最新の観てきた!クチコミ一覧

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COUPLES 冬のサボテン

COUPLES 冬のサボテン

アヴァンギャルド×コンプレックス

小劇場 楽園(東京都)

2019/10/31 (木) ~ 2019/11/04 (月)公演終了

約2時間。元野球部のゲイの親友たちの数十年。元気に泣き笑い、苦境を生き抜く人々が愛らしい鄭義信作品。会話のライブ感が持続するのがいい。選曲が切ない。時代の変化を実感。

ネタバレBOX

サザンオールスターズ「チャコの海岸物語」、a-ha「TAKE ON ME」など。
ノート

ノート

ティーファクトリー

吉祥寺シアター(東京都)

2019/10/24 (木) ~ 2019/11/04 (月)公演終了

約1時間50分。オウム真理教の地下鉄サリン事件を、私はオンタイムに経験していた世代。誰が、なぜ、何を…を俳優が再現するフィクション。知らない若者はぜひ。今起こってもおかしくないと思う。死刑についても考えられた。

ネタバレBOX

修行の場面はテレビで見たことがある。
上九一色村の富士ガリバー王国もつぶれた。
映画「教誨師」を思い浮かべるシーンあり。
蒼い薔薇のシグナル

蒼い薔薇のシグナル

東京印

テアトルBONBON(東京都)

2019/10/30 (水) ~ 2019/11/04 (月)公演終了

満足度★★★★

前半は単調だが、後半の流れが凄まじい!人の心のドロドロ感が半端ない!その中にほっこりとした老夫婦が、なんとも良い味をだしていた。泥沼にはまって、あがく人々、なんともやり切れない想い。苦みと痛みの舞台でした。

EXTEND 0 エクステンドゼロ

EXTEND 0 エクステンドゼロ

Performance team PADMA

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2019/11/01 (金) ~ 2019/11/04 (月)公演終了

満足度★★★★

その実力はよくわかったし、観客を楽しませようという姿勢もいい。ただ“魅せる”という点で言えば、あまりにもステージが狭いし、高さが足りない。その為に迫力不足になってしまったのは残念!

カグヤヒメ・イズ・グッド

カグヤヒメ・イズ・グッド

劇団ももいろ鉄ドール

王子スタジオ1(東京都)

2019/11/02 (土) ~ 2019/11/03 (日)公演終了

満足度★★★★

意外と忠実に演じられました。

ネタバレBOX

古典の竹取物語を、立体落語風に仕立てたもの。

地球では、ああでもないこうでもないと悩むため、脳内に第二・第三のかぐや姫がいましたが、月からの使者の羽衣を纏うと雑念が払われ悩むこともなくなり、第二・第三のかぐや姫は姿を消しました。素敵なシーンでした。

かぐや姫本人は美少女でしたが、三倍お得とは言えず、本当の三倍お得にしてほしかったです。前説をした主宰の人のとぼけた雰囲気は絶妙でした。
死に顔ピース

死に顔ピース

ワンツーワークス

ザ・ポケット(東京都)

2019/10/24 (木) ~ 2019/11/03 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

観れて良かった。

MimitoMetoAo

MimitoMetoAo

劇団フェリーちゃん

インディペンデントシアターOji(東京都)

2019/10/31 (木) ~ 2019/11/04 (月)公演終了

満足度★★★

【海】の回観劇

ネタバレBOX

火山島で、生贄にされそうになっている王女を助けようとするみたいな冒険メルヘン。

プレミアムシートには、各推しメンを持ったような人がいました。それなら、歌の上手い女優さんだけをフライヤーに載せるのではなく、若い女優さんたちを全面に出したらどうかと思いました。
ロミオとジュリエット

ロミオとジュリエット

共立女子大学ミュージカル研究部

共立女子大学 共立講堂(東京都)

2019/11/02 (土) ~ 2019/11/03 (日)公演終了

満足度★★★★

少しアレンジした「ロミオとジュリエット」のミュージカルでした。歌やダンスに関しては「もう少し・・」と感じる部分も多かったのですが、皆の一生懸命さが伝わってくる舞台でした。そして、衣裳やメイクが華やかで、宝塚のような雰囲気を楽しめました。素敵な曲も多々あり「エメ」という曲は、今も頭を巡っています。あれだけ多くの歌やダンスをこなすには、本当に一生懸命に練習したんだろうなと思うと、応援したくなりました。来年も、若い女の子達が頑張って作った舞台を観たいです。良い時間を過ごせました!

