最新の観てきた!クチコミ一覧

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街の下で

街の下で

今泉力哉と玉田企画

こまばアゴラ劇場(東京都)

2019/10/24 (木) ~ 2019/11/04 (月)公演終了

満足度★★★★

蛇尾

ネタバレBOX

妻から離婚を求められている劇作家が、実は外ではモテているという内容の話かと思いきや、妻から離婚を求められている劇作家が実生活とは裏腹にモテていることにした作品を作り、役者に演出中ということが分かり、明日本番なのに内容に辻褄が合わないところがあったりして大変な上に、ゾンビが出てくるなど支離滅裂になりつつ、最後は夢オチだったというような感じの話。

何層にもなってはいましたが、結局は何でもありのやり過ぎパラレルワールド物で、夢オチで終わらせる安直な結末でした。
壁に挟まった男

壁に挟まった男

スズキプロジェクトバージョンファイブ

劇場MOMO(東京都)

2019/10/30 (水) ~ 2019/11/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

最高に面白いです。テンポよく話が流れて、最後まで笑いが溢れます。
と思いきゃ、それぞれに人間ドラマがあって、奥が深い。とにかく、かしこまらず気軽に楽しめる作品です。これは、ぜひ、見て頂きたいです。

浅草福の屋大衆劇場と奇妙な住人達1982 改訂版

浅草福の屋大衆劇場と奇妙な住人達1982 改訂版

東京アンテナコンテナ

六行会ホール(東京都)

2019/10/23 (水) ~ 2019/10/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

相変わらず安定の面白さ、恒例のアドリブも楽しかったです!

10分間2019~タイムリープが止まらない~【ご来場ありがとうございました】

10分間2019~タイムリープが止まらない~【ご来場ありがとうございました】

中野劇団

こまばアゴラ劇場(東京都)

2019/05/24 (金) ~ 2019/05/26 (日)公演終了

満足度★★★

中野劇団さん初めて観ました。

面白かったですけど、ちょっと気になってしまった部分がありました。

店員役の女優さんの反応が凄く面白かったです!

途中から増えた出演者が出てきてからが面白かったです。

ネタバレBOX

正直最初の辺りの繰り返しの部分はしつこさを感じてしまいました。

客がセリフを覚えられるほど繰り返すのはどうかな~と思ってしまいましたね。

途中から話が進んでいったから良かったですけど、それまではまた~ってちょっとうんざりしてしまいました。

発表せよ!大本営!

発表せよ!大本営!

アガリスクエンターテイメント

駅前劇場(東京都)

2019/08/15 (木) ~ 2019/08/20 (火)公演終了

満足度★★★★

前回公演も戦争物で、今回公演も戦争物。
前回は異国が舞台のお話だったけど、今回の舞台は日本。

そして実際起こったことを、悲劇なんだけど、喜劇にしてしまうという、アガリスクならではの舞台でした。

もちろんフィクション部分は多いですけどね。

しかも初日は終戦記念日というのがすごい。

津和野さんは喜劇だけじゃないんだ!!と思いました。

しだれ咲き サマーストーム

しだれ咲き サマーストーム

あやめ十八番

吉祥寺シアター(東京都)

2019/07/19 (金) ~ 2019/07/24 (水)公演終了

満足度★★★★★

すでに年に一度のお楽しみになってしまってる劇団の年に1回の本公演。

観に行くのは1度では足りなかったからリピートしたけど、素晴らしい役者さんたちの競演と、粋としか言えない独特の世界観が素晴らしかった。

堀越さんは作家としても、演出家としても、役者としても凄いと言うかその才能が恐ろしいです。

愛鯛

愛鯛

鯛プロジェクト

OFF・OFFシアター(東京都)

2019/06/13 (木) ~ 2019/06/18 (火)公演終了

満足度★★★★★

今回はどの劇団も面白かった!

