
この上のない下水筒
コトリ会議
扇町ミュージアムキューブ・CUBE02(大阪府)
2026/06/05 (金) ~ 2026/06/08 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
コトバグリで出会った民なわたしもこういう現代設定の中でのコトリ会議が好きかも。
文学的で視覚以上に言葉で魅せる。
今目の前で観てるものはひとつひとつが暗喩なんではないかと。
そんな思考の海を揺蕩うのに流れ続ける雨音は極上のゆりかご。

軋み
Nana Produce
テアトルBONBON(東京都)
2026/04/23 (木) ~ 2026/04/29 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2026/04/24 (金) 14:00
2008年12月、THEATER/TOPS(現・新宿シアタートップス)でのブラジルによる初演以来18年ぶりなので序盤の展開と舞台美術以外の記憶が薄れており(爆)新鮮な印象で観る。
そして序盤こそブラックユーモア満載で頬が弛むが、次第に良心の呵責に苛まれる主人公が描かれるのがイイ。それゆえ「あの結末」もごく自然に感じられるのが巧いんだな。
なお、新アシスタントや宅配便の配達者が……な部分、もしかして主人公は「あの罪」よりも「処理を依頼したこと」への悔いが大きいのか?とも思った。(普通なら「あの罪」の相手を見るよねぇ)

白鳥の湖
新国立劇場
新国立劇場 オペラ劇場(東京都)
2026/06/05 (金) ~ 2026/06/14 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2026/06/06 (土) 18:30
6月6日ソワレ、2回目の鑑賞
やはり素晴らしかった

白鳥の湖
新国立劇場
新国立劇場 オペラ劇場(東京都)
2026/06/05 (金) ~ 2026/06/14 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2026/06/05 (金) 18:30
初日鑑賞
初めてきちんと「白鳥の湖」を観た。
とにかくすごい。4幕で主役二人が交代するというアクシデントがありながら、何事も無かったかのように締められた

外のことはわかりません
ポポポ
シアター711(東京都)
2026/06/03 (水) ~ 2026/06/07 (日)公演終了

長生炭鉱――生きたかった
温泉ドラゴン
座・高円寺1(東京都)
2026/06/05 (金) ~ 2026/06/14 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
温泉ドラゴンに清水直子さんの参戦!そりゃ観たい。
1942年2月3日、山口県宇部市の瀬戸内海に面した海底炭鉱・長生(ちょうせい)炭鉱で天盤が崩落し坑内にいた183名は溺死。内、朝鮮人が136名。炭鉱会社は救助活動を一切行なわず、すぐに抗口(こうぐち)をコンクリートや木材で塞ぎ情報統制を敷く。事故は隠蔽され、遺族への補償もなかった。海上に突き出た2本のピーヤ(排気・排水筒の役割を担うコンクリート柱)だけが今も残る。
事故直後の炭鉱内に閉じ込められた8人。
現場監督の佐藤(筑波竜一氏)は元学校の教師。木刀を片手に炭鉱夫を統制する。
電気技師の工藤(五十嵐明氏)。
南方戦線で地獄を見てきた戦場帰りの山本(内田健介氏)。
新入りの小林(京極洋太氏)。少し働いてすぐ辞めるつもりだった。
右脚が不自由なジョンチョル(パク・ホンスン氏)は拉致のような形で無理矢理日本に強制連行されて来た。非常に反抗的。
ビョンド(キム・ジェウン氏)は盗まれることを恐れて5年間働いた伝票(通帳)を肌身離さず身に付けている。
ドンリム(イ・ジョンウォン氏)は留学生として日本の大学で勉学していた為、日本語が堪能。両親の死によって生活の為に働かざるを得なくなった。
ヤンへ(ユ・シヒョン氏)は16歳、子供と大人の違いが分からない。
もう一つの物語は「長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会」の活動模様。清水直子さんといわいのふ健氏がそれを語る。ソ・ドンガプ氏演ずる韓国人側の遺族の存在がリアリティを生む。この話は政治的なものではなく、もっと人間と家族の話だということを。手向けた一本の花。
吊橋のような美術が上下に動くことで二つの時代の変化を表現。
日本語と韓国語の字幕がステージ左上に投映される。工夫されていてほぼ遮られることもなく読めた。何処の席でも読めると思う。どう足掻いても死ぬしかない現実の中で8人は何を思う?個人的MVPは内田健介氏。
是非観に行って頂きたい。

