最新の観てきた!クチコミ一覧

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雉はじめて鳴く

雉はじめて鳴く

劇団俳優座

俳優座劇場(東京都)

2020/01/10 (金) ~ 2020/01/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

俳優座でも小劇場界に出張る保亜美や清水直子、また若手を配し、年配をエライ役にしない戯曲、杉山至の(久々見た)グレイトな美術で、新劇の俳優座の舞台である事をふと忘れ「事態の細かな推移」を凝視する小劇場演劇の世界に入り込んでいた。
女性の会話がやはり巧い作家。俳優座俳優が精度高く戯曲の要求に答えていた。危うげなストーリーが崖から転落せず踏みとどまってイイ話に収まるが、これが青少年(人間)理解の議論に一石投じる結末となり、広く現代批評ともなる。微かな辛味が(私としては)作品の命であった。

ネタバレBOX

二つの時が流れていた事が最終場で分るのだが、三十年の時を経た「答え合わせ」が本当に正解であるのかも含め、単純に割り切れない人生の時間を思わせられた。十代当時、学校という空間で、「俺に仕事をさせろ」状態の教頭も含めて(含めて良いのか疑問はあるが・笑)、彼を巧くいなす女性校長、ズルいサッカー部顧問、主人公である副顧問の女性教師と、新任のスクールカウンセラー、そして同部員の生徒(男女)が、問題の男子生徒と彼が離れたいと思っている一人親(母)と対峙する場が、彼を救わねばという真摯な思いを凝縮して結晶となる。その伏線は、演出か戯曲の指定か、芝居の冒頭に飛び交う声、即ち問題の生徒を探して呼ぶ声である。舞台中央上手寄りに立つグランド用スピーカーを通して流れる幾つかの声が、限定された区域を越えて行く音として残響するのだが、これと装置とのマッチングが素晴らしい。
多様に使いまわす回転舞台を舞台手前中央に据え、奥にややカーブのあるプラットフォームが左右袖まで渡されているが、それら全体がくすんだコンクリートの地肌色で、特に奥の高みのある通路は左右に立つランプと相まって、高速道路に見える。ごうごうと鳴る走行音に「声」が掻き消される情景がまず提示されるという按配である。前方席から見上げる角度がその印象を強めたのかも知れないが..。
奥の通路は「もう一つの時間」で、年を重ねた男がさらに年嵩の女性の車椅子を引き、見晴らしの良いそこで会話をする場所になる。
殺伐とした都市の象徴から、喧騒を離れたのどかな時間への変化。変化する背景色、生々しくひりつく「現在」が展開する回転舞台エリアとの対照も印象的であった。
「朝日のような夕日をつれて」

「朝日のような夕日をつれて」

株式会社STAGE COMPANY

本所松坂亭(東京都)

2020/01/14 (火) ~ 2020/01/19 (日)公演終了

満足度★★★★

M verを拝見。
本当だ!つかこうへいスピリッツがビシバシ、案外鴻上作品と相性が良いのですね。
かなり自由度の高い作品と思われ、最近の時事ネタやアイテムがふんだんに。
なるほど演出の手によって器用に容貌を変えながら、いつの時代になっても現在(いま)の作品として生き続けていく事のできる作品なのだなぁと。

そうそうっこれこそ鴻上ワールドの…と納得したところで終演。
予定調和ガン無視の展開、ストーリー説明は自分なんかにはとても無理!という手強い公演でしたが、とにかく役者さんのパワーたるや。
思わずバッカでぇ~な笑い、ゴトーをこんな風にしちゃっていいの?(笑)約2時間の荒波を泳ぎ切った役者さん達に拍手です。

たまたま、お話しできたお客さんは何と今日の公演を観るために大阪から。
交通費、宿泊費、時間だってバカにならないだろうに。
しっかり楽しめたようで良かった。
簡単な移動で観劇できてしまう環境に感謝しなくてはとつくづく思いました。

マリオネット

マリオネット

ミュージカル座

六行会ホール(東京都)

2020/01/15 (水) ~ 2020/01/20 (月)公演終了

満足度★★★★★

ドタバタとした出演者の動作に生の舞台の魅力があり、
日常生活を非日常的に朗々と歌うことで浮き上がる何かドラマティックな魅力があるのだなと実感しました。
からくり人形ソフィーの一挙一動がキュートで目が離せません。

