
記憶の質屋 ほの灯り堂
ムケイチョウコク×カンフェティ
神楽坂周辺(東京都)
2026/02/04 (水) ~ 2026/05/03 (日)上演中
実演鑑賞
Locatone(ロケトーン)というGPSの位置情報を活用した音声アプリが導入された野外劇。一定のルートを辿りながら街を歩き、特定のスポットで流れる音声を聴きながら観劇する。かなり手の込んだ仕様になっており、その点でも新鮮な体験でした。ロケトーンというアプリの可能性を感じつつ、演劇とどう組み合わせるか?の前例がないだけに、新しい表現に意欲的な企画公演と言えます。ただ、せっかく街を散策するスタイルなのに、観客が受け身でも体験できてしまう親切設計が、やや勿体ないとも感じました。街中を自由に散策できれば観客の自由度は上がりますが、交通安全面のリスクなども生じてしまうため、その辺のバランス調整が難しいのかも。劇場観劇と馴染みの薄いご新規さん獲得の可能性もある企画なので、今後の動向にも注目したいです。

春の祭典
彩の国さいたま芸術劇場
彩の国さいたま芸術劇場 大ホール(埼玉県)
2026/02/07 (土) ~ 2026/02/08 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
観劇友達が出演しているので観に行きました。
2024年春のメンバー公募に応募しそびれた身なので、もしかしたら向こう側にいたかもしれないなどと思ってしまいましたが、応募しても選考で落とされたかも知れず、まあ、縁がなかったと言うことで。
先日の「マクベス」がこの席だったらと思う最前列。そして大ホールの舞台の奥行きは最前列でオペラグラスを使っても笑われなさそうなくらいでした。
いろんな年齢、タイプの方々が舞台を埋め、オープニングの舞台美術も圧巻でした。

演劇企画イロトリドリノハナvol.6 Airswimming エアスイミング 2026
演劇企画イロトリドリノハナ
シアター風姿花伝(東京都)
2026/02/05 (木) ~ 2026/02/08 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
両チーム観劇
精神異常者の更生施設
魔女ではないと抗議しながらも同性愛者であることのコンプレックスだろうか、半分観念しているかのように見えるドーラ
本人はどんな状況かも分からないまま家族から放り込まれるように収監されたペルセポネー(不倫出産)
前回の「エアスイミング」より更に、二人の生き様がよりくっきりと月日の流れと共に伝わってくる再演でした
知恵遅れでもあるペルセポネーの天然さと男気あるドーラとのやり取りに、時にはクスッとなりながら、いやぁこの人生、壮絶すぎて啞然としてしまう
どちらのチームもそれぞれのドーラとペルセポネーを生きていて、同じ役柄でありながら違った人物
仕草とか細かいところも違うけれど、オーラと言えば良いのだろうか全然違う
それでいてどちらもドーラとペルセポネーなのだから演劇は本当に面白い
あと、両チーム観る事で「あぁこの言葉の裏にこんな思いが込められていたのだ!」と取りこぼしていた意味の発見もあり、より深く、より強烈に作品を感じる事ができて良かった
かえすがえすも壮絶な人生を体感したと思う

人造人間の憂鬱
糸あやつり人形「一糸座」
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2026/02/06 (金) ~ 2026/02/10 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
東憲司 at一糸座・・実質「桟敷童子」とのコラボ舞台は、二度目。
一度目も、人形と人間のダイナミックな競演を実現していた。当然、そこそこ期待して劇場へ出かけた。期待以上だった。
自分的には冒頭から、次、その次、そしてその次、ついに最後の瞬間まで緩む時間なくバシバシと刺して来た。
私的に涙涙であったのは、糸あやつり人形劇のハンディというものがやはりある。それは形代と操り手とのある種無聊な関係性に、隙間風が吹くのを否めない瞬間もあったのを、東憲司はことごとく見事に逆手にとり、包摂して操り手と人形渾然一体の舞台とした。
人形役者のミザンス、さらに人形の演技(動き)にまで東氏の演出が及んだと思しい片鱗があり、人造人間が登場する悲哀の物語を存分に味わい尽す作劇でもあり、隅から隅まで納得の出し物であった。
芝居中毒患者は常に良質なヤクを欲するが、この後一週間打たなくて良い程のエキスをもらったような。
一々感じ入ったあれこれを書きとめたいが、後日改めて。

第11回東京学生演劇祭
東京学生演劇祭実行委員会
インディペンデントシアターOji(東京都)
2026/02/05 (木) ~ 2026/02/08 (日)公演終了

