最新の観てきた!クチコミ一覧

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叫べ!生きる、黒い肌で

叫べ!生きる、黒い肌で

アブラクサス

サンモールスタジオ(東京都)

2019/05/09 (木) ~ 2019/05/12 (日)公演終了

満足度★★★★

観劇三作目です。前作に比べ演出が成長したようにも思えるが、まだまだここというところのメリハリが足りない気がする。照明使いにムラ有り。オヤジさんじゃないが、歌える人がいるというのにそれを活かさないのはもったいない。キャパとしては大きい劇場ではないので台詞マイク無しは当然だが、歌のシーンだけはやはりマイクでその世界を広げ包むことも必要では?生声だと少々粗がわかってしまい、演出の上手い切り替えもないので“聴かせる歌”にはなり切れなかったと思う。芝居も大事だが、舞台には魅力も必要だと思うが。
今まで存在の薄かった男性陣がはっきりしてきた。確かにバランスが良いとは言えないが、全体レベルは上がっている。これはプラス。
個人的に羽杏さんは押し女優さんなのだが、今回は普通の芝居が出来る女優さんで終わってしまったのが残念!彼女にはもっと難しい演じにくい役がお勧めかと。

次回作期待しております。

クイーン・エリザベス

クイーン・エリザベス

松竹

日生劇場(東京都)

2019/05/05 (日) ~ 2019/05/26 (日)公演終了

満足度★★★★

あまり期待しておらず席も倹約して2階のかなり後方だったのだが、女王の恋人役の髙木雄也さんのエッジの効いた演技、特徴のある力強い声に引き込まれてしまった。この方、Hey! Say! JUMPのメンバー。まさかのジャニーズ事務所である。縁のない方々と決めつけていてはいかんなあと反省した。

歌は全くなしのストレート・プレイ。
前半はエリザベス1世(大地真央)の有名なエピソードに一通り触れて行くスタイルである。オープニングは「ロンドン塔への幽閉」であり、最後は「スペイン無敵艦隊を迎え撃つ戦場での演説」である。そして後半は若きエセックス伯ロバート・デヴァルー(髙木)との話がほとんどである。女王の寵愛と国民的人気を過信するあまりデヴァルーは大陸派兵を強行するが成果を上げられず、アイルランド侵攻も失敗し、謀反から処刑へと破滅の道をたどる。

国務長官ウィリアム・セシル役の西岡德馬さんは声だけで圧倒的な存在感があり、芝居全体に安定感を与えていた。女王付きの女官ベス役の樹里咲穂さんの柔らかい声、身のこなしも印象に残る。

日生劇場の2階奥は音響も良く、適切な傾斜により舞台が良く見通せてお勧めだ。
80分+25分休憩+65分 = 2時間50分

慶應不思議草子

慶應不思議草子

真紅組

近鉄アート館(大阪府)

2019/05/10 (金) ~ 2019/05/12 (日)公演終了

満足度★★★★

総勢30人以上の出演者。時代は幕末。しかし今回の主役はなんとそんな時代の分かれ目に住んでいる猫たちであります。この猫たちから見た人間模様、時代が描かれる、、。

ということで、いつもより娯楽色が強くテーマ性が薄い気がした。常に鋭い人間描写を得意としてきた真紅組としてはたまにこういう軽妙・洒脱な作品もあるんだと納得。

ラストには「ええじゃないか、よいじゃないか、、、」の狂ったような踊りでこの京の明治維新を終わらせる。中岡慎太郎は出るも、一緒に殺害される坂本龍馬が名前だけの登場というのも面白い。

そして引き続き劇団員によるレビューが何曲も続く。何かファン感謝デーみたいでしたネ。たまにはこういうのもいい。

叫べ!生きる、黒い肌で

叫べ!生きる、黒い肌で

アブラクサス

サンモールスタジオ(東京都)

