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『のぞまれずさずかれずあるもの』  東京2012/宮城1973

『のぞまれずさずかれずあるもの』 東京2012/宮城1973

TOKYOハンバーグ

サンモールスタジオ(東京都)

2019/04/11 (木) ~ 2019/04/21 (日)公演終了

満足度

芝居がヒドイ!
誰一人感情移入できない!
特に産婦人科医の院長の方は、台詞もしどろもどろのカミカミ、挙げ句の果てにはカンペを読みながら芝居をしてた。
この状態で、客からお金を取るということ自体、客をなめてる。
金返せといいたい!

奇跡の人

奇跡の人

ホリプロ

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2019/04/13 (土) ~ 2019/04/29 (月)公演終了

満足度★★★★★

やはり感動しました。

ネタバレBOX

2009年のシアターコクーン、鈴木杏さんがアニー・サリヴァン、高畑充希さんがヘレン・ケラーを演じていたとき以来の『奇跡の人』でした。

ヘレン・ケラーを演じ、その後アニー・サリヴァンを演じるというのは女優としてとても誇らしいことだと思います。

高畑充希さんの身のこなしはスピード感もあって素敵でした。ただ、ヘレンが大柄なせいか、高畑さんが小柄なせいか、体格のバランスがとれていないようには感じました。

2009年のときは本物の犬が登場して驚きましたが、今回は人がダイナミックに操る形のぬいぐるみでした。本物以上に生き生きとした自然な動きで、じゃれるシーンがあることを考えるとこちらの方が良かったと思います。

こんな小さな子役がいるのかと驚くくらいの小さな子役が登場しました。これまで見た中で一番小さな子役でしたが、それでいて台詞はきっちりしていて素晴らしかったです。

物には全て名前があることを理解させることの難しさ。ヘレンは病気になる前の赤ちゃんのときに、水のことをウォーウォーと発しており、物と名前の関係をある程度理解していたことがこの奇跡に繋がったのではないかと痛感しました。
みなとみらい

みなとみらい

虹の素

STスポット(神奈川県)

2019/04/17 (水) ~ 2019/04/24 (水)公演終了

満足度★★★★★

大好きな劇団さんの舞台、初日に観に行きました!!

明るく可愛らしいみなとみらいの2人、懐かしい平成の曲たち、明るく爽やかなだけではない過去と現在、そして未来を優しく鋭く描かれていて本当に素敵な舞台でした。

役者さんはセリフがない時も、舞台上にいないときですらしっかりと生きていて、彼女たちも自分と同じ時代を生きてきたんだと感じました。

この一年、1つの時代が終わるとわかりながら過ごした私たちが今観ることに意味がある舞台だと思います。

まだ観てない方は是非観に行って欲しいです。

ネタバレBOX

あのセリフたちをそのまま作者の言いたいことだと思うのなら残念だなと思いました。

そのまま受け取るのも良いけれど、彼らの言葉はその言葉以上の思いと言葉にできない声があると思います。

彼らは私たちです。耳を澄まして、心で感じて、観ることができたらより素敵な舞台だとわかるでしょう。
SAKURA no SONO

SAKURA no SONO

平泳ぎ本店/Hiraoyogi Co.

OFF・OFFシアター(東京都)

2019/04/18 (木) ~ 2019/04/22 (月)公演終了

満足度★★★★★

古典作品「桜の園」を踏み台に、華麗にジャンプの抱腹絶倒コメディー。
踏み台が「桜の園」である必要があるのか?(というのは途中までの疑問)・・・いや確かに味付の一部として活かされておりました・・・配役はこれでいいのかなぁ
結論的には「桜の園」を知らなくっても全く問題なしです(笑)

それにしても劇団バックステージものは劇団さんにとって、よほど扱いやすいのでしょうか、これまでの作品を振り返っても当たり作品しか観たことがない。
たとえ似た感じのシチュエーションがあったとしても、それぞれの劇団カラーが実に良く出ているから新鮮で面白い。
平泳ぎ本店さんの本作は、劇団あるあるの枠をピョ~ンと飛び越えておりました(笑)
そして困れば困るほど面白い。

同年代の役者さんのみならず、仕事や何かに頑張っている人には突き刺さる“笑い”がここにはきっとあるはず。

ネタバレBOX

「桜の園」公演を終えた後、急に現実の素に戻った感じの一連がとても良い。
このシーンが有るか無いかで、観劇後の印象がまた大きく変わったと思う。
(改めて思いっきり拍手はしたかったけれど)
脚光を浴びない女

