宇宙カバ~Space Hippo
人形劇団望ノ社
芸能花伝舎(東京都)
2019/11/24 (日) ~ 2019/11/24 (日)公演終了
満足度★★★★
カナダ人と日本人が共同で創った作品、ストーリー・ダニエル、音楽・エリオットそして演出/影絵美術・矢内 世里、他に日本のミュージッシャン作の2曲が用いられている。
ネタバレBOX
物語りは環境破壊が極限に達し、最早手の打ち様が無くなった時代、それでも政治家は嘘と詭弁と選挙のことしか考えず、対策として宇宙にカバを送り出すことを決め、実行した。無論、御用学者もプロパガンダの一翼を担った。
宇宙船は銀河を逍遥するが、或る時、ゼータの宇宙船に拿捕されカバはゼータに連れて行かれる。が、偶々彼らの信仰していた神の姿はカバに似ていたのでゼータの長は様々な実験、調査をする。そして体の大きいカバを敵対し戦争をしているアンドロメダに送り込む。然し、カバのコントロールに失敗、カバはアンドロメダの捕虜にされてしまう。アンドロメダでも神の姿はカバに似ていたので長は大衆統治にカバを利用してやろうとしたが、何とかこれを逃れたカバはアンドロメダ軍の攻撃に遭い危うく命を失いかけた。だが、地球を出発した時の相棒、エサ用ロボットの活躍で命からがら逃げ延びた。然しロボットは弾薬の代わりの餌を撃ち尽くしてしまいカバは飢え死にしそうになった。それを救ったのが蜥蜴マン。食糧を用意しカバの面倒をみてくれたのだが、気付くと蜥蜴マンはゼータとつるみカバを売り渡してしまっていた。然し彼はカバに特殊な能力を開発させていた。サイコキネシスである。カバはこの力を用いてゼータと闘い勝利する。だが、それも束の間、今度は蜥蜴マンが、カバをアンドロメダに売り渡していたのだ。でもそれは、壊れてしまった宇宙船の代わりをカバの為に新たに買う為であった。蜥蜴マンは、攻撃を受け殺されてしまった。カバと餌ロボットは蜥蜴マンの買ってくれた宇宙船で新たな旅に出るが、隕石の衝突で通信機器が壊れてしまい船外に出て修理しようとしたが、失敗。宇宙に放り出されてしまう。これをバッテリー寿命が切れる寸前のロボットが救い、カバはゼータ・アンドロメダのエイリアン達が信仰する神が祭られている神殿に辿り着き、自分に良く似た神像の口から流れ出る液体を飲む。するとカバ自身が神として迎えられる。カバは雌で最初に地球を発った時には、生まれたばかりの子が居た。それを引き離されたのがずっと気懸りであった。既に地球上にあった総ての生命は滅び、同じ固体を再生することは神にも許されないという。然し、娘は転生し輪廻を巡っていつかまた進化したカバの形を採って現れる。それまで永遠の命を持つ神として娘を見守ることはできる。但し触れることはできない。母カバは数十億年の時を費やし、決して人間を生じさせないような進化の過程をデザインして公害の無い世界に進化したカバを出現させることに成功した。
エイリアン達の用いる言語は、英語、日本語、仏語、ほにゃらら語など。ダニエルの発想がかなり面白い。唯、カバが神になることと、予め神像があったこととは、時間的矛盾と観ることができる。無論、パラレルワールドを自由航行できる科学技術を想定することもできるし唯神像がカバに似ているだけだとの解釈も可能なのだが、子供向けでもあるので余り細かいことは問題視されていないようだ。
或る、かぎり
HIGHcolors
小劇場B1(東京都)
2019/11/20 (水) ~ 2019/11/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
素晴らしかった。気が付いたら涙が止まらないのに、笑ってました。
家族だから言えないことってありますよね。でも家族だから向き合わなきゃいけないこと。
役者の皆さまのセリフがどんどん染みてくるそんな作品でした。
アンオーダブル
演劇企画 heart more need
劇場MOMO(東京都)
2019/11/20 (水) ~ 2019/11/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
最初「アンオーダブル」って何?と思っていたのだが、「unorderable」と知って、観終わった後では、いろいろ想像のふくらむ良いタイトル。あれが80分しかなかったのか、と思うような濃密な時間だった。
玉川大学芸術学部パフォーミング・アーツ学科2019年度秋学期舞踊公演『Performing Body 2019』
玉川大学芸術学部パフォーミング・アーツ学科
玉川大学 大学3号館 演劇スタジオ(東京都)
2019/11/21 (木) ~ 2019/11/24 (日)公演終了
満足度★★★★
第一次、第二次選考を突破した4年生による8つの作品を「Performing Body 」の言葉通りに身体で表現。