2019/05/09 (木) ~ 2019/05/12 (日)公演終了

満足度★★★★

物語はシバーナ(ニーナ・シモン)とビリー・ハンズベリー(ロレイン・ハンズベリー)という2人の黒人女性の交流(フィクション?)を通して描いた”反黒人差別”という人間+社会ドラマのようだ。
内容はドキュメンタリーを観るような重苦しさがあるが、回想手法と劇中歌によって演劇公演としての面白さを観せている。その視点は黒人側であるが、当時のアメリカの状況と黒人が抱いていたであろう感情は分かり易く描けていた。
できれば、差別行為がもう少し具体(視覚)的に分かると感情移入がしやすいと思うが…。
(上演時間2時間) 2019.5.13追記

ネタバレBOX

セットは段差を設け、上手側にテーブルと椅子、下手側に金モールのようなシャンデリアとピアノ。中央部は店内ステージや楽屋・控室をイメージさせる。舞台はシンプルであるが、それはセットによる物的印象よりも心象形成を大事にしたいとの表れか。

物語は、1986年から1953年へ遡行し、アフリカ系アメリカ人のシバーナ(Setsukoサン)の娘サラ・ウェイマンが祖母や叔父を訪ね、若かりし頃の母親のことを訊ねるところから始まる。シバーナは、幼い頃から黒人ではじめてのクラッシックピアニストになるための教育を受けてきたが、大学に入れずピアニストを諦め生活のために酒場でピアノを弾くことになる。そこでビリー・ハンズベリー(羽杏サン)と出会い、交流を深めることによって黒人への人種差別反対運動へ身を投じていく。その活動を通して当時のアメリカ社会における人種差別の実態が浮き彫りになっていく。タイトルにある”生きる”は、本人の生き様であると同時に、宿した”命”の生きるにも通じ、将来への希望(人種差別のない)を指すように思える。それゆえ回想シーンによって始まるのでは?

この公演は、黒人歌手の人物描写に力点を置いたのか、人種差別という社会問題に重点があるのか。もちろん、歌手である前に黒”人”であり、その境遇に不平等があれば改善運動をする。その活動は、その人の生き様であり人格そのものでもある。しかし芝居としては、人の内面心情を描くのか、その人が生きた社会環境を描くのか、その視点・力点によって脚本・演出が異なるのではないだろうか。
例えば、内面心情を描くのであれば、歌手という職業柄もっと歌うシーンを増やし、場合によってはピアノ演奏も行う。一方、黒人への人種差別反対という社会性を強調するのであれば、もっと虐げられたシーンを入れる必要があると思う。確かにレストランにおける着座の差別シーンはあったが、それ以外は台詞(選挙権なし等)によるもの。視覚に訴えることが出来る芝居の特長をもっと活かしてほしいところ。

物語の力点は判然としなかったが、シバーナという黒人女性歌手を通して1960~70年代のアメリカにおける人種差別が浮き彫りになってくる。繊細な感情表現、緻密なプロットという細微という丁寧さと同時に、骨太なテーマを据えた力作。役者はキャラクターと立場を際立たせた熱演。感情表現に濃淡がありバランス的には粗も見えるが、公演全体(脚本・演出等)の力強さが役者個々の演技にも好影響を及ぼしていたと思う。
次回公演も楽しみにしております。
「マンナカノホシゾラ」「カレーライス殺人事件」

「マンナカノホシゾラ」「カレーライス殺人事件」

しみくれ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2019/05/08 (水) ~ 2019/05/13 (月)公演終了

