
ボノボたち
株式会社NLT
シアターX(東京都)
2020/10/17 (土) ~ 2020/10/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2020/10/25 (日) 14:00
人間賛歌。男3人組のコンビネーション最高! 優れた海外の作品をどんどん紹介してほしい。

痴人の愛 ~IDIOTS~
metro
ザ・スズナリ(東京都)
2020/10/22 (木) ~ 2020/10/27 (火)公演終了
満足度★★★★
この演目は2度目の観劇。チョイとばかり異様なお話ですが、妙に明るく楽しいステージです。さららさんのコケティッシュで小悪魔的な魅力に参ってしまいます。

『ぬれぎぬ』『ジョシ』『ウィンドミル・ベイビー』
アマヤドリ
シアター風姿花伝(東京都)
2020/10/14 (水) ~ 2020/10/25 (日)公演終了

ミュージカル『ローマの休日』
東宝
帝国劇場(東京都)
2020/10/04 (日) ~ 2020/10/28 (水)公演終了
満足度★★★★★
しばらく席を立てないほど素晴らしかった。タオちゃんの可愛い無邪気な王女様が、1日の自由を満喫した末に、自分の仕事に戻る。この1日は(王女の寝言にもあるように)夢の世界であることが、リアルな映像に縛られないミュージカルだからこそよくわかる。お姫様を助ける騎手(ナイト)の話である。音楽、ダンス、衣装、美術、セット全てを通じて夢を共に体験できた。
そして訪れる別れ、それぞれの責任。王女は声も低くしっかりとなって大人になったことが、くっきりしていた。「ローマの休日」は恋物語だけでなく、王女の成長物語なのだと初めてわかった。大人になるとは夢を断念して責任を引き受けること。ジョーも愛を胸に秘めて自分の生活に戻る。それぞれの立場があるゆえに、思い通りにはいかない大人の恋である。この切なさに、思わず涙がこみ上げた。
ラスト、公開しなかった特種写真がスクリーンに映るところから、目頭がずっと潤んで仕方がなかった。
曲はラストに流れる「ローマの休日」がしみじみといい。もう一つ、ジョーが歌う「変えていくのは自分次第」「笑われても馬鹿にされても夢を持たなきゃ生きていけない、それが人生」と歌う「それが人生」が心に響いた
土屋太鳳、加藤和樹、藤森慎吾の回を観た。

うつくしいこ
COWCOWシネマ
北池袋 新生館シアター(東京都)
2020/10/23 (金) ~ 2020/10/25 (日)公演終了

うつくしいこ
COWCOWシネマ
北池袋 新生館シアター(東京都)
2020/10/23 (金) ~ 2020/10/25 (日)公演終了
満足度★★★★
よね牛さんは、以前よりこの会場の入口付近にあったチラシとかを見ていた印象から、なんとなくもっとゆる~いものを勝手にイメージしていたので、正直なところ今回の公演は意表を突かれました。七篇のむかしばなしの中では「オシラサマ」がお気に入り。当パンのちゃんとした造りにも感心し、帰りに劇中歌のCDを購入。

演氣者塾ショートステージ 10/23
ENGISYA THEATER COMPANY
KISYURYURI THEATER(東京都)
2020/10/23 (金) ~ 2020/10/23 (金)公演終了
満足度★★★★
オンラインではなく録画ビデオでの視聴になりましたが、シンプルな舞台装置、出演者も少人数、技量だけで真剣勝負の緊張感のある1時間半でした。個人的には、神風吹くひとが特に印象に残りました。決して派手さはありませんが、じっくりと舞台を見つめるには、いいテーマのショートストーリー3つでした。
「何もない空間に命の風景を創る」をテーマに活動していると団体の説明にありましたが、まさにその通りでした。

痴人の愛 ~IDIOTS~
metro
ザ・スズナリ(東京都)
2020/10/22 (木) ~ 2020/10/27 (火)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2020/10/23 (金) 19:30
初演も観たが、再演はグレードアップして、見事な舞台だった。
谷崎潤一郎の小説を舞台化したものだが、原作のテキストを活かしつつ巧妙な劇作である。オープニング、痩せた男(影山翔一)が人形劇の舞台を持って登場し、語り手(サヘル・ローズ)の語りで物語は始まる。譲治(若松力)とナオミ(月船さらら)の物語は、最終盤から始まり、人形劇は時間軸に沿って、現実の演技は時間軸を逆上るように構成されている辺りが巧い。ナオミの立場から見た物語、というのも理解できる。初演ではおっかなびっくりに見える演技をしていた月船が、今回は確信を持って演じているように見えたのだが考えすぎだろうか。

