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しっくハックじゃーにー

しっくハックじゃーにー

NICO×frogs produce #関西の役者が踊ってみた

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2025/07/31 (木) ~ 2025/08/03 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

めちゃくちゃ楽しいエンタメです!
主宰の植松ゆきさんのパワーが全開の舞台!
毎回ダンス✖️ダンス✖️芝居の作品で、キャストの魅力が溢れ出てます!
本編だけでなく、アフイベもしっかり準備しているし、ニコフロメンバーやサポートスタッフがいる物販スペースも良くて、お客さんを楽しませようという気持ちが伝わってきました!
子供達に観て欲しいですね!

シブヤデマチマショウ

シブヤデマチマショウ

Bunkamura

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2025/08/01 (金) ~ 2025/08/03 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/08/02 (土) 18:00

渋谷と歌舞伎町タワーを、面白可笑しく揶揄していて、くだらなかった。
演技だけでなくパフォーマンスも良かった。

ミュージカル『えんとつ町のプペル』

ミュージカル『えんとつ町のプペル』

株式会社 CHIMNEY TOWN

KAAT神奈川芸術劇場・ホール(神奈川県)

2025/08/09 (土) ~ 2025/08/30 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

鑑賞日2025/08/08 (金) 14:00

公開ゲネプロ。約110分。休憩なし。

ウルトラマリンたち

ウルトラマリンたち

排気口

OFF OFFシアター(東京都)

2025/08/07 (木) ~ 2025/08/11 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

開演前のエンドレスで掛かる客入れSE曲が良かった。美しく静かに滅んでいく感じ。どうせ滅ぶんなら穏やかにいこう。
目茶苦茶に暑い夏、求めるものはクーラーの冷風だけ。
主演の椀(わん)ちゃん役・中村ボリさんは発声が藤子キャラ。ボリボリ先生名義でイラストも。このやたら見かけるイラストはこの方発だったか。

都営団地に暮らす母子。パートと年金でやり繰りする母親(わかまどかさん)と27になっても働けない娘(中村ボリさん)。娘には長年の大切なぬいぐるみの友達(佐藤暉〈あきら〉氏&安藤るいさん)がいて、ROCKを語る謎のおっさん(坂本ヤマト氏)とも最近知り合った。
うっすら焚かれたスモークのようにぼんやりとした四年間が綴られる。ふと訪れる中村ボリさんと水元琴美さん二人による必見の名シーン。誰の心にも届く狙いすました美しい痛み。ここだけで観に行く価値は十分ある。

The ピーズ 「このままでいよう」

夢でも見ているような 煙突の中にいるような
まるで気持ちがいいから このままでいよう
嫌われてくのは辛い 忘れられてくのは辛い
でも僕は何もできない このままでいよう

作演出の菊地穂波氏のことを実はずっと女性だと思っていた。
忘れてたいろんな記憶が痛み出す。大人になる、社会人になるということはアリバイ(肩書)を手にすることなんだ。アリバイ(言い訳)さえあれば普通の人間の振りが出来る。中身は全く何も変わっちゃいなくても。ただそれだけのことなんだ。
今回一回くらい観とくか的な軽い気持ちで観たが次作も普通に気になっている。どんな心象風景の中に誘い込まれてゆくのか?
是非観に行って頂きたい。

ネタバレBOX

前半1/3は「ああ、この系か。常連客相手の長尺コントか。」と高を括っていたが、母親のパートの同僚でヨガを教えに来た女子大生・水元琴美さんの来訪から不穏な空気が充満し出す。この人はヤバイ。足が妙に小さい。チェックのワンピースから斜め掛けバッグから不穏。更に訪れるのはひきこもり相談支援員の松井瑞季氏。NON STYLE石田明とナイツ土屋伸之を足したようなマルチ商法顔。クスリをキメて一人ニヤニヤ、まるでこの世はBAD TRIPじゃないか。

筋肉少女帯 「悲しきダメ人間」

駄目な僕と駄目な君が御主人様と犬になって
お散歩に行くにしても行くあてはないのだから
海にロケットを見に行く人の混雑にまぎれはぐれちゃうよ
それきり逢えない

個人的好みとしてはイルカ(安藤るいさん)、シロクマ(佐藤暉氏)、大将(坂本ヤマト氏)の笑いの感じが好きじゃない。大将のキャラはガチガチの参政党支持者とかセカイ系陰謀論者とかリアルな病みが欲しいところ。(とは言え会場ではどっかんどっかん受けていた)。

