最新の観てきた!クチコミ一覧

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舞台『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』

舞台『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』

ホリプロ

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2026/01/10 (土) ~ 2026/02/01 (日)公演終了

実演鑑賞

ユニコーンが美しかった。村上春樹の世界観の表現を
こうするのかーと思いつつ、これが世界にいくのも楽しみだ

人間失格

人間失格

Office8次元

新宿シアタートップス(東京都)

2026/02/13 (金) ~ 2026/02/22 (日)公演終了

実演鑑賞

舞台構成も面白く、引き込まれました。
初太宰治作品!

寝不足の高杉晋作

寝不足の高杉晋作

アナログスイッチ

新宿シアタートップス(東京都)

2026/02/25 (水) ~ 2026/03/08 (日)公演終了

実演鑑賞

笑えて最後にグッと来る展開でした

ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン

ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン

テニミュ製作委員会

Kanadevia Hall(東京都)

2026/03/07 (土) ~ 2026/03/15 (日)公演終了

実演鑑賞

納得のファンサービス!
ジャンプの精神も宿ってました。友情努力勝利!

水の間の子供たち

水の間の子供たち

サルメカンパニー

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2026/03/28 (土) ~ 2026/03/31 (火)公演終了

実演鑑賞

重厚で心に残る舞台
演劇を肌で感じる舞台でした。

クワイエットルームにようこそ The Musical

クワイエットルームにようこそ The Musical

Bunkamura

THEATER MILANO-Za(東京都)

2026/01/12 (月) ~ 2026/02/01 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

上演前から最高に面白かった
治安の悪い中、行ってよかった

汗が目に入っただけ

汗が目に入っただけ

フジテレビジョン/LIVE FORWARD/アガリスクエンターテイメント/サンライズプロモーション大阪

やまぎん県民ホール(山形県総合文化芸術館)(山形県)

2026/05/23 (土) ~ 2026/05/24 (日)開幕前

実演鑑賞

まさかの展開!

GOTTANI!!2026

GOTTANI!!2026

CHAiroiPLIN

KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)

2026/04/04 (土) ~ 2026/04/05 (日)公演終了

実演鑑賞

2025年11月にニューヨークで上演された、踊る小説『橋づくし~The Seven Bridges~』(作・三島由紀夫)の凱旋上演、そして新作となる、踊る詩集『こだまでしょうか』(作・金子みすゞ)の二本立て。力強い群舞シーンが印象的なカンパニーですが、この二作はどちらも10名以下のダンサーで構成され、身体性や人間性により重きを置いたように感じられました。

ネタバレBOX

個人的に印象深いのは『こだまでしょうか』。詩集がダンス作品になる新鮮な驚きもありますし、頭の中で、文字そのものが踊り手に変換されたイメージも浮かびました。創作の幅の広がりを感じますし、ストイックな創作姿勢も健在。ダンスカンパニー として、他に替えの効かない存在だと改めて思います。
砂の女

砂の女

『砂の女』製作委員会

紀伊國屋ホール(東京都)

2026/03/19 (木) ~ 2026/04/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★

鑑賞日2026/04/04 (土) 13:00

森田剛さんはとても素敵な舞台俳優になっていました。
原作を読んでいたら 変わるのか??
条理とか不条理とか 他者からの強要や自身からの自発的な行動とか 話しの内容は理解できるのに何とも感じる物が無かった。周りはスタンディングオベーションしていたが 自分に感情が無いのかと心配になった。

ミュージカル『どろんぱ』

ミュージカル『どろんぱ』

ワタナベエンターテインメント

SkyシアターMBS(大阪府)

2026/04/03 (金) ~ 2026/04/07 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2026/04/04 (土) 17:30

かつての末満健一ピースピットファンにとって懐かしさを感じる作品だった。2幕目は何故子供を探していたのかの謎解きもありストーリー展開も良い。妖怪は伝承で信じる故に存在する。ミュージカル形式はあまり好きではないが作者のメッセージが伝わるいい芝居だった。

母の人生、ガブリと食らう

母の人生、ガブリと食らう

劇団道学先生

吉祥寺シアター(東京都)

2026/04/04 (土) ~ 2026/04/13 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

これは傑作。今年観た中でも抜群。観ていて嬉しくなってニヤニヤしてくる。深井邦彦氏の追求する世界と道学先生の積み上げてきた歴史が融合して新たな地平を見せるビッグバン。『水星とレトログラード』を思わせるシーンもあり、ニヤつく。