どっか行け!クソたいぎい我が人生
ぱぷりか
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2026/05/30 (土) ~ 2026/06/07 (日)公演終了
実演鑑賞
50代目前の母、大学生の娘、母の弟、弟の妻、母の職場の同僚、の出演者5名で紡がれる会話劇。劇中で用いられる方言は広島弁だそうです。母娘の関係性が物語の大半を占め、とりわけ母の心の闇や独善的な行動が色濃く描かれる。シングルマザーである母、一人娘である娘の共依存……と書けばその通りなのだが、そのこと以上に、現代的なモンスター性をここぞとばかりに発散する母親の狂気が強く印象に残った。戯画的な狂気でも、非日常的な狂気でもなく、マンションの上の階から響く怒号のような、現代人の日常の、すぐそばに潜んでいる狂気のように思えた。

どっか行け!クソたいぎい我が人生
ぱぷりか
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2026/05/30 (土) ~ 2026/06/07 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
初演より20分長くなっている。何処を延ばしたのか?
中国地方の方言、たいぎい=面倒臭え、だりい。
共依存=関係依存症。互いを必要とするが故、自分を犠牲にしてでも相手に尽くす行為がどんどんエスカレートしていき最終的に破滅を生むことが多い。
暗い。この暗さこそが今劇団の魅力。舞台は広島。渡辺真起子さん演じる主人公は精肉店で働く49歳。DVを受けて離婚し、娘を女手一つで育てて来た。娘、仲美海さんは大学三年生、21歳。アクセサリー店でバイトしている。近くに住む弟夫婦は松下太亮(たいすけ)氏44歳、岡本唯さん32歳。渡辺真起子さんはスピリチュアルに傾倒しており、常に手元に水を置き、除霊にファブリーズ、パワーストーンの数珠、タロット占い、TVの星座占い···、と運気ばかり気にしている。更にスピリチュアル・セミナーにまた通おうとも。別れた夫が娘を奪いに来る妄想に取り憑かれ、ハサミ、包丁、スタンガンを家のいろんな場所に隠している。
渡辺真起子さんは浅茅陽子っぽいが時々表情が美空ひばりに見える。
仲美海さんは熱心なファンが付くタイプ。丁寧な心理描写。
普通は母の過干渉に苦しむ娘の物語にするが、病んだ母を中心に据えるのが興味深い。
是非観に行って頂きたい。

影を抱く女たち
TOKYO FM
新国立劇場 中劇場(東京都)
2026/06/06 (土) ~ 2026/06/07 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
音楽舞台 第二夜 紫式部「源氏物語」を観劇。和楽器とコラボした音楽は文句なしに素晴らしい。全体として音楽コンサートとしては十二分に満足できるものだった。失敗したと思ったのは,源氏物語の六条御息所の章をパラっとでも目を通していかなかったこと。与謝野源氏を読んだのは40年前だものなぁ,すっかり忘れている。物語と背景が頭にあれば,もっと音楽との調和が感じられたはず。第二部のコンサートは前日と同じ曲でも和楽器奏者が加わることによって曲の表情が違うものになっていた。二日通して,充実した舞台観劇となった。

この上のない下水筒
コトリ会議
扇町ミュージアムキューブ・CUBE02(大阪府)
2026/06/05 (金) ~ 2026/06/08 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
扇町ミュージアムキューブ
この劇場に来るのは先月初めて行って2回目!
今回はCUBE02
ここで観劇する機会が増えそう!
台詞に変なワードや
個性的なキャラが次々と出てくる。
独特なコトリ会議の世界観。
故人の若かりしと頃を懐かしんで
様々な人間模様が見えてくる様が面白い。
前半は終始ニヤニヤしながら観ていた。
私たちが創造できない
独創性のある脚本は脳を刺激されます。
それを演じている役者さんの演技も面白い。
これだからホント!クセになる劇団!