脚光を浴びない女

プレオム劇

ザ・スズナリ(東京都)

2019/04/17 (水) ~ 2019/04/24 (水)公演終了

満足度★★★★

中堅からベテランの女優さんを中心とする手慣れたお笑い団地物語 with ライブ

築50年4階建てエレベータなしの市営団地の3階に住み、近所のスーパーでバイトをする石川さんは近くの工場に勤める旦那さんとアメフト部の息子との3人暮らし。そこで巻き起こる「団地あるある」のてんこ盛りのお話。団地の建て替え、田舎の母親の上京、個性的すぎる団地の住人とか。

まとまったお金が入った石川さんは昔芸能活動で持っていただけのギターを実際に演奏したくなりエレキギターとアンプをアマゾンから買う。問題山積の中、ギターを買って練習するところは強引であるが、その後の曲作りと演奏がだんだん様になって行くところを演技だと感じさせないのはさすがだ。

全体として既視感あるあるで斬新なところはないが、進行のテンポが良く次々に起こる出来事にうまく乗せられて、気が付けばフィナーレのライブ演奏に手拍子までしていた。

注意書きの多い料理店

注意書きの多い料理店

TOMOIKEプロデュース

ブディストホール(東京都)

2019/04/17 (水) ~ 2019/04/21 (日)公演終了

満足度★★★

注意書きが多かった料理店でした。

ネタバレBOX

幽霊が見える人と見えない人がいて、その幽霊がどんな関係があって、絡んでいくの・・・とだんだんと想像と興味が膨らんでいきながら、一方で、ドタバタとしたコメディ要素の満載な勢いのある内容でした。話全体の強弱のようなものを感じ、疲れることなく方の力を抜いてみることができました。
さようならファーストエイジ

さようならファーストエイジ

Sky Theater PROJECT

Gallery&Café FIND(東京都)

2019/04/18 (木) ~ 2019/04/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

初回拝見しました。久しぶりに朗読劇を見させていただきましたが、とても圧巻の演技でした。とくに主役の女性の演技はとても感情が入っていて、よかったと思います。カフェの雰囲気もよかったです。普通にお茶しに行きたいと思ってしましまいました。
お芝居の内容は考えさせられる内容でしたね。一体どっちが幸せなのか。。。 意味を持って生きることが大事なんでしょうかね。 いい作品でした。次回も期待しています。

 「舞い上がれ、レジャーシート」「ばいびー、23区の恋人」

「舞い上がれ、レジャーシート」「ばいびー、23区の恋人」

マチルダアパルトマン

すむぞう外苑前スタジオ(東京都)

2019/04/12 (金) ~ 2019/05/12 (日)公演終了

満足度★★★★

ばいびー を観劇しました。 さすがにと思いましたが、何となく見ているとそんな娘もいるような気がしてくるから不思議ですね。
役者の皆さんも大変よかったと思います。 限られた空間でうまく表現されていたと思います。 旗揚げとは思えないいい感じでしたよ。次回も期待していますね

世界の底にて君を待つ。

世界の底にて君を待つ。

ぱすてるからっと

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2019/04/17 (水) ~ 2019/04/21 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/04/17 (水) 18:30

座席A列13番

マイユニの無邪気さ、可愛さが際立っていましたが、正直難解でした。
1回では?が多かったので、2度3度観てみたいと思います。

鬼 -贋大江山奇憚

鬼 -贋大江山奇憚

Unit NA's

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2019/04/18 (木) ~ 2019/04/21 (日)公演終了

満足度★★★★

人と鬼、色々な解釈でたくさんの舞台を見てきました。今回はより悲しいストーリーで、でも明るいキャラとダンスと素晴らしい殺陣シーンに支えられてエンタメとして楽しめたと思います。強いて挙げればここぞと言う山場が多すぎてちょっとだけ疲れちゃった事と、クーラーがガンガンに効きすぎて強風がダイレクトにあたり舞台に集中できなかったことが残念。隣の女性も震えながら体をさすって温めながらの観劇。明日から行かれる方は膝掛けか何かをご用意されればお芝居に集中できますよ!