就職活動に追われるレミコちゃん(水元琴美さん)、久し振りに椀ちゃん(中村ボリさん)の家に顔を出す。小遣い稼ぎに母(わかまどかさん)にヨガを教える名目。椀ちゃんはレミコちゃんと花火大会に行きたいのだがなかなかそれを伝えられずにいる。古いiPodにイヤホンを繋げて片耳ずつ二人で聴くことに。流れるのはビートルズの「 I Want to Hold Your Hand」(邦題「抱きしめたい」)。ふと何かを思うレミコちゃんは「私もうここには二度と来れないけれど、椀ちゃんは今日の事を絶対に忘れないでね」と言う。「私はきっとすぐに忘れてしまうのだろうけれど、椀ちゃんは絶対にずっと覚えていてね」と。

BJCの「fifteen」を初めて聴いたあの日の事を想い出す。
「さよならノーチラス号」/「ナナメウシロのカムパネルラ」

「さよならノーチラス号」/「ナナメウシロのカムパネルラ」

演劇集団キャラメルボックス

サンシャイン劇場(東京都)

2025/07/20 (日) ~ 2025/07/27 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2025/07/20 (日) 13:00

価格8,000円

7月20日〈日〉13時公演を鑑賞。

とてもクオリティーの高い劇でした。
超一流の脚本、役者さん、スタッフさんたちでした。

借金取りから逃れるために、隠れて住む家族。
その家族たちと離れて暮らす男の子が主人公です。
学校が夏休みになったので、離れて暮らす家族の元へ、主人公の男の子が訪ねていきます。
そこでさまざまな出来事がおこります。

この夏休み中のさまざまな出来事。
さまざまな想いや体験・交流を、ノーチラス号の模型に詰め込んでいるのだと感じました。

犬が言葉をしゃべる…という設定ですが、役者さんが上手なために、まったく違和感ありませんでした。

舞台挨拶で、脚本家の成井豊さんを初めて拝見しました。
尊敬する方だったので、感激しました。
昨年再演されたのに見逃した『ミスター・ムーンライト』を、ぜひまた再演していただきたいと思います。

蟹工船

蟹工船

劇団俳優難民組合

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2025/08/07 (木) ~ 2025/08/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2025/08/07 (木) 14:00

価格4,000円

初演、観劇いたしました。
劇空間へ降りる地下への階段から、これから始まる芝居への期待感が感じられました。

まるで「蟹工船」へ乗り込む工員の様な胸騒ぎにも似た感覚を覚えました。

天上から吊り下がっているカゴの中には、赤ではなく白いカニ足の様な発泡スチロールの紐状の物体が…。

芝居が進むに連れてその白い発泡スチロールの物体は「カニ」へと姿を変え、匂いすら感じられるかの様なリアルな存在へと見事に変貌していきます。

この劇空間を上手く使った“演出と美術”がとても素晴らしかったです。

台詞がそもそも東北弁訛りなのとコンクリート打ちはなしの壁からの反響もあってか、一部台詞が聴き取りずらかったのが残念でした。

ですが、演劇としての“完成度”がとても高い作品でした。
改めて最終日に最前列で観劇する予定です。

セピア色の乙女たち

セピア色の乙女たち

藍星良Produce

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2025/08/06 (水) ~ 2025/08/11 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

 椿組を拝見。

ネタバレBOX

 舞台美術も中々手の込んだものでグー。開演前には「林檎追分」や「ふるさと」のメロディーやダンモが流され中々良いムードを醸し出していた。然しオープニング早々、ぶっ壊れた日本語のオンパレード、ピーチクパーチク囀るような甲高い声がこれらの雰囲気を完全にぶっ壊した。な~~んだ! と絶望仕掛けたのも束の間。物語が実際に展開するのは現代である。が、それは入れ子細工の如く昭和元年生まれの祖母の大学時代、即ち太平洋戦争で大日本帝国が劣勢に陥り学徒出陣が強制される時代直前から原爆投下で決定的敗北を見、体験させられ、満州へ渡っていた祖母の母の訃報を受けた敗戦直後迄の、折角東京の大学に受かり就学したものの曲がりなりにも授業を受けることが出来たのは最初の1年、後は勤労動員され銃後の補佐役として事務職に徴用され、飢えとファシズムの要求するもろもろの規制に、偶々極めてリベラルで至極真っ当な寮長及び寮母らの甲斐甲斐しく理知的で人間的な対応に救われつつも、大空襲後の東京都下に広がる惨憺たる有様を目撃し、その余りのショックに絶望の淵に沈み掛けながらも、何とか前を向こうと孤児と化した子供たちに最後に残っていた梅干しを全部上げてしまった寮母と共に、壺の底に残っていた梅干しの汁を啜って現直しを図り一縷の光明を見出すなど等身大のリアルを戦争を体験し体験談を語った祖母の孫が出演する舞台作品として、脚本家が見事に紡いだシナリオを只管生きぬく演者達のストレートで真摯な演技が表現するという形で実現する。
 この単純だが効果的な仕掛けによって今作は心に沁みる作品として成立した。良い舞台である。実際敗戦後長い間、傷痍軍人は盛り場や人々の多く集まる上野公園等で街角に立ち、物乞いをしていた。その姿は1952年生まれの自分も散々見て来た。今作は池袋北口辺りがその場所として登場する。
蟹工船

蟹工船

劇団俳優難民組合

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2025/08/07 (木) ~ 2025/08/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

今の時代に、プロレタリア文学として有名な「蟹工船」(1929年出版)をどのような観点で描くのか興味があった。この小説は ずいぶん前、たぶん高校生の時に読んだと思う。フライヤーに「歴史的文学に挑む、ハイナン渾身の新作!」とあり、内容的には ほぼ原作通りのようだ。ただ、物語の中で ある場面を強調することで、昭和100年 戦後80年の背景が浮かび上がる。特定の金持ちが蟹漁の競争をする、それは領海を超えてといった欲が政府(国)を巻き込んでいく。漁場の確保=領土拡大へ、それが戦争に繋がるよう。そこに劇団 俳優難民組合の独創性を感じる。

本作は、「蟹工船」という閉鎖された状況下で、劣悪な労働を強いらされた労働者が団結して…そんな内容である。フライヤーにある「おぃ、地獄さぃぐんだで」は、「蟹工船」そのものであり、その船底は労働者の溜まり場(通称=糞壺)。物語は 特定の主人公がいるわけではなく、酷使される貧しい労働者という群像。そこでの会話は労働者の愚痴、憤り、怒りといった本音。それを役者は、板に座り低い位置で俯き加減で朴訥に喋る。しかも方言交じりだから聞き取りにくい。リアルを追求した表現(演技)だが、労働者の本音が解らないのは惜しい。かと言って、監督者が目を光らせており、声高ましてや激昂など出来ない。しかし、この場面だけでも工夫が必要だと思う。蟹の漁獲や缶詰加工などの 作業中の台詞はしっかり聞こえるが…。

ウエストエンドスタジオでの上演が良い。地下 劇場で周りはコンクリートが剥き出し。そこへ蟹工船の母船を作り出す。天井には水揚げされた蟹網。蟹漁の労働者だけではなく、船の料理人も忙しい。劇場の階段の上り下りが その過重労働を現わしている。勿論、船長や船医といった乗組員も非人道的な扱いを受けている。労働問題は いつの時代にも課題を孕み、この過重労働は 後々 別の労働形態で過労死を生じさせ、今またハラスメントという問題が…。
謳い文句にある「歴史的文学に挑む」は、過去の過酷な労働と それに対する抗議行動、それを芝居として生々しく演じ、リアルな群衆を描き出した好作品。
(上演時間2時間10分 途中休憩10分 計2時間20分)

ネタバレBOX

舞台美術は、中央に階段状の作業台や帆柱、天井には網籠に入った蟹(発泡スチロール?)、正面上部に操舵室で、蟹工船内をリアルに再現している。上演すると網籠を降ろし他の籠に移し変え 缶詰加工の作業をする。

昭和初期、オホーツク海で蟹を獲り缶詰に加工する蟹工船、船主は 乗組員たちに過酷な労働を強いて暴利を貪っていた。人権を無視し、不衛生な環境・長時間労働を強制する現場監督、その状況を緊張感と臨場感をもって描き出す。この「資本と労働」という普遍的なテーマを書いた小説を、生身の役者によって見事に舞台化した力作。群衆劇であるから、主人公たる労働者1人ひとりの背景なり性格は詳しく描かれていない。しかし、未組織の労働者が 資本家に対峙する1つの集団(団結)を形成するためには、もう少し個々の人物像を立ち上げて、小説(文字)とは違った醍醐味を味わわせて欲しかった。

人権の剝奪は、船底(糞壺)で語られる。例えば、鉄道敷設や炭鉱等でも行われており、色んな現場で労働者が虐げられていると。この酷い話が、問題の深刻さと広がりを思わせる。一方 監督像は資本の象徴であり、見て見ぬふりの船長や船医は日和見主義者を分かり易く立ち上げている。人物(像)造形において、何となく濃淡があったように思えた。

演出は、波や風(特に暴風雨)の音で海上を容易に連想させる。その逃げ場のない 閉鎖された世界にいることが不安と恐怖を煽る。また監督者がバケツを棍棒で叩く音が場内に響きわたり、それだけで威圧された気になる。今から約100年前のリアルな情景を眼前で観た ような気がする。
次回公演も楽しみにしております。
#VALUE!

#VALUE!

avenir'e

OFF OFFシアター(東京都)

2025/07/23 (水) ~ 2025/07/27 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/07/25 (金) 14:00

情報量過多というかσ(^-^) には受け取れきれないほどの内容だったので未整理ながらとりあえず。
AIと人間の三角関係的な「デジタル怪談」の印象だが、2年前の初演(未見)に人間ドラマ的なものを加えて上演時間も30分長くなった(アフタートークより)とのこと。初演はどんだけコワかった(不気味だった?)んだか?(笑)
また、いくつかの会話/台詞が非常に論理的に感じられたが、それは ChatGPT が会話の一部を創った(アフタートークより)ことによるものか? そしてそれが終盤で明かされる「あること」の伏線になっているのがスゴい。
あと、劇中の「医療用AI」と「家庭用AI」では人間との受け答えから「世代が違う」ものなのだろうなぁ、などと思いながら観るのも一興。

セピア色の乙女たち

セピア色の乙女たち

藍星良Produce

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2025/08/06 (水) ~ 2025/08/11 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

椿組を観劇しました。
演劇と戦争をリンクさせた内容でしたが、とても良かったです。
全体的に楽しい雰囲気で戦争の壮絶さは抑えられている印象でしたが、それ故に観易かったです。
改めて、戦争で亡くなってしまった人への敬意と、今の平和が本当に有り難いと思いました。
生き生きと演じる役者さん達は、皆が魅力的でした。
良い舞台でした!

ウルトラマリンたち

ウルトラマリンたち

排気口

OFF OFFシアター(東京都)

2025/08/07 (木) ~ 2025/08/11 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

楽しかった!排気口お得意のケラケラくだらなさの妙に笑って吹いてやがて...排気口の裏切らない面白さの造りはそのままに過去自分が観てきた排気口作品の中で最も真っ直ぐな話だなと感じた...物語の様相、現在地とはまた別にとても爽やかな余韻。オススメ!

『残響』

『残響』

白狐舎、下北澤姉妹社、演劇実験室∴紅王国

シアター711(東京都)

2025/08/06 (水) ~ 2025/08/12 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

面白い。説明にある「2022年7月に起こった安倍晋三元首相銃撃事件をモチーフに」とあるが、銃撃犯とその周辺の人間模様を通して、現代日本が抱える課題や問題を浮き彫りにする。淡々とした日常に潜む得体の知れない狂気が不気味だ。

少しネタバレするが、実際に起訴された山上徹也被告を 物語では山中徹とし、60年代に東京多摩地区に建てられた団地群に住んでいる としている。そこは横田基地の飛行音に悩まされている。また近年は住民の高齢化が進み、少子化も相まって居住者が減っている。住民たちはバブル期に就職した者、氷河期で就職できず非正規労働やバイト等といった暮らし向きの違いも描く。

実際の銃撃事件、ニュース等では 宗教団体への献金が背景にあると言われている。物語でも宗教団体への献金やマルチ商法が描かれ、人の精神的な弱みに付け込んだ行為ー「信じることは病」が痛々しく紡がれる。公演では、事件の動機と同時に 先に記した問題等を巧みに織り込み 政治への不信を描く。問題や課題の解決は、政治家ー首相が舵取りをしており、その矛先を個人的な恨み辛みに止まらず幅広く、奥深く捉えているところが好い。
(上演時間1時間50分 休憩なし) 

ネタバレBOX

舞台美術は、中央に回転壁を設え 場面に応じて回転させ 、団地の301号室と401号室を現す。どちらの部屋にも水槽があり、蛍の幼虫を飼育している。団地の住民有志(蛍会)で 毎年 蛍の放流をしており、登場人物は緩く繋がっている。最近はPFASによる水質汚染の懸念もある。

登場人物は、団地の管理人夫婦 山中実、真紀、301号室の同棲カップル 野村拓海、神田響子、響子の母 雅子、401号室の山中徹とその妹 かおる。真紀は癌闘病中で夫と穏やかな暮らし。拓海は非正規社員、響子はアルバイトで経済的に不安定。そして雅子がマルチ商法にはまって浄水器を娘に売ろうとしている。また 徹の不審な行動、それを心配した かおるが たびたび部屋にやってくる。

徹や かおるの母は登場しないが、或る宗教を妄信しており 団体へ多額の献金(=徳を積む)をしており、子供たちの生活を顧みない。2人は進学を諦め非正規社員やアルバイトとして生計を立てている。響子が、母からもらった どんな病気にも効く水(浄水器)のパンフレットを窓から投げ捨てた。それを空から降ってきた啓示として 真紀は縋った。信じる者は、本当に救われるのだろうか?公演では逆に「信じることは病」だと。銃殺された政治家と宗教団体との繋がりは明らかにされない。一方、環境問題や非正規雇用、高齢化や少子化といった政治課題を点描することで、日常に潜む不平・不満を炙り出す。

演出は、衣裳替えをすることで季節の移ろい-時間の流れを表し 蛍の成長(放流)へ重ねる。そしてラストの銃声と閃光が鮮烈な印象を与える。
次回公演も楽しみにしております。

『残響』

『残響』

白狐舎、下北澤姉妹社、演劇実験室∴紅王国

シアター711(東京都)

2025/08/06 (水) ~ 2025/08/12 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

事実を基にした舞台はなかなかしんどい。
事件を知ってはいたが、氷河期とか非正規とかも知ってはいたが、何もしてこなかったなあと思ってしまうから。どうしたら良かったんだろう。

蟹工船

蟹工船

劇団俳優難民組合

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2025/08/07 (木) ~ 2025/08/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

いのちの躍動が素晴らしかったです!全体として、わざとらしくないやりとりに好感が持てました。

観客の皆様が客席に入っている状況で「台詞が聞こえない」というクレーム?を入れておられた品のない方がおられましたが、大切にされたものがあったゆえのことと思いますので、作品テーマ同様、皆様がやりたい表現をブラさずにやり通して欲しいです。私は、大切なあり方を守るためなら、演劇のタブーすら貫く姿勢を含めてすごく好きな演出でした。言葉を追うのではなく、蟹工船の現場に居合わせたような緊張感と興奮を味わうための舞台だと感じました。

32軍壕へ メンソーレ

32軍壕へ メンソーレ

沖縄俳優部

劇場MOMO(東京都)

2025/08/06 (水) ~ 2025/08/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

沖縄が強く感じられた作品でした
米軍の沖縄占領戦や
当時の雰囲気とかが伝わってきた
1時間40分の作品
一部指定席あり
沖縄方言は本当にわからんかった
基本素舞台なぶん
衣装とかは凝ってたと感心しきり

ネタバレBOX

開演前のBGMとかも沖縄民謡だったし
踊りとかも説明が良かった
足の動きで地を清め
上げた腕で天をかき混ぜるとか
沖縄京劇の方は衣装もさることながら
握り拳の握り方とかも格闘技経験者さんかな
Goodでありました
作品舞台は2028年で
念願だった首里城地下の司令部が見学解放されて
そのガイド練習してた主人公が
地下壕の亡霊たちとドタバタしながら
綺麗に物語をまとめてみせてくれました
マブイ入れたり
自決用手榴弾の作動方法もリアルで
チョイと銃器マニアの毛のある自分には
嬉しかったな
蟹工船

蟹工船

劇団俳優難民組合

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2025/08/07 (木) ~ 2025/08/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

すばらしかったです。まず舞台装置がすばらしかったです。劇場内に蟹工船をつくってしまうあたり「すごい!」です。あと、最前列の観客の眼の前で演技が繰り広げられたのには「そうきたか!」でした。ちなみに食事のシーンではみんなちゃんとご飯食べてましたね^^ 脚本ですが、小林多喜二をリスペクトされているのか大きな脚色もなく原作にすごく忠実で観ていてすごく安心感がありました。ただ、役者さんのセリフが聞き取りにくいところが多々あったかな…と。もしかしたら劇場の問題なのかもしれませんが原作を知らない人には話のストーリーが追いづらかったかな…と。

ワイルド蛍をつかまえろ/寿司の女

ワイルド蛍をつかまえろ/寿司の女

岡本セキユ☆シングル芝居

早稲田小劇場どらま館(東京都)

2024/07/13 (土) ~ 2024/07/15 (月)公演終了

実演鑑賞

今年のチラシでようやく気づいた。

ネタバレBOX

そうか「ねじ式」か。
そうだ、あの概念だ。
32軍壕へ メンソーレ

32軍壕へ メンソーレ

沖縄俳優部

劇場MOMO(東京都)

2025/08/06 (水) ~ 2025/08/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

 8月6日に拝見。未だ、残席のある日もあるとか、観るべし!
 今作は2026年に一部公開を目指し、首里城再建と共に作業が続く首里城地下に眠る32軍壕が2028年8月15日に遂に公開されたとの設定で紡がれる。沖縄戦を巡る地縛霊たちと、この32軍壕の平和ガイド1号、ハーフの大城メリサとの交感の物語である。(追記後送)

ネタバレBOX


 一応、第32軍司令部壕の史的事実に関して以下に記しておく。(この段落の記述は、会場で頂いたリーフレットに記述された文章に筆者が独自の解釈と手を加え書き記している。従って文責は総て筆者にある。)
 第32軍は1944年3月に編成、参謀長・長 勇少将、7月には牛島 満中将が就任。首里城地下に壕を建設し沖縄を最前線にした。米軍の本土攻略を遅らせる為だったことは、歴史の明かす処である。だが、壕が米軍の攻撃を受け壊滅的打撃を被ると参謀長、司令官共々責任を果たさず住民が避難していた南部へ逃走。住民が捕虜になることも許さなかった為、多くの沖縄島民が無くさなくても良かった命を、無念の念(おもい)を抱えて亡くなった。
 脚本、演出で上手いのは、いきなりメリサが苛めに遭うシーンから始められている点だ。
水星とレトログラード

水星とレトログラード

劇団道学先生

ザ・スズナリ(東京都)

2025/08/02 (土) ~ 2025/08/11 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

水星とレトログラード 中日 観てきました🎊

タイムリープしているおばあちゃん と
取り巻く 家族 友だちetc.との物語🧓
SFっぽさもあるけど…
どの世代の方が見ても
“自身”と どこか重なる部分を
感じそうな 家族劇🕊️
夏休み お盆間近な この季節…
めちゃ お勧めですっ🤗

記憶の欠片達

記憶の欠片達

株式会社GROW

シアター・アルファ東京(東京都)

2025/07/30 (水) ~ 2025/08/03 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

遅くなったが感じたことをいくつか書き記す。前半は医師と認知症患者及びその家族の会話のシーンなどはいいセリフがあったりして、自分が患者やその家族の立場になったらどうするだろうと想像することができ素直で入っていきやすい芝居だなという印象だった。

だが中盤以降は疑問符がつく場面が多く、脚本の粗さが目立った。以下、簡潔に記す。まず台詞で状況を説明する場面がいくつかあった。こんな時は往々にして唐突感なり違和感を抱くものだ。また必要性を感じられない場面もあった。これは冗長感につながる。また、結論ありきでそれ以前の筋立てが行われているように感じる場面もあった。

これでは物語を丁寧に紡いでいるとは到底思えない。安易に感動をつくり出そうとしても安っぽい作品にしかならないと思わずにいられない。

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