
「遮光器土偶デス・エクソダス VS夜明けの令和」
駄目なたすいち
Geki地下Liberty(東京都)
2019/06/19 (水) ~ 2019/06/23 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/06/19 (水)
19日19時半開演回(2時間強)を拝見。
前回公演の『ギロチン伯爵と七つの秘宝』も大風呂敷だったが、今回は時空を超えての大風呂敷!
個々のエピソードでも、充分、公演1つ分は賄えたであろう『遮光器土偶デス・エクソダス』『夜明けの令和』の1時間モノ2本同時上演はお得感が半端なく、さらにいえば、自分にはほぼ全員が顔と名前の一致する役者さん達による、真面目に笑いを取りに来る勢いというか熱気に、チケット代のもとが取れ…いや、チケット代以上の満足感を得ることができた。
私以外の客席の反応も、笑いの総量は申し分なく、実に素敵なコメディーだった。
演じ手に関しては、黙って立っているだけで二枚目な中田暁良さんの…(以下、ネタバレにつき自粛)…が、クールな表情とのコントラストも鮮やかで、登場の度に笑いがこみ上げて仕方なかった。助演男優賞モノだと思う。

THE NUMBER
演劇企画集団THE・ガジラ
ワーサルシアター(東京都)
2019/06/18 (火) ~ 2019/06/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
2時間越えの長い作品であるが、独特の世界に引き込んでくれる。「1984年」とか「ガタカ」とかを連想させる原作、体言止めの独特なセリフ、少々意味のわからない箇所もあるが、そんなことは全然気にならずに非日常の演劇世界を楽しめた。劇場が都心からちょっと遠いか。

アインシュタインの休日
演劇集団円
シアターX(東京都)
2019/06/14 (金) ~ 2019/06/23 (日)公演終了
満足度★★★★
狙いのよくわからない公演だ。新劇団の円が小劇場の青★組の吉田小夏を作演出に招く。これは新劇団はどこでもやっていることで、少しキャリア不足かな、とは思うが納得できる。だが、この戯曲(新作)で行く、とした理由がわからない。
関東大震災直前の東京下町の、職人も、学生下宿人も一緒に暮らすパン屋一家の秋から冬。ちょうどその時期に世界漫遊中のアインシュタインが日本にいた、というわけでこのタイトルがあるのだが、なぜ粒立たないその時代を取り上げたかがわからない。百年前と言うのか、あるいは直後の大震災を前の小春日和時代が今に似ているというのか、どちらにせよ、だからどうということもない。
パンフを読むとその時代にも庶民の哀歓はあって、今に通じる、と言うが、それは無理だろう。全編を通す大きな筋(ドラマ)はなく、庶民の哀歓と言えばその通りのエピソードがつづられていく群像劇だ。昔の明治座か、演舞場の新派公演の一番目狂言のような筋立てで、中身は格別目新しくもない。劇団公演だから人数は出ていて、15名。二時間の芝居で、それぞれ役を書き分けてそれなりの見せ場を作る。そこはご都合主義ながら、こまごまとよく出来ていて、小劇場で劇団員に書き分けていた経験は生きている。
しかし、円が一時期劇場を持っていた縁で、浅草を舞台にしたという割には、舞台に下町らしさがほとんどない。作者は東京育ちらしいが、昭和30年代までは、東京でも下町と山の手ははっきりしていたから、現在70歳以上の人は実体験がある。
劇団長老もいるだろう。まず、言葉から入らないとリアリティを欠く。これは少し方言指導者を探せばできるはずで、最近でも、チョコレートケーキが「60sエレジー」という芝居で下町の蚊帳屋を舞台に昭和30年代ものをやったが、見事に東京方言になっていた。やればできるはずだ。もちろんこの芝居の大正12年の設定で生きている人は少ないだろうが、これだけ言葉が下町らしくないと、劇場が両国だけにしらけてしまう。
大劇団と小劇場の交流は、お互い役に立つことはあるはずで、これに懲りずに交流を深めてほしいが、その狙いはもっと明確に絞った方がいいと思う。それは円だけのことではない。

THE NUMBER
演劇企画集団THE・ガジラ
ワーサルシアター(東京都)
2019/06/18 (火) ~ 2019/06/23 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/06/19 (水) 19:00
導入部分が判りにくいので、入り口が見つからずに周囲をうろうろする感じ。
だが一旦入り込めば、途切れない緊張感と迫力が素晴らしい。
自由と引き換えに「幸福」を手にしたはずの集団「われら」の中に
少しずつ疑問を抱くものが現れ、周囲に影響を及ぼしていく。
その葛藤と疑心暗鬼が強い緊張感を呼ぶ。
田村真帆さん、ステージごとに疲労困憊じゃないかというほどの熱演。
緩急自在の千葉哲也さん、およそ管理社会に不似合いな
得体のしれない男にドンピシャでハマりすぎ。
コントロールしようとすればするほど、本能は頭をもたげるものだ。