表が裏

表が裏

縁ろず屋

シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)

2019/04/17 (水) ~ 2019/04/21 (日)公演終了

満足度★★★★

役者たちが出番が来て「表舞台」へ向かうために、「舞台裏」へ下がって行く。
開演前から終演後までの本来ならば裏である楽屋の物語。
楽屋内のモニターを合図に役者たちが出て行く。出番を終え役者たちが入ってくる。それがテンポの良さを生み出している。
表と裏がひっくり返って物語が始まり、そしてまた終わる。
金曜と、土曜の昼公演後にはトークショウがあるとのこと。役者の方の素顔が見たい方は狙い目?
時間に余裕のある方は早めに会場へ向かうと開演までの時間も楽しめると思います。

プロパガンダ・コクピット

プロパガンダ・コクピット

ミュージカル座

光が丘IMAホール(東京都)

2019/04/18 (木) ~ 2019/04/22 (月)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2019/04/18 (木) 18:30

座席1階H列6番

この作品は、平和や自由、本当の幸せとは、真実とはについて考えさせられました。

ネタバレBOX

東と西に分断された世界の中間地点に位置するプロパガンダ・コックピットが舞台で、トリオと先輩、準主役のユズが中心に、この演劇は展開する。
注意書きの多い料理店

注意書きの多い料理店

TOMOIKEプロデュース

ブディストホール(東京都)

2019/04/17 (水) ~ 2019/04/21 (日)公演終了

満足度★★★

ドタバタコメディでしたがそれなりに楽しめました。ラストシーンは泣かされました。
受付の対応がスムーズにいかずイラつきました。

花園 HANAZONO

花園 HANAZONO

舞台芸術集団 地下空港

座・高円寺1(東京都)

2019/04/13 (土) ~ 2019/04/21 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/04/18 (木)

観てきました☆ とっても芸術性の高さを感じる素敵なお芝居でした!

ネタバレBOX

田代絵麻さんと野田考之輔さんは やっぱり素晴らしい役者さんですね! 今回、田代さんがソロで歌う場面が多くて良かったです♪
ただ、会場時に役者が舞台上でウォーミングアップしてるのをみせるのは 好きになれません。。
新・正午浅草

新・正午浅草

劇団民藝

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2019/04/17 (水) ~ 2019/04/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2019/04/17 (水) 18:30

座席1階11列20番

まず、私事で申し訳ない。

私の実家は墨田区の東向島、東武線の東向島駅でここは昔「玉ノ井」駅と言った。
私の実家は蕎麦屋をやっており、父は永井荷風を何度か見かけたそうである。
私の幼少時以降、昔の赤線風情はかけらもないが、「抜けられます」にあるような迷路のような道筋にその名残はある。実家の蕎麦屋には、荷風好きの人が散策がてら寄ることがあり、昔のその辺りのことを尋ねることもあったらしい。

ちなみに、父親や祖父母は東京大空襲経験者だ。

そして、浅草は小学校まで、中学~高校は銀座が私の遊び場所だった。遊興(映画や食事、買い物、果ては飲酒=時効ね)に出かけるとすればこの辺り。実家の菩提寺は浅草にある。

市川菅野に住んでいたことがある。今も近くに住んでいて、本八幡にはよく足を運ぶ。大黒屋は閉店してしまいましたね。京成線は東武線と並ぶ、私の重要な足だった。

さて、こんな私だから、舞台に出てくる土地や名称、その1つ1つが郷愁を強く誘う。何か舞台上を生きている実感がある。もちろん生まれたときには、荷風は故人だったが、荷風の歩いた道は、私の歩いた道でもあるはずなのである。

そして舞台。昭和31年を基軸に、明治32年の青年期に始まる父との確執(といっても、何ともほんわりとした相互に交わされる意地と愛惜なのだが)、昭和11年の玉ノ井通い、翌年の戦時突入への冷めた嘲笑、そして昭和34年の最晩年の「正午浅草」から「正午大黒屋」※そして孤独死へと、「断腸亭日乗」を辿りながら話は展開する。

