
8人の女たち
T-PROJECT
あうるすぽっと(東京都)
2019/11/13 (水) ~ 2019/11/17 (日)公演終了

地球防衛軍 苦情処理係
サードステージ
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2019/11/02 (土) ~ 2019/11/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
鴻上尚史さんの最新作「地球防衛軍 苦情処理係」というお芝居を見ました。現代の東京が舞台。東京に現れる
巨大怪獣を倒すべく創設された地球防衛軍。その戦いの中で、地球防衛軍のミサイルで自宅が破壊された等、
市民からの苦情や補償の問合せ等を受付ける苦情処理係の面々が主な登場人物。被害者としての「正義」を
主張してくるクレームの数々に対応し悩まされつつ、各々の登場人物達の「正義」と現実との狭間で葛藤する
姿が描かれています。時代の風潮を的確に捉えつつ、そこに鋭いメスを入れ、笑いやダンスや歌を交えながら、
時代の荒波に成す術なく流され絶望に打ちひしがれても、僅かな希望を見出し歩き始める、鴻上さんの
真骨頂が十二分に発揮された作品だと思います。もちろん見応えある人間臭いドラマも交じっているため
「正義」云々という問題に答えは出せなくても、登場人物たちそれぞれに十分に感情移入できる
名作だと思います。パンフレットのクレジットに「協力:円谷プロ」の名前を見つけました。
お芝居を見れば、ここが協力の場面かなあと何となく類推できますが、上原正三さん・金城哲夫さんといった
円谷プロの黎明期に活躍された方々が正面から向き合った「正義とは何か」「何のために戦うのか」という
問いを、令和の時代と向き合っている鴻上さんが受け継いだという見方も出来るのかなあと思いました。
物語は舞台演出の要素を十分に取り入れてますが、「特撮映画化も出来るんじゃね?」とも思ってしまいました。
主人公を演じた中山優馬さん。今回の役は、様々な人が主張する「正義」を一身に受け止めなければならず、
その間で葛藤する人間味と、ヒーローとしての凛とした一途さを併せ持つ難しい役を見事に演じていたと思います。
主人公の同僚を演じた原嘉孝さん。空回りする場面の面白さを引き出す演技と、自分に降りかかった問題に
苦悩する姿の対比が良かったと思いした。大高博夫・矢柴俊博さんのおじさんコンビの茶目っ気たっぷりの演技と
それに比例するような闇の演じ分けが良かったです。そして、ヒロインを演じた駒井蓮さん、一途な強さと
それ故の脆さを併せ持つ難しい役を、熱く演じていました。演劇は2作目とパンフに書いてありましたが、
ヒロインとして主人公演じる中山さんに十二分に渡り合っていました。このお芝居の
登場人物の中で一番印象に残り、感情移入できたのが駒井さんが演じる役でした。この二人のやりとり、
大高洋夫さんがパンフレットのコメントで「ダンとアンヌを彷彿させる~」とおっしゃっているのも
十分に分かります。円谷特撮が好きな方も、そうじゃない方も、見ていて切なくて胸が痛くなるけど、
笑えて熱くなれて最後には勇気をもらえるお芝居だと思いました。

笑うゼットン −風雲再起−
トツゲキ倶楽部
「劇」小劇場(東京都)
2019/11/13 (水) ~ 2019/11/17 (日)公演終了
満足度★★★★★
ゼットンだけに宇宙怪獣が出てくる巻き込まれ型コメディかと思いながらチケットを予約したら、リアルな笑いあり涙ありのドラマが展開されてビックリ!
Zっとんって、そういう事かぁって絶妙な脚本かつ個性溢れるキャラクター満載の誰にでもオススメ出来る舞台でした。

8人の女たち
T-PROJECT
あうるすぽっと(東京都)
2019/11/13 (水) ~ 2019/11/17 (日)公演終了

不機嫌な女神たちプラス1
エイベックス・エンタテインメント
イムズホール(福岡県)
2019/11/16 (土) ~ 2019/11/17 (日)公演終了

へちむくかぞく
ばぶれるりぐる
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2019/11/14 (木) ~ 2019/11/17 (日)公演終了
満足度★★★★
家族・普通・平等な優しさとは?
父親と息子のあるシーンには心打たれホロリときた。
最後は暖かくなるお芝居でした。
ありがとう♪♪♪

無名稿 ろまん燈籠
無名劇団
浄土宗應典院 本堂(大阪府)
2019/11/14 (木) ~ 2019/11/17 (日)公演終了
満足度★★★★
絶望は希望への始まりである。
生まれた環境で、絶望は近づいてくる。
絶望とファンタジーをキャストの
方が上手く表現していた。
ありがとう♪♪♪

あの出来事
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2019/11/13 (水) ~ 2019/11/26 (火)公演終了
満足度★★★★
この作品の着想の元となったという事件のことについて、知っておいたほうが理解しやすいかもしれない。でもその事件を具体的に用いた内容ではなく、ずいぶん変形され抽象化されている。
主人公の内面の葛藤や分裂が示された対話による多数のエピソードが、一見前後のつながりなく並べられていて、難解な印象はある。最初からそういうものと思って観れば、そういう演劇を観慣れている人なら、合唱団の使い方が古典ギリシア演劇を連想させる点や、観る者の想像力に依存する非具象的な演出などを楽しめると思う。