ブルーアワー・テンション
劇団傘泥棒
吉祥寺櫂スタジオ(東京都)
2026/06/05 (金) ~ 2026/06/07 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
夢と現実の間で悩み苦しみもがく主人公と周りの人間模様がとてもリアルで感情移入できた。
明日からの活力をもらえるようなラストがよかったです。

この上のない下水筒
コトリ会議
扇町ミュージアムキューブ・CUBE02(大阪府)
2026/06/05 (金) ~ 2026/06/08 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
コトリらしい作品
ゴミ拾い部ってからはじまり、約40年ぶりにお通夜に集まった部員達の会話劇
当時の恋愛関係や、引きこもりの原因を回想しながら話は進む
リアリティには欠けるが、それなりに楽しめた

〜ちはる塾〜「裏がないとは言わせない」
制作「山口ちはる」プロデュース
下北沢 スターダスト(東京都)
2026/06/04 (木) ~ 2026/06/14 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
真田林佳さん出演。
下北沢スターダストは平坦なレンタルスペース。部屋の床がそのままステージ。座席との分かれ目もなく、とても近く感じました。
登場人物は6人。5役がダブルキャスト、1役がトリプルキャストで、回ごとに出演者の組み合わせが違います。
(まだ上演期間中ですが)全16回のうち真田さんの出演回は8回で、その8回だけでも共演者の組み合わせは7通り。ほとんど毎回違う顔ぶれということになります。
1回見て別の組み合わせも見たくなったので複数回行きました。観劇した回は以下の通り。
役名
宇野真紀/三角綾乃/乙川双葉/遠巻望/志村順子/胡蝶霊視
6月5日(金) 19時半
板垣まゆ/矢吹桃子/明桜/片山音嶺/山下優紀/真田林佳
6月6日(土) 15時半
花栁のぞみ/矢吹桃子/明桜/藤原咲恵/滝本葵/真田林佳
真田さんは占い教室の先生の「胡蝶霊視(れみ)」。先生的な立場は過去にも「志立彩色女学院アイドル科」「橋の下のショコラティエ」「BAN&COLORS」など、真田さんの十八番という感じですね。ときどき発するドスの聞いた声の使い分け。いつも期待される(?)コミカルなシーンもちゃんと。楽しく見させていただきました。
追記
最終的に4回行きました。あと2つはこの組み合わせ
6月13日(土) 13時
板垣まゆ/綾瀬礼音/西川美月/藤原咲恵/滝本葵/真田林佳
6月14日(日) 13時
花栁のぞみ/矢吹桃子/明桜/片山音嶺/山下優紀/真田林佳

外のことはわかりません
ポポポ
シアター711(東京都)
2026/06/03 (水) ~ 2026/06/07 (日)公演終了

半神
早稲田大学演劇倶楽部
早稲田大学学生会館(東京都)
2026/06/04 (木) ~ 2026/06/07 (日)公演終了

app.17【Oxymoron(オクシモロン)】
電動夏子安置システム
ステージカフェ下北沢亭(東京都)
2026/06/05 (金) ~ 2026/06/07 (日)公演終了

闇の中に
Pカンパニー
吉祥寺シアター(東京都)
2026/06/03 (水) ~ 2026/06/08 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2026/06/07 (日) 13:00
座席1階
Pカンパニーの「罪と罰シリーズ」の中でも、これは恐らく最も難しい題材だ。舞台化に挑戦したこと自体にまず、敬意を表したい。心神喪失もしくは心神耗弱などで不起訴、あるいは無罪となった容疑者・被告人は、20年ほど前にできた「医療観察法」で司法の判断を経て入院・通院で専門的な治療を受ける。ほとんど知られていない実態に切り込んだこと自体が価値あることだが、今作はこれについて犯罪被害者の視点からも描くというさらに難しい挑戦を試みている。
演劇集団円の劇作家内藤裕子を起用し、詳細な取材を重ねて練り上げられた物語だ。物語の中心となる医療観察法病棟(対象者が入院治療を受ける)でどのような治療がどのくらいの期間行われているか、知っている人はほとんどいないだろう。綿密な取材の結果だろうが、その一端が演劇という形で明らかにされた価値は大きい。自分も不勉強ながら、その実態をこの舞台で学ばせてもらった。
さらに、不起訴・無罪となった容疑者・被告人がどこにいて何をしているのか、個人情報を盾にして被害者側も容易に知ることができない現実も描かれる。ただ、近年は被害者に、不十分であるがある程度の情報は伝えられることになっている。加害者・被害者の人権という観点だけでなく、さまざまな感情が真正面からぶつかり合う事柄なのだが、当初に比べれば被害者側の思いが汲み取られるような方向にいっている。舞台ではラストシーンにかけてその点についても触れられていた。
盛りだくさんの内容で仕方ないのかもしれないが、この殺人事件がどのようにしてなぜ起こったのかというところに全く触れられていないのは、欲求不満が残った。被害者や被疑者の人生を考える手掛かりになる部分なのに、ここまでばっさり切り捨てた台本には疑問が残った。また、事件発生時には記者たちが被害者や被疑者の家族に取材に押しかけ、いわゆるメディアスクラムになるような場面が描かれているが、これはかなりステレオタイプなのではないか。記者たちのセリフを聞いていたが、このような発言をする記者は、そもそも事件記者失格なのである。(かつてこのような取材をする記者が目立ったのは事実だとしても)
舞台をよく理解するためには、医療観察法について少しネット検索してから劇場に向かうのがお勧めだ。客席の側も、覚悟を決めて舞台に臨むという姿勢が必要な演劇だと思う。