でもオパンポン創造社はその中でも抜きんでて面白かった。

オパンポン作品すでに何本か観てるんだけど、他の劇団の舞台だと正直あそこはこうした方が良かったのにとかケチつけたくなったりすることが結構あるんだけど(言いませんけどね)オパンポンだけはそれが一切なくて、むしろ毎回あ~、またやられた_(┐「﹃゚。)__ってなる。

終わり方がかっこよすぎた。

猩獣-shoju- <東京公演>

猩獣-shoju- <東京公演>

壱劇屋

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2019/10/11 (金) ~ 2019/10/14 (月)公演終了

満足度★★★★

舞台を観ていて言葉が本当に心に響く舞台ってたまにあるんだけど、私が観る舞台では本当にたま~にしかなくて、なんか嘘っぽかったり、かっこつけすぎてたりする舞台がある中で、言葉自体をとっぱらってしまおうっていうのは、なかなか出来ないと思う。

で、やってるとこもあるんだけど、なんか幻想的だったり、いわゆるアングラ的な感じで意味があるように持たせてて、実際中身なんもないだろ?って舞台がある中で、この舞台は言葉は発してはいないけど、分かりやすくて、この人がどんな気持ちだとか凄い響いてきて、その人の気持ちになったり、その人を見守る人の気持ちになったりしてしまうせいか、もう涙が止まらなくて。

物販で売ってた手ぬぐいは、観劇前に買うべきものだったことに気付かされた。

先に教えてくれれば.......(;A;)

面白かったです。




死に顔ピース

死に顔ピース

ワンツーワークス

ザ・ポケット(東京都)

2019/10/24 (木) ~ 2019/11/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

この作品3度目の観劇。やはり何度観ても唸らされる作品である。だたその時々で感じ方が変わってきますね。身内を看取らなければならない状況になると尚更です。

死に顔ピース

死に顔ピース

ワンツーワークス

ザ・ポケット(東京都)

2019/10/24 (木) ~ 2019/11/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

 実話に基づいた作品で、今回は再々演だ。初演が2011年、再演が2016年、そして今回。(流石ワンツーワークス。追記後送)

ネタバレBOX


 クラウン・ドクターとして知られるアメリカの医師、パッチ・アダムスさんの活動に刺激を受けた日本の医師が山口県で始めた医療と、みとべ千希己さんが今作で楠美役を演じた患者さんが話題になり、全国ネットのニュースが流れたという。偶々、このニュースを見ていたみとべさんが、是非芝居にしたいと脚本をお願いしたのが古城さんで、古城さんもこのニュースを見ていて作りたいということで意見が一致、親族や医師に了解を取り、取材をして作られた作品だ。今作で用いられている被り物は、かつて実際にこの医院で用いられていた物をお借りして使っている。被り物は看護師さんたちの手作りである。
 誰もが決して避けることのできない己の死、現在では病院や施設で亡くなる方が殆どだが、病んだ体で迎える最後の時間を、その方の最も大切な方々と共に過ごさないことは、ホントに幸せなことか? 誰もが例外なくぶつかり、気懸りな深い問題をじっくり考えさせる作品である。
ナイゲン 暴力団版

ナイゲン 暴力団版

日本のラジオ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2019/10/23 (水) ~ 2019/10/28 (月)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/10/23 (水) 20:00

座席1階1列

価格3,000円

Twitterでは「本家ナイゲンを見ていなくても楽しめる作品。」とは書いたものの見た方が笑いが増すのは間違いありません。
学校ではなく任侠の世界ならルールは違い、話の運びも違う。その視点がこの公演の切っ掛けならば色んなバージョンできてもいいかなと思いました。

ネタバレBOX

この話の肝はじゃんけんでも多数決でも決めないこと、かな。
露出狂

露出狂

劇団ジグザグバイト

甘棠館show劇場(福岡県)

2019/10/29 (火) ~ 2019/10/31 (木)公演終了

満足度★★★

スピード感あり、1時間40分ほどがあっという間でした。
関西弁風の香森は笑えました。

ネタバレBOX

わたしが以前観たのは男性バージョンだったと思いますが、今回は女学生バージョンです。14名の若手男優さんが女学生に扮装し、時に男言葉満載でみせてくれます。

凜として

凜として

東京ストーリーテラー

d-倉庫(東京都)