この発表会に対する想いの強さが伝わる熱いパフォーマンスに感動しました。
世界はあまりにも
劇団 脳細胞
アトリエファンファーレ高円寺(東京都)
2019/11/20 (水) ~ 2019/11/24 (日)公演終了
『答えは次のページに』
デッドストックユニオン
ウッディシアター中目黒(東京都)
2019/11/20 (水) ~ 2019/11/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
もうこれで演劇の観納めでもいいや!と思える傑作。 でもこんな作品に出会ってしまうとやっぱり止められなくなる、次のページを見たくなる・・・そうなるとわかっているのに、ねぇ。
音楽劇「組曲 ~Re-incarnation~」
舞台芸術創造団体ワンダーラーファクトリー
HEP HALL(大阪府)
2019/11/22 (金) ~ 2019/11/24 (日)公演終了
満足度★★★★
音楽劇というジャンル初めてだったけど最高に楽しかったです☆
KAPPA〜河童〜
ミュージカルを考えるチーム ビエンナーレ
シアター風姿花伝(東京都)
2019/11/23 (土) ~ 2019/12/02 (月)公演終了
満足度★★★★
当パンにアンケート用紙も入っていなかったが、ネットで余り厳しいことを言わせない為にも付けた方が良さそうだ。序盤から中盤辺りの展開は凡庸で集中が途切れる。
ネタバレBOX
ミュージカル界に新風を、ということらしいが所謂ミュージカルをそれほど観ていない自分には、これで新風と言えるのか否かは定かで無い。然しストーリーテリングな作品でも、ミュージカルとして上演された作品はそれでも数十本は観ているだろう、そのような作品と比較した限りでは、それほど新機軸を感じた部分は無い。若干現代社会の創られた表層性やその虚妄を見抜くことのできない勉強不足や知の欠落傾向に己の存在根拠が揺すられ自らを失って漂う哀れな人間存在が発するトートロジカルで陳腐な堂々巡りが、その内実を欠き結果として実体を虚体化してゆく様は木霊のように描かれているとは思ったが、そこから先に知が踏み込んでいる形跡はない。
一応大筋を追って見えてきた解釈は、6体の人間の形をした♂・♀が、河童であるかも知れにと嫌疑を掛けられ、河童では無いことを自ら証明しなければならない、という悪魔の論法に縛られた結果自縄自縛を強いられ、何とかそれから逃れる為の旅をしつつ、ああでもない、こうでもない、という答えの出せないもどかしさの中で食糧も尽き、遂には命の危険に晒されるが、この試練を何とか持ち堪えある場所に辿り着くと、そこは空気も水も澄み、汚染もされていない桃源郷。そこで彼ら・彼女らは、自らが解放され浄化されて世界に溶け込むことを学んだ。即ち、ここに描かれているのは、普通の人間存在(高い能力や知性、天分に恵まれた一部の人間ではなく)凡庸そのものの人間のイニシアシオンではないか、という解釈だ、彼らは自分達が全員河童であったと気付き、浄水の中を自由に泳ぎ回るのである。当然のことながら、問題解決など一切ここには無い。
然し、上演形態でいえば、歌の上手い役者とダンサーのキャスティングはバランスが良く、天井から丁度ブランコのように吊り下げられたプレートを上下に動かすことで水面を見下ろす形になったり、水中になったりの演出は面白く拝見した。
Funny Bone
prank
難波サザンシアター(大阪府)
2019/11/23 (土) ~ 2019/11/24 (日)公演終了
満足度★★★★
面白かった★やっぱりお笑いは元気もらえますね♪最高😃⤴️⤴️
お勝手の姫
劇団かに座
スペース・オルタ(神奈川県)
2019/11/22 (金) ~ 2019/11/24 (日)公演終了
満足度★★★★
正直、なかなか難解な物語でした。なぜ紳士は婦人を「姫」と呼び、夫人は紳士を「ジョルジュ」と呼ぶようになったのか明瞭な説明はないし、最後に「姫」を本名で読んだ紳士と「姫」の関係はその後どうなったのか、また見合いの二人はどうなったのか、個人的にはちょっとすっきりしない内容でした。終わった後にいろいろと考えないといけない展開より、すっきりほっこりする終わり方であってほしかったというのが本音です。
キャストの方々は、少人数ながらなかなかはまり役でした。舞台セットも毎回素晴らしいし、キャストも個性的、歴史を感じさせる手作り感のある当日運営、どれ1つをとっても横浜を代表する市民劇団的な存在であるかに座さんの今後の活動に期待しています。(次回公演がなんと120回公演だそうです)
或る、かぎり
HIGHcolors
小劇場B1(東京都)
2019/11/20 (水) ~ 2019/11/24 (日)公演終了