きっちり笑いを取りに来る青山勝氏。
藤崎卓也氏のキャラの強さ、無双だな。卑怯。
ただ声がデカいというだけの川合耀祐(ようすけ)氏も素晴らしい。ここはキツイ役どころ。
福田ユミさんはある意味主人公。
松永玲子さんは昨年12月中旬に下駄骨折。そのまま『焼肉ドラゴン』凱旋公演をこなし、入院、手術。今作が復帰公演。松葉杖をネタにする。
かんのひとみさんはいつもながら最高。
最強の布陣で臨んだ戦。

一人暮らしの78歳の老婆がアパートの浴槽で死んでいた。背中を向けて浮いていた。
その娘である長女59歳独身=かんのひとみさん。次女54歳=松永玲子さん、シンママ。三女46歳=福田ユミさん、晩婚。43年前に家を出て行ったっきりの母親。直葬を執り行い遺骨を受け取る。母の暮らした電球が切れたままの暗い部屋でかんのひとみさんはふと思う。ここに住もうと。

今回、観とかないと後悔する。演劇曼荼羅は組み上がった。ここ数年の作品群は今作に結実する。
是非観に行って頂きたい。

ネタバレBOX

松永玲子さんの19歳の娘、川口桜さんの強いキャラ。アパートの隣人・鎌宮彩羽さんといい、化物女優陣に囲まれたプレッシャーは相当なものだろう。後に人生の誇れるステージとなる。

大家夫婦、石川佳那枝さんと中臺(なかだい)広樹氏、かなりの長身。
パチンコ屋の店員、鵜飼拓斗氏29歳のキャラ。
佐藤達(とおる)氏のリアルなDVっぷりにしずちゃんが心配になった。

クライマックスの感動話で宮地大介氏がまとめ上げるところを松永玲子さんが冷淡に振り払う深井邦彦節。感動や感謝は条件反射的なお約束スイッチじゃないんだ、個人個人の人生の積み重ねが培う個々のもの。予定調和の感動ごっこを求めてはいない。もっとそれぞれの日々の生活と通底しているものを。

かんのひとみさんのメラメラ燃える業火。

※部屋の天井に付いた切れた電球をじっと見つめてかんのひとみさんは思う。母には手の届かないこの電球を替えて貰う人もいなかったんだろうな。それが孤独。どこまでも独り。自分で出来ないことは諦めるしかない。自分達を捨てて去って行った母。その孤独ならば共有出来ると思った。孤独は深く暗い井戸の底を恐る恐る覗き見る行為。その向こうに何かがいる。
「万有引力とはひき合う孤独の力である
宇宙はひずんでいる
それ故みんなはもとめ合う」
自分の存在と向き合う為に人は生きている。

「人間は皆、自分のことが一番大事。でも自分以上に大事に思えてしまえる錯覚こそが家族。家族には醒めた心ではなれない。熱情に浮かされた狂気がないと。」的なことを松永玲子さんが熱弁。

案外死んだ人もその辺にいるのかも知れないと思うラスト。もしその辺にいるのならばまた楽しくやろうぜ。
岸辺のアルバム

岸辺のアルバム

有限会社モチロン

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2026/04/03 (金) ~ 2026/04/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

「出演者の魅力が光る贅沢な3時間」

 山田太一が1974年の多摩川水害に着想を得て新聞に連載した小説をもとに、自身の脚本で77年にテレビドラマ化した作品の初の舞台化である。22年に向田邦子原作のドラマ『阿修羅のごとく』を新たに舞台化した「モチロン」のプロデュースで、倉持裕脚色、木野花演出、小林聡美主演という座組が実現した。

ネタバレBOX

 多摩川沿いの一軒家に暮らす田島則子(小林聡美)は、仕事一筋の夫の謙作(杉本哲太)やなかなか受験勉強に身が入らない長男繁(細田佳央太)、すげない態度の長女律子(芋生悠)に気を揉み、日々の家事に追われてばかりいる。そんなある日家に不審な電話がかかってくる。最初は訝しがる則子だったが、そのうちその電話の男(田辺誠一)との会話が閉じこもってばかりいる日々の気晴らしになるのだった。しかし家族の軋みは思わぬかたちであらわになり……