燃えつきる荒野

燃えつきる荒野

ピープルシアター

シアターX(東京都)

2019/10/30 (水) ~ 2019/11/04 (月)公演終了

満足度★★★★

初ピープルシアター。名を知った当初からの「真面目」(硬派)のレッテルは当りであったが、その劇団なりのテイストを味わうのはやはり新鮮な悦びがある。船戸与一氏の原作も、他の著書も知らず、今作は三部作のラストというので、ストーリー理解面の制約は覚悟の上。後で知った所では、ここに登場する敷島四兄弟は(如何にも歴史上存在したっぽい軍人ぽい名前だが)原作『満州国演義』に出てくる架空の人物。
物語は満州建国から滅亡までの歴史を時間経過的には辿る。硬質な台詞を役者は口にこなして発語できていたが、人物関係図は中々掴みきれなかった。
が、場面処理をはじめ技術は高い。幾つものエピソードを短い場面で繋ぐ一定のテンポ感、人物繋がりのリレー風の場面展開(場面移行がスムースになる)、サスペンスフルな音響。目を引くのがまずシアターXのほぼ正方形に近い広いステージ一杯に広がるススキ野。やや高低差のある各所で、様々な場所のシーンを俳優の無対象演技で見せる。途中、ドラマを推進していたエンジンを切った静寂の中、敷島太郎(長男)と知己であるアウトローな男が身の上話をする(実は自分が君らと血縁であったその由来=そこに日本近代史を俯瞰する視点も)、リアルな時間がある。
エピソードの関係性は把握し切れなかったが、満州国を巡る歴史上の主要な事件が断片的に連なり、架空の人間の物語を借りながら歴史を叙述する仕立てとなっている。即ち、柳条湖事件、二二六事件、盧溝橋事件、関東軍、原爆投下、ソ連参戦、逃避行、シベリア抑留、帰国。。
原作に興味を持ち始めた。

ネタバレBOX

最後を歌でしめた事、および歌そのものが私には合わず、少々気恥ずかしくなった。
 影ばさみ~「そこのそこ」より~

影ばさみ~「そこのそこ」より~

ThreeQuarter

萬劇場(東京都)

2019/11/02 (土) ~ 2019/11/04 (月)公演終了

鑑賞日2019/11/02 (土) 19:00

価格3,200円

日ノ光チーム観劇。とにかく大作。キャスト数が多く、要素が多く、上演時間も2時間超え(2時間15分とのことだが、2時間20分くらいあったと思う)。美術、小道具、衣装と手間・予算をかけて作られている。大きな団体だからこそできることであろう

ネタバレBOX

設定にわかりにくいところがあり、登場人物たちの行動の動機がわかりかねる場面があった。(井戸に入るとどこに行くのか?とか)
クライマックスらしい箇所が複数あり、どこを盛り上げたいのかが明確になっているともっと良かった
バーサよりよろしく

バーサよりよろしく

エレベーター企画/EVKK

あうるすぽっと(東京都)

2019/11/02 (土) ~ 2019/11/04 (月)公演終了

満足度★★★★★

面白かったです!というと語弊があるかもしれませんが、演出ってこんなに自由なんだと思いました。テネシーさんに見てもらって感想が聞きたいです。

MimitoMetoAo

MimitoMetoAo

劇団フェリーちゃん

インディペンデントシアターOji(東京都)

2019/10/31 (木) ~ 2019/11/04 (月)公演終了

鑑賞日2019/11/02 (土) 14:00

価格3,800円

海チーム観劇。画で魅せる演劇。なので撮影可能回を設けることが可能となるのは必然でありその点は興味深い。そしてストーリーや人間関係を追うのはさして得策ではないようだ。アオの効用なのか、見えているものが現実ではないようなのだから