スノー・ドロップ

スノー・ドロップ

感情7号線

劇場HOPE(東京都)

2020/01/11 (土) ~ 2020/01/19 (日)公演終了

満足度★★★★

雪が降る景色が想像できました。

ネタバレBOX

つながりがないように感じる個々の場面が、話が進むにつれて少しずつ鮮明になっていくのは壮快でした。
パラレルワールドの同じ部分と異なる部分、時間が巻き戻されていく部分がおもしろかったです。
ラストは切ないようで、少しインパクトの強くない結末に感じましたね。
シロとポポについては関係性がわからなかったです。
「朝日のような夕日をつれて」

「朝日のような夕日をつれて」

株式会社STAGE COMPANY

本所松坂亭(東京都)

2020/01/14 (火) ~ 2020/01/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

つかさんの芝居みたいでした。5人の熱いこゆ~い芝居すばらしかったです。これはたくさんの方に是非観ていただきたいです。拝見できて良かったです。大満足でした。

ストリッパー物語

ストリッパー物語

URAZARU

オメガ東京(東京都)

2020/01/15 (水) ~ 2020/01/19 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2020/01/16 (木)

16日・青キャストの19時開演回(2時間)を拝見。

ネタバレBOX

『売春捜査官』『飛龍伝』はお馴染みだが、『ストリッパー物語』は初見。
だが、やはり、そこは、つかこうへい作品。
観客にグイグイ迫って来る展開の中、明美役の月海舞由さんや、明美のヒモ・シゲ役の高橋ひろしさんを初めとする座組の皆さんの汗と熱気に只々圧倒され、しまいには、隣りの席の方につられて、エエ歳こいたオッサンまでもらい泣きの120分だった。

【配役~青キャスト】
シゲ(元・高校教師だが、妻子を捨て、教え子の明美と駆け落ちした挙句、今では明美のヒモに)
…高橋ひろしさん
明美(同僚である緑やマリを庇って、自分だけ終演後の「本番」を引き受けているストリッパー。以前にシゲの子を流産し子供の産めないカラダに)
…月海舞由(つきみ・まゆ)さん
美智子(シゲの娘。米国に渡り本格的なダンサーの道を歩む彼女に、明美は自分の果たせなかった夢を託す)
…酒井瑛莉さん
誠(緑に恋している座のボウヤ)
…林信希さん
緑(明美の先輩ストリッパー。姉御肌)
…林彬さん
マリ(明美の後輩ストリッパー。センターをとる明美に嫉妬+憧れ)
…鵜濱咲紀(うのはま・さき)さん
ヒロ(昔は大劇場の、今はストリップ一座の振付師)
…阿久津紘平さん
智也(照明担当の大学生。後に弁護士になり、明美にプロポーズしに来る)
…森勇介さん
ストリップ一座の支配人
…小山修平さん
COLORS -TONICA SPECIAL CONCERT VOL.2-

COLORS -TONICA SPECIAL CONCERT VOL.2-

トニカ・ウィンドオーケストラ

国立オリンピック記念青少年総合センター・カルチャー棟・大ホール(東京都)

2020/01/13 (月) ~ 2020/01/13 (月)公演終了

満足度★★★★★

演奏、歌を堪能しました。とても迫力あるステージでとてもよかったです。
また、次回も聴きたいですね。

十二人の怒れる男 -Twelve Angry Men-

十二人の怒れる男 -Twelve Angry Men-

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2020/01/10 (金) ~ 2020/01/20 (月)公演終了

満足度★★★★★

とても良かったです。役者の皆さんのレベルの高さはもちろん、内容も完璧でした。濃厚な会話劇を堪能しました。二時間弱もあっという間でした。
こちらでの上演は外れなしでとても好きです。次回も足を運びたいです。

舞台『暗転エピローグ』〜高校演劇プロジェクト〜

舞台『暗転エピローグ』〜高校演劇プロジェクト〜

「舞台暗転エピローグ」製作委員会

中目黒キンケロ・シアター(東京都)

