
泡の恋
Xカンパニー
アサヒ・アートスクエア(東京都)
2015/12/21 (月) ~ 2015/12/27 (日)公演終了
満足度★★★
河村唯さんが日替わりゲストで出演。
アサヒビール社のビルにあるホール。同社が協賛だったのかな。
日本がどこかの国の一部になった未来の浅草。田中涼子さん演じる美咲がヒロイン。浅草には対立する3つのグループがあって、アサヒグループの朝日昌三が、美咲のために3グループをまとめて1つの祭りを・・と。
それぞれのグループはパフォーマンスを披露。白倉さん率いるグループのパフォーマンスは、さすが、すごかったです。
各グループの演者さんたちは別々に稽古したという話を聞きました。大人数ですし。そのせいか、連携がなく独立していたように思います。まあそれはそれで。
田中涼子さん演じるヒロイン美咲は不治の病で、・・・、最後、良かったです。
河村さんはワンシーンの出演ですが、うたを歌ってくれました。アイドル卒業後の最初の機会、嬉しかったです。

8人の女たち
T-PROJECT
あうるすぽっと(東京都)
2019/11/13 (水) ~ 2019/11/17 (日)公演終了
満足度★★★★
フーダニットというジャンルは日本では定着しなかったが、時には井上ひさしや、三谷幸喜のように、このスタイルをさりげなく使った舞台が現れる。
フランスでは、この作者トマの「罠」が知られていて、今でも、日本ではしばしば上演されるが、「八人の女たち」は、それほどでもない。この作品が書かれた時代(61年)にはフランスでも、大衆演劇と、演劇とははっきり作者も劇場も分かれていたそうで、そこはわが国も同じようなものだ。03年にこの原作を映画化したとき、監督のオゾンは、そんな古めかしいのイヤ、と言う主演のカトリーヌ・ドヌーブを説得するのに苦労したと、映画の特典映像で語っている。結局、オゾンの映画は有名女優8人を並べて、フランスの歌謡曲を全員に一曲づつ歌わせる音楽劇という趣向を入れた、言わば「お盆映画」になった。
殺人事件をめぐる謎解きはフーダニットの形式としてよく考えられているし、そこにいかにものフランス女の世態も組み込まれていて面白がってみていればいいのだが、物語のリアリティは全くない。クリスティの芝居よろしく、一夜、雪に閉じ込められた豪邸で、大金持ちの屋敷の主人が、殺される。屋敷の中には主人にさまざまに因縁ある八人の女がいて、さて、誰が犯人か。フーダニット? 典型的な犯人捜しのお遊び劇で、趣向があって初めて興行として成立する戯曲だから、今回のようにストレートに舞台に乗せると苦しい。プラスワン、いや今ならプラス5くらいは要る。
主に声優の俳優を集めた舞台で、セリフがよく通って聞きやすいのはいいのだが、そういう役者を舞台に上げるのは、本人にとってもフラストレーションになるのではないかと思った。セリフを言っている人以外はほとんど棒立ちだ。この欄にも、あっさりしている、という「みてきた」があるが、それはないものねだりの無理な注文なのだ。
かつては、フランスの大衆劇場で客の入りが悪くなると、女優を集めて再演した当たり狂言だったというが、今見ると、フーダニットというジャンルが劇場から消えていったのも解る気がする。翻って、今しきりに上演している漫画などを原作にした2、5ディメンション。こちらも大丈夫かなぁ。

人生の扉
サンハロンシアター
Geki地下Liberty(東京都)
2019/11/13 (水) ~ 2019/11/17 (日)公演終了

8人の女たち
T-PROJECT
あうるすぽっと(東京都)
2019/11/13 (水) ~ 2019/11/17 (日)公演終了
満足度★★★★
前半は登場人物や状況の説明でじっと聞き入る時間が続いて大丈夫かと思いましたが、後半はそれを踏まえて次から次へと伏せられていた事実がオープンに語られ出して、盛り上がって面白かったです