満足度★★★★

騙し、を主眼とする公演、団体自体の主眼なのでミステリとか好きな自分としては好みの方向性なので安心して観れる団体。

席によって見え方の異なる舞台配置で高台みたいなシーンもあるので後ろの方に陣取ると全体が観やすいかも。

小出しの情報で物語が徐々に浮き彫りになっていく過程で、こういう事かな? と推理する内容が別の情報で崩れ二転三転するのが楽しい。

何度も観たくなる芝居なのでリピート割が嬉しいし、2つの微妙にリンクする芝居のもう一方にも適用されるのもありがたい。

願わくばDVDなどの映像媒体の物販があればより嬉しい。

各登場人物の表面上の情報と裏の情報、秘密、立ち位置や状況。メモ取ったり整理したりしながら観たい。

カレーライス殺人事件とマンナカノホシゾラ、みる順序でも印象が変わるだろうけど、どちらもとても面白かった。

ネックとしては座る席によっては首が痛くなりがち(前の方に陣取ると高台が見難い)なのと、カレーライス殺人事件の方は少し暗転が長く感じました。

 何かいてもネタバレになりそうなので詳細感想はネタバレboxにて。

ネタバレBOX

 思い返しながらダラダラ書きます。

カレーライス殺人事件
 こちらから観ました。
 タイトルからミステリを想定し臨むとカレーライスを食べる=重罪、頭がおかしいという流れ。殺人か何かの隠語? 材料無くてもカレーならあり合わせでもって作れるという話からガチのカレーライスと想定、つまりはカレーライスを食べる事が重罪、それこそ人殺しにでも匹敵する世界線での話。
 山奥のペンションが舞台で質素婚に集まった数名と部外者1名での犯人探し。探偵たかしと助手みゆきによる情報の整理シーンがすごく探偵ものしてて好きだし、たかしとみゆきの関係も可愛くて好き。
 新婦が依頼人でヒロイン枠、探偵の幼なじみで結婚するのに探偵に気があるような形。望まぬ結婚?
 新郎の父が無駄に怪しいミスリード枠、早々に捜査を探偵に任せる辺り容疑者から外す。謎の花火推し。
 新婦の姉とその恋人、関係を進めたい彼氏と幸薄い感のあるお姉さん。空回りする彼氏と仕方ないなあと受け流すお姉さん、この2人の関係性も好き。あと第一発見者。
 新郎、感情暴走型、父親との関係悪い。結婚をとにかく望む。犯人の可能性皆無。
 ペンションの女主人とすっとぼけた無口系男子のシェフ、良い雰囲気、好き。身長差に萌える。事件の隠蔽が出来ないかと探偵に相談、犯人率薄い? 事件のあったペンションとして売り出すためのアリバイ作り? アリバイ自体は全員にある。
 部外者の女性、恋人の丘に来た、1人で? 怪しいけどミスリード枠とも。
 時々、鳴って光るゴーゴーチャンス、謎。ゴーゴーカレー食べたくなる、販促? 絶対違う。
 シェフ、カレーを片付ける際に髪を取る? というかウィッグ? 完全に想定外過ぎてビックリした、真剣なときは外す流儀。
 進むにつれて人間関係が見えてくる、というか探偵が新婦の兄? 気安さには兄妹感といえば言える、ただし探偵からは、ちょっと気のある友人という反応。
 犯人当てのシーン、探偵が探偵役を奪われる可哀想、だが可愛い。部外者お姉さんの独壇場、とても格好いい。
 探偵のSAN値0からの過去の記憶捏造、これによる人間関係の誤認。想定外だが納得のいく流れ、複線大事。そしてみゆきの不在、イマジナリーフレンド、マジか…素敵カップルというかコンビだけに悲しみ。
 砒素カレー事件がバックボーン、確かに冤罪率の高そうな事件だっただけに納得。まさかこの事件を機にカレーライスを食べる=重罪となった世界線の可能性?
 そして探偵の発狂、拘束されて「カレー食べちゃだめっておかしいだろっ、真剣食べ物じゃないかっ」っていうのに完全同意の共感、親近感。むしろ彼の狂気が現実とも言える。
 探偵が狂気から戻ってヒロインに「これからは頼ってくれよ」となったのに妹として認識しない事への妹の絶望感が凄いバッドエンド。
 探偵は探偵で居ない相棒を探してさ迷う中、妹のみ慟哭と嗚咽が続く大惨事。バッドエンドの中、探偵は相棒そっくりの女の子と逢うボーイミーツガール、救いはここだけ?
 席取り失敗して丘のシーン観にくかった罠。