※荷風は「家」ではなく「屋」と書いている。

荷風役は、御年は荷風の寿命をしのぐ85歳の水谷貞雄。
さすがに、20歳の役には無理があったけれど、初老の荷風と晩年の荷風を鮮やかに演じ分ける。昭和11年の玉ノ井で老いを感じさせながらも、女に好かれる色丈夫を演じ、昭和12年では背筋をピンとさせ矍鑠たる姿で銀座を闊歩する。一方、昭和31年以降は、世をすねるでもなく飄々と生きる軽妙な老人像を、老いも楽しむ風情で演じ切る。
台詞の最後に「・・・ぜ」とつける粋。
水谷貞雄は、故宇野重吉に役には形から入れと教えられたそうだ。だから特に歴史上の人物を演じる時には、最初の登場からその人物に見えることを絶対命題にしているとのこと。
その点では、冒頭、市川を歩く荷風はまさに荷風であり、そこに水谷貞雄はいない。

父の死後、20年毎に夢に現れる父親との会話は、皮肉や嫌味でお互いへの面当てをしながらも、双方ののんびりとしたやりとりが見ていて楽しい。

玉ノ井でのたった3ヵ月のおゆきとの逢瀬。土砂降りの雨の中で会った彼女を、小説のネタにして、惚れられるとともに去っていく。元妾のおうたに、おゆきとの関係を尋ねられた際の荷風の回答が良い。この場面に限らず、「断腸亭日乗」を芯にしたこの舞台は、終始、荷風という人物をつまびらかにすることに専心しており、変に物語風にまとめようとしないことがすがすがしい。特に事件が起きるわけではないのだから。

タイトルに「新」とつくのは、作・演出の吉永仁郎が過去に荷風を題材にした一人芝居を「正午浅草」と題して作ったことから来ているらしい。ただ、改作といわけではないようだが。

荷風の菊池寛嫌いが、なぜかとても痛快で心地よい。
そして、森鴎外に対する強い思慕も、そこはかとない荷風の純情さを感じさせる。

ネタバレBOX

1つ心配だったのが、終演後、あれほど劇中矍鑠としていた水谷さんが、かなり疲れて見えたこと。舞台で段差を降りる時、左右から他の役者さんに支えられ、上手に下がるときにもやや前かがみで白石珠江さんに支えられていた。肩で息をしていたようだけれど、まずは千秋楽まで頑張ってください。成功祈念しております。
さようなら

さようなら

オパンポン創造社

HEP HALL(大阪府)

2019/04/11 (木) ~ 2019/04/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

雨音の中、静かに始まって加速して行く。
オープニングの雨音で一昨年と去年の衝撃を思い出した。
緊張で少し帰りたくなる。去年の東京もそうだった。

変わりたい、変われない、変わらない。
どれが正解なのか、わからない。
都会に憧れる気持ちがないので、東京に行きたい登場人物には同調出来ない。
俯瞰で観ているだけの世界が、どうして自分を圧倒してくるのか分からない。
分からないままに、揺さぶられて、息苦しくなる。
90分のお芝居だけど、あっという間に終わってしまう。
雨で始まったお芝居は晴天で終わるように、ラストはからりとしている。

いつかの貴方の物語と主催の野村さんが書いていたけれど、私の中のどこかにも末田さんやチェン、ママさんがいるだろう。
小さな島で暮らしてはいないけれど、小さな世界では生きている。変わりたくなった時にぽんっと飛び出せるように準備しておきたいと思う。
まだ眺めてるだけだけど。

さようなら

さようなら

オパンポン創造社

HEP HALL(大阪府)

2019/04/11 (木) ~ 2019/04/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

手放しで面白い!!って言っていいかちょっと戸惑う
そんなリアルっぽい日常。
実際自分が以前勤めていた会社で
感じていた閉塞感がそこにあって、現実っぽくて非現実で
そんな実体験とリンクして肌で感じていた
あそこに居た、いや「変わりたい」人たちの為の物語だと、
改めて再演でそう感じて泣けました。

この物語は、観る人によって感想が大幅に異なる作品だと思います。
お話に共感したり、反発感を覚えたり、
でも作中の登場人物達の実在感が凄くて、
そして登場人物全員がその時間を必死に生きてる、
生活してるんです。実際の知り合いに似ていたり、
こういう人居る!っていう。あの人も表では笑顔だけど、
必死に今にしがみついて生きてるのかも?って。
個々人にとって大事なものが違うのは当たり前で、
彼らにとってそれまで頑なに変化を恐れ守ってたものが
綻び始め・・・

見方は自由です。
この作品はストーリーを分かってしまってても
見どころは沢山あります。
立場によっても誰かに共感するかも、しないかも。
人生経験や年齢によっても見え方が変わりそうです。


