最新の観てきた!クチコミ一覧

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「ダルマdeシアター2019」

「ダルマdeシアター2019」

チームホッシーナ

西新宿きさらぎクリニック(東京都)

2019/05/18 (土) ~ 2019/06/02 (日)公演終了

満足度★★★★

2012年カフェ公演として始めた「ダルマdeシアター」が、今回初めてクリニック公演になったらしい。「あなたの心と体、癒すつもりです」と言う謳い文句通りしっかり癒してもらった。フライヤーには「外用薬」と書かれていたが、「効用薬」と言ってもよいほどだ。役者と観客が一体となって盛り上げ楽しむ公演。いや~面白かった。
(上演時間50分)

ネタバレBOX

会場は本当に「西新宿きさらぎクリニック」という病院。その待合室のような所で演じる芝居は、半ばミュージカル仕立てで観客が座っている(待合室にある)ベンチに役者も座り歌う。歌に合わせて観客も手拍子をしたりして場を盛り上げる。

梗概…病院が日中は診療をし、その裏で劇団を作り患者の慰問を計画する。そのためのオーディションという設定。それぞれが得意な演目を披露するが、誰もが歌をうたい舞う光景が華やかで賑やかでもある。物語の展開というよりは、個々人の思いを表現(自己顕示)する。そこにはオーディションを通して、入団者の自信のなさ、不安などを昇華(自己再生)していく側面も描く。人が併せ持つ感情を垣間見せるあたりは秀逸。もちろん結果は予定調和のハッピーエンドである。ラストはオーディションが終わって流れ解散のようであったが、出来れば慰問に行くといった明るい展望が見える締め括りをしてほしかったが…。

役者の演技力は確かで、その掛け合いの息もピッタリ。この公演の魅力は個々の役者のパフォーマンス”力”に負うところが大きいが、同時にその観せるバランスが素晴らしい。今まではカフェ公演を行っていたということだが、どのような演出だったのか興味を惹く。
次回公演も楽しみにしております。
アラル

アラル

劇団18きっぷ

王子スタジオ1(東京都)

2019/05/18 (土) ~ 2019/05/19 (日)公演終了

満足度★★★

少し斜め上からの甲高い声が気になりました。

ネタバレBOX

湖に流入する川から水を取り込み綿花栽培をしている側の少女が、湖面が縮小して産業が衰退した側を訪れる話。

灌漑を止めても、元に戻るまで70年掛かるという台詞にはハッとさせられました。

ただ、だから今後どうしようとかいうような話には進展しませんでした。
「ダルマdeシアター2019」

「ダルマdeシアター2019」

チームホッシーナ

西新宿きさらぎクリニック(東京都)

2019/05/18 (土) ~ 2019/06/02 (日)公演終了

満足度★★★★

カフェ公演「ダルマdeシアター」が、「クリニックdeダルマ」です。まさか、お医者さんでの公演、やはり俳優さんって「病人」なんですね。最近、レストランでの公演もあり、このような舞台も違和感はありません。明るい話、予定調和の結末。良いと思います。直ぐ隣で、目の前で演じられる芝居、身近に感じました。楽しかったです。

そんなの俺の朝じゃない!~再び~

そんなの俺の朝じゃない!~再び~

ライオン・パーマ

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2019/05/15 (水) ~ 2019/05/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

招待で観てきました。オリジナリティがあって面白かったです。
4人くらいが揃ってずっこけるのは、ドリフへのオマージュ的なのかなとも思えました。

観てきた欄の投稿者の()の中の数字が大きくて驚異。

そんなの俺の朝じゃない!~再び~

そんなの俺の朝じゃない!~再び~

ライオン・パーマ

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2019/05/15 (水) ~ 2019/05/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

円熟味が増したような感じでした。

ネタバレBOX

退職の日の朝、小学校時代の同級生の妨害を乗り越え、小学校からの皆勤賞を達成する話。

サンチェスとオスカルのダブル効果が効いていました。

初演のときはもっと走っていたような、スピード感があったような気がしましたが、今回は棒立ち演劇の円熟味が増した感じで淡々と進展していったように受け止めました。良かったです。
GK最強リーグ戦2019