マンナカノホシゾラ
 席取り失敗の反省を生かして観やすい位置の確保、大事。
 自堕落な兄と保護者な妹、妹発狂からの飛び降り自殺、衝撃的スタート。兄妹の掛け合い好き。
 一転、兄は編集者として山奥のペンション? にいる小説家に原稿の催促、立ち直っての就職。小説家の代表作がカレーライス殺人事件、仕事場のペンションと近所の丘がモチーフとのこと、そこが繋がるのか!
 恋人の丘は死神の丘という自殺の名所とのこと、来訪した兄は死んだはずの妹について出逢う。死者と出会う丘?
 丘では写真家と待ち人来たらずな女の子が星の話、この2人の関係が可愛い。待ち人諦めてくっつけ、とても良い雰囲気。
 女の子、どうも盲目らしい。
 ペンションに長身の黒い女の子、ゴス系? 格好可愛い、シャー! ずるい!
 イルミだかイルミナ信奉者、友達と毎年来てるとのこと。
 ペンションの雇われ女主人、年長者感だしつつ32歳だった、そしてシャーも32。
 小説家が女主人を使用人みたく扱う、シャー雇い主が小説家? かあさんと呼ぶシーンも、認識がおかしい? 母親ではないはず、妻の可能性も薄いと思う。
 丘、写真家に憧れてた青年登場。待ち人っぽいが否定、待ち人は弟で日記がみつかったとのこと、女の子ツラいなあ、写真家の先生、慰めて! 誠実で奥手感強いので厳しそうだけどもっ。
 兄の過去、冒頭の妹との関係に違和感。回想での会話の自然さ。結婚まだだけどお腹に子供、授かり婚、幸せそう。兄も幸せそう、唐突な電話、妹過呼吸、病院? 婚約者に何かが?
 描かれてないけど、旦那と子供を失って幸せだった頃に記憶が戻っている妹、ツラい。冒頭の兄妹の会話は妹に合わせての違和感か、優しさで泣きそう。それも報われなかっと事にも泣きそう。
 小説家、書けずにゴーストライター製造して新人編集殺してる説。確かにそんなヤバさある。小説家も妹見える? 小説家にも死者が見える? 正気を失った人には見えるのだろうか?
 生者と死者が入り乱れる丘?
 シャーの子、誘拐で子供を亡くしてる? 旦那もかも? 友達は村の出身、女主人と姉妹で小説家が父親?
 小説家、女主人を娘ではなく妻と認識してるわこれ。
 丘の写真家と女の子、既に死んでる? シャーの子が認識してない。それ以前に女の子を小説家が取り押さえようとして兄が居ない人が居るように振る舞うのは狂っていると、直後に妹を視認して発狂。
 シャーの子、元気に村から出た筈なのに写真家の名前呟いて丘からダイブ。写真家は死んだ夫?
 情報量が多い、整理が追いつかない。
 冒頭のシーン再演、妹のダイブなし、虚構? 兄の元に編集が原稿の催促、ゴーストライターを持ちかけあしらわれてから原稿の提出、妹のダイブ?
 編集やめて小説家になった? 妹は幻覚、幻覚の妹に合わせて対応? 妹ダイブしてるから妹の行動はループしている可能性、兄さんつらいなこれ…
「マンナカノホシゾラ」「カレーライス殺人事件」

「マンナカノホシゾラ」「カレーライス殺人事件」

しみくれ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2019/05/08 (水) ~ 2019/05/13 (月)公演終了

満足度★★★★★

「マンナカノホシゾラ」
過去にとらわれ、小説を書くことができなかったたかし。促されたことにより書きはじめるが、どうしてもとある出来事のことを書いてしまう…というのが、大筋でした。丘の上で繰り広げられる関係が甘酸っぱすぎて、やきもき。