私はだれでしょう
こまつ座
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2020/10/09 (金) ~ 2020/10/22 (木)公演終了
割引チケットで観劇。だが私事で終盤のクライマックス前(残り30分程)に退席。それでも「いい芝居を観た」という思いで・・ある意味満足感に浸って会場を後にした。であるので「最後まで観てない」事実も既に忘却、書き始めて思い出した。ネットで拾えるレビューを見ると終幕までにもう一捻りありそうだが(井上ひさしは大衆演劇も書ける文人に違いないが「よっ待ってました」的歓呼を取りに行かない印象)。
作曲宇野誠一郎(故人)、音楽監督後藤浩明とある。風琴工房末期の名作ミュージカル(小劇場版)の音楽が後藤氏で物語の流れに添って琴線に訴える曲を作る。今作では元歌が別にある歌が多く(台本に指定か不明)、宇野氏の編曲と思われるがアレンジとブリッジは現代的で、音楽に乗って物語を旅する芝居である。(聴けなかった終局で河北京子が唱う歌の原曲が「私はだれのものなの(日本語訳)」と言うマレーネ・デートリヒが歌ったらしいのだが見つからず。。)
相変わらず観劇後チェックする役者の方は、新国立研修所修了公演で、主役の下女をコミカルに演じた八幡みゆきが「歌える女優」であると発見し、今後楽しみ。「日の浦姫物語」でも主役同士で競演した浅海ひかると平埜生成が全く違う印象で輪郭くっきりな演技が心地よい。枝元萌をこまつ座で見るのも面白かった。
...「全部見てない」のでまァほぼ参考にならぬレビューだが。

『虔十公園林』 『双子の星』
J-Theater
「劇」小劇場(東京都)
2020/10/17 (土) ~ 2020/10/18 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2020/10/18 (日) 13:00
「虔十公園林」において主人公の虔十は、近くの森林に入っては笑ったりしているので、子どもからも周りの大人からも馬鹿にされ、蔑まれていた。ある時、親に頼んで苗木をたくさん買ってきてもらい、それを田畑の近くの草がたくさん茂っている土地に植え、伸びるのを待つが、やがて病気で亡くなる。この話を朗読と俳優の動きや表情で表現していて、俳優の演技も役柄にはまって、まるでそこに本当に虔十がいるような感覚に陥った。
また、その虔十という知的障害を持った青年後の血の滲むような努力によって、虔十が植えた苗木が本人が亡くなった後に、大きな雑木林の空き地となっており、本人の名を取って公園林としてその林が公的な遊び場として市が認めるようになったと言う事において、障害を持っていようが、そんなのは関係ない、その人のしたい事を極めれば、みんなもそのうち認めてくれるというようなことが伝わってきて、感動したし、何か自分の中で勇気が湧いてきた。

妖花迷宮
ヅカ★ガール
d-倉庫(東京都)
2020/10/22 (木) ~ 2020/10/26 (月)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2020/10/24 (土)
価格3,900円
妖花迷宮 -あやかしはなめいきゅう- 《白の章》、24日20時開演回を拝見。
短編2本の構成で、題材は過去のカフェ公演等で馴染み深いもの。
久方ぶりの大きな舞台での公演のせいか、個人的には、出ハケとか舞台上のヒトの動きがスッキリしたというか、この劇団さんの特色である様式美が更に洗練された印象を強く感じた。
80分(含 途中休憩10分)。

野外劇 NIPPON・CHA!CHA!CHA!
東京芸術祭
池袋西口公園野外劇場 グローバルリング シアター(東京都)
2020/10/18 (日) ~ 2020/10/25 (日)公演終了

「獣の時間」「少年Bが住む家」
名取事務所
小劇場B1(東京都)
2020/10/23 (金) ~ 2020/11/02 (月)公演終了
満足度★★★★★
「少年Bのいる家」罪を犯した息子を持った母親と父親の、言うに言われぬ感情、迷い、鬱屈、煩悶。それが、俳優たちの所作と表情の端々にかんじられて、人ごとでなく前のめりに見てしまった。セリフが意外と少なく、間の多い芝居だし、小さな声で喋る場面に、結構惹きつけられた。
「どうして」という問いの繰り返しから、これは「不幸が私たちのところに来たんだ」という母親、聖書の「ヤコブの相撲」の話をする保護監察官。そうしたところに、救いの可能性が感じられ、見終わって、気持ちが浄化されたようなじんわりした清々しさがあった。
俳優諸氏も自然かつ抑えた演技で、優れたリアリズム演劇だった。特に、問題を抱えながら、それに触れるのを避けて、家族同士がぎこちない前半がリアルだった

(2020年3月から10月に公演延期→オンライン公演に変更)「マザーズ&ガールズ」オンラインプレビュー@YouTube Live配信
Iccoka
YouTube Live配信(東京都)
2020/10/24 (土) ~ 2020/10/25 (日)公演終了