燃えつきる荒野

燃えつきる荒野

ピープルシアター

シアターX(東京都)

2019/10/30 (水) ~ 2019/11/04 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

船戸与一原作「満州国演義」…揺れ動く時代の奔流の中、無残に歴史のはざまに棄てられていく若者たちを描く3部作」の完結編。満州の地を舞台にした壮大な叙事詩。戦時下、そんな深刻な状況の中における1人ひとりの人間の生き様をダイナミックに描いた物語。
公演は「虚像の人間」「事実の歴史」という虚実をうまく構築し、ある意味、観(魅)せる虚実史―野心的な作品として楽しめた。ただ、物語は日本国内・満州という地を交錯させる展開で、登場人物も多く、観ている者が置き去りにされそうになるのが難点。
(上演時間2時間)

ネタバレBOX

セットは満州の壮大さ荒野をイメージさせるものであろうか、段差を設けた草原風景。所々に小スペースがあり、日本国内や満州の某施設や飲み屋になり、時の経過や場所を示す。
物語は敷島四兄弟の生き様を中心に展開。描き方は同時・並行的に日本国内と満州の地-別の場所を交錯させ時代を立体的に構成しようとする。しかし、逆に話が断続的になり繋がりを持てなくなる。人物造形はある程度観せることが出来るが、それでも映画・映像と違って同一セットでは場所の違いを視覚で観せるには限界があり、観る者の想像力に負うところが大きい。

梗概…満州事変から第二次世界大戦終結までの満州国の興亡を、敷島四兄弟と関東軍特務将校・間垣徳蔵を軸に描く。大局観として、国の軍事的思惑によって多くの人々の血が流れる。国家間の政治的思想、軍事的戦略は相対的なもので、何が正しく間違いなのか、時代の只中にあって正否が判断できるのか。船戸作品は硬質な歴史観によって支えられていると思うが、戦争という悲惨さの中にあっても まだある程度のロマンの様相を帯びている。戦争(殺戮)は屍しか残さない。善も悪もなく、悠久の大義も私怨も関係なく同列にある。物語はフィクションであるが、ここにある(歴史)事実の観点からすればノンフィクション、現実のディスポティズムの殺戮と重なるイメージを持つ。だから事実の路傍に打ち棄てられた人々の叛史が突き付けられることによって、ロマンと同時に重苦しさに圧倒されるのだ。

敷島四兄弟は、異なった立場と役割が与えられている。それに伴って人間性は、時代背景とその任務・立場が強烈に描かれているため、人間ドラマではなく”虚実史”としての色彩が濃い。完結編として、敷島兄弟は通化の地に集う。満州国はわずか13年で理想の欠片さえ失い、重い鉄鎖と化した。昭和20年にソ連軍が侵攻を開始し崩壊してゆく「王道楽土」。日本そして満州、二つの帝国が破れ残ったものは何か、を考えさせる。満州という地は、日本の時代史・地域史においてどのような存在であったのだろうか。

日本国内と満州を交錯させ、国内は耽々と不穏な空気が流れ、一方満州における修羅現場と化した対比、そして人物は相貌を変え動き回る。日本海を挟んで昔からの深い関係にあった大陸と日本の近代史が人々にもたらした不幸。不条理は、兄弟の生き様に投影させ、社会の底辺にまで浸透してしまった強者・弱者の構図として浮き彫りにする。といっても当時の社会のヒエラルキー構図が直接に対峙して映し出される訳ではない。そこには閉塞・緊迫という状況、時代という大きなうねりが立ちはだかっているという表現である。時代に個々人が翻弄され、抗し難い状況が重層的に立ち上がる。満州国演義3部作の完結編は悲劇的な結末へ…。

これだけダイナミックに揺れた時代と場所―日本と満州―を3部作とは言え、小説の醍醐味を十分に表現することは難しい。下手をすれば、急ぎ足で表面的な事実経過だけを羅列する、そんな勿体ない公演に思えてしまう。もう少し事(焦点)を絞るか、興行的に可能であれば4部作へ増編してもよかったのでは…。
次回公演も楽しみにしております。
街の下で