再演を繰り返してより一層、
人間味が出て元々のキャラクターのチャーミングさに
深みが加わることにより哀愁が際立って。

言葉をいくら羅列しても伝わらないので、
まだ東京公演なら間に合います、
一見の価値はあると思います。

喫茶ティファニー

喫茶ティファニー

ホエイ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2019/04/11 (木) ~ 2019/04/21 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/04/17 (水) 19:30

 なかなかの問題作だと思う。東京から45分の町にある、かなりオールド・ファッションなゲーム喫茶で常連しか来ないような喫茶店に、新たな客が来る。実は、過去にバイトをしていた女性が元カレを連れて来て、マルチの勧誘を始めるが…、という物語。マルチだと思っても、それにハマらなければならない環境の人々の事情が次々に明らかにされる流れは、結構厳しい。演出も巧みで、役者もしっかり演じて、緊張感のある105分だった。

W PLAY

W PLAY

制作「山口ちはる」プロデュース

シアター711(東京都)

2019/04/10 (水) ~ 2019/04/14 (日)公演終了

満足度★★

鑑賞日2019/04/14 (日) 14:00

価格3,500円

公演初日に会場のダブルブッキングが発覚して……なショウ・マスト・ゴー・オン系バックステージコメディ。
出だしの状況は菅野臣太朗「仕込んでいこう!」(2008年初演)と同様だが、あちらはそうなるに至った事情と解決への過程を描くのに対してこちらはその後のステージでのドタバタを中心、と内容は異なる(堤泰之「ダブルブッキング」(2008年初演)はそもそも状況から異なる)ので問題はなし。

また、そういう状況の原因があまりにお粗末とか、契約やら劇場webでのスケジュール公表やらで当日まで事態が発覚しないことはないであろうとかは「芝居のウソ」としてギリギリ容認できるが、使用予定の2組がそれぞれ別のルートでチケットを販売し、全日程完売なのに合同公演を行うという解決法はあまりにも無理で容認できない。定員の2倍の客をどう処理したのか?
むしろ両者とも客席の半数程度しか売れていなかったのであればすんなりいったのではないか?(何か聞き落としたか???)

元凶となった人物の落語の与太郎のようなおマヌケぶりやアイドルトリオの設定、ストーカー気味の熱烈なファンの使い方、さらに迎えた本番舞台でのピンチとそのリカバーなど、ドタバタコメディとしてそれなりの出来なだけに、おろそかな一点のために醒めてしまったのが残念。(よって星2つ減点)

1つの部屋のいくつかの生活

1つの部屋のいくつかの生活

オフィス上の空

吉祥寺シアター(東京都)

2019/04/06 (土) ~ 2019/04/14 (日)公演終了

満足度★★★

Straw&Berry『サイケデリック』60分。
どきどきしたし、涙もでたし、切ないし、綺麗だし、優しいし、ずるいし、遠いし、戻ってこないし、可愛いいし、キラキラしてるし、
だから、自分の下手くそな言葉で語りたくない物語だった。
新作・好き。
河西さんの「普通」の「会話」の「演出」が群を抜いてこの物語を作り出し、そこに応えた俳優陣。「ウロボロス」の時にもあったが、今作はダークさが無い。
初見で今作を観たら、本公演を観たくなると思った。だから、ずるいし、巧い。最後の場面、問いかける。ふたり(ひとり)の後ろ姿。その問いの答えは、私ならどう、答えるか?



アガリスクエンターテイメント『エクストリーム・シチュエーションコメディ(kcal)』
お・も・し・ろ・い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
きちんと、コメディー。この振り切り具合が中途半端なものは、ぐだぐだになってしまうので、本当に、コメディーで「面白い」ということは技量が必要だと観ながら思った。面白い!


鵺的『修羅』
この企画だから、この作品なのかと思うほど。初見のヒトにも劇団のカラーを拒否反応なく示した公演だった。勿論、俳優陣が巧いことは当たり前だが、緩まして、油断させて、毒を盛られるってイメージだった。


かわいいコンビニ店員飯田さん『我がために夜は明けぬ』
すみません。観終わって、「よくわからない」というのが第一印象。物語は追いながら「こうゆう設定かな?このひとはこんな立場かな?」と追うのが少し疲れてしまった。
わからない」というか「観客にまるっとなげて、舞台上はすすむよ、どこまでも」という感じ。普段あまり言わないが、出演者の方に「わからなかった」と言ってしまった。

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