ネタバレBOX

過去と現代が混ざり、さらには「イマジナリーフレンド(想像上の友達)」まで頻繁に出てくるので、わりと人物の繋がりに気付きづらいかと。出演の方々にお話を伺ったところ、丘の上にいる3人は過去の出来事を示しているとのこと。
「マンナカノホシゾラ」「カレーライス殺人事件」

「マンナカノホシゾラ」「カレーライス殺人事件」

しみくれ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2019/05/08 (水) ~ 2019/05/13 (月)公演終了

満足度★★★★★

「カレーライス殺人事件」
タイトルからして、ミステリーなんだとは思っていました。ただ、しみくれの物語で、そんなストレートなミステリーやるわけはないと思いまして、はてどんな味付けになっているかと興味深く観ていました。

ネタバレBOX

物語に登場するのは、現実に発生した「和歌山毒物カレー事件」の関係者たち。その生い立ちが語られた瞬間、私の涙腺が決壊しました。あの事件のことは、今でも覚えているので。
毎日毎日、加害者(私は容疑者だと思いますが)である夫妻に対する苛烈な取材攻勢。それを垂れ流すメディアに対して、恐怖すら覚えたものです。
今回のお話で、加害者の子どもたちが出てきますが、「犯罪者の家族」に対する人権の保護されなさは日本の闇の深さを意味しています。アメリカみたいに、証人保護プログラムがあれば、皆人生が狂わなかっただろうにと思わざるをえません。
きく

きく

エンニュイ

SCOOL(東京都)

2019/05/08 (水) ~ 2019/05/12 (日)公演終了

満足度★★★★

ビル5階の狭小空間SCOOLで役者9名のモノローグとくっ喋りとムーブやゲームを見た。向い合せに高低2タイプのパイプ椅子が間隔を置いて2列並び、空いた側の壁には一列椅子が並ぶが後者が実は俳優がずらり座っている。一人がおもむろに口を開くと開演。ちょうどキャンプファイアで自分の事を語り合うようなモードで、他者の話を「きく」行為・態度についての検証材料が展開する。この「告白」モードでの語りには、人のプライバシーを覗くちょっとしたわくわく感があり、それへのリアクション、薀蓄や話題の転換などネタ的には面白く見られるが、作り手が選択した仮説へと収斂して行くものがなく、云わば検証材料陳列になっている。
これらがまるで即興のような臨場感で表現されるのは興味深い。パンフに書かれているとおり製作過程で俳優個々が持ち込んだ素材が活用されているのだろう、俳優らは彼ら自身として存在し、与えられた役を演じているようには見えない。台詞の流れは最終的には即興でなく決定稿となったと思われるが、「作りこまれた」ように見えないのは作品というよりワークインプログレスの発表に近い。作り手は作品として提示したに違いないが内容はそういうものに思えた。
俳優が演じやすい俳優個人としてありながら、つまり出し物としての作為性が比較的薄いものでありながら、狭小空間の利点と考えてか客に介入する(舞台をはみ出る)部分が時折ある。しかしこれが不遜な印象を与えなくもない。作為的に堅固に作られたものの上で「遊ぶ」のは(戻るべき場所があるので)有りだが、あやふやな土台の上で客に介入すると自信の無さの裏返し(本人的には積極的介入?)にみえてしまう。
出し物として面白い場面、秀逸な局面は多々あったが、作品にまとめ切れなかった印象が残る。

無敵望遠鏡

無敵望遠鏡

宇宙食堂

吉祥寺シアター(東京都)

2019/05/09 (木) ~ 2019/05/14 (火)公演終了

満足度★★★

劇場2階ロビーの展示物を見て、宇宙モノ専門の演劇ユニットへの期待が高くなりすぎたせいか、本編は後半までなかなかノリきれず。

「マンナカノホシゾラ」「カレーライス殺人事件」

「マンナカノホシゾラ」「カレーライス殺人事件」

しみくれ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2019/05/08 (水) ~ 2019/05/13 (月)公演終了

満足度★★★★★

マンナカノホシゾラを観劇しました!
なんだか、自分に当てはまることも多く、かつ、とても考えさせられる題材だったため、非常に面白かったです!
1回で理解しきれなかった部分も多いのですが、幸い台本が売っていた為、ついつい購入してしまいました。
私は今回しか行けなかったのですが、機会があれば、2度3度観劇することをお勧めします!
再演も是非して欲しい、そんな舞台でした!