掬う
ロ字ック
シアタートラム(東京都)
2019/11/09 (土) ~ 2019/11/17 (日)公演終了
満足度★★★★
久々4度目の□字ック。両頭と見ていたボブ美とずるの内ずるは退団か、、さして思い入れない劇団でも一抹の淋しさ。観劇歴を調べると2014年「キラーチューン」、この頃今萌えの劇団と聴いて(他人の感性で)観たのが最初。カラオケの絶唱とかロックのビートが好きなんだな確かに若いなこんな事考えてんだヘー。。て感じ。同年「媚微る」はオフィスの風景、翌年「イヴサンローラン」飲み屋を舞台に大人な世界(再演)共に好感触だったが、3作立て続けに観て以来4年のご無沙汰。「滅びの国」はニアミスし、今回プレイガイドでチケットを買った。久々。
戯曲的には非常に感覚的な筆運びの結果としてか、むずむずと来る箇所がそこここにあり、台詞外のニュアンスの加勢を当てにした気配は映像的感覚の故か。
佐津川愛美に既視感あり。映画版「腑抜けども・・」、この役どころと本作はほぼかぶっており、あの小生意気な妹が成長した姿にも。ブチ切れるカタルシスは間違いなく作者がこの女優を当てにしたもの。
「終ってみれば」、中々良い芝居であった。程よく関連ある断片が配され、最後に主人公の「核」が焦点化されるあたり、物事の進み方の順逆を怖れるな、とのメッセージにも。千葉雅子の俳優としての貢献は過去観劇した中で随一。

8人の女たち
T-PROJECT
あうるすぽっと(東京都)
2019/11/13 (水) ~ 2019/11/17 (日)公演終了
満足度★★★★
初のユニット、名前の間に「1」が入っていないのを確認し、チラシの演目を見て色めいた。女優は、知らない。女優だけの芝居だが一人も知らない(俳優に疎い自分ゆえ揶揄ではない)。これは面白そうである..と萌えた。
T-PROJECTは2011年立ち上げ、今回で14回目。俳優が立ち上げた企画制作ユニットにしては、年1、2回一定レベルの公演を打ち続けている例は稀ではないか。後で調べるとこのユニットを支えるもう一人が出演しており、なるほどと納得(何を納得したかは省略)。
さて「8人の女たち」、2002年の仏映画を見たが、ミステリーをじっくり味わうというよりスタイリッシュな編集の才を見せられたという個人的な感想。従って初めて観る気持ちで観た。参照はむしろ数年前見た同作者の「罠」(俳優座劇場だったか)。フランス産の「笑い」と「毒」の混じり合う計算されたミステリー。今回の作品も同様ではあるが、結論的にいえばこの作品は謎解きもさる事ながら、人間模様を味わうドラマだと言える(ミステリーのみで勝負しづらい演目ゆえ重心を私が勝手に移しているだけかも、だが)。その意味で演目じたいが難物。人物や関係性のリアルとカリカチュアの区分け・バランスが極めて難しそうだが、初日はどちらかと言えばリアルに寄った印象。8名とも実力ある女優達で各場面楽しめるが、そこはかと立ち上る関係性の図(年齢差や姉妹・親戚・姻戚・主従といった)がもっと感じられたかった。
大きな謎解きを終えた後、結末が訪れるが手前で読めてしまう所がある(映画の記憶でもないと思う)。読めるのは良いのだが、この結末をみた観客がそこで一気に腑に落ちるには、人間関係に苦慮する私たちの現在と重なる要素が必要に思う(それが何であるかは判らないしこのテキストでその側面をみせるのは難しいのかも知れないが)。
回を重ねた分だけ熟しそうな舞台である。