カウントダウン
coconkukanunity
吉祥寺シアター(東京都)
2019/06/07 (金) ~ 2019/06/09 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2019/06/07 (金) 14:00
座席H列14番
価格4,000円
ある児童書に巡りあった女性教師に持ち主の老人はその作者のことを語り始め……とはいえ、中心となるのは児童書の中の物語という三層構造。
その中心部分、望みを叶えるために「迷いの森(だっけ?)」を通り抜けようとする少年たちと彼らの邪魔をする三人組……という冒険もの児童文学の王道的な物語は懐かしく、劇団四季のこどもミュージカルに通ずるような雰囲気も。(ピーター・パンや青い鳥も連想)
また、悪役トリオがドロンジョ一味のように憎めないキャラなのも好み。
あと、マイム表現も良かった。

暁の帝〜朱鳥の乱編〜
Nemeton
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2019/06/13 (木) ~ 2019/06/23 (日)公演終了
満足度★★★★
「朱」チームを観劇
素晴らしい完成度だった。NHKの大河ドラマかシェークスピアの悲劇、歴史劇を観ているようだ。もっともNHKの大河ドラマにはこの時代を題材にとったものはない。歴史考証が難しいのだろうか。そこを逆手にこの舞台は結構やりたい放題だ。蘇我安麻呂は「何で俺がこんな悪役に」とあの世で嘆いていることだろう。
場面転換は完全暗転せずスピーディーに、また白い移動式の幕をうまく使って、単調にならないよう工夫されている。映画もそうだが、日本には漫画という超強力な表現手段があるのでそれらに対抗しようということなのだろう。そのうち、里中満智子『天上の虹』を読んでみようと思う。
天皇の即位の儀式そして葬儀をもう少し重々しくやってほしい。こういうところがメリハリを付けるチャンスなのに。また和歌を読み上げるときにも工夫が必要だ。本格的に詠うと浮いてしまうけれど、ここもメリハリを付けるチャンスなのに。全員で斉唱するときはもっと感動的にできるはずだ。
数人の俳優さんのセリフがたどたどしい。いろいろ事情があるのだろうが精鋭を揃えたシングルキャスト上演が観たいものだ。
*星5つの気持ちで書き始めたのだが、だんだん粗が見つかって来て星4つになってしまった。

「蛇姫様~我が心の奈蛇~」
新宿梁山泊
新宿花園神社 特設テント(東京都)
2019/06/15 (土) ~ 2019/06/24 (月)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2019/06/19 (水) 19:00
座席1階
唐十郎のテント舞台を、時を超えて新宿梁山泊が再現した。いや、当時の舞台はもう見られないのだから再現かどうかは分からない。金守珍がきっと大胆に練り上げたと思われる。
2回の休憩を挟んで3時間の舞台もあっという間に過ぎた。息をつく間もなく次々に出てくる大立ち回り。役者の熱量をこれほどまでに浴びることが出来る舞台は他にはない。
蛇姫を演じた水島カンナは、特に力がこもっていたのではないか。ちょっと鼻声だったが、よく通る歌唱も心を射た。唐十郎の血を引く大鶴義丹はアングラ演劇をも引っ張る存在に進化した。大久保鷹の怪演もお約束。今日は長ゼリフも多かったのに、年齢をも吹き飛ばす勢いだ。
なんといってもラストがすごい。これを見るために花園神社に通う価値がある。

vivid Blue
劇団1mg
OVAL THEATER & GALLERY (旧・ロクソドンタブラック)(大阪府)
2019/06/19 (水) ~ 2019/06/24 (月)公演終了
満足度★★★★★
内容はベタでしたが、さすが1mg。泣かせて頂きました。仕事帰りでしたが、疲れが吹っ飛んだ感じです。明日も頑張れ💥👊😃そうです。良かったです。

オフィス上の空プロデュース・トルツメの蜃気楼
オフィス上の空
ザ・ポケット(東京都)
2019/06/19 (水) ~ 2019/06/23 (日)公演終了
満足度★★★★
心が折れても人生は続く。負けてから始まることだってある。良い言葉だなーと思いました。いつもラッキーなことばかりではありません。でも・・・・。