2019/10/24 (木) ~ 2019/10/28 (月)公演終了

満足度★★★★

名もない庶民が、戦争という時期を経てその傷にも関わらず力強く一歩を踏み出す姿。佐世保のとある漁村を舞台に長崎弁が飛び交う物語は、冒頭に提示された逸話を軸に巧みに織られて行く。「ストーリーテラー」とはよく名づけたもの、テキストに熟練を感じさせ、役者は堅実に演じて決め台詞を外さない。
「凜」とは物語の村の出来事を見つめ時に人の間に介入する、ある出来た親子(嫁と姑)の嫁の名でもある。
役者が言葉に命を吹き込む時、言葉はイデオロギーを超え言葉にひそむ陥穽を超える。その証左としてこの芝居で唯一、「戦争の欺瞞と愚かさ」を痛罵する直裁な言葉を凛の姑すえに吐かせる場面がある。他の村からこの漁村にやって来た女(パンパン)が戦時中非道を行った地元の顔役を発見し、復讐を企てた時、彼女の話を聴いたすえは彼女の報復を押し留め、息子を送り出した自分もこの男も同じ罪人だと己の胸を拳で叩いて嘆く。この言葉は戦争責任論で言う「一億総懺悔」(誰も責任を取らない結果に落ち着く)の類型に他ならないが、すえの口から零れ出た言葉は格別の意味を持つ。「私が誰かの掛け声に踊らされて死地へ送り出し、無残に死んで行った犠牲に報いるには、二度と踊らされない事だ。」
だが・・と、ひねた私はやはり考える。A級戦犯は裁かれ、死刑に処せられたが、処せられなかったA級戦犯もいる(例:安倍晋三の祖父岸信介)。裁かれる者と裁かれない者との境い目はどこか。。物語では、住職を騙って成りすましていた、かの女が見つけた顔役は、彼を和尚と信じる村の人々に尽くした事をもって村人に慕われ、偽和尚である事も咎め立てされない。徴兵を免れていた心臓病みの兄を、ヤロウの点数稼ぎに(との表現は芝居には出ないが)戦場に送られた女の復讐心は行き場を失う。
先日の『屠殺人ブッチャー』には復讐を成し遂げる女がいた。しかし日本人「同士」という意識からは、やはり「同じ被害者である」、同質であり同じ立場であるとして同民族内に区別や対立が生じるのを回避する殆ど無意識レベルの指向性がある。ある場合には悪習となるこの「美徳」は、本当の敵への訴追を阻み、社会が良い方へ前進しようとする気配をも拒んでしまう「被支配者たち」のありように帰結する。
もっとも「凛として」には的外れな論であるかも知れない。この芝居には人間の行動の裏側にある真の願望・心情へ届こうとする(すえにおいて体現される)眼差しがある。結論ありき・予定調和の要素が排されたその先に、このドラマは調和を手にした。真情のぶつかりが調和(平穏な日常)をもたらす保証はないが、「凛として」ではこの地を訪れた絵描きの頼みに殊勝に従い、年寄りまでを佐世保の海、九十九島を眺望する石岳へ登らせる。自然が織りなす美に人皆の心は溶け、解かれていく。所有を競う狭隘な世界観が、自然や美といった所有を拒む存在の前に砂粒と散る感覚。
細やかな人間心理の機微にフォーカスした作り手の術中に嵌り、幾度も涙した。

死に顔ピース

死に顔ピース

ワンツーワークス

ザ・ポケット(東京都)

2019/10/24 (木) ~ 2019/11/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

ワンツーワークスさんの事を知る以前の過去公演の中で、最も観たかった作品。
観る事ができて本当に良かったと!心から思える公演でした。

「将来癌になるのでは」という思いは自分にもあって、保険もしっかり癌になる前提な入り方をしているくらい。
自分自身だけでなく家族も含めれば「癌」と全く無縁のまま生涯を終える。なんていうのは、現代の死亡原因の割合から考えてもかなり難しく、それだけに非常に関心の高いテーマでした。