 主舞台に置かれた田島家からシアターイーストの客席に沿って十字に組んだ舞台を通路や病院、喫茶店などに見立て、出演者がところ狭しと行き来する 贅沢な舞台空間にまずは一驚した。小林聡美の則子は夫に従順な主婦が次第に非日常の誘惑に惹かれていく描き方が丁寧で、終盤で謙作に詰め寄るタイトルの由来にもなった怒涛のセリフが圧巻である。杉本哲太の謙作は家父長制の権化ではあるものの、ところどころおかしみがある芝居で会場をわかせた。細田佳央太の茂は、ドラマ版の国広富之の愛嬌や無垢ではなく実直さで家族の秘密を暴くくだりに一番の魅力があり、クールな芋生悠の律子とバランスがとれていた。ちょっと出るだけだが伊勢志摩が病床で律子にさまざまにアドバイスする友人と、謙作を慮る同僚を演じ分けてうまいものである。
マンマ・ミーア!

マンマ・ミーア!

劇団四季

KAAT神奈川芸術劇場・ホール(神奈川県)

2026/04/05 (日) ~ 2026/08/06 (木)上演中

実演鑑賞

満足度★★★

ギリシャ、エーゲ海に浮かぶ小さな島、カロカイリ島。(映画のロケ地となったスコペロス島がモデルらしい)。ドナ・シェリダンはホテル 「Villa Donna」のオーナー、女手一つで娘ソフィを育て上げた。20歳になったソフィは恋人スカイと結婚を決意。ドナは複雑な想い。学生時代、友人のロージーとターニャと「ドナ&ザ・ダイナモス」というバンドを組んでいた程、陽気でエネルギッシュ、パワフルな女。

主人公ソフィ・シェリダンは三平果歩さん。アニメ声優っぽい声。ノリノリダンス。
母親ドナ・シェリダンは江畑晶慧(まさえ)さん。まさかの韓国人、巧い。岡元あつこや渡辺えりのエネルギー。彼女が歌い出すとたちまち世界は持ってかれる。
リッチな友達、ターニャは恒川愛さん。長身173cmの美脚。小林幸子やカルーセル麻紀の面白さ。やたらコミカル。
バーテン、ペッパーは菊池俊氏。ブレイクダンスが強烈。

「マネー、マネー、マネー」がABBAだったとは。
「マンマ・ミーア」、「ダンシング・クイーン」は流石。「スーパー・トゥルーパー」も良い。「ギミー!ギミー!ギミー!」も盛り上がる。この曲のブリッジは凄い。

カーテンコールでミニペンライトの使用がOK。殆どの人が持参している程、大人気。1個1000円でマイクの形。一人で10個以上振っている人も。

ネタバレBOX

第一幕はぼんやり観てた。
第二幕からが面白い。三平果歩さんの「アンダー・アタック」の日本語訳も良い。「ワン・オブ・アス」から江畑晶慧さんのリサイタルのような怒涛のショーが始まる。田中彰孝氏との「SOS」が名曲。鈴木涼太氏との「Our Last Summer」。

ジュークボックス・ミュージカルは何かカラオケ大会みたい。歌の入る必然性がないような。劇団四季独自の棒読みのような丁寧な台詞回しが時々入る。
話は余り面白くない。誰が父親でもDNA鑑定して判明したところで今更何とも思わない。ソフィが結婚式をやめて世界中を旅する展開もよく分からない。だが全員無理矢理ハッピーエンドなのでまあ、いいか···、みたいな。

アメリカ人建築家・サム・カーマイケル(田中彰孝氏)、ドナと別れ婚約者のもとに帰るが結婚を破棄してドナのもとに戻る。だがビルとドナが付き合っていることを知り、諦めて帰る。
オーストラリア人冒険作家・ビル・オースティン(脇坂真人氏)、叔母が遺産をドナに相続させる。
イギリス人銀行家・ハリー・ブライト(鈴木涼太氏)、同性愛者だが唯一ドナにだけ恋をした。
早苗とみりん

早苗とみりん

さんらん

インディペンデントシアターOji(東京都)

2026/04/01 (水) ~ 2026/04/05 (日)公演終了

実演鑑賞

セクシャルマイノリティと家族の話。LGBTQも浸透してきて普通の家族物語になったんだなぁと感じました。
店を残していきたい、継がせていきたいという母の気持ち、うろたえながらも受け入れる祖父、一度は強く反対したことを悔いるもう片方の祖父。応援する同僚と今であればリアルな反応と感じます。
他の方の感想にもありますが、転換が多いわりには一本調子なのが気になりました。