2019/08/15 (木) ~ 2019/08/18 (日)公演終了

満足度★★★★

事前に情報を入れておらずどんな雰囲気になるか楽しみにしていましたが、
予想を超える楽しい作品で楽しめました。

高校の演劇部というエモい設定を最大限に活かしつつ、
個性豊かなキャラ達が輝いていました。

脚本も王道というか、とても真っすぐに青春や友情などを描いていて、
心地良く作品の世界に入り込む事が出来ました。
また原作がマンガという事もあり(原作者も役者さんでご出演されていてビックリ)
丁度良い「非現実感」と「アニメの様な世界」を楽しめました。

新たな展開(続編など?)も是非観てみたい、好きな世界観でした。

笑う、夜の果てにて

笑う、夜の果てにて

オフィス上の空

Corus 赤坂(東京都)

2019/12/14 (土) ~ 2020/06/01 (月)公演終了

満足度★★★

短い作品なので、3点を満点として3点を付けさせて頂きました。

十二分に楽しめる時間と空間。また是非とも行きたいです。
私個人としては朝劇は4度目くらいの観劇。

日曜日の朝9時30分から、リラックスして観られる内容。
当たり前の様に役者陣が、お店に入ってくるところから物語が進んでいき、
360度全部からの視線を浴びながらも、その全角度の観客を楽しませようと、
サービス精神溢れる色んな言動があり会場も大いに盛り上がっていました。
(撮影も自由に行えるので、観るのも良し、撮影するのも良しと自由度も高い)

短い時間だからこその脚本もしっかりとしていて、二転三転する展開は意外性も多く、
飽きる事無く時間が過ぎていきました。

是非とも朝劇、一度はご観劇下さいな。

氷雨丸 -常花の青年遊廓-

氷雨丸 -常花の青年遊廓-

レティクル東京座

新宿村LIVE(東京都)

2018/06/06 (水) ~ 2018/06/10 (日)公演終了

満足度★★★

個性的で独創的。
艶やかでエネルギーに漲る空間と多彩な役者陣と登場人物達に圧倒されました。

2度の観劇でも把握し切れない程の充実ぶりでした。
歌にダンスに、カーテンコール(アフターイベント)までも、
全ての時間が観客を楽しませようとされているのが伝わってきました。

テイスト自体はとても好きでしたが、自分のせいでもあるかもですが、
内容や感情の推移を把握し切れなかった部分も多々あったので、
☆3つとさせて頂きますが、新しい世界を知る事が出来ました。

COLORS -TONICA SPECIAL CONCERT VOL.2-

COLORS -TONICA SPECIAL CONCERT VOL.2-

トニカ・ウィンドオーケストラ

国立オリンピック記念青少年総合センター・カルチャー棟・大ホール(東京都)

2020/01/13 (月) ~ 2020/01/13 (月)公演終了

満足度★★★★

英語で歌えるのは両角さんだけでしたからねえ。
あとの三人は日本語だと良いのだけど。特に歌って踊れるクラリネット奏者ときたら思いっきりカタカナ。
歌が上手くても、英語が駄目だとガッカリしちゃうんですよねえ。

ストリッパー物語

ストリッパー物語

URAZARU

オメガ東京(東京都)

2020/01/15 (水) ~ 2020/01/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

青キャストを観劇しました。熱いストーリーと役者さんの熱演に、どんどん惹き込まれました。周りからは理解されないかもしれませんが、こんな男女の愛の形もあるのだな・・と、ラストは涙腺が緩みました。観劇後の帰り道も、切なくて仕方なかったです。役者さん達は皆、それぞれの役柄に嵌っていて、とても良かったです。大満足でした!

寓話のゴーグル

寓話のゴーグル

Pave the Way

劇場MOMO(東京都)

2020/01/13 (月) ~ 2020/01/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

人は自分の置かれた状況や境遇によって色々な見方があり、気づかなくてもゴーグルをかけていたり。
色々な想いが詰まった、自分にとっては生きるヒントを貰えた作品。
(B初日→A2日目→B2日目の順に観劇)

「渋谷能」 第一夜

「渋谷能」 第一夜

セルリアンタワー能楽堂

セルリアンタワー能楽堂(東京都)

2019/03/01 (金) ~ 2019/03/01 (金)公演終了

満足度★★★★★

神事として崇められる「翁」を鑑賞。日本酒と米を口する神事を観客も体験でき、奥深さに触れました。

おとぎ裁判 第2審

おとぎ裁判 第2審

CLIE

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2020/01/10 (金) ~ 2020/01/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