笑う門には福来たる〜女興行師 吉本せい〜

笑う門には福来たる〜女興行師 吉本せい〜

松竹

大阪松竹座(大阪府)

2019/05/03 (金) ~ 2019/05/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

すごく良かった。

ハッピー・new・メリークリスマス

ハッピー・new・メリークリスマス

劇団マリーシア兄弟

Geki地下Liberty(東京都)

2019/05/09 (木) ~ 2019/05/12 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2019/05/10 (金) 15:00

罪状も理由も違う6人の囚人たち。
そのうち4人が、会いたい人に会いに行くため脱獄を計る。
でもだからって穴を掘るとは・・・とってもクラシック(笑)
伝説の大泥棒の謎解きと、テンポ良く繰り出される台詞が魅力。
あと少し台詞を絞ったら、もっとキャラが立って
光る台詞がいくつもあったのが惜しい。

ネタバレBOX

真黒な布団と枕が並んだ大人の修学旅行のような部屋。
どこか古風な名前を持つ6人の囚人のうち、
4人は今日も脱獄目指して穴を掘っている。
中でもスリ(佐々木祐磨)は、毎年4月1日には
脱獄してママに会いに行くと決めている、リーダー格。
彼に従うのは逃がし屋(キヒラユウキ)、結婚詐欺師(貝原伶)、
こそ泥(土屋洋樹)、と若干小物感漂うちょっと危うい3人。
そこへサンタの格好をした模範囚の空巣(大浦力)が登場。
冷やかに見守る金庫破り(森山匡史)は「やめとけ」と言うが
果たして脱獄は成功するのか・・・?

佐々木祐磨さんの台詞はテンポもキレもあって説得力がある。
強いキャラが中心になって周囲が絡みやすくなっているのを感じた。

伝説の大泥棒の存在がとても面白かった。
映画「ユージュアル・サスペクツ」の絡みも効いている。
足を引きずっていた彼が次第に普通に歩いて行くラストは
広いスペースでゆっくり魅せて欲しかった気がする。

愛すべき6人の囚人たちが、何故犯罪者になってしまったのかを
ニックネーム→罪を犯した理由→捕まった理由→脱獄の理由・・・みたいに
ストレートなプロフィール紹介の方が、一人ひとり印象に残ると思う。

囚人たちの一つひとつのエピソードに、何らかの形でカイザーが関与しており
彼らの人生を狂わせてしまったという贖罪の気持ちから
“脱獄できるのにしない”で彼らを見守っているのだとしたら、
これはもうホロリどころか号泣ものだ。
金庫破りの森山匡史さんがキャラにはまって面白かった。

マリーシアはどんどん面白くなっている劇団で、最新作がいつも一番面白い。
再演するからにはバージョンアップが期待されるような劇団になっている。
ハードルが上がったことを楽しんで、面白いものを書いてください、三三さん!
次の作品も楽しみにしています。







フィナーレもしくはバースディ

フィナーレもしくはバースディ

劇団芸優座

調布市文化会館たづくり・くすのきホール(東京都)

2019/05/10 (金) ~ 2019/05/11 (土)公演終了

満足度★★★★

3話のオムニバスで2時間超えの尺に10分の休憩ありっす

老いというものに気づきを与える作品郡でした
聞き取りやすい台詞に
理解はし易いんだがチョイ古めの感じの脚本は
演劇鑑賞の入門と考えると満点ながら
チョイ物足りなさも感じるものでありましたわ