「獣の時間」「少年Bが住む家」
名取事務所
小劇場B1(東京都)
2020/10/23 (金) ~ 2020/11/02 (月)公演終了
満足度★★★★
朝鮮人、浮浪児を見下し虐待する日本人舎監たち(内田竜磨、山口眞司)。しかし院長(山口)の娘(伊藤安那)は、若さゆえの純粋さで、海で自分を助けてくれた院生567号(西山聖了。名前もなく、番号で呼ばれる)に優しく接し、熱心に本を読ませる。特にデミアンの「生まれ出ようとするものは、一つの世界を破壊しなければならない」がの一節を何度も。箸の使い方も教える。
しかも567号の愚鈍さ、いじけた性格は、生き残るための芝居で、実は頭の良い少年だった。心を通わせ始める二人。
しかし、それは長続きせず、567号は生き地獄のような孤児院に連れ戻される。
母親(清水直子)が壁面に合間合間にくくりつけて増やすノイバラは、人間性を取り戻す576番を象徴するのかと思うと、全く違う意味がクライマックスで明らかになる。
デミアンの一節が、567号=カン・テスの決断を象徴する言葉になる。
日帝時代にあった、脱走困難な孤島の孤児院「仙甘学院」をモチーフに、日本の朝鮮支配の罪を告発する舞台。二人の男同士の蔑みと反抗、支配と服従の逆転も描き、小品ながら濃密な作品。
舞台中央に開けた矩形の穴が、学院への抜け穴になったり、棺になったり。この作品がどこか違う世界とつながっているような、あるいは地底の底に降りていくような、垂直方向の世界観を視覚化してくれた。

糸井版 摂州合邦辻
木ノ下歌舞伎
あうるすぽっと(東京都)
2020/10/22 (木) ~ 2020/10/26 (月)公演終了

フレ フレ Ostrich!! Hayupang Die-Bow-Ken!
APAF-アジア舞台芸術人材育成部門
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2020/10/22 (木) ~ 2020/10/25 (日)公演終了

獣道一直線!!!
パルコ・プロデュース
PARCO劇場(東京都)
2020/10/06 (火) ~ 2020/11/01 (日)公演終了
満足度★★★★
木嶋佳苗の連続殺人事件にインスパイヤ―されたピンクでブラックなコメディ。「パワハラ女」の登場場面から、スカートの下をさらけ出す最後まで、池谷のぶえのつきぬけた役作りと体当たり演技が出色だった。古田新太もよかったが、少々お疲れ気味? 科白を噛んでいたのがご愛敬だった。
苗田松子(池谷)が、夫の中薮(池田成志)の家で、出所してきた古田とふける「愛欲の日々」がきわどいけれど、笑えた。プロローグの「不要不急の俳優なんてお荷物」ソングや、古田と池田のフェイスガードでベッドインとか、コロナを逆手に取ったギャグも、コロナを笑いに変えるしたたかさが良かった。
池谷と美月ちゃんの早変わり、いれかわりの二人一役の「毒女・苗田松子」も笑えたし、演劇的仕掛けで、「悪い女」の可愛さ、危なさが多面的に感じられた。
とにかく難しいことを考えず、毒と下ネタとコントに気楽に笑えた2時間半であった(休憩込み)
舞台上のカメラを使った演出=絵が、スクリーンに拡大されて出る。も、俳優を大きくみられるからうれしかった。ケラなど、生の舞台で映像を使う作家、演出家が増えてきているのは、いいことだ。生の舞台で映像を使う事には躊躇もあるが、遠慮せずに、色んな使い方印チャレンジしてほしい。野田秀樹作「真夏の世の夢」の、プルカレーテ演出も映像を、出演者の映像をふんだんかつ巧みに使って印象深かった。

ののじにさすってごらん
やしゃご
こまばアゴラ劇場(東京都)
2020/10/22 (木) ~ 2020/11/01 (日)公演終了
満足度★★★★
厳しい現実・状況のドロドロしたものを徹底的に見せつけるでなく、観る者に正答を委ねる二歩引いた作りは、前作同様すっきり晴れた空の青さを感じさせる。
正直なところ、応援している井上みなみさん、岡野康弘(Mrs.fictions)さん、工藤さやさんのもっとはっちゃけた演技を観たかった。

うつくしいこ
COWCOWシネマ
北池袋 新生館シアター(東京都)
2020/10/23 (金) ~ 2020/10/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
オムニバス形式で7つの昔話が上演された。パンデミック・Covid-19に揺れるというより、無能極まるこの「国」の政治勢力に翻弄される人々の不安を何とかしようと、アマビエとカナシが案内役を勤める。