8人の女たち
T-PROJECT
あうるすぽっと(東京都)
2019/11/13 (水) ~ 2019/11/17 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2019/11/15 (金) 19:05
お屋敷の主人であるマルセルが、7人の女性達の主人に対する秘密を暴くため、主人の奥さんの子供の姉妹のうち、道化的役割を担っている中性的で弁舌が立ち、妙に大人を客観視することに長けている妹に頼んで、主人人が殺されたと言う芝居を打ってもらう。そして7人の女性が誰が犯人かを言い当てるため、相手の隠し事を暴露し合うが、それを聞いていた主人は、最終的にその膨大な7人の女性達の秘密に耐え切れず、自害してしまうという、とてつもなく悲劇的な結末に自分の身体に衝撃が走り、暫くの間動けず、思わず身震いした。
この密室推理劇はコミカルなキャラや何事にも大袈裟なキャラ、狂言回しに道化キャラと面白くて魅力的な人物がたくさんいるので、それぞれの特徴や個性が引き立ち、最初は誰が誰だかわからなくても、段々とそのキャラたちの世界に入り込んだかのような錯覚に陥っていく。また、コメディ的要素と緊迫感がある密室推理劇のシリアスな要素が合わさっていて見事だった。
私は休憩前の前半で4人まで絞り込む事ができたが、後半の種明かしシーンの少し前にその4人では確実にないことが分かり、もっと意外で身近な人物であることを発見し、今まであまりに堂々としていたので犯人から除害していたので、つくづく灯台もとぐらしだと感じた。

煙霞の癖
露と枕
早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)
2019/11/13 (水) ~ 2019/11/19 (火)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/11/16 (土) 14:30
座席1階2列
価格2,000円
露と枕は3度目の観劇。
その土地と時代ならではの内容は伝わってきたが、殆んどの客が体感したことのない時代背景だっただけに登場人物や関係性をもっとシンプルにしてもよかったのでは。
タバコが無害な煙であることは想像できたが、それを前説に加えて欲しかった。
照明は露枕らしく感情をきちんと表現。まだまだこの劇団は期待していきたい。

秘密基地vol.10
Juggling Unit ピントクル
こまばアゴラ劇場(東京都)
2019/11/14 (木) ~ 2019/11/17 (日)公演終了

Le Paradis(ル・パラディ)
スラステslatstick
ACT cafe(大阪府)
2019/11/15 (金) ~ 2019/11/18 (月)公演終了
満足度★★★★★
とても面白い作品でした。
中村なる美さんの汗・永津真奈さんの男なら惹かれるキャラ・橋田雄一郎さんの精緻な間のとり方・村木よし子さんの感情の動きが伝わる表現力と どれも素晴らしかったです。
観ずに人生を損しなくて済んだと思えるお芝居でした。

8人の女たち
T-PROJECT
あうるすぽっと(東京都)
2019/11/13 (水) ~ 2019/11/17 (日)公演終了
満足度★★★★
ミステリー部分は、女性推理小説作家アガサ・クリスティの戯曲「ねずみとり」 (The Mousetrap) を、女性心理面は「黒い十人の女」(市川崑監督)を連想した。女8人によるサドマゾ的な心理サスペンスが緊張と微笑をもって描かれる。もちろん描き方はミステリーであるから観客も一緒になって謎解きをするワクワクドキドキ感が楽しめる。
(上演時間2時間20分 途中休憩15分)

BREMENS-ブレーメンズ-
劇団やぶさか
スタジオ「HIKARI」(神奈川県)
2019/11/08 (金) ~ 2019/11/10 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/11/10 (日) 15:30
価格2,800円
「ブレーメンの音楽隊」をベースにした物語。(そう言えば原典クライマックス場面以外よく覚えていないな)
出だしこそいつものやぶさか調だが、珍しいことに次第にダークな味わいに転じ、ドイツと言えば、な悪魔(フィクションでお馴染みのものと実在したものと)も登場させてレイシズムの広がりに警鐘を鳴らすという。それを80分の中編で描くとはお見事。
また、赤いシニヨンカバー(?)と幅広リボンで上下の鶏冠を表現したアイデアに感服したニワトリを筆頭に衣装もいつもながらステキ。
なお、浅学寡聞につき劇中出てきた「クリスタル・ナハト(水晶の夜)」を帰路に調べて納得。(観ながら推察したことがだいたい合ってた)
【追記】
ロバ(だったかな?)が口にした「大概ですね」が例えば宮沢賢治とかの時代のレトロな感覚で作品の世界観を印象付けていたのと犬の台詞がサムライ調だったのが個人的なツボ。

抗菌バスターZ エピソード0.4
ACファクトリー
シアターサンモール(東京都)
2019/11/13 (水) ~ 2019/11/17 (日)公演終了

DreamNights
ねくすぽすと
d-倉庫(東京都)
2019/11/13 (水) ~ 2019/11/17 (日)公演終了

抗菌バスターZ エピソード0.4
ACファクトリー
シアターサンモール(東京都)
2019/11/13 (水) ~ 2019/11/17 (日)公演終了

無名稿 ろまん燈籠
無名劇団
浄土宗應典院 本堂(大阪府)
2019/11/14 (木) ~ 2019/11/17 (日)公演終了

へちむくかぞく
ばぶれるりぐる
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2019/11/14 (木) ~ 2019/11/17 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/11/16 (土)
面白かった★OPで描かれる母親の運命☆けれどその後の展開は全然悲劇的じゃなくむしろ楽しいお芝居でした♪演出力を感じたのと中道裕子さんや東千紗都さんのキャラに乗せる役作りが完璧だったのが大きな要因だと感じました★家族の良さより気まずさを描くセンスに深く共感しました☆

8人の女たち
T-PROJECT
あうるすぽっと(東京都)
2019/11/13 (水) ~ 2019/11/17 (日)公演終了
満足度★★★★
8人の女優さんがほぼ対等の立場で丁々発止とやりあう会話劇。テンポよく進んで楽しめました。ただ推理劇としてみると穴がたくさん。