日米交流「異文化ダンス記憶の出会い」

日米交流「異文化ダンス記憶の出会い」

セッションハウス

神楽坂セッションハウス(東京都)

2026/03/28 (土) ~ 2026/03/29 (日)公演終了

映像鑑賞

セッションハウスによる、異文化交流・共生プログラム「ダンスブリッジ」シリーズの最新作。今回は配信映像で拝見しました。マドモアゼル・シネマ、近藤良平、米国のダンスカンパニー 「サンディエゴダンスシアター」による3演目。三者三様の差異も興味深いけれど、物語性を重視した表現、という意味ではひと繋がりの印象もあり、統一感があるように感じられました。

ネタバレBOX

上演内容とは直接関係のない余談かもしれませんが、「初見であり、おそらく一度しか観られない」団体や演目、そして、「何度も観ているし、今後も観る機会がある」団体や演目では、主観的な見方が変わってくるなぁ…と考えました。比較対象がある、ないという話でもあるし、その一期一会の演目と向き合う際の、観客の覚悟や集中力の話でもあります。「一度きり」だと、どうしても派手さや見易さに影響を受けがちですが、サンディエゴダンスカンパニーの上演は、もっと骨太な、本質的な表現に感じられました。
伝説の樹の下、そうでなくとも...

伝説の樹の下、そうでなくとも...

劇団カオス

大阪公立大学杉本キャンパス旧教養地区第1学生ホール(北食堂)2階オアシス(大阪府)

2026/04/03 (金) ~ 2026/04/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

恋愛ゲームをほどなく愛するプーの話(高校卒業時の告白がトラウマに…)
ラブストはやはりカオス
最後はどうかな〜と感じたものの、こんな脚本はオッサンには創造出来ない
良かったです😊

コーカサスの白墨の輪

コーカサスの白墨の輪

世田谷パブリックシアター

世田谷パブリックシアター(東京都)

2026/03/12 (木) ~ 2026/03/30 (月)公演終了

実演鑑賞

瀬戸山美咲による古典作品の翻案の大きな舞台、と言うとKAATホールでの「オレステスとピュラテス」(2020年/演出=杉原邦生)、以後の瀬戸山氏の活躍は世田谷パブリック「現代戯曲集」や「ペーター・ストックマン」等が記憶にあるが、それ以外では劇作家協会会長に就任したくらいで舞台情報はあまり入ってこなかった。が、海外作品の日本輸入版の演出を結構やっている(商業演劇のチラシは小劇場の公演にはあまり入って来ない)。何時からこういう大御所な立ち位置となったのか、と調べると・・、コットーネ「埒もなく汚れなく」(2016)、ミナモザ「彼らの敵」(2016)、青年劇場「オールライト」(2017)、流山児「わたし、と戦争」(2018)、コットーネ「埒もなく汚れなく(改)」(2019)など作・演出をやる小劇場演劇人の仕事を見ていた所、2017年グローブ座系で「グリーンマイル」をやっていた。以後海外物などの大型舞台を手がけている。その合間に利賀演劇人コンクールにも実力派俳優を引き連れて上演。演出のみの仕事も多く、よく書いてもいる。
そんなこんなで暫く見なかった女史の仕事を久々に見てみたく出かけた、というのもあった。
さて、中々無理がある設定や翻案、そして生演奏の音楽の使い方に、些か難ありを感じてしまったのであった。俳優に関しては小劇場でお馴染みの実力は西尾氏、森尾氏らが脇でよく演じていたので嬉しくはあったが・・いずれじっくり書いてみたい。

ネタバレBOX

序盤からイラっとし始めてしまったのが「音」。第一には音量、音の出し方使い方。楽曲のタイプ、質感も、好みもあるだろうが原作からの飛躍がある分、情緒あるメロディ、ハーモニーの判り易い劇伴を欲するも、近未来設定に寄せてか、ビートの効いたロック調であった。