正しいホシの見つけ方
ウィークエンドシアター
ARISE 舞の館(東京都)
2019/06/08 (土) ~ 2019/06/22 (土)公演終了

疫病流行記
吉野翼企画
北千住BUoY(東京都)
2019/06/13 (木) ~ 2019/06/16 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/06/14 (金) 15:00
開場から、まあ、ドキドキ感が横溢。
暗い通路を歩いていると、別の観客とあわや接触?と思いきや、上半身裸で血の染みた包帯を巻く役者さんにビックリ。音楽流れる中、ビニール袋に閉じ込められた女性たちと、先のように徘徊する男性たち。女性たちは「いらっしゃいませ。商船パゴパゴへようこそ。お待ちしておりましたわ。」と繰りかえす。
舞台が始まると、疫病者のいる家は釘付けにされ、キャバレーというか娼館というかパゴパゴを舞台に話が展開しはじめる。パゴパゴの過去と自らの過去を探る刑事、あるいは北のない羅針盤で、ひたすら南の島を目指す2人の男。
どうやら、パゴパゴは、元は野戦病院と称した疫病をまき散らすための疫病患者製造所だったらしい。しかし、終戦とともにその患者たちは放擲され、疫病が蔓延しはじめる。疫病は静まったのか。果たして生存者は?
ほのめかされる神の存在。神は降臨するのか。
とにかく観てみなさいよ、という意味で「お薦め」
地下の音響設備のない劇場ということで、音楽の圧がすごい。
特に、序盤の疫病名をメロディに流すところから、しばらくセリフも聞き取れないのには、ちょっと困ったものだったけれど。

いざ、生徒総会
filamentz
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2019/06/11 (火) ~ 2019/06/17 (月)公演終了
満足度★★★★★
大満足の作品。笑いあり涙あり、青春がたくさん詰まった最高の2時間でした。特に2話。最後の川口さんの台詞に、自然と涙が。しっかりと笑わせ、考えさせられ、川口さんの魅力が存分に発揮された構成でした。堀ノ内さんも素敵で、二人の最後の掛け合いはもう一度見たいほど。会場全員が二人を温かく見守っていた。3話の監査の大和田さん、素敵な演技でした。竹田くんはズルい。4話はずっと笑わせられました。見米さんの学ラン、似合っていたなぁ。岡田さんの演技のメリハリが凄い。小柄なのにエネルギー量が凄い。岡田ー!見米ー!で抱き合うシーンは吹き出してしまった。大中くんもいい味出してる。波多野さん、お顔が素敵。2話と4話で別人のよう。野崎さんも、素の美人さん。2話の川口さん、野崎さん、波多野さんがバランスが良くて見やすい。いたいた、こういうグループ。
生徒会長さんは最後まであまり好きになれなかったが、そういう演技なのかなと。監査は同情できたが、生徒会長は出来ませんでした。だからあのエピローグなのかもしれないし、冨坂さんの狙いなのか分かりませんが、良く出来た脚本でした。是非再演してほしいです。

ものがたるほしのものがたり
激弾BKYU
駅前劇場(東京都)
2019/06/14 (金) ~ 2019/06/20 (木)公演終了
満足度★★★
結成34年だそうですが、今回初めて拝見。キャリアの長い劇団となると、ともすれば客席に常連感・身内感が充満しすぎて、初めての者には居心地の悪いことになったりすることがありますが、こちらはアットホームという言葉の方が似合う空間だったので一安心。
七夕に絡めたお話でしたが、冒頭の一景があまりぴんと来ず、そのあとのオープニングが楽しいだけにもったいなかったのと、この劇団のテイストに慣れてないからかもしれませんが、全体的に彦星じいさんのシーンが物足りなく感じました。あと、劇中の時間経過の表現にも物足りなさが。とはいえ、終演後の印象は不思議な感じで、本で言えば気持ちのいい読後感のようなものがありました。

逆襲の花束<追加公演>
生きることから逃げないために、あの日僕らは逃げ出した
新宿LIVE FREAK(東京都)
2019/06/17 (月) ~ 2019/06/18 (火)公演終了