実演鑑賞
色んな料理に変身する卵が最後ああちゃった話。でいいんだろうか。
アンオーダブル
演劇企画 heart more need
劇場MOMO(東京都)
2019/11/20 (水) ~ 2019/11/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
役者さんの演技力と芝居の成り行きに80分目が離せません。佐和とそれを取り巻く4人の生き方考え方とても深いものがありました。楽日この芝居を観ることができ良かったと思いました。
宇宙カバ~Space Hippo
人形劇団望ノ社
芸能花伝舎(東京都)
2019/11/24 (日) ~ 2019/11/24 (日)公演終了
影絵のバックヤードを観たような感じがしました。たくさんの時間をかけて原画を作られたのだと思いその大変さに感心しました。
音楽家達との夜。
ラビット番長
演劇制作体V-NETアトリエ【柴崎道場】(東京都)
2019/11/22 (金) ~ 2019/11/24 (日)公演終了
満足度★★★★
45分に凝縮したラビット番長らしい作品。
宇宙カバ~Space Hippo
人形劇団望ノ社
芸能花伝舎(東京都)
2019/11/24 (日) ~ 2019/11/24 (日)公演終了
手作り感があり懐かしさを感じる影絵に、心が温まる気がしました。コメディー要素もありましたが、何となく切ないような・・。そして、社会問題への警告も感じる作品で、深いと思いました。廃校となった小学校を利用した場所で、良い時間を過ごしました。
スリル14/スリル7
ショーGEKI
ワーサルシアター(東京都)
2019/11/19 (火) ~ 2019/11/24 (日)公演終了
満足度★★★
スリル14。時間を気にしてなのか、早口の役者がいて何を言ってるのかわからなかった。最後になぜ青い線を切ったのかが、わからない‼️
世界はあまりにも
劇団 脳細胞
アトリエファンファーレ高円寺(東京都)
2019/11/20 (水) ~ 2019/11/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
嵐の一夜を二つの家族が一緒に過ごすストーリーでしたが、とても面白かったです。普通でいて、でも何となく怪しい雰囲気の中、どんな展開になるのか?と、どんどん惹き込まれました。ラストは「期待した私がバカだった・・」「人生、こんなもんだよね」という感じで、妙に納得してしまいました。ストーリーも、役者さん達の演技も良く、セットも丁寧に作り込まれていて、観応えのある舞台でした。
新版 オグリ
松竹
新橋演舞場(東京都)
2019/10/06 (日) ~ 2019/11/25 (月)公演終了
満足度★★★★
ネタバレ
ネタバレBOX
スーパー歌舞伎(セカンド)の『新版・オグリ』を観劇。
市川猿翁のスーパー歌舞伎シリーズはほぼ観尽くしたが、
市川猿之助になってからは、今作で三作目。
既に猿翁が今作を作っているので、今作は新版という事で、戯曲を一新したようだ。(共同演出に、木ノ下歌舞伎の杉原邦生が関わっているのは見逃せない)。
このスーパー歌舞伎シリーズは、内容、キャラクター、派手な舞、激しいアクションなど、舞台で出来るあらゆる限りをやり尽くしている。
更に物語とキャラクターも深く掘り下げていて、それを演じる俳優が全員上手いので、もう大満足である。
そして今作は舞台を三次元的に捉え、映像、照明、フライング、マッピングなど最先端の技術は使われているので、楽しいのなんのと言う事なしである。
そしてそんな最新技術の応用ばかりに目が行きがちだが、実は猿翁版と比較してみると、大事なシーンの芝居の箇所にはかなり時間を割いていて、効果音や技術などを一切用いずに、直級勝負で、シェイクスピアでも観ているのではないか?と思わせる程、丁寧に描いている。
流石に猿翁もここまでは拘っていなかっただけに、完成度の高さには圧倒される。
猿翁版を含め、今までのスーパー歌舞伎の中で、今作が最高傑作ではないかと思う。
かなりお勧めだが、残念ながら、明日で千秋楽だ。
まつげにかかる灰
点滅して冬
ウイングフィールド(大阪府)
2019/11/23 (土) ~ 2019/11/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
大学生とは思えない演技と内容です。これからは要チェックの劇団。次回も期待しています。
星まつりの夜に
劇団えっぐ
クレオ大阪中央 セミナーホール(大阪府)
2019/11/24 (日) ~ 2019/11/24 (日)公演終了
満足度★★★★
意外と良かった。特に三話目はベタだけど、グッときた。三話目の女優は演技うまかった。