瀬戸山女史が商業公演の音楽劇で毎度起用している坂井田裕紀氏、素性は知らないが海外で学んだ履歴があるよう。音楽プロデュースというポジションで恐らく瀬戸山氏に音楽コンテンツでなく方向性を提案する役割なのではないか。で、そういう立ち位置の人から、起用する音楽家、演奏家込みで提案されたら瀬戸山氏も断れない。人事の提案なので「やらせて見なきゃ分からない」部分が大。ワンクッション置かれている。作曲者と直接、楽曲の細部に分け入った具体的な議論ができる状況であれば、あの結果になっただろうか・・と。坂井田氏は自身が作るのでなければ「頼んでみます」と演出の要望を受けて伝える・・ワンクッション。(・・以上は全くの推測であるが、瀬戸山氏自身が果してあの出来を許しただろうか・・という一抹の疑念が過ぎるからである。)
演出とはプラスに活用する所に腕の見せ所があったりする。今回のも演奏者として出演したドラマー、ベーシスト、ギタリストの手による曲が使われていたが、私はあまり良くなかったと思う。(好みの問題と言えば好みの問題だが。)

それ以上に、音量の問題である。席によって条件は異なるだろうけれど、大変厳しかった。
本作はコーカサスの本編を劇中劇としており、冒頭はオリジナル「人間」以外の種族(人工知能のアンドロイドだったとは後で認識)が、人間以上に人間的な共存関係を築いていたがそこに亀裂が生じかける場面で、両者がある合意に達し事なきを得るが、「コーカサス」はまだ始まっていない。この時点で音楽がビートを効かせて鳴り、台詞を消す。役者が喋り始めるとそれに乗っかって煽るような音が入る。だから台詞が聞こえない。近未来設定であれば今ここで何が起きているか、その土台としてこの近未来ではどういう法則が成立しているのか、それら全てを会話の中から汲み取ろうとする。だからまず台詞を聞かせる、が最優先のはずだ。だが音楽は台詞に当てに行くように鳴らされ、如実に邪魔になる。しかも音楽の格好良さを優先し、ベースがグイングインと押し出して来る。それが台詞をかき消す。台詞のために音量を少し落とす、といった事もしない。「台詞が聞こえてこない」は最悪だ。周りは気使い上手で「聞き返す」事はしない。その代り理解もできない。
配役で言えば、主人公グルシェは良い出来だったが、悪役である王妃が主人公と見紛う派手で年恰好も似通い、何よりスリムなのが紛らわしい。少しでもぽっちゃり型が起用されるべきでは。
短編集 さよならバイバイ。また逢う日まで

短編集 さよならバイバイ。また逢う日まで

アクト計画(株式会社バランス企画)

アトリエ三軒茶屋(東京都)

2026/03/28 (土) ~ 2026/03/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

鑑賞日2026/03/29 (日) 17:00

価格3,000円

タイミーは良かったなぁ

The Closet Revue

The Closet Revue

EPOCH MAN〈エポックマン〉

ザ・スズナリ(東京都)

2026/04/04 (土) ~ 2026/05/04 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2026/04/05 (日) 19:00

座席1階

独創的な舞台を提示し続けてきた小沢道成の新作は、LGBTQがテーマ。さまざまな色彩の衣装が吊るされたクローゼットのような円形舞台で、カミングアウトを巡って幻想的な風景が力強いモノローグを散りばめて展開する。

カミングアウトがキーワードなのだが、重要なのはカミングアウトそのものよりもその先にある人生、生き方だ。当たり前のことだが、性的嗜好だけがその人を規定するわけではない。その人の思い、考え方、言いたいこと。とある人間を形作るものは多彩であるからだ。主人公はクローゼットの中で、そうした根源的な姿に脱皮していく。

哲学的とも言える舞台だが、分かりにくい展開ではない。音響、色彩、ダンスがうまく舞台を彩っている。この作品をより深く理解したいなら、それも含め小沢の舞台作りの脳内をのぞき見たいという人には、詳細な制作日記が載っているパンフレットの購入をぜひお勧めしたい。

今日は初日。若い世代に圧倒的に支持されていることがよく分かった。スズナリでのロングランだが、渋谷などの大きな劇場でもよかったように思う。

未だ名乗れない俺たちは

未だ名乗れない俺たちは

NOVA.company

シアターシャイン(東京都)

2026/04/01 (水) ~ 2026/04/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

元々、物語よりもドキュメントが好きな私には刺さった

リアルと芝居が行き来している感覚が面白い
役者は5人だが舞台を作る様々な人たちの輪郭がはっきり見えた

すでに頑張っている人に頑張ってねとは言えないので...
応援しています

いつも楽しい時間をありがとうございます!

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