かなわない夢ガール
タイマン
シアター風姿花伝(東京都)
2019/11/14 (木) ~ 2019/11/17 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2019/11/15 (金)
シアター風姿花伝にてタイマン『かなわない夢ガール』を観劇。
折り込みチラシだけを頼りに観劇を決めた初見の団体さん。結果、大当たり。これだから折り込みのチェックは欠かせない、とつくづく感じさせられた素晴らしい公演をされている団体さんでした。存在を知らないのはホント損でしかありません。
大きな夢を持つとある女性の半生を描いた作品。これだけを見ればよくありがちな内容に思えるものの、その大きな夢というのが何ともまぁ独創的でスケールがハンパない。実際にはまずあり得ない、実現不可能な夢であるのにも関わらず、あまり違和感なくその夢を実現した様が描かれているのが素晴らしかったです。何というか、この作品を観たら、どんな夢でも強い想いを持ち続けていたら実現出来るのではないかと、思わず錯覚してしまうような感覚を抱きました。老若男女誰もが楽しめる前向きな気持ちになれる作品だと感じました。
ストーリーの独創性はもちろんですが、そもそも展開のテンポが非常に優れており、主人公女性の小学生時代から波乱万丈の経験を経て、自身の娘の結婚を見届けるまでの人生を、決して慌ただしくではなく、一つ一つの出来事を上手く切り取りながら見せ場を作りながら進行していく展開はとても好印象でした。さらに、随所に登場する小道具の大半がダンボールで作られたオリジナルの品であること、その一つ一つのクオリティーが実に高いことに驚きました。また、舞台セットは比較的簡素なものであるにも関わらず、空間の使い方、効果音の使い方などが巧く、不思議とその世界が浮かび上がって見えたのも凄いと感じました。演者さんの一人で何役もこなす器用さ、表現力の高さもお見事。特に主演の笠井里美さんは小学生役から母役まで幅広い役回りを圧倒的な演技力で好演。とにかく表情豊かで圧巻の演技でした。阿久澤菜々さんはどこかで拝見したことがあるような、と思って振り返ってみたら、2016年の劇団歪[いびつ]さんの公演で好演されていた役者さん。やはりお芝居上手い。男性では齋藤陽介さん、森田祐吏さんのタイマンメンバー?2人の存在感が素晴らしい。何という芸達者たちの集まりなのでしょう。日替わりゲストを迎えての熱量の高い即興芝居も見応えありました。同時進行していた異なる2つの世界が最後に一つに結び付く仕掛けの秀逸さもあっぱれ。娘役の橘花梨さんの少しミステリアスに映る表情も相まって、最後に物語が完結したときは感動すら覚えました。ストーリー、独創性、テンポ、展開力、音響、小道具、演技力、アドリブなどどれを取ってもとても満足度の高い作品でした。観に行って良かったです。他の作品も拝見してみたいところ。

8人の女たち
T-PROJECT
あうるすぽっと(東京都)
2019/11/13 (水) ~ 2019/11/17 (日)公演終了
満足度★★★★
謎解きなので誰が犯人なのか考えながら観られて面白かったです。キャラクターの特徴も分かりやすく演じていて良かったです。
ただ休憩を入れずに2時間で一気に見せたほうが良かったように思いました。

インコグニート
劇団俳優座
俳優座スタジオ(東京都)
2019/11/12 (火) ~ 2019/11/24 (日)公演終了

8人の女たち
T-PROJECT
あうるすぽっと(東京都)
2019/11/13 (水) ~ 2019/11/17 (日)公演終了
満足度★★★★
この状況だと犯人はこの中にいる。誰が犯人だとしてもそいつはとんでもない嘘つきで冷酷なやつだ!と思っていたのでしたが・・・
一緒に謎解きをする感じが楽しかったですが、フランスでは大雪でもあんなハイヒールで外出するんでしょうか。

