステージで客席がステージ上にあるような臨場感でした。
工夫された劇空間に、役者たちが歌に身体表現に目まぐるしく躍動して。
シンプルなステージを、凝った照明と生の演奏が支えてくれる。
総合点が高く、素晴らしかったです。

いきなり本読み!2DAYS
CoRich舞台芸術!プロデュース
こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)
2026/02/26 (木) ~ 2026/02/27 (金)公演終了

いきなり本読み!2DAYS
CoRich舞台芸術!プロデュース
こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)
2026/02/26 (木) ~ 2026/02/27 (金)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
DAY2「いきなり本読み!the Musical」昼の部 観劇。改めて役者さんたちの表現力,臨機応変力に感服。凄いです。一般参加の方々も弾けちゃってて,とても楽しそうでした。こういうイベント的な演劇も面白い。観劇できて良かったです。

いきなり本読み!2DAYS
CoRich舞台芸術!プロデュース
こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)
2026/02/26 (木) ~ 2026/02/27 (金)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
DAY2「いきなり本読み!the Musical」を
観劇デス
台上に出演者の椅子とテーブルを配し
下手に演出家 上手に音響さんと
バックの幕に読み上げる科白と
配役等を投影する仕組みでした
各シーン事に男女関係無く
配役がシャッフルされて面白味増してました
途中というか終盤のトコで観客参加で
読みも入った約2時間弱の作品でした

アイロニーの丘:Re:Re
9-States
駅前劇場(東京都)
2026/02/26 (木) ~ 2026/03/01 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
こけら落とし 観劇
3回目となる再演だから
:Reが二つ付くのだねぇ
政府の人生100年時代を揚げた
「人生リスタート支援政策」により
40代以上の大人たちが定時制高校へ入学
したものの政策転換で呆気なく
廃校が決まった「丘の上高等学校」の
最初で最後の生徒ら+教師らが
皮肉に満ちた現実に翻弄されながら
人生の意味を探し続ける話であり
学びの本質を問いかける
奇妙な学園物語であり
卒業までの期間を生徒と先生が不器用に
全力で駆け抜ける様を約2時間で
描き切った作品
横長の駅前劇場を巧く用いて綺麗に再現された
高校の教室が舞台セットです
幕とかはされず開演前は教室の窓に
夕日があたってる感じでした

いきなり本読み!2DAYS
CoRich舞台芸術!プロデュース
こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)
2026/02/26 (木) ~ 2026/02/27 (金)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
ずっと前からこんな楽しい企画の舞台があったのかという気持ち。
役者さんのアドリブ、歌唱力はさすがの一言。これに加えてほんとにいきなりやってるんだという素の部分もたくさん垣間見えてとても楽しい時間を過ごせました。