お久文七恋元結
劇団前進座
サンシャイン劇場(東京都)
2026/05/30 (土) ~ 2026/06/07 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
一両を現在の5万円と考えると、五十両は250万円。こんな額をぽんと見知らぬ男に渡す奴は何者か?
2017年、山田洋次監督が監修・脚本で前進座に参加した『裏長屋騒動記』。2021年、『一万石の恋/裏長屋騒動記 愛の仮名手本篇』。そして今回、三度目のタッグ結成。前進座95周年、山田洋次監督94歳!凄えな。昨年の新作映画『TOKYOタクシー』も良い出来だった。『裏長屋騒動記』が驚く程面白かった為、メチャクチャ期待。
『文七元結(ぶんしち・もっとい)』とは明治時代の落語家・三遊亭圓朝(えんちょう)の創作落語。第一幕はそれをやり、第二幕は山田洋次オリジナルとなる。
江戸時代、年の暮れ、日本橋横山町の鼈甲問屋「近江屋」。主人の卯兵衛(藤川矢之輔氏)、番頭の善六(曽我廼家寛太郎氏)、手代の文七(早瀬栄之丞氏)、女中のお清(松宮美菜さん)。文七を買っている主人は売掛金の集金を任せることに。五十両という大金を受け取りに行く大役。
本所達磨横町の貧乏長屋に暮らす左官の長兵衛(柳生啓介氏)、女房のお兼(河原崎國太郎氏)、娘のお久(ひさ)〈横山由依さん〉。長兵衛は腕の良い職人だが博打にのめり込み年を越す金もない。17歳のお久は吉原の「佐野槌(さのづち)」に自ら向かい身売りして金を工面しようと考える。
貧乏長屋の家主・吾助(嵐芳三郎氏)、長屋女房お茂(江林智施さん)、長屋女房お熊(松川悠子さん)。
屋台の二八蕎麦屋(松涛〈まつなみ〉喜八郎氏)、その客(嵐市太郎氏)。
薬種問屋(どいや)の「美濃屋」女主人お福(山崎辰三郎氏)、その息子孝之介(松永瑤氏)。(松永瑤氏は早瀬栄之丞氏にどんとぶつかる通行人役も兼ねる)。
元結(もっとい=もとゆい)とは髷の根元を縛る紙製の細紐。桜井文七が飯田藩(長野県)から持ち込んだ商品の評判がよく、「文七元結」として広まった。
曾我廼家(そがのや)寛太郎氏の人気振り。松竹新喜劇で活躍するこの人の口上が舞台の基調となる。松宮美菜さんが可愛かった。
MVPはやっぱり柳生啓介氏。山田洋次節。
誰一人悪党のいない優しい世界、弱い者達は弱い者達と助け合った。誰かの優しさに生かされている。人の憂いを知った者だけが優しくなれる。
是非観に行って頂きたい。

ニッポン・イデオロギー
オル太
BankART Station(神奈川県)
2023/12/09 (土) ~ 2023/12/17 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★
中川友香さんの周辺だったりセリフにヒリヒリしていた感じがあったのは覚えてる
日本のイデオロギーにまつわる歴史的な音声を引用して流したりしていたような。。玉音放送とか。。
日本のイデオロギーにまつわる歴史的な音声って何?

真夜中図鑑
Dotoo!
ザ・ポケット(東京都)
2026/06/03 (水) ~ 2026/06/07 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
コメディタッチだけど、なかなかにシリアスな群像劇ですね。こういうのはついつい親目線で観てしまいます。説明多くて分かりやすい分だけ、ちょっと盛り上がりに欠けるかな。