ネタバレBOX

#1 高齢頑固親父の自動車運転免許返納話=リア王に準えて(^-^;)
#2 認知症で施設に入っていた母親が周囲の援助で余命幾ばくも無い娘に会う話
#3 アルツハイマー型の症状を進行させる主人公を軸にとまどう周囲の反応等の話

しかし#1の自動車運転話は50年無事故無違反だったからと過去を誇ってたが
50年も経ったんだから衰えてきてるのを自覚しつつも認めないのは ねぇ
まぁラストは自損事故にて娘夫婦の車まで壊してしまって・・免許返納するわ
というコメディ落ちでしたが
”ファミリータイズ”の「家の前にある電信柱がこっちに向かって突っ込んできたんだ」という
台詞をおもいだしたなぁ~(^-^) 事故を起こす人の認識はこんなモノですよね
#2は いまいちな感あったかなー 記憶は匂いとか音で蘇るとかにした方が
などと思ったりしたですね
#3・・・認知症が徐々に進行する様子を本人視点で上手に見せてたかなぁ と
ただ今風なら困惑したままでなく 対象者の病状を正しく認識して
孫がスマホで検索した対処を読み上げて実行してゆくなどという表現も
あってよかったのでは~などとも思えたデス
ウチではTVのリモコンとか財布が無いというと
冷蔵庫に入ってるかなぁ~と冗談を言ってみたりします・・・(^-^;)

最終的な観客の入りは70%ぐらいかな
若い方と高齢者の二極化してる感じの観客様相でした
やや女性が多かったかな

時々に挟む地元調布の町名などに
隣のご夫婦が朗らかに反応されていました
改訂版「埒もなく汚れなく」

改訂版「埒もなく汚れなく」

オフィスコットーネ

シアター711(東京都)

2019/05/09 (木) ~ 2019/05/19 (日)公演終了

満足度★★★★

7人しか出て来ない舞台とは思えないくらい、圧倒的演技を見ることが出来ました。

夫婦のぶつかり愛が小劇場の良さを生かして観ることができます。

そんなもんじゃない

そんなもんじゃない

ナツミガキタ

ギャラリーしあん(東京都)

2019/05/11 (土) ~ 2019/05/12 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/05/11 (土) 15:30

価格2,000円

無自覚の悪意、がよく表現できていた。作・演出そして主演をこなした長谷川なつみさんはかれこれ5年ほど見ているが、今回の演技が一番良iい。彼女の中に潜伏していた芝居の怪物が遂に覚醒し姿を現した、と言っても過言ではないであろう

ネタバレBOX

キャスト変更等、色々あったみたいだが、結果的には良かったと思う
叫べ!生きる、黒い肌で

叫べ!生きる、黒い肌で

アブラクサス

サンモールスタジオ(東京都)

2019/05/09 (木) ~ 2019/05/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

観てきました‼️
歌も芝居もストーリーも、良かった🎵
人生とは…考えてしまいました(笑)

無敵望遠鏡

無敵望遠鏡

宇宙食堂

吉祥寺シアター(東京都)

2019/05/09 (木) ~ 2019/05/14 (火)公演終了

満足度★★★

ファンタジーな冒険ものに宇宙テイストを付けた話かな
悪くはないのだが
細かな説明や設定の部分が舞台上で抜けてる感があり
画竜点睛をチョコチョコ欠いたように思えたデス

服のデザインとか前説とか
なかなか力が入ってて楽しめたりしたんだが
う~ん残念感あったなぁ・・と
約2時間の作品

前説さんは楽しかった~♪

ネタバレBOX

閉鎖された世界が救いを求めて生贄の呈を装い
故郷に救いを求める話なんだが
衛星の上のドーム都市と
各衛星国家とかの区別が作中で曖昧な感じに受け取れた
折角のSF設定が薄くて
星ということで期待していた軌道エレベーターやら
マスドライバーとか いろいろな設定SFものが抜けてたなぁーとも