街の下で

今泉力哉と玉田企画

こまばアゴラ劇場(東京都)

2019/10/24 (木) ~ 2019/11/04 (月)公演終了

満足度★★★★

作・演出家が2名。
異なる2つの感性から成る演劇的化学反応系作品。
前半の男女間をはじめとする人間関係の機微の描き方は結構好きな作風。
それが一旦リセットされて別の作品に変身してしまったかの様。
変身とはいってもやっぱりひとつの作品、その駆け引きめいたせめぎ合いがとても新鮮でした。
前半でせっかく積み上げてきた繊細な空気感が崩れていく感じは快感にも似て、コインの裏表みたいな面白さだったけれども、ヤンチャが過ぎていたかカタルシスまでには至らなかった部分にはちょっと惜しかった感あり。

何よりこの斬新な演出に上手く乗っかれる役者さん達の演技力あってこその完成度。
その役者さんも何名か出演にて来年映画化、公開されるそう。
主演は演技の振り幅も大きい若葉竜也さん、う~ん何だか面白くなりそう。

バーサよりよろしく

バーサよりよろしく

エレベーター企画/EVKK

あうるすぽっと(東京都)

2019/11/02 (土) ~ 2019/11/04 (月)公演終了

満足度★★

白が徐々に赤く染まっていく様は視覚的にはおおっと思いましたが、個人的にはちょっとハイブローでした。

音楽劇ヨルハ Ver 1.2

音楽劇ヨルハ Ver 1.2

舞台ヨルハ製作委員会

THEATRE1010(東京都)

2018/02/09 (金) ~ 2018/02/13 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

持田千妃来さん出演。
この再演はシアター1010という広いステージ、生演奏での盛り上げもあって、前回より壮大なイメージが広がりました。冷静になってみると前回と内容は変わらないわけですが、効果は抜群だったと思います。
殺陣が得意な持田さん、十六号「ガンナー」役で、銃が武器。剣の殺陣はよく拝見してましたが、銃は新鮮でした。良かったです。
巨大な敵と戦うときの映像を使った演出、大迫力でよかったです。大きな会場の大きなスクリーンだからこそですね。

ネタバレBOX

救いが無いストーリーとも言えますが、納得感は十分で、個人的には満足度高いです。
二号だけが生き残って続きを期待させる終わり方、良いと思います。
ヨルハ部隊の4人のうち、二号、四号、二十一号はソロ歌唱があるのですが、持田さんの十六号だけは無かったです。お歌を聴きたかったですね。
猩獣-shoju- <東京公演>

猩獣-shoju- <東京公演>

壱劇屋

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2019/10/11 (金) ~ 2019/10/14 (月)公演終了

満足度★★★★★

猩獣は再演から観ました。再再演で1番驚いたのは梯子を使った殺陣でした。再演と違いすぎて釘付けになっていました。
上演時間65分とは思えない程の内容の濃さでした。

ネタバレBOX

再再演なのに出演者や役者が違うとこんなにも違うのか、とびっくりするほど全てが新しかったです。
幼馴染みのみんな愛せるなぁと思ったし悪の四天王かっこよすぎてどっちを応援すれば…!?としょっちゅう混乱してました(笑)
庄屋は初演とも再演とも違う憎さがあって猩獣は動きが綺麗でアクションモブの皆さんは細かい演技を舞台の端から端までしているので本当に目が足りなかったです…。

幸せな時間過ごせました!ありがとうございましたお疲れ様でした!
Littele Basters

Littele Basters

聖学院大学演劇部わがままスナイパー

聖学院大学 4302教室(埼玉県)

2019/11/01 (金) ~ 2019/11/02 (土)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2019/11/02 (土) 15:00

価格0円

無事、公演が終了致しました。
今年は昨年を超える50名近いお客様にお越しいただき、
昨年以上の賑わいがありました。
来年も今年を超えられるよう精進して参ります! 