6じすぎたらワンカップ
劇団やりたかった
参宮橋TRANCE MISSION(東京都)
2019/06/12 (水) ~ 2019/06/24 (月)公演終了
鑑賞日2019/06/18 (火) 19:00
価格3,500円
19:00の回(晴)
18:30受付、開場。客入れでは風変わりな選曲。
舞台は戸建新築現場、コーン&コーンバー、脚立、材木、コンクリートブロック、電動丸のこ...だれも働いていなさそうな現場でのひと騒動
「みにきて!」2014/5を観にいったのは下北沢駅前を通りかかると木下さん(団長)が一人芝居をやっていたから。
前回は「すきすきこっちむいてホイ」2017/6なので少し空いてしまいました。
今回(正確には4公演目でした)は、高円寺で団長をお見かけしたから。
19:04明るい前説、どこで笑ってもよし、気遣いはいらない、飲食自由。
「ここは劇場であって日常ではありません」これはなかなかいい。
少しも進まない現場にやってくるひょうきんで一家言だけはある者たち。
濃度高めのキャラクターばかり。
一部、見た目も実年齢も明らかに違う配役がシュール。
女棟梁の色香に惑う。
「トゥワンダ」でいいのかな?
「鉄人」は懐かしい
ダンサーのみなさん巧かった。
「新聞やりたかった(表裏の2面)」は力作。
最後はみな笑顔で。

「日本国憲法」を上演する
die pratze
d-倉庫(東京都)
2019/04/30 (火) ~ 2019/05/13 (月)公演終了
満足度★★★★
Ammo『墨を塗りつつ』@日暮里d-倉庫5/4マチネ観劇
「憲法」って小難しい言葉で書いてあって読む気がしない。
でも、この憲法がある事によって私の生活は守られる。
勝手に、政治家のおじさん達が都合良く
変えるって、おかしくない?
変えたいおじさん達って、なに、目的なん?って、日本中が改憲の内容のおかしさにちょっぴりでも、この芝居を観たら、感じ取れるんじゃなかろうかと思う。
劇中、「言葉が難しくて何言ってるかわからない」って台詞。まさに、そこ!!って!!!おじさん達は、大事なこと、分かりやすく伝えたいなんて思ってない。分からない様に、進めて、しらーと、いつからかこうなってたよね、って皆んなが後々気がつく様になるようにしている。大事なことって、誰にって大事な事なんだ?
一握りの政治家の大事?違うでしょ??この国に暮らしてる人々の大事な事の為の憲法だし、政治でしょ?
そんな当たり前のこと、分からないおじさん達、要らない。
一時間の上演時間。この中で、それぞれが観ている誰かのもう一人のような気がした。前園あかりさんが演じる彼女の言いたい事や、山崎丸光さんが演じる彼も、伊澤玲さんの彼も、具現化されていた。公演数が少ない事が悔やまれる。
今作DVD発売あれば嬉しい。今回は会議劇で俳優さん方がほぼ固定の位置のようだとおもい、個人的に下手気味に席を選んだ。
舞台始め、明るくなった時に即死したことだけお伝えします。

H&ERO
Peachboys
シアター711(東京都)
2019/04/23 (火) ~ 2019/05/06 (月)公演終了
久しぶりに全く情報の無い劇団さんを観ました。
身体、張ってます。
いい意味で、ゆるい。
ケン役の方が、結構好きかも。
筧さんをふと、思い出すタイプの方だった。
ネタ、盛りだくさんで、ご馳走さまでした!下ネタは、好きでは無いです。ただ、なんていうんですかね、やりきった下ネタは、好きです。達也メンバーとケンが成就して欲しいとうっすらおもいはじめてます。観劇のキッカケを山崎丸光さんありがとうございます。

THE NUMBER
演劇企画集団THE・ガジラ
ワーサルシアター(東京都)
2019/06/18 (火) ~ 2019/06/23 (日)公演終了
満足度★★★
ちょっぴり荒んだ世界観(嘘⁉) 初日は大入りで劇場空間自体の密度ともに相まって緊迫した時間を過ごせました。ひとつの章立てが短くて、その積み重なりにも圧力すら感じるところは、観るときは視覚だけではなく触覚も大事だなぁ。