無事に地球に辿り着けて再会した主人公とヒロインさんですが
地球と各木星の衛星国家との繋がりが描かれず
(手助けしたい地球と救いを求め手を伸ばす衛星国家とか説明が無いわね)
ただ地球に辿り着けばオールオッケーって安易が過ぎるわねぇ・・・・
月の基地とかラグランジュポイントの基地とか
軌道エレベーターとかあるだろうに
辿り着く地点が海岸って・・・なんかなぁ~って感じたですよ

服とか中世っぽさなファンタジーは
世界観的には「宇宙英雄物語」を思い出したし
飛行レースは「スチームボーイ」なんかが近いかねぇとか感じたっす
あぁ「ロケッティア」の方が服とかも もっと似てる感じかなー

まぁ細かい世界観とか説明はパンフレットとかにあるのかもしれないが
舞台上で表現されないと空想・妄想の膨らませ方がわからんデスじゃ

木星いうたら
ジュピターゴーストとか出てきたりしたら面白かったかなー

望遠鏡をタイトルに加えながら
いまひとつキーアイテムにならなかった感じもしました
=長谷川祐一氏の短編漫画で
亡くなった恋人との幸せな時間を見るために
光の届く先に来て過去の自分達の姿を見続けるというSFあったが
この方が望遠鏡のらしさが良く出てたなぁとか思い出しましたわい
ホモ・アルス~自動人生でワクワクするの?~

ホモ・アルス~自動人生でワクワクするの?~

E.G.WORLD

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2019/05/03 (金) ~ 2019/05/05 (日)公演終了

多くの人が知っているお話を、なるほどそんなこともあったかもしれないねと見せてしまう舞台でしたが、ブラックコメディと言われても笑えないと言うか・・・
受付をしていた方が時間になると舞台に立っていたので驚きました。

私の娘でいて欲しい

私の娘でいて欲しい

劇団皇帝ケチャップ

浅草九劇(東京都)

2019/04/27 (土) ~ 2019/04/29 (月)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/04/28 (日)

28日に15時30分のヒマワリ(G列15番)と19時30分のバラ(F列14番)を観劇。

正直に言えば吉岡作品の良い所と悪い所が如実に顕れた感じ。
良い所は会話の巧みさで、初めて観た「水面の月、揺れる、揺れる」(2014年9月)以来お馴染みのウイットに富み、なおかつ自然なやりとりはいかにもありそ。
が、その会話にあまり間がないため、ただ流れてしまうのが非常に惜しい。ところどころ微かにでも間を取ってメリハリを付ければもっと良いのに。
(何だかこれ、ほぼ毎回感じているような……)

また、構造として時制が3つあり、その中でも多少の前後があることと、人間関係がちょっと込み入っていて、当日パンフレットの人物説明に目を通して臨んでも覚えきれずに「あれは誰だっけ?」になってしまうのも欠点と言えば欠点。(え、σ(^-^) の記憶力・理解力の問題?(爆))

とはいえダブルキャストの両方を観たので。2回目にはきちんと把握できたので結果オーライ?

その結果、クライマックスでの14歳の主人公の試煉(?)と決断にかつて読んだ児童文学(山中恒とか)に通ずるものを感じた。

あと、改めてコメディには状況設定自体が可笑しいもの(いわゆるシット・コム)と会話の妙で笑わせるものがあるのだな、と認識した。(皇帝ケチャップのコメディは後者ね)

New Musical『Color of Life カラー・オブ・ライフ』

New Musical『Color of Life カラー・オブ・ライフ』

ワタナベエンターテインメント

DDD AOYAMA CROSS THEATER(東京都)

2019/05/01 (水) ~ 2019/05/27 (月)公演終了

満足度★★★★

シンプルなセットなのに、パイプ椅子が色々表情を変えるのが面白かったです。おお!そんなものになったりするのか!
偶然出会った二人が心を通い合わせていくのを応援したくなる舞台でした。

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