燃えつきる荒野

燃えつきる荒野

ピープルシアター

シアターX(東京都)

2019/10/30 (水) ~ 2019/11/04 (月)公演終了

満足度★★

完結編観てきました。

正直な感想は
一部、二部と観てきて…今回
期待値が高かったのかもしれませんが、尻窄み、右肩下がりに感じました。

数年前原作を読み、これが舞台化されるんだ!ってウキウキしてました。

ネタバレBOX

セットは変わらずススキが一面
時代が進んでない様に見えました。
…10年以上時代が動いてるのに。 

脚本?台本?
省略しすぎてて、完全に観る側を置いてきぼり。
もっと細かく時代に呑まれていく、翻弄されていく姿を観たかったです。


出演してる俳優さん達の力量の差がありすぎて
最初のシーンからため息がでました。

四兄弟と間垣は三郎を除いて続投だけあって、魂こもってるなぁって、本当に生きる人に見えました。
映画化するなら絶対に演じて欲しい
この人達以外に考えられません。

四郎以外の人は死んでしまうけれど
シーンが凄く雑に描かれていてションボリ
俳優さんは凄いのに、、、引き込まれたのに!
太郎は時代に翻弄される
次郎は満州を馬賊として生きて死ぬ
四郎は時代や人に呑まれながらももがき苦しみ生きる
本当に魅力的に演じてました。
間垣も血の繋がりがある敷島家を放っておけなかったんですよね
あと犬役の人も続投
この物語には欠かせない人物?だと思って一部の時に人間が演じるってビックリしましたが、身体能力と表現力が凄くて次郎の事大好きが伝わってきて素敵でしたが
死の場面はもっと次郎とのやりとりを観たかった
次郎はここから少しずつ壊れていく大切な場面なのに

あと続投してた
敷島太郎なんで売ったー
って叫んでた人、太郎の家の隣の人(今回は奥様しか出てなかった)
この人も七変化?色々な役を生きていて、素敵でした。
太郎の奥さん役の人も続投していましたが
ごめんなさい、年齢的に(実年齢はわかりませんが)無理があったかな太郎のお父さんの後妻の妹ですよね…

好き放題書いてしまいましたが
魅力的な俳優さんが多く、それでなんとか終えた作品に感じてしまいました。
一部、二部が凄く素敵だったので
四部作にするとか、1つ1つをもう少し長く上演するとか方法はあったのかなって(休憩は欲しいです♪)
三年間お疲れ様でした。
原作でも舞台でも次郎が好きです。
『花と爆弾~恋と革命の伝説~』

『花と爆弾~恋と革命の伝説~』

劇団匂組

OFF OFFシアター(東京都)

2019/10/23 (水) ~ 2019/10/27 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/10/23 (水) 19:00

価格4,000円

明治のジャーナリスト、文筆家、婦人運動家・社会主義運動家である菅野スガの半生。
テーブルと4脚の丸椅子、それに黒い戸板(?)1枚というシンプルな装置と各場面の「時と場所」の示し方、そして場に応じて語り手(複数)をも使った立板に水の如き流暢な語り口が何とも見事。
なので音楽面とある小道具でちょっとひっかかったモノもあるが(そこも含めて)愉しく観ることができて満足。

なお、主人公たちの「運動」は「国民に主権を!」的な内容と言えよう。
漢字も正しく読めず原稿を使い回す史上最悪の主席宰相とその一派が国民から主権を奪う改憲を目論んでいる今、タイムリーな演目かも、とも思った。

ネタバレBOX

音楽面での引っかかりはキング・クリムゾンの楽曲の多用。M0の「エピタフ」で客入れBGM(泉谷しげるだったか?)とのギャップに頬が弛んだが「墓碑銘」ということで本編を暗示するものとして納得。
しかしそれ以降も個性が強いクリムゾンの楽曲(ほとんど「クリムゾン・キングの宮殿」からのもの)が劇中で流れ、時として芝居が音楽に「喰われた」感があったことは否めない。

また、ガンマニアとして使われたリボルバー拳銃が357マグナム級口径のもの(コルトパイソン?)だったのに違和感。「記号としての拳銃」とはいえ当時にはなかった大口径拳銃を使うのはいかがなものか?

その一方、「真っ黒になって働いても白い飯は食えない」という鮮やかな対比を含む台詞を筆頭として随所に巧みな言葉がちりばめられていたのも印象に残った。

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