最期の場所は自宅を望む「在宅治療」講演やセミナーとは全く違ったアプローチでもっての説得力と迫力。
演劇テクニックの宝石箱か!というくらい上質な魅せる工夫が駆使されているのがビシバシ伝わってきますが、難しい事抜きに引き込まれてしまうのは、その全てが登場人物の心情表現に繋がっていたから。
「家族に負担をかけるのでは」という理由もあって、自分の中で在宅治療という考え方は無かったし、観た後もそれ自体には変わりないのだけれども、いろいろ問いかけられたり参考になったり、何より実在の医師と家族で紡がれた物語として心揺さぶられ、とても実の多い観劇になりました。
演出・演技力をはじめとした公演に関わる全てのクオリティーの高さはもう言わずもがな です。

~崩壊シリーズ~「派」

~崩壊シリーズ~「派」

エイベックス・エンタテインメント / シーエイティプロデュース

俳優座劇場(東京都)

2019/10/18 (金) ~ 2019/11/04 (月)公演終了

CoRichの「説明」を読んでシリアスなものを想像していたら、真逆のドタバタ喜劇だった。チラシを見たら大きくそう書いてあるではないか。しっかりしろよ→自分。

気を取り直して、元を取ろうと観始めたが、音響係が音飛びを叩いて直すという昭和のギャグに気を失い、目が覚めたら終わっていた。満足度は判定不能。

ゴールデンエイジ

ゴールデンエイジ

KING&HEAVY

神戸アートビレッジセンター(兵庫県)

2019/10/18 (金) ~ 2019/10/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

運命は変えられない 神が変えた 変わらない事 オープニングのホームランと最後の場面のホームラン 運命は変わらないが人生は変わるはず 事故を避ける為に繰り返す時間 もがく姿 3人の役者の魅力が一杯の芝居 たのしかった。最後のホームランは、オープニングのホームランじゃないんだ。復活のホームランなんだ。

ネタバレBOX

1番センター ナスケン ホームラン
リリリ リリリ リリリ うるさい 起きますよ 遅刻だよ。 上手くいかない 人生 やり直してー ほなやり直すか 俺、神や どっか行け やり直すたいやろ 成りたい自分にしたる 野球選手に成りたい タイムスリップの始まりや 1990年3月21日 赤ちゃん もっと過去へ先祖の遺伝子を変える 1万年前 マンモス 先祖に野球を教える 遺伝子に植え付けた 次 源義経 馬の戦闘 平安時代 那須与一宗高 弓の名手 扇をいぬいてみよ 臆病者(バックツウザフューチャー)貝殻を投げた 扇の的に当たる 方が強い遺伝子を獲得(ゲームの様な展開) 産まれたばかり、父 私がお前を強い男にしてやる 殴る 新生児 死んじゃう ボクシンク 世界チャンピオン・・・違う もう一回 ムエタイ 違う 親父を変える 高校 喧嘩は止めなさい 武田だ 喧嘩の強さだけが強さじゃない 勉強 家族を守れる男になれ 戻る ノーベル賞 父に野球選手に成りたいと言え ・・・ 一番ナスケン ホームラン お立ち台 感謝 誕生日か ププー ドン 一命は取り止めました 野球は出来ない 神 事故に遭う前に戻してくれ ププー ドン 神 もう一回 タクシーに乗れば ププー ドン 運命 ボクサーになれば・・・ 学者だ・・・ 生きてて 良かった 死んだも同じ 父さんがお前を支えてやる 俺は 。
1番 センター ナスダ ホームラン

運命は変えられない 神が変えた 変わらない事故 オープニングのホームランと最後の場面のホームラン 運命は変わらないが 人生は変わるはず 事故を避ける為に繰り返す時間 もがく姿 3人の役者の魅力が一杯の芝居 たのしかった。最後のホームランは、オープニングのホームランじゃないんだ。復活のホームランなんだ。
死に顔ピース

死に顔ピース

ワンツーワークス

ザ・ポケット(東京都)

2019/10/24 (木) ~ 2019/11/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

再再演という作品を見に行ってつまらなかったことが無い。 どの劇団も流石に3回もやるというには所謂「自信作」であり「観客の満足度も高い」はずだからだ。「死に顔ピース」はまさにそんな作品だった。 ガンにかかる、そして死んでいく、という身もふたもない話を、医者、看護師と言う立場と、患者、家族の立場の双方で、正面から、そして決して暗すぎもなく、むしろエンタメに仕立てることができるって凄いこと。 このカンパニー、いつも期待通りのクオリティ。たまたま自分が見た回には終演後「バックステージツアー」までついていてなんともお得でした。