笑うゼットン −風雲再起−
トツゲキ倶楽部
「劇」小劇場(東京都)
2019/11/13 (水) ~ 2019/11/17 (日)公演終了

shoes storys
演劇企画アクタージュ
北池袋 新生館シアター(東京都)
2019/11/14 (木) ~ 2019/11/17 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/11/14 (木)
北池袋・新生館シアターにて演劇企画アクタージュ『shoes storys』を観劇。
今回は童話に登場する靴を取り扱っているという不思議な靴屋さんと、そんな靴屋を見つけてしまったとあるデパート従業員達のお話。童話の靴と聞いて真っ先に思い浮かぶのはやはり「シンデレラ」のガラスの靴ですが、今回の作品はその「シンデレラ」ストーリーだけでなく、他の童話のストーリーが登場するのが面白かったです。先月に拝見したミュージカル団体・ヒラオカンパニーさんの作品も様々な童話の登場人物達が一つの舞台上に集結する場面があり、その発想力の豊かさにあっぱれでしたが、今回のアクタージュさんも同じような感情を抱きました。誰もが知る有名童話の掛け合わせ。うん、これは面白い!今回は「シンデレラ」×「○○○」のストーリーが軸となる組み合わせでしたが、これ他の作品でやってみてもまた思わぬ新展開が生まれそうでなかなか興味深いなと感じました。ちなみに今回の作品において、後者の「○○○」の靴の正体が明らかになるのは、まさに物語のラストシーン。そこまでは何の靴であるか基本的には伏せられているので、観る側にとっても色々な可能性を探りながら楽しむことが出来、一体どんな展開になっていくのだろうと終始ワクワク感が止まらなかったような気がします。登場人物一人一人のキャラ設定も実に個性的、且つ物語の進行に深く絡んでくるものであり、描き方が上手いなと感じました。
アクタージュさんの作品観劇は今年2月の『福寿庵』以来9ヶ月ぶり4作品目でしたが、毎回感じるのは作品の面白さと空間の温かみ、さらに決して大規模な装置ではないものの、作品の背景が見えやすい的確な舞台セット(前作の蕎麦屋のセット、今作のデパートの従業員控室のセットともに雰囲気出てました)が作り出すリアル感です。今回は内容自体は非現実的なお話ではありましたが、何となく日常的な光景にも見えるような不思議さがありました。強いて挙げるなら、靴屋さんの登場シーンはスモークを用いたり特殊な照明にしたりなど、もっと謎めいた変化が欲しかったかなと感じました。とは言え、靴屋を演じられた菅政美さんの独特な語り口はなかなか味がありましたし、世界観に引き込まれました。思ったことが言えないけど素敵な夢を持っている役を演じられた未来さんも表情が絶妙で好演であったと感じました。主宰・大関雄一さんは何故オネェ役?と思わず笑ってしまいましたが、物語進行上、オネェ言葉が重要なポイントであることを知って納得。細かい部分までよく出来た作品だと感じました。

「夜行万葉録」辰&未
Jungle Bell Theater
ワーサルシアター(東京都)
2019/11/06 (水) ~ 2019/11/10 (日)公演終了
満足度★★★★
7日に新作の【未】と5年前に神保町の小会場で上演されたシリース第1作の再演である【辰】を続けて観劇。
【未】
1つの縦軸に3つ(コメディ、ホラー、ハートウォーミングと多彩)のエピソードを挟んで全体で1つの物語を構成するスタイルが往年の深夜ドラマ「HeartにS」的でいつもながら巧み。
特に第2話のホラーがいかにもジャパニーズ・ホラーの系譜を踏襲していて特に好み。
【辰】
序盤のギャグパート(笑)以外はサスペンス系にトーンが統一されているのが新作の【未】との違いで、【未】は変化球も交えた投球、こちらは直球勝負。といったところか。
そんな風に対比して楽しめるのが新旧カップリングの面白さだね。

引き結び
ViStar PRODUCE
池袋GEKIBA(東京都)
2019/11/07 (木) ~ 2019/11/17 (日)公演終了

Dear Me!
青春事情
OFF・OFFシアター(東京都)
2019/11/13 (水) ~ 2019/11/18 (月)公演終了

DreamNights
ねくすぽすと
d-倉庫(東京都)
2019/11/13 (水) ~ 2019/11/17 (日)公演終了
満足度★★★★★
思っていたより本格的なミュージカル‼️役者の皆さんの歌やダンスのレベルがとても高く、見ごたえのある内容でした。一人一人の個性も出ていましたし、何より本当にみんな上手い❗
あっという間の楽しい時間を過ごしました。今日は一人で観劇しましたが、誰かと観たくなる作品でした。今度は誰かと来たいなと思いつつ、次回作も期待です。

飯田家の最期
LIBERAL
荻窪小劇場(東京都)
2019/11/14 (木) ~ 2019/11/17 (日)公演終了

8人の女たち
T-PROJECT
あうるすぽっと(東京都)
2019/11/13 (水) ~ 2019/11/17 (日)公演終了

セミの空の空
コトリ会議
神戸アートビレッジセンター(兵庫県)
2019/11/15 (金) ~ 2019/11/18 (月)公演終了
満足度★★★
うーん、私には難しすぎました。全く理解できず撃沈。目の前に広がる空間も役者の皆さんもとてもステキだったのですが。なんだか申し訳ない気持ちでいっぱいです。

掬う
ロ字ック
シアタートラム(東京都)
2019/11/09 (土) ~ 2019/11/17 (日)公演終了
満足度★★★★
心が痛くなる芝居だった。
女性の細かな心理描写はさすがでした。これは山田さんならではのものですね。
演技陣も熱演で、素晴らしい舞台でした。