コントだョ!全員集合
ぽこぽこクラブ
ステージカフェ下北沢亭(東京都)
2019/05/23 (木) ~ 2019/05/26 (日)公演終了
満足度★★★★
ぽこぽこコントクラブ「コントだよ!全員集合その1」@下北沢亭マチネコント公演マチネ上映会「泡の国」コントときくと「お笑い」って普通イメージすると思う。私の中のコントは何個か種類があって、皮肉や、風刺的な意味合いを持たせたコントだったり、不条理なシチュエーションを楽しむコントだったりする。今回の「コント」は「臨場感のある、志村、うしろ!うしろ!」と観ている観客とある意味一緒に楽しむコント公演だったと初日を観て、おもった。コントって、一個、一個が塊のエネルギーが濃いので沢山あると、少しヘビーなイメージが個人的にはある。なので、今回のコント公演、あと、2項目減らした構成にしても良かったんではないかと感じた。色々「挑戦したい」という意気込みでこの構成となったと聞いたが。コントを文章で説明するのは、無粋な感じがするので、ある意味体感してもらったほうが勿論一番よい。ただ、少し初日を観たうえで・・。「笑われる」と「笑わせる」は違う。台詞の甘噛みや、演出意図とは違う事で起こる「笑い」は「笑われる」と思ってる。きちんと意図をもったものでのアクシデントは「笑わせる」コント公演の演目の中ではある演目(バイトねた)が個人的に構成、ネタ、演者のバランス、が良かった。徐々に弱→強のネタのボケ方が無理なく、面白かった。どうしても好きな俳優さん方がやっているとそれだけで面白いと思ってしまいがち。そこは観劇する自分も注意しなくてはいけない面だとおもう。今後、「コント」をやっていくのなら「段取り」を「段取り」にみえないくらいスムーズな芝居でコントをしてほしい。私がみていたドリフターズなどのコントは毎週公開観覧収録であのクオリティのコントをやっていた。今では有名な脚本家の方が多く、ホンを書いていたと聞く。そのホンを忙しいドリフターズの皆さんはきっちり仕上げている。勿論、長くやっていたので固定の設定キャラクター(いかりや長介さんのお母さんとか)もいるが、そこも、確かな実力でのコントがあの長寿番組を作ったのだと思う。プロとしての仕事をお茶の間へ届けてくれていたんだなーと、思った。ぽこぽこクラブも、目指すところはそこまでいけると嬉しいと思ってます。23日はゲストが小沢道成さん。良い感じに丸投げされた設定をパワーでかえしてました。物販も新しいTシャツなども登場してました。
5/24
コント公演マチネ
上映会『世界と戦う準備はできてるか?』
今回日替わりゲストが出演するが、24日は佃井皆美さん。
虚構の劇団公演に客演された際、拝見しているが
やはり、とてもキュートな俳優さん。
詳しくは存じ上げないが
「オン」と「オフ」のギャップなど、とても、身体を違った意味で張った客演だった。
23日初日とゲストが出演する項目がいくつか変わってたのも面白い。
今回のコント台本、60%が渡辺芳博さん、40%が三上陽永さんが書かれたとのこと。
ホンの特徴など、観ていると何となくわかるのかもしれない。
某演目の高橋玄太さんが演じるキャラクターが何度か観ていると「メンタル強くないと結構出来ない役だな~」と昨日思った。
上映会は『世界と戦う準備はできてるか?』。
この作品は陰影の効果に驚かされた公演だったなと観返しながら思った。
心理描写など当てている光の強弱や、その光によって生まれる「影」がもう一人の登場人物のように感じる場面がいくつもあった。
今までお茶らけていた兄が急に(兄としてはずっと、計画していたことだが)
テロリストに対しての攻撃を表明する場面。
徐々に兄の影が大きくなり、恐ろしい生き物を映し出すような照明だったのが
当時もとても印象に残った。
坂本さんと高橋さんのギターと歌を合わせる場面。
なんでもないごく普通の風景なのに
とても、大切な,温かい、場面で涙が出てきた。
他の場面がみんな、しんどい中生きてるから、あの時間が泣けてきたのかもしれない。
そして、ライブの場面。
今作は杉浦一輝さんが書いたものだが、アフタートークで
色んな実話を参考にして物語が紡がれていると話していた。
そんなことを数年たってから、改めて聴く機会があってよかった。

カケコミウッタエ
日本のラジオ
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2019/05/25 (土) ~ 2019/06/02 (日)公演終了
日本のラジオ『カケコミウッタエ』@三鷹市芸術文化センター星のホール5/29マチネ観劇
太宰治の本、昔読んだ記憶があったが、観る前にもう一回読んでおけば良かった。
あと、登場人物に気持ちを置くことが難しい作品は、自分は苦手なんだとわかった。
距離を置いて観るには、自分的に準備が必要だった.
本公演は、初めてで、申し訳ない感じですが、何だろ。今日の私の体調というか、気持ちで観たのが良くなかったかも。俳優陣は、力ある人ばかりだった。舞台の流れを感じようとして自分も掴もうとしてるけど
掴めず、どんどん流れて、濁流になってぷくぷくと溺れた。
名瀬の人間ぽくない浮世感。
粕井の至極常識人の典型のような感じ。最初は。
後半の、崩れていく感じは、ぞくっとした。
嫌いではない。
可動する舞台美術。
動く俳優。
変化する感情。
もっと、私が
感じ取れたらよかったのにと。
最後、あの位置に名瀬が居るのは、張り付けられたからなのか?
何となく、そう見えた気がする