ほとんどが女子。場違いなところに来てしまったかなと思いましたが、それでも30分過ぎ頃から面白くなっていきました。

ネタバレBOX

原告側二人、被告側二人、裁判官側二人に道化役一人による構成。「ハーメルンの笛吹き男」の真相を暴く裁判劇。

所謂イケメン俳優たちによる女子向けの顔見世興行なのですが、30分が過ぎた頃から真相解明に向けて本格的に動き出すと次第に引き込まれていきました。

おとぎ話の中で一人残った足の悪い少年の美しい歌声が、動物たちや子供たちを引き寄せていたのでした。障害児として大事にされていなかった少年が子供たちを道ずれに集団自殺しようとしたところを笛吹き男が止め、子供たちを子供たちの意志のもと時空の異なる世界へ送ったとのことでした。

裁判官アケチは縞々の服を着た囚人で、検事や弁護人も含めて彼らは何者なのかという謎が残り、このシリーズはいい具合に続いていきそうです。
ニオノウミにて

ニオノウミにて

岡崎藝術座

STスポット(神奈川県)

2020/01/11 (土) ~ 2020/01/19 (日)公演終了

満足度★★★★

二年前に岸田戯曲賞を受賞した上里雄大の新作の公演・客席50ほど(満席)の横浜のビル地下の狭いスペースでの上演である。長い年月をかけて練り上げられた昨年の受賞作「バルパライソの長い坂をくだる話」に比べると、こちらはエッセーの味。それでも、天皇の血で琵琶湖が真っ赤になる、とか外来魚のブルーギルが人間の勝手を訴えるとか、それぞれ、ふつうの演劇の舞台ではなかなか観客に納得させるのが難しいところを、ホリゾントの黄色と朱の幕(この色彩感覚は大したものだ)で表現してしまうとか、異様ともいえるブルーギルの着ぐるみ(衣装デザイン秀抜)の女優(重実紗果)の快演でみせてしまうとか、思い切った演出があって芝居好きは嵌められてしまう。
エッセーの趣旨は、作者が国境横断派ということもあって、琵琶湖で外来種として駆除されるブルーギルの命に託して、現在問題になっている外国人労働者をはじめとする開放化に対する日本の無意味で不思議な閉鎖性への多角的な批判、ということだろうが、作者の意図に反して、そのような内容より、舞台の仕組みが面白い。
舞台は三場に分かれていてそれぞれ約30分。一場(夜更け)は、竹生島に夜釣に出かける湖岸の過疎の村の老人と娘が島で神に会う話、二場(夜明け)。は、外来魚として排除されるブルーギルの訴え。三場(曇り空)は鎮魂の神の舞.で、一場と二場の間に10分の休憩がある。ここで、横浜ということもあって、観客にシュウマイ弁当やスナック、お茶を売る。もぐもぐしながら気軽に見てくださいという趣旨と説明されるが舞台の方が広いスペースで壁際に押しつけられて見ている観客はとてもそんな気分になれない。が、「バルパライソ」でも大きな船のデッキの客席を組んで、観客を取り込もうとした作者の意図はよくわかる。観客は、読むかどうかっ分からないアンケートを書かされたり、次回公演の広告をもらったり、突然舞台から賛否の声を上げるのを強制される観客参加には心底うんざりしているのだ。
俳優は三人。柄が役にあっているうえに、ダンスもやっているらしく、動きがきれいで無駄がない。巫女の役を演じる浦田すみれはまだあまり経験はないようだが、こういう役を演じられる貴重な年齢にも恵まれた。受けの諸役を演じる男優の嶋田好孝も、相手をよく見て演じている。舞台が狭いという条件もあるが、動きと衣装がち密に計算されている。能のワキだ。
平らなギターのような木切れにモニターを張り付けたような持道具が登場して、モニターの部分にはその楽器を弾く手元が鮮明に映し出される。音は、琵琶で、この楽器の伝来と三線としてのこの国での普及が語られる。また、終盤では「琵琶湖周遊の歌」が聞こえるともなく聞こえてくる。論理的な起承転結でなく、埋め込まれた民族の記憶の断片が立ち上がってくる。こういうところがうまい。
最期に内容になるのは本末転倒だが、この舞台や、松原俊太郎、岡田利規などの新しい演劇を作ろうとしている人たちには、既成のリアリズムに対する根強い不信がある。セリフによる戯曲、現実べったりの俳優演技のリアリズム、劇場の仕掛け、そこをウザイ、似非だと、否定するところから彼らの演劇は始まっている。岡崎芸術座の舞台は、地点よりも、木下歌舞伎よりも、前衛的だが、スッと観客の心に入ってくるところがある。これからの演劇を純粋な形で見せているのかな、とも思う。