ミュージカル『アラジン』
劇団四季
電通四季劇場[海](東京都)
2023/08/27 (日) ~ 2024/06/30 (日)公演終了

(笑)
息切れカメレオン
アートスタジオ(明治大学猿楽町第2校舎1F) (東京都)
2026/01/23 (金) ~ 2026/01/25 (日)公演終了

「熱海殺人事件と売春捜査官」
宮原奨伍プロデュース
紀伊國屋ホール(東京都)
2026/02/04 (水) ~ 2026/02/08 (日)公演終了

掘るべき穴と投げた玉
劇団活劇工房
アートスタジオ(明治大学猿楽町第2校舎1F) (東京都)
2026/02/07 (土) ~ 2026/02/08 (日)公演終了

第11回東京学生演劇祭
東京学生演劇祭実行委員会
インディペンデントシアターOji(東京都)
2026/02/05 (木) ~ 2026/02/08 (日)公演終了

殺生石
演劇ユニット 金の蜥蜴
ブディストホール(東京都)
2026/02/04 (水) ~ 2026/02/08 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
面白かったです。
普段は馴染みのない能の世界は、非常に興味深かったです。
時代物という事もあり、最初は登場人物を把握するのに必死でしたが、気付くと惹き込まれていました。
悲しく美しい物語に感動でした。
独特の世界を堪能できる、素敵な舞台でした!

『100歳の少年と12通の手紙』『ベイビーティース』
劇団俳優座
俳優座スタジオ(東京都)
2026/02/06 (金) ~ 2026/02/15 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
『100歳の少年と12通の手紙』
白血病で入院中の10歳の少年(田村理子さん)。骨髄移植手術をするも生着不全にて打つ手がなくなる。医師(深堀啓太朗氏)は両親(八柳豪氏&荒木真有美さん)を呼び余命宣告。ショックを受けた両親は少年に会うことなく帰宅。それを隠れて盗み聞いていた少年はそんな両親の態度に深く傷付く。本音を隠し取り繕った笑顔で空虚な綺麗事ばかり並べる嘘つきの大人達にはもううんざり。唯一ボランティアで小児病棟に来ている飾らないローズさん(山本順子さん)だけが信じられた。
ローズさん役山本順子さんが最高。彼女の突飛な発想とアイディアで少年の世界の受け止め方が変わる。MVP。
主演の田村理子さんは抗がん剤の副作用で脱毛している設定。眉を剃り、髪はニット帽で隠す。高橋由美子みたいに目が大きく、くりくりしているのでそんな姿も愛らしい。
少年の恋するペギー・ブルー役は安藤春菜さん。ちょっと大島優子っぽい。
元はフランスの小説で翌年一人芝居として上演。更に作家自身が監督として映画化。日本で二人朗読劇として上演されたこともあるが今回は複数の人物が登場する舞台としての演出。少年のベッドとしてキャスター付きテーブルをあちらこちらに移動させて大活躍。三方向の客席にシーンを楽しんで貰わないといけない。可動式のドア枠もいろんな場所で様々なドアになる。
死を前にした何も信じられない少年に果たしてローズさんはどうやって人生を満喫させるのか?
想像以上に面白い。
是非観に行って頂きたい。

宝島
Project Nyx
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2026/02/06 (金) ~ 2026/02/15 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2026/02/07 (土) 14:00
座席1階
寺山修司のトリビュート演劇。ニクス主宰の水島カンナが寺山役などで登場する。寺山の映像をふんだんに使い、随所に寺山の短歌を配してそのメッセージを伝えている。2014年の前回舞台から大きくリニューアルし、まったく新しい「大人が楽しめるメルヘン」に仕上がっている。
船乗りになりたいと思いながらもなかなか外に出る勇気を持てないでいた少年が、周囲のユニークな大人たちの助けで宝島を探して冒険に出る。演劇集団円が子どもシアターとして取り上げた舞台を水島が見て、ニクスの美女劇に仕上げて上演。今作はこれをさらにブラッシュアップして、(強制的)観客参加型でおおいに楽しめる。
メルヘンではあるが、なんといっても見どころはニクスの真髄であるアングラ的な歌と踊り。あちこちにおやっと感じる魅力的な仕掛けがなされているのは、演出の金守珍の鋭いところだ。また、二クスの舞台を音楽から彩る「黒色すみれ」の歌と演奏は今回も素晴らしい。コスチュームも舞台での動きも登場人物たちと同列に扱われていて、まさにこの二人がいなかったら舞台は成立しないと言ってよい。
二クスのニューヨーク遠征「青ひげ公の城」で活躍した伊藤さやかが、インターミッションの物販宣伝からポストトークの司会まで、舞台にとどまらない大活躍。流れるような英語を織り交ぜて客席を引っ張った。客席が参加する仕掛けは詳しくはここでは書かないが、子どもから大人まで絶対に楽しめること請け合いだ。
ポストトークで明かされた、二クスの今後の海外進出の構想。ロンドン、そしてパリ・アビニョン。特にアビニョンは世界的演劇祭が行われる場所で、ここで日本の女性劇団による日本独特のアングラ劇が行われるというのは画期的。ニューヨークでの成功をステップにして、アングラ劇が世界に羽ばたいていくと思うとワクワクする。