GK最強リーグ戦2019

演劇制作体V-NET

TACCS1179(東京都)

2019/05/11 (土) ~ 2019/05/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

観客参加型の芝居で観客の投票より順位が決定するという最終日。1位2位の発表と表彰式を観てきました。50分の制限時間の中で演じられた芝居は両方とも面白く素晴らしい内容でした。良く考えられたシナリオと素晴らしい演技。両方とも見ごたえありの芝居でした。

そんなの俺の朝じゃない!~再び~

そんなの俺の朝じゃない!~再び~

ライオン・パーマ

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2019/05/15 (水) ~ 2019/05/19 (日)公演終了

満足度★★★★

今まで拝見した作品の中では、笑いのパワーが抑え気味のように感じましたが、笑いのセンスはまたしてもツボに嵌りとても楽しめた舞台。流石です!

ドン・ジョヴァンニ

ドン・ジョヴァンニ

新国立劇場

新国立劇場 オペラ劇場(東京都)

2019/05/17 (金) ~ 2019/05/26 (日)公演終了

満足度★★★★

ドン・ジョヴァンニとツェルリーナの誘惑の二重唱から、ソプラノのアリア、地獄落ちの迫力ある音楽まで、間然することのないよい舞台だった。聞かせ処の曲曲を聞くという点では、コンサートのように考えると良いかも。タイトルロールがソプラノでもテノールでもなく、バスというところがこの作品のユニークなところ。そこいくと、テノールのオッタービオの歌は優等生的な愛の歌でつまらないな~と思ったのだが、それは素人の浅はかさ。テノール歌手の出来は最高だったらしく、カーテンコールではテノールのガテルが一番拍手が大きかった。

また、その伝でいえば、筆頭ソプラノのドンナ・アンナよりも、二番手のはずのドンナ・エルヴィーラに女心の複雑さと奥深さを魅力的に感じた。捨てられても捨てられてもドン・ジョヴァンニへの愛を大切に持ち続け、最後もジョヴァンニを救うために駆け付けるのは、行動的で、ただの馬鹿な女とは言えない。

PROMISED LAND

PROMISED LAND

無頼組合

シアターシャイン(東京都)

2019/05/17 (金) ~ 2019/05/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2019/05/19 (日) 12:00

騎士シリーズ以外の見るのは初めて。まさかSFで攻めてくるとは思ってもいなかった。ヒューマニズムにあふれた良いストーリー。

獣の柱

獣の柱

イキウメ

シアタートラム(東京都)

2019/05/14 (火) ~ 2019/06/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

ありえない超常現象を、リアリティーをもって舞台に引き起こすという点で、前川知大のイキウメは抜群のセンスと力量を持つ。今回も、高知の片田舎の隕石拾いの話でしっかり足固めしたうえで、人々に幸福感を与える巨大な柱が空から次々降ってくるという超大風呂敷を現出させてしまう。あっぱれというしかない。その転調の頂点ともいえるのが、主人公の二階堂進が消える場面。そこでは観客の時間さえも恍惚感のなかで盗まれていた事が分かり、我々も舞台の異常現象の当事者になってしまうのだ。

柱は人が増え過ぎた都会を壊滅させ、人々は田舎に分散して暮らすようになる。作中でも言及されるバベルの塔の暗喩につながるものがある。2051年の世界では、新しい暮らしを始めた人々の間で、昔と同じように有力者の身勝手が始まり、それにへつらうおべっか使いが増え始める。決して前面に押し立てるわけではないが、現代文明批評の要素もあることはこの劇団の強みである。

フランケンシュタイン

フランケンシュタイン

富山のはるか

スタジオ「HIKARI」(神奈川県)

2019/05/16 (木) ~ 2019/05/19 (日)公演終了

満足度★★★★

身勝手が生み出すもの、目を背けることで生み出されるもの、弱さ情なさが映し出されるもの・・・ そっかー 怪物かー 生きていたんだねぇ 死にたくてもなかなか死ねないものだよね あんな目で睨みつけながら街に溶け込んでいるんだ・・・ とラストで縫い上げた気分。