ネタバレBOX

この劇場は関係者でなければたどり着けまい。せめて、ビル一階の入り口には人を配すべきだろう。
十二人の怒れる男 -Twelve Angry Men-

十二人の怒れる男 -Twelve Angry Men-

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2020/01/10 (金) ~ 2020/01/20 (月)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2020/01/10 (金) 20:00

古くは1985年の石坂浩二演出、1992年の俳優座から、ULPS(2011年)、劇団チョコレートケーキ(2011年)、オフィスコットーネ(2011年)、えにし(2015年)、東京ジャンクZ(2018年)、ナイスコンプレックス(2018年)、劇中の休憩で休憩をとったもの(2013年)、四方囲みにしたもの(2015年)など二桁回数観ている作品ではあるが、戯曲自体の出来に加えてそれぞれの演出・アレンジの違いもあり、さらによく知っていて先が読めるだけに「来るぞ来るぞ……キターーーっっ!!!」も複数あって何度観ても面白い。
(ちなみに劇中の休憩で実際に休憩をとったものは休憩前後のバランスが悪く、四方囲み客席は見取図を掲示できず(各陪審員にA4サイズの紙で渡した)ともに「やってはいけない演出」だと思う)

常々思っていることの一つに「悪役・憎まれ役が憎たらしいほど物語は盛り上がる」というのがあり、本作はまさしくソレで、根強い有罪派(論理的な4号は除く)の「なんだコイツ!」度の高さたるや。(笑)

また、一昨年の東京ジャンクZ、ナイスコンプレックスの公演同様、元の戯曲にある「議論に入る前の席の交代」を省いたので、陪審員たちが番号通りに並んで座っいるのも終演後に役者名の確認がしやすくて親切。(戯曲では一旦陪審員番号通りに座るものの「この席は風が入って寒い」と言う人がいて、「じゃあ私と代わりましょう」となり、番号がワカりにくくなる)

なお、今まで「ナイゲン」を観ていて「十二人……」を思い出したことはあったが、今回は観ながら「ここがナイゲンのアレの元ネタか?」があり、そういう意味でナイゲンファンがこれを観ても面白い筈。(例えばナイゲンの議長が何度か口にする「あの台詞」は「十二人……」のまんまだし、どさまわりのキャラは「十二人……」の人物2~3人の混合だし、まだ他にもあるし、そういう楽しみもある)

さて、次に本作を観るのはどんな配役、どんな演出になるのか、今から楽しみ。

十二人の怒れる男 -Twelve Angry Men-

十二人の怒れる男 -Twelve Angry Men-

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2020/01/10 (金) ~ 2020/01/20 (月)公演終了

満足度★★★★★

この作品は有名だけれど演劇でも映画も見たことがありませんでした。
内容をしっているのは法廷ものというだけ。2時間弱、濃密で熱い時間の芝居でした。
演者と客席が近いので自分が13人目の陪審員になり会議に参加し意見を述べたくなる臨場感。
年初にいい作品を見させてもらいました。

文化祭スクランブル

文化祭スクランブル

放課後ビアタイム

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2019/12/18 (水) ~ 2019/12/23 (月)公演終了

満足度★★★

思っていた以上にシッカリと物語を作ってきていて、
コメディ色が強いのかと思ったら、意外なほどにドラマ性があり良い意味で裏切られました。
学生時代特有の人間関係もスンナリと受け入れられる感じで、
学校生活という狭い世界だからこそ感じる劣等感や嫉妬なども印象的でした。

そのメインの物語は楽しめましたが、全体として情報量が多い舞台でした。
なんと言うか…悪目立ちしてしまう人の存在や言動が、
本筋とは関係無い場面で多々、渋滞している感じで本当に勿体なかった気がしました。

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