Case
ひとり逃避行
SCOOL(東京都)
2026/02/06 (金) ~ 2026/02/08 (日)公演終了
実演鑑賞
旗揚げ公演っていろんな意味でいいな…と。こうやって観劇できるのも劇団さんがいるからこそ。若い人による若い劇団がどんどん生まれてくれればいいといつも思う。そうやって演劇文化が活性化すればいいと思っている。と、今回の舞台を観ても思いました^^ 1人の女性の妄想というか幻覚がベースになった舞台。話の内容そのものはかなりシュール。舞台の頭と終わりがメビウスの輪のようにつながり「ああ、最初のあのシーンはそういうことだったのね…」と最後になってから意味がわかったりする。

「熱海殺人事件と売春捜査官」
宮原奨伍プロデュース
紀伊國屋ホール(東京都)
2026/02/04 (水) ~ 2026/02/08 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
「売春捜査官」観ました。何回も観ている演目だけど、遠い昭和のハラスメントとヴァイオレンスが雄叫びを上げる熱い人情活劇ですね。グッときました。

宝島
Project Nyx
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2026/02/06 (金) ~ 2026/02/15 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2026/02/06 (金) 19:00
アングラ美女劇の本劇団が観客(強制)参加型演劇で楽しませてくれた。面白い。(前説1分含み)64分(9分休み)69分。
寺山修司がスティーブンスンの「宝島」をベースに子ども向けにかいたミュージカル戯曲で2014年にも同劇団で上演されている(未見)が、水嶋カンナによる潤色でまた別の話になっているらしい。大筋は小説に準拠しているが、黒色すみれの歌をメインに音楽劇となっていて、アングラテイストあふれるダンス(山本耀のタップも見事)や、ストーリーテラーの「ホラ吹きおばさん」(伊藤さやか)による誘導で観客も(強制的に(^_^;))参加して、とにかく楽しい。舞台はシンプルだが、舞台中央に黒幕を降ろし、その後ろはしばしば転換するが、その間は幕前で芝居を展開する美術も巧い。久々に聞いた黒色すみれも見事だが、伊藤さやかによりエンターテインメントに振り切った展開がとにかく楽しい。
休憩込み130分と予告されていたが、142分。楽しいんだけど、140分以上に延びるんだったらマチネが良かった、とも思う。

「熱海殺人事件と売春捜査官」
宮原奨伍プロデュース
紀伊國屋ホール(東京都)
2026/02/04 (水) ~ 2026/02/08 (日)公演終了

演劇企画イロトリドリノハナvol.6 Airswimming エアスイミング 2026
演劇企画イロトリドリノハナ
シアター風姿花伝(東京都)
2026/02/05 (木) ~ 2026/02/08 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
昨年の公演・・・と思っていましたが、もう一昨年になるんですね。時の流れが早すぎる・・・。
マチソワで両チームを観ましたが、前回の公演とは全然違う印象を受けました。
元の戯曲がどうなっているのかはわかりませんが、単に女性や障害者に対する差別や理不尽を描こうとしているのでないのだと思いました。
そして役者や美術、演出でどうにでも解釈できる舞台が作れそうであることからいろんな団体が上演しているのかなと思い、今度は別の演出の公演を観たくなりました。が、今年はまだ他劇団の「エアスイミング」は予定がないようです。
当パンがあったのですが、開演前に配役なども全然見なかったのでTeam 森 では思わず「え?おおーーっ!」でした。

第11回東京学生演劇祭
東京学生演劇祭実行委員会
インディペンデントシアターOji(東京都)
2026/02/05 (木) ~ 2026/02/08 (日)公演終了

第11回東京学生演劇祭
東京学生演劇祭実行委員会
インディペンデントシアターOji(東京都)
2026/02/05 (木) ~ 2026/02/08 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
Bブロックを鑑賞しました。
gabaco <学習院大学>・・・2人の掛け合いが絶妙で引き込まれました。最後、田端さんがいなくなって、ちょっとさみしい結末でした。
ミムガム <横浜国立大学>・・・ありそうな話でなるほどと思いました。コンビニを舞台にした小さなコミュニティが熱くて楽しい。
極光グミ(エキシビション公演)・・・ハチャメチャで、脳みそがグミになりました。