Cinderella-シンデレラ-

Cinderella-シンデレラ-

TremendousCircus

シアターシャイン(東京都)

2019/05/08 (水) ~ 2019/05/14 (火)公演終了

満足度★★★★★

通常のシンデレラを想像すると、かなり違う脚本・演出となっていますが、劇団コンセプトがゴシック衣装を纏っての芝居で、再度観たくなる中毒性があります。

また、舞台に込められたメッセージが明確で、実話に基づいたシーンも入れ込み、各キャラクターの設定がかなり細かいので、終演後に、キャストやenさんに聞くともっと面白くなります。

フランケンシュタイン

フランケンシュタイン

富山のはるか

スタジオ「HIKARI」(神奈川県)

2019/05/16 (木) ~ 2019/05/19 (日)公演終了

満足度★★★★

前回のサロメ同様、2019年の地点から切り取って再構成した概念的な作品。生活の他の場面ではたくさん遭遇するのに、演劇では新鮮に見える表現がたくさんあって、現在に立脚しているのが心地よく、新しさと格好良さを感じました。

汝、公正たれ Let us see YOUR own justice.

汝、公正たれ Let us see YOUR own justice.

まごころ18番勝負

シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)

2019/05/14 (火) ~ 2019/05/19 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/05/19 (日) 16:15

事件3(嘱託殺人)を観劇体験しました。

色々と考察して、楽しめました。
雰囲気も厳粛で良かった。

山の声 ― ある登山者の追想 ― オリジナルバージョン

山の声 ― ある登山者の追想 ― オリジナルバージョン

オフィスコットーネ

Geki地下Liberty(東京都)

2019/05/17 (金) ~ 2019/05/19 (日)公演終了

満足度★★★★

「山の声」は昨年10月に見たが、今回は大阪のオリジナルキャスト(二人)による初の東京公演。初めて見た時の「冬山体験」が再び味わえた。今回は、加藤文太郎が愛妻と愛娘の写真を相棒に見せて「どや?」「どや?」と、相手が「かわいいなあ」というまで、しつこく迫るのがおかしかった。遭難死する最後の、妻子の夢と同様、妻子への愛が前回以上にくっきり見えた。

作者大竹野正則の評伝劇「埒もなく汚れなく」では、天才・大竹野と凡人の妻の軋轢や、大竹野に対する妻の不審と嫉妬が強烈だった。しかし、遺作「山の声」で、大竹野は妻恋歌をうたっていたのだとわかった。

ネタバレBOX

「埒もなく」のアフタートークで話していたが、舞台には2人しか出ていないのに、猛吹雪のために裏で6人の役者が紙吹雪を散らしているそうだ。今回の舞台は、その吹雪の陣頭指揮を大竹野の奥さん小寿枝さんがとっていたそうだ。プロデューサーの綿貫凜さんは「愛情をもって雪を降らしていて、とてもかなわない」と、今回のトークで話していた。吹雪の降り方もこの芝居の見どころなのだろう。
FINAL GIRL vol.03

FINAL GIRL vol.03

ぼくホラ

シアターカフェ&ダイニング プロセニアム(東京都)

2019/05/19 (日) ~ 2019/05/19 (日)公演終了

満足度★★★★

演劇というよりは謎解きイベントでした。
出演者のファンでなくても楽しめますが、ただ時間が短かったです。

佐倉義民伝

佐倉義民伝

劇団前進座

国立劇場 大劇場(東京都)

2019/05/11 (土) ~ 2019/05/22 (水)公演終了

満足度★★★

重い年貢にあえぐ佐倉389村の農民たちを救うため、将軍への直訴を決意した木内宗五郎。身を捨てて宗五郎を助けた甚兵衛の渡しの場と、死罪を覚悟して妻子と別れる「子別れの場面」が見どころと言われている。今回初めて見たが、渡しの場の甚兵衛の活躍はあまりに一瞬で、感動する暇がなかった。「子別れの場」はセリフとしては簡単至極、いわばとんとん拍子に心が通じていき、「あれっ」と思ったが、家を宗五郎が出た後、追いすがる子供と、それを振り離す宗五郎の「所作」がみどころとわかった。
今回、一番の物語の肝になったのは、51年ぶりに演じたという「光然祈念の場」。いたいけな子供たちが、宗五郎夫妻の前で首を切られた様子を語るセリフに、客席でも一番忍び泣きが聞かれた。