令和元年10月歌舞伎公演「通し狂言 天竺徳兵衛韓噺(てんじくとくべえいこくばなし)」

令和元年10月歌舞伎公演「通し狂言 天竺徳兵衛韓噺(てんじくとくべえいこくばなし)」

国立劇場

国立劇場 大劇場(東京都)

2019/10/02 (水) ~ 2019/10/26 (土)公演終了

満足度★★★★

初の国立劇場です。歌舞伎座も良いですけど、こちらも高級感があって良いですね。

お話は有名な妖術ガマガエルが出てくる話ということで、ケロロ軍曹とコラボしており、劇場内のあちこちにケロログッズや撮影スポット、食事処にはコラボメニューまであり、マンガアニメに理解のある方は笑顔がこぼれたでしょう。

お話についてですが、やはり舞台にデカデカと現れる妖術大ガマガエルは圧巻でしたね。その後の妖術ガエル対人間の戦いも面白かったです。その後は私の予習が甘かったせいか、最後ちょっとわからない所もあったんですが…。とにかくカエルが一番盛り上がる所ですね。教養として見ておくのも良いでしょう。ちなみに私は一番安い1800円の席だったのですが、これで4時間観れるのはお得ですね。ただ席が狭くて大柄な人は辛いかもしれません。歌舞伎座の一幕見席よりも狭い感じです。

野外劇 吾輩は猫である

野外劇 吾輩は猫である

東京芸術劇場

東京芸術劇場 劇場前広場(東京都)

2019/10/19 (土) ~ 2019/10/29 (火)公演終了

満足度★★★★★

いいなあ。
こんな公演に出てみたいなあ。
楽しいだろうなあ。

「隣の家-THE NEIGHBOURS」 「屠殺人 ブッチャー」

「隣の家-THE NEIGHBOURS」 「屠殺人 ブッチャー」

名取事務所

「劇」小劇場(東京都)

2019/10/17 (木) ~ 2019/10/29 (火)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2019/10/28 (月) 19:00

座席E列2番

 「隣の家」を観劇。

 世界初演とのこと。脚本が7月に上がってきたというのだから、再演の「屠殺人ブッチャー」と違い、準備のバタバタ感は半端じゃなかっただろうなあ、と推察します。しかしながら、よく消化できていると感心しました。
 話は、ルーシーとサイモンの夫婦の住む家の隣で、12年前に失踪した少女が、地下に監禁され続け、妊娠をして子供を産み、その娘が救出された後日譚として始まる。夫婦は隣人として、警察やマスコミからひきりなしに質問や取材を受ける。その趣旨たるは、「12年間も何も気が付かなかったのか?」というもの。
 
 舞台は正面左側で、夫婦のやり取りを通して進む。画像を使った説明を交えながら、全体の時間のおよそ9割強を占める。中央には、その隣家の模型があり、舞台右側では、その隣に住むスズキという東洋人が部屋で寛いでいる。彼は夫婦の会話には、一切絡まない。

 冒頭は事件について、観客に語りかける。そして夫婦仲の良さが示され、他愛のない近所のうわさ話に花が咲く。ところどころ、観客にも笑いが溢れ、いかにも穏やかな午後の世間話の様相だが、次第に、、、

ネタバレBOX

夫婦は確かに、この監禁事件を知らなかった。少なくとも、悪意を持って関わることもなかった。しかし、夫婦は間接的に、この監禁事件に大きな関りをもっていた。気づくことはできなかったのか。疑心をもっていれば、何か気づくことができ、監禁を発見できたのではないか。しかし、そうした態度は正しいものなのか。
 サイモンは自らのおぞましい関りに絶望し、ルーシーは平穏を取り戻すためにスズキ宅へ、夕食の誘いをしに赴く。そこには、夫婦の娘ルーシーが、スズキから聞いた「ぶんぷく茶釜」の話のお礼に贈ったピンクのポットがあった。スズキは言う「今後はサトシと呼んでください。お隣なのですから。」
 ルーシーとサイモンは、今後、スズキに疑念なく暮らしていくことができるだろうか。

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