現代劇のように親子のつらい別れに感情移入することはできなかったが、いいものを見たという心地よさは長く残った。それはなぜかと考えると、日常生活とは別世界の体験に、心が浄化されたのではないかと思う。あるいは様式的な舞台の「美」にふれた効果だろう。加藤周一が「見るなら古典劇。伝統なき現代劇は見てもつまらない」という趣旨のことを言っていたのは、この「美」があるかどうかの違いではなかったろうか。

ネタバレBOX

子別れは大雪の冬。その後の将軍への直訴は紅葉の寛永寺。1年近くたったことになるが、つらい別れの後、年貢問題を脇においたまま1年潜伏か何かしたとは考えにくい。しかも、最後の場面はサクラサク春で、子別れから1年半たったことになるが、乳飲み子だった三之助は乳飲み子のまま。(季節の通りならもう2歳だろう)直訴場面をもみじの美で華やかに見せるための季節の設定と思うが、ストーリーとはずれる。季節のちぐはぐについて、製作側はどう考えているのだろうか?
山の声 ― ある登山者の追想 ― オリジナルバージョン

山の声 ― ある登山者の追想 ― オリジナルバージョン

オフィスコットーネ

Geki地下Liberty(東京都)

2019/05/17 (金) ~ 2019/05/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

はじめは「埒もなく〜」だけの観劇のつもりだった。作家の創作の舞台裏?とか苦悩などが舞台で観られるのが面白そうだったのだが、観終わった頃には「山の声」観たいと思ってしまった。
誰かと登山の楽しみたいとも思いつつも、単独での登山をする。登山者の物語だがもっと広がりがある。ひとりでいると孤独が苦しいのに、みんなと一緒にいると逃げ出して独りになりたくなる。生きている中で誰もが抱える葛藤だろう。観て良かった!しかし、なんで私は舞台観に出かけるのかなあ〜。と「埒もなく〜」と「山の声」を観て自問してみたが、理由はわからないなあ。

いずれおとらぬトトントトン

いずれおとらぬトトントトン

文学座

文学座アトリエ(東京都)

2019/05/09 (木) ~ 2019/05/21 (火)公演終了

満足度★★★

1964年の東京五輪直前の精神病院を舞台にしたナンセンスコメディー。舞台は病室を模し、6人の患者がいるところに、7人目の男が刑務所から回されてくる。この男が、規律・規則・禁止で骨がらみにされた患者たちの心に、再度自由な精神を取り戻させていく。騒動を起こす男は、そのたびに治療と称して電気ショックで痛めつけられ、最後は骨抜きになったように見えたが…。最後のシーンに、夢を追うことのすばらしさを感じた。小さな別世界での寓話である。
1時間40分と短めの芝居なのだが、途中、精神病患者たちの妄想や強迫観念に付き合わされるのはくたびれた。

1001

1001

少年王者舘

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2019/05/14 (火) ~ 2019/05/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

とにかくすごい。妙に心地よい言葉遊びと、悪夢のような反復と、戦争の罪の歴史さえも記憶の断片が元に戻るギャグにしてしまう。物語のカギを握る少年は分裂し増殖し、向かい合わせの二枚の鏡の間に立った時のような、無限に続く自分の鏡像をのぞき込むような体験。現実と演劇の境界さえ崩れ、終わるようで終わらない、果てしない物語に身を任せる2時間15分。
総勢38人が登場する少しずつずれた群舞と、見事にそろった群舞の、それぞれが対比して醸し出す美と調和もすばらしい。
いろいろ演劇は見てきたが、今まで見たこともない唯一無二の時空間の舞台。舞台のセリフと同じく、「終わりたい」(「終わらない」「終りない」…)と口では言いつつ、無意識ではいつまでも